JP2005162518A - 光ファイバの製造装置及び製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】光ファイバ母材に追加加工を行なうことなく、非有効部の引落しを短時間で行ない無駄な線引を低減すると共に、線引の口出し時間を短縮することができる光ファイバの製造装置及び製造方法を提供する。
【解決手段】光ファイバ母材の先端部を加熱溶融して棒状ガラスHを連続的に引出して線引する光ファイバの製造装置及び製造方法であって、引取りローラ対33,34からなる引取り機構27により棒状ガラスHを引取り、引取られた棒状ガラスHに傷付与機構28により微細な傷を付与し、傷が付与された棒状ガラスHを切断機構29により切断する。
【選択図】図2

Description

本発明は、光ファイバ母材の先端部を加熱溶融して線引のための口出しを行なう光ファイバの製造装置及び製造方法に関する。
光ファイバの製造に際して、先ず、コア/クラッドからなる多孔質ガラス母材を焼結により透明ガラス化して光ファイバ母材を作製し、次いで、この光ファイバ母材を線引炉で線引して長尺の光ファイバとされる。光ファイバ線引は、光ファイバ母材を線引炉内に垂直に吊下げて先端部(下端)を加熱溶融し、溶融されたガラスを垂下させ紡糸するようにして行なわれる。光ファイバ母材の先端部はテーパ状になって溶融され、この先端から、線径が徐々に細くなって延びる棒状ガラスの下端にガラス塊が連なって垂れ下がる。
棒状ガラスが溶融軟化して線径が1〜5mm程度小さくなったところで、ガラス塊を切断落下させて適当な容器で受けとる。さらに、垂下してくる棒状ガラスを繊維状ガラスとなるように細径し、線径が、例えば、150μm程度に小さくなったところで、樹脂被覆装置以下のパスラインに引き通され、線引開始の口出しが行なわれる。引出された光ファイバの線径が所定の径、例えば、125μmで安定したところで樹脂被覆装置に被覆樹脂材を供給する。ファイバ被覆が施された光ファイバは、パスラインに沿って走行され、最終的に巻取りボビンで巻取られる。
光ファイバ母材は、通常、両端部の形状がテーパ状ないしは円弧状で、また、コア/クラッド径の比が所定の比率になっておらず、非有効部とされている。このため、先端側の非有効部分の線引が終えた後に、有効部の線引が行なわれることとなり、光ファイバの線引が、光ファイバ母材の非有効部分から有効部分に移行して安定した線引状態となるには長時間を要する。また、非有効部分を線引している間も樹脂被覆装置を通過させ、被覆を施して巻取りを行なうが、結局は廃棄処分とするもので無駄な線引を行なっていることになる。この無駄な線引が多いということは、生産性を低下させ、歩留まりを悪くし被覆樹脂材の所要率を増加させていることになる。
これに対し、光ファイバ母材の先端部の形状を、予めバーナ等で円錐状に平滑に加工したりして、線引の開始から有効部の安定な線引状態に至るまでの時間を短縮し、無駄に線引する光ファイバの長さを短くすることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、光ファイバ母材の先端部の形状を、予め線引時の理想的な曲面形状となるように加工しておくことにより、線引の立ち上げ時間等を短縮することが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平7−330362号公報 特開平11−79772号公報
光ファイバの線引で、光ファイバ母材の有効部の線引開始に際して、非有効部の線引段階で、光ファイバ線径、ファイバ被覆径、線速等を安定させておく必要がある。上記の特許文献1、2に開示のように、予め非有効部分を加工しておくことにより、有効部の線引開始までの時間短縮を図るとともに、線引を早期に安定させ無駄なファイバの線引を低減させることは可能である。しかしながら、何れも光ファイバ母材の先端部を所定の形状に予め加工するという追加工程を必要としている。
光ファイバ母材の先端部に対する追加加工は、製造コストを上昇させるという問題があると共に、加工部周辺に加工屑が付着し、線引時に局所変動等の問題を発生させる恐れがある。また、光ファイバ母材の先端部を、研削で加工する場合、応力が付与されていたり歪が残留しているような光ファイバ母材は、研削時に破損することがある。さらに、光ファイバ母材の先端部を研削加工し、さらに他方の端部にダミーロッド等を接続しようとする場合、研削加工された先端部以外の部分を把持して作業する必要がある。このため、光ファイバ母材に対する外傷の拡大、汚染範囲の増大、有効長の低下等の問題もある。
本発明は、上述した実情に鑑みてなされたもので、光ファイバ母材に追加加工を行なうことなく、非有効部の引落しを短時間で行ない無駄な線引を低減すると共に、線引の口出し時間を短縮することができる光ファイバの製造装置及び製造方法を提供することを課題とする。
本発明による光ファイバの製造装置及び製造方法は、光ファイバ母材の先端部を加熱溶融して棒状ガラスを連続的に引出して線引する光ファイバの製造装置及び製造方法であって、引取りローラ対からなる引取り機構により棒状ガラスを引取り、引取られた棒状ガラスを切断機構により切断するようにしたものである。また、引取られた棒状ガラスに傷付与機構により微細な傷を付与するようにしておくことが好ましい。
引取り機構は、引取りローラ対が複数段あり、ローラ対のローラ表面間の間隔は、上段側から下段側に向けて順次小さく設定され、引取りローラ対の一方が駆動ローラとされ、他方が駆動ローラ側に棒状ガラスを押しつける従動ローラとされ、また、多段に配された駆動ローラは、一方の側でローラ表面が略一致するように揃えられて配置されるのが好ましい。また、切断機構は棒状ガラスに曲げを与える多角形状の回転体で形成され、傷付与機構はダイヤモンドドレッサを往復運動させるように構成され、また、引取り機構と傷付与機構と切断機構とが同期駆動されるように制御している。
本発明は、光ファイバ母材の非有効部を、ファイバ被覆を施して巻取るパスラインに通す前の段階で、通常の線引のガラス径より太い状態の棒状ガラスとして引出すことにより、比較的短時間で引落とすことができる。また、非有効部の引出し分は、棒状ガラスの形態で確実に引取って適当な長さに切断することができ、線引開始までの時間短縮を効率よく行うことができる。さらに、光ファイバ母材の非有効部に対して、追加加工を行なうことなく線引の口出しを行なうので、コストが低減でき、追加加工による不良発生も生じないため、生産効率を向上させることができる。
図1により本発明の実施形態の概略を説明する。図中、10は光ファイバ母材、11は線引炉、12は加熱装置、13はフィーダ装置、14a,14bは冷却装置、15は樹脂被覆装置、16は液状樹脂、17は被覆硬化装置、18、19,20はガイドローラ、21はキャプスタン装置、22はダンサローラ装置、23は巻取りガイドローラ、24は巻取りドラム、25は引落し装置、26はガラス受け容器、27は引取り機構、28は傷付与機構、29は切断機構、30は重量計、31は外径測定器、32は制御装置を示す。
光ファイバ母材10が線引炉11内にセットされて、加熱装置12により光ファイバ母材10の先端部が加熱溶融される。先端部はテーパ状になって溶融され、この先端から、線径が徐々に細くなって棒状ガラスHの下端にガラス塊が連なって垂れ下がる。本発明においては、棒状ガラスHが溶融軟化して直径が、例えば、1〜10mm程度小さくなったところで、ガラス塊Lを切断落下させて、引落し装置25のガラス受け容器26で受ける。
さらに、垂下してくる棒状ガラスHの直径が1〜10mm程度になるように維持して、引落し装置25に引き込む。引落し装置25は、ガラス受け容器26の上方に、棒状ガラスHを引取る引取り機構27、傷がつけられた棒状ガラスHを切断する切断機構29を配して構成され、また、好ましくは引取られた棒状ガラスHに傷をつける傷付与機構28を配して構成される。切断機構29で短尺に切断された棒状ガラス片は、ガラス屑Mとしてガラス受け容器26内に落し込まれる。ガラス受け容器26内に落し込まれたガラス塊L及びガラス屑Mを、重量計30で計測しておく。また、棒状ガラスHの線径(直径)を外径測定器31で測定しておく。外径測定器31は、線引用に既にパスライン上に設置されているものを用いてもよい。
引落し装置25は、ファイバ被覆を塗布する樹脂被覆装置15の上流側に着脱又は移動可能に設置される。設置する位置は、樹脂被覆装置15と線引炉11の間のどこでも構わないが、線引炉11の直下では棒状ガラスHがまだ高温であるので、安全面から棒状ガラスHがある程度冷却された位置、具体的には線引炉11から2m以上離れた下方である方が好ましい。
上述の棒状ガラスHの引出しは、光ファイバ母材10の有効部の線引に入る前の非有効部に対するもので、その引出し速度は、0.5m/分以上で行なわれるのが望ましい。この速度以下では、棒状ガラスHの線径が太くなり過ぎて切断がしにくくなり、また、有効部の線引に入るまでの時間がかかりすぎ効率的でない。また、外径測定器31で測定される棒状ガラスHの外径が、1mm〜10mmの範囲に入るように、引取り機構27で引出し速度を調整する。なお、棒状ガラスHの引出し速度は、ガラス受け容器26内に落し込まれるガラス屑Mの増加重量と外径測定器31で測定される棒状ガラスHの外径から、正確に計測することができる。
棒状ガラスHの引出し速度及び外径は、引取り機構27の引出し速度の調整以外に、光ファイバ母材10の線引炉11内での移動速度並びに加熱温度によっても変化させることができる。光ファイバ母材10の移動は、フィーダ装置13によって制御されるが、棒状ガラスHの外径を一定とすると、その引出し速度を早くするには光ファイバ母材10の移動速度を速くし、引出し速度を遅くするには光ファイバ母材10の移動速度を遅くする。また、光ファイバ母材10の加熱溶融は加熱装置12によって制御されるが、引落しガラスHの外径を一定として、その引出し速度を早くするには光ファイバ母材10の加熱温度を高くし、引出し速度を遅くするには光ファイバ母材10の加熱温度を低くする。
棒状ガラスHの外径は、外径測定器31により直接測定することができ、引出し速度は、ガラス屑Mの増加重量(引落とし量)と外径測定器31で測定される外径から計測することができる。したがって、引落し装置25の部分で計測される棒状ガラスHの外径及び引落とし重量の双方、又は単独で制御装置32に入力し、引取り機構27、フィーダ装置13及び加熱装置12にフィードバックさせることにより、棒状ガラスHの引出し外径並びに引出し速度を適正に調整維持することができる。
また、光ファイバ母材10の非有効部の量は予め設定乃至は測定されているので、ガラス受け容器26内に落し込まれたガラス塊L及びガラス屑Mから、非有効部の引落し総量がリアルタイムで計測され、非有効部の残量が分かる。したがって、有効部の線引開始までの残り時間を知ることができ、線引の安定化に必要な時間を推移し、どの時点から棒状ガラスHの引出し状態から、正規の線引開始のための助走の線引をスタートさせるかを容易に知ることができる。
光ファイバ母材10の非有効部が上述の方法により所定量引落とされた後、正規の線引を開始するに先立って、棒状ガラスHの引出し外径を細くし、線径が、例えば、150μm程度に小さくなったところで、引落し装置25を取外す。この後、線径を細くされた棒状ガラスを、樹脂被覆装置15内を通過させ、光ファイバFとしての線引開始の口出しが行なわれる。光ファイバFが線引され、光ファイバFの線径が、例えば、125μmで安定したところで樹脂被覆装置15に樹脂の供給を開始する。光ファイバFに被覆を施し、次いで被覆硬化装置17で被覆を硬化して光ファイバの巻取りパスラインに沿って線引される。
ファイバ被覆が施された光ファイバFは、複数のガイドローラ18〜20を介してキャプスタン装置21により引取られ、ダンサローラ装置22で張力を調整されて、巻取りガイドローラ23をへて巻取りドラム24に巻取られる。この状態での助走の線引と巻取りが所定時間行なわれ、光ファイバ母材10の有効部の領域の線引に入り、光ファイバの線径、巻取り速度等が安定した段階で、仮の巻取りドラム24から正規の製品用の巻取りボビンに交換される。
図2は本発明装置による棒状ガラスの引落とし装置の詳細を説明する図である。図中、33,33a,33b,33cは駆動ローラ、34,34a,34b,34cは従動ローラ、35は駆動モータ、36はスプリング手段、37は傷付与部材、38は回転部材、39は駆動モータ、40は切断駆動部材、41は駆動モータを示す。その他の符号は、図1で用いたのと同じ符号を用いることにより説明を省略する。
光ファイバ母材の非有効部を効率よく引落とすには、棒状ガラスHをできるだけ太径の状態で、且つその引出し速度を速くする必要がある。これを実現するには、引落とし装置25の引取り機構27で、太径の棒状ガラスHを確実に引取れることが必要となる。本発明においては、引取り機構27として、複数段の引取りローラ対を用い、棒状ガラスHに対する摩擦負荷を分散して、複数箇所の摩擦接触でスリップの発生を防止し、且つ、安定した引取り力で引取ることができるようにしている。
すなわち、引取り機構27は、駆動ローラ33と従動ローラ34からなる少なくとも1対の引取りローラ対を備えている。しかしながら、以下に説明するように、引取りローラ対は、2以上の複数段からなることが好ましい。なお、図2には、3段の引取りローラ対を使用する例で示してあるが、さらに多くの段の引取りローラ対を配することができる。上段側から各段の引取りローラに対して、a,b,cの記号を付しあり、必要に応じてこの記号を付して説明する。
引取りローラ対のうち、図の右側に示す駆動ローラ33は、それぞれ駆動モータ35により回転駆動される。左側に示す従動ローラ34は、駆動ローラ33との間で棒状ガラスHを挟んだとき、棒状ガラスHを駆動ローラ側に押し付けることにより、摩擦接触を生じて回動される駆動源を有しないローラである。この従動ローラ34は、駆動ローラ33方向にスプリング手段36により付勢され、例えば、10mm程度の移動ストロークを有している。
棒状ガラスHの引取り動作時は、駆動ローラ33と従動ローラ34との間で垂下してきた棒状ガラスHを挟み、駆動ローラ33を駆動モータ35で矢印方向に回転させることにより、その摩擦力により棒状ガラスHを下方に引取る。棒状ガラスHの引取りが非作動状態で、垂下してくる棒状ガラスHを駆動ローラ33と従動ローラ34との間に容易に引込めるように、予め、駆動ローラ33と従動ローラ34との間に引込み用の間隙Gを設けている。この間隙Gが小さければ棒状ガラスHに対する摩擦力が強くなるがローラ間への引込抵抗も大きく、間隙Gが大きければ摩擦力は弱いがローラ間への引込抵抗は小さく引込みが容易となる。
本発明では、駆動ローラ33と従動ローラ34間の間隙Gを、上段から下段側に向かって順次小さくなるようにしている。例えば、上段の駆動ローラ33aと従動ローラ34aの間の間隙Gaを、5.0mmとしたとき、次段の駆動ローラ33bと従動ローラ34bの間の間隙Gbを、2.5mmとし、最下段の駆動ローラ33cと従動ローラ34cの間の間隙Gcを、0.5mmとする。
ここで、例えば、外径が6mmの棒状ガラスHが垂下してきて、駆動ローラ33aと従動ローラ34aとの間に通す際に、間隙Gaが棒状ガラスの外径より、多少小さい5mmであるため引込抵抗を受ける。しかし、従動ローラ34aはスプリング手段36の付勢力に抗して1mmだけ移動させればよく、引込抵抗は小さいので、棒状ガラスHは比較的容易にローラ間に引込まれる。この後、駆動ローラ33aと従動ローラ34aの摩擦力で棒状ガラスHをローラ間に引込むとともに、棒状ガラスHを次段の駆動ローラ33bと従動ローラ34bの表面間の間隙Gbに押込むようにして挿入する。
駆動ローラ33bと従動ローラ34bの表面間の間隙Gbは、上段の間隙Gaより小さく大きな引込抵抗を受ける。しかし、次段の間隙Gbには、棒状ガラスHの垂下力で挿入されるのではなく、上段の駆動ローラ33aと従動ローラ34aによる引取り力で挿入されるので、上段より大きな挿入力が付与されている。この結果、間隙Gaより小さい間隙Gbであっても、棒状ガラスHをローラ間に引込むことができる。最終段の駆動ローラ33cと従動ローラ34cの表面間の間隙Gcは、さらに小さく、さらに大きな引込抵抗を受ける。しかし、前段の駆動ローラ33bと従動ローラ34bの表面間の間隙Gbは、Gaより小さいので最上段の駆動ローラ33aと従動ローラ34aによる大きな摩擦力で棒状ガラスHを引取っている。このため、小さい間隙Gcであっても、前段の引取り力が大きく挿入力も大きいので、容易に引込むことができる。
ここで、例えば、各段で引取りローラ対の間隙Gを均一にしたとする。この場合、各段での引込抵抗と引取り力は同じとなり、棒状ガラスHの外径がローラ対の間隙Gより僅かに太い程度であれば、各段でローラ間への引込が可能で、均一に分散された引取り力で引取ることができる。しかし、棒状ガラスHの外径が間隙Gに対して比較的太径である場合、自重で垂下してくる棒状ガラスHの挿入力は、最上段の引取りローラ対の間隙Gaに対しては極めて弱い。このため、棒状ガラスHを最上段の駆動ローラ33aと従動ローラ34aとの間に押込んで引込ませることが困難となることがある。これを改善するには、最上段の引取りローラ対のローラ径を大きくする方法が考えられるが、装置が大型化するという問題がある。
したがって、駆動ローラ33と従動ローラ34間の間隙Gを、上段から下段側に向かって順次小さくなるように構成することにより、棒状ガラスHが太径であっても引取りローラ間への引込を可能とすることができる。また、下段側のローラ間の間隙Gは小さくなっているので、棒状ガラスHに対する引取り力は大きく、実質的な引取りローラ対として棒状ガラスを確実に引取ることができる。
図3は本発明による棒状ガラスの他の引落とし例を説明する図である。図3(A)及び図3(B)は、図の右側に配した駆動ローラ33a,33b,33cのローラ面が、垂直面で一致するように揃えて配設した例である。駆動ローラ33側は配設位置が固定であり、従動ローラ34側はスプリング手段36で変動可能とされている。図3(A)のように棒状ガラスHが比較的細径で、上段側のローラ間の間隙Ga、Gbより小さい場合、上段の2つの引取りローラ対はフリー状態で通過し、小さい間隙Gcで配置された最下段の駆動ローラ33cと従動ローラ34cによって引込まれ、引取られる。この場合、棒状ガラスHは垂直面に揃えられた駆動ローラ33a,33b,33cのローラ面により、ほぼ垂直状態で下方に引取られる。
図3(B)のように棒状ガラスHが比較的太径で、最上段のローラ間の間隙Gaよりも多少太い場合、図2で説明したように各段の引込抵抗は異なるが、従動ローラ34a,34b,34cを移動させて間隙Ga,Gb,Gcを順次押開き、棒状ガラスHの引取りと引込みを行なうことができる。この場合も、図3(B)と同様に、棒状ガラスHは垂直面で揃えられた駆動ローラ33a,33b,33cのローラ面により、ほぼ垂直状態で下方に引取られる。
図3(C)は、ローラ間の間隙Gの中心が垂直面Sに一致するように、駆動ローラ33a,33b,33cと従動ローラ34a,34b,34cを配設した例である。この場合、例えば、棒状ガラスHの太さが、図3(A)と図3(B)で例示した中間程度の太さであったとする。最上段の駆動ローラ33aと従動ローラ34a間はフリーで通過するとして、次段及び最終段の従動ローラ34b,34cを移動させて間隙Gb,Gcを順次押開き、棒状ガラスHの引取りと引込みを行なうことができる。
しかし、駆動ローラ33a,33b,33cのローラ表面は図示のように垂直面に一致しておらず、多少傾いた状態となっている。このため、棒状ガラスHは、移動のしない駆動ローラ33a,33b,33cのローラ面に沿って引取られ、垂直面Sに対して多少傾いた状態で引取られることとなる。この結果、下方位置で棒状ガラスHが中心位置から外れるので、これに対応させて、傷付与機構28及び切断機構29、並びにガラス受け容器26の位置設定を調整する必要がある。なお、図3(C)の例で、棒状ガラスHが比較的細径で、上段側のローラ間の間隙Ga、Gbより小さい場合は、図3(A)と同じで、上段の2つの引取りローラ対はフリー状態で通過し、小さい間隙Gcで配置された最下段の駆動ローラ33cと従動ローラ34cによって引込まれ、ほぼ垂直状態で下方に引取ることができる。
なお、駆動ローラ33及び従動ローラ34は、温度が高い棒状ガラスHと摩擦接触させて使用するため、少なくともローラ表面は、ガラスより硬度の大きい耐熱性のある材料で形成されていることが望ましい。これには、アルミナ、CBN(立方晶窒化硼素)、ダイヤモンド等が適している。また、棒状ガラスHを、スリップすることなくローラ間に確実に引込んで引取るには、ローラ表面を摩擦力の大きい粗面化された砥石状の表面とするのが好ましい。
次に、図2に戻って、傷付与機構28及び切断機構29について説明する。引取られた棒状ガラスHは、短尺に切断して廃棄するために、切断しやすいように、傷付与機構28により棒状ガラスHの表面に傷をつける。しかし、引取られた棒状ガラスHが比較的に細径である場合は、傷付与機構28がなくとも切断機構29によって容易の切断することができる。この傷付与機構28は、所定の周期で棒状ガラスHの表面に傷をつけられることが可能な傷付与部材37を用いて構成することができる。例えば、傷付与部材37として、砥石等のドレッシングを行なうのに用いられるダイヤモンドドレッサを用い、駆動モータ39により駆動される回転部材38にクランク棒で連結させて往復駆動させる構成で実現することができる。
切断機構29は、傷付与機構28で傷をつけられた棒状ガラスHに曲げ応力を与えることで切断するためのもので、切断駆動部材40を駆動モータ41等により所定の周期で棒状ガラスHに押圧を加えることができる構成であればよい。例えば、切断駆動部材40として、多角形状(図2では4角形の例で示してある)の回転体を用い、その角部が棒状ガラスHの側面を押すことにより、所定の周期で曲げを与える構成で実現することができる。
引取り機構27による棒状ガラスHの引取り速度に対して、引取られた棒状ガラスHに所定の間隔で傷を付与するには、駆動ローラ33の駆動モータ35と回転部材38の駆動モータ39を同期させて回転制御することにより、実現することができる。また、切断機構29における切断駆動部材40の駆動モータ41も同期させて回転制御して、棒状ガラスHを所望の長さの短尺片に切断し、ガラス受け容器26に落し込んで排出することにより、効率よく処理することができる。
本発明の実施形態の概略を説明する図である。 本発明による棒状ガラスの引落とし装置の詳細を説明する図である。 本発明による棒状ガラスの引落とし例を説明する図である。
符号の説明
10…光ファイバ母材、11…線引炉、12…加熱装置、13…フィーダ装置、14…冷却装置、15…樹脂被覆装置、16…液状樹脂、17…被覆硬化装置、18、19,20…ガイドローラ、21…キャプスタン装置、22…ダンサローラ装置、23…巻取りガイドローラ、24…巻取りドラム、25…引落し装置、26…ガラス受け容器、27…引取り機構、28…傷付与機構、29…切断機構、30…重量計、31…外径測定器、32…制御装置、33,33a,33b,33c…駆動ローラ、34,34a,34b,34c…従動ローラ、35…駆動モータ、36…スプリング手段、37…傷付与部材、38…回転部材、39…駆動モータ、40…切断駆動部材、41…駆動モータ。

Claims (10)

  1. 光ファイバ母材の先端部を加熱溶融して棒状ガラスを連続的に引出して線引する光ファイバの製造装置であって、引取りローラ対からなる引取り機構と、引取られた棒状ガラスを切断する切断機構を備えていることを特徴とする光ファイバの製造装置。
  2. 前記引取られた棒状ガラスに微細な傷を付与する傷付与機構を備えていることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバの製造装置。
  3. 前記引取り機構の引取りローラ対の一方が駆動ローラとされ、他方が前記駆動ローラ側に前記棒状ガラスを押しつける従動ローラであることを特徴とする請求項1又は2に記載の光ファイバの製造装置。
  4. 前記引取り機構は、引取りローラ対が複数段あり、ローラ対のローラ表面間の間隔が上段側から下段側に向けて順次小さく設定されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光ファイバの製造装置。
  5. 多段に配された複数の前記駆動ローラは、一方の側でローラ表面位置が略一致するように揃えられて配置されていることを特徴とする請求項4に記載の光ファイバの製造装置。
  6. 前記引取り機構の引取りローラ対の表面が粗面化されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の光ファイバの製造装置。
  7. 前記切断機構は、前記棒状ガラスに曲げを与える多角形状の回転体で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバの製造装置。
  8. 前記傷付与機構は、ダイヤモンドドレッサを往復運動させるように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の光ファイバの製造装置。
  9. 前記引取り機構と前記傷付与機構と前記切断機構とが、同期駆動されることを特徴とする請求項2に記載の光ファイバの製造装置。
  10. 光ファイバ母材の先端部を加熱溶融して棒状ガラスを連続的に引出して線引する光ファイバの製造方法であって、複数段の引取りローラ対からなる引取り機構により棒状ガラスを引取り、引取られた棒状ガラスに傷付与機構により微細な傷を付与し、傷が付与された棒状ガラスを切断機構により切断することを特徴とする光ファイバの製造方法。
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