JP2005163495A - 建設機械の作業装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 油圧式アタッチメントのアタッチメントシリンダに接続される油圧ホースを保護する。
【解決手段】 リンク機構24を構成する第2のリンク27の先端側と作業具着脱装置16との間を結合する第3の連結ピン29に、油圧ホース35の途中部位を固定する油圧管路固定部材38を回転可能に設ける。これにより、作業具着脱装置16がアーム14の先端側で回動したときに、油圧ホース35が大きく屈曲して作業具着脱装置16等に擦れるのを抑えることができ、油圧ホース35を保護することができる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、例えば油圧ショベル、油圧クレーン等の建設機械に設けられ土木作業等を行う建設機械の作業装置に関する。
一般に、土砂の掘削作業等に用いられる建設機械としての油圧ショベルは、自走可能な車体と、該車体に設けられた作業装置とにより大略構成されている。そして、油圧ショベルの作業装置は、通常、車体に俯仰動可能に取付けられたブームと、該ブームの先端側に俯仰動可能に取付けられたアームと、該アームの先端側に回動可能に取付けられた作業具とにより構成されている。
ここで、作業装置のアーム先端側に取付けられる作業具としては、バケット、グラップル装置、ブレーカ等があり、これら種類の異なる作業具を交換してアームの先端側に取付けることにより、掘削作業、荷役作業、破砕作業等の作業を行なうことができるようになっている。
一方、これら各種の作業具の交換を容易に行なうため、アームの先端側に作業具着脱用の油圧式アタッチメントを取付けた作業装置が知られている。そして、この油圧式アタッチメントは、アタッチメントシリンダによって互いに接近、離間する2個の爪部材を備え、これら各爪部材を作業具側に固定された2本の軸に対して係合、離脱させることにより、種類の異なる作業具をアームの先端側に迅速かつ容易に着脱するもので、この油圧式アタッチメントは作業具の一部分を構成するものである(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−107307号公報
ところで、上述した従来技術による油圧式アタッチメントは、アームの先端側に回動可能に取付けられ、該油圧式アタッチメントとアームにはリンク機構が接続されている。そして、アームとリンク機構との間に設けられた作業具シリンダを伸縮させることにより、油圧式アタッチメントは、リンク機構を介して作業具と共にアームの先端側で回動する構成となっている。
ここで、油圧式アタッチメントに設けられたアタッチメントシリンダには、油圧ショベルの車体(上部旋回体)等に配置された油圧源からの圧油を給排するための油圧ホースが接続され、この油圧ホースは、通常、アームの上面もしくは側面に沿って油圧式アタッチメントへと延び、その先端側は狭隘な油圧式アタッチメントの内部に収容されている。
このため、油圧式アタッチメントがアームの先端側で回動すると、油圧式アタッチメント内に収容された油圧ホースが、アームと油圧式アタッチメントとの間で大きく屈曲し、油圧式アタッチメント等に擦れて早期に損傷してしまうという問題がある。また、油圧ホースが油圧式アタッチメントの回動角度に追従できず、油圧ホースが千切れたり、折曲がるといった問題がある。
また、例えば油圧式アタッチメントにバケットを取付け、このバケットを用いて掘削作業を行う場合には、バケットと共に油圧式アタッチメントやアームも地中に没入させた状態で、油圧式アタッチメントを回動させることにより、バケットによって地中を掘削することになる。このとき、アタッチメントシリンダに接続された油圧ホースが、油圧式アタッチメントの回動動作に応じて弛み、アームの上面から大きく外部に食み出す場合があり、この場合には、アームから食み出した油圧ホースが、アームの周囲に存在する障害物等に干渉して損傷してしまう不具合がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、油圧式アタッチメントのアタッチメントシリンダに接続される油圧ホースが損傷するのを防止し、該油圧ホースを保護することができるようにした建設機械の作業装置を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するため本発明は、建設機械の車体に俯仰動可能に取付けられたブームと、該ブームの先端側に俯仰動可能に取付けられたアームと、作業具またはその一部分として該アームの先端側に回動可能に取付けられアタッチメントシリンダによって作動する油圧式アタッチメントと、該油圧式アタッチメントとアームとに接続されたリンク機構と、該リンク機構を介して油圧式アタッチメントをアームの先端側で回動させる作業具シリンダとを備え、リンク機構は、基端側がアームに第1の連結ピンを用いてピン結合された第1のリンクと、基端側が該第1のリンクの先端側と作業具シリンダとに第2の連結ピンを用いてピン結合され先端側が第3の連結ピンを用いて油圧式アタッチメントにピン結合された第2のリンクとにより構成してなる建設機械の作業装置に適用される。
そして、請求項1の発明が採用する構成の特徴は、アームの長手方向に沿って延び先端側がアタッチメントシリンダに接続された油圧管路と、第3の連結ピンに回転可能に設けられ油圧管路の途中部位を固定する油圧管路固定部材とを備えたことにある。
請求項2の発明は、第2のリンクは第3の連結ピンの軸方向の両端側が挿通されるボス部を有し、油圧管路固定部材は、第3の連結ピンを用いてボス部とは別個に相対回転可能に取付ける構成としたことにある。
請求項3の発明は、油圧管路固定部材は、第3の連結ピンに回転可能に挿通されたスリーブと、該スリーブに設けられたねじ座と、該ねじ座に取付けられ油圧管路をクランプするクランプ部材とにより構成したことにある。
請求項4の発明は、アタッチメントシリンダには油圧管路の先端部位を回転可能に接続するスイベル継手を設ける構成としたことにある。
請求項5の発明は、アタッチメントシリンダには油圧管路を接続するブロックを設け、該ブロックには第3の連結ピンの軸方向と平行な軸線を中心として回転可能となり油圧管路の先端部位を接続するスイベル継手を設ける構成としたことにある。
請求項6の発明は、油圧管路のうちアームの途中部位から先端部位はアームの上面に沿って延びる油圧ホースによって構成し、該油圧ホースには油圧式アタッチメントの回動に応じて変形する屈曲部を設ける構成としたことにある。
請求項7の発明は、油圧管路は、アームの基端側から途中部位までアームに沿って延び先端部位がブームに向けて折曲げられた油圧配管と、該油圧配管の先端部位に設けられた継手部と、アームの上面に沿って延び基端部位が該継手部に接続され先端部位がアタッチメントシリンダに接続された油圧ホースとにより構成し、油圧ホースの途中部位には継手部からアタッチメントシリンダに向けて折返され油圧式アタッチメントの回動に応じて変形する湾曲した屈曲部を設ける構成としたことにある。
請求項1の発明によれば、作業具シリンダが伸縮すると、この作業具シリンダの伸縮がリンク機構を介して油圧式アタッチメントに伝わり、油圧式アタッチメントはアームの先端側で回動する。このとき、油圧式アタッチメントのアタッチメントシリンダに接続された油圧管路の途中部位は、第2のリンクの先端側と油圧式アタッチメントとの間を結合する第3の連結ピンに回転可能に設けられた油圧管路固定部材に固定されている。このため、油圧式アタッチメントがアームの先端側で回動したときに、油圧管路固定部材が第3の連結ピンに対して回転することにより、油圧管路固定部材に固定された油圧管路の途中部位とアタッチメントシリンダに接続された油圧管路の先端部位との間の距離を一定に保つことができる。従って、油圧管路が、油圧式アタッチメントの回動動作に伴って大きく屈曲して油圧式アタッチメント等に擦れるのを抑えることができ、該油圧管路を保護することができる。
請求項2の発明によれば、油圧管路固定部材は、第2のリンクのボス部に挿通される第3の連結ピンに、前記ボス部とは別個に相対回転可能に取付けられるので、油圧式アタッチメントがアームの先端側で回動したときに、油圧管路固定部材が第3の連結ピンに対して回転することにより、油圧管路が油圧式アタッチメントの回動動作に伴って大きく屈曲するのを抑え、該油圧管路を保護することができる。
請求項3の発明によれば、第3連結ピンにスリーブを回転可能に挿通し、このスリーブに設けたねじ座に油圧管路をクランプするクランプ部材を取付けるだけで、油圧管路の途中部位を第3の連結ピンに対して回転可能に取付けることができる。
請求項4の発明によれば、アタッチメントシリンダに油圧管路の先端部位を回転可能に接続するスイベル継手を設けたので、油圧式アタッチメントがアームの先端側で回動するときに、スイベル継手が油圧式アタッチメントに追従して回転することにより、油圧式アタッチメントの回動動作に伴って油圧管路が無理に屈曲するのを抑えることができ、該油圧管路の耐久性を高めることができる。
請求項5の発明によれば、アタッチメントシリンダには油圧管路を接続するブロックを設け、該ブロックには第3の連結ピンの軸方向と平行な軸線を中心として回転可能となったスイベル継手を設けたので、油圧式アタッチメントがアームの先端側で回動するときに、スイベル継手が第3の連結ピンの軸方向と平行な軸線を中心として回転することにより、油圧管路が無理に屈曲するのを抑えることができる。
請求項6の発明によれば、油圧管路のうちアームの途中部位から先端部位をアームの上面に沿って延びる油圧ホースによって構成し、この油圧ホースには、油圧式アタッチメントの回動に応じてアームの上面で変形する屈曲部を設ける構成としている。これにより、油圧式アタッチメントがアームの先端側で回動することにより油圧ホースが弛みを生じたとしても、この油圧ホースの弛みを屈曲部が変形することによって吸収することができる。このため、弛みを生じた油圧ホースが、アームの外部に大きく食み出して該アームの周囲に存在する障害物等に干渉するのを抑えることができ、該油圧ホースを保護することができる。
請求項7の発明によれば、ブームに向けて折曲がる油圧配管の先端部位に設けられた継手部とアタッチメントシリンダとの間を接続する油圧ホースの途中部位に、継手部からアタッチメントシリンダに向けて折返され油圧式アタッチメントの回動に応じて変形する湾曲した屈曲部を設けている。これにより、油圧式アタッチメントがアームの先端側で回動することにより油圧ホースが弛みを生じたとしても、この油圧ホースの弛みを屈曲部がアームの上面で湾曲することによって吸収することができる。このため、弛みを生じた油圧ホースが、アームの外部に大きく食み出して該アームの周囲に存在する障害物等に干渉するのを抑えることができる。
以下、本発明に係る建設機械の作業装置の実施の形態について、油圧ショベルの作業装置を例に挙げ、図1ないし図11を参照しつつ説明する。
図において、1は建設機械としての油圧ショベルで、該油圧ショベル1の車体は、自走可能なクローラ式の下部走行体2と、該下部走行体2上に旋回可能に搭載された上部旋回体3とにより大略構成されている。そして、下部走行体2の前部側には排土板装置4が設けられている。
一方、上部旋回体3は、支持構造体をなす旋回フレーム5と、該旋回フレーム5の後部側に設けられ後述する作業装置11との重量バランスを取るカウンタウエイト6と、該カウンタウエイト6の前側に位置して旋回フレーム5上に設けられた運転席7と、該運転席7を上方から覆うキャノピ8とにより大略構成されている。そして、旋回フレーム5の前部側には、左,右方向に揺動するスイングポスト9が設けられ、該スイングポスト9には、後述する作業装置11が俯仰動可能に設けられている。
11はスイングポスト9を介して旋回フレーム5の前部側に左,右方向に揺動可能に設けられた作業装置で、該作業装置11は、後述のブーム12、アーム14、作業具着脱装置16、バケット31等により構成され、土砂等の掘削作業を行うものである。
12はスイングポスト9に俯仰動可能に取付けられたブームで、該ブーム12は、長さ方向の途中部位がく字状に屈曲した角筒体からなり、その基端側はスイングポスト9にピン結合されている。そして、ブーム12は、スイングポスト9との間に設けられたブームシリンダ13により、スイングポスト9に対して上,下方向に俯仰動するものである。
14はブーム12の先端側に俯仰動可能に取付けられたアームで、該アーム14は、ほぼ直線的に延びる角筒体からなり、その基端側はブーム12の先端側にピン結合されている。ここで、アーム14の基端側には、後述の作業具シリンダ30等が取付けられるシリンダブラケット14Aが設けられ、アーム14の先端側には、後述の作業具着脱装置16がピン結合される円筒状のボス部14Bと、後述する第の1リンク25がピン結合される円筒状のボス部14Cとが長手方向に離間して設けられている(図6参照)。そして、アーム14は、ブーム12との間に設けられたアームシリンダ15により、ブーム12に対して上,下方向に俯仰動するものである。
16は作業具の一部分を構成する油圧式アタッチメントとしての作業具着脱装置で、該作業具着脱装置16は、アーム14の先端側に連結ピン17を用いて回動可能に取付けられている。ここで、作業具着脱装置16は、後述するバケット31、グラップル、ブレーカ等(いずれも図示せず)と共に作業具を構成し、これらバケット31等をアーム14の先端側に迅速かつ容易に着脱するものである。そして、作業具着脱装置16は、図6ないし図8等に示すように、後述の固定爪部材18、可動爪部材19、アタッチメントシリンダ20等により構成されている。
18は作業具着脱装置16のベースとなる固定爪部材で、該固定爪部材18は、例えば厚肉な鋼板材等を用いて形成されアーム14の先端側を挟んで左,右方向で対面した左,右の側板18A,18Aと、これら各側板18A間を一体的に連結する連結部材(図示せず)とを備えて構成されている。
ここで、固定爪部材18を構成する各側板18Aの基端側には、連結ピン17が挿通されるピン挿通孔18Bと、後述する第3の連結ピン29が挿通されるピン挿通孔18Cとが間隔をもって穿設されている。また、固定爪部材18の先端側には、半円弧状の断面形状をもって左,右方向に延びる半割パイプ18Dが固着して設けられ、該半割パイプ18Dは、左,右の側板18A間を連結すると共に、後述するバケット31の一方の取付軸31Bに対して係合、離脱するものである。
そして、固定爪部材18の左,右の側板18Aによってアーム14の先端側を挟込んだ状態で、固定爪部材18のピン挿通孔18Bとアーム14のボス部14Bとに連結ピン17を挿通することにより、作業具着脱装置16の固定爪部材18が、アーム14の先端側に連結ピン17を中心として回動可能に取付けられる構成となっている。
19は固定爪部材18に対して回動可能に設けられた可動爪部材で、該可動爪部材19は、例えば厚肉な鋼板材等を用いて形成され固定爪部材18の各側板18A間に挟込まれた状態で左,右方向で対面した左,右の側板19A,19Aと、これら各側板19A間を一体的に連結する連結部材(図示せず)とを備えて構成されている。
ここで、可動爪部材19を構成する各側板19Aの基端側にはピン挿通孔19Bが穿設され、該ピン挿通孔19Bと固定爪部材18のピン挿通孔18Cとに後述する第3の連結ピン29を挿通することにより、可動爪部材19は、第3の連結ピン29を介して固定爪部材18に回動可能に取付けられる構成となっている。
また、可動爪部材19の先端側には、半円弧状の断面形状をもって左,右方向に延びる半割パイプ19Cが固着して設けられ、該半割パイプ19Cは、左,右の側板19A間を連結すると共に、後述するバケット31の他方の取付軸31Cに対して係合、離脱するものである。
20は固定爪部材18と可動爪部材19との間に設けられたアタッチメントシリンダで、該アタッチメントシリンダ20は、可動爪部材19を固定爪部材18に対して回動させるものである。ここで、アタッチメントシリンダ20は、チューブ20Aと、該チューブ20A内に摺動可能に設けられたピストン(図示せず)と、該ピストンに固定され先端側がチューブ20Aから突出したロッド20Bとにより構成されている。
そして、チューブ20Aのボトム側は、固定爪部材18の各側板18Aにピン21を用いて回動可能にピン結合され、ロッド20Bの先端側は、可動爪部材19の各側板19Aにピン22を用いて回動可能にピン結合されている。従って、アタッチメントシリンダ20のロッド20Bを伸縮させることにより、可動爪部材19は第3の連結ピン29を中心として、固定爪部材18に対して接近、離間するように回動する構成となっている。
23はアタッチメントシリンダ20のチューブ20Aに固定して設けられた油圧管路接続用のブロックで、該ブロック23内には、アタッチメントシリンダ20に給排される圧油の通路が形成されている。ここで、ブロック23とチューブ20Aのボトム側油室との間は油圧配管23Aによって接続され、ブロック23とチューブ20Aのロッド側油室との間は油圧配管23Bによって接続されている。そして、ブロック23には、図8に示すように、アタッチメントシリンダ20に圧油を給排するための2個の圧油給排ポート23C,23Cが設けられ、該各圧油給排ポート23Cには、後述のスイベル継手37を介して油圧ホース35の先端部位が接続される構成となっている。
24はアーム14の先端側と作業具着脱装置16とに接続されたリンク機構で、該リンク機構24は、後述の作業具シリンダ30が伸縮することにより、作業具着脱装置16をアーム14の先端側で回動させるものである。そして、リンク機構24は、後述する第1のリンク25と、第2のリンク27とにより構成されている。
25,25はアーム14を左,右方向から挟んで設けられた左,右の第1のリンクで、該各第1のリンク25は、へ字状に屈曲した鋼鈑等により構成されている。そして、第1のリンク25の基端側は、第1の連結ピン26を用いてアーム14のボス部14Cに回動可能にピン結合されている。
27は第1のリンク25と共にリンク機構24を構成する第2のリンクで、該第2のリンク27は、図10に示すように、左,右方向に間隔をもって配置された円筒状の基端側ボス部27A,27Aと、同じく左,右方向に間隔をもって配置された円筒状の先端側ボス部27B,27Bと、これら各基端側ボス部27Aと各先端側ボス部27Bとの間を連結する中間連結部27Cとにより構成されている。
そして、図6及び図7に示すように、第2のリンク27の基端側ボス部27Aは、第2の連結ピン28を用いて第1のリンク25の先端側と作業具シリンダ30のロッド30Bとにピン結合されている。一方、第2のリンク27の先端側ボス部27Bには、第3の連結ピン29が挿通され、該第3の連結ピン29は、作業具着脱装置16を構成する固定爪部材18のピン挿通孔18Cと、可動爪部材19のピン挿通孔19Bとに挿通されている。
従って、第2の連結ピン28は、第1のリンク25の先端側と、第2のリンク27の基端側ボス部27Aと、作業具シリンダ30のロッド30Bとを互いに回動可能にピン結合している。また、第3の連結ピン29は、第2のリンク27の先端側ボス部27Bと、作業具着脱装置16の固定爪部材18と可動爪部材19とを互いに回動可能にピン結合している。そして、第3の連結ピン29の軸方向の途中部位には、第2のリンク27の各先端側ボス部27B間に位置して後述のスリーブ39が回転可能に挿通される構成となっている。
30はアーム14とリンク機構24との間に設けられた作業具シリンダで、該作業具シリンダ30は、ボトム側がアーム14のシリンダブラケット14Aにピン結合されたチューブ30Aと、該チューブ30A内に摺動可能に設けられたピストン(図示せず)と、該ピストンに固定され先端側がチューブ30Aから突出したロッド30Bとにより構成されている。ここで、ロッド30Bの先端側は、第1のリンク25の先端側と第2のリンク27の基端側ボス部27Aとに、第2の連結ピン28を介して回動可能にピン結合されている。
そして、作業具シリンダ30は、ロッド30Bを伸縮させることにより、第1の連結ピン26を中心として第1のリンク25を回動させ、この第1のリンク25の回動を第2のリンク27に伝えることにより、第2のリンク27の先端側に第3の連結ピン29を介して結合された作業具着脱装置16を、アーム14の先端側で連結ピン17を中心として回動させるものである。
31は作業具着脱装置16に取付けられた掘削作業用のバケットで、該バケット31は、アーム14の先端側に取付けられた作業具着脱装置16と共に作業具を構成するものである。そして、バケット31の基端側には、左,右方向で対面する左,右のブラケット31Aが突設され、これら左,右のブラケット31A間には、左,右方向に延びる2本の取付軸31B,31Cが互いに離間して固定されている。
そして、作業具着脱装置16の固定爪部材18に設けた半割パイプ18Dを一方の取付軸31Bに係合させ、可動爪部材19に設けた半割パイプ19Cを他方の取付軸31Cに係合させることにより、バケット31を作業具着脱装置16を介してアーム14の先端側に着脱可能に取付けることができる構成となっている。
32はアーム14の長手方向に沿って延びる油圧管路で、該油圧管路32は、基端側が上部旋回体3に搭載された油圧ポンプ等の油圧源(図示せず)に接続され、先端側が作業具着脱装置16のアタッチメントシリンダ20に接続され、該アタッチメントシリンダ20に油圧源からの圧油を給排するものである。そして、油圧管路32は、後述の各油圧配管33と、各継手部34と、各油圧ホース35とにより構成されている。
33,33はアーム14の上面側に固定して設けられた2本の油圧配管で、これら各油圧配管33は、中空な金属パイプ等により形成され、図2ないし図5に示すようにアーム14の長手方向に沿ってその途中部位まで延びている。ここで、各油圧配管33の基端側は、上部旋回体3に搭載された油圧源に油圧ホース等(いずれも図示せず)を介して接続されている。一方、各油圧配管33の先端部位33Aは、アーム14の途中部位からブーム12に向けて作業具着脱装置16とは逆方向に折曲げられている。
34,34は各油圧配管33の先端部位33Aにそれぞれ設けられた継手部で、該各継手部34は、油圧配管33と後述する油圧ホース35との間を接続するものである。そして、図3に示すように、各継手部34は、油圧ホース35の途中部位に後述する環状の屈曲部35Aを形成するため、アーム14の長手方向に対して傾いた状態でブーム12に向けて斜め後方に延びている。
35,35は油圧管路32のうちアーム14の長手方向途中部位から先端部位までの間を構成する2本の油圧ホースで、これら各油圧ホース35は、可撓性を有するゴムホース等により構成され、アーム14の上面14Dに沿ってその長手方向に延びている。そして、油圧ホース35の基端部位は、各油圧配管33の先端部位33Aに設けられた継手部34に接続され、油圧ホース35の先端部位は、後述のスイベル継手37を介して、作業具着脱装置16のアタッチメントシリンダ20に設けられたブロック23に接続されている。
また、油圧ホース35の途中部位は、アーム14の上面14Dに長手方向に離間して設けられた2個のホース保持部材36,36によって保持されている。ここで、ホース保持部材36は、図9に示すように、2本の油圧ホース35を隙間をもって跨ぐコ字状の枠体として形成され、アーム14の上面14Dに溶接等の手段を用いて固着されている。そして、ホース保持部材36は、2本の油圧ホース35がアーム14の長手方向に移動するのを許し、アーム14の幅方向に移動するのを規制するものである。
35A,35Aは各油圧ホース35の途中部位にそれぞれ設けられた屈曲部で、該屈曲部35Aは、図3及び図5に示すように、ブーム12に向けて折曲げられた油圧配管33の先端部位33Aに取付けた継手部34から作業具着脱装置16に向けて折返されることにより、継手部34とホース保持部材36との間にほぼ環状に湾曲して形成されている。そして、各油圧ホース35の屈曲部35Aは、図2及び図4に示すように、作業具シリンダ30の伸縮によって作業具着脱装置16がアーム14の先端側で回動したときに、この作業具着脱装置16の回動に伴う各油圧ホース35の弛みに応じて、図3及び図5に示す如く拡縮径するように変形するものである。
即ち、例えば図2に示すように作業具シリンダ30が伸長し、作業具着脱装置16がバケット31と共にブーム12に接近する方向(クラウド方向)に回動したときには、各油圧ホース35の弛みが小さくなるため、屈曲部35Aは図3に示す如く縮径するように変形する。一方、例えば図4に示すように作業具シリンダ30が縮小し、作業具着脱装置16がバケット31と共にブーム12から離間する方向(ダンプ方向)に回動したときには、各油圧ホース35の弛みが大きくなるため、屈曲部35Aは図5に示す如く拡径するように変形する。なお、アーム14の左,右の側面に油圧ホース35を挟むガイド板等(図示せず)を設けた場合には、油圧ホース35の屈曲部35Aが拡径したときに当該ガイド板に突当たることにより、屈曲部35Aがアーム14の側面から食み出すのを抑えることができる。
このように、作業具着脱装置16の回動動作に伴って各油圧ホース35が弛みを生じたとしても、この油圧ホース35の弛みを、屈曲部35Aが拡縮径するように変形して吸収することができ、油圧ホース35がアーム14の側方に大きく食み出して該アーム14の周囲に存在する障害物等に干渉するのを抑えることができる構成となっている。
37,37はアタッチメントシリンダ20に設けたブロック23の各圧油給排ポート23Cに取付けられたスイベル継手で、該スイベル継手37は、油圧ホース35の先端部位を、ブロック23の各圧油給排ポート23Cに対して回転可能に接続するものである。
ここで、図8に示すように、第2のリンク27と作業具着脱装置16との間を結合する第3の連結ピン29の軸中心線をA−Aとすると、各スイベル継手37は、第3の連結ピン29の軸中心線A−Aと平行な軸線B−Bを中心としてブロック23に対して回転する構成となっている。従って、図6及び図7に示すように、作業具着脱装置16がアーム14の先端側で回動したときに、スイベル継手37は、作業具着脱装置16の回動動作に追従してブロック23に対して回転しつつ、該ブロック23の圧油給排ポート23Cと各油圧ホース35との間を接続する。これにより、各油圧ホース35が作業具着脱装置16の回動動作に伴って無理に屈曲するのを抑え、該油圧ホース35の耐久性を高めることができる構成となっている。
38はリンク機構24を構成する第2のリンク27と作業具着脱装置16との間を結合する第3の連結ピン29に回転可能に設けられた油圧管路固定部材で、該油圧管路固定部材38は、アーム14の先端側から作業具着脱装置16のアタッチメントシリンダ20へと延びる各油圧ホース35の途中部位を固定するものである。ここで、油圧管路固定部材38は、第3の連結ピン29を用いて第2のリンク27の各先端側ボス部27Bとは別個に相対回転するもので、図10に示すように、後述のスリーブ39と、ねじ座40と、各ホースクランプ41とにより構成されている。
39は油圧管路固定部材38のベースとなるスリーブで、該スリーブ39は、第2のリンク27を構成する各先端側ボス部27Bとは別部材からなる円筒体として形成されている。そして、スリーブ39は、第2のリンク27の各先端側ボス部27B間に配置され、第3の連結ピン29の軸方向の途中部位に回転可能に挿通されている。また、スリーブ39の外周面には、後述の各ホースクランプ41をねじ止めするためのねじ座40が溶接等の手段を用いて一体的に設けられている。
41,41は各油圧ホース35の途中部位をねじ座40に取付けるクランプ部材としてのホースクランプで、該ホースクランプ41は、例えば長方形状の薄板材をP字状に折曲げることにより形成されている。そして、ホースクランプ41は、油圧ホース35の途中部位をクランプした状態で、ボルト42を用いてねじ座40に締結されるものである。
このように、アーム14の先端側から作業具着脱装置16のアタッチメントシリンダ20へと延びる各油圧ホース35の途中部位は、ホースクランプ41によってクランプされた状態で、第3の連結ピン29に対して回転可能となったスリーブ39のねじ座40に固定されている。従って、図6及び図7に示すように、作業具着脱装置16がアーム14の先端側で回動したときに、油圧管路固定部材38のスリーブ39が第3の連結ピン29に対して回転することにより、油圧管路固定部材38に固定された各油圧ホース35の途中部位と、アタッチメントシリンダ20のブロック23に接続された各油圧ホース35の先端部位との間の距離を常時一定に保つことができる。この結果、各油圧ホース35の途中部位が、作業具着脱装置16の回動動作に伴って大きく屈曲して作業具着脱装置16等に擦れるのを抑えることができ、該油圧ホース35を保護することができる構成となっている。
本実施の形態による作業装置11は上述の如き構成を有するもので、以下、その作動について説明する。
まず、作業具着脱装置16のアタッチメントシリンダ20を伸縮させることにより、固定爪部材18の半割パイプ18Dをバケット31の一方の取付軸31Bに係合させると共に、可動爪部材19の半割パイプ19Cをバケット31の他方の取付軸31Cに係合させる。これにより、アーム14の先端側に作業具着脱装置16を介してバケット31を迅速かつ容易に取付けることができる。
そして、作業具シリンダ30を伸縮させると、リンク機構24の第1のリンク25が第1の連結ピン26を中心として回動し、この第1のリンク25の回動が第2のリンク27を介して作業具着脱装置16に伝わる。これにより、図2及び図4に示すように、作業具着脱装置16が、連結ピン17を中心としてアーム14の先端側で回動し、作業具着脱装置16に取付けられたバケット31が、ブーム12に接近するクラウド姿勢(図2の姿勢)と、ブーム12から離間するダンプ姿勢(図4の姿勢)との間で回動することにより、バケット31によって土砂等の掘削作業を行うことができる。
ここで、アーム14に固定して設けられた各油圧配管33の継手部34と、作業具着脱装置16に設けられたアタッチメントシリンダ20のブロック23との間を接続する各油圧ホース35は、作業具着脱装置16がアーム14の先端側で回動するのに応じて弛みを生じるようになる。
これに対し、本実施の形態では、第2のリンク27の先端側と作業具着脱装置16との間を結合する第3の連結ピン29に、該第3の連結ピン29に回転可能に挿通されたスリーブ39と、各油圧ホース35の途中部位をクランプした状態でスリーブ39のねじ座40に取付けられるホースクランプ41とからなる油圧管路固定部材38を設け、該油圧管路固定部材38によって各油圧ホース35の途中部位を固定する構成としている。
このため、図6及び図7に示すように、作業具着脱装置16がアーム14の先端側で回動したときに、油圧管路固定部材38のスリーブ39が第3の連結ピン29に対して回転することにより、油圧管路固定部材38に固定された各油圧ホース35の途中部位と、アタッチメントシリンダ20のブロック23に接続された各油圧ホース35の先端部位との間の距離を常時ほぼ一定に保つことができる。この結果、各油圧ホース35の途中部位が、作業具着脱装置16の回動動作に伴って大きく屈曲して作業具着脱装置16等に擦れるのを抑えることができ、該油圧ホース35を保護することができる。
また、アーム14の上面14Dに沿って延びる各油圧ホース35の途中部位には、油圧配管33の継手部34とアーム14の上面14Dに設けられたホース保持部材36との間に位置して、ほぼ環状に屈曲した屈曲部35Aを設ける構成としている。
このため、例えば図2に示すように、作業具着脱装置16がバケット31と共にブーム12に接近する方向(クラウド方向)に回動することにより、各油圧ホース35の弛みが小さくなったときには、各油圧ホース35の屈曲部35Aは図3に示すように縮径することができる。一方、例えば図4に示すように、作業具着脱装置16がバケット31と共にブーム12から離間する方向(ダンプ方向)に回動することにより、各油圧ホース35の弛みが大きくなったときには、各油圧ホース35の屈曲部35Aは図5に示すように拡径することができる。
このように、作業具着脱装置16の回動動作に伴って各油圧ホース35が弛みを生じたとしても、これら各油圧ホース35の弛みを、屈曲部35Aが拡縮径することによって吸収することができる。従って、弛みを生じた各油圧ホース35が、アーム14の側方に大きく食み出して該アーム14の周囲に存在する障害物等に干渉するのを抑えることができ、該油圧ホース35を確実に保護することができる。
また、作業具着脱装置16のアタッチメントシリンダ20に設けたブロック23にはスイベル継手37が取付けられ、各油圧ホース35の先端部位はスイベル継手37を介してブロック23に回転可能に接続されている。
これにより、スイベル継手37は、作業具着脱装置16の回動動作に追従してブロック23に対して回転しつつ、該ブロック23の圧油給排ポート23Cと各油圧ホース35との間を接続するので、各油圧ホース35の先端側が、作業具着脱装置16の回動動作に伴って無理に屈曲するのを抑えることができ、該油圧ホース35の耐久性を高めることができる。
なお、上述した実施の形態では、アーム14の先端側に取付けられる油圧式アタッチメントとして、アタッチメントシリンダ20を備えた作業具着脱装置16を例に挙げて説明している。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えば図11に示す変形例のように、アタッチメントシリンダ51によって一対の爪部材52,52が開,閉するグラップル装置53を油圧式アタッチメントとして用い、このアタッチメントシリンダ51に接続される油圧ホース35の途中部位を、第3の連結ピン29に回転可能に取付けた油圧管路固定部材38によって固定する構成としてもよい。
また、上述した実施の形態では、作業具着脱装置16のアタッチメントシリンダ20に配管接続用のブロック23を取付け、このブロック23に設けられた圧油給排ポート23Cにスイベル継手37を取付ける場合を例示している。しかし、本発明はこれに限らず、例えばブロック23を用いることなく、アタッチメントシリンダ20のボトム側油室に開口する圧油給排ポートとロッド側油室に開口する圧油給排ポートとにそれぞれスイベル継手37を取付け、該スイベル継手37に油圧ホース35の先端部位を接続する構成としてもよい。
本発明の実施の形態が適用された油圧ショベルを示す正面図である。 図1中のアーム、作業具着脱装置等をバケットのクラウド姿勢で示す正面図である。 アーム、作業具着脱装置等を図2中の矢示III−III方向からみた左側面図である。 アーム、作業具着脱装置等をバケットのダンプ姿勢で示す正面図である。 アーム、作業具着脱装置等を図4中の矢示V−V方向からみた左側面図である。 作業具着脱装置、油圧管路固定部材等を図3中の矢示VI−VI方向からみた要部拡大の断面図である。 作業具着脱装置、油圧管路固定部材等を図5中の矢示VII−VII方向からみた要部拡大の断面図である。 作業具着脱装置、油圧管路固定部材等を図7中の矢示VIII−VIII方向からみた断面図である。 アーム、油圧ホース、ホース保持部材を図6中の矢示IX−IX方向からみた断面図である。 第2のリンク、油圧管路固定部材等を分解して示す分解斜視図である。 変形例としてアームの先端側にグラップル装置を取付けた状態を示す図4と同様な正面図である。
符号の説明
11 作業装置
12 ブーム
14 アーム
16 作業具着脱装置(油圧式アタッチメント)
20,51 アタッチメントシリンダ
23 ブロック
24 リンク機構
25 第1のリンク
26 第1の連結ピン
27 第2のリンク
27B 先端側ボス部
28 第2の連結ピン
29 第3の連結ピン
30 作業具シリンダ
31 バケット
32 油圧管路
33 油圧配管
33A 先端部位
34 継手部
35 油圧ホース
35A 屈曲部
37 スイベル継手
38 油圧管路固定部材
39 スリーブ
40 ねじ座
41 ホースクランプ(クランプ部材)
53 グラップル装置(油圧式アタッチメント)

Claims (7)

  1. 建設機械の車体に俯仰動可能に取付けられたブームと、該ブームの先端側に俯仰動可能に取付けられたアームと、作業具またはその一部分として該アームの先端側に回動可能に取付けられアタッチメントシリンダによって作動する油圧式アタッチメントと、該油圧式アタッチメントと前記アームとに接続されたリンク機構と、該リンク機構を介して前記油圧式アタッチメントを前記アームの先端側で回動させる作業具シリンダとを備え、
    前記リンク機構は、基端側が前記アームに第1の連結ピンを用いてピン結合された第1のリンクと、基端側が該第1のリンクの先端側と前記作業具シリンダとに第2の連結ピンを用いてピン結合され先端側が第3の連結ピンを用いて前記油圧式アタッチメントにピン結合された第2のリンクとにより構成してなる建設機械の作業装置において、
    前記アームの長手方向に沿って延び先端側が前記アタッチメントシリンダに接続された油圧管路と、前記第3の連結ピンに回転可能に設けられ前記油圧管路の途中部位を固定する油圧管路固定部材とを備える構成としたことを特徴とする建設機械の作業装置。
  2. 前記第2のリンクは前記第3の連結ピンの軸方向の両端側が挿通されるボス部を有し、前記油圧管路固定部材は、前記第3の連結ピンを用いて前記ボス部とは別個に相対回転可能に取付ける構成としてなる請求項1に記載の建設機械の作業装置。
  3. 前記油圧管路固定部材は、前記第3の連結ピンに回転可能に挿通されたスリーブと、該スリーブに設けられたねじ座と、該ねじ座に取付けられ前記油圧管路をクランプするクランプ部材とにより構成してなる請求項1または2に記載の建設機械の作業装置。
  4. 前記アタッチメントシリンダには前記油圧管路の先端部位を回転可能に接続するスイベル継手を設ける構成としてなる請求項1,2または3に記載の建設機械の作業装置。
  5. 前記アタッチメントシリンダには前記油圧管路を接続するブロックを設け、該ブロックには前記第3の連結ピンの軸方向と平行な軸線を中心として回転可能となり前記油圧管路の先端部位を接続するスイベル継手を設ける構成としてなる請求項1,2または3に記載の建設機械の作業装置。
  6. 前記油圧管路のうち前記アームの途中部位から先端部位は前記アームの上面に沿って延びる油圧ホースによって構成し、該油圧ホースには前記油圧式アタッチメントの回動に応じて変形する屈曲部を設ける構成としてなる請求項1,2,3,4または5に記載の建設機械の作業装置。
  7. 前記油圧管路は、前記アームの基端側から途中部位まで前記アームに沿って延び先端部位が前記ブームに向けて折曲げられた油圧配管と、該油圧配管の先端部位に設けられた継手部と、前記アームの上面に沿って延び基端部位が該継手部に接続され先端部位が前記アタッチメントシリンダに接続された油圧ホースとにより構成し、
    前記油圧ホースの途中部位には前記継手部から前記アタッチメントシリンダに向けて折返され前記油圧式アタッチメントの回動に応じて変形する湾曲した屈曲部を設ける構成としてなる請求項1,2,3,4または5に記載の建設機械の作業装置。
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