JP2005162652A - 化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】 基礎化粧品をはじめとして、メイクアップ化粧品、頭髪用品、トイレタリー用品、入浴剤等に好適に使用しうる化粧料を提供すること。
【解決手段】 ヒノキ科ネズコ属の植物であるウエスタンレッドシダー(Western Red Ceder)の抽出液、または次式(I)
【化1】
Figure 2005162652

で表されるツヤ酸(Thujic acid)を配合することを特徴とする化粧料であり、クリーム、乳液、ローション、洗顔料、パック等の基礎化粧品、口紅、ファンデーション等のメイクアップ化粧品、ボディーソープ、石鹸等のトイレタリー製品、シャンプー、リンス、整髪料等の頭髪用製品、入浴剤等の化粧料である。
【選択図】 なし

Description

本発明は、基礎化粧品をはじめとして、メイクアップ化粧品、頭髪用品、トイレタリー用品、入浴剤等に好適に使用しうる化粧料に関する。さらに詳細には、ヒノキ科ネズコ属の植物であるウエスタンレッドシダー(Western Red Ceder)の抽出液、またはその有効成分であるツヤ酸(Thujic acid)を配合することにより、優れた化粧効果を奏する化粧料に関する。
ヒノキ科ネズコ属の植物であるウエスタンレッドシダーは、カナダブリテッシュ・コロンビア州やアメリカ北西部に産する樹木である。ウエスタンレッドシダーは豊かな芳香性とその防虫・防腐効果を有し、木材としての性能の劣化がしにくいため、ログハウスをはじめ建材として用いられている。ウエスタンレッドシダーの植物精油成分としては、ヒノキチオールを初め、種々のトロポロン化合物が知られており、比較的強い抗菌、抗カビ、抗ダニ作用を発揮する。したがって、その植物成分の効果を利用した消毒剤、防虫・防カビ剤や、農薬を使用しない有機栽培用のための農業用資材への応用が期待され、ウエスタンレッドシダーの植物成分の抽出方法が種々提案されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に記載の抽出方法は、ウエスタンレッドシダーの変圧水蒸気蒸留による抽出方法であり、得られた水蒸気蒸留液には、殺菌効果、抗菌効果を発揮するトロポロン化合物の含有量が多く、そのようなトロポロン化合物としては、ツヤ酸(Thujic acid)が最も多く、その他β−ツヤプリシン(β−Thujapllcin:ヒノキチオール)、γ−ツヤプリシン(γ−Thujapllcin)、ネズコン(Nezukone)、ツヤ酸メチル(Methyl thujate)等が挙げられる。
この含有成分であるヒノキチオールは、化粧品原料基準に収載されている成分であり、優れた抗菌力が認められていることから、化粧料配合成分として有用な成分である。また、毛髪発育促進作用も認められていることから、頭髪化粧料にも配合されている。天然のヒノキチオールは、青森産ヒバ油または台湾ヒノキから抽出されているが、その含有量は少ない。事実、特許文献1に記載の抽出方法で得られたウエスタンレッドシダーの抽出液は、青森産ヒバ油の抽出物とガスクロマトグラフィーでその成分比率を比較すると、ヒノキチオールの含有量が多いものであった。
また、ウエスタンレッドシダーの抽出液中には、抗菌効果を有するツヤ酸(Thujic acid)や、病害虫に対する忌避性能を発揮するツヤ酸メチル(Methyl thujate)等が含まれている。これらの成分の中には、日本に存在する主要な樹木種には含有されていない成分もあり、そのなかでも、ツヤ酸およびそのエステルについては、その効能については未解明な部分が多い。
特開2002−338991
本発明者等は、このヒノキ科ネズコ属の植物であるウエスタンレッドシダーの抽出液について検討したところ、このものには、優れた抗菌効果、高い保湿効果および抗酸化作用を併せもつことを見出し、この植物抽出液を配合した化粧料は、肌に潤いを与え、若々しい肌の状態を維持する、優れた化粧効果を奏することを見出した。そのなかでも、このウエスタンレッドシダーの抽出物としてのツヤ酸が極めて効果的なものであることを見出し、本発明を完成させるに至った。
したがって、本発明は、これまで知られていないウエスタンレッドシダーの抽出液、さらにはその有効成分であるツヤ酸を配合してなる化粧料を提供することを課題とする。
かかる課題を解決するための本発明は、その基本的態様として、ヒノキ科ネズコ属の植物であるウエスタンレッドシダーの抽出液を配合することを特徴とする化粧料である。
また本発明は、別の態様として上記抽出液の有効成分である次式(I):
Figure 2005162652
で表されるツヤ酸(Thujic acid)を配合することを特徴とする化粧料である。
さらに本発明、より具体的な化粧料として、クリーム、乳液、ローション、洗顔料、パック等の基礎化粧品、口紅、ファンデーション等のメイクアップ化粧品、ボディーソープ、石鹸等のトイレタリー製品、シャンプー、リンス、整髪料等の頭髪用製品、入浴剤等である化粧料である。
本発明は、ヒノキ科ネズコ属の植物であるウエスタンレッドシダーの抽出液、またはその有効成分であるツヤ酸を配合した化粧料であり、これらの成分は、優れた抗菌効果、高い保湿効果および抗酸化作用を併せもつ。したがって、この植物抽出物等を配合した化粧料は、肌に潤いを与え、若々しい肌の状態を維持する、優れた化粧効果を奏する。
また、これらの化粧料は、皮膚に対して優れたモイスチャー効果を発揮し、皮膚の保湿および美白ならびに老化防止等の総合的な効果を奏すると共に、抗菌効果を有し、皮膚面上の微生物の繁殖を排除することから、極めて衛生的なものである。
また、本発明の化粧料は、入浴剤として用いた場合には、入浴中あるいは入浴後の保温効果に優れたものであり、頭髪用化粧料として用いた場合には、頭髪の保護や柔軟性を付与するばかりでなく、その抗菌効果によりフケ等の発生を防止し、痒みを抑える効果を有する。
化粧料は、水や油脂類、その他種々の成分から成り立っているものが多いため、腐敗しやすいため、通常公知の合成抗菌剤(パラベン類、その他の抗菌剤)、合成殺菌剤(デヒドロ酢酸、その他の殺菌剤)が配合されている。しかしながらこれらの成分は、皮膚に対して障害を及ぼすこともあり、化粧品の配合成分としては望ましい成分ではない。ウエスタンレッドシダーの抽出物は、抗菌作用を有しており、かつ皮膚に対する安全性試験においてその安全性が認められた成分であり、したがって、公知の抗菌剤の配合量を減じることができるか、もしくは代替できる化粧料配合成分として有用な成分である。
アトピー性皮膚炎は、皮膚のバリア機能が不十分なものであり、痒みを伴う。その一因は、黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)などの菌の繁殖がみられるが、ウエスタンレッドシダーの抽出液には抗菌作用があることから、アトピー性皮膚炎やカビ繁殖による皮膚トラブルに対して安全な、抗菌性化粧料が提供される効果を有する。
本発明に用いられるヒノキ科ネズコ属の植物であるウエスタンレッドシダーは、カナダブリテッシュ・コロンビア州やアメリカ北西部に産する樹木である。本発明に用いられる抽出液は、上記ウエスタンレッドシダーを特許文献1に開示する抽出方法で得られた、水蒸気蒸留液として使用される。したがって、当該特許文献1に開示されるウエスタンレッドシダーの抽出に関する部分は、本明細書の一部を構成する。
また、本発明に用いられる式(I)で示されるツヤ酸は、上記の方法で得られたウエスタンレッドシダーの抽出液を、さらにシリカゲルカラムクロマトグラフィーなどに付し、適当な有機溶媒で溶出させ、分画して得ることができる。
本発明におけるウエスタンレッドシダーの抽出液の配合量は、一概に限定されず、抽出液をそのまま適当な香料と共に使用してもよいし、また化粧料に用いられる適当な賦形剤、香料、色素をはじめとする油脂類、界面活性剤、保湿剤、pH調整剤、増粘剤、防腐剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、顔料、洗浄剤、乾燥剤、乳化剤など、各種化粧料成分と共に適宜配合してもよい。したがって、化粧料全量中、0.005〜100重量%まで、好ましくは0.01〜60重量%程度まで配合することができる。配合量が0.005重量%以下であると、本発明にいう効果が十分に発揮されず、好ましいものではない。
一方、本発明における式(I)で表わされるツヤ酸の配合量は、化粧料全量中、0.001〜1重量%、好ましくは0.005〜0.5重量%程度である。
前記油脂類としては、一般に化粧料に汎用されている、例えば、流動パラフィン、ワセリンなどの鉱油;アボガド油、オリーブ油、ホホバ油、ヤシ油などの植物油;馬油、ミンク油、スクワランなどの動物性油脂;メチルポリシロキサン、トリカプリルカプロン酸グリセリド、トリオクタン酸グリセリド、トリイソパルミチン酸グリセリド、シリコンオイルなどの合成油脂があげることができる。
また、界面活性剤としては、例えばラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ラウリル硫酸ジエタノールアミンなどの陰イオン性界面活性剤;ステアリルトリメチルアンモニウムクロライド、セチルトリメチルアンモニウムクロライド、塩化ベンザルコニウムなどの陽イオン性界面活性剤;グリセリンモノステアレート、ソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ショ糖エステル、脂肪酸アミド等の非イオン性界面活性剤などをあげることができる。
保湿剤としては、例えばプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ピロリドンカルボン酸ナトリウムなどの合成保湿剤;グリセリン、ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチン、ロイヤルゼリーあるいは微生物醗酵液などの天然由来保湿剤があげることができる。
また、増粘剤としては、例えばカルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシビニルポリマー、ポリビニルアルコール、キサンタンガム等をあげることができる。さらに、pH調整剤としては、例えばクエン酸ナトリウム、クエン酸などの有機酸およびその塩をあげることができる。
さらにまた、防腐剤としては、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン等のパラベン類;フェノキシエタノール、デヒドロ酢酸などをあげることができる。また、酸化防止剤としては、例えばトコフェロール(ビタミンE)、ブチルヒドロキシトルエン(BHT)などをあげることができる。
また、顔料としては、例えばベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、酸化チタン、ナイロンパウダー、マイカ、タルクなどをあげることができ、賦形剤としては、例えば硫酸ナトリウムなどを、また、乳化剤としては大豆油レシチンなどをあげることができる。
また、本発明が提供する化粧料には、公知の美白剤、老化防止剤または肌荒れ防止剤等を適宜配合することもできる。これらの美白剤としては、例えば、アスコルビン酸およびその誘導体、美白作用を有する植物エキスなどである。肌荒れ防止剤としては、ビタミンE(トコフェロール)誘導体、尿素などをあげることができる。
本発明が提供する化粧料は、その形態として、化粧料として一般的な、任意の形態をとることができる。具体的には、クリーム、乳液、ローション、洗顔料、パック等の基礎化粧品;口紅、ファンデーション等のメイクアップ化粧品;ボディーソープ、石鹸等のトイレタリー製品;シャンプー、リンス、整髪料等の頭髪用製品;入浴剤等をあげることができる。
以下に本発明を実施例等によりさらに詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
なお、配合量は「重量部」であり、化粧料として100重量部あたりで表示している。
実施例1ウエスタンレッドシダー抽出液の調製
特開2002−338991に記載の方法にしたがって、ウエスタンレッドシダー抽出液としての水蒸気蒸留液を得た。
また、この水蒸気蒸留液をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン・酢酸エチルにより溶出分画を行い、式(I)で示されるツヤ酸を得た。得られたツヤ酸は、核磁気共鳴スペクトル(NMR)、GS−Mass等の機器分析データにより同定した。
実施例2化粧用乳液
(処方)
1.ステアリン酸グリセリル 0.5
2.モノステアリン酸エチレングリコール 0.5
3.ステアリン酸 0.5
4.ミリスチン酸カリウム 0.2
5.流動パラフィン 3.0
6.ミリスチン酸オクチルドデシル 1.0
7.グリセリン 5.0
8.カルボキシビニルポリマー 0.2
9.L−アルギニン 2.0
10.ヒアルロン酸ナトリウム液 1.0
11.実施例1で得られた抽出液(水蒸気蒸留液) 10.0
12.香料 適量
13.精製水 残余
(製法)
上記成分13の一部に8を溶解し9を加え攪拌後、残りの13と11を加え加熱溶解し、70℃に保った(水相)。別に残りの成分を加熱溶解し70℃の保ち、先の水相に徐々に加え、ホモミキサーで均一にし、40℃に冷却後、10および12を加えさらに攪拌冷却し、化粧用乳液を得た。
実施例3洗顔料
(処方)
1.N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸トリエタノール液 2.0
2.2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシ
エチルイミダゾリウムベタイン 10.0
3.ラウリン酸ジエタノールアミド 2.0
4.グリセリン 5.0
5.実施例1で得られた抽出液(水蒸気蒸留液) 10.0
6.精製水 残余
(製法)
上記成分1〜4を70℃で加熱攪拌後、5および6を加えて攪拌冷却し、化粧用洗顔料を得た。
実施例4化粧用クリーム
(処方)
1.セタノール 10.0
2.モノステアリン酸ポリエチレングリコール 3.0
3.モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20EO) 2.0
4.1,3−ブチレングリコール 10.0
5.アラントイン 0.1
6.ポリシロキサン 5.0
7.亜鉛華 0.3
8.実施例1で得られた抽出液(水蒸気蒸留液) 30.0
9.精製水 残余
(製法)
上記成分1〜6を70℃で加熱攪拌した。次いで7〜9を加え、ホモミキサーをかけて攪拌冷却し、化粧用クリームを得た。
実施例5ローション
(処方)
1.エタノール 10.0
2.グリセリン 3.0
3.1,3−ブチレングリコール 2.0
4.クエン酸 0.1
5.クエン酸ナトリウム 0.3
6.実施例1で得た抽出液(水蒸気蒸留液) 20.0
7.カルボキシビニルポリマー 0.1
8.香料 適量
9.精製水 残余
(製法)
上記成分1〜7および9をよく混合後、8を加えて攪拌し、ローションを得た。
実施例6シャンプー
(処方)
1.塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 5.0
2.ヤシ油脂肪酸メチルアラニンナトリウム液 10.0
3.ラウリル硫酸ナトリウム 15.0
4.ステアリン酸ジエタノールアミド 3.0
5.実施例1で得た抽出液(水蒸気蒸留液) 5.0
6.グリセリン 5.0
7.フェノキシエタノール 0.5
8.香料 適量
9.精製水 残余
(製法)
上記成分1〜7および9を加熱攪拌し、冷却後8を加えて混和し、均一なシャンプーを得た。
実施例7ヘヤーセットローション
(処方)
1.キサンタンガム 2.0
2.グリセリン 1.0
3.エタノール 20.0
4.ツヤ酸 0.2
5.香料 適量
6.精製水 残余
(製法)
上記成分をよく混合し、均一なヘヤーセットローションを得た。
実施例8入浴剤
実施例1で得たウエスタンレッドシダー抽出液(水蒸気蒸留液)を、凍結乾燥の操作により乾燥粉末化して用いた。
(処方)
1.硫酸ナトリウム 48.0
2.炭酸水素ナトリウム 51.95
3.ウエスタンレッドシダー抽出液の凍結乾燥粉末 0.05
4.香料 適量
(製法)
上記成分を混合攪拌し、入浴剤を得た。
比較例1化粧用乳液
実施例2の処方において、実施例1で得た抽出液(水蒸気蒸留液)の代わりに精製水を用いた他は、実施例2と同様にして化粧用乳液を得た。
比較例2化粧用クリーム
実施例4の処方において、実施例1で得た抽出液(水蒸気蒸留液)の代わりに精製水を用いた他は、実施例4と同様にして化粧用クリームを得た。
モニタリングテスト
本発明の実施例2の化粧用乳液と比較例1の化粧用乳液、および実施例4の化粧用クリームと比較例2の化粧用クリームを、無作為に抽出した年齢18〜50歳の女性30名を被験者として、顔面の左右頬部の皮膚に塗布し、その時のモイスチャー感および使用感について、以下の判定基準に基づいて評価を行った。
なお、モニタリングテストの結果、皮膚に異常を訴えた被験者はいなかった。
モイスチャー感の判定基準:
◎:非常にしっとりしている
○:ある程度しっとりしている
□:普通
△:あまりしっとりした感じが無い
×:全くしっとりした感じが無い
使用感の判定基準:
◎:非常に柔軟で、塗布感触がよい
○:ある程度柔軟で、塗布感触がよい
□:普通
△:あまり柔軟さを感じず、塗布感触が悪い
×:全く柔軟性さなく、塗布感触が悪い
それらの結果を表1にまとめた。その結果からも判明するように、本発明の化粧料(実施例2の化粧用乳液、実施例4の化粧用クリーム)は、モイスチャー感に優れ、その使用感も良好なものであることが判明する。
Figure 2005162652
本発明により、皮膚に対して優れたモイスチャー効果を発揮し、皮膚の保湿および美白ならびに老化防止等の総合的な効果を奏する化粧料が提供され、また、抗菌効果を有することから、皮膚面に対する極めて衛生的な化粧料が提供される。
また、入浴中あるいは入浴後の保温効果に優れた入浴剤、さらには、頭髪用化粧料として用いた場合には、頭髪の保護や柔軟性を付与するばかりでなく、その抗菌効果によりフケ等の発生を防止し得る化粧料が提供さる。特に本発明により提供される化粧料は、従来の化粧料に配合されていた合成防腐剤を配合することなく、または配合量を減ずることが可能であり,皮膚に対して安全な化粧料が提供されることより、その産業上の利用性は多大なものである。

Claims (3)

  1. ヒノキ科ネズコ属の植物であるウエスタンレッドシダーの抽出液を配合することを特徴とする化粧料。
  2. 下記式(I):
    Figure 2005162652
    で表されるツヤ酸(Thujic acid)を配合することを特徴とする化粧料。
  3. 化粧料が、クリーム、乳液、ローション、洗顔料、パック等の基礎化粧品、口紅、ファンデーション等のメイクアップ化粧品、ボディーソープ、石鹸等のトイレタリー製品、シャンプー、リンス、整髪料等の頭髪用製品、入浴剤等である請求項1または2に記載の化粧料。
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