JP2005165386A - 設備機器の遠隔監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明の課題は、多忙な遠隔監視システム253の管理者が過度な負担を強いられることなく遠隔サーバ140の状態確認や遠隔監視システム253のシステム解析を行うことができる設備機器の遠隔監視システム253を提供することにある。
【解決手段】 設備機器の遠隔監視システム253は、設備機器111,112、機器管理装置120、遠隔サーバ140および情報端末160を備える。機器管理装置120は、通知情報を送信する。遠隔サーバ140は、設備機器111,112の遠方に設けられる。そして、この遠隔サーバ140は、処理部142および第1記憶部144を有する。処理部142は、通知情報に対して処理を行う。第1記憶部144は、処理に関する情報を記憶する。情報端末160は、処理に関する情報を出力する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、設備機器の運転状態を遠方において監視することが可能な設備機器の遠隔監視システムに関する。
近年、設備機器の運転状態を遠方において監視することが可能な遠隔監視システムが構築されている(例えば、特許文献1参照)。図1には、そのような設備機器の遠隔監視システムの一例を示す。この遠隔監視システム153は、主に、エアコン11およびショーケース12の設備機器、コントローラ20、遠隔サーバ40,第1情報端末53a,53b、第2情報端末31、FAXマシーン32および公衆電話回線70から構成される。なお、エアコン11、ショーケース12およびコントローラ20は、店舗100に設置される。また、遠隔サーバ40および第1情報端末53a,53bは、情報管理センター120に配置される。さらに、第2情報端末31およびFAXマシーン32は、サービスステーション(以下、SSと略する)110に設置される。
ところで、このような遠隔監視システム153において、コントローラ20は、常に受信部21でエアコン11およびショーケース12から種々の情報を受信し、それらの情報を記憶部22に一時的に蓄積する。そして、送信部は、それらの情報を定期情報として定期的に(例えば、1日1回)遠隔サーバ40に送信している。また、それとほぼ同時に、異常判定部23が、それらの運転状態に異常が発生していないか、あるいは異常の兆候が見られないかなどを確認する。ここで例えば、エアコン11およびショーケース12の少なくとも一方に異常や異常の兆候などが発生すると、エアコン11またはショーケース12は、その異常や異常の兆候に対応する情報をコントローラ20に送信する。すると、コントローラ20は異常判定部23においてその設備機器11,12が異常であると判定する。そして、コントローラ20は、直ちに所定の異常情報を含む異常通知情報を送信部24により遠隔サーバ40へと送信する。
遠隔サーバ40は、図2に示すように、中央処理演算装置42、メインメモリ43、ハードディスク44、モデム47よびネットワークコントローラ48を備える。なお、中央処理演算装置42、メインメモリ43、モデム47およびネットワークコントローラ48は、バス線49を介して通信接続される。また、ハードディスク44は、IDEインターフェイスを介してバス線49に接続される。さらに、ディスプレイ141、マウス142およびキーボード143などの外部機器もバス線49に接続される。なお、モデム47は公衆電話回線70を介してコントローラ20に通信接続される。また、ネットワークコントローラ48は、LANケーブルなどを介して情報端末53a,53bに通信接続される。
ところで、このハードディスク44には、プログラム46およびデータベース45が保持される。メインメモリ43は必要に応じてプログラム46に記述される複数の命令のうち一部の命令を一時記憶し、中央処理演算装置42はそのメインメモリ43に記憶される命令に従って様々な処理を行う。なお、この様々な処理の中には、店舗100に設置されるコントローラ20から送信されてくる設備機器11,12の定期情報や異常情報を含む異常通知情報などに対する処理などがある。例えば、遠隔サーバ40が異常通知情報を受信すると、その遠隔サーバ40は、公衆電話回線70を介して第2情報端末31およびFAXマシーン32へ電子メールおよびPCFAX(コンピュータから直接行うFAX)をそれぞれ送信し、サービスエンジニア91の店舗100への出動を促すと同時に、第1情報端末53a,53bに異常情報を表示し、その第1情報端末担当のオペレータに対して、該当するSS110への電話確認などを促す。
ところで、この遠隔サーバ40は、上記のような自己が行った処理の履歴情報を蓄積する機能を有している。このため、遠隔監視システム153の管理者などは、遠隔サーバ40のディスプレイ141上でその処理の履歴情報を参照することによって遠隔サーバ40が正常に動作しているのか否かを判断したり遠隔監視システム153全体のシステム解析などを行ったりすることができる。
特願2003−142210
ところが、このような遠隔監視システム153では、管理者は遠隔サーバ40に付属するディスプレイでしかその履歴情報を閲覧することしかできず、遠隔サーバ40の状態確認や遠隔監視システム153のシステム解析を行おうとするたびに遠隔サーバ40に赴く必要があった。これは、多忙な遠隔監視システム153の管理者にとって非常に重い負担であった。
本発明の課題は、多忙な遠隔監視システムの管理者が過度な負担を強いられることなく遠隔サーバの状態確認や遠隔監視システムのシステム解析を行うことができる設備機器の遠隔監視システムを提供することにある。
請求項1に記載の設備機器の遠隔監視システムは、設備機器、機器管理装置、遠隔サーバおよび情報端末を備える。機器管理装置は、通知情報を送信する。なお、この通知情報には、少なくとも設備機器に関する情報が含まれる。また、ここにいう「設備機器に関する情報」とは、例えば、設備機器の運転状態情報などである。さらに、ここにいう「通知情報」には、機器管理装置のID番号などが含まれる場合があり得る。遠隔サーバは、設備機器の遠方に設けられる。そして、この遠隔サーバは、処理部および第1記憶部を有する。処理部は、通知情報に対して処理を行う。なお、ここにいう「処理」には、通知情報に起因して行われる処理(FAX送信処理および電子メール送信処理など)が含まれる。第1記憶部は、処理に関する情報を記憶する。なお、ここにいう「処理に関する情報」とは、例えば、処理の実行開始時刻情報、処理の実行終了時刻情報、処理時間情報、処理の状態情報(例えば、開始、正常終了および異常終了など)、処理の種別情報、処理の対象を特定する情報(発報IDおよび機器管理装置のID番号など)およびその他の補足情報などである。情報端末は、処理に関する情報を出力する。なお、この情報端末は、遠隔サーバと同じ屋内にあって社内LANによって接続されていてもよいし、遠隔サーバの遠方にあってインターネット回線や専用回線などを介して接続されていてもよい。また、ここにいう「出力」とは、ディスプレイへの表示やプリンタへの印刷などである。
ここでは、遠隔サーバにおいて、処理部が、通知情報に対して処理を行う。続いて、第1記憶部が、その処理に関する情報を記憶する。そして、情報端末が、処理に関する情報を出力する。このため、遠隔監視システムの管理者がこの情報端末を所望の場所に設置すれば、その管理者は、わざわざ遠隔サーバのもとへ赴く必要がなくなる。したがって、本設備機器の遠隔監視システムでは、多忙な遠隔監視システムの管理者が過度な負担を強いられることなく遠隔サーバの状態確認や遠隔監視システムのシステム解析を行うことができる。
請求項2に記載の設備機器の遠隔監視システムは、請求項1に記載の設備機器の遠隔監視システムであって、通知情報は、機器管理装置を特定する特定情報を含む。
ここでは、遠隔監視システムの管理者は、機器管理装置が複数台ある場合であっても遠隔サーバの処理部が行った処理がどの機器管理装置から送信された情報に対してなされたものであるかを特定することができる。
請求項3に記載の設備機器の遠隔監視システムは、請求項1または2に記載の設備機器の遠隔監視システムであって、第1記憶部は、記憶時刻情報をさらに記憶する。なお、ここにいう「記憶時刻情報」とは、処理に関する情報を記憶した時刻を示す情報をいう。そして、情報端末は、処理に関する情報に加え、記憶時刻情報をも出力する。
ここでは、遠隔監視システムの管理者は、より詳細に遠隔サーバの状態確認を行うことができる。
請求項4に記載の設備機器の遠隔監視システムは、請求項1から3のいずれかに記載の設備機器の遠隔監視システムであって、第1記憶部は、処理に関する情報を一時記憶する。
ここでは、情報端末において遠隔サーバの状態などをリアルタイム監視すれば、遠隔サーバに大容量の記憶装置を搭載せずに済む。このため、遠隔サーバにかかるコストを削減することができる。
請求項5に記載の設備機器の遠隔監視システムは、請求項4に記載の設備機器の遠隔監視システムであって、情報端末は、第2記憶部を有する。第2記憶部は、処理に関する情報を蓄積する。この遠隔監視システムでは、例えば、第1記憶部には揮発性メモリや容量が小さい不揮発性メモリなどを採用し、第2記憶部はハードディスクのような大容量記憶媒体などを採用することが考えられる。しかし、第1記憶部が第2記憶部と同様に大容量記憶媒体であっても本発明の本質は損なわれない。ただ、前者の場合であれば、遠隔サーバの構築費用を低減することができるというメリットがある。
ここでは、第2記憶部に処理に関する情報が蓄積される。このため、遠隔監視システムの管理者は、古い履歴情報を閲覧する場合、遠隔サーバにアクセスする手間を省くことができる。
請求項6に記載の設備機器の遠隔監視システムは、請求項1から5のいずれかに記載の設備機器の遠隔監視システムであって、情報端末は、検索手段を有する。検索手段では、処理に関する情報の中から特定の処理に関する情報を検索することができる。
ここでは、遠隔監視システムの管理者は、簡便に所望の履歴情報を探し出すことができる。
請求項7に記載の設備機器の遠隔監視システムは、請求項1から6のいずれかに記載の設備機器の遠隔監視システムであって、処理は、通知情報から一部の情報を取得する取得処理である。
ここでは、遠隔監視システムの管理者は、例えば、処理部が通知情報から機器管理装置のID番号情報などを取得した処理の履歴情報を閲覧することができる。このため、遠隔監視システムの管理者は、より詳細に遠隔サーバの状態確認や遠隔監視システムのシステム解析などを行うことができる。
請求項8に記載の設備機器の遠隔監視システムは、請求項1から6のいずれかに記載の設備機器の遠隔監視システムであって、処理は、通知情報に起因して行われる処理である。
ここでは、遠隔監視システムの管理者は、例えば、処理部が通知情報に起因しておこった電子メールの送信処理などの履歴情報を閲覧することができる。このため、遠隔監視システムの管理者は、より詳細に遠隔サーバの状態確認や遠隔監視システムのシステム解析などを行うことができる。
請求項9に記載の設備機器の遠隔監視システムは、請求項8に記載の設備機器の遠隔監視システムであって、通知情報に起因して行われる処理は、電子メールまたはFAXの送信処理である。
ここでは、遠隔監視システムの管理者は、電子メールやFAXなどが適切なタイミングで送信されているかなどを確認することができる。
請求項10に記載の設備機器の遠隔監視システムは、請求項1から9のいずれかに記載の設備機器の遠隔監視システムであって、処理に関する情報は、少なくとも処理実行時刻情報および処理内容情報を含む。なお、ここにいう「処理実行時刻情報」とは、処理の実行時刻を示す情報であり、処理の開始時刻情報であってもよいし処理の終了時刻情報であってもよい。また、ここにいう「処理内容情報」とは、処理の内容を示す情報である。
ここでは、遠隔監視システムの管理者は、少なくとも処理の実行時刻情報および処理の内容情報を閲覧することができる。このため、遠隔監視システムの管理者は、正確に履歴情報の時間的経緯やその内容を確認することができる。
請求項1に係る設備機器の遠隔監視システムでは、遠隔監視システムの管理者がこの情報端末を所望の場所に設置すれば、その管理者は、わざわざ遠隔サーバのもとへ赴く必要がなくなる。したがって、多忙な遠隔監視システムの管理者が過度な負担を強いられることなく遠隔サーバの状態確認や遠隔監視システムのシステム解析を行うことができる。
請求項2に係る設備機器の遠隔監視システムでは、機器管理装置が複数台ある場合であっても遠隔サーバの処理部が行った処理がどの機器管理装置から送信された情報に対してなされたものであるかを特定することができる。
請求項3に係る設備機器の遠隔監視システムでは、遠隔監視システムの管理者は、より詳細に遠隔サーバの状態確認を行うことができる。
請求項4に係る設備機器の遠隔監視システムでは、遠隔サーバにかかるコストを削減することができる。
請求項5に係る設備機器の遠隔監視システムでは、遠隔監視システムの管理者は、古い履歴情報を閲覧する場合、遠隔サーバにアクセスする手間を省くことができる。
請求項6に係る設備機器の遠隔監視システムでは、遠隔監視システムの管理者は、簡便に所望の履歴情報を探し出すことができる。
請求項7に係る設備機器の遠隔監視システムでは、遠隔監視システムの管理者は、例えば、処理部が通知情報から機器管理装置のID番号情報などを取得した処理の履歴情報を閲覧することができる。このため、より詳細に遠隔サーバの状態確認や遠隔監視システムのシステム解析などを行うことができる。
請求項8に係る設備機器の遠隔監視システムでは、遠隔監視システムの管理者は、例えば、処理部が通知情報に起因しておこった電子メールの送信処理などの履歴情報を閲覧することができる。このため、より詳細に遠隔サーバの状態確認や遠隔監視システムのシステム解析などを行うことができる。
請求項9に係る設備機器の遠隔監視システムでは、遠隔監視システムの管理者は、電子メールやFAXなどが適切なタイミングで送信されているかなどを確認することができる。
請求項10に係る設備機器の遠隔監視システムでは、遠隔監視システムの管理者は、少なくとも処理の実行時刻情報および処理の内容情報を閲覧することができる。このため、正確に履歴情報の時間的経緯やその内容を確認することができる。
本発明の実施の形態では、設備機器の遠隔監視システムについて説明する。
[遠隔監視システムの構成]
図3には、本発明に係る設備機器の遠隔監視システムを示す。この遠隔監視システム253は、主に、エアコン111およびショーケース112の設備機器、コントローラ120、遠隔サーバ140,第1情報端末153a,153b、第2情報端末131、管理者専用端末160、FAXマシーン132および公衆電話回線170から構成される。なお、エアコン111、ショーケース112およびコントローラ120は、店舗200に設置される。また、遠隔サーバ140、第1情報端末153a,153bおよび管理者専用端末160は、情報管理センター220に配置される。さらに、第2情報端末131およびFAXマシーン132は、サービスステーション(以下、SSと略する)210に設置される。
[遠隔監視システムの構成要素]
(1)設備機器
本遠隔監視システム253に接続される設備機器は、エアコン111およびショーケース112である。エアコン111は、冷暖房機能、除加湿機能あるいは空気清浄機能などにより店舗200内の空気調和を行う。一方、ショーケース112は、店舗200に搬入される食品や飲料などの商品を、冷凍または冷蔵保存しながら陳列するために用いられる。
(2)コントローラ
コントローラ120は、受信部121、記憶部122、異常判定部123および送信部124を備えている。受信部121は、エアコン111およびショーケース112に通信接続され、それらの設備機器111,112から種々の情報を受信する。記憶部122は、受信部121で受信された情報を一時的に蓄積する。なお、ここにいう「一時的」とは、記憶部122の記憶容量がそれほど大きくなく、せいぜい1週間分程度の情報しか蓄積することができないという事実に基づく。つまり、およそ1週間が経過すると古い情報が新しい情報に上書きされるというサイクルを繰り返すということである。送信部124は、記憶部122に記憶される情報を定期情報として1日おきに遠隔サーバ140に送信する。また、それとほぼ同時に、異常判定部123は、記憶部122に記憶される情報に基づいて設備機器111,112の運転状態に異常や異常の兆候が発生していないかを確認する。ここで例えば、エアコン111およびショーケース112の少なくとも一方に異常や異常の兆候などが発生すると、エアコン111またはショーケース112は、その異常やその異常の兆候に対応する情報をコントローラ120に送信する。すると、コントローラ120は記憶部122にその情報を記憶し、異常判定部123が、記憶部122にその異常や異常の兆候に対応する情報が存在することを認知し、その設備機器111,112が異常であると判定する。そして、コントローラ120は、直ちに所定の異常情報を含む異常通知情報を送信部124により遠隔サーバ140へと送信する。
(3)遠隔サーバ
遠隔サーバ140は、図4に示すように、中央処理演算装置142、メインメモリ143、ハードディスク144、モデム147およびネットワークコントローラ148を備える。なお、中央処理演算装置142、メインメモリ143、モデム147およびネットワークコントローラ148は、バス線149を介して通信接続される。また、ハードディスク144は、IDEインターフェイスを介してバス線149に接続される。さらに、ディスプレイ241、マウス242およびキーボード243などの外部接続機器もバス線149に接続される。なお、このハードディスク144には、プログラム146およびデータベース145が保持される。
プログラム146には、中央処理演算装置142に様々な処理を行わせるための命令群が記述されている。この命令群の中には、例えば、中央処理演算装置142に対してモデム147により定期情報や異常通知情報などを受信処理させるための受信処理命令、中央処理演算装置142に対して受信した定期情報および異常通知情報の一部の情報を取得させるための情報取得処理命令、中央処理演算装置142に対して取得した定期情報および異常通知情報の一部の情報を所定の形式に従ってデータベース145に登録させるための登録処理命令、中央処理演算装置142に対して受信した異常通知情報を所定の書式に変換させて電子メールを作成させるための電子メール作成処理命令、中央処理演算装置142に対してその電子メールをSS210の第2情報端末131へ送信処理させるための電子メール送信処理命令、中央処理演算装置142に対して受信した異常通知情報を所定の書式に変換させてPCFAX用ファイルを作成させるためのPCFAX作成処理命令、および中央処理演算装置142に対してそのPCFAX用ファイルをSS210の第2情報端末131へ送信処理させるためのPCFAX送信処理命令、中央処理演算装置142に対して上記処理命令により実際に実行した処理に関する情報をデータベース145に登録させるための処理関連情報登録処理命令、および登録処理がされた時刻を登録する登録時刻登録処理命令などがある。なお、このプログラム146には、他の処理命令も多数記述されるが、それらについては適宜、後述する。
メインメモリ143は必要に応じてプログラム146に記述される複数の命令のうち一部の命令をハードディスク144から読み出して一時記憶し、中央処理演算装置142はそのメインメモリ143に記憶される命令に従って処理を行う。
(4)第1情報端末
第1情報端末153a,153bは、遠隔サーバ140とほぼ同様、図4に示されるような構成を取っている(ただし、モデムおよびデータベースはなく、プログラムの内容は遠隔サーバ140のそれとは根本的に異なる。)。この第1情報端末153a,153bは、遠隔サーバ140が異常通知情報を受信すると、そのディスプレイに異常情報を表示し、担当のオペレータに店舗200の設備機器111,112に異常あるいは異常の兆候が発生していることを知らせる。ちなみに、このオペレータは、第1情報端末153a,153bにより設備機器111,112に異常あるいは異常の兆候が発生していることを知らされた場合、SS210に電話をかけ、電子メールやPCFAXが受信されているか、サービスエンジニア191が既に出動しているかなどを確認する。
(5)管理者専用端末
管理者専用端末160は、遠隔サーバ140とほぼ同様、図4に示されるような構成を取っている(ただし、モデムおよびデータベースはなく、プログラムの内容は遠隔サーバ140のそれとは根本的に異なる。)。この管理者専用端末160は、遠隔サーバ140のデータベース145に蓄積される情報を閲覧することが可能なブラウザを有しており、そのディスプレイにその情報を映し出すことができる。なお、この管理者専用端末160には、後述する処理履歴情報検索機能が付与されている。
(6)第2情報端末
第2情報端末131は、遠隔サーバ140とほぼ同様、図4に示されるような構成を取っている(ただし、ネットワークコントローラ148およびデータベースはなく、プログラムの内容は遠隔サーバ140のそれとは根本的に異なる。)。この第2情報端末131は、遠隔サーバ140から公衆電話回線170を介して送信されてくる電子メールをモデムにより受信する。
(7)FAXマシーン
FAXマシーン132は、遠隔サーバ140から公衆電話回線170を介して送信されてくるPCFAX信号を受信し、用紙にそのPCFAX信号の内容を出力する。
[遠隔監視システムの接続形態]
エアコン111およびショーケース112の設備機器は、コントローラ120に接続される。コントローラ120は、公衆電話回線170を介して遠隔サーバ140に接続される。遠隔サーバ140は、社内LANなどを介して第1情報端末153a,153bおよび管理者専用端末160に接続される。また、この遠隔サーバ140は、公衆電話回線170を介してSS210の第2情報端末131およびFAXマシーン132に接続される。
[定期情報または異常通知情報の受信時に行われる処理の流れ]
図5および図6には、定期情報または異常通知情報の受信時に行われる処理の流れを表すフローチャートを示す。
図5および図6において、ステップS11では、中央処理演算装置142が、メインメモリ143に一時記憶される受信処理命令を受けて定期情報あるいは異常通知情報を受信する。ステップS12では、中央処理演算装置142が、メインメモリ143に一時記憶されるID番号付与処理命令を受けて定期情報あるいは異常通知情報にID番号を付与する。ステップS13では、中央処理演算装置142が、メインメモリ143に一時記憶される処理関連情報登録処理命令を受けてID番号をデータベース(以下、DBと略する)145の第1テーブルT1に登録する。ステップS14では、中央処理演算装置142が、メインメモリ143に一時記憶される処理関連情報登録処理命令を受けて現時刻情報を処理開始時刻情報としてDB145の第1テーブルT1に登録する。ステップS15では、中央処理演算装置142が、メインメモリ143に一時記憶される情報取得処理命令を受けて定期情報あるいは異常通知情報からコントローラID(異常通知情報の場合は、異常IDも)を取得する処理を開始する。ステップS16では、中央処理演算装置142が、メインメモリ143に一時記憶されるエラー確認処理命令を受けてコントローラIDの取得処理中にエラーが発生したかを確認する。ステップS16の確認の結果、中央処理演算装置142がエラーの発生を確認しなかった場合は、ステップS17に移る。ステップS16の確認の結果、中央処理演算装置142がエラーの発生を確認した場合は、ステップS26に移る。ステップS17では、中央処理演算装置142がコントローラIDを取得する処理を完了する。ステップS18では、中央処理演算装置142が、メインメモリ143に一時記憶される処理関連情報登録処理命令を受けてDB145の第1テーブルT1の状態の項目に「開始」の文字列情報を登録する。ステップS19では、中央処理演算装置142が、メインメモリ143に一時記憶される電子メール送信要否確認処理命令を受けて第1情報端末153a,153bに電子メールを送信する必要があるかを判定する。ステップS19の判定の結果、中央処理演算装置142が電子メールの送信を要すると判定した場合は、ステップS20に移る。ステップS19の確認の結果、中央処理演算装置142が電子メールの送信を要しないと判定した場合は、ステップS23に移る。ステップS20では、中央処理演算装置142が、メインメモリ143に一時記憶される処理関連情報登録処理命令を受けてDB145の第1テーブルT1に電子メールの題名を登録する。ステップS21では、中央処理演算装置142が、メインメモリ143に一時記憶される処理関連情報登録処理命令を受けてDB145の第1テーブルT1に電子メールの本文を登録する。ステップS22では、中央処理演算装置142が、メインメモリ143に一時記憶される処理関連情報登録処理命令を受けてDB145の第1テーブルT1の状態の項目に「情報」の文字列情報を登録する。ステップS23では、中央処理演算装置142が、メインメモリ143に一時記憶される処理異常発生確認命令を受けてステップS17からステップS22までの処理中に異常が発生したかを確認する。ステップS16の確認の結果、中央処理演算装置142が異常の発生を確認しなかった場合は、ステップS24に移る。ステップS23の確認の結果、中央処理演算装置142が異常の発生を確認した場合は、ステップS29に移る。ステップS24では、中央処理演算装置142が、メインメモリ143に一時記憶される処理関連情報登録処理命令を受けてDB145の第1テーブルT1の状態の項目に「正常終了」の文字列情報を登録する。ステップS26では、中央処理演算装置142が、メインメモリ143に一時記憶される処理関連情報登録処理命令を受けてDB145の第1テーブルT1に異常メッセージを登録する。ステップS27では、中央処理演算装置142が、メインメモリ143に一時記憶される処理関連情報登録処理命令を受けてDB145の第1テーブルT1に定期情報あるいは異常通知情報ファイルのファイル名を登録する。ステップS28では、中央処理演算装置142が、メインメモリ143に一時記憶される処理関連情報登録処理命令を受けてDB145の第1テーブルT1の状態の項目に「正常終了」の文字列情報を登録する。ステップS29では、中央処理演算装置142が、メインメモリ143に一時記憶される処理関連情報登録処理命令を受けてDB145の第1テーブルT1に異常メッセージを登録する。ステップS30では、中央処理演算装置142が、メインメモリ143に一時記憶される処理関連情報登録処理命令を受けてDB145の第1テーブルT1の状態の項目に「異常終了」の文字列情報を登録する。ステップS25では、中央処理演算装置142が、メインメモリ143に一時記憶される応答処理命令を受けてコントローラ120へ定期情報あるいは異常通知情報の処理が終了したと応答する。
なお、上記の処理の流れにおいて、処理関連情報登録処理命令の実行直後には、登録時刻登録処理命令が実行され、それぞれの登録処理に対してその登録時刻がDBの第1テーブルT1に登録される。
[定期情報の処理の流れ]
図7には、定期情報の処理の流れを表すフローチャートを示す。
図7において、ステップS41では、中央処理演算装置142が、メインメモリ143に一時記憶されるID番号情報確認処理命令を受けて定期情報に付されたID番号情報を確認する。ステップS42では、中央処理演算装置142が、メインメモリ143に一時記憶される処理関連情報登録処理命令を受けてDB145の第2テーブルT2にそのID番号情報を登録する。ステップS43では、中央処理演算装置142が、メインメモリ143に一時記憶されるコピー処理命令を受けてそのID番号情報に対応する処理開始時刻情報およびコントローラID情報をDB145の第1テーブルT1から第2テーブルT2にコピー処理する。ステップS44では、中央処理演算装置142が、メインメモリ143に一時記憶される処理関連情報登録処理命令を受けて現時刻情報を定期情報処理開始時刻情報としてDB145の第2テーブルT2に登録する。ステップS45では、中央処理演算装置142が、メインメモリ143に一時記憶される処理関連情報登録処理命令を受けてDB145の第2テーブルT2の種別の項目に「定期情報処理」の文字列情報を登録する。ステップS46では、中央処理演算装置142が、メインメモリ143に一時記憶される処理関連情報登録処理命令を受けてDB145の第2テーブルT2の状態の項目に「開始」の文字列情報を登録する。ステップS47では、中央処理演算装置142が、メインメモリ143に一時記憶される電子メール送信要否確認処理命令を受けて第1情報端末153a,153bに電子メールを送信する必要があるかを判定する。ステップS47の判定の結果、中央処理演算装置142が電子メールの送信を要すると判定した場合は、ステップS48に移る。ステップS47の確認の結果、中央処理演算装置142が電子メールの送信を要しないと判定した場合は、ステップS51に移る。ステップS48では、中央処理演算装置142が、メインメモリ143に一時記憶される処理関連情報登録処理命令を受けてDB145の第2テーブルT2に電子メールの題名を登録する。ステップS49では、中央処理演算装置142が、メインメモリ143に一時記憶される処理関連情報登録処理命令を受けてDB145の第2テーブルT2に電子メールの本文を登録する。ステップS50では、中央処理演算装置142が、メインメモリ143に一時記憶される処理関連情報登録処理命令を受けてDB145の第2テーブルT2の状態の項目に「情報」の文字列情報を登録する。ステップS51では、中央処理演算装置142が、メインメモリ143に一時記憶される処理異常発生確認処理命令を受けてステップS41からステップS50までの処理中に異常が発生したかを確認する。ステップS51の確認の結果、中央処理演算装置142が異常の発生を確認しなかった場合は、ステップS52に移る。ステップS51の確認の結果、中央処理演算装置142が異常の発生を確認した場合は、ステップS53に移る。ステップS52では、中央処理演算装置142が、メインメモリ143に一時記憶される処理関連情報登録処理命令を受けてDB145の第2テーブルT2の状態の項目に「正常終了」の文字列情報を登録する。ステップS53では、中央処理演算装置142が、メインメモリ143に一時記憶される処理関連情報登録処理命令を受けてDB145の第2テーブルT2に異常メッセージを登録する。ステップS54では、中央処理演算装置142が、メインメモリ143に一時記憶される処理関連情報登録処理命令を受けてDB145の第2テーブルT2の状態の項目に「異常終了」の文字列情報を登録する。
なお、上記の処理の流れにおいて、処理関連情報登録処理命令の実行直後には、登録時刻登録処理命令が実行され、それぞれの登録処理に対してその登録時刻がDBの第2テーブルT2に登録される。
[異常通知情報の処理の流れ]
図8および図9には、異常通知情報の処理の流れを表すフローチャートを示す。
図8および図9において、ステップS61では、中央処理演算装置142が、メインメモリ143に一時記憶されるID番号情報確認処理命令を受けて異常通知情報に付されたID番号情報を確認する。ステップS62では、中央処理演算装置142が、メインメモリ143に一時記憶される処理関連情報登録処理命令を受けてDB145の第3テーブルT3にそのID番号情報を登録する。ステップS63では、中央処理演算装置142が、メインメモリ143に一時記憶されるコピー処理命令を受けてそのID番号情報に対応する処理開始時刻情報、コントローラID情報および異常ID情報をDB145の第1テーブルT1から第3テーブルT3にコピー処理する。ステップS64では、中央処理演算装置142が、メインメモリ143に一時記憶される処理関連情報登録処理命令を受けて現時刻情報を定期情報処理開始時刻情報としてDB145の第3テーブルT3に登録する。ステップS65では、中央処理演算装置142が、メインメモリ143に一時記憶される処理関連情報登録処理命令を受けてDB145の第3テーブルT3の種別の項目に「電子メール送信」の文字列情報を登録する。なお、この電子メール送信は、SS210に対してなされるものである。ステップS66では、中央処理演算装置142が、メインメモリ143に一時記憶される処理関連情報登録処理命令を受けてDB145の第3テーブルT3の状態の項目に「開始」の文字列情報を登録する。ステップS67では、中央処理演算装置142が、メインメモリ143に一時記憶される処理関連情報登録処理命令を受けてDB145の第3テーブルT3の種別の項目に「FAX送信」の文字列情報を登録する。なお、このFAX送信は、SS210に対してなされるものである。ステップS68では、中央処理演算装置142が、メインメモリ143に一時記憶される処理関連情報登録処理命令を受けてDB145の第3テーブルT3の状態の項目に「開始」の文字列情報を登録する。ステップS69では、中央処理演算装置142が、メインメモリ143に一時記憶される電子メール送信要否確認処理命令を受けて第1情報端末153a,153bに電子メールを送信する必要があるかを判定する。ステップS69の判定の結果、中央処理演算装置142が電子メールの送信を要すると判定した場合は、ステップS70に移る。ステップS69の確認の結果、中央処理演算装置142が電子メールの送信を要しないと判定した場合は、ステップS73に移る。ステップS70では、中央処理演算装置142が、メインメモリ143に一時記憶される処理関連情報登録処理命令を受けてDB145の第3テーブルT3に電子メールの題名を登録する。ステップS71では、中央処理演算装置142が、メインメモリ143に一時記憶される処理関連情報登録処理命令を受けてDB145の第3テーブルT3に電子メールの本文を登録する。ステップS72では、中央処理演算装置142が、メインメモリ143に一時記憶される処理関連情報登録処理命令を受けてDB145の第3テーブルT3の状態の項目に「情報」の文字列情報を登録する。ステップS73では、中央処理演算装置142が、メインメモリ143に一時記憶される処理異常発生確認処理命令を受けてステップS61からステップS72までの処理中に異常が発生したかを確認する。ステップS73の確認の結果、中央処理演算装置142が異常の発生を確認しなかった場合は、ステップS74に移る。ステップS73の確認の結果、中央処理演算装置142が異常の発生を確認した場合は、ステップS75に移る。ステップS74では、中央処理演算装置142が、メインメモリ143に一時記憶される処理関連情報登録処理命令を受けてDB145の第3テーブルT3の状態の項目に「正常終了」の文字列情報を登録する。ステップS75では、中央処理演算装置142が、メインメモリ143に一時記憶される処理関連情報登録処理命令を受けてDB145の第3テーブルT3に異常メッセージを登録する。ステップS76では、中央処理演算装置142が、メインメモリ143に一時記憶される処理関連情報登録処理命令を受けてDB145の第3テーブルT3の状態の項目に「異常終了」の文字列情報を登録する。
なお、上記の処理の流れにおいて、処理関連情報登録処理命令の実行直後には、登録時刻登録処理命令が実行され、それぞれの登録処理に対してその登録時刻がDBの第3テーブルT3に登録される。
[処理履歴情報検索機能]
上述したように、管理者専用端末160には、処理履歴情報検索機能が設けられている。
以下、この処理履歴情報検索機能について図10、図11、図12、図13、図14および図15を用いて説明する。
図10には、処理履歴情報検索機能における画面遷移の説明図を示す。図10に示すように、この処理履歴情報検索機能では、主に、マスター情報画面、処理履歴情報検索画面、登録履歴情報検索画面、送信履歴情報検索画面および処理情報詳細画面の画面が利用される。
マスター情報画面には、図11に示すような処理履歴情報検索コマンドボタン、登録履歴情報検索コマンドボタンおよび送信履歴情報検索コマンドボタンが設けられる。処理履歴情報検索コマンドボタンは、クリックされると処理履歴情報検索画面(図12)を表示する。また、登録履歴情報検索コマンドボタンは、クリックされると登録履歴情報検索画面(図13)を表示する。そして、送信履歴情報検索コマンドボタンは、クリックされると送信履歴情報検索画面(図14)を表示する。
処理履歴情報検索画面、登録履歴情報検索画面および送信履歴情報検索画面それぞれには、検索条件入力部と検索結果表示リストとが設けられる。この検索条件入力部には、種々の項目に対してテキストボックス、チェックボックスおよびリストボックスなどが設けられており、管理者は、様々な条件で情報検索を行うことができる。なお、これらの画面には、それぞれマスター情報画面に戻るためのコマンドボタン(画面図の右上「help」の左横)が設けられる。さらに、これらの画面では、検索結果としてID番号情報が表示されるが、そのID番号の文字列にはハイパーリンク処理がなされている。そして、このID番号の文字列がクリックされると、対応する処理情報詳細画面が表示される。
処理情報詳細画面には、図15に示すように1件の定期情報あるいは異常通知情報に対する固有情報(担当SS、契約先および納入先などの情報)、処理履歴情報、登録処理情報および送信履歴情報が表示される。また、この処理情報詳細画面には、それぞれ対応する画面に戻るためのコマンドボタン(画面図の右上「help」の左横)が設けられる。
[遠隔監視システムの特徴]
(1)
本実施の形態に係る遠隔監視システム253では、遠隔監視システム253の管理者が、管理者専用端末160において遠隔サーバ140の処理履歴情報などを閲覧することができる。このため、その管理者は、わざわざ遠隔サーバ140のもとへ赴かなくとも遠隔サーバ140の状態確認や遠隔監視システム253のシステム解析を行うことができる。したがって、多忙な遠隔監視システムの管理者に対して過度な負担を強いらずに済む。
(2)
本実施の形態に係る遠隔監視システム253では、コントローラ120が、自身のID番号情報を送信する。このため、この遠隔監視システム253では、複数のコントローラ120を接続することが可能となっている。
(3)
本実施の形態に係る遠隔監視システム253では、処理関連情報登録処理命令の実行直後に、登録時刻登録処理命令が実行され、それぞれの登録処理に対してその登録時刻がDBに登録される。このため、遠隔監視システム253の管理者は、より詳細に遠隔サーバ140の状態確認を行うことができる。
(4)
本実施の形態に係る遠隔監視システム253の管理者専用端末160には、処理履歴情報検索機能が設けられる。このため、遠隔監視システム253の管理者は、簡便に所望の処理履歴情報などを探し出すことができる。
(5)
本実施の形態に係る遠隔監視システム253では、遠隔サーバ140において、情報取得処理命令が実行される。このため、遠隔監視システム253の管理者は、中央処理演算装置142が定期情報や異常通知情報からコントローラ120のID番号情報などを取得した処理の履歴情報を閲覧することができる。このため、遠隔監視システム253の管理者は、より詳細に遠隔サーバ140の状態確認や遠隔監視システム253のシステム解析などを行うことができる。
(6)
本実施の形態に係る遠隔監視システム253では、遠隔サーバ140において、SS210への電子メールやFAXなどの送信時刻(異常通知情報処理開始時刻)がデータベース145に登録される。このため、遠隔監視システムの管理者は、SS21への電子メールやFAXなどの送信が適切なタイミングでなされているかなどを確認することができる。
(7)
本実施の形態に係る遠隔監視システム253の管理者専用端末160では、遠隔監視システム253の管理者は、遠隔サーバ140における処理の実行時刻情報や処理の内容情報を閲覧することができる。このため、その管理者は、正確に履歴情報の時間的経緯やその内容を確認することができる。
[変形例]
(A)
先の実施の形態に係る遠隔監視システム253では、遠隔サーバ140が、ハードディスク144を有し、そのハードディスク144に保持されているデータベース145に遠隔サーバの処理履歴情報を蓄積したが、特に長期の処理履歴情報が必要ない場合は、データベースを設けずに処理履歴情報をリアルタイム監視するようにしてもよい。このようにすれば、遠隔サーバ140の負荷を著しく低減することができる。
(B)
先の実施の形態に係る遠隔監視システム253では、遠隔サーバ140が、ハードディスク144を有し、そのハードディスク144に保持されているデータベース145に遠隔サーバの処理履歴情報を蓄積したが、これに代えて、管理者専用端末160のハードディスク内にデータベースを保持させ、遠隔サーバ140の処理履歴情報を管理者専用端末で管理するようにしてもよい。このようにすれば、遠隔監視システム253の管理者は、古い処理履歴情報を閲覧する場合、遠隔サーバ140にアクセスする手間を省くことができる。
本発明に係る設備機器の遠隔監視システムは、多忙な遠隔監視システムの管理者の遠隔サーバの状態確認や遠隔監視システムのシステム解析に対する過度な負担を低減することができる。
従来の設備機器の遠隔監視システムのシステム構成図。 従来の遠隔サーバの構成図。 本発明に係る設備機器の遠隔監視システムのシステム構成図。 本発明に係る遠隔サーバの構成図。 定期情報または異常通知情報の受信時に行われる処理の流れを表すフローチャート。 定期情報または異常通知情報の受信時に行われる処理の流れを表すフローチャート(続き)。 定期情報の処理の流れを表すフローチャート。 異常通知情報の処理の流れを表すフローチャート。 異常通知情報の処理の流れを表すフローチャート(続き)。 処理履歴情報検索機能における画面遷移の説明図。 処理履歴情報検索機能におけるマスター情報画面を表す図。 処理履歴情報検索機能における処理履歴情報検索画面を表す図。 処理履歴情報検索機能における登録履歴情報検索画面を表す図。 処理履歴情報検索機能における送信履歴情報検索画面を表す図。 処理履歴情報検索機能における処理情報詳細画面を表す図。
符号の説明
111 エアコン(設備機器)
112 ショーケース(設備機器)
120 コントローラ(機器管理装置)
140 遠隔サーバ
142 中央処理演算装置(処理部)
144 ハードディスク(第1記憶部)
160 管理者専用端末(情報端末)
253 遠隔監視システム

Claims (10)

  1. 設備機器(111,112)と、
    少なくとも前記設備機器に関する情報を含む通知情報を送信する機器管理装置(120)と、
    前記設備機器(111,112)の遠方に設けられ、前記通知情報に対して処理を行う処理部(142)と、前記処理に関する情報を記憶する第1記憶部(144)と、を有する遠隔サーバ(141)と、
    前記処理に関する情報を出力する情報端末(160)と、
    を備える、設備機器の遠隔監視システム(253)。
  2. 前記通知情報は、前記機器管理装置(120)を特定する特定情報を含む、
    請求項1に記載の設備機器の遠隔監視システム(253)。
  3. 前記第1記憶部(144)は、前記処理に関する情報を記憶した時刻を示す記憶時刻情報をさらに記憶し、
    前記情報端末(160)は、前記処理に関する情報に加え、前記記憶時刻情報をも出力する、
    請求項1または2に記載の設備機器の遠隔監視システム(253)。
  4. 前記第1記憶部(144)は、前記処理に関する情報を一時記憶する、
    請求項1から3のいずれかに記載の設備機器の遠隔監視システム(253)。
  5. 前記情報端末(160)は、前記処理に関する情報を蓄積する第2記憶部を有する、
    請求項4に記載の設備機器の遠隔監視システム(253)。
  6. 前記情報端末(160)は、前記処理に関する情報の中から特定の前記処理に関する情報を検索可能な検索手段を有する、
    請求項1から5のいずれかに記載の設備機器の遠隔監視システム(253)。
  7. 前記処理は、前記通知情報から一部の情報を取得する取得処理である、
    請求項1から6のいずれかに記載の設備機器の遠隔監視システム(253)。
  8. 前記処理は、前記通知情報に起因して行われる処理である、
    請求項1から6のいずれかに記載の設備機器の遠隔監視システム(253)。
  9. 前記通知情報に起因して行われる処理は、電子メールまたはFAXの送信処理である、
    請求項8に記載の設備機器の遠隔監視システム(253)。
  10. 前記処理に関する情報は、少なくとも前記処理の実行時刻を示す処理実行時刻情報および前記処理の内容を示す処理内容情報を含む、
    請求項1から9のいずれかに記載の設備機器の遠隔監視システム(253)。
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