JP2005164440A - 半導体集積回路及び半導体集積回路のテスト方法 - Google Patents

半導体集積回路及び半導体集積回路のテスト方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 所定のレジスタ値に対応する遅延回路が正常に機能するか否かを短時間にテストできる半導体集積回路を提供する。
【解決手段】 データとクロックとを重畳させた入力信号を受信する第1及び第2の入出力回路9、10と、第1及び第2の入出力回路9、10に接続し、第1及び第2の入出力回路内部の遅延クロックの基準周波数となる所定周期のクロック信号を供給するクロック供給回路16と、第1の入出力回路9と第2の入出力回路10との間に接続され、第1及び第2の入出力回路の遅延クロック位相差を検出する位相比較器11と、第1及び第2の入出力回路9、10に接続され、第1と第2の入出力回路の遅延クロックの遅延時間を制御し第1及び第2の入出力回路を相互にテストするビルトインテスト回路15と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体集積回路及びそのテスト方法に関し、特に、動作周波数を検査する内部テスト回路(ビルトイン・セルフ・テスト・サーキット:BIST)を備える半導体集積回路及びそのテスト方法に関する。
図8に示す半導体集積回路61は、入出力回路62とフェイズロックドループ回路63(以下、単に「PLL」と略記する)を備え、外部と接続するRXP入力端子65とRXN入力端子66からデータとクロックの重畳信号を入力し、遅延回路でクロックの位相を復元してパラレルデータ73を出力していた。
入出力回路62は、レシーバ67、クロックデータリカバリ回路69(CDR)、直列並列変換器70(シリアルイン・パラレルアウト:SIPO)、レシーバ67の出力に接続した位相比較器68(フェーズ・デテクト・コンパレータ:PD)、遅延回路71、レジスタ72を備えていた。
半導体集積回路61の量産時テストは、レジスタ72の値を動作環境に設定し、遅延回路71から出力するクロックの位相を変化させ、重畳信号から抽出したクロックエッジと、遅延回路71から出力されるクロックエッジとを位相比較器68で比較し、遅延回路71から出力されるクロックのエッジを重畳信号から抽出したクロックエッジに合わせ、位相をロックしていた。
また、従来の半導体集積回路のテストは、一定の周波数のクロック信号を入力して遅延ラインの遅延時間を大きくしてから、並列配置した周波数制御信号の論理レベルを順番に変化させ、外部の信号線の間でLレベル/Hレベルの切換わりを検出し、特定周波数時の半導体集積回路の機能状態を外部から検証する動作周波数範囲のテストが行われていた(特許文献1参照。)。
特開2000−65902号公報(第13頁、図2参照)
しかしながら、従来の半導体集積回路は、レジスタ72の値が、例えば「1」から「256」までの整数値が設定可能であるが、量産時テストでは動作環境に絞った狭い範囲で「0」から「16」までの値を選択する場合があり、レジスタ72の値が「16」より大きいクロック位相のロックが機能するか未確認であった。
したがって、「16」より大きいレジスタ値に対応する遅延回路71の出力クロックの周波数で不良を発生する半導体集積回路が市場に出荷され、使用環境下でレジスタ値が「16」より大きい値を選択した場合、遅延回路71が誤動作する場合がある。この対策として、あらゆる位相の入力信号を被試験半導体集積回路に与えて、正しくデータが復元されることを確認するには長いテスト時間がかかるという課題が存在していた。
また、従来の動作周波数範囲のテストは、特定周波数時の半導体集積回路の機能状態を外部から検証できるが、周波数制御信号の論理レベルをすべて順番に変化させるため、テスト時間が長く、より高速な半導体検査装置を用意し費用が増大するという課題も存在する。
上記目的を達成するために、本発明の第1の特徴は、データとクロックとを重畳させた入力信号を受信する第1及び第2の入出力回路と、第1及び第2の入出力回路に接続し、第1及び第2の入出力回路内部の遅延クロックの基準周波数となる所定周期のクロック信号を供給するクロック供給回路と、第1の入出力回路と第2の入出力回路との間に接続され、第1及び第2の入出力回路の遅延クロック位相差を検出する位相比較器と、第1及び第2の入出力回路に接続され、第1及び第2の入出力回路の遅延クロックの遅延時間を制御し第1及び第2の入出力回路を相互にテストするビルトインテスト回路と、を備える半導体集積回路であることを要旨とするものである。
本発明の第2の特徴は、データとクロックとを重畳させた入力信号を受信する第1及び第2の入力回路と、第1の入力回路に遅延クロックを供給する第1の遅延回路と、第2の入力回路に遅延クロックを供給する第2の遅延回路と、第1の遅延回路から出力する遅延クロックと第2の遅延回路から出力する遅延クロックとを比較し、位相差を検出する位相比較器と、第1の遅延回路から出力される遅延クロックの遅延量を記憶する第1のレジスタと、第2の遅延回路から出力される遅延クロックの遅延量を記憶する第2のレジスタと、第1のレジスタ又は第2のレジスタに記憶された遅延量を書き換え、第1及び第2の遅延回路を相互にテストするビルトインテスト回路と、を備える半導体集積回路であることを要旨とするものである。
本発明の第3の特徴は、第1のレジスタへ所定の整数値Xを書き込み、第2のレジスタへ整数値Xに所定の整数値αを加算したX+αの値を書き込み、第1の遅延回路から出力される遅延クロックの位相と、第2の遅延回路から出力される遅延クロックの位相とを位相比較器により比較した比較結果を記憶する位相比較工程と、αの値を増減して、第1の遅延回路から出力される遅延クロックの位相と、第2の遅延回路から出力される遅延クロックの位相とを位相比較器により比較し、その比較結果が予め内部に記憶されている期待値に等しい場合には「一致」と判定し、期待値と等しくない場合には「不一致」と判定する判定工程と、判定工程を繰り返し、αの値が所定の整数値βより大きく、且つ判定結果がすべて「一致」の場合には半導体集積回路を良品と判断し、判定結果の何れか1つでも「不一致」のときには半導体集積回路を不良品と判断するテスト工程と、を備える半導体集積回路のテスト方法であることを要旨とする。
本発明の半導体集積回路によれば、量産時テストですべてのレジスタ値を高価なテスト装置を用いずにテストする、格別な効果を奏する。
また、本発明の半導体集積回路のテスト方法によれば、半導体検査装置ですべてのレジスタの値を書き換える方法に比して短時間にテストを完了できるという、格別な効果を奏する。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
また、本実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
図1は、本発明の実施の形態としての半導体集積回路1のブロック図である。半導体集積回路1は、第1の入出力回路9と、第1の入出力回路9に隣接する第2の入出力回路10と、第1と第2の入出力回路に接続し、第1と第2の入出力回路内部の遅延クロックの位相差を検出する位相比較器11と備える。
また、半導体集積回路1は、クロック供給回路としてのフェイズロックドループ回路16(以下、単に「PLL16」と略記する)と、第1と第2の入出力回路内部の遅延クロックを変化させるテストデータを供給するビルトインテスト回路15とをさらに備える。
第1の入出力回路9は、RXP入力端子2とRXN入力端子3を通じてデータとクロックとを重畳させた外部信号を受信し、第2の入出力回路10は、RXP入力端子4とRXN入力端子5を通じてデータとクロックとを重畳させた外部信号を受信する。
PLL16は、第1及び第2の入出力回路9、10に接続し、各入出力回路内部の遅延クロックの基準周波数となる所定周期のクロック信号を供給し、不図示のレジスタの値に対応する遅延クロックを生成させる。
ビルトインテスト回路15は、第1と第2の入出力回路9、10に各々設けられた不図示のレジスタの値を書き換え、内部の遅延クロックの遅延時間を制御し第1及び第2の入出力回路9、10を相互にテストする。
半導体集積回路1は、データのインターフェース機能を有し、不図示の送信側からクロックをデータに埋め込んで送信する埋込クロック(Embedded Clock)を受信し、この埋込クロックからクロックとデータを復元してパラレルデータ27を出力するチャネルとしての入出力回路9aから9n、入出力回路10aから10nを設けることができる。
なお、各入出力回路から出力するパラレルデータ27a、27b、27c、27d、27e、27n−1、及び27nは、パラレルデータ27と同等の構成により出力されるので重複する説明を省略する。
各入出力回路は、受信した埋込クロックをクロックとデータに復元するが、各チャネルに接続したPLL16を設けて、クロックの周波数と位相の両方を復元しても、各チャネルに不図示の遅延回路を設けて、クロックの位相だけを復元しても構わない。
PLL16から全チャネル共通にクロックを供給し、各チャネルに設けた不図示の遅延回路から出力するクロックのタイミングを変化させ、埋込クロックから抽出したクロックのエッジに追従させ、遅延回路の出力クロックの位相を埋込クロックの位相に合わせることができる。
この遅延回路の位相を変化させる手段は、チャージポンプ回路とローパスフィルタを組み合わせたアナログ的機構を用いてもよく、レジスタとこのレジスタに記憶したデジタル値に対応する位相を360度回転させるフェーズインターポーレータを組み合わせたデジタル的機構を用いても構わない。
本実施の形態では、隣接したチャネル間に位相比較器11を設け、一方のチャネル(例えば、第1の入出力回路9)の遅延回路から出力される遅延クロックの位相を段階的に変化させながら、他方のチャネル(例えば、入出力回路10)の遅延回路から出力される遅延クロックの位相を検出してビルトインテスト結果24を出力することで、双方のチャネルの遅延回路が正常に機能しているか否かをテストすることができる。
同様に、他の入出力回路9a、10aを一対とする位相比較器11aを設け、入出力回路9aの遅延クロックの位相を段階的に変化させながら、入出力回路10aの遅延クロックの位相を検出してビルトインテスト結果24aを出力することで、双方のチャネルの遅延回路が正常に機能しているか否かをテストすることができる。
さらに、他の入出力回路9b、10bや入出力回路9n、10nを一対とする位相比較器11bや位相比較器11nを設け、入出力回路9b、9nの遅延クロックの位相を段階的に変化させながら、入出力回路10b、10nの遅延クロックの位相を検出してビルトインテスト結果24b、24nを出力させ、各チャネルの遅延回路のテストをすることができる。
上述した、ビルトインテスト結果24は、不図示の端子から外部へ出力してもよく、ビルトインテスト回路15に一時的に記憶させ、所定時間後に端子から外部へ出力してもよい。要は、ビルトインテスト結果24、24a、24b、24cが所定のタイミングで外部から読み出され、半導体集積回路1の良品又は不良品が判別できれば如何なる手段や方法をとりうる。
(実施例1)
図2は、本発明の第1実施例による半導体集積回路1のブロック図である。図示した回路は、第1の入出力回路9と、第2の入出力回路10と、位相比較器11と、ビルトインテスト回路15(ΔφBIST)と、PLL16とを備える半導体集積回路1のインターフェース部である。
半導体集積回路1は、高速に動作する複数の入出力回路9、10(RX)を備え、各入出力回路9、10にPLL16から出力されるPLLクロック28が分配されている。この半導体集積回路1は、不図示の通信相手の出力回路(TX)から送信されるデータとクロックを重畳した外部信号17、17aを第1の入出力回路9のRXP入力端子2とRXN入力端子3を通して受信する。
また、第2の入出力回路10は、通信相手の出力回路(TX)から送信されるデータとクロックを重畳した外部信号17b、17cをRXP入力端子4とRXN入力端子5を通して受信する点では第1の入出力回路9と同等の機能を備える。以下、構成を明瞭にするためRXとTX間のインターフェースに関し第1の入出力回路9を用いて詳述する。
第1の入出力回路9は、RXP入力端子2とRXN入力端子3に接続された差動入力回路としてのレシーバ21、このレシーバ21の出力に接続した入力回路としてのクロックデータリカバリー回路19(以下、単に「CDR」と略記する)、このCDR19の出力に接続したシリアルパラレル変換器20(以下、単に「SIPO」と略記する)を備える。
第1の入出力回路9は、レシーバ21の出力に接続する位相比較器18(PD)と、この位相比較器18の出力に接続するレジスタ12(Reg+ctr)と、このレジスタ12の出力に接続する遅延回路7(Δφ)とをさらに備え、レジスタ12が記憶する値に対応する遅延クロックを遅延回路7から出力するデジタルDLL(Delay-locked loop)のインターフェース部を構成している。
図2のブロック図を参照して、半導体集積回路1の動作を説明する。第1の入出力回路9は受信した外部信号17、17aからクロックの位相情報を取り出して、その位相に合わせた内部クロックで入力データをサンプリングする。
通信相手の出力回路(TX)には、例えば「8b10b」エンコーディング回路のようなデータとクロックを重畳する機能が設けられている。TX側でエンコーディングされたデータは、例えば、少なくとも5サイクルに一度は重畳したデータが変化するが、本発明はこの構成に限定されず10サイクルに一度データを変化させても構わない。
一方、第1の入出力回路9の遅延回路7は、PLL16からクロックが供給され、レジスタ12に記憶している整数値に基づいてPLL16から供給されたクロックの位相を遅らせて、任意の位相のクロックを発生する。
第1の入出力回路9内部の位相比較器18は、レシーバ21の出力クロックと、遅延回路7が出力するクロックの位相を比較し、レシーバの出力クロックの位相より、遅延回路7の出力クロックの位相の方が早ければレジスタの値をカウントアップダウン信号により増分して遅延回路7の出力クロックの位相を1段階遅らせる。
一方、遅延回路7の出力クロックの位相の方がレシーバの出力クロックの位相より遅ければカウントアップダウン信号によりレジスタの値を減分して遅延回路7の出力クロックの位相を1段階進ませる。このクロック増減分動作を繰り返すことでレシーバ21の出力クロックの位相と、遅延回路7の出力クロックの位相を合わせることができる。
半導体集積回路1の第1の入出力回路9の試験を行う場合、半導体検査装置(テスター)からデータとクロックを重畳した信号を半導体集積回路1の第1の入出力回路9(RX)に送信し、第1の入出力回路9から出力されるパラレルデータ27を確認し半導体集積回路1が正しくデータを復元できることを判定できる。
半導体集積回路1は、通常動作時に、RXP/RXN入力端子2、3から入力された外部信号としての差動入力信号RXP/RXNがレシーバ21により増幅される。レシーバ21の出力クロックは位相比較器18と入力回路としてのCDR19に導かれる。
遅延回路7は、レジスタ12に記憶されている整数値に基づいてPLL16から供給された基準クロックの位相を遅らせて、任意の位相のクロックを発生する。
位相比較器18はレシーバ21の出力クロックと遅延回路7の出力クロックとの位相を比較し、レシーバ21の出力クロックの位相より、遅延回路7の出力クロックの位相の方が早ければレジスタ値を増分して遅延回路7の出力クロックの位相を1段階遅らせる。
一方、遅延回路7の出力クロックの位相の方がレシーバ21の出力クロックの位相より遅ければレジスタの値を減分して遅延回路7の出力クロックの位相を1段階進ませる。この動作を繰り返すことでレシーバ21の出力クロックの位相と、遅延回路7の出力クロックの位相とを合わせることができる。
CDR19は、遅延回路7の出力クロックに同期してレシーバ21の出力信号からデータをサンプリングし、次段のSIPO20へシリアルデータを転送する。SIPO20は、受信したシリアルデータをパラレルデータに変換して、このパラレルデータを第1の入出力回路9から出力させることができる。
本実施例では、2チャネル分の入出力回路(RX)に対して共通のビルトインテスト回路15と位相比較器11を設けている。半導体集積回路1のテスト時には、ビルトインテスト回路15が奇数RX側のレジスタ12の値を遅延量を示すレジスタ値23(例えば、「5」)に設定すると、遅延回路7の出力クロックは、レジスタの値である「5」に相当する分だけ位相が遅れる。
一方、偶数RX側のレジスタ13の値を「5」より小さい値(例えば、「3」)に設定してから、奇数RX側の遅延回路7の遅延クロック26の位相と、偶数RX側の遅延回路8の遅延クロック26aの位相を位相比較器11により比較する。この場合、比較結果としての「偶数RX側が早い」という符号をビルトインテスト回路15内部に設けた記憶領域25(ME)に記憶する。
引き続き、奇数RX側のレジスタ12の値を「5」に維持し、偶数RX側のレジスタ13の値を書換器14から出力する遅延量を示すレジスタ値23である「4」に書き換え、奇数RX側の遅延回路7の遅延クロック26の位相と、偶数RX側の遅延回路8の遅延クロック26aの位相を位相比較器11により比較する。
位相比較器11は、「偶数RX側が早い」というビルトインテスト結果24を出力するはずであるが、この位相比較器11には、奇数RX側と偶数RX側の遅延クロックの位相がある程度離れていないと正確な比較結果が出力されないという不感帯が存在する。
この場合、奇数及び偶数RXの遅延クロックの位相差は、レジスタ値として「1」しかずれていないため、間違った「奇数RX側が早い」というビルトインテスト結果24を出力したと考えることができる。奇数RX側のレジスタ12の値を維持したまま、偶数RX側のレジスタ13の値を「7」になるまで続けて位相比較をする。
位相比較器11は、例えば、偶数RX側のレジスタ12の値が「3」のときは「偶数RX側が早い」という適正なビルトインテスト結果24を出力し、レジスタ12の値が「4」から「7」のときは何れも「奇数RX側が早い」というビルトインテスト結果24を出力する。
このレジスタ12の値が「7」のときは適正な判定であるが、他の「4」、「5」、「6」のレジスタ値では不感帯内の判定結果を出力しているものと考えることができる。この場合、不感帯幅は、不感帯の中心から所定のレジスタ値まで広がっている。例えば、「±1」のレジスタ値の範囲で特定することができる。
本実施例では、不感帯を除いた領域で適正なビルトインテスト結果24が得られているので、不感帯を除いた領域(レジスタ値「3」及び「7」)で正しいビルトインテスト結果24が得られた場合には、ビルトインテスト回路15は、「偶数RX側のレジスタ12、遅延回路7はレジスタ値「5」で適正に動作している」と判断(又は推定)することができる。
また、ビルトインテスト結果24は、不図示の端子から外部へ出力してもよく、ビルトインテスト回路15に一時的に記憶させ、所定時間後に端子から外部へ出力してもよい。
上述したレジスタ値の増分動作を奇数RX側のレジスタ12の最小値から最大値まで書換えて繰り返す書換機構としての書換器14(CNT)により、「偶数RX側のレジスタ13、遅延回路8は全レジスタ値で適正に動作している」と判断(又は推定)できる。
この奇数RX側の書換機構の処理が完了した後に、偶数RX側と奇数RX側の役割を逆にして書換器14の処理を繰り返すことで、「奇数RX側のレジスタ12、遅延回路7は全レジスタ値で正しく動作している」と判断(又は推定)できる。
半導体集積回路1は、逐次的にビルトインテスト結果24を不図示の端子から外部に出力して良品又は不良品の検査をしてもよく、ビルトインテスト回路15へ一時記憶したテスト結果を所定時間経過後に外部から読み出して良品又は不良品の検査を実施することができる。
また、偶数RX側の入出力回路10に設けた位相比較器18a、レシーバ21a、入力回路19a、SIPO20a、レシーバ出力21b、シリアルデータ22、パラレルデータ27aなどは、奇数RX側の第1の入出力回路9に設けた構成と同等であり説明を省略する。
このように隣接した偶数RX側と奇数RX側の双方のレジスタや遅延回路が同時に誤動作した場合には正しい判断は得られないが、そのような確率は極稀で、半導体集積回路の量産時のテストにおいては、この一連のテストを通過すれば、従来に比して高確率で偶数RX側と奇数RX側の双方のレジスタや遅延回路が適正に動作していると判断することができる。
したがって、高価な高速半導体検査装置を用いずにインターフェース部を有する半導体集積回路の試験が行えるので、製造費用の低減が期待できる。
(実施例2)
図3は、本発明の第2実施例による半導体集積回路1のブロック図である。図示した回路は、複数の入出力回路9、9a、9b、9nと、複数の位相比較器11、11a、11b、11nと、複数のレジスタ13、13a、13b、13nと、複数の遅延回路8、8a、8b、8nと、ビルトインテスト回路15(ΔφBIST)と、PLL16とを備える半導体集積回路1のインターフェース部である。
また、入出力回路9、入出力回路9a、入出力回路9b、入出力回路9nは、上述した第1実施例の入出力回路と同一の構成で実現できるので、重複する説明を省略する。
半導体集積回路1は、1チャネル分の第1の入出力回路9に対して、位相比較器11と、遅延回路8と、この遅延回路8を制御するレジスタ13を割り当て、PLL16のPLLクロックを第1の入出力回路9と遅延回路8に供給する。
同様なチャネルを入出力回路9a、9b、9nに割り当て、マルチチャネルのインターフェース部を構成する。ビルトインテスト回路15は、各入出力回路9、9a、9b、9nとレジスタ13、13a、13b、13nに各々接続し、遅延クロックの遅延量を示すレジスタ値を送信する。
半導体集積回路1のテスト時には、ビルトインテスト回路15から第1の入出力回路9内部の遅延クロックの遅延量を示すレジスタ値を送信し、遅延クロックの位相を固定する。
並行して、ビルトインテスト回路15からレジスタ13へ所定のレジスタ値を送信しレジスタ13の内容を書換える。例えば、遅延回路8から出力する遅延クロックが第1の入出力回路9内部の遅延クロックより遅い値に設定する。
引き続き、位相比較器11は、第1の入出力回路9内部の遅延クロックの位相と、遅延回路8の遅延クロックの位相とを比較し、「入出力回路側が早い」ことを示すビルトインテスト結果24を出力する。このビルトインテスト結果24は、不図示の端子から外部へ出力してもよく、ビルトインテスト回路15に一時的に記憶させ、所定時間後に端子から外部へ出力してもよい。
テストは、次の段階に移行し、第1の入出力回路9内部の遅延クロックの位相を維持しながら、レジスタ13の値を書き換え、第1の入出力回路9内部の遅延クロックの位相と、遅延回路8の遅延クロックの位相を位相比較器11により比較する。
位相比較器11は、上述した第1実施例と同様に不感帯が存在し、ビルトインテスト回路15がこの不感帯を記憶することにより、不感帯以外の領域で正常なビルトインテスト結果が出力された場合に半導体集積回路1の1チャネルが機能していると推定することができる。
このようなチャネルを構成する第1の入出力回路9と同等の機能を他の入出力回路9a、9b、9nに適用することによりマルチチャネルのインターフェース部をビルトインテスト回路15により同時にテストすることができ、半導体検査工程を簡略化させることができる。
したがって、高価な高速半導体検査装置を用いずにインターフェース部を有する半導体集積回路の試験が行えるので、製造費用の低減が期待できる。
図4は、本発明の第2実施例に用いるチャネル部のブロック図である。図示したチャネル部の第1の入出力回路9は、上述した第1実施例の第1の入出力回路9と同一の構成を用いることができるので説明を省略するが、RXP/RXN入力端子2、3から入力した信号をレシーバ21、CDR19、SIPO20を通してデータをサンプリングしてパラレルデータ27を出力する。
チャネル部は、第1の入出力回路9、位相比較器11、レジスタ13、遅延回路8、PLL16、ビルトインテスト回路15を備え、PLL16からPLLクロック28を第1の入出力回路9内部の遅延回路7と第1の入出力回路9外部の遅延回路8へ供給する。
ビルトインテスト回路15は、遅延量を示すレジスタ値をレジスタ12とレジスタ13に送り各レジスタの内容を書き換える。位相比較器11が遅延回路7の遅延クロック26と遅延回路8の遅延クロック26aとの位相を比較し、比較結果としてのビルトインテスト結果24を出力する。このビルトインテスト結果24は、不図示の端子から外部へ出力してもよく、ビルトインテスト回路15に一時的に記憶させ、所定時間後に端子から外部へ出力してもよい。
例えば、テスト時には遅延回路8を制御するレジスタ13のレジスタ値を所定値(例えば、「5」)に設定し、PLLクロック28からレジスタ値「5」に相当する分だけ遅延クロック26aの位相を遅延させる。
また、ビルトインテスト回路15は、第1の入出力回路9側のレジスタ12のレジスタ値を「5」より小さい値(例えば、「3」)に設定する。この設定パラメータで、遅延回路7の遅延クロック26の位相と、遅延回路8の遅延クロック26aの位相を位相比較器11により比較する。
位相比較器11は、「入出力回路側が早い」という比較結果をビルトインテスト結果24として、ビルトインテスト回路15内に設けた記憶領域25に記憶する。次に、レジスタ13のレジスタ値を「5」に維持しながら、第1の入出力回路9側のレジスタ12のレジスタ値を増分して「4」に書換える。
引き続き、遅延クロック26と遅延クロック26aの位相を位相比較器11により比較し、比較結果が「入出力回路側が早い」という結果になるはずであるが、上述した不感帯により遅延クロック26と遅延クロック26aとの位相がある程度離れていないと比較結果が正しく出力されない場合がある。
この場合、遅延クロック26と遅延クロック26aの位相差は、レジスタ値として「1」しかずれていないため、間違った「PLL側が早い」という誤ったビルトインテスト結果24を出力したとものと考えることができる。PLL側のレジスタ13の値を維持したまま、第1の入出力回路9内部のレジスタ12の値を「7」になるまで続けて位相比較をする。
位相比較器11は、例えば、第1の入出力回路9内部のレジスタ12の値が「3」のときは「入出力回路側が早い」という適正なビルトインテスト結果24を出力し、レジスタ12の値が「4」から「7」のときは何れも「PLL側が早い」というビルトインテスト結果24を出力する。
このレジスタ12の値が「7」のときは適正な判定であるが、他の「4」、「5」、「6」のレジスタ値では不感帯内の判定結果を出力しているものと考えることができる。この場合、不感帯幅は、不感帯の中心から所定のレジスタ値まで広がっている。例えば、「±1」のレジスタ値の範囲で不感帯を特定することができる。
本実施例では、不感帯を除いた領域で適正なビルトインテスト結果24が得られているので、不感帯を除いた領域(レジスタ値「3」及び「7」)で正しいビルトインテスト結果24が得られた場合には、ビルトインテスト回路15は、「入出力回路側のレジスタ12、遅延回路7はレジスタ値「5」で適正に動作している」と判断(又は推定)する。
上述したレジスタ値の増分動作を第1の入出力回路9側のレジスタ12の最小値から最大値まで書換えて繰り返す書換機構としての書換器14(CNT)により、「入出力回路側のレジスタ12、遅延回路7は全レジスタ値で適正に動作している」と判断(又は推定)できる。
半導体集積回路1は、逐次的にビルトインテスト結果24を不図示の端子から外部に出力して良品又は不良品の検査をしてもよく、ビルトインテスト回路15へ一時記憶したテスト結果を所定時間経過後に外部から読み出して良品又は不良品の検査を実施することができる。
このように、第1の入出力回路9に隣接した領域に位相比較器11、遅延回路8、レジスタ13を設けるだけで、半導体集積回路の量産時のテストにおいては、この一連のテストを通過すれば、従来に比して高確率で第1の入出力回路9のレジスタ12や遅延回路7が適正に動作していると判断することができる。
したがって、高価な高速半導体検査装置を用いずにインターフェース部を有する半導体集積回路の試験が行えるので、製造費用の低減が期待できる。
(実施例3)
図5は、本発明の第3実施例としての半導体集積回路のブロック図である。半導体集積回路は、テストブロック31、テストブロック32、テストブロック33、テストブロック34、テストブロック35と、ビルトインテスト回路15と、PLL16とを備える。
テストブロック31は、第1の入出力回路9と、入出力回路10と、奇数側のTX出力回路55と、偶数側のTX出力回路58とを備え、奇数側のTX出力回路55のTXP出力端子43及びTXN出力端子44を偶数RX側の入出力回路10のRXP入力端子4及びRXN入力端子5に対応させてチップ外部で電気的に接続する。
奇数側のTX出力回路55は、チップ外部を経由して偶数RX側の入出力回路10へシリアルデータを送出する。ビルトインテスト回路15は、奇数側のTX出力回路55用と偶数RX側の入出力回路10に接続し、ビルトインテスト回路15により設定された所定位相の重畳データをTX出力回路55から送信する。
また、ビルトインテスト回路15は、TX出力回路55へ送信したパラレルデータを内部に記憶し、このパラレルデータと通常動作モードに設定した入出力回路10から受信するパラレルデータ51とを比較し、両パラレルデータが一致するか否かを判定する。
ビルトインテスト回路15の比較結果が一致した場合は、TX出力回路55の遅延クロックにより入出力回路10でパラレルデータが正しく取込めたことを判定することができ、比較結果が不一致のときは、入出力回路10又はTX出力回路55が動作不良と判定する。
ビルトインテスト回路15は、TX出力回路55の重畳データの位相を最小から最大まで変化させ、各位相における重畳データが入出力回路10へ正しく取込まれたか否かを上述したパラレルデータの一致により判定する。全位相で一致したときは、全位相平面でパラレルデータが入出力回路10へ正しく取込めたことを機能検査することができる。
半導体集積回路は、このテストブロック31に他に、テストブロック32、テストブロック33、テストブロック34、及びテストブロック35に対しても、同様の機能検査を並行して実行することができ、共通接続されたPLL16の基準クロックを供給し所定の位相だけ遅延させて送信側のTX回路と受信RX側の入出力回路を駆動し、送受信データの検証により簡易でありながら全位相範囲のテストを完了させることができる。
さらに、図示した偶数側のTX出力回路58と奇数RX側の第1の入出力回路9についても同様の機能試験を繰り返し、全位相のパラレルデータを検証することができることは勿論である。
図6は、本発明の第3実施例としての半導体集積回路1のインターフェース部のブロック図である。半導体集積回路1は、第1の入出力回路9、入出力回路10、奇数側のTX出力回路55、偶数側のTX出力回路58、ビルトインテスト回路15、PLL16を備える。
奇数側のTX出力回路55は、ビルトインテスト回路15からパラレルデータ49を受信する出力回路としてのパラレル・イン・シリアル変換器40(以下、「PISO」と略記する)と、このPISO40の駆動クロックを選択するセレクタ47と、PISO40の出力に接続されたドライバ42と、を備える。
偶数側のTX出力回路58は、ビルトインテスト回路15からパラレルデータ52を受信する出力回路としてのPISO40aと、このPISO40aの駆動クロックを選択するセレクタ47aと、PISO40aの出力に接続されたドライバ42aと、を備える。
なお、奇数RX側56の第1の入出力回路9と偶数RX側57の入出力回路10は供に、上述した実施例で説明した第1の入出力回路9、10と同一の構成を用いることができ、重複する説明を省略する。
図6のブロック図を参照して、半導体集積回路1の動作を説明する。図示したインターフェース部は、奇数RX側56の入力回路及び偶数TX出力回路58の組と偶数RX側57の入力回路及び奇数TX出力回路55の組から構成する2組のインターフェースによりシリアルデータの入出力を遂行する。
第1の入出力回路9は、通常動作時に入力端子2、3から差動入力信号を入力しレシーバ21で増幅する。レシーバ21のレシーバ出力21cをCDR19が受信し、遅延回路7からの遅延クロックに同期してSIPO20へシリアル入力データ22を送出し、SIPO20がパラレルデータ50を次段へ出力する。
第1の入出力回路9内部の遅延回路7は、レジスタ12が保持している整数値に応じてPLLクロック28の位相を遅らせて、任意の位相のクロックを発生し、位相比較器18、CDR19、及びセレクタ47へ遅延クロックを供給する。
位相比較器18は、レシーバ出力21cと遅延クロックの位相を比較する。例えば、レシーバ出力21cの位相より遅延クロックの位相の方が早い位相状態を検出すると、レジスタ12のレジスタ値を増分するように書換え遅延回路7の遅延クロックの位相を1段階遅らせる。
一方、レシーバ出力21cの位相より遅延クロックの位相の方が遅い位相状態を検出すると、レジスタ12のレジスタ値を減分するように書換え遅延回路7の遅延クロックの位相を1段階進ませる。
この位相比較18による位相比較に基づき、カウントアップ/ダウン信号によりレジスタ値の書換え動作を繰り返し、レシーバ出力21cの位相と、遅延回路7の遅延クロックの位相とを同相に合わせることができ、CDR19が遅延クロックによりレシーバ出力21cのデータを正確にサンプリングすることができる。
入出力回路10は、通常動作時に入力端子4、5から差動入力信号を入力しレシーバ21aで増幅する。レシーバ21aのレシーバ出力21dをCDR19aが受信し、遅延回路8からの遅延クロックに同期してSIPO20aへシリアル入力データ22aを送出し、SIPO20aがパラレルデータ51を次段へ出力する。
入出力回路10も、入力端子4、5、遅延回路8、レジスタ13、レシーバ21a、位相比較器18a、CDR19aを用いて、位相比較器18aの位相比較に基づき、カウントアップ/ダウン信号でレジスタ値を書換え、レシーバ出力21dの位相と、遅延回路8の遅延クロックの位相とを同相に合わせ、CDR19が遅延クロックによりレシーバ出力21dのデータを正確にサンプリングすることができる。
インターフェース部は、奇数側のTXP/TXN出力端子43、44と偶数RX側57のRXP/RXN入力端子4、5をチップ外部で電気的に接続し、偶数側のTXN/TXP出力端子45、46と奇数RX側56のRXP/RXN入力端子2、3をチップ外部で電気的に接続する。
奇数側のTX出力回路55は、PISO40、ドライバ42、セレクタ47を備え、通常動作時にはセレクタ47を通してPLLクロック28を導入し、このPLLクロック28に同期してパラレルデータをシリアルデータに変換し、ドライバ42からTXP/TXN出力端子43、44を通してシリアルデータを偶数RX側57のRXP/RXN端子4、5へ出力する。
一方、ビルトインテストモードの選択時には、例えば隣接する奇数RX側56の遅延回路7から出力される遅延クロックに同期して、PISO40がパラレルデータ49をシリアルデータに変換しドライバ42からTXP/TXN出力端子43、44を通じてシリアルデータを偶数RX側57のRXP/RXN端子4、5に出力する。
このビルトインテストモード時には、ビルトインテスト回路15が奇数RX側56のレジスタ12のレジスタ値を所定値(例えば、「5」)に設定し、遅延回路7がPLLクロック28に対して遅延クロックをレジスタ値「5」に対応する位相に遅延させる。
PISO40は、セレクタ47を通して遅延クロックを導入し、この遅延クロックに同期してパラレルデータ49をシリアルデータに変換しドライバ42へ送信する。ドライバ42はTXP/TXN出力端子を通してシリアルデータを偶数RX側57のRXP/RXN入力端子4、5へ送出する。
ビルトインテストモード時では、通常動作モードに設定した偶数RX側57が、奇数側のTX出力回路55から出力された重畳データからクロックの位相成分を抽出し、その位相に同期してデータを取り込むインターフェース機能を実行する。
ビルトインテスト回路15は、奇数側のTX出力回路55をセルフテストモード、偶数RX側57を通常動作モードに設定した状態で、奇数側のTX出力回路55へ送出したパラレルデータ列が、偶数RX側57のSIPO20を巡回して戻ってきたパラレルデータ列とを比較し、比較結果の一致で、奇数側のTX送信回路55がレジスタ値「5」で偶数RX側に正しく取込むインターフェース機能を検証し、ビルトインテスト結果24を所定の端子を通して外部へ出力することができる。
このビルトインテストモードを用いて、偶数RX側のレジスタ値を最小値から最大値まで書換えてインターフェース機能の検証を繰り返す。すなわち、奇数側のTX出力回路55から出力される重畳データは位相平面を一周すると供に、偶数RX側57の遅延量を示すレジスタ値も位相平面を一周する。
したがって、ビルトインテストモードにより、すべてのレジスタ値を奇数側のTX出力回路55から出力した重畳データが、偶数RX側で正しく伝送することにより、偶数RX側の全位相平面で重畳データを正確に取り込めたことを検証し、ビルトインテスト結果24を所定の端子を通して外部へ出力することができる。
さらに、図示した偶数側のTX出力回路58と奇数RX側56の第1の入出力回路9についても同様のビルトインテストモードを用いてインターフェース機能の検証を繰り返し、全位相のパラレルデータを試験できることは勿論である。
(実施例4)
図7は、本発明の第4実施例の半導体集積回路のテスト方法の流れ図である。半導体集積回路のテストは、位相比較工程S8と、判定処理S10、S11と、ビルトインテストとしてのエラーフラグ判定処理S13と、を備える。
半導体集積回路のテストを開始すると、処理はエラーフラグ初期化処理ステップS1(以下、ステップを「S」と略記する)によりエラーフラグを例えば「0」に初期化する。次に、奇数側RX入出力回路のレジスタ値を「0」にセットする処理S2を実施する。なお、レジスタ値のセットは適宜、「256」値の中間点としての「128」の整数値をセットしても構わない。
次に、奇数側RX入出力回路のレジスタ値が最大値としての「255」であるか否かを判定する判定処理S3を実行する。判定結果が是(YES)のときは処理をエラーフラグ判定処理S13へ分岐し、判定結果が否(NO)の場合は処理S4へ分岐する。
処理S4は、偶数側RXレジスタのセット処理として、偶数側RXレジスタの値を「0」にセットする。但し、奇数側RX入出力回路のレジスタ値を「128」の整数値をセットしたときは、「128」より小さい「126」の値に偶数側RXレジスタをセットしても構わない。
引き続き、処理S5へ移行し偶数側RXレジスタ値が最大値か否かを判定し、判定結果が是(YES)のときは処理S18へ分岐して奇数側RXレジスタを増分してから、処理S3へ復帰する。一方、判定結果が否(NO)の場合は処理S6へ分岐し奇数側と偶数側のRXレジスタ値の差を演算し処理S7へ移行する。
処理S7は、処理S6演算結果が不感帯内に属するか否かを判定する。例えば、奇数側と偶数側のRXレジスタ値の差が「±1」以内でれば判定結果を是(YES)として処理S17へ分岐し偶数側RXレジスタを増分し処理S5へ復帰する。一方、RXレジスタ値の差が「±1」より大きい場合は判定結果を否(NO)として処理S8へ分岐する。
処理S8は、奇数側と偶数側の遅延クロックの位相を比較し、処理S9へ移行してレジスタ値の差が「3」以上か否かを判定する。「3」以上のときは判定結果を是(YES)として処理S10へ分岐し、「3」より小さい場合は判定結果を否(NO)として処理S11へ分岐する。
処理S10は、奇数側RXの遅延クロック位相が偶数側RXの遅延クロック位相より早いか否かを判定し、判定結果が是(YES)のときは処理S17を経由して処理S5に復帰する。一方、判定結果が否(NO)節点Cを経由し処理S12へ分岐する。
処理S11は、奇数側RXの遅延クロック位相が偶数側RXの遅延クロック位相より遅いか否かを判定し、判定結果が是(YES)のときは処理S17を経由して処理S5に復帰する。一方、判定結果が否(NO)節点Cを経由し処理S12へ分岐する。
処理S12により、エラーフラグを「1」へセットしてからエラーフラグ判定処理S13へ分岐する。処理S13はエラーフラグが「1」か否かを判定する。判定結果が是(YES)のときは処理S16へ分岐し、判定結果が否(NO)の場合は処理S14へ分岐する。
処理S14は、奇数側RXレジスタ値が最大の「255」、若しくは奇数側RXレジスタ値が「128」から巡回して「127」に到達した段階で処理S13へ分岐した場合に遂行される処理である。処理S14に分岐する半導体集積回路に対して良品判定が出力され、テストを終了させ、ビルトインテスト結果を所定の端子を通して外部へ出力する。
一方、処理16は、奇数側又は偶数側のRXレジスタ値の何れかに位相差の不具合が検出された段階で処理S12へ分岐した場合に遂行される処理である。この場合、処理S16に分岐する半導体集積回路に対して不良品判定が出力され、テストを終了しビルトインテスト結果24を所定の端子を通して外部へ出力する。
さらに、本実施例によるビルトインテストは、位相調整用の第1のレジスタとしての奇数側のRXレジスタへ所定の整数値X「0」を書き込み、位相調整用の第2のレジスタとしての偶数側のRXレジスタへ整数値X「0」に所定の整数値α「1」を加算したX+αの「1」値を書き込む処理工程を実施する。
次に、第1のクロック遅延回路(奇数側)から出力される遅延クロックの位相と、第2のクロック遅延回路(偶数側)から出力される遅延クロックの位相とを位相比較器(例えば、図1の位相比較器11)により比較する位相比較工程S8を実行する。
引き続き、αの値を増減処理S17を実行し、第1のクロック遅延回路(奇数側)から出力される遅延クロックの位相と、第2のクロック遅延回路(偶数側)から出力される遅延クロックの位相とを位相比較器(例えば、図1の位相比較器11)により比較処理を実行する。
その比較結果が予め内部に記憶されている期待値に等しい場合には「一致」と判定し、期待値と等しくない場合には「不一致」と判定する判定処理S10又はS11を実行する。
さらに、この判定処理S10又はS11を繰り返し、αの値が所定の整数値β「254」より大きく、且つ判定結果がすべて「一致」の場合には半導体集積回路を良品と判断する処理S14を実行し、判定結果が1つでも「不一致」のときには半導体集積回路を不良品と判断する処理S16を実行するように構成することもできる。
以上のように、本発明の実施例に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
例えば、本発明の半導体集積回路1は、図2に例示するように、データとクロックを重ね合わせた外部信号17、17a(Embedded Clock)を受信する半導体集積回路1であって、第1と第2の入力回路19、19aを有し、第1の入力回路19の遅延回路7の遅延クロックと第2の入力回路19aの遅延回路8の遅延クロックとを比較する位相比較器11(Phase Comparator)と、第1の入力回路19を制御する遅延回路7の遅延量を記憶するレジスタ12と、第2の入力回路19aを制御する遅延回路8の遅延量を記憶するレジスタ13の記憶内容を書き換える書換器14を含むビルトインテスト回路を備えるように構成することができる。
また、本発明の半導体集積回路は、図4に例示するように、データとクロックを重ね合わせた外部信号17、17aを受信する半導体集積回路であって、入力回路19と、PLL16と、入力回路19を制御する遅延回路7の遅延クロックとPLL16に共通接続された遅延回路8の遅延クロックとを比較する位相比較器11と、遅延回路7の遅延量を記憶するレジスタ12と、遅延回路8の遅延量を記憶するレジスタ13の記憶内容を書き換える書換器14を備えるように構成することができる。
さらに、本発明の半導体集積回路は、図2に例示するように、第1と第2の入力回路19、19aの位相調整用のレジスタ12、13に対して、一方の位相調整用のレジスタ12には任意の整数値X(例えば、「0」から「255」の中の1つの値)を書き込み、他方の位相調整用のレジスタ13には整数値Xに任意の整数値α(例えば、「1」から「5」の中の1つの値)を加えたX+αを書き込み、一方の遅延回路7から出力される遅延クロックの位相と、他方の遅延回路8から出力される遅延クロックとを位相比較器11で比較し、その比較結果を記憶する記憶領域25を有するビルトインテスト回路15を備えるように構成することができる。
さらにまた、本発明の半導体集積回路は、図4に例示するように、PLL16に接続された位相調整用のレジスタ13に対して任意の整数値X(例えば、「0」から「255」の中の1つの値)を書き込み、入力回路19側に設けた遅延回路7の位相調整用のレジスタ12には整数値Xに任意の整数値α(例えば、「1」から「5」の中の1つの値)を加えたX+αを書き込み、遅延回路8から出力される遅延クロックの位相と、入力回路19側に設けた遅延回路7から出力される遅延クロックとを位相比較器11で比較し、その比較結果を記憶する記憶領域25を有するビルトインテスト回路を備えるように構成することができる。
また、本発明の半導体集積回路は、図2に例示するように、一対の入力回路19、19aの位相調整用のレジスタ12、13に対して、一方の入力回路19の位相調整用のレジスタ12には任意の整数値Xを書き込み、他方の入力回路19aの位相調整用のレジスタ13には整数値Xに任意の整数値αを加えたX+αを書き込み、一方の入力回路19の位相調整用の遅延回路7から出力される遅延クロックの位相と、他方の入力回路19aの位相調整用の遅延回路8から出力される遅延クロックとを位相比較器11により比較し、その比較結果を記憶する記憶領域25を設け、αの値を増減して、一方の入力回路19の位相調整用の遅延回路7から出力される遅延クロックの位相と、他方の入力回路19aの位相調整用の遅延回路8から出力される遅延クロックとを位相比較器11で比較し、その比較結果を記憶し、α値を変化させながら位相比較器11の比較結果を逐次記憶するビルトインテスト回路15を備えるように構成することができる。
さらに、本発明の半導体集積回路は、図4に例示するように、PLL16に接続された位相調整用のレジスタ13に対して任意の整数値X(例えば、「0」から「255」の中の1つの値)を書き込み、入力回路19側に設けた遅延回路7の位相調整用のレジスタ12には整数値Xに任意の整数値α(例えば、「1」から「5」の中の1つの値)を加えたX+αを書き込み、遅延回路8から出力される遅延クロックの位相と、入力回路19側に設けた遅延回路7から出力される遅延クロックとを位相比較器11で比較し、その比較結果を記憶領域25に記憶し、α値を変化させながら、位相調整用の遅延回路8から出力される遅延クロックの位相と、入力回路19側の位相調整用の遅延回路7から出力される遅延クロックとを位相比較器11で比較し、その比較結果を記憶領域25に記憶し、α値を変化させ位相比較器11の比較結果を逐次記憶する機構を有するビルトインテスト回路15を備えるように構成することができる。
さらにまた、本発明の半導体集積回路のテストは、図2に例示するように、入力回路19、19aの位相調整用のレジスタ12、13に対して、一方の入力回路19の位相調整用のレジスタ12には任意の整数値Xを書き込み、他方の入力回路19aの位相調整用のレジスタ13には整数値Xに任意の整数値αを加えたX+αを書き込み、一方の入力回路19の位相調整用の遅延回路7から出力される遅延クロックの位相と、他方の入力回路19aの位相調整用の遅延回路8から出力される遅延クロックとを位相比較器11で比較し、その比較結果が予め内部に記憶されていた期待値に等しい場合には「一致」と判定し、期待値に等しくないときには「不一致」と判定して、「一致」又は「不一致」を示す情報を記憶すると供に、α値を変化させて比較結果を記憶する動作を繰り返し、α値が予め規定していた整数値βより大きくなった段階で、すべての比較動作で「一致」が確認された場合に半導体集積回路を良品と判定し、何れか1つの比較動作において「不一致」を示す情報が記憶されたときは半導体集積回路を不良品と判定するように構成することができる。
さらにまた、本発明の半導体集積回路のテストは、図4に例示するように、入力回路19の位相調整用のレジスタ12に任意の整数値Xを書き込み、PLL16側の位相調整用のレジスタ13には整数値Xに任意の整数値αを加えたX+αを書き込み、入力回路19の位相調整用の遅延回路7から出力される遅延クロックの位相と、PLL16側の位相調整用の遅延回路8から出力される遅延クロックとを位相比較器11で比較し、その比較結果が予め内部に記憶されていた期待値に等しい場合には「一致」と判定し、期待値に等しくないときには「不一致」と判定して、「一致」又は「不一致」を示す情報を記憶すると供に、α値を変化させて比較結果を記憶する動作を繰り返し、α値が予め規定していた整数値βより大きくなった段階で、すべての比較動作で「一致」が確認された場合に半導体集積回路を良品と判定し、何れか1つの比較動作において「不一致」を示す情報が記憶されたときは半導体集積回路を不良品と判定するように構成することができる。
本発明の実施の形態による半導体集積回路のブロック図。 本発明の実施例1の半導体集積回路のブロック図。 本発明の実施例2の半導体集積回路のブロック図。 本発明の実施例2の半導体集積回路のブロック図。 本発明の実施例3の半導体集積回路のブロック図。 本発明の実施例3の半導体集積回路のブロック図。 本発明の実施例4の半導体集積回路のテスト方法の流れ図。 従来の半導体集積回路のブロック図。
符号の説明
1 半導体集積回路
2、3、4、5 入力端子
7、8 遅延回路
9、10 入出力回路
11 位相比較器
12、13 レジスタ
14 書換器
15 ビルトインテスト回路
16 フェイズロックドループ回路
17、18 外部信号
18 位相比較
19 入力回路
20 シリアルパラレル変換器
21 レシーバ
25 記憶領域
31、32、33、34、35 テストブロック
40 パラレル・イン・シリアル変換器
42 ドライバ
43、44、45 出力端子
47 セレクタ
55、58 出力回路

Claims (5)

  1. データとクロックとを重畳させた入力信号を受信する第1及び第2の入出力回路と、
    前記第1及び第2の入出力回路に接続し、前記第1及び第2の入出力回路内部の遅延クロックの基準周波数となる所定周期のクロック信号を供給するクロック供給回路と、
    前記第1の入出力回路と前記第2の入出力回路との間に接続され、前記第1及び第2の入出力回路の遅延クロック位相差を検出する位相比較器と、
    前記第1及び第2の入出力回路に接続され、前記第1及び第2の入出力回路の前記遅延クロックの遅延時間を制御し前記第1及び第2の入出力回路を相互にテストするビルトインテスト回路と、
    を備えることを特徴とする半導体集積回路。
  2. データとクロックとを重畳させた入力信号を受信する第1及び第2の入力回路と、
    前記第1の入力回路に遅延クロックを供給する第1の遅延回路と、
    前記第2の入力回路に遅延クロックを供給する第2の遅延回路と、
    前記第1の遅延回路から出力する遅延クロックと前記第2の遅延回路から出力する遅延クロックとを比較し、位相差を検出する位相比較器と、
    前記1の遅延回路から出力される前記遅延クロックの遅延量を記憶する第1のレジスタと、
    前記2の遅延回路から出力される前記遅延クロックの遅延量を記憶する第2のレジスタと、
    前記第1のレジスタ又は前記第2のレジスタに記憶された前記遅延量を書き換え、前記第1及び第2の遅延回路を相互にテストするビルトインテスト回路と、
    を備えることを特徴とする半導体集積回路。
  3. 前記ビルトインテスト回路は、前記第1のレジスタへ所定の整数値Xを書き込み、前記第2のレジスタへ該整数値Xに所定の整数値αを加算したX+αの値を書き込み、前記第1の遅延回路から出力される遅延クロックの位相と、前記第2の遅延回路から出力される遅延クロックの位相とを前記位相比較器により比較し、その比較結果を記憶することを特徴とする請求項2に記載の半導体集積回路。
  4. 前記ビルトインテスト回路は、前記第1のレジスタへ所定の整数値Xを書き込み、前記第2のレジスタへ整数値Xに所定の整数値αを加算したX+αの値を書き込み、前記第1の遅延回路から出力される遅延クロックの位相と、前記第2の遅延回路から出力される遅延クロックの位相とを前記位相比較器により比較した比較結果を記憶し、前記αの値を増減して、前記第1の遅延回路から出力される遅延クロックの位相と、前記第2の遅延回路から出力される遅延クロックの位相とを前記位相比較器により比較した比較結果を記憶し、前記αの値増減を繰り返すことを特徴とする請求項2に記載の半導体集積回路。
  5. 第1のレジスタへ所定の整数値Xを書き込み、第2のレジスタへ整数値Xに所定の整数値αを加算したX+αの値を書き込み、第1の遅延回路から出力される遅延クロックの位相と、第2の遅延回路から出力される遅延クロックの位相とを位相比較器により比較した比較結果を記憶する位相比較工程と、
    前記αの値を増減して、前記第1の遅延回路から出力される遅延クロックの位相と、前記第2の遅延回路から出力される遅延クロックの位相とを前記位相比較器により比較し、その比較結果が予め内部に記憶されている期待値に等しい場合には「一致」と判定し、期待値と等しくない場合には「不一致」と判定する判定工程と、
    前記判定工程を繰り返し、前記αの値が所定の整数値βより大きく、且つ前記判定結果がすべて「一致」の場合には半導体集積回路を良品と判断し、前記判定結果の何れか1つでも「不一致」のときには前記半導体集積回路を不良品と判断するテスト工程と、
    を備えることを特徴とする半導体集積回路のテスト方法。


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