JP2005164301A - 原子炉用燃料棒自動検査装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】原子炉用燃料棒を検査員の能力や体調に検査結果が影響されることなく、正確でかつ効率良く外観検査することにある。
【解決手段】原子炉用燃料棒1の両端を固定し燃料棒を一定速度で回転させる燃料棒回転機構4と、燃料棒1の表面を映像化する映像化装置8と、この映像化装置8を一定速度で移動させ燃料棒1の全表面を走査させる移動機構5と、燃料棒回転機構4および映像化装置移動機構5を走査し、映像化装置8により連続的に撮像された輝度情報を整列させ燃料棒の全表面を画像化する展開画像化装置22と、展開画像化装置により生成された画像から画像処理を施して原子炉用燃料棒1の表面を検査する画像検査装置23と、燃料棒回転機構4及び映像化装置移動機構5を統括し管理する統括制御装置20とを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】原子炉用燃料棒1の両端を固定し燃料棒を一定速度で回転させる燃料棒回転機構4と、燃料棒1の表面を映像化する映像化装置8と、この映像化装置8を一定速度で移動させ燃料棒1の全表面を走査させる移動機構5と、燃料棒回転機構4および映像化装置移動機構5を走査し、映像化装置8により連続的に撮像された輝度情報を整列させ燃料棒の全表面を画像化する展開画像化装置22と、展開画像化装置により生成された画像から画像処理を施して原子炉用燃料棒1の表面を検査する画像検査装置23と、燃料棒回転機構4及び映像化装置移動機構5を統括し管理する統括制御装置20とを備える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、原子力発電設備向けに製造されている原子炉用燃料棒において、外表面の状態を非接触で検査する原子炉用燃料棒自動検査装置に関するものである。
原子炉用燃料棒は、長さ約4mの被覆管内に燃料ペレットを封入し、被覆管の両端に端栓を溶接したものである。この燃料棒は、幾つかの製造工程を経て作られるため、工程内に被覆管の外表面に傷をつけてしまう可能性がある。このような傷の有無は、安全性を確保するために厳正な検査を行う必要がある。
従来の原子炉用燃料棒の外観検査においては、検査員による目視検査や渦流法を用いた検査などが行われている。目視検査には、検査員の目で直接観察して判定を行う直接目視と、TVカメラで撮影した映像をモニタ上に映し出して検査する間接目視の方法とがある。
一般的に目視検査では、検査を行う人間の観察力や判断力などに依存する割合が高いため、検査員の熟練度により検査結果にバラツキが生じてしまうことが指摘されている。また、同一検査員による目視検査においても、長時間による目視検査により疲労を伴う場合、検査結果に影響を及ぼす可能性がある。特に燃料棒のような長尺円筒形状の被検体を検査する場合、直接目視検査に要する時間および検査員の疲労の程度は甚大である。
このため、検査員の体調などにより検査結果が左右されてしまうことがあり、また、TVカメラなどによる間接目視検査においても、微細な傷をモニタ上で視認できるように拡大撮影する必要があるため、直接目視と同様の問題が生じることとなる。
一方、渦流法を用いた検査方法は、JEAG4204により指針化されている。しかし、渦流法による検査では、金属表面の渦電流の変化、すなわちインピーダンス変化を捉える必要があるため、燃料棒表面にプローブ(センサ)を接触あるいは近接させて傷の有無を検査しなければならない。このため、燃料棒付近における空間的な制約が問題となる。
上述のように、従来の原子炉用燃料棒の外観検査における目視検査では、検査員の能力差や体調不良などの影響を受けたり、検査員に対する負担が増大したりするという問題があり、また渦流法による検査では、燃料棒付近における空間的な制約を受けるという問題がある。
さらに、使用済燃料棒においては放射線の放出があり、MOX(混合酸化物)燃料については新燃料棒の時点で既に放射線の放出があるため、放射線被ばく防護の観点から検査員が近づくことができず、遠隔非接触で行える検査装置及び検査方法を考案する必要があった。
そこで、本発明は、原子炉用燃料棒の外観検査において、検査員の能力や体調に検査結果が影響されることなく正確でかつ効率良く検査することが可能な原子炉用燃料棒自動検査装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するため、次のような手段により原子炉用燃料棒自動検査装置を構成する。
請求項1に対応する発明は、原子炉用燃料棒の外観を画像処理にて検査する自動検査装置において、前記原子炉用燃料棒の両端を支持し且つ該燃料棒を一定速度で回転させる燃料棒回転機構と、前記原子炉用燃料棒の表面を映像化する映像化装置と、この映像化装置を前記燃料棒の長手方向に一定速度で移動させる映像化装置移動機構と、前記映像化装置により連続的に撮像された前記原子炉用燃料棒の表面の輝度情報を取込んで整列させ原子炉用燃料棒の全表面を画像化する展開画像化装置と、この展開画像化装置により生成された画像を処理して前記燃料棒の表面を検査する画像検査装置と、前記各機構及び各装置を統括し管理する統括制御装置とを備えたものである。
請求項2に対応する発明は、原子炉用燃料棒の外観を画像処理にて検査する自動検査装置において、前記原子炉用燃料棒の両端を支持し且つ該燃料棒を一定速度で回転させる燃料棒回転機構と、この燃料棒回転機構で前記原子炉用燃料棒を回転させながら一定速度で長手方向へ移動させる燃料棒移動機構と、前記燃料棒回転機構及び前記燃料棒移動機構により走査される燃料棒の表面を固定位置より映像化する映像化装置と、この映像化装置により連続的に撮像された輝度情報を取込んで整列させ前記燃料棒の全表面を画像化する展開画像化装置と、この展開画像化装置により生成された画像を処理して前記燃料棒の表面を検査する画像検査装置と、前記各機構及び各装置を統括し管理する統括制御装置とを備えたものである。
請求項3に対応する発明は、請求項1又は請求項2に対応する発明の原子炉用燃料棒自動検査装置において、前記映像化装置は、原子炉用燃料棒の表面における1直線上又は矩形領域範囲内の反射光量を電気信号に変換するものである。
請求項4に対応する発明は、請求項1又は請求項2に対応する発明の原子炉用燃料棒自動検査装置において、前記展開画像化装置は、前記映像化装置で得られた直線上又は矩形領域範囲内の映像信号をデジタル値に変換し、前記回転機構および移動機構の制御情報をもとに変換したデジタル値を整列させ展開画像を生成するものである。
請求項5に対応する発明は、請求項1に対応する発明の原子炉用燃料棒自動検査装置において、前記統括制御装置は、前記燃料棒回転機構及び映像化装置移動機構と前記映像化装置による画像取込み命令とを同期制御させるものである。
請求項6に対応する発明は、請求項2に対応する発明の原子炉用燃料棒自動検査装置において、前記統括制御装置は、前記燃料棒回転機構及び燃料棒移動機構と前記映像化装置による取込み命令とを同期制御させるものである。
請求項7に対応する発明は、原子炉用燃料棒の外観を画像処理にて自動で検査する自動検査装置において、円錐ミラーにより反射された燃料棒の表面の像を映像化する映像化装置と、前記映像化装置を一定速度で移動させ燃料棒の所定範囲を走査させる映像化装置移動機構と、映像化装置移動機構の走査し前記映像化装置により連続的に撮像された輝度情報を整列させ燃料棒の全表面を画像化する展開画像化装置と、前記表面画像化装置により生成された画像から画像処理を施して原子炉用燃料棒の表面を検査する画像検査装置と、前記各機構及び各装置を統括し管理する統括制御装置とを備えたものである。
請求項8に対応する発明は、請求項7に対応する発明の原子炉用燃料棒自動検査装置において、原子炉用燃料棒の軸中心とカメラの光軸中心および円錐ミラー中心が同軸となるよう設置して燃料棒の表面を映像化するものである。
請求項9に対応する発明は、請求項1、請求項2、請求項7の何れかに対応する発明の原子炉用燃料棒自動検査装置において、前記画像検査装置は、前記展開画像化装置で生成された展開画像に画像処理を施し、欠陥の有無を自動判別するものである。
請求項10に対応する発明は、請求項1又は請求項2に対応する発明の原子炉用燃料棒自動検査装置において、前記映像化装置は、原子炉用燃料棒の表面の同一箇所を複数のセンサにより視差を持たせて計測するものである。
請求項11に対応する発明は、請求項10に対応する発明の原子炉用燃料棒自動検査装置において、前記展開画像化装置は、前記映像化装置で得られた映像信号をデジタル値に変換し、前記回転機構及び移動機構の制御情報をもとに変換したデジタル値を整列させて3次元展開画像を生成するものである。
請求項12に対応する発明は、請求項1又は請求項2に対応する発明の原子炉用燃料棒自動検査装置において、前記映像化装置は、原子炉用燃料棒の表面までの距離情報を電気信号に変換するものである。
請求項13に対応する発明は、請求項12に対応する発明の原子炉用燃料棒自動検査装置において、前記展開画像化装置は、前記映像化装置で得られた距離情報をデジタル値に変換し、前記回転機構及び移動機構の制御情報をもとに変換したデジタル値を整列させて3次元展開画像を生成するものである。
請求項14に対応する発明は、請求項11又は請求項13に対応する発明の原子炉用燃料棒自動検査装置において、前記画像検査装置は、前記展開画像化装置で生成された3次元画像に画像処理を施して、欠陥の有無を自動判別するものである。
請求項15に対応する発明は、請求項7に対応する発明の原子炉用燃料棒自動検査装置において、前記展開画像化装置は、前記映像化装置で得られた矩形領域範囲内の映像信号をデジタル値に変換し、前記映像化装置移動機構の制御情報をもとに変換したデジタル値を整列させ展開画像を生成するものである。
本発明によれば、原子炉用燃料棒の外観検査において、検査員の能力や体調に検査結果が影響されることなく、正確でかつ効率良く検査することが可能となる。
以下、本発明による原子炉用燃料棒自動検査装置の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明の第1の実施形態を示す構成図である。
図1において、1は被検査対象となる原子炉用燃料棒(以下燃料棒と呼ぶ)で、この燃料棒1は、その長手方向の適宜箇所に存するガイド2を挿通され、且つ燃料棒1の両端の中心部に取付けられた回転軸1aが支持体3に回転自在に支持されるとともに、一方の支持体3に駆動源として例えばパルスモータを設けた燃料棒回転機構(以下回転機構と呼ぶ)4に連結され、燃料棒1を一定速度で一方向に回転可能になっている。
また、5は燃料棒1の長手方向に平行な適宜の距離を存した位置に配設された映像化装置移動機構(以下移動機構と呼ぶ)で、この移動機構5は、中心軸線上に配置され、図示しない駆動源として備えられた例えばパルスモータにより回転する走査軸6と、この走査軸6の回転により軸方向に初期位置から最終位置までステップ移動可能な固定台座7から構成され、この固定台座7には燃料棒1の中心線上の像が採取可能に映像化装置8が取付けられている。この映像化装置8は、CCDからなる受光素子を一列に配置した光電変換器からなるラインカメラと光学レンズとから構成されている。
さらに、映像化装置8には図示しない照明装置が備えられ、燃料棒1の映像化する範囲を均一の照度で照射するようになっている。
一方、26は画像処理計算機で、この画像処理計算機26は、統括制御装置20、A/D変換器21、展開画像生成装置22、画像検査装置23、表示装置24及び外部記憶装置25から構成されている。
上記統括制御装置20は、回転機構4及び移動機構5を統括管理しながら駆動制御するものである。具体的には前記燃料棒回転機構の駆動開始、停止、等速回転を制御し、回転機構と前記映像化装置による取込み命令を同期制御するものである。また、A/D変換器21は、映像化装置8のラインカメラで撮像され、光電変換器より得られる電気信号をデジタル変換するものである。
また、上記展開画像生成装置22は、A/D変換器21により変換されたデジタル値(輝度値)を格納するメモリを備え、統括制御装置20に対して回転機構4及び移動機構5を駆動制御すべくタイミング指令を与えるとともに映像化装置8により連続的に撮像された輝度情報を整列させて燃料棒の全表面を画像化するものである。
さらに、上記画像検査装置23は、展開画像生成装置22により生成された画像に対し画像処理を施して燃料棒の表面を検査するものであり、表示装置24は、この画像検査装置23により画像処理された燃料棒の表面を表示し、外部記憶装置25は、画像検査装置23により画像処理された燃料棒の表面画像情報及び検査結果を記憶するものである。
次にこのように構成された原子炉用燃料棒自動制御装置の作用を述べる。
図1において、いま映像化装置8のラインカメラが回転する燃料棒1の中心線上の像を採取できる位置にあるものとする。
その状態で燃料棒1を回転機構4により一定方向に一定速度で1ピッチずつ回転させ、また移動機構5によりラインカメラを軸方向にステップ移動させながら、ラインカメラにより燃料棒1の中心線上の像を連続的に撮影する。このラインカメラで撮影された像は、CCDの受光素子を一列に配置した光電変換器より被写体の反射光量に応じた電気信号として出力される。この電気信号は画像処理計算機26のA/D変換器21に入力され、デジタル値(輝度値)に変換されて、展開画像生成装置22に順次取込まれる。
この展開画像生成装置22では、A/D変換器21により変換して得られる輝度値をもとに燃料棒1全体の展開画像を生成するが、この展開画像の生成手法としては、2通りの方法がある。
まず、第1の方法を図2により説明する。
最初に、図2(a)に示す燃料棒1に対して、図2(b)に示すように時間T0におけるT0撮像位置31a上の輝度値を取得し、メモリに格納する。メモリ格納後、統括制御装置20からの次ライン取得指示により、回転機構4は、燃料棒1をライン高さ分だけ回転させる。続いて、時間T1におけるT1撮像位置32a上の輝度値を取得し、同じくメモリに格納する。
この動作を燃料棒が1周する時間Tnまで繰り返し行う。T0からTnまでに取得した輝度値の幅方向を揃えるように整列させることで、図2(c)に示すようなライン幅×1周分の画像、すなわちA0撮像範囲35aの展開画像が生成される。
次にラインカメラをライン幅分、走査方向に移動した後、同様に燃料棒1を回転させて1ライン分の輝度値を取得し、1周分の輝度値に相当するA1撮像範囲36aの展開画像を取得する。
このようにしてA0撮像範囲35aからAn撮像範囲38aまでの画像を合成し、燃料棒1の展開画像を生成する。このとき撮像範囲を燃料棒1の全体に設定することで、図2(d)に示すような全体展開画像39を得ることができる。
次に第2の方法を図3により説明する。
最初に、図3(a)に示す燃料棒1に対して、図3(b)に示すように、まず時間T0におけるT0撮像位置31b上の輝度値を取得し、メモリに格納する。次に、燃料棒1をライン高さ分だけ回転させると同時にラインカメラを1画素分だけ走査方向に移動させ、時間T1におけるT1撮像位置32b上の輝度値をメモリに格納する。
このようにしてT0までに取得した輝度値を1画素分ずつ移動させるように整列させることで、図3(c)に示すようなライン幅×1周分の画像、すなわちA0撮像範囲35bの展開画像が生成される。この動作を燃料棒全域に亙って走査することで図3(d)に示すような全体の展開画像39を生成することができる。
このように上記第1の方法又は第2の方法により燃料棒1全体の展開画像が生成されると、画像検査装置23ではこの展開画像に対して次のような画像処理が施される。
図4は、全体の画像処理手順を示すフローチャートであり、図5は画像処理過程での検査内容の画像を示すものである。
まず、展開画像生成処理S1においては、展開画像生成装置22により前述の図2又は図3の手順で生成した全体展開画像39に対して、図5(a)に示すように縦軸が0°から360°の周方向情報、横軸が燃料棒の長手方向情報として表現し、展開画像を画像検査装置23に入力する。
次に、画像検査装置23では、次のような画像処理により燃料棒外観の合否判定を行う。判定手順として、まず図5(b)に示すようなクラックなどの欠陥の形状を強調するための微分処理S2を施す。微分結果から境界部のコントラストが閾値よりも高い部分を2値化処理S3で抽出し、図5(c)に示すように形状計測処理S4で抽出した欠陥の面積53、最大長54およびパターン幅55などの幾何学的な形状特徴を計測する。その計測結果により合否判定処理S5を行う。
このように第1の実施形態によれば、原子炉用燃料棒の全周表面像を展開画像に変換し、画像処理により自動的に欠陥を判別することが可能なので、検査の効率が向上するとともに検査員のスキルに依存しない検査結果を獲得することができる。
図6は本発明の第2の実施形態を示す構成図で、図1と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる点について述べる。
前述した図1の構成は、燃料棒1を回転機構4により一定方向へ回転させ、映像化装置7を移動機構5により燃料棒1の長手方向に平行に移動させるようにしたが、本実施形態では、図6に示すように燃料棒1を一方向に回転させる回転機構4及びこの回転機構4全体を軸方向に移動させる移動機構9を設け、映像化装置8を燃料棒1の中心線上の像を採取可能な位置に固定して配置する構成としたものである。
すなわち、図6において、燃料棒1を一定速度で一定方向に回転させる回転機構4全体を回転機構固定台座10に取付けると共に、この回転機構固定台座10を走査軸11に沿って移動させる燃料棒移動機構9に連結し、駆動源として設けられた例えばパルスモータの回転運動を直線運動に変換して回転機構固定台座10を一定速度で軸方向に移動可能にしたものである。
従って、このような構成とすれば、制御棒1を回転機構4により回転させながら燃料棒移動機構9により長手方向に移動させることにより、映像化装置8のラインカメラで燃料棒1の中心線上の像を燃料棒1の全周及び全長に亙って採取することが可能となる。
そして、画像処理計算機26により前述と同様に原子炉用燃料棒1の全周表面像を展開画像に変換し、画像処理することにより自動的に欠陥を判別することが可能となる。
従って、検査効率を向上させることができる共に、検査員のスキルに依存しない検査結果を獲得することができる。
次に本発明の第3の実施形態を説明するに、その構成は図1又は図6と同様なので、ここではその説明を省略し、原子炉用燃料棒自動検査装置の作用を図7及び図8により説明する。
図1又は図6において、いま映像化装置8のエリアカメラが回転する燃料棒1の中心線上の像を採取できる位置にあるものとする。
その状態で燃料棒1を一定方向に一定速度で1ピッチずつ回転させ、また映像化装置8のラインカメラ又は燃料棒1の長手方向にステップ移動させながら、エリアカメラにより燃料棒1の中心線上の像を連続的に撮影する。このエリアカメラで撮影された像は、CCDの受光素子を二次元的に配置した光電変換器より被写体の反射光量に応じた電気信号として出力される。この電気信号は画像処理計算機26のA/D変換器21に入力され、デジタル値(輝度値)に変換されて、展開画像生成装置22に順次取込まれる。
この展開画像生成装置22では、A/D変換器21により変換して得られる輝度値をもとに燃料棒1全体の展開画像を生成するが、この展開画像の生成手法としては、2通りの方法がある。
まず、第1の方法を図7により説明する。
最初に、図7(a)に示す燃料棒1に対して、図7(b)に示すように時間T0におけるT0撮像位置31c上の輝度値を取得し、メモリ格納する。メモリ格納後、統括制御装置20からの次エリア取得指示により、回転機構4は、燃料棒1をエリア高さ分だけ回転させる。続いて、時間T1におけるT1撮像位置32c上の輝度値を取得し、同じくメモリに格納する。
この動作を燃料棒が1周する時間Tnまで繰り返し行う。T0からTnまでに取得した輝度値の幅方向を揃えるように整列させることで、図7(c)に示すようなエリア幅×1周分の画像、すなわちA0撮像範囲35cの展開画像が生成される。
次にエリアカメラをライン幅分、走査方向に移動した後、同様に燃料棒1を回転させて1エリア分の輝度値を取得し、1周分の輝度値に相当するA1撮像範囲36cの展開画像を取得する。
このようにしてA0撮像範囲35cからAn撮像範囲38cまでの画像を合成し、燃料棒1の展開画像を生成する。このとき撮像範囲を燃料棒1の全体に設定することで、図7(d)に示すような全体展開画像39を得ることができる。
次に第2の方法を図8により説明する。
最初に、図8(a)に示す燃料棒1に対して、図8(b)に示すように、時間T0におけるT0撮像位置31d上の輝度値を取得した後、燃料棒1をエリア高さ分だけ回転させると同時にエリアカメラを1画素分だけ走査方向に移動させ、時間T1におけるT1撮像位置32d上の輝度値をメモリに格納する。
この動作を燃料棒全体まで走査することで全体の展開画像を生成することができる。図7又は図8の手順により生成された展開画像は、第1の実施形態と同様に図4の処理手順により図5に示す画像検査を実施し、合否判定を行う。
この第3の実施形態によれば、前記第1の実施形態と同様の効果が得られるとともに、空間の2次元的な輝度情報を一度に取得することが可能なので、より効率的に展開画像が生成でき、燃料棒検査の高速化を図ることができる。
図9は本発明による原子炉用燃料棒自動検査装置の第4の実施形態を示す構成図で、図1と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる点について述べる。
本実施形態は、図9に示すように固定台座7に2台の映像化装置8a,8bを設置し、これらにステレオ視カメラおよび光学レンズを適用し、これに対応して画像処理計算機26に2台のA/D変換器21a,1bが設けられる以外は図1と同様に構成されるので、ここではその説明を省略する。
次にこのように構成された原子炉用燃料棒自動検査装置の作用を述べる。
図9において、いま2台の映像化装置8のステレオ視カメラが回転する燃料棒1の中心線上の像を採取できる位置にあるものとする。この場合、ステレオ視カメラは、2台のラインカメラもしくは2台のエリアカメラを光軸中心が同一箇所を捕らえるように設置されている。
この状態で燃料棒1を回転機構4により一定方向に一定速度で1ピッチずつ回転させ、また移動機構5によりステレオ視カメラを燃料棒1の長手方向にステップ移動させながら、燃料棒1の中心線上の像を連続的に撮影する。
このステレオ視カメラで撮影された像は、各々CCDの受光素子を一列もしくは二次元的に配置した光電変換器より被写体の反射光量に応じた電気信号として出力される。この電気信号は画像処理計算機26のA/D変換器21に入力され、デジタル値(輝度値)に変換されて、展開画像生成装置22に順次取込まれる。
この展開画像生成装置22では、A/D変換器21a,22bによりそれぞれ変換して得られる輝度値をもとに燃料棒1全体の展開画像を生成する。
このように燃料棒1全体の展開画像が生成されると、画像検査装置23ではこの展開画像に対して次のような画像処理が施される。
図10は、全体の画像処理手順を示すフローチャートであり、図11は画像処理過程での検査内容を示す画像を示すものである。
まず、展開画像生成処理S1a及びS1bにおいては、展開画像生成装置22により生成した全体展開画像60a,60bに対して、図11(a)に示すように縦軸が0°から360°の周方向情報、横軸が燃料棒の長手方向情報として表現し、各カメラの視点による展開画像をメモリに格納する。
次に画像検査装置23では、対応点検索処理S6により2枚の展開画像間における被写体像の対応位置を検索する。この場合、検索方法としては、一方の画像内に小領域テンプレートを設定し、もう一方の画像内でテンプレートと類似度の高い領域を検索する方法等がある。また、類似度を演算する方法として、輝度総差分値、正規化相関値もしくは相互相関値などを用いる方法等がある。この類似度が高い座標位置を対応点として求め、テンプレート位置を指定画素ずつ走査して、画像全体の対応点を計測する。
次に深さ情報演算処理S7では、図11(b)に示すように2枚の画像の対応点と各カメラの配置情報から、3画測量の原理により深さ情報に換算する。
形状計測処理S4では、図11(b)に示すように各箇所の3次元位置情報から立体モデル63の作成と最大深さ64を計測し、合否判定処理S5にて燃料棒外観の合否判定を行う。
このように第4の実施形態によれば、前述した第1の実施形態と同様の効果が得られることに加えて、燃料棒の3次元的な表面情報を取得することが可能となるので、より人間の判断に近い高精度な検査結果を獲得することができる。
図12は本発明による原子炉用燃料棒自動検査装置の第5の実施形態を示す構成図で、図1と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる点について述べる。
本実施形態は、図12に示すように固定台座7に映像化装置に代えて距離計測装置12を設置する以外は図1と同様に構成されるので、ここではその説明を省略する。
上記距離計測装置12は、例えばレーザ光などを用いて被検体までの距離を計測可能なものである。
次にこのように構成された原子炉用燃料棒自動検査装置の作用を述べる。
図12において、いま距離計測装置12が回転する燃料棒1の中心線上の像を採取できる位置に設置されているものとする。
その状態で燃料棒1を回転機構4により一定方向に一定速度で1ピッチずつ回転させ、また移動機構5により距離計測装置12を燃料棒1の長手方向にステップ移動させながら、燃料棒1の中心線上までの距離を連続的に測定する。
この距離計測装置12により測定された距離情報は電気信号に変換され、画像処理計算機26のA/D変換器21に入力され、このA/D変換器21により電気信号がデジタル値(輝度値)に変換されて、展開画像生成装置22に順次取込まれる。
この展開画像生成装置22では、A/D変換器21a,22bによりそれぞれ変換して得られる輝度値をもとに燃料棒1全体の距離情報展開画像を生成する。
このように燃料棒1全体の距離情報展開画像が生成され、画像検査装置23に入力されると、この画像検査装置23ではこの距離情報展開画像に対して次のような画像処理が施される。
図13は、全体の画像処理手順を示すフローチャートであり、図14は画像処理過程での検査内容を示す画像を示すものである。
まず、距離情報展開画像生成処理S8においては、展開画像生成装置22により生成した距離情報よる全体の展開画像70に対して、図14(a)に示すように縦軸が0°から360°の周方向情報、横軸が燃料棒の長手方向情報として表現し、図14(b)に示すような距離計測装置12による各箇所の距離情報展開画像をメモリに格納する。
次に画像検査装置23では、形状計測処理S4により図14(c)に示すように各箇所の被検体までの距離情報から立体モデル73の作成と最大深さ74を計測し、合否判定処理S5にて燃料棒外観の合否判定を行う。
このような第5の実施形態によれば、前述した第3の実施形態と同様の効果が得られることに加えて、発振したレーザ光の反射量から深さを判断するので、検査環境下における照明などの影響を低減させることができる。
図15は本発明による原子炉用燃料棒自動検査装置の第6の実施形態を示す構成図で、図1と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる点について述べる。
本実施形態は、図15に示すように燃料棒1を図示しない固定部材により固定し、且つ燃料棒1と同一直線上に適宜の距離を存して移動機構5を配置し、この移動機構5に図示しない例えばパルスモータにより走査軸6に沿って制御棒1の長手方向と同一線上を直線移動可能な固定台座7に、CCDからなる受光素子を配置した光電変換器からなるエリアカメラと光学レンズ及び円錐ミラー13を備えた映像化装置8を取付けるようにしたものである。
この場合、固定した燃料棒1の軸中心と光軸が同一となるようにエリアカメラが設置され、また円錐ミラー13はその中心部に有する穴部に燃料棒1を挿通させて設けられ、図示しない支持部材を介して装置本体に軸方向に移動可能に支持されている。
次にこのように構成された原子炉用燃料棒自動制御装置の作用を述べる。
図15において、いま固定した燃料棒1の軸中心と光軸が同一となるようにエリアカメラが設置され、更に燃料棒1の軸中心と円錐ミラー13の中心を合わせ、円錐ミラー13に写った燃料棒外表面像がエリアカメラで取得できるように焦点位置や絞り調整が行われているものとする。
この状態で、移動機構5によりエリアカメラを燃料棒1の中心軸と同一軸線方向に移動させながら、エリアカメラにより燃料棒1の外表面像を連続的に撮影する。このエリアカメラで撮影された燃料棒1の外表面像は、光電変換器より被写体の反射光量に応じた電気信号として出力される。この電気信号は画像処理計算機26のA/D変換器21に入力され、デジタル値(輝度値)に変換されて、展開画像生成装置22に順次取込まれる。
図16は画像処理過程での検査内容を示す画像を示すものである。
図16(a),(b)において、時間T0における燃料棒外表面像41上の輝度値を取得してメモリに格納する。しかし、このようにして取得された像40は、円錐ミラー13の内側と外側で空間分解能が異なるため、歪みを含んだ像となる。
そこで、円錐ミラー13の内側と外側の分解能を一致させるように射影変換処理を施し、A0撮影範囲35eの展開画像を生成する。この展開画像の生成後、統括制御装置20からの次エリア取得指示により、映像化移動機構5は、映像化装置8を展開幅分だけ移動させ、A1撮影範囲36eの展開画像を生成する。この動作を必要な範囲、例えばAn撮影範囲38eまで繰り返して行う。この手順により図16(c)に示すように燃料棒の全体展開画像39を生成する。そして、図13の手順により生成された展開画像は、第1の実施形態と同様に図4の処理手順により画像検査を実施して合否判定を行う。
この第5の実施形態によれば、前記第1の実施形態と同様の効果が得られるとともに、円錐ミラーの適用により周方向の輝度情報を一度に取得することが可能となるので、より効率的に展開画像が生成でき、燃料棒検査の高速化を図ることができる。
1…原子炉用燃料棒、2…ガイド、3…支持体、4…燃料棒回転機構、5…映像化装置移動機構、6…走査軸、7…固定台座、8,8a,8b…映像化装置、9…燃料棒移動機構、10…回転機構固定台座、11…走査軸、12…距離計測装置、13…円錐ミラー、20…統括制御装置、21、21a、21b…A/D変換器、22…展開画像生成装置、23…画像検査装置、24…表示装置、25…外部記憶装置、26…画像処理計算機。
Claims (15)
- 原子炉用燃料棒の外観を画像処理にて検査する自動検査装置において、前記原子炉用燃料棒の両端を支持し且つ該燃料棒を一定速度で回転させる燃料棒回転機構と、前記原子炉用燃料棒の表面を映像化する映像化装置と、この映像化装置を前記燃料棒の長手方向に一定速度で移動させる映像化装置移動機構と、前記映像化装置により連続的に撮像された前記原子炉用燃料棒の表面の輝度情報を取込んで整列させ原子炉用燃料棒の全表面を画像化する展開画像化装置と、この展開画像化装置により生成された画像を処理して前記燃料棒の表面を検査する画像検査装置と、前記各機構及び各装置を統括し管理する統括制御装置とを備えたことを特徴とする原子炉用燃料棒自動検査装置。
- 原子炉用燃料棒の外観を画像処理にて検査する自動検査装置において、前記原子炉用燃料棒の両端を支持し且つ該燃料棒を一定速度で回転させる燃料棒回転機構と、この燃料棒回転機構で前記原子炉用燃料棒を回転させながら一定速度で長手方向へ移動させる燃料棒移動機構と、前記燃料棒回転機構及び前記燃料棒移動機構により走査される燃料棒の表面を固定位置より映像化する映像化装置と、この映像化装置により連続的に撮像された輝度情報を取込んで整列させ前記燃料棒の全表面を画像化する展開画像化装置と、この展開画像化装置により生成された画像を処理して前記燃料棒の表面を検査する画像検査装置と、前記各機構及び各装置を統括し管理する統括制御装置とを備えたことを特徴とする原子炉用燃料棒自動検査装置。
- 請求項1又は請求項2記載の原子炉用燃料棒自動検査装置において、前記映像化装置は、原子炉用燃料棒の表面における1直線上又は矩形領域範囲内の反射光量を電気信号に変換することを特徴とする原子炉用燃料棒自動検査装置。
- 請求項1又は請求項2記載の原子炉用燃料棒自動検査装置において、前記展開画像化装置は、前記映像化装置で得られた直線上又は矩形領域範囲内の映像信号をデジタル値に変換し、前記回転機構および移動機構の制御情報をもとに変換したデジタル値を整列させ展開画像を生成することを特徴とする原子炉用燃料棒自動検査装置。
- 請求項1記載の原子炉用燃料棒自動検査装置において、前記統括制御装置は、前記燃料棒回転機構及び映像化装置移動機構と前記映像化装置による画像取込み命令とを同期制御させることを特徴とする原子炉用燃料棒自動検査装置。
- 請求項2記載の原子炉用燃料棒自動検査装置において、前記統括制御装置は、前記燃料棒回転機構及び燃料棒移動機構と前記映像化装置による取込み命令とを同期制御させることを特徴とする原子炉用燃料棒自動検査装置。
- 原子炉用燃料棒の外観を画像処理にて自動で検査する自動検査装置において、円錐ミラーにより反射された燃料棒の表面の像を映像化する映像化装置と、前記映像化装置を一定速度で移動させ燃料棒の所定範囲を走査させる映像化装置移動機構と、映像化装置移動機構の走査し前記映像化装置により連続的に撮像された輝度情報を整列させ燃料棒の全表面を画像化する展開画像化装置と、前記表面画像化装置により生成された画像から画像処理を施して原子炉用燃料棒の表面を検査する画像検査装置と、前記各機構及び各装置を統括し管理する統括制御装置とを備えたことを特徴とする原子炉用燃料棒自動検査装置。
- 請求項7記載の原子炉用燃料棒自動検査装置において、原子炉用燃料棒の軸中心とカメラの光軸中心および円錐ミラー中心が同軸となるよう設置して燃料棒の表面を映像化することを特徴とする原子炉用燃料棒自動検査装置。
- 請求項1、請求項2、請求項7の何れかに記載の原子炉用燃料棒自動検査装置において、前記画像検査装置は、前記展開画像化装置で生成された展開画像に画像処理を施し、欠陥の有無を自動判別することを特徴とする原子炉用燃料棒自動検査装置。
- 請求項1又は請求項2記載の原子炉用燃料棒自動検査装置において、前記映像化装置は、原子炉用燃料棒の表面の同一箇所を複数のセンサにより視差を持たせて計測することを特徴とする原子炉用燃料棒自動検査装置。
- 請求項10記載の原子炉用燃料棒自動検査装置において、前記展開画像化装置は、前記映像化装置で得られた映像信号をデジタル値に変換し、前記回転機構及び移動機構の制御情報をもとに変換したデジタル値を整列させて3次元展開画像を生成することを特徴とする原子炉用燃料棒自動検査装置。
- 請求項1又は請求項2記載の原子炉用燃料棒自動検査装置において、前記映像化装置は、原子炉用燃料棒の表面までの距離情報を電気信号に変換することを特徴とする原子炉用燃料棒自動検査装置。
- 請求項12記載の原子炉用燃料棒自動検査装置において、前記展開画像化装置は、前記映像化装置で得られた距離情報をデジタル値に変換し、前記回転機構及び移動機構の制御情報をもとに変換したデジタル値を整列させて3次元展開画像を生成することを特徴とする原子炉用燃料棒自動検査装置。
- 請求項11又は請求項13記載の原子炉用燃料棒自動検査装置において、前記画像検査装置は、前記展開画像化装置で生成された3次元画像に画像処理を施して、欠陥の有無を自動判別することを特徴とする原子炉用燃料棒自動検査装置。
- 請求項7記載の原子炉用燃料棒自動検査装置において、前記展開画像化装置は、前記映像化装置で得られた矩形領域範囲内の映像信号をデジタル値に変換し、前記映像化装置移動機構の制御情報をもとに変換したデジタル値を整列させ展開画像を生成することを特徴とする原子炉用燃料棒自動検査装置。
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