JPS6344541Y2 - - Google Patents

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JPS6344541Y2
JPS6344541Y2 JP1981014042U JP1404281U JPS6344541Y2 JP S6344541 Y2 JPS6344541 Y2 JP S6344541Y2 JP 1981014042 U JP1981014042 U JP 1981014042U JP 1404281 U JP1404281 U JP 1404281U JP S6344541 Y2 JPS6344541 Y2 JP S6344541Y2
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JP
Japan
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balance weight
chain
drive sprocket
shutter
case
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JP1981014042U
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JPS57127792U (ja
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、吊上げ式シヤツターに係り、詳しく
は、シヤツターを高速で開閉作動したとしても、
バランスウエイトが「ブレ」ることなくスムーズ
な開閉駆動が行なえるようにした吊上げ式シヤツ
ターの昇降機構に関するものである。
[従来技術及び考案が解決しようとする問題点] 一般に、この種吊上げ式シヤツターは、シヤツ
ターとバランスウエイトとの重量バランスがなさ
れていて、通常の開閉作動に対してはスムーズな
開閉がなされるよう構成されているのであるが、
このものを高速で、しかも通常時の数百倍という
高頻度で開閉しようとする場合には、シヤツター
カーテンの軽量化を計り、その昇降機構に加わる
負荷を軽減すべく、シヤツターカーテンを折畳み
式或いは積み上げ式等にして、シヤツター最下端
をチエーンで吊持した所謂チエーン駆動方式のも
のを用いることが望ましい。
ところで従来、吊上げ式シヤツターをチエーン
駆動方式によつて開閉するようにしたものとし
て、実開昭49−92441号公報に開示された如き有
端の駆動チエーン方式のものと、第1図、第2図
に示した無端のチエーン駆動方式、例えばシヤツ
ターカーテンをシート幕体で構成し、該シート幕
体をチエーン駆動方式の昇降機構によつて上下昇
降させるようにしたものが知られているが、これ
らチエーン駆動方式のものを直接高速で開閉作動
させた場合、これらにはいずれもバランスウエイ
ト機構が採用されている為に、開閉始動時にバラ
ンスウエイトに対して急激な負荷荷重が加わつて
ウエイトが飛跳ねる等でチエーンがブレてしま
い、チエーンの破断、駆動スプロケツトからのチ
エーン外れが生じてしまうという欠点を有してい
たため、このものの昇降機構では吊上げ式シヤツ
ターの高速に採用することはできなかつた。
そこで、バランスウエイトが上下昇降する昇降
軌条を、ケースカバーで囲繞し、該カバー本体内
壁でバランスウエイトのブレを規制することも試
みられたが、高速でしかも開閉頻度の多い場合の
使用にあつては、ケース本体とバランスウエイト
との摺動摩擦・激突によりケース内壁面が摩耗損
傷してしまい、高価なケース自体を取替えなけれ
ばならず極めて不経済であるばかりか、チエーン
の摩耗状態等安全性を確保するための定期点検を
必要とするケース本体にあつては、点検口の設
置、或はケース内部に設けられる補強骨、ビス、
錠受け等の突起物の存在が不可欠であるため、や
はり採用することはできなかつた。
[問題を解決するための手段] 本考案は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点
を一掃すべく、バランスウエイトのブレには一定
の法則が有ることに着目し、種々の開閉試験を重
ねた結果、バランスウエイトのブレによる悪影響
は、バランスウエイトの駆動スプロケツト軸芯と
水平方向を向いたブレに有ることを探求し、これ
に基づき吊上げ式シヤツターの昇降機構を提供す
ることを目的として創案されたものであつて、シ
ヤツターカーテンとバランスウエイトとを、駆動
スプロケツトに噛合されるチエーンを介してそれ
ぞれ吊持し、駆動スプロケツトの正逆回動で上下
昇降すべく構成された昇降機構において、前記バ
ランスウエイトの昇降軌条を囲繞するケースカバ
ーを設けて、該カバー内にバランスウエイトの昇
降移動をガイドするガイド体を設けると共に、該
ガイド体を、バランスウエイトの駆動スプロケツ
ト軸芯と水平方向を向いたブレを規制すべく駆動
スプロケツト軸芯と垂直方向に規制面を有するよ
うに設けたことにより、バランスウエイトが設け
られた昇降機構を用いたものでありながら、シヤ
ツター開閉作動時におけるバランスウエイトの急
激な作動によつて生じる最も悪影響なチエーンブ
レを規制し得て、チエーンの破断、駆動スプロケ
ツトからのチエーン外れを確実に防止できるもの
であるから、高速な開閉で、しかも開閉頻度が極
端に多いシヤツターであつても、安全性、耐久性
を何等損うことなく使用することを可能にし、し
かもガイド体はケースカバー内に設けられている
ので、バランスウエイトとの接触や激突によつて
高価なケースカバー本体を損傷させることもな
く、チエーンの摩耗状態等安全性を点検する点検
口やケース内の補強骨等を設けることができるば
かりか、ガイド体をケース内の補強骨にも兼用で
きるので補強骨材点数を減少することができるよ
うにしたものである。
[実施例] 次に、本考案に係る吊上げ式シヤツターの昇降
機構が用いられた一実施例を第3図乃至第6図に
示すシートシヤツターに基づいて説明する。
第3図、第4図の実施例に示すように、開口部
に帯状シート体3を適宜の接合部材を用いて接合
し、開口部Aに適合した広い面積の平面につく
り、しかも平面には間隔を置いて多数の中間骨材
15,15…を横設したシート体3を、シート3
体の上部を開口部Aの上部マグサ部に取付けて吊
下げし、更に前記骨材15の両端はシート体3の
両端から延出させ、この延出部にはローラ16と
ローラ16より大径の受け部材17を軸受して折
畳みできるシートシヤツターを構成する。
開口部Aの左右には対向して縦設した案内レー
ル18を設け、この案内レール18の溝18aに
は骨材15のローラ16を嵌めて案内できるよう
にする。開口部Aの上部にはシヤツターケースK
を設置し、このシヤツターケースK内には、軸受
12により軸受されたシヤフト2と、このシヤフ
ト2に連絡した開閉機1を設けてある。シヤフト
2はその両側に駆動スプロケツト5,5が取付け
られており、この駆動スプロケツト5に有端のチ
エーン4を噛合させて、その一端にバランスウエ
イト7を吊設し、他端にシートシヤツターの下端
ボトム8の支持部材9を固定してシヤツターを吊
持してある。そして、ボトム8と支持部材9との
緩衝を行なうためのクツシヨンゴム11が介装さ
れている。
前記バランスウエイト7には、第5図に示すよ
うに断面L形のガイド10の一片が入る条溝13
を設け、縦設したガイド10に沿つてバランスウ
エイト7が上下動するようにしてある。バランス
ウエイト7の形状及びガイド10の構造は任意で
あり、第6図のようにバランスウエイト7に設け
たローラ14を断面コ状のガイド10内に位置さ
せても差支えない。この場合はローラ14がガイ
ド10に接して転動するのでウエイトの移動は一
層円滑になる。
また第6図を詳細に説明すると、バランスウエ
イト7はケース19内に位置し、しかもケース1
9の壁面19aに取付けたフラツトバー20と、
ケース19にL金具を介して取付けたフラツトバ
ー20にそれぞれ取付けた前記した断面コ状のガ
イド10にバランスウエイト7からのローラ14
を嵌め、更に前記ボトム8と骨材15の延長部に
設けたローラ16が案内レール18の溝18aに
嵌まつて案内され、その延長端部には、シヤツタ
ー上昇時にボトム8と骨材15或いは骨材同志の
衝突を避けるため受部材17,17が左右に設け
られて、上下の隣設受部材17,17同志が衝突
するようになつている。又バランスウエイト7を
囲繞するケースカバー19を案内レール18とし
てのケースカバー21とは一体的に構成されてお
り、点検する場合は夫々取外せるようになつてい
る。
[作用] 次に、叙述の如く構成された本考案の作用につ
いて説明する。シヤツターカーテンは、シート体
に固定された複数の骨材15,15、…と、チエ
ーン4を介して吊持された最下端のボシム8と
が、開閉機1の駆動で正逆回動する駆動スプロケ
ツト5に噛合されるチエーン4によつて、案内レ
ール18に沿つて上下昇降移動することで、シー
トシヤツターを折畳み開放し、延伸して閉鎖す
る。そして、このシートシヤツターの開閉時に
は、同じくチエーン4を介して吊持されたバラン
スウエイト7がガイド体10に沿つて協動して上
下昇降移動するのであるが、このときのバランス
ウエイト7は、駆動スプロケツト5の軸芯と垂直
な規制面を有するガイド体10によつて、チエー
ン4の駆動スプロケツト5の軸芯と水平方向を向
いたブレが規制されることとなる。
ところでバランスウエイト7は、シヤツターが
高速で開閉されるために生じる駆動スプロケツト
5の急激な正逆回動によつて、飛び跳ねる状態で
あるいは回転し振幅する状態でブレを生じ、この
ブレがチエーン4に伝わつてチエーンの破断、駆
動スプロケツトからのチエーン外れの原因となる
のであるが、駆動スプロケツト5の軸芯とは上
下・前後に対する垂直な方向を向いたチエーンブ
レは、バランスウエイト7が例え大きくブレたと
しても、チエーン4の折曲方向のブレであること
から、チエーン4の破断、駆動スプロケツトから
のチエーン外れの原因に大きな影響を及ぼすもの
ではない。すなわち、駆動スプロケツト軸芯と水
平方向を向いたチエーンブレは、チエーン4が折
曲しない方向のブレであるため、例え小さなブレ
であつても安全性、耐久性に対して最も悪影響を
及ぼすことになる。
従つて、ガイド体10を、バランスウエイト7
の駆動スプロケツト軸芯と水平方向を向いたブレ
を規制すべく駆動スプロケツト軸芯と垂直な規制
面を有するように設けることで、チエーン駆動方
式による昇降機構を用いたものでありながら、シ
ヤツター開閉作動時におけるバランスウエイト7
の急激な作動によつて生じる最も悪影響なチエー
ンブレを規制し得て、チエーン4の破断、駆動ス
プロケツト5からのチエーン外れを確実に防止で
きるものであるから、高速な開閉で然も開閉頻度
が極端に多いシヤツターであつても、安全性、耐
久性を何等損うことなく使用することを可能に
し、第6図に示した実施例の如く、バランスウエ
イト7を複数併設させた場合でも、バランスウエ
イト7同士が激突するようなこともない。
一方、前記ガイド体10は、バランスウエイト
7の昇降軌条を囲繞するケースカバー21内に設
けられているので、高価なケースカバー本体を何
等損傷させることもなく、チエーンの摩耗状態等
を点検する点検口やケース内の補強骨等を設ける
ことができて、安全性、耐久性のチエツクが確保
できることになる。そして、第6図に示した実施
例の如く、ガイド体10をケース21内の補強骨
15として兼用して用いることができるので、強
骨材点数を減少できてケースカバー21を安値に
提供することもできる。
尚、本実施例のガイド体10は、L形、コ形の
ものを持ちいたが、これに限定されるものではな
く、駆動スプロケツト5の軸芯と垂直方向に規制
面を有するガイド体10によつて、バランスウエ
イト7の駆動スプロケツト5の軸芯と水平方向を
向いたブレを規制するようにしたものであれば良
く、又バランスウエイト7によつて上下昇降する
吊上げ式シヤツターで良いことは言うまでもな
い。
[考案の効果] 以上これを要するに、本考案によれば、シヤツ
ターカーテンとバランスウエイトとを、駆動スプ
ロケツトに噛合されるチエーンを介してそれぞれ
吊持し、駆動スプロケツトの正逆回動で上下昇降
すべく構成された昇降機構において、前記バラン
スウエイトの昇降軌条を囲繞するケースカバーを
設けて、該カバー内にバランスウエイトの昇降移
動をガイドするガイド体を設けると共に、該ガイ
ド体を、バランスウエイトの駆動スプロケツト軸
芯と水平方向を向いたブレを規制すべく駆動スプ
ロケツト軸芯と垂直方向に規制面を有するように
設けたことにより、チエーン駆動方式によるバラ
ンスウエイトが設けられた昇降機構を用いて吊上
げ式シヤツターを高速で開閉するものでありなが
ら、シヤツター開閉作動時におけるバランスウエ
イトの急激な作動によつて生じる最も悪影響なチ
エーンブレを規制し得て、チエーンの破断、駆動
スプロケツトからのチエーン外れを確実に防止
し、高速な開閉で、しかも開閉頻度が極端に多い
シヤツターであつても、安全性、耐久性を何等損
うことなく使用することを可能にし、しかもガイ
ド体はケースカバー内に設けられているので、バ
ランスウエイトとの接触や激突によつて高価なケ
ースカバー本体を損傷させることもなく、チエー
ンの摩耗状態等安全性を点検する点検口やケース
内の補強骨等を設けることができるばかりか、ガ
イド体をケース内の補強骨にも兼用できるので、
補強骨材点数を減少できてケースカバーを安値に
提供することもできるという効果を併せ奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の折畳み式シヤツター駆動装置の
正面図、第2図は側面図、第3図は本考案に係る
吊上げ式シヤツターの昇降機構の一実施例を示す
正面図、第4図は側面図、第5図は一部の平面
図、第6図は他の実施例を示す横断平面図であ
る。 図中、4はチエーン、5は駆動スプロケツト、
7はバランスウエイト、9は支持部材、10はガ
イド体、11はクツシヨンゴム、12は軸受、1
3は溝、15は骨材、16はローラ、17は受部
材、18は案内レール、18aは溝、19はケー
ス、19aは壁面、20はフラツトバー、21は
ケースカバー、Aは開口部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シヤツターカーテンとバランスウエイトとを、
    駆動スプロケツトに噛合されるチエーンを介して
    それぞれ吊持し、駆動スプロケツトの正逆回動で
    上下昇降すべく構成された昇降機構において、前
    記バランスウエイトの昇降軌条を囲繞するケース
    カバーを設けて、該カバー内にバランスウエイト
    の昇降移動をガイドするガイド体を設けると共
    に、該ガイド体を、バランスウエイトの駆動スプ
    ロケツト軸芯と水平方向を向いたブレを規制すべ
    く駆動スプロケツト軸芯と垂直方向に規制面を有
    するように設けたことを特徴とする吊上げ式シヤ
    ツターの昇降機構。
JP1981014042U 1981-02-03 1981-02-03 Expired JPS6344541Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981014042U JPS6344541Y2 (ja) 1981-02-03 1981-02-03

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JP1981014042U JPS6344541Y2 (ja) 1981-02-03 1981-02-03

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Publication Number Publication Date
JPS57127792U JPS57127792U (ja) 1982-08-09
JPS6344541Y2 true JPS6344541Y2 (ja) 1988-11-18

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ID=29812108

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JP1981014042U Expired JPS6344541Y2 (ja) 1981-02-03 1981-02-03

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4992641U (ja) * 1972-11-27 1974-08-10

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JPS57127792U (ja) 1982-08-09

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