JP2005163468A - 開閉体装置のバランス機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】耐久性向上と開閉体本体開閉時の操作力の安定化を図ることができる開閉体装置のバランス機構を提供すること。
【解決手段】垂直レール部5aと水平レール部5bを備えたガイドレール5に沿って移動することによって開閉動作を行うオーバードア(開閉体本体)1の自重のよる降下に抗する引張力を発生するバランス機構において、前記引張力を垂直荷重によって発生するウェイト手段14を設け、該ウェイト手段14の垂直荷重を前記オーバードア1の開閉動作に応じて変化させるよう構成する。具体的には、オーバードア1の下端にワイヤー12の一端を連結するとともに、該ワイヤー12の他端側に連結された複数のウェイト16によって前記ウェイト手段14を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、開閉体装置のバランス機構に関するものである。
冷凍車等の貨物自動車の荷役用開口部やガレージの出入口等を開閉するオーバーヘッドドア開閉装置(以下、オーバードア開閉装置と略称する)が知られており、このオーバードア開閉装置は、例えば複数のパネルを主な構成部材とするドア部が垂直レール部と水平レール部を備えてL字状を成す左右一対のガイドレールに沿って移動することによって開閉動作を行う。
ところで、斯かるオーバードア開閉装置のオーバードアは、例えば複数のパネルを互いに回動可能に連結して構成されているために重く、その開閉には大きな力を必要とする。
そこで、オーバードアの自重に略バランスする引張力を発生するバランス機構を設け、このバランス機構によってオーバードアの開閉時の操作力を軽減することが一般に行われている。
ここで、オーバードアの自重は開動作の進行と共にガイドレールの水平レール部によって支持されるため、重力に抗してオーバードアを持ち上げるに要する力(つまり、オーバードアの垂直レール部を移動する部分の自重に抗する力)は開動作の進行と共に次第に減少し、逆に閉動作の進行と共に次第に増大する。
従って、従来のバランス機構においては、オーバードアの自重にバランスする引張力(付勢力)を発生する手段としてコイルスプリングが用いられている。その例を図11及び図12に示すが、図11に示す例では、オーバードア101をガイドする左右一対のガイドレール105内を転動するローラ107にコイルスプリング(引張スプリング)108を連結し、このコイルスプリング108の引張力(付勢力)によってオーバードア101の開閉時の操作力の軽減を図っている(特許文献1参照)。
又、図12(バン型車両のコンテナの破断後面図)に示す例では、ワイヤー212によってオーバードア201を巻き上げる巻上げ機220の巻上シャフト221にコイルスプリング(トーションスプリング)222を巻装し、このコイルスプリング222によって巻上げシャフト221をオーバードア201の巻き上げ方向に付勢することによって、オーバードア201の開閉時の操作力の軽減を図っている(特許文献2参照)。
実公昭57−000091号公報 実開昭58−049792号公報
しかしながら、付勢力発生手段としてコイルスプリングを用いるバランス機構においては、オーバードアの繰り返しの開閉動作によってコイルスプリングに疲労が発生し、その耐久性が低下するとともに、引張力(付勢力)が経時的に変化して開閉時の操作力が安定しないあそれがある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、耐久性向上とドア部等の開閉体本体開閉時の操作力の安定化を図ることができるオーバードア開閉装置等の開閉体装置のバランス機構を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、垂直レール部と水平レール部を備えた左右一対のガイドレールに沿って移動することによって開閉動作を行う開閉体本体の自重による降下に抗する引張力を発生するバランス機構において、前記引張力を垂直荷重によって発生するウェイト手段を設け、該ウェイト手段の垂直荷重を前記開閉体本体の開閉動作に応じて変化させるよう構成したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、開放時には前記開閉体本体は前記ガイドレールの水平レール部へと移動していき、垂直レール部に位置する開閉体本体の重量に応じて前記ウェイト手段の垂直荷重を減少方向に変化させることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記開閉体本体の下端に紐状部材の一端を連結するとともに、該紐状部材の他端側に連結された複数のウェイトによって前記ウェイト手段を構成したことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記各ウェイトを着脱可能な複数の部材で構成したことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項3又は4記載の発明において、前記ウェイトを垂直レール部と水平レール部を備えてL字状を成すガイドレールに沿って移動可能に支持したことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項3又は4記載の発明において、前記開閉体本体の開放動作の進行と共に前記ウェイトを平面上に積み重ねることを特徴とする。
請求項1〜3記載の発明によれば、開閉体本体の自重による降下に抗する引張力を発生する手段として、スプリングに代えてウェイト手段を採用したため、開閉体本体を繰り返し開閉動作させても、ウェイト手段を構成する複数のウェイトに疲労や経時変化が発生することがなく、バランス機構の耐久性が高められるとともに、該バランス機構によって常に一定の引張力が発生するため、開閉体本体の開閉時の操作力が安定化する。
請求項4記載の発明によれば、ウェイト手段を構成する各ウェイトを着脱可能な複数の部材で構成したため、これらの部材の数を増減することによってウェイトの重量を容易に増減することができ、バランス機構によって発生する引張力(垂直荷重)を微調整してこれを開閉体本体の自重に精度良くバランスさせることができる。
請求項5記載の発明によれば、開閉体本体の開放動作の進行に伴ってウェイトがガイドレールの水平レール部に移動してその自重が該水平レール部によって支持されるため、バランス機構によって発生する引張力が次第に減少して開閉体本体の自重にバランスし、逆に開閉体本体の閉動作の進行に伴ってバランス機構によって発生する引張力が次第に増大して開閉体本体の自重にバランスする。
請求項6記載の発明によれば、開閉体本体の開放動作の進行と共にウェイトを平面上に積み重ねてその垂直荷重を次第に減少させることができる、この垂直荷重と開閉体本体の自重とをバランスさせることができる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係るバランス機構を備えるオーバードア開閉装置の斜視図、図2は同オーバードア開閉装置の側面図、図3はバランス機構の側面図、図4は図3のA−A線断面図、図5は図4の矢視B方向の図、図6はウェイトの着脱構造を示す斜視図である。
本実施の形態に係るオーバードア開閉装置において、オーバードア1は、図2に示すガレージ30の出入口30aを開閉するものであって、複数の横方向に長い複数の矩形状パネル2を複数のヒンジ3によって回動可能に上下方向に連結して構成されている。尚、図1に示すように、オーバードア1の下端縁には水切スラット4が取り付けられている。
そして、図2に示すガレージ30内には、内側に開口する断面C字状を成すチャンネル部材で構成された左右一対のガイドレール5が設置されており、該ガイドレール5は、ガレージ30の出入口の左右に配置された支柱6の内側に沿って垂直に立設された垂直レール部5aとガレージ30の天井部30bの内側に沿って前後方向に水平に延設された水平レール部5bを備えてL字状に成形されており、垂直レール部5aと水平レール部5bとは1/4円状のR部5cで連結されている。
ところで、オーバードア1のパネル2同士を回動可能に連結する前記ヒンジ3のうち、左右両端のヒンジ3の軸端にはローラ7がそれぞれ回転自在に取り付けられており、オーバードア1は、その左右両端部に設けられた前記複数のローラ7がガイドレール5の溝に転動可能に係合することによって、ガイドレール5に沿って移動可能に支持されている。
他方、図1及び図2に示すように、ガレージ30内の天井部30bの左右前端部(ガイドレール5の垂直レール部5aの上方位置)にはローラ8が回転自在に設置されており、これらのローラ8の後方であって、ガイドレール5の水平レール部5bの末端近傍には巻取りシャフト9が幅方向(図2の紙面垂直方向)に水平且つ回転自在に配されている。そして、図2に示すように、巻取りシャフト9の左端部には1つの巻き取ドラム10が取り付けられており、右端部には2つの巻取りドラム10,11が取り付けられている。
而して、オーバードア1の下端部の左右両端部にはワイヤー12の各一端が取り付けられており、各ワイヤー12は、ガイドレール5の垂直レール部5aの外側を上方に向かって延び、前記ローラ8に巻き掛けられて直角に折り曲げられ、ガイドレール5の水平レール部5bの上方をガレード30の天井部30bに沿って後方に水平に延びて前記巻取りドラム10に巻き掛けられている。尚、巻取りドラム10としては、これに巻装されたワイヤー12のズレを防ぐために溝付きのものが望ましい。又、シャフト9は、パネル2の左右に連結されている2本のワイヤー12を同じ力で引っ張ってパネル2を真っ直ぐ引き上げるために設けられている。
又、前記巻取ドラム11には別のワイヤー13が取り付けられており、このワイヤー13の巻取りドラム11から垂直下方へ延びる部分の端部にはウェイト手段14が取り付けられている。このウェイト手段14は、オーバードア1の開閉時の引張力を垂直荷重によって発生するものであって、これはベルト15(図3及び図4参照)によって互いに連結された複数のウェイト16によって構成されている。尚、複数のウェイト16をチェーンやワイヤー等の紐状部材、或はヒンジ等によって互いに連結しても良い。又、本実施の形態では、ウェイト手段14を複数のプレート16によって構成したが、粒状、その他任意の形状の部材で構成しても良い。
上記複数のウェイト16は、オーバードア1の開閉動作に伴ってガイドレール17に沿って移動するものであって、ガイドレール17は、図2及び図3に示すように、垂直レール部17aと水平レール部17bを1/4円状のR部17cで連結してL字状に成形されている。ここで、ガイドレール17は、垂直レール部17aにおいては後方(図2及び図3の右方)、水平レール部17bにおいては下方に開口するチャンネル部材で構成されており、その幅方向両端には断面C字を成す溝部17dが形成されている(図4参照)。尚、本実施の形態では、ウェイト16をガイドする手段としてL字状のガイドレール17を用いたが、ガイドレールとしては垂直部と水平部を備えていれば任意の形状(例えば、J形、くの字形等)のものを使用することができる。
ところで、前記各ウェイト16は、複数(図示例では4枚)の矩形プレート16aを各2本のビス18によって着脱可能に連結して構成されており、最上段のプレート16aの両側方から突出する軸19にはローラ20が回転自在に支承されている。そして、各ウェイト16は、図4に示すように、左右のローラ20がガイドレール17の前記溝部17dに転動自在に係合することによって、ガイドレール17に沿って移動可能に支持されている。
ここで、各ウェイト16は、前述のように複数のプレート16aを各2本のビス18によって着脱可能に連結して構成されているため、これらのプレート16aの数を増減することによってウェイト16の重量を容易に増減することができる。尚、複数のプレート16aは、図5及び図6に示すように、対角上に位置する2本のビス18によって交互に取り付けられる。
以上の巻取りドラム11、ワイヤー13、複数のウェイト16を含むウェイト手段14、ガイドレール17等を含んで本発明に係るバランス機構が構成されている。尚、必要に応じて、バランス機構全体をカバーによって覆っても良い。
次に、本発明に係るバランス機構を備えるオーバードア開閉装置の作用を図7〜図10に基づいて説明する。尚、図7〜図10はオーバードア開閉装置の作用を説明する側面図である。
図7に示すように、ガレージ30の出入口30aがオーバードア1によって完全に閉じられている全閉状態においては、オーバードア1は、その全体がガイドレール5の垂直レール部5aに位置しており、このとき、バランス機構の全ウェイト17もガイドレール17の垂直レール部17aに位置している。
而して、車を出し入れするために、図7に示す全閉状態からガレージ30の出入口30aを開けるには、オーバードア1を手動にて上方へと持ち上げる必要があるが、バランス機構が設けられていない場合にオーバードア1を持ち上げるに必要な力は該オーバードア1全体の自重W0に等しい大きな力となる。
然るに、本実施の形態では、バランス機構が設けられており、このバランス機構のウェイト16はその全てがガイドレール17の垂直レール部17aに位置して垂直に垂れ下がった状態にあるため、各ウェイト16の自重の総量に相当する力が引張力としてワイヤー13、巻取りドラム11、巻取りシャフト9、巻取りドラム10及びワイヤー12を介してオーバードア1に作用する。ここで、各ウェイト16の自重の総量をオーバードア1全体の自重W0に略等しく設定して両者をバランスさせておけば、オーバードア1を僅かな力で軽快に持ち上げてガレージ30の開口部30aを開き始めることができる。
そして、オーバードア1が持ち上げられると、図8及び図9に示すように、該オーバードア1はその上部からガイドレール5の水平レール部5bを移動するようになり、このとき、該オーバードア1の水平レール部5bに位置する部分の自重は水平レール部5bによって支持されるため、オーバードア1を引き上げるに要する力は該オーバードア1の垂直レール部5aに垂れ下がる部分の自重W1,W2となって、オーバードア1の開動作の進行と共に次第に減少する。
一方、バランス機構においては、オーバードア1の開動作の進行と共にウェイト16が下がってガイドレール17の水平レール部17bを移動するようになるが、水平レール部17bを移動するウェイト16の自重は水平レール部17bによって支持されるため、垂直レール部17aに位置するウェイト16の自重(垂直荷重)だけがオーバードア1を引っ張る力として作用する。このため、バランス機構によって発生する引張力はオーバードア1の開動作の進行と共に次第に減少し、図8及び図9に示す状態において、ガイドレール17の垂直レール部17aに位置するウェイト16の自重の合計をオーバードア1の垂直レール部5aに垂れ下がる部分の自重W1,W2にそれぞれ略等しく設定しておけば、オーバードア1を僅かな力で軽快に持ち上げてガレージ30の開口部30aを開くことができる。
そして、図10に示すように、オーバードア1の全てがガイドレール5の水平レール部5bに移動してガレージ30の天井部30bに収納され、ガレージ30の開口部30aが全開となった状態においては、オーバードア1を引き上げる力は不要となるため、バランス機構の全ウェイト16はガイドレール17の水平レール部17bに移動し、その自重の全てが水平レール部17bによって支持され、この結果、バランス機構によって発生する引張力は0となる。
以上はガレージ30の開口部30aを開く作業について説明したが、逆に開口部30aを閉じる場合には、以上とは逆の手順によってオーバードア1をガイドレール5に沿って移動させれば良く、この閉じ作業においてもオーバードア1を閉じようとする力とバランス機構のウェイト16によって発生する引張力とがバランスするため、オーバードア1の自重による急激な落下が防がれ、該オーバードア1をスムーズに下げてガレージ30の開口部30aを軽快に閉じることができる。
尚、本実施の形態では、バランス機構のウェイト手段14を構成する各ウェイト16は、複数のプレート16aを各2本のビス18によって着脱可能に連結して構成されているため、これらのプレート16aの数を増減することによってウェイト16の重量を容易に増減することができる。このため、バランス機構によって発生する引張力(垂直荷重)を微調整してこれをオーバードア1の自重(ガイドレール5の垂直レール部5aに垂れ下がる部分の自重)に精度良くバランスさせることができる。
ここで、本実施の形態では、複数のプレート16aをビス18によって着脱可能に連結したが、複数のプレート16aの着脱構造は任意であって、例えば複数のプレート16を紐で結んだり、嵌め込みによって着脱可能な構成としても良い。
以上のように、本実施の形態では、オーバードア1の重量(ガイドレール5の垂直レール部5aに垂れ下がる部分の自重)に略バランスする引張力を発生する手段として、従来のスプリングに代えてウェイト手段14を採用したため、オーバードア1を繰り返し開閉動作させても、ウェイト手段14を構成する複数のウェイト16に疲労や経時変化が発生することがない。この結果、バランス機構の耐久性が高められるとともに、該バランス機構によって常に一定の引張力が発生するため、オーバードア1の開閉時の操作力が安定化するという効果が得られる。
尚、本実施の形態では、1つのバランス機構を右側に配置したが、逆に左側或は幅方向中央に配置しても良い。又、2つのバランス機構を設ける場合には、左右両側に配置し、3つ以上のバランス機構を設ける場合には、左右両側を含む適宜箇所に配置することができる。
ところで、本実施の形態に係るバランス機構においては、ウェイト手段14を互いに連結された複数のウェイト16で構成し、これらのウェイト16をL字状を成すガイドレール17に沿って移動させる構成を採用したが、オーバードアの開放動作の進行と共に複数のウェイトを床上に積み重ねたり、例えばチェーン等の可撓性ウェイトを床上に折り畳んでいくような構成を採用しても良い。或は、複数のウェイトを入れ子状に構成し、これらをオーバードアの開放動作の進行と共に格納するようにしても良い。この場合、個々のウェイトの重量は略同一に設定するのが望ましい。
又、以上の実施の形態では、手動式のオーバードア開閉装置のバランス機構について説明したが、本発明は、電動式のオーバードア開閉装置のバランス機構に対しても同様に適用して前記と同様の効果を得ることができる他、モータや開閉機の負荷を軽減することができる。
更に、以上の実施の形態では、本発明を特にオーバードア開閉装置に対して適用した形態について説明したが、本発明は、オーバードア開閉装置以外の開閉体装置、例えば開閉体本体としてパネル以外の横パイプ状のもの、網目状のもの、スラットタイプのもの等を用いた開閉体装置に対しても同様に適用可能である。
本発明は、冷凍車等の貨物自動車の荷役開口部やガレージの出入口等を手動や電動で開閉するための開閉体装置のバランス機構に適用して、その耐久性向上と開閉体本体開閉時の操作力の安定化を図ることができるが、本発明に係るバランス機構は、複数のパネルを連結して成るパネル型、短冊状のスラットを連結して成るスラット型、中空パイプ等の棒状部材をリンクによって連結して成るグリル型等、任意の形式の開閉体本体を備える開閉体装置のバランス機構に対して適用可能である。
本発明に係るバランス機構を備えるオーバードア開閉装置の斜視図である。 本発明に係るバランス機構を備えるオーバードア開閉装置の側面図である。 本発明に係るバランス機構の側面図である。 図3のA−A線断面図である。 図4の矢視B方向の図である。 ウェイトの着脱構造を示す斜視図である。 オーバードア開閉装置の作用を説明する側面図である。 オーバードア開閉装置の作用を説明する側面図である。 オーバードア開閉装置の作用を説明する側面図である。 オーバードア開閉装置の作用を説明する側面図である。 従来のバランス機構を示すバン型車両のコンテナ内部の斜視図である。 従来のバランス機構を示すバン型車両のコンテナの破断後面図である。
符号の説明
1 オーバードア(開閉体本体)
2 パネル
3 ヒンジ
4 水切スラット
5 ガイドレール
5a 垂直レール部
5b 水平レール部
6 支柱
7,8 ローラ
9 巻取りシャフト
10,11 巻取りドラム
12,13 ワイヤー
14 ウェイト手段
15 ベルト(紐状部材)
16 ウェイト
16a プレート(ウェイト部材)
17 ガイドレール
17a 垂直レール部
17b 水平レール部
18 ビス
19 軸
20 ローラ
30 ガレージ
30a 開口部
30b 天井部

Claims (6)

  1. 垂直レール部と水平レール部を備えた左右一対のガイドレールに沿って移動することによって開閉動作を行う開閉体装置に設けられる機構であって、開閉体本体の自重による降下に抗する引張力を発生するバランス機構において、
    前記引張力を垂直荷重によって発生するウェイト手段を設け、該ウェイト手段の垂直荷重を前記開閉体本体の開閉動作に応じて変化させるよう構成したことを特徴とする開閉体装置のバランス機構。
  2. 開放時には前記開閉体本体は前記ガイドレールの水平レール部へと移動していき、垂直レール部に位置する開閉体本体の重量に応じて前記ウェイト手段の垂直荷重を減少方向に変化させることを特徴とする請求項1記載の開閉体装置のバランス機構。
  3. 前記開閉体本体の下端に紐状部材の一端を連結するとともに、該紐状部材の他端側に連結された複数のウェイトによって前記ウェイト手段を構成したことを特徴とする請求項1記載の開閉体装置のバランス機構。
  4. 前記各ウェイトを着脱可能な複数の部材で構成したことを特徴とする請求項3記載の開閉体装置のバランス機構。
  5. 前記ウェイトを垂直レール部と水平レール部を備えてL字状を成すガイドレールに沿って移動可能に支持したことを特徴とする請求項3又は4記載の開閉体装置のバランス機構。
  6. 前記開閉体本体の開放動作の進行と共に前記ウェイトを平面上に積み重ねることを特徴とする請求項3又は4記載の開閉体装置のバランス機構。
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JP2019190092A (ja) * 2018-04-24 2019-10-31 金剛産業株式会社 オーバーヘッドドア

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