JP2005163329A - 作品展示壁 - Google Patents
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Abstract
【課題】 床面に対して壁本体を傾けることなく壁本体を昇降させることができ、かつ、その操作も容易にし得る作品展示壁を提供する。
【解決手段】 壁本体1と、床面50に載置される車輪3を有し、壁本体1を支持する台車2と、を備えた作品展示壁に於て、台車2に下端が枢着されるアーム部材14と、アーム部材14の上端に枢着されるナット部材と、ナット部材が螺進退可能に螺合される水平状の回転自在なネジ杆17と、から成る壁本体昇降機構4を、台車2の幅方向に所定の間隔を隔てて一対配設し、さらに一対のネジ杆17, 17を同一軸心上に連結乃至一体化する。
また、各壁本体昇降機構4は、アーム部材14の上端又はナット部材と、壁本体1の下辺近傍に設けた受板11との間に、ころ部15を介在させて、壁本体1の重量をころ部15を介してアーム部材14が支持するように構成する。
【選択図】 図3
【解決手段】 壁本体1と、床面50に載置される車輪3を有し、壁本体1を支持する台車2と、を備えた作品展示壁に於て、台車2に下端が枢着されるアーム部材14と、アーム部材14の上端に枢着されるナット部材と、ナット部材が螺進退可能に螺合される水平状の回転自在なネジ杆17と、から成る壁本体昇降機構4を、台車2の幅方向に所定の間隔を隔てて一対配設し、さらに一対のネジ杆17, 17を同一軸心上に連結乃至一体化する。
また、各壁本体昇降機構4は、アーム部材14の上端又はナット部材と、壁本体1の下辺近傍に設けた受板11との間に、ころ部15を介在させて、壁本体1の重量をころ部15を介してアーム部材14が支持するように構成する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、作品展示壁に係り、より詳しくは、壁本体昇降機構を備えた作品展示壁に関する。
従来、作品展示場内に於て、空間を仕切ると共に作品を展示するための移動壁が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、壁本体と、複数の車輪を有する昇降自在な車輪を備えた従来の移動壁が開示されている。この特許文献1に開示された移動壁では、移動壁を移動させる際、左右別々に設置された2個のジャッキを操作して車輪を接地させ、移動可能となるように構成されている。
上記特許文献1には、壁本体と、複数の車輪を有する昇降自在な車輪を備えた従来の移動壁が開示されている。この特許文献1に開示された移動壁では、移動壁を移動させる際、左右別々に設置された2個のジャッキを操作して車輪を接地させ、移動可能となるように構成されている。
図12は、従来の別の移動可能な作品展示壁を示す一部破断正面図であり、図13は、図12の側面図である。また、図14は、図12のG−G線拡大断面図である。従来の作品展示壁は、図12及び図13に示すように、作品を展示する矩形状の壁本体41と、床面50に載置される4つの車輪43を有する台車42と、台車42の幅方向に所定の間隔を隔てて一対配設された油圧ジャッキ44, 44と、備えている。壁本体41は、一対の油圧ジャッキ44, 44によって支持されている。そして、これら一対の油圧ジャッキ44, 44の夫々には、図14に示すように、油圧ジャッキ44, 44の長さを変化させて壁本体41の高さを調節するための操作レバー45, 45が配設されている。
特開平10−339061号公報
しかしながら、図12〜図14に示した従来の別の作品展示壁では、一対の油圧ジャッキ44, 44を個別に操作するように構成されていたので、床面50に対して壁本体41を傾けることなく左右均等に昇降させて高さを調節するのが困難であった。また、一対の油圧ジャッキ44, 44は、個別に操作するように構成されているので、壁本体41の高さ調節を迅速にすることができないという問題点があった。
また、一対の油圧ジャッキ44, 44は、内部に作動油が使用されていた。このことに起因して壁本体41に展示する作品に油が付着する虞れがある等の理由で、美術館や博物館等には不適当である。
また、上記特許文献1に開示された移動壁も、図12〜図14に示した従来の別の作品展示壁と同様の問題点があると考えられる。
また、一対の油圧ジャッキ44, 44は、内部に作動油が使用されていた。このことに起因して壁本体41に展示する作品に油が付着する虞れがある等の理由で、美術館や博物館等には不適当である。
また、上記特許文献1に開示された移動壁も、図12〜図14に示した従来の別の作品展示壁と同様の問題点があると考えられる。
そこで、本発明は、床面に対して壁本体を傾けることなく、壁本体を左右均等に昇降させることができ、かつ、その操作も容易な作品展示壁を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る作品展示壁は、壁本体と、床面に載置される車輪を有し、上記壁本体を支持する台車と、を備えた作品展示壁に於て、上記台車に下端が枢着されるアーム部材と、該アーム部材の上端に枢着されるナット部材と、該ナット部材が螺進退可能に螺合される水平状の回転自在なネジ杆と、から成る壁本体昇降機構を、上記台車の幅方向に所定の間隔を隔てて一対配設し、さらに上記一対のネジ杆を同一軸心上に連結乃至一体化したものである。
また、壁本体と、床面に載置される車輪を有し、上記壁本体を支持する台車と、を備えた作品展示壁に於て、上記台車に下端が枢着されるアーム部材と、該アーム部材の上端に枢着されるナット部材と、該ナット部材が螺進退可能に螺合される水平状の回転自在なネジ杆と、から成る壁本体昇降機構を、上記台車の幅方向に所定の間隔を隔てて一対配設し、さらに上記一対の壁本体昇降機構の上記一対のネジ杆を連動させる連動手段を備える。 また、上記連動手段は、上記一対のネジ杆の夫々に固着されたベベルギヤと、一対の該ベベルギヤと噛合する駆動用ベベルギヤと、から成る。
あるいは、上記連動手段は、上記一対のネジ杆の夫々に固着されたスプロケットと、一対の該スプロケットに懸架されるチェーンと、から成る。
また、各壁本体昇降機構は、上記アーム部材の上端又は上記ナット部材と、上記壁本体の下辺近傍に設けた受板との間に、ころ部を介在させて、上記壁本体の重量を該ころ部を介して上記アーム部材が支持するように構成する。
あるいは、上記連動手段は、上記一対のネジ杆の夫々に固着されたスプロケットと、一対の該スプロケットに懸架されるチェーンと、から成る。
また、各壁本体昇降機構は、上記アーム部材の上端又は上記ナット部材と、上記壁本体の下辺近傍に設けた受板との間に、ころ部を介在させて、上記壁本体の重量を該ころ部を介して上記アーム部材が支持するように構成する。
床面に対して壁本体を傾けることなく、壁本体を左右均等に昇降させることができ、かつ、その操作も容易である。
また、(一対の油圧ジャッキの夫々に操作レバーが配設された従来の作品展示壁と比較して、)壁本体の高さ調節を迅速にすることができる。しかも、油圧を用いないで機械的な構造とすることで美術館や博物館にも好適である。
また、(一対の油圧ジャッキの夫々に操作レバーが配設された従来の作品展示壁と比較して、)壁本体の高さ調節を迅速にすることができる。しかも、油圧を用いないで機械的な構造とすることで美術館や博物館にも好適である。
以下、実施の形態を示す図面に基づき、本発明を詳説する。
図1〜図3は、本発明に係る作品展示壁の第一の実施の形態を説明するための図である。
本発明に係る作品展示壁は、図1〜図3に示すように、厚さ寸法の比較的大きな、正面視が略矩形状の壁本体1と、床面50に載置される複数(4つ)の車輪3を有する台車2と、壁本体昇降機構4と、を備えている。
図1〜図3は、本発明に係る作品展示壁の第一の実施の形態を説明するための図である。
本発明に係る作品展示壁は、図1〜図3に示すように、厚さ寸法の比較的大きな、正面視が略矩形状の壁本体1と、床面50に載置される複数(4つ)の車輪3を有する台車2と、壁本体昇降機構4と、を備えている。
壁本体1は、空間を仕切ると共にその面に作品を展示するためのものである。この壁本体1は、内部に複数の枠部材6を立体状に組み合わせ、その正面(表裏)に展示壁板30, 30を貼り、かつ、両側面には、横壁7, 7が貼設されている。この横壁7, 7のうち、上側半分は固定された固定壁7aであるが、下側半分は、やり送り、又は、図3中の矢印B方向に脱着可能な開閉蓋7bとなっている。
また、壁本体1の下部側内部の幅方向両端近傍には、アンカーボルト接続ナット8, 8及びレベル調整部9, 9が配設されている。アンカーボルト接続ナット8, 8は、作品展示壁を設置場所に移動させた後に、床面50に埋設したアンカーボルト51, 51と接続させることによって、作品展示壁が容易に移動しないように、かつ、容易に倒れたりしないようにするために設けられている。また、レベル調整部9, 9は、アンカーボルト51, 51とアンカーボルト接続ナット8, 8とを接続することによって、壁本体1を床面50に固定した際、壁本体1の傾きの微調整を行うために設けられている。これらアンカーボルト接続ナット8, 8及びレベル調整部9, 9の操作は、開閉蓋7bを取り外して行われる。
また、台車2の4つの車輪3は、台車2の下面側に配設され、これら4つの車輪3のうち、左右一方側に配設された2つの車輪3は、台車2の取付部の鉛直軸心廻りに回動自在となっている。また、左右他方側に配設された2つの車輪3は、鉛直軸心廻りに回転しないように、取着されている。
また、台車2の上面側には、幅方向に所定の間隔を隔ててガイド部12と枢着部13が夫々一対配設されている。ガイド部12, 12は、高さ方向にスライド可能に、外筒と内筒とから成り、又は、相互に嵌合するチャンネル材等から成るものであり、台車2と壁本体1の間に介装されている。即ち、ガイド部12, 12によって、壁本体1と台車2は、水平方向への相対的な位置ずれが抑制され、かつ、高さ方向への相互の接近又は離間が可能となっている。
また、台車2の上面側には、幅方向に所定の間隔を隔ててガイド部12と枢着部13が夫々一対配設されている。ガイド部12, 12は、高さ方向にスライド可能に、外筒と内筒とから成り、又は、相互に嵌合するチャンネル材等から成るものであり、台車2と壁本体1の間に介装されている。即ち、ガイド部12, 12によって、壁本体1と台車2は、水平方向への相対的な位置ずれが抑制され、かつ、高さ方向への相互の接近又は離間が可能となっている。
また、壁本体昇降機構4は、図3及び図4に示すように、台車2の枢着部13に下端が枢着されるアーム部材14と、ころ部15と、2枚の連結プレート35, 35と、連結軸16aを有すると共にアーム部材14の上端に枢着されるナット部材16と、ナット部材16が螺進退可能に螺合される水平状の回転自在なネジ杆17と、を具備する。
図5は、アーム部材の上端部近傍を示した拡大図である。図6 (a)(b) は、各々図5の(H−H),(J−J)線断面図である。
この図5と図6 (a)(b) に示すように、ナット部材16は中央にネジ孔16bを有して、前後水平方向に長い軸部材から成り、かつ、その前後端には、連結軸部16a, 16aが形成されている。2枚の連結プレート35, 35は、正面視中央部に、ナット部材16の連結軸部16aが枢着される。つまり、取付孔35aに連結軸部16aが枢着される。また、連結プレート35, 35の両端には、例えばベアリング15a, 15aから成るころ部15, 15が軸36にて、枢着される。35bはその取付孔を示す。図5及び図6から明らかなように、2枚の連結プレート35, 35の間に、アーム部材14の上端が挟持され、かつ、ころ部15, 15も挟持されている。
また、2つのベアリング15a, 15aは、夫々、取付孔35bに挿通させると共にナット37により固定されたボルトから成る軸36によって、2枚の連結プレート35, 35の間に枢支されている。これら2つのころ部15, 15は、壁本体1の下辺近傍に設けた受板11に当接している。これによって、壁本体1は、2つのころ部15, 15及び2枚の連結プレート35, 35等を介してアーム部材14により重量を支持するように構成されている。
この図5と図6 (a)(b) に示すように、ナット部材16は中央にネジ孔16bを有して、前後水平方向に長い軸部材から成り、かつ、その前後端には、連結軸部16a, 16aが形成されている。2枚の連結プレート35, 35は、正面視中央部に、ナット部材16の連結軸部16aが枢着される。つまり、取付孔35aに連結軸部16aが枢着される。また、連結プレート35, 35の両端には、例えばベアリング15a, 15aから成るころ部15, 15が軸36にて、枢着される。35bはその取付孔を示す。図5及び図6から明らかなように、2枚の連結プレート35, 35の間に、アーム部材14の上端が挟持され、かつ、ころ部15, 15も挟持されている。
また、2つのベアリング15a, 15aは、夫々、取付孔35bに挿通させると共にナット37により固定されたボルトから成る軸36によって、2枚の連結プレート35, 35の間に枢支されている。これら2つのころ部15, 15は、壁本体1の下辺近傍に設けた受板11に当接している。これによって、壁本体1は、2つのころ部15, 15及び2枚の連結プレート35, 35等を介してアーム部材14により重量を支持するように構成されている。
また、ネジ杆17は、端部から所定の間隔を隔てた位置に左右逆ネジ一対のネジ部18a, 18bを有する。また、開閉蓋7b側の端部には、脱着可能な操作レバー20を取り付けてネジ杆17を回転させる為の操作レバー取付部19を有する。
また、壁本体昇降機構4は、図1及び図3に示すように、正面視に於て、台車2の幅方向に所定の間隔を隔てて一対配設されている。第一実施形態では、さらに、一対配設された壁本体昇降機構4, 4のネジ杆17, 17が同一軸心上に一体化されている。
一体化されたネジ杆17, 17は、壁本体1に設けられた枢支部10によって軸心廻りに回転可能に枢支されている。また、一体化されたネジ杆17, 17が有するネジ部18a及びネジ部18bは、ネジ部18aが右ネジ、ネジ部18bが左ネジとなるようにネジ切りが行われている。また、ネジ部18aとネジ部18bのピッチは同じである。
一体化されたネジ杆17, 17は、壁本体1に設けられた枢支部10によって軸心廻りに回転可能に枢支されている。また、一体化されたネジ杆17, 17が有するネジ部18a及びネジ部18bは、ネジ部18aが右ネジ、ネジ部18bが左ネジとなるようにネジ切りが行われている。また、ネジ部18aとネジ部18bのピッチは同じである。
また、壁本体昇降機構4は、図4に示すように、側面視に於て、アーム部材14が一対配設され、上端部で棒状(軸状の)ナット部材16の両端の連結軸部16a, 16aを枢支するように構成されている。また、ナット部材16の中央のネジ孔16bに、ネジ杆17, 17のネジ部18b(ネジ部18a)が螺合している。
これにより、ネジ杆17, 17を回転させた場合、一対の壁本体昇降機構4, 4が夫々有するナット部材16は、ネジ杆17, 17を水平状態に維持したまま、ネジ杆17, 17上を相互に接近又は離間する方向に螺進退する。
これにより、ネジ杆17, 17を回転させた場合、一対の壁本体昇降機構4, 4が夫々有するナット部材16は、ネジ杆17, 17を水平状態に維持したまま、ネジ杆17, 17上を相互に接近又は離間する方向に螺進退する。
次に、図1〜図6で述べた、本発明の第一の実施の形態に係る作品展示壁を作品展示場内に設置する際の、作品展示壁の作動について説明する。
最初、壁本体1の底部は、床面50に接地した状態にある。まず、壁本体1の両側面に付設された開閉蓋7bのうち、どちらか一方を取外して壁本体1内部の操作レバー取付部19を露出させる。そして、操作レバー取付部19に操作レバー20を取付け、操作レバー20を所定の方向に回転させる。すると、ネジ杆17, 17が回転し、一対のナット部材16, 16は、ネジ杆17, 17上を相互に離間する方向に移動する。これにより、一対のナット部材16, 16を上端で枢支している一対のアーム部材14, 14が、下端部を支点として、床面50に対して起立する方向(図3中の矢印A方向)に揺動する。この際、ネジ部18aとネジ部18bのピッチは同じであるので、アーム部材14, 14は、ネジ杆17, 17の回転に伴って、常に互いに等しい傾斜角度を維持しながら揺動する。即ち、アーム部材14, 14が揺動しても、それに伴って、ネジ杆17, 17及び壁本体1が床面50に対して傾くことがない。
そして、アーム部材14, 14が起立する方向に揺動すると、それに伴って、壁本体1は、壁本体1と台車2が相互に離間する方向に移動(上昇)する。即ち、床面50に対して、壁本体1の高さ位置が上昇する。この際、壁本体1と台車2は、ガイド部12, 12によって水平方向への相対的な位置ずれが抑制されるように連結されているので、壁本体1は、床面50に対して傾くことなく垂直に上昇する。
そして、壁本体1を床面50に対して例えば約50mm上昇させた後、操作レバー20を一旦取外し、壁本体1と床面50との間に生じた間隙を利用して作品展示壁を別の移動用台車(図示せず)に載せる。そして、その移動用台車(図示せず)に載せたまま、作品展示場内の作品展示位置付近まで作品展示壁を大きく移動させる。作品展示壁の作品展示位置付近までの移動が完了すると、作品展示壁を移動用台車(図示せず)から降ろす。そして、作品展示壁の台車2に配設された車輪3を利用して作品展示壁を正規の設置位置まで移動させる。
そして、作品展示壁の正規位置への移動が完了すると、操作レバー取付部19に操作レバー20を取付け、壁本体1を上昇させる時とは逆方向にネジ杆17, 17を回転させることによって、壁本体1を床面50に降ろす。この際、床面50に対して壁本体1が傾くときは、レベル調整部9, 9を調整することにより、床面50に対する壁本体1の傾きの微調整を行う。 そして、壁本体1の内部に配設されたアンカーボルト接続ナット8, 8と、床面50に埋設されたアンカーボルト51, 51とを接続することにより、作品展示壁を床面50に固定する。最後に、取り外していた開閉蓋7bを取り付けて、作品展示壁の作品展示場内の床面50への設置が完了となる。
図7と図8は、本発明に係る作品展示壁の第二の実施の形態を説明するための図である。本発明の第二実施形態に係る作品展示壁は、第一実施形態と比較して壁本体昇降機構4が異なる場合を例示している。即ち、第一実施形態では、一対のネジ杆17, 17が一体化されていたが、第二実施形態では、一対のネジ杆17, 17を分割構造として、別々のネジ杆17, 17を連動させるための連動手段5をさらに備えている。なお、一対のネジ杆17, 17が夫々有するネジ部18a(18b)は、第一実施形態と異なり、両方とも右ネジとなるようにネジ切りが行われている。
また、連動手段5は、一対のネジ杆17, 17の対向する夫々の端部に固着されたベベルギヤ22, 22と、一対のベベルギヤ22, 22と噛合する駆動用ベベルギヤ23と、から成る。
この一対のベベルギヤ22, 22とこれらと噛合する駆動用ベベルギヤ23の周囲を覆うためのギヤボックス21が設けられる。その位置は、例えば作品展示壁の幅方向略中央部とする。また、ギヤボックス21の正面側には、操作レバー24が配設されている。この操作レバー24の軸心は、ギヤボックス21内部と連通しており、その端部に駆動用ベベルギヤ23が固着されている。これにより、操作レバー24によって駆動用ベベルギヤ23を一方向に回転させた場合、一対のベベルギヤ22, 22は、互いに逆方向に回転すると共に、一対のナット部材(図示せず)は、一対のネジ杆17, 17のネジ部18a, 18b上を相互に接近または離間する方向に螺進退するように構成されている。なお、左右一対のアーム部材14, 14や、ナット部材(図示せず)は、第一の実施の形態と同様の構成とすることができる。
この一対のベベルギヤ22, 22とこれらと噛合する駆動用ベベルギヤ23の周囲を覆うためのギヤボックス21が設けられる。その位置は、例えば作品展示壁の幅方向略中央部とする。また、ギヤボックス21の正面側には、操作レバー24が配設されている。この操作レバー24の軸心は、ギヤボックス21内部と連通しており、その端部に駆動用ベベルギヤ23が固着されている。これにより、操作レバー24によって駆動用ベベルギヤ23を一方向に回転させた場合、一対のベベルギヤ22, 22は、互いに逆方向に回転すると共に、一対のナット部材(図示せず)は、一対のネジ杆17, 17のネジ部18a, 18b上を相互に接近または離間する方向に螺進退するように構成されている。なお、左右一対のアーム部材14, 14や、ナット部材(図示せず)は、第一の実施の形態と同様の構成とすることができる。
次に、図7及び図8を参照して本発明の第二の実施の形態に係る作品展示壁の作動について説明する。壁本体1の高さを調節する際は、作品展示壁の正面に配設されたギヤボックス21の操作レバー24を回転させて調節を行う。壁本体1の高さを上昇させたいときは、まず、操作レバー24を所定の方向に回転させる。すると、操作レバー24の軸心の端部に固着された駆動用ベベルギヤ23が回動する。これにより、駆動用ベベルギヤ23と噛合した一対のベベルギヤ22, 22と、一対のベベルギヤ22, 22が夫々固着された一対のネジ杆17, 17は、互いに逆方向に回転する。
すると、一対のナット部材(図示せず)は、ネジ杆17, 17上を相互に離間する方向に移動する。そして、一対のナット部材(図示せず)を上端で枢支している一対のアーム部材14, 14が、下端部を支点として、床面50に対して起立する方向に揺動する。そして、アーム部材14, 14が床面50に対して起立する方向に揺動すると、それに伴って、壁本体1は、床面50に対して傾くことなく垂直に上昇する。
すると、一対のナット部材(図示せず)は、ネジ杆17, 17上を相互に離間する方向に移動する。そして、一対のナット部材(図示せず)を上端で枢支している一対のアーム部材14, 14が、下端部を支点として、床面50に対して起立する方向に揺動する。そして、アーム部材14, 14が床面50に対して起立する方向に揺動すると、それに伴って、壁本体1は、床面50に対して傾くことなく垂直に上昇する。
図9〜図11は、本発明に係る作品展示壁の第三の実施の形態を説明するための図である。
図9〜図11に示した本発明の第三実施形態に係る作品展示壁は、第一実施形態及び第二実施形態とは、壁本体昇降機構4及び連動手段5が異なる場合を例示している。本発明の第三実施形態に係る壁本体昇降機構4は、台車2の奥行き方向(前後方向)に所定の間隔を隔てて一対配設され、この一対の壁本体昇降機構4, 4のネジ杆17, 17が同一軸心上に一体化されている。即ち、第三実施形態では、第一実施形態及び第二実施形態のように、一対のネジ杆17, 17が幅方向に延びるのではなく、奥行き方向に延びている。さらに、この壁本体昇降機構4, 4が台車2の幅方向に所定の間隔を隔てて一対配設されている。
図9〜図11に示した本発明の第三実施形態に係る作品展示壁は、第一実施形態及び第二実施形態とは、壁本体昇降機構4及び連動手段5が異なる場合を例示している。本発明の第三実施形態に係る壁本体昇降機構4は、台車2の奥行き方向(前後方向)に所定の間隔を隔てて一対配設され、この一対の壁本体昇降機構4, 4のネジ杆17, 17が同一軸心上に一体化されている。即ち、第三実施形態では、第一実施形態及び第二実施形態のように、一対のネジ杆17, 17が幅方向に延びるのではなく、奥行き方向に延びている。さらに、この壁本体昇降機構4, 4が台車2の幅方向に所定の間隔を隔てて一対配設されている。
また、第三実施形態では、左右一対の壁本体昇降機構4, 4の夫々のネジ杆17, 17を連動させるための連動手段5は、ネジ杆17, 17の夫々に固着されたスプロケット25, 25と、一対のスプロケット25, 25に懸架されるチェーン28と、から成る。また、一対のスプロケット25, 25とほぼ同じ高さで、幅方向略中央部の位置には、操作レバー26aを有する操作部26が配設されている。
操作部26には、操作レバー26aの回転と連動する駆動用スプロケット27が配設されており、この駆動用スプロケット27にも、チェーン28が懸架されている。これにより、駆動用スプロケット27の回転によって、一対のネジ杆17, 17に夫々固着されたスプロケット25, 25を同時に回転させることができるように構成されている。
操作部26には、操作レバー26aの回転と連動する駆動用スプロケット27が配設されており、この駆動用スプロケット27にも、チェーン28が懸架されている。これにより、駆動用スプロケット27の回転によって、一対のネジ杆17, 17に夫々固着されたスプロケット25, 25を同時に回転させることができるように構成されている。
次に、図9〜図11に示した本発明の第三の実施の形態に係る作品展示壁の作動について説明する。壁本体1の高さを調節する際は、作品展示壁の正面に配設された操作部26の操作レバー26aを回転させて調節を行う。壁本体1の高さを上昇させたいときは、まず、操作レバー26aを所定の方向に回転させる(図9中の矢印E方向)。すると、操作レバー26aと連動した駆動用スプロケット27が回転する(図9中の矢印E方向)。これにより、チェーン28を介して駆動力が、一対のネジ杆17, 17に夫々固着されたスプロケット25, 25に伝達される。これにより、一対のネジ杆17, 17が回転し、一対のネジ杆17, 17に夫々螺合された一対のナット部材(図示せず)は、ネジ杆17, 17上を相互に離間する方向に移動する。そして、一対のナット部材(図示せず)を上端で枢支している一対のアーム部材14, 14が、下端部を支点として、起立する方向に揺動する(図11中の矢印F方向)。そして、アーム部材14, 14が起立する方向に揺動すると、それに伴って、壁本体1は、床面50に対して傾くことなく垂直に上昇する。
以上のように、本発明の作品展示壁は、壁本体1と、床面50に載置される車輪3を有し、壁本体1を支持する台車2と、を備えた作品展示壁に於て、台車2に下端が枢着されるアーム部材14と、アーム部材14の上端に枢着されるナット部材16と、ナット部材16が螺進退可能に螺合される水平状の回転自在なネジ杆17と、から成る壁本体昇降機構4を、台車2の幅方向に所定の間隔を隔てて一対配設し、さらに一対のネジ杆17, 17を同一軸心上に連結乃至一体化するので、一対の壁本体昇降機構4, 4を連動させるように構成することができる。これにより、床面50に対して壁本体1を傾けることなく、壁本体1を左右均等に昇降させることができると共に、その操作も容易である。
また、一対の壁本体昇降機構4, 4が連動するように構成されているので、一箇所の操作部にて一対の壁本体昇降機構4, 4を同時に操作することができる。これにより、一対の油圧ジャッキ44, 44の夫々に操作レバー45が配設された従来の作品展示壁と比較して、壁本体1の高さ調節を迅速にすることができる。
また、一対の油圧ジャッキ44, 44を備えた従来の作品展示壁と比較して、油圧を用いないで機械的な構造とすることで、作品に誤って油が付着されるのを抑制することができる。これにより、美術館や博物館にも好適である。
また、本発明の作品展示壁は、壁本体1と、床面50に載置される車輪3を有し、壁本体1を支持する台車2と、を備えた作品展示壁に於て、台車2に下端が枢着されるアーム部材14と、アーム部材14の上端に枢着されるナット部材16と、ナット部材16が螺進退可能に螺合される水平状の回転自在なネジ杆17と、から成る壁本体昇降機構4を、台車2の幅方向に所定の間隔を隔てて一対配設し、さらに一対の壁本体昇降機構4, 4の一対のネジ杆17, 17を連動させる連動手段5を備えるので、床面50に対して壁本体1を傾けることなく、壁本体1を左右均等に昇降させることができると共に、その操作も容易である。
また、連動手段5を、一対のネジ杆17, 17の夫々に固着されたベベルギヤ22, 22と、一対のベベルギヤ22, 22と噛合する駆動用ベベルギヤ23と、により構成することによって、駆動用ベベルギヤ23を回転させて壁本体1の高さを調節する際に、一対のネジ杆17, 17の夫々の回転方向が逆になるように構成することができる。これにより、一対のネジ杆17, 17を同一軸心上に連結乃至一体化する場合と異なり、ナット部材16及びネジ杆17のネジ切り方向を一対の壁本体昇降機構4, 4の一方側と他方側で異なるように構成する必要がない。その結果、互いにネジ方向が異なるネジ部18a, 18bを有する一対のネジ杆17, 17を使用するよりも、製造コストを削減することができる。
また、連動手段5を、一対のネジ杆17, 17の夫々に固着されたスプロケット25, 25と、一対のスプロケット25, 25に懸架されるチェーン28と、により構成することによって、容易に、一対の壁本体昇降機構4, 4を連動させるように構成することができる。
また、各壁本体昇降機構4を、アーム部材14の上端又はナット部材16と、壁本体1の下辺近傍に設けた受板11との間に、ころ部15を介在させて、壁本体1の重量をころ部15を介してアーム部材14が支持するように構成することによって、壁本体1の重量を支持させながら、滑らかにアーム部材14を揺動させることができる。これにより、より小さな力で一対の壁本体昇降機構4, 4を作動させることができる。
1 壁本体
2 台車
3 車輪
4 壁本体昇降機構
5 連動手段
14 アーム部材
15 ころ部
16 ナット部材
17 ネジ杆
22 ベベルギヤ
23 駆動用ベベルギヤ
25 スプロケット
28 チェーン
50 床面
2 台車
3 車輪
4 壁本体昇降機構
5 連動手段
14 アーム部材
15 ころ部
16 ナット部材
17 ネジ杆
22 ベベルギヤ
23 駆動用ベベルギヤ
25 スプロケット
28 チェーン
50 床面
Claims (5)
- 壁本体(1)と、床面(50)に載置される車輪(3)を有し、上記壁本体(1)を支持する台車(2)と、を備えた作品展示壁に於て、
上記台車(2)に下端が枢着されるアーム部材(14)と、該アーム部材(14)の上端に枢着されるナット部材(16)と、該ナット部材(16)が螺進退可能に螺合される水平状の回転自在なネジ杆(17)と、から成る壁本体昇降機構(4)を、上記台車(2)の幅方向に所定の間隔を隔てて一対配設し、さらに上記一対のネジ杆(17)(17)を同一軸心上に連結乃至一体化したことを特徴とする作品展示壁。 - 壁本体(1)と、床面(50)に載置される車輪(3)を有し、上記壁本体(1)を支持する台車(2)と、を備えた作品展示壁に於て、
上記台車(2)に下端が枢着されるアーム部材(14)と、該アーム部材(14)の上端に枢着されるナット部材(16)と、該ナット部材(16)が螺進退可能に螺合される水平状の回転自在なネジ杆(17)と、から成る壁本体昇降機構(4)を、上記台車(2)の幅方向に所定の間隔を隔てて一対配設し、さらに上記一対の壁本体昇降機構(4)(4)の上記一対のネジ杆(17)(17)を連動させる連動手段(5)を備えたことを特徴とする作品展示壁。 - 上記連動手段(5)は、上記一対のネジ杆(17)(17)の夫々に固着されたベベルギヤ(22)(22)と、一対の該ベベルギヤ(22)(22)と噛合する駆動用ベベルギヤ(23) と、から成る請求項2記載の作品展示壁。
- 上記連動手段(5)は、上記一対のネジ杆(17)(17)の夫々に固着されたスプロケット(25)(25)と、一対の該スプロケット(25)(25)に懸架されるチェーン(28)と、から成る請求項2記載の作品展示壁。
- 各壁本体昇降機構(4)は、上記アーム部材(14)の上端又は上記ナット部材(16)と、上記壁本体(1)の下辺近傍に設けた受板(11)との間に、ころ部(15)を介在させて、上記壁本体(1)の重量を該ころ部(15)を介して上記アーム部材(14)が支持するように構成した請求項1、2、3又は4記載の作品展示壁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003401819A JP2005163329A (ja) | 2003-12-01 | 2003-12-01 | 作品展示壁 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003401819A JP2005163329A (ja) | 2003-12-01 | 2003-12-01 | 作品展示壁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005163329A true JP2005163329A (ja) | 2005-06-23 |
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ID=34725615
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003401819A Pending JP2005163329A (ja) | 2003-12-01 | 2003-12-01 | 作品展示壁 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005163329A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012112117A (ja) * | 2010-11-22 | 2012-06-14 | Se Kogyo Kk | 展示パネル装置 |
US9249573B2 (en) | 2012-02-08 | 2016-02-02 | Michael Barrie Pegrum | Partition systems |
CN106639059A (zh) * | 2017-02-16 | 2017-05-10 | 上海安得顺诺建筑装饰制品有限公司 | 一种全自动液压展墙 |
CN112196178A (zh) * | 2020-09-29 | 2021-01-08 | 西安长庆科技工程有限责任公司 | 一种箱板结构快装式墙体及构造方法 |
CN113520043A (zh) * | 2021-07-16 | 2021-10-22 | 温州科技职业学院 | 一种用于宣传讲解的教学移动工作台 |
-
2003
- 2003-12-01 JP JP2003401819A patent/JP2005163329A/ja active Pending
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