JP2005162072A - ステアリングコラム装置 - Google Patents

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昌紀 西岡
Naoki Sawada
直樹 澤田
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Abstract

【課題】 車体取付部に作用する荷重を小さくして、車体に強固に取り付けることが出来るようにした車体取付部を有するステアリングコラム装置を提供する。
【解決手段】 後側車体取付部25の横板252には、ボルト254が挿入され、長溝352を通して、固定コラム部材2の円筒状案内部261にねじ込んで結合されている。ボルト254のネジ部外周には、樹脂製のスペーサ255が外嵌され、長溝352に適度の隙間で嵌合している。固定コラム部材2に対して移動コラム部材3を移動して、ステアリングホィールの前後方向位置を調整する際、樹脂製のスペーサ255は長溝352を円滑に案内すると共に、固定コラム部材2に対して移動コラム部材3を回り止めする。また、長溝352の右端354または左端355にスペーサ255が当接して、移動コラム部材3の前後方向の調整位置の両端を規制するストッパとして作用する
【選択図】 図3

Description

本発明はステアリングコラム装置、特にテレスコピック機構を備えた車両のためのステアリングコラム装置に関する。
テレスコピック機構は、運転者の体型及び好みにあわせて、最も運転しやすい位置にステアリングホィールの前後方向位置を調整するための機構である。また、ステアリングホィールの傾斜角度を調整するためのチルティング機構が、テレスコピック機構と共にステアリングコラム装置に設けられる場合がある。テレスコピック機構及びチルティング機構には、ステアリングホィールの前後方向位置、及び、傾斜角度を調整するときに操作されるクランプ/アンクランプ機構が備えられている。
ステアリングコラム装置は、ステアリングコラム装置を車体に取り付けるための車体取付部を有する固定コラム部材と、ステアリングホィールの前後方向位置を調整するために、この固定コラム部材の外周に車体前後方向に移動可能に嵌合された移動コラム部材とから構成されている。英国特許出願公開第2281375号には、チルティング機構、及び、テレスコピック機構を単一の操作レバーで操作できるステアリングコラム装置が開示されている。
上記英国特許のステアリングコラム装置においては、固定コラム部材と移動コラム部材との嵌合部よりも車体前方側において、車体取付部が固定コラム部材に結合されている。移動コラム部材は、移動コラム部材を固定コラム部材に対してクランプ/アンクランプするためのコラムクランプ、及び、チルトヘッドを移動コラム部材に対してクランプ/アンクランプするためのチルトヘッドクランプ、並びに、操作レバーから各クランプ装置に操作力を伝達するための機械的伝動機構等が設けられているため、重量が大きい。従って、車体後方側の移動コラム部材側にステアリングコラム装置の重心が片寄っている。
そのため、固定コラム部材と車体取付部との結合位置が、ステアリングコラム装置の重心位置から大きく離れているため、車体取付部には大きな荷重が作用し、車体取付部がステアリングコラム装置の重量によって撓むため、ステアリングコラム装置の取り付け剛性が低下する問題点があった。
英国特許出願公開第2281375号明細書
本発明は、車体取付部に作用する荷重が小さく、ステアリングコラム装置を車体に強固に取り付けることが出来るようにした車体取付部を有するステアリングコラム装置を提供することを課題とする。
また本発明は、固定コラム部材に対する移動コラム部材の回り止めと、移動コラム部材の前後移動端のストッパ作用を、簡単な構造で行うようにした車体取付部を有するステアリングコラム装置を提供することを課題とする。
上記課題は以下の手段によって解決される。すなわち、第1番目の発明は、車体に取り付けるための車体取付部を備えた固定コラム部材、上記固定コラム部材の外周に車体前後方向に移動可能に嵌合された移動コラム部材、上記移動コラム部材に回転可能に支持され、一端にステアリングホィールを固定するためのホィールシャフト、上記移動コラム部材を上記固定コラム部材に対してクランプ/アンクランプ状態にするためのコラムクランプ、を備えたステアリングコラム装置であって、上記車体取付部は、少なくとも上記固定コラム部材と移動コラム部材との嵌合部において上記固定コラム部材に結合されていること
を特徴とするステアリングコラム装置である。
第2番目の発明は、車体に取り付けるための車体取付部を備えた固定コラム部材、上記固定コラム部材の外周に車体前後方向に移動可能に嵌合された移動コラム部材、上記移動コラム部材に回転可能に支持され、一端にステアリングホィールを固定するためのホィールシャフト、上記移動コラム部材を上記固定コラム部材に対してクランプ/アンクランプ状態にするためのコラムクランプ、を備えたステアリングコラム装置であって、上記車体取付部は、その一端が上記固定コラム部材と移動コラム部材との嵌合部において上記固定コラム部材に結合されると共に、他端が上記嵌合部から外れた車体前方において上記固定コラム部材に結合されていることを特徴とするステアリングコラム装置である。
第3番目の発明は、第1番目または第2番目のいずれかの発明のステアリングコラム装置において、上記固定コラム部材と移動コラム部材との嵌合部における上記固定コラム部材に対する車体取付部の結合が、上記固定コラム部材の円周方向に離間した二箇所で行われることを特徴とするステアリングコラム装置である。
第4番目の発明は、第1番目から第3番目までのいずれかの発明のステアリングコラム装置において、上記固定コラム部材と移動コラム部材との嵌合部における上記固定コラム部材に対する車体取付部の結合は、上記移動コラム部材にその移動方向に平行に形成された長溝と、上記長溝を貫通して上記車体取付部と固定コラム部材の外周とを結合する結合手段により行われていることを特徴とするステアリングコラム装置である。
第5番目の発明は、第4番目の発明のステアリングコラム装置において、上記長溝に形成された車体前方側端部及び車体後方側端部に上記結合手段が当接して、上記移動コラム部材の車体前後方向の移動端が規制されることを特徴とするステアリングコラム装置である。
第6番目の発明は、第4番目または第5番目のいずれかの発明のステアリングコラム装置において、上記結合手段が、ボルト、リベット、溶接のいずれかであることを特徴とするステアリングコラム装置である。
第7番目の発明は、第1番目から第6番目までのいずれかの発明のステアリングコラム装置において、上記移動コラム部材は、上記ステアリングホィールの傾斜角度を調整するためのチルティング機構をクランプ/アンクランプするためのチルトヘッドクランプを有することを特徴とするステアリングコラム装置である。
第8番目の発明は、第7番目の発明のステアリングコラム装置において、上記チルトヘッドクランプとコラムクランプの両方が、単一の操作レバーの操作により行われること
を特徴とするステアリングコラム装置である。
第9番目の発明は、車体に取り付けるための車体取付部を備えた固定コラム部材、上記固定コラム部材に対して車体前後方向に移動可能に嵌合された移動コラム部材、上記移動コラム部材または固定コラム部材に回転可能に支持され、一端にステアリングホィールを固定するためのホィールシャフト、上記移動コラム部材を上記固定コラム部材に対してクランプ/アンクランプ状態にするためのコラムクランプ、を備えたステアリングコラム装置であって、上記車体取付部は、少なくとも上記固定コラム部材と移動コラム部材との嵌合部において上記固定コラム部材に結合されていることを特徴とするステアリングコラム装置である。
本発明のステアリングコラム装置では、ステアリングコラム装置の重心に近い車体後方側で、車体取付部が固定コラム部材に結合されているため、車体取付部に作用する荷重が小さくて済み、車体取付部の撓みが小さく、ステアリングコラム装置を車体に強固に取り付けることができる。
また、ボルト、リベット等の結合手段によって、車体取付部を固定コラム部材に結合するために、移動コラム部材に形成した長溝が、ボルト、リベット等の結合手段と係合して、固定コラム部材に対する移動コラム部材の回り止めと、移動コラム部材の前後方向の移動端のストッパを兼用するため、構造が簡単になる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。
第1実施形態
図1から図5は、本発明の第1実施形態のステアリングコラム装置を示す。第1実施形態は、テレスコピック機構のみを有するステアリングコラム装置に適用した実施例である。
* 全体概要
図1は、本発明の第1実施形態にかかるステアリングコラム装置1の外観図である。図2は、ステアリングコラム装置1を図1の下から(Q方向から)見たときの下面図である。図3は、図1のテアリングコラム装置1の中心軸線に沿って切断した縦断面図である。図4は、ステアリングコラム装置1を図1の上(P方向)から見たときの一部切り欠き上面図である。図5は図1におけるA−A断面図である。ステアリングコラム装置1は、固定コラム部材2、移動コラム部材3、ホィールシャフト5、コラムクランプ21、及び操作レバー7を備えている。
固定コラム部材2には、車体前方側に前側車体取付部24、車体後方側に後側車体取付部25が備えられており、この前側車体取付部24と後側車体取付部25によって車体91に取り付けられる。固定コラム部材2には、移動コラム部材3が固定コラム部材2の中心軸方向に移動可能に嵌合されている。上記移動コラム部材3には、ホィールシャフト5が回転可能に支持されており、その右端には図示しないステアリングホィールが固定されている。
上記移動コラム部材3には、コラムクランプ21が備えられており、このコラムクランプ21は、操作レバー7をステアリングホィールに近づく方向に揺動させると、移動コラム部材3を固定コラム部材2にアンクランプ状態にすることができる。
図3に示すように、ホィールシャフト5は、移動コラム部材3に軸受35によって回転可能に軸承され、中空の上中間軸941がホィールシャフト5から左方に一体的に延び、固定コラム部材2内に入り込んでいる。固定コラム部材2には、下中間軸942が軸受26によって回転可能に軸承され、固定コラム部材2内で上中間軸941と下中間軸942がスプライン結合され、下中間軸942は、ユニバーサルジョイント932を介して、前車輪の方向を操作する機構へと接続されている。
下中間軸942は固定コラム部材2に回転自在に支持されており、下中間軸942と上中間軸941がスプライン結合しているため、移動コラム部材3は図3の左右方向に移動可能になっている。移動コラム部材3の移動位置に関わらず、下中間軸942と上中間軸941のスプライン結合によって、上中間軸941の回転を下中間軸942に伝達することが可能であり、ステアリングホィールの前後方向位置を調整しても、ステアリングホィールの回転を下中間軸942に伝達することができる。
* 車体取付部
上記した前側車体取付部24、後側車体取付部25は側面から見てL次形状をなしており、固定コラム部材2の中心軸線に直交する方向に延びる縦板241、251と、この縦板241、251の上端から直角に折れ曲がり、固定コラム部材2の中心軸線に平行に延びる横板242、252とで構成されている。縦板241、251は、固定コラム部材2の円筒状外周の全周に亘って、溶接により固定されている。
図4に示すように、後側車体取付部25の横板252には、その左右両側に離脱用カプセル253、253が形成され、この離脱用カプセル253、253を介して、後側車体取付部25を車体91に取り付けている。図示はしないが、前側車体取付部24の横板242にも、その左右両側に離脱用カプセルが設けられ、この離脱用カプセルを介して前側車体取付部24を車体91に取り付けている。これにより、二次衝突時、ステアリングコラム装置1に車体前方に向けて衝撃荷重が作用したとき、離脱用カプセル253、253が破損し、ステアリングコラム装置1を後側車体取付部25などと共に車体91から離脱させて、車体前方に移動できるように構成している。
図3に示すように、固定コラム部材2の右側に形成された円筒状案内部261の外周に、移動コラム部材3の内周に形成された円筒穴351が、固定コラム部材2の中心軸線に平行に移動可能に嵌合している。図3、図4に示すように、移動コラム部材3の上面には、移動コラム部材3の中心軸線に平行に、長溝352が形成されている。長溝352は、移動コラム部材3の外周353から円筒穴351まで貫通して形成され、長溝352の中心軸線方向の長さは、移動コラム部材3のテレスコ調整長さと同じ長さに形成されている。
横板252の右端には、ボルト254が挿入され、長溝352を通して、固定コラム部材2の円筒状案内部261にねじ込んで結合されている。ボルト254のネジ部外周には、樹脂製のスペーサ255が外嵌され、長溝352に適度の隙間で嵌合し、このスペーサ255は円筒状案内部261と横板252の下面との間に挟まれている。
固定コラム部材2に対して移動コラム部材3を中心軸線に平行に移動して、ステアリングホィールの前後方向位置を調整する際、樹脂製のスペーサ255は長溝352を円滑に案内すると共に、固定コラム部材2に対して移動コラム部材3を回り止めする。また、長溝352の右端354または左端355にスペーサ255が当接して、移動コラム部材3の前後方向の調整位置の両端を規制するストッパとして作用する際、樹脂製のスペーサ255は打音防止作用を行う。
* コラムクランプ
コラムクランプ21の構成を図2、図5を用いて説明する。図2は、既述のように図1の下から(Q方向から)見たときの下面図、図5は図1におけるA−A断面図である。コラムクランプ21は、移動コラム部材3に設けられており、ナット271、スラストベアリング272、操作レバー7、可動カム273、固定カム274、及びクランプバー275を備えている。移動コラム部材3の下面には、中心軸線方向に沿ってスリット276があけられており、このスリット276は移動コラム部材3の円筒穴351に開口している。
スリット276で二分割された移動コラム部材3の左フランジ277、右フランジ278には、それぞれクランプバー穴2771、2781があけられており、この穴にクランプバー275が貫通している。クランプバー275の右端には、クランプバー穴2781よりも外径の大きなワッシャ2751が挿入され、六角ボルト頭2752により右フランジ278の右側面にワッシャ2751が押し付けられている。
クランプバー275の左端には、固定カム274、可動カム273、スラストベアリング272がこの順に挿入され、クランプバー275の左端の雄ネジ2753にねじ込まれたナット271によって、スラストベアリング272を介して可動カム273を固定カム274に適当な力で締め付けている。固定カム274は左フランジ277の左側面に固定され、可動カム273は操作レバー7に固定されている。
可動カム273及び固定カム274の対向する端面には、各々山と谷から成るカム面(図示せず)が形成され、クランプ時には、各々のカム面の山と山が乗り上げて、左フランジ277、右フランジ278が相互に接近する方向に変形し、移動コラム部材3の円筒穴351が固定コラム部材2の円筒状案内部261を押圧することで、移動コラム部材3が固定コラム部材2に対してクランプされている。
操作レバー7をステアリングホィール側に引くと、可動カム273が固定カム274に対して回動し、各々のカム面の山と谷が噛み合う。これにより、クランプバー275が右方に移動し、右フランジ278を左方に押す力が無くなると同時に、左フランジ277を右方に押す力も無くなるので、左フランジ277、右フランジ278は相互に離反する方向に変形が戻り、移動コラム部材3は固定コラム部材2に対してクランプが解除される。
操作レバー7を反対方向に押すと、上とは逆の動きによって、左フランジ277、右フランジ278は相互に接近する方向に変形し、移動コラム部材3がクランプされる。
* ステアリングホィールの調整操作
以下、第1実施形態のステアリングホィールの前後方向位置を調整するときの操作と各部材の動作について説明する。ステアリングホィールの前後方向位置を調整するとき、運転者はステアリングホィールから片手を離し、離した片手で操作レバー7を手前に引く。これにより、操作レバー7と共に可動カム273が固定カム274に対して回動し、可動カム273と固定カム274のカム面の山と谷が噛合う。これによって、左フランジ277と右フランジ278が互いに離間するため、移動コラム部材3のクランプが解除される。
運転者は操作レバー7から片手を離し、両手でステアリングホィールを握って、ステアリングホィールの前後方向位置を調整する。移動コラム部材3は、その長溝352が樹脂製のスペーサ255に案内されて、固定コラム部材2に対して回り止めされると共に、円滑にその前後方向に移動する。また、長溝352の右端354または左端355に樹脂製のスペーサ255が当接して、ステアリングホィールの前後方向調整端のストッパとしての作用を行うと共に、スペーサ255が右端354または左端355に当接時に、打音が発生しない。
以上説明した第1実施形態によれば、後側車体取付部25は、固定コラム部材2に車体前方側で結合されると共に、移動コラム部材3との嵌合部で固定コラム2に結合されているため、固定コラム部材2に対する後側車体取付部25の結合部が、固定コラム部材の中心軸線方向に離間した二箇所となり、後側車体取付部25の剛性が増す。また、後側車体取付部25は、ステアリングコラム装置の重心に近い車体後方側で、固定コラム部材2に結合されているため、後側車体取付部25に作用する荷重が小さくて済むので、ステアリングコラム装置を車体に強固に取り付けることができる。また、ボルト254を固定コラム2に結合するために移動コラム部材3に形成した長溝352が、ボルト254に外嵌されたスペーサ255と係合して、固定コラム部材2に対する移動コラム部材3の回り止めと移動端のストッパの働きを兼用するため、構造が簡単になる。
第2実施形態
図6に、本発明の第2実施形態のステアリングコラム装置を示す。第2実施形態は、長溝352の左端355を開放した実施例であり、図6は第1実施形態の図4に対応する。第2実施形態は、長溝352の左端355の形状を除いて、実質的に第1実施形態と同様であるため、重複する説明を省略する。
図6に示すように、移動コラム部材3に形成された長溝352の左端355は、移動コラム部材3の左端面356に開放されている。従って、第2実施形態によれば、ボルト254を事前に固定コラム部材2に結合しておき、ボルト254の結合後、固定コラム部材2に移動コラム部材3を嵌合させることができるため、ボルト254を固定コラム部材2に結合する作業が容易となる。また、ボルト254以外の結合手段、例えば、固定コラム部材2に移動コラム部材3を嵌合させた後では結合することが難しいリベット、溶接等の結合手段を利用することが可能となる。第2実施形態では、移動コラム部材3を車体後方側に引く方向のストッパとして、図示しないストッパを別の場所に設ければ良い。
第3実施形態
図7に、本発明の第3実施形態のステアリングコラム装置を示す。第3実施形態は、ボルト254に変えてリベットを固定コラム部材2への結合手段とした実施例であり、図7は第1実施形態の図5に対応する。第3実施形態は、ボルト254に変えてリベットを結合手段とした構造を除いて、実質的に第1実施形態と同様であるため、重複する説明を省略する。
図7に示すように、後側車体取付部25の横板252には、リベット256が長溝352を通して挿入され、固定コラム部材2にカシメにより結合されている。リベット256の軸部外周には、長溝352に適度の隙間で嵌合する樹脂製のスペーサ255が外嵌され、スペーサ255は円筒状案内部261と横板252の下面との間に挟まれている。樹脂製のスペーサ255の機能は第1実施形態と同様であるため、重複する説明を省略する。
以上説明した第3実施形態は、長溝352の左端355を移動コラム部材3の左端面356に開放した第2実施形態に適用して、リベット256を横板252と固定コラム部材2に事前に結合しておき、結合後、固定コラム部材2に移動コラム部材3を嵌合させることができるため、安価なリベット256で後側車体取付部25を固定コラム部材2に結合することができる。
第4実施形態
図8に、本発明の第4実施形態のステアリングコラム装置を示す。第4実施形態は、ボルト254に変えて溶接を固定コラム部材2への結合手段とした実施例であり、図8は第1実施形態の図5に対応する。第4実施形態は、ボルト254に変えて溶接を結合手段とした構造を除いて、実質的に第1実施形態と同様であるため、重複する説明を省略する。
図8に示すように、後側車体取付部25の横板252には、横板252から下方に向けて直角に折れ曲がる折り曲げ部257が形成され、この折り曲げ部257が長溝352を通して挿入され、固定コラム部材2の円筒状案内部261の内側から溶接により結合されている。
以上説明した第4実施形態は、長溝352の左端355を移動コラム部材3の左端面356に開放した第2実施形態に適用して、横板252の折り曲げ部257を固定コラム部材2に事前に溶接しておき、溶接後、固定コラム部材2に移動コラム部材3を嵌合させることができるため、安価な溶接で後側車体取付部25を固定コラム部材2に結合することができる。
第5実施形態
図9に、本発明の第5実施形態のステアリングコラム装置を示す。第5実施形態は、固定コラム部材2への結合手段としてのボルトを2個取り付けるようにした実施例であり、図9は第1実施形態の図5に対応する。第5実施形態は、ボルトを2個にした構造を除いて、実質的に第1実施形態と同様であるため、重複する説明を省略する。
図9に示すように、横板252の左右の側面から、移動コラム部材3を挟んで、側板2521、2522が下方に延び、この側板2521、2522に、各々ボルト2541、2542が挿入され、長溝3521、3522を通して、固定コラム部材2の円筒状案内部261にねじ込んで結合されている。ボルト2541、2542のネジ部外周には、長溝3521、3522に適度の隙間で嵌合する樹脂製のスペーサ2551、2552が外嵌され、スペーサ2551、2552は円筒状案内部261と側板2521、2522の内面との間に挟まれている。
固定コラム部材2に対して移動コラム部材3を中心軸線方向に移動して、ステアリングホィールの前後方向位置を調整する際、樹脂製のスペーサ2551、2552は長溝3521、3522を円滑に案内すると共に、固定コラム部材2に対して移動コラム部材3を回り止めし、移動コラム部材3の移動端のストッパの機能を行う。第5実施形態は、ボルトを2個配置した例であるが、第3実施形態のリベット256、または、第4実施形態の溶接を二箇所に配置しても良い。
以上説明した第5実施形態によれば、後側車体取付部25は、横板252から下方に延びる側板2521、2522によってその断面二次モーメントが大きくなるため、後側車体取付部25の剛性が大きく、また、2個のボルト2541、2542によって固定コラム部材2に結合されているため、固定コラム部材2に対する後側車体取付部25の結合剛性がより向上する。
第6実施形態
図10に、本発明の第6実施形態のステアリングコラム装置を示す。第6実施形態は、テレスコピック機構とチルティング機構の両方を有するステアリングコラム装置に適用した実施例であり、図10は第1実施形態の図3に対応する。第6実施形態は、チルティング機構を除いて、実質的に第1実施形態と同様であるため、重複する説明を省略する。
図10に示すように、第6実施形態のステアリングコラム装置1は、移動コラム部材3にチルトヘッド4がチルト中心軸(図示せず)を中心としてチルト可能に支持されている。このチルトヘッド4には、ホィールシャフト5が回転可能に支持され、その右端にステアリングホィール(図示せず)が固定されている。また、上記移動コラム部材3には、チルトヘッドクランプ41設けられており、上記チルトヘッド4を移動コラム部材3に対してクランプ/アンクランプする。
ホィールシャフト5の左端は、固定コラム部材2内でユニバーサルジョイント931に接続され、更に、スプライン結合された一対の上中間軸941と下中間軸942、及び下側のユニバーサルジョイント932を介して、前車輪の方向を操作する機構へと接続されている。
チルトヘッドクランプ41は次のような構成を備える。移動コラム部材3には、チルト中心軸にその中心を持つセグメントギヤ33がボルト34によって固定されており、セグメントギヤ33との間に空間を置いて背当部材341が設けられている。一方、上記空間内には、チルトヘッド4に軸441を中心として回動可能に支持されたギヤアーム44のギヤ部分442と、チルトヘッドクランプ操作用の操作レバー(図示せず)に設けられた突出部71が入り込んでいる。
上記ギヤアーム44は2本の脚からなるL字形状をなしており、一方の脚には上記ギヤ部分442が形成されている。上記ギヤアーム44の他方の脚443と上記突出部71の背部との間にはバネ711が介在し、突出部71の背部と脚443との間隔を押し広げるようなバイアスを与えている。
このバイアスによって、突出部71が左方向に押され、ギヤ部分442を背後から押すため、ギヤ部分442がセグメントギヤ33に向けて押し付けられ、それぞれの歯が相互に噛合する。なお、ギヤ部分442がセグメントギヤ33を押すとき、突出部71にかかる反力は背当部材341が受ける。これにより、チルトヘッド4が固定される。チルトヘッド4は、ギヤ部分442とセグメントギヤ33が噛合可能な角度位置において段階的な位置で固定される。
チルトヘッドクランプ操作用の操作レバーをステアリングホィール側に引くと、突出部71が図10中で右方向に動き、バネ711の押圧力によってギヤアーム44は図10において反時計回りに回転するため、これらの歯の噛合が外れる。したがって、チルト位置の調整時には、突出部71が右方向に動くようになっている。
図10に示すように、上中間軸941の右端とホィールシャフト5の左端は、上側のユニバーサルジョイント931によって連結され、ユニバーサルジョイント931の中心はチルト中心軸の軸線上にあるため、チルトヘッド4がチルトしてもその影響を受けないようになっている。
第6実施形態では、固定コラム部材2に設けられた前側車体取付部24、後側車体取付部25、コラムクランプ21の構造は、上記した第1実施形態と同様であるため、重複する説明を省略する。また、第6実施形態では、後側車体取付部25の横板252を1個のボルト254によって固定コラム部材2に結合しているが、図9の第5実施形態に示すように2個のボルト2541、2542で結合しても良い。また、図7の第3実施形態に示すリベット結合、または、図8の第4実施形態に示す溶接結合にしても良い。
以上説明した第6実施形態によれば、テレスコピック機構とチルティング機構の両方を有するステアリングコラム装置では、テレスコピック機構だけのステアリングコラム装置よりも大きな荷重が後側車体取付部25に作用するが、後側車体取付部25は、ステアリングコラム装置の重心に近い位置で、固定コラム2に結合されているため、ステアリングコラム装置の重量を効果的に支持することができる。
第7実施形態
図11から図13に、本発明の第7実施形態のステアリングコラム装置を示す。第7実施形態は、テレスコピック機構とチルティング機構の両方を有し、単一の操作レバーの操作で、テレスコピック機構とチルティング機構の両方のクランプ/アンクランプを行うステアリングコラム装置に適用した実施例である。図11は第1実施形態の図3に対応し、図12は第1実施形態の図2に対応し、図13は第1実施形態の図5に対応する。第7実施形態は、テレスコピック機構とチルティング機構の両方のクランプ/アンクランプを、単一の操作レバーの操作で連動させる機構を除いて、実質的に第6実施形態と同様であるため、重複する説明を省略する。
図11、図12に示すように、第7実施形態のステアリングコラム装置1では、操作レバー7がステアリングコラム装置1の下側にあり、図12には、この操作レバー7、この操作レバー7の揺動の中心となるレバー中心軸72、操作レバー7に固定されたプッシャープレート73、及びプッシャーロッド74が見えている。操作レバー7には、チルトヘッド4をクランプする突出部71が一体的に形成されている。
操作レバー7の揺動は、プッシャープレート73、及びプッシャーロッド74を介してコラムクランプシャフト6の回転に変換され、この回転がコラムクランプ21に伝動され、移動コラム部材3のクランプ/アンクランプが行われる。更に、この操作レバー7の揺動は、突出部71によりチルトヘッドクランプ41にも伝動され、チルトヘッド4のクランプ/アンクランプが行われる。
図13に示すように、鍔742を備えているプッシャーロッド74は、移動コラム部材3上にチルトヘッド4のチルト中心軸(図示せず)と平行な方向に摺動自在に支持されている。プッシャーロッド74には鍔742を図13において右方向に付勢する付勢バネ741が貫通している。プッシャーロッド74の左端部は、揺動アーム61の一端と軸係合している。
付勢バネ741がプッシャーロッド74を右方向に付勢することによって、プッシャーロッド74の右側先端は常にプッシャープレート73に当接し、その左側先端で軸係合する揺動アーム61は反時計方向の回転付勢力が付与されている。揺動アーム61に与えられた揺動付勢力は、コラムクランプシャフト6をクランプ位置に維持する。このときの揺動アーム61の位置が実線で示されている。
コラムクランプ21は、移動コラム部材3に設けられており、第1ウェッジ211、第2ウェッジ212、クランプバー213、及び、反力部材2141、2142を備えている。第1ウェッジ211、及び、第2ウェッジ212は、それぞれが傾斜面を備えており、この傾斜面によって、固定コラム部材2の円筒状案内部261を締め付けて、移動コラム部材3を固定コラム部材2にクランプする。
第1ウェッジ211、及び、第2ウェッジ212には、クランプバー213が貫通している。クランプバー213の両端にはクランプバー213よりも外径の大きな反力部材2141、2142が固定されている。クランプバー213には一方の反力部材2142に接するようにコラムクランプシャフト穴216があけられており、この穴にコラムクランプシャフト6の実質的に楕円をなす非円形形状断面部が貫通している。
コラムクランプシャフト6の一端には揺動アーム61が固定されている。コラムクランプシャフト6の非円形形状断面部は、アンクランプ時には楕円長径方向が傾斜し、クランプ時には長径方向がクランプバー213の軸方向を向く。この構成により、揺動アーム61に反時計方向の揺動回転を与えると、コラムクランプシャフト6も反時計方向に回転する。
コラムクランプシャフト6の楕円長径方向がクランプバー213の軸方向を向くと、楕円長径部の一方が反力部材2142を左方向に押すことにより、クランプバー213が左方に引っ張られ、更に反力部材2141が第1ウェッジ211を左方に押すことになる。
一方、第2ウェッジ212は楕円長径部の他方によって右方に押される。この結果2つのウェッジが相互に接近するため、第1ウェッジ211及び第2ウェッジ212の傾斜面が固定コラム部材2の円筒状案内部261を押圧することになり、移動コラム部材3が固定コラム部材2に対してクランプされる。揺動アーム61を時計方向に揺動回転すると、上とは逆の動きによって第1ウェッジ211、及び、第2ウェッジ212が離反し、移動コラム部材3のクランプが解除される。
第7実施形態では、固定コラム部材2に設けられた前側車体取付部24、後側車体取付部25、チルトヘッドクランプ41の構造は、上記した第6実施形態と同様であるため、重複する説明を省略する。また、第7実施形態では、後側車体取付部25の横板252を1個のボルト254によって固定コラム部材2に結合しているが、図9の第5実施形態に示すように2個のボルト2541、2542で結合しても良い。また、図7の第3実施形態に示すリベット結合、または、図8の第4実施形態に示す溶接結合にしても良い。
以上説明した第7実施形態によれば、単一の操作レバーでテレスコピック機構とチルティング機構の両方のクランプ/アンクランプを操作するステアリングコラム装置では、操作レバーの操作力を各クランプ機構に伝達するための伝達機構が必要となるため、個別の操作レバーで操作するステアリングコラム装置よりも大きな荷重が後側車体取付部25に作用するが、後側車体取付部25は、ステアリングコラム装置1の重心に近い位置で、固定コラム2に結合されているため、ステアリングホィールの重量を効果的に支持することができる。
本発明の第1実施形態のステアリングコラム装置1の外観図である。 ステアリングコラム装置1を図1のQ方向から見たときの下面図である。 図1の縦断面図である。 ステアリングコラム装置1を図1のP方向から見たときの上面図である。 図1におけるA−A断面図である。 本発明の第2実施形態のステアリングコラム装置1の上面図である。 本発明の第3実施形態のステアリングコラム装置1の断面図である。 本発明の第4実施形態のステアリングコラム装置1の断面図である。 本発明の第5実施形態のステアリングコラム装置1の断面図である。 本発明の第6実施形態のステアリングコラム装置1の縦断面図である。 本発明の第7実施形態のステアリングコラム装置1の縦断面図である。 ステアリングコラム装置1を図11のR方向から見たときの下面図である。 図11におけるB−B断面図である。
符号の説明
1 ステアリングコラム装置
2 固定コラム部材
21 コラムクランプ
211 第1ウェッジ
212 第2ウェッジ
213 クランプバー
2141、2142 反力部材
216 コラムクランプシャフト穴
24 前側車体取付部
241 縦板
242 横板
25 後側車体取付部
251 縦板
252 横板
2521、2522 側板
253 離脱用カプセル
254 ボルト
2541、2542 ボルト
255 スペーサ
2551、2552 スペーサ
256 リベット
257 折り曲げ部
26 軸受
261 円筒状案内部
271 ナット
272 スラストベアリング
273 可動カム
274 固定カム
275 クランプバー
2751 ワッシャ
2752 六角ボルト頭
2753 雄ネジ
276 スリット
277 左フランジ
2771 クランプバー穴
278 右フランジ
2781 クランプバー穴
3 移動コラム部材
33 セグメントギヤ
34 ボルト
341 背当部材
35 軸受
351 円筒穴
352 長溝
3521、3522 長溝
353 外周
354 右端
355 左端
356 左端面
4 チルトヘッド
41 チルトヘッドクランプ
44 ギヤアーム
441 軸
442 ギヤ部分
443 脚
5 ホィールシャフト
6 コラムクランプシャフト
61 揺動アーム
7 操作レバー
71 突出部
711 バネ
72 レバー中心軸
73 プッシャープレート
74 プッシャーロッド
741 付勢バネ
742 鍔
91 車体
931、932 ユニバーサルジョイント
941 上中間軸
942 下中間軸

Claims (9)

  1. 車体に取り付けるための車体取付部を備えた固定コラム部材、
    上記固定コラム部材の外周に車体前後方向に移動可能に嵌合された移動コラム部材、
    上記移動コラム部材に回転可能に支持され、一端にステアリングホィールを固定するためのホィールシャフト、
    上記移動コラム部材を上記固定コラム部材に対してクランプ/アンクランプ状態にするためのコラムクランプ、
    を備えたステアリングコラム装置であって、
    上記車体取付部は、少なくとも上記固定コラム部材と移動コラム部材との嵌合部において上記固定コラム部材に結合されていること
    を特徴とするステアリングコラム装置。
  2. 車体に取り付けるための車体取付部を備えた固定コラム部材、
    上記固定コラム部材の外周に車体前後方向に移動可能に嵌合された移動コラム部材、
    上記移動コラム部材に回転可能に支持され、一端にステアリングホィールを固定するためのホィールシャフト、
    上記移動コラム部材を上記固定コラム部材に対してクランプ/アンクランプ状態にするためのコラムクランプ、
    を備えたステアリングコラム装置であって、
    上記車体取付部は、その一端が上記固定コラム部材と移動コラム部材との嵌合部において上記固定コラム部材に結合されると共に、他端が上記嵌合部から外れた車体前方において上記固定コラム部材に結合されていること
    を特徴とするステアリングコラム装置。
  3. 請求項1または請求項2のいずれかに記載されたステアリングコラム装置において、
    上記固定コラム部材と移動コラム部材との嵌合部における上記固定コラム部材に対する車体取付部の結合が、
    上記固定コラム部材の円周方向に離間した二箇所で行われること
    を特徴とするステアリングコラム装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれかに記載されたステアリングコラム装置において、
    上記固定コラム部材と移動コラム部材との嵌合部における上記固定コラム部材に対する車体取付部の結合は、
    上記移動コラム部材にその移動方向に平行に形成された長溝と、
    上記長溝を貫通して上記車体取付部と固定コラム部材の外周とを結合する結合手段により行われていること
    を特徴とするステアリングコラム装置。
  5. 請求項4に記載されたステアリングコラム装置において、
    上記長溝に形成された車体前方側端部及び車体後方側端部に上記結合手段が当接して、上記移動コラム部材の車体前後方向の移動端が規制されること
    を特徴とするステアリングコラム装置。
  6. 請求項4または請求項5のいずれかに記載されたステアリングコラム装置において、
    上記結合手段が、
    ボルト、リベット、溶接のいずれかであること
    を特徴とするステアリングコラム装置。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれかに記載されたステアリングコラム装置において、
    上記移動コラム部材は、
    上記ステアリングホィールの傾斜角度を調整するためのチルティング機構をクランプ/アンクランプするためのチルトヘッドクランプを有すること
    を特徴とするステアリングコラム装置。
  8. 請求項7に記載されたステアリングコラム装置において、
    上記チルトヘッドクランプとコラムクランプの両方が、単一の操作レバーの操作により行われること
    を特徴とするステアリングコラム装置。
  9. 車体に取り付けるための車体取付部を備えた固定コラム部材、
    上記固定コラム部材に対して車体前後方向に移動可能に嵌合された移動コラム部材、
    上記移動コラム部材または固定コラム部材に回転可能に支持され、一端にステアリングホィールを固定するためのホィールシャフト、
    上記移動コラム部材を上記固定コラム部材に対してクランプ/アンクランプ状態にするためのコラムクランプ、
    を備えたステアリングコラム装置であって、
    上記車体取付部は、少なくとも上記固定コラム部材と移動コラム部材との嵌合部において上記固定コラム部材に結合されていること
    を特徴とするステアリングコラム装置。
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