JP2005161903A - 車両制動装置及び車両後退状態検出装置 - Google Patents

車両制動装置及び車両後退状態検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005161903A
JP2005161903A JP2003400438A JP2003400438A JP2005161903A JP 2005161903 A JP2005161903 A JP 2005161903A JP 2003400438 A JP2003400438 A JP 2003400438A JP 2003400438 A JP2003400438 A JP 2003400438A JP 2005161903 A JP2005161903 A JP 2005161903A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
braking force
brake output
control device
braking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003400438A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4165387B2 (ja
Inventor
Noritaka Yamada
典孝 山田
Takashi Orimoto
孝 織本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2003400438A priority Critical patent/JP4165387B2/ja
Priority to US10/979,164 priority patent/US7444221B2/en
Priority to EP04028005A priority patent/EP1535813B1/en
Priority to DE602004003205T priority patent/DE602004003205T2/de
Priority to CNB200410096140XA priority patent/CN100344483C/zh
Publication of JP2005161903A publication Critical patent/JP2005161903A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4165387B2 publication Critical patent/JP4165387B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T7/00Brake-action initiating means
    • B60T7/12Brake-action initiating means for automatic initiation; for initiation not subject to will of driver or passenger
    • B60T7/122Brake-action initiating means for automatic initiation; for initiation not subject to will of driver or passenger for locking of reverse movement
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/32Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
    • B60T8/34Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
    • B60T8/48Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition connecting the brake actuator to an alternative or additional source of fluid pressure, e.g. traction control systems
    • B60T8/4809Traction control, stability control, using both the wheel brakes and other automatic braking systems
    • B60T8/4827Traction control, stability control, using both the wheel brakes and other automatic braking systems in hydraulic brake systems
    • B60T8/4863Traction control, stability control, using both the wheel brakes and other automatic braking systems in hydraulic brake systems closed systems
    • B60T8/4872Traction control, stability control, using both the wheel brakes and other automatic braking systems in hydraulic brake systems closed systems pump-back systems

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)

Abstract

【課題】 車体速度が低速である場合においても高精度に制動力を制御することが可能な車両制動力制御装置及び車両後退状態検出装置を提供する。
【解決手段】 この車両制動力制御装置は、制動装置の制動力が解除された時点から、坂路における車両後退方向の車体速度が所定状態に到達するまでの期間を検出し、検出された期間に応じてブレーキ出力を決定し、決定されたブレーキ出力に対応させて制動力を制御する。この期間は、坂路の勾配に依存している。したがって、この期間に応じてブレーキ出力を決定すれば、車体速度が検出できないような微低速領域においても、坂路の勾配に応じた制動力制御が可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両制動力制御装置及び車両後退状態検出装置に関し、特に、坂路において後退する車両の状態を検出し、その状態に基づいて制動を行う車両制動力制御装置及び車両後退状態検出装置に関する。
従来の車両制動力制御装置は、例えば下記特許文献1に記載されている。この車両制動力制御装置は、車体のずり下がりを緩和させるため、車体加速度が所定値よりも大きい場合には制動力を増加させている。この車体加速度の検出においては、車輪速センサを用いている。
特開2002−264784号公報
しかしながら、車輪速センサの検出限界以下の低速において、車両が後退する場合、車体速度や車体加速度を高精度に検出するのは困難である。したがって、かかるセンサ出力を用いて制動力を精密に制御するのも難しくなる。また、車体が低μ路上にある場合においては、制動力の増加や減少の制御が困難であり、ハンチングが生じることもあった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、車体速度が低速である場合においても高精度に制動力を制御することが可能な車両制動力制御装置及び車両後退状態検出装置を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明に係る車両制動力制御装置は、制動装置を備えた車両制動力制御装置において、制動装置の制動力が解除された時点から、坂路における車両後退方向の移動が所定状態に到達するまでの期間を検出する時間検出手段と、時間検出手段によって検出された期間に応じて、ブレーキ出力を決定するブレーキ出力決定手段と、ブレーキ出力決定手段によって決定された前記ブレーキ出力に対応させて前記制動力を付与する制御手段とを備えることを特徴とする。
坂路において、車両における制動装置の制動力が解除されると、車両は重力に従ってより低い位置へ移動しようとする。この移動初期の車体速度は低速であるため、車輪速センサでは、精密な計測は困難である場合が多い。そこで、車輪速センサ等がある程度の精度で検出できる車体速度の信号の出力を始めるまでの時点までの期間、すなわち、従来では精密計測が不能であった期間に着目する。
坂路の勾配が急であれば、制動力解除によって、車体速度は早い時期に所定の速度に到達するであろうし、逆に、坂路の勾配が緩ければ、制動力解除によって、車体速度が所定の速度に到達するには時間がかかることになる。
時間検出手段は、制動装置の制動力が解除された時点から、坂路における車両後退方向の移動が、このような所定状態に到達するまでの期間を検出する。この所定状態の移動とは、車体速度が所定速度になった場合、車体の移動距離(車輪速センサの出力パルス数の積算値)が所定距離になった場合、車両の加速度(車輪速の時間微分値)が所定加速度になった場合等のことである。かかる期間は、坂路の勾配に依存している。したがって、ブレーキ出力決定手段が、この期間に応じてブレーキ出力を決定し、制御手段が、決定されたブレーキ出力に対応させて制動力を付与するので、車体速度が検出できないような微低速領域においても、坂路の勾配に応じた制動力制御が可能となる。
また、上述の所定状態は、前記車体速度が検出限界以上の所定値になる状態であることが好ましい。車輪速センサ等で検出できる車体速度であれば、精密な制動力制御を行うことができる。
また、本発明の車両制動力制御装置においては、制動力の解除は、ブレーキペダルの踏み込みの解除を検出することで検出されることを特徴とする。ブレーキペダルの踏み込みを解除すると、一般には制動力が解除されるので、制動力解除を検出することができる。好適には、ブレーキのストップランプのスイッチがOFFであれば、制動力解除の状態であると判断することができる。
また、本発明の車両制動力制御装置においては、制動力の解除は、制動力の大きさが解除判定閾値よりも小さくなった場合を検出することで検出されることを特徴とする。制動力の大きさが解除判定閾値よりも小さくなると、制動力が解除されたものと判断することができる。
また、時間検出手段によって検出された期間が長い場合は、短い場合に比較して、ブレーキ出力の初期値を小さく設定することを特徴とする。すなわち、この期間が長いということは、坂路の勾配が小さいということであるから、ブレーキ出力は小さく設定し、柔らかく滑らかな制動を行うことが好ましい。一方、この期間が短い場合には、坂路の勾配が大きいということであるから、ブレーキ出力は相対的には大きくなり、迅速な制動を行うことができる。
また、制動装置は、車両の前輪及び後輪に設けられており、ブレーキ出力決定手段は、前記期間が長い場合は、短い場合に比較して、後輪の制動装置の制動力を前輪に比較して高く設定するように、ブレーキ出力を決定することを特徴とする。坂路において車両が後退する場合には、勾配の急なほど前記期間が長くなり、後輪の方が前輪よりも多くの荷重を受けるので、後輪の制動装置の制動力を相対的に高くすると、車両を有効に静止させることができる。
また、ブレーキ出力決定手段は、上述の制動力の付与時から一定期間が経過するまでの間、又は、アクセル操作があるまでの間、制動力の解除が禁止されるようにブレーキ出力を決定することを特徴とする。すなわち、従来、車両停止直後に制動力を解除する制御が提案されていたが、この場合には、車両後退、制動力解除、車両後退、制動力解除という制御の振動が生じ、ハンチングが生じる。
したがって、本発明では、制動力の付与時から一定時間が経過するまでは制動力の解除を禁止しており、これによって、車両後退と制動力解除を収束させることができる。また、上記一定期間が経過しない場合においても、アクセル操作が行われた場合には、車両が発進する場合であるから、制動力を解除する。
また、ブレーキ出力決定手段は、ブレーキ出力の初期値の決定後に、車体速度が第1車体速度を超えた場合には、制動力が増加するようにブレーキ出力を決定することを特徴とする。車体速度が、第1車体速度を超えた場合、早急に車体を停止させる必要があるため、ここでは制動力が増加するようにブレーキ出力を決定する。
また、ブレーキ出力決定手段は、ブレーキ出力の初期値の決定後に、車体速度が第1規定車体速度を超えず、且つ、第2車体速度よりも大きい場合には、制動力が保持されるようにブレーキ出力を決定することを特徴とする。ここで、第1車体速度は、第2車体速度よりも速い後退速度である。すなわち、車体速度が、第1車体速度以下であるため、早急に車体を停止させる必要はないが、第2車体速度よりも大きいため、制動力解除は行わない方がよい。したがって、この場合には、制動力が保持されるようにブレーキ出力を決定する。
また、本発明に係る車両後退状態検出装置は、車輪速センサの検出限界以下の車体速度で後退する車両の状態を検出する車両後退状態検出装置において、車両の制動装置の制動力が解除された時点から、坂路における車両後退方向の車体速度が所定状態に到達するまでの期間を、車体速度又は坂路の勾配に関連するものとして検出することを特徴とする。
すなわち、かかる期間を検出すれば、これは車体速度又は坂路の勾配と相関があるため、車体速度が検出限界以下であっても、当該車体速度や坂路の勾配を検出することができ、これを制動力制御に用いることができる。
本発明の車両制動力制御装置及び車両後退状態検出装置によれば、車体速度が低速である場合においても高精度に制動力を制御することが可能となる。
以下、実施の形態に係る車両制動力制御装置及び車両後退状態検出装置について説明する。なお、同一要素には同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
図1(a)は、実施の形態に係る車両用挙動制御装置を備えた車両のブロック図であり、図1(b)は、図1(a)に示される油圧制御弁機構A(=AFL,AFR、ARL,ARR)の詳細図である。
この車両は、車体に取り付けられた2つの前輪WFL,WFR、2つの後輪WRL,WRRを備えている。各車輪WFL,WFR、WRL,WRRには、それぞれホイルシリンダH(=HFL,HFR、HRL,HRR)が対応して取り付けられている(制動装置)。ホイルシリンダHFL,HFR、HRL,HRRは、油圧経路を介してマスタシリンダMに接続されている。マスタシリンダMのピストンには、ブレーキペダルBPがリンクしている。
ブレーキペダルBPを踏むと、マスタシリンダM内の液圧が上昇し、原則的には、マスタシリンダ圧が油圧経路を介してホイルシリンダHFL,HFR、HRL,HRRに伝達される。この油圧経路はX型の配管から構成されており、右前輪と左後輪のホイルシリンダHFR、HRLに対応して一方の系統の油圧経路OP1があり、左前輪と右後輪のホイルシリンダHFL、HRRに対応して、他系統の油圧経路OP2があり、これらの油圧経路OP1,OP2はX型に交差している。
マスタシリンダMと一方の油圧経路(右前輪と左後輪のホイルシリンダHFR、HRLを含む油圧経路)OP1の上流側には、第1根元弁VROOT1が設けられている。マスタシリンダMと他方の油圧経路(左前輪と右後輪のホイルシリンダHFL、HRRを含む油圧経路)OP2の上流側には、第2根元弁VROOT2が設けられている。なお、根元弁を介することなくマスタシリンダ圧をホイルシリンダに伝達する経路も別途設定されている。
各輪の油圧経路OP1の末端側には、ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)制御時の増圧、保持、減圧を行うための末端弁VAL1、VAL2、リザーバタンクRSからのブレーキ液(油)を末端弁への油圧経路中の供給を制御するための吸込弁VAL3が設けられている。
油圧制御弁機構Aは、マスタシリンダMとホイルシリンダHとを接続する油圧経路201、油圧保持用の末端弁VAL1にブレーキ液を圧送するための油圧経路203、モータ50、モータ50によって駆動される液圧ポンプ51、液圧ポンプ51と油圧経路201を接続する油圧経路203、油圧経路内に介在する逆止弁253、ホイルシリンダ圧を油圧経路201を介してリザーバ40に導くための油圧経路202、油圧経路202に設けられた減圧用の末端弁VAL2、リザーバ40と液圧ポンプ51を接続する油圧経路204、油圧経路204内に設けられた逆止弁251、252を備えている。
マスタシリンダMにはブレーキ液を収容するためのリザーバタンクRSが設けられているが、リザーバRSからは、モータ50の駆動によって液圧ポンプがブレーキ液を圧送し、強制的に油圧経路203,201(OP1、OP2)内に油圧Pが供給される。また、減圧側の末端弁VAL2が開放している場合には、それぞれの車輪のホイルシリンダ圧は減圧され、油圧RがリザーバタンクRSに戻される。
ここで、根元弁VROOT(VROOT1,VROOT2)は、外部から供給される電気信号によって閉弁圧を制御できるリニア弁であるが、本発明はリニア弁に限定されない。この電気信号は、電子制御ユニットECUから供給される電流であり、電流値が高いほどリニア弁の閉弁圧が高くなる。各末端弁に上流側から加えられる圧力は、マスタシリンダ圧にリニア弁の閉弁圧を加えた圧力である。すなわち、リニア弁に供給する電流量を増加させれば、末端側の圧力は増加する。
電子制御ユニットECUは、ヨーレートセンサS1、ハンドル操舵角センサS2、加速度センサS13、車輪速センサS4からの信号を受信し、受信した検出値に基づいて、各根元弁VROOT1,VROOT2及び末端弁VAL1、VAL2、VAL3の開閉を制御する。
ここで、ブレーキペダルBPのストローク内における手前位置には、ストップスイッチSTPがあり、また、油圧経路にはマスタシリンダ圧センサPMCが設けられている。ストップスイッチSTPは、手前位置以上で出力発生する(ONとなる)。
車両挙動制御時においては、通常、根元弁(切換弁)VROOT1,VROOT2を閉じてホイルシリンダの末端弁(圧力調整弁)VAL1、VAL2、VAL3で車両挙動を制御している(増圧、減圧、保持)。
増圧時には末端弁VAL1を開放し、減圧弁VAL2を閉じた状態で、リザーバタンクRS側から油圧経路205、203を通じてブレーキ液をホイルシリンダHに供給し、増圧弁としての末端弁VAL1の単位時間に対する油圧開放時間(接続時間)が増圧のデューティ比となる。
なお、減圧時には末端弁VAL2を開放する。減圧弁としての末端弁VAL2の単位時間に対する油圧開放時間(接続時間)が減圧のデューティ比となる。
保持時には保持弁としての末端弁VAL1を閉じる。
以下、電子制御ユニットECUによる各種制御について説明する。
図2は、電子制御ユニットECUによるメインプログラムのフローチャートである。
なお、車両は前輪側が坂路の上側に位置するように停車しているものとする。
メインプログラムが開始すると、車両の変速機がD(ドライブ)レンジであって、且つ、車体進行方向が後退方向であるかどうかについて判定する(S11)。ステップS11において、「NO」である場合には、制御を終了する。
ステップS11において、「YES」である場合、油圧出力決定ルーチンを実行し(S12)、決定された油圧出力を各末端弁に出力する(S13)。すなわち、増圧モードを実行する場合には、デューティ比が高くなるように末端弁VAL1を開放し(制動力は高くなる)、減圧モードを実行する場合には、末端弁VAL2を減圧側に開放する(制動力は低くなる)。保持モードを実行する場合には、末端弁VAL1を切断する(制動力は保持される)。
油圧出力、すなわち、ブレーキ出力は、この値に実際の制動力が一致するように、各弁が制御される。すなわち、各弁の開閉制御によって、増圧モード、減圧モード、保持モードを実行し、ブレーキ出力に対応する制動力まで油圧を増加又は減少させる。実際の制動力が目標値としてのブレーキ出力よりも低い場合には増圧モードを実行し、実際の制動力が目標値としてのブレーキ出力よりも高い場合には減圧モードを実行する。
図3は、電子制御ユニットECUによる油圧出力決定サブルーチン(ブレーキ出力決定手段)のフローチャートである。
まず、ブレーキ出力Pの初期値があるかどうかについて判定する(S101)。ブレーキ出力Pがない場合には、初期値決定サブルーチンを実行して初期値Pを取得し(S107)、初期値Pがある場合にはブレーキ出力Pに初期値Pを代入する(S102)。
初期値Pから取得された時点には、車両の制動力が解除された後、一定期間が経過して、ブレーキ出力の初期値Pを出力しようとしている状態である。初期値以後のブレーキ出力を以下、決定していく。
まず、カウント値Cに1を加算することで、制御サイクルカウンターをスタートさせる。すなわち、初期値決定後の経過時間計測を開始する(S103)。なお、カウント値Cは、規定のカウント上限値を超えるなどすると、リセット(C=0)される。
ブレーキ出力の初期値の決定後に、車体速度Vが第1車体速度Vを超えたかどうかを判定する(S104)。車体速度Vが第1車体速度Vを超えた場合には、制動力が増加するようにブレーキ出力Pを決定する(増圧モード:P=P+ΔP)S111。車体速度Vが、第1車体速度Vを超えた場合、早急に車体を停止させる必要があるため、ここでは制動力が増加するようにブレーキ出力を決定している。
また、ブレーキ出力の初期値の決定後に、車体速度Vが第1車体速度Vを超えない場合においては、車体速度Vが第2車体速度V以下であるかどうかを判定する(S105)。車体速度Vが第2車体速度Vよりも大きい(S105において「NO」)と判定された場合、制動力が保持されるようにブレーキ出力を決定され、保持モード(P=P)が実行される(S106)。
なお、第1車体速度Vは、第2車体速度Vよりも速い後退速度である。すなわち、ステップS105において「NO」である場合、車体速度Vが、第1車体速度V以下であるため、早急に車体を停止させる必要はないが、第2車体速度Vよりも大きいため、制動力解除は行わないで、制動力が保持されるようにブレーキ出力Pを決定する。
車体速度Vが第2車体速度Vさえも超えない場合、すなわち、ステップS105において「YES」の場合、カウント値CがC1を超えたかどうか、すなわち、ブレーキ出力の初期値の決定時から一定期間が経過したかどうかを判定する(S108)。カウント値Cが閾値C1を超えた場合、減圧モード(P=P−ΔP)を実行する。従来、車両停止直後に制動力を解除する制御が提案されていたが、この場合には、車両後退、制動力解除、車両後退、制動力解除という制御の振動が生じ、ハンチングが生じる。本例では、ブレーキ出力の初期値の決定時から一定時間が経過するまでは、換言すれば、制動力付与時からの経過時間が一定時間が経過するまでは制動力の解除を禁止しており、これによって、車両後退と制動力解除を収束させることができる。
また、制動力付与時からの経過時間が一定時間以下の場合、換言すれば、カウント値Cが閾値C1以下の場合(ステップS108において「YES」)、アクセル操作があったかどうか、すなわち、アクセルがOFFであるかどうかを判定し(S109)、アクセルがOFFである場合にも減圧モードを実行する(S110)。ここでは、時間計測の開始(S103)から、アクセル操作があるまでの間、制動力の解除が禁止されるようにブレーキ出力を決定している。要するに、上記一定期間が経過しない場合においても、アクセル操作が行われた場合には、車両が発進する場合であるから、制動力を解除する。アクセルがOFFである場合には(ステップS109において「YES」)、保持モードを実行する(S106)。
図4は、電子制御ユニットECUによる初期値決定サブルーチン(ブレーキ出力決定手段)のフローチャートである。
まず、車両が停止しているかどうかを判定する(S201)。車輪速センサは、車輪の停止の有無と回転方向を検出することができる。各車輪の車輪速センサの信号が零の場合には、車両が停止しているものと判定することができる。
車両が停止している場合(S201において「YES」)、ブレーキがONであるかどうかを判定する(S202)。ブレーキがONであるかどうかは、ブレーキペダルが踏まれているかどうか、すなわち、ストップスイッチSTPがONとなっているかどうかによって判定することができる。また、ブレーキがONであるかどうかは、マスタシリンダ圧センサの出力が規定値を超えているかどうかによっても判定することができる。
次に、坂路判定を許可する場合にはフラグに1を代入し、坂路判定時間(t)を0に設定する(S203)。
しかる後、ブレーキがOFFであるかどうかについて判定する(S204)。ここでは、マスタシリンダ圧が解除判定閾値aよりも小さく、且つ、ストップスイッチSTPがOFFとなっている場合に、ブレーキがOFF(制動力解除)であるものとする。
すなわち、この車両制動力制御装置は、制動力の解除を検出する解除検出手段を備えており、解除検出手段はブレーキペダルBPの踏み込みの解除を検出することで、及び/又は制動力の大きさ(マスタシリンダ圧)が解除判定閾値aよりも小さくなった場合を検出することで、制動力の解除を検出している。ブレーキペダルBPの踏み込みを解除すると、或いは制動力の大きさが解除判定閾値aよりも小さくなると、制動力が解除されるので、制動力解除を検出することができる。
ブレーキがOFFであるものと判定された場合には、坂路判定時間(t)にΔtを加算し(S205)、車体速度Vが検出限界以上の所定値(ここでは閾値(本例では0.8km/h))V0を超えているかどうかについて判定し(S206)、車体速度Vが閾値V0を超えるまでステップS205の加算を繰り返して実行する。
すなわち、この車両制動力制御装置は、制動装置を備えた車両制動力制御装置において、制動装置の制動力が解除された時点(S204)から、坂路における車両後退方向の車体速度Vが所定状態(S206において「YES」)に到達するまでの期間t0(=t+Δt×上記加算の繰り返し数)を検出する時間検出手段を備えている。この所定状態の移動とは、車体速度が所定速度になった場合、車体の移動距離(車輪速センサの出力パルス数の積算値)が所定距離になった場合、車両の加速度(車輪速の時間微分値)が所定加速度になった場合等のことである。本例では、この所定状態は、車体速度Vが検出限界以上の閾値V0になる状態であることとする。車輪速センサ等で検出できる車体速度V0であれば、精密な制動力制御を行うことができるからである。
坂路において、車両における制動装置の制動力が解除されると、車両は重力に従ってより低い位置へ移動しようとする。この移動初期の車体速度は低速であるため、車輪速センサでは、精密な計測は困難である場合が多い。本例では、車輪速センサ等がある程度の精度で検出できる車体速度の信号の出力を始めるまでの時点までの期間t0、すなわち、従来では精密計測が不能であった期間に着目している。
坂路の勾配が急であれば、制動力解除によって、車体速度は早い時期に所定の速度に到達するであろうし、逆に、坂路の勾配が緩ければ、制動力解除によって、車体速度が所定の速度に到達するには時間がかかることになる。
時間検出手段は、制動装置の制動力が解除された時点から、坂路における車両後退方向の車体速度が、このような所定状態に到達するまでの期間t0を検出している。期間t0は、坂路の勾配に依存している。すなわち、推定車体加速度a0は、推定車体速度(閾値V0)を坂路判定時間t0で除算したものである(S207)。必要に応じて、これらの値を制御に用いることはできる。
ここでは、ブレーキ出力Pの初期値P0が得られれば制御を行うことができるため、期間t0とブレーキ出力の初期値P0のマップに基づいて、ブレーキ出力の初期値P0を求め、初期値P0を決定する(S208)。
このように、この装置は、時間検出手段によって検出された期間t0に応じて、ブレーキ出力を決定するブレーキ出力決定手段(S208)と、ブレーキ出力決定手段によって決定されたブレーキ出力(本例では初期値P0)に対応させて制動力を付与する制御手段(図1(S13)参照)とを備えている。ブレーキ出力決定手段が、期間t0に応じてブレーキ出力を決定し、ECUとしての制御手段が、決定されたブレーキ出力に対応させて制動力を制御するので、車体速度Vが検出できないような微低速領域においても、坂路の勾配に応じた制動力制御が可能となる。
図5は、時間に対する車体速度V、ブレーキ油圧(マスタシリンダ圧又はホイルシリンダ圧)と時間の関係を示すグラフである。
ステップS204において、ブレーキがOFFされたものと判定されてから、車体速度Vが閾値V0を超えるまでの期間t0を経過した場合、アクセルペダルを踏まなければ、比較的長い保持モード(S106:図3)と減圧モード(S110;図3)が適用される場合が多いので、車体速度V0は増加せず、一定値V0となるか、或いは、零に収束する。なお、制動力が与えられなければ、車体速度は時間と共に増加する。ここでは、時刻tの経過後に、一定値のブレーキ出力(ホイルシリンダ圧)が発生しているものとする。
図6は、期間t0とブレーキ出力の初期値P0の関係を示すグラフである。
このグラフは、ECU内にマップとして格納されており、初期値決定(S208)の際に用いられる。期間t0がt1よりも短い場合には、ブレーキ出力の初期値P0は最大値に設定されるが、期間t0がt2よりも長い場合には、ブレーキ出力の初期値P0は最小値に設定される。これらの時刻t1とt2の間の時間領域においては、時間検出手段によって検出された期間t0が長い場合、短い場合に比較して、ブレーキ出力の初期値P0を小さく設定する。
すなわち、この期間t0が長いということは、坂路の勾配が小さいということであるから、ブレーキ出力(の初期値P0)は小さく設定し、柔らかく滑らかな制動を行うことが好ましい。一方、この期間t0が短い場合には、坂路の勾配が大きいということであるから、ブレーキ出力は相対的には大きくなり、迅速な制動を行うことができる。
なお、制動装置は、車両の前輪WFL,WFR及び後輪WRL,WRRに設けられており、ブレーキ出力決定手段は、坂路の傾斜が急な場合、すなわち、期間tが所定値よりも短い場合は、長い場合に比較して、後輪WRL,WRRの制動装置の制動力を前輪WFL,WFRに比較して高く設定するように、ブレーキ出力P(の初期値P0)を決定する。或いは、以後の決定されたブレーキ出力Pに、かかる条件で補正を加えても良い。
すなわち、坂路において車両が後退する場合には、後輪WRL,WRRの方が前輪WFL,WFRよりも多くの荷重を受けるので、後輪WRL,WRRの制動装置の制動力を相対的に高くすると、車両を有効に静止させることができる。
上述の装置は、車両のずり下がりを検出する車両後退状態検出装置を構成している。すなわち、車輪速センサの検出限界以下の車体速度Vで後退する車両の状態を検出する車両後退状態検出装置において、車両の制動装置の制動力が解除された時点から、坂路における車両後退方向の車体速度が所定状態に到達するまでの期間t0を、車体速度V又は坂路の勾配に関連するものとして検出している。この検出装置では、期間t0を検出しているので、これは車体速度V又は坂路の勾配と相関があるため、車体速度Vが検出限界以下であっても、当該車体速度や坂路の勾配或いは加速度を検出することができ、これを制動力制御に用いることができる。
本発明は、車両制動力制御装置及び車両後退状態検出装置、特に、坂路において後退する車両の状態を検出し、その状態に基づいて制動を行う車両制動力制御装置及び車両後退状態検出装置に利用することができる。
実施の形態に係る車両用挙動制御装置を備えた車両のブロック図1(a)と詳細図1(b)である。 電子制御ユニットECUによるメインプログラムのフローチャートである。 電子制御ユニットECUによる油圧出力決定サブルーチン(ブレーキ出力決定手段)のフローチャートである。 電子制御ユニットECUによる初期値決定サブルーチン(ブレーキ出力決定手段)のフローチャートである。 時間に対する車体速度V、ブレーキ油圧(マスタシリンダ圧又はホイルシリンダ圧)と時間の関係を示すグラフである。 期間tとブレーキ出力の初期値Pの関係を示すグラフである。
符号の説明
BP・・・ブレーキペダル、C・・・カウント値、C1・・・閾値、ECU・・・電子制御ユニット、HFL,HFR・・・ホイルシリンダ、M・・・マスタシリンダ、OP1,OP2・・・油圧経路、P・・・ブレーキ出力、P・・・油圧、P0・・・初期値、PMC・・・終端スイッチ、R・・・油圧、RS・・・リザーバ、S2・・・ハンドル操舵角センサ、S3・・・加速度センサ、S4・・・車輪速センサ、STP・・・ストップスイッチ、VAL1,VAL2・・・末端弁、WFL,WFR・・・前輪、WRL,WRR・・・後輪。



Claims (10)

  1. 制動装置を備えた車両制動力制御装置において、
    前記制動装置の制動力が解除された時点から、坂路における車両後退方向の移動が所定状態に到達するまでの期間を検出する時間検出手段と、
    前記時間検出手段によって検出された前記期間に応じて、ブレーキ出力を決定するブレーキ出力決定手段と、
    前記ブレーキ出力決定手段によって決定された前記ブレーキ出力に対応させて前記制動力を付与する制御手段と、
    を備えることを特徴とする車両制動力制御装置。
  2. 前記所定状態は、車体速度が検出限界以上の所定値になる状態であることを特徴とする請求項1に記載の車両制動力制御装置。
  3. 前記制動力の解除は、ブレーキペダルの踏み込みの解除を検出することで検出されることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両制動力制御装置。
  4. 前記制動力の解除は、制動力の大きさが解除判定閾値よりも小さくなった場合を検出することで検出されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両制動力制御装置。
  5. 前記時間検出手段によって検出された期間が長い場合は、短い場合に比較して、前記ブレーキ出力の初期値を小さく設定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両制動力制御装置。
  6. 前記制動装置は、車両の前輪及び後輪に設けられており、
    前記ブレーキ出力決定手段は、前記期間が長い場合は、短い場合に比較して、前記後輪の制動装置の制動力を前輪に比較して高く設定するように、前記ブレーキ出力を決定することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両制動力制御装置。
  7. 前記ブレーキ出力決定手段は、制動力の付与時から一定期間が経過するまでの間、又は、アクセル操作があるまでの間、前記制動力の解除が禁止されるようにブレーキ出力を決定することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の車両制動力制御装置。
  8. 前記ブレーキ出力決定手段は、前記ブレーキ出力の初期値の決定後に、車体速度が第1車体速度を超えた場合には、前記制動力が増加するようにブレーキ出力を決定することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の車両制動力制御装置。
  9. 前記ブレーキ出力決定手段は、前記ブレーキ出力の初期値の決定後に、車体速度が第1車体速度を超えず、且つ、第2車体速度よりも大きい場合には、前記制動力が保持されるようにブレーキ出力を決定することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の車両制動力制御装置。
  10. 車輪速センサの検出限界以下の車体速度で後退する車両の状態を検出する車両後退状態検出装置において、
    前記車両の制動装置の制動力が解除された時点から、坂路における車両後退方向の車体速度が所定状態に到達するまでの期間を、前記車体速度に関連するものとして検出する車両後退状態検出装置。

JP2003400438A 2003-11-28 2003-11-28 車両制動力制御装置 Expired - Fee Related JP4165387B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003400438A JP4165387B2 (ja) 2003-11-28 2003-11-28 車両制動力制御装置
US10/979,164 US7444221B2 (en) 2003-11-28 2004-11-03 Vehicle backward movement detection apparatus and vehicle braking force control apparatus
EP04028005A EP1535813B1 (en) 2003-11-28 2004-11-25 Vehicle backward movement detection apparatus and vehicle braking force control apparatus
DE602004003205T DE602004003205T2 (de) 2003-11-28 2004-11-25 Einrichtung für die Detektion einer Rückwärtsfahrt eines Fahrzeugs und Regeleinrichtung für die Bremskraft eines Fahrzeugs
CNB200410096140XA CN100344483C (zh) 2003-11-28 2004-11-26 车辆向后移动检测设备和方法、及车辆制动力控制设备和方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003400438A JP4165387B2 (ja) 2003-11-28 2003-11-28 車両制動力制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005161903A true JP2005161903A (ja) 2005-06-23
JP4165387B2 JP4165387B2 (ja) 2008-10-15

Family

ID=34463902

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003400438A Expired - Fee Related JP4165387B2 (ja) 2003-11-28 2003-11-28 車両制動力制御装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7444221B2 (ja)
EP (1) EP1535813B1 (ja)
JP (1) JP4165387B2 (ja)
CN (1) CN100344483C (ja)
DE (1) DE602004003205T2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012132417A (ja) * 2010-12-24 2012-07-12 Daihatsu Motor Co Ltd アイドルストップ車の制御装置
JP2015509061A (ja) * 2012-01-09 2015-03-26 ジャガー・ランド・ローバー・リミテッドJaguar Land Rover Limited 車両ロールバック制御機器及び方法
JP2015168340A (ja) * 2014-03-07 2015-09-28 トヨタ自動車株式会社 車両のブレーキ制御装置
KR20150124700A (ko) * 2014-04-29 2015-11-06 주식회사 만도 차량의 밀림 방지 장치 및 그 방법
JPWO2016092385A1 (ja) * 2014-11-03 2017-07-13 ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 車両用制御装置

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102007009860B4 (de) * 2007-02-28 2022-05-25 Zf Active Safety Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Geschwindigkeitsregelung bei Gefällefahrt
JP5182449B2 (ja) * 2010-04-07 2013-04-17 トヨタ自動車株式会社 車両の制御装置
DE102010043403A1 (de) * 2010-11-04 2012-05-10 Robert Bosch Gmbh Hydraulische Fahrzeugbremsanlage
US8833870B2 (en) * 2011-01-21 2014-09-16 GM Global Technology Operations LLC Hill roll-back and roll-forward control systems and methods
CN103153723B (zh) * 2011-06-27 2015-06-10 日产自动车株式会社 车辆制动控制装置
JP6040519B2 (ja) * 2011-09-20 2016-12-07 トヨタ自動車株式会社 車両の制御装置
US9569439B2 (en) 2011-10-31 2017-02-14 Elwha Llc Context-sensitive query enrichment
DE112012006878T5 (de) * 2012-09-04 2015-05-21 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Kollisionsvermeidungsunterstützungsvorrichtung und Kollisionsvermeidungsunterstützungsverfahren
US8909449B2 (en) 2012-11-27 2014-12-09 Bendix Commercial Vehicle Systems Llc System, controller and method for preventing vehicle rollaway
US8989977B1 (en) * 2013-09-17 2015-03-24 Robert Bosch Gmbh Hill rollback speed control
US9821778B2 (en) 2016-02-23 2017-11-21 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle control system
US9809207B2 (en) 2016-02-23 2017-11-07 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle control system
JP6442777B2 (ja) * 2017-06-02 2018-12-26 本田技研工業株式会社 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
CN116176535B (zh) * 2023-03-29 2024-04-26 东风汽车集团股份有限公司 一种车辆制动方法、装置、设备和介质

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4353601A (en) * 1969-06-30 1982-10-12 Texas Instruments Incorporated Vehicle skid control
US4629043A (en) * 1983-01-31 1986-12-16 Mazda Motor Corporation Electric parking brake system for a vehicle
JP3596138B2 (ja) * 1996-01-29 2004-12-02 トヨタ自動車株式会社 発進クラッチを備えた車両におけるブレーキ力制御装置
DE19941482B4 (de) 1998-09-30 2017-11-09 Robert Bosch Gmbh Vorrichtung und Verfahren zur Verhinderung des Rückwärtsrollens eines an einem Hang befindlichen Fahrzeuges
JP2000351340A (ja) * 1999-06-11 2000-12-19 Honda Motor Co Ltd ブレーキ力保持装置付車両
US6644454B2 (en) 2001-01-23 2003-11-11 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Running condition control system for vehicle and method
JP2002337682A (ja) 2001-05-17 2002-11-27 Aisin Seiki Co Ltd 車両の制動制御装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012132417A (ja) * 2010-12-24 2012-07-12 Daihatsu Motor Co Ltd アイドルストップ車の制御装置
JP2015509061A (ja) * 2012-01-09 2015-03-26 ジャガー・ランド・ローバー・リミテッドJaguar Land Rover Limited 車両ロールバック制御機器及び方法
JP2015168340A (ja) * 2014-03-07 2015-09-28 トヨタ自動車株式会社 車両のブレーキ制御装置
KR20150124700A (ko) * 2014-04-29 2015-11-06 주식회사 만도 차량의 밀림 방지 장치 및 그 방법
KR102162645B1 (ko) 2014-04-29 2020-10-07 주식회사 만도 차량의 밀림 방지 장치 및 그 방법
JPWO2016092385A1 (ja) * 2014-11-03 2017-07-13 ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 車両用制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN100344483C (zh) 2007-10-24
DE602004003205D1 (de) 2006-12-28
CN1621288A (zh) 2005-06-01
DE602004003205T2 (de) 2007-09-27
EP1535813A1 (en) 2005-06-01
EP1535813B1 (en) 2006-11-15
JP4165387B2 (ja) 2008-10-15
US7444221B2 (en) 2008-10-28
US20050125133A1 (en) 2005-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4165387B2 (ja) 車両制動力制御装置
US8155854B2 (en) Vehicle automatic operation control device
EP1693263A1 (en) Electronically controlled hydraulic brake system
JP3528415B2 (ja) 制動圧力制御装置
US10625721B2 (en) Hydraulic pressure control device
JP2006069495A (ja) ブレーキ制御装置
JP2001260851A (ja) 車両用制動制御装置
KR101979413B1 (ko) 브레이크 트랙션 제어 시스템 및 그 제어방법
US6470255B2 (en) Vehicular braking control apparatus and control method thereof
JP6223663B2 (ja) 自動二輪車用のブレーキ制御装置
JP4529255B2 (ja) 車両用制動制御装置
JP3648773B2 (ja) ブレーキトラクション制御装置
JP4192741B2 (ja) ブレーキ装置
JP5078484B2 (ja) 車両用ブレーキ液圧制御装置
KR102525956B1 (ko) 전자식 브레이크 시스템 및 그 제어방법
JP4432237B2 (ja) 車両用制動制御装置
JPH11157439A (ja) ペダルストロークシミュレータ付き車両ブレーキ装置
JPH04342653A (ja) ブレーキ液圧制御装置
JP3913993B2 (ja) 自動二輪車におけるアンチロックブレーキ制御方法
JP2007030722A (ja) 車両用ブレーキ液圧制御装置
JPH10329678A (ja) ブレーキ装置
JP4543521B2 (ja) 車両用制動制御装置
JPH1076929A (ja) アンチスキッド制御装置
JPH1159402A (ja) 液圧ブレーキ装置
JP2005153781A (ja) ブレーキ制御装置の自己診断装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070315

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070327

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070528

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071218

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080708

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080721

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4165387

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110808

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110808

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120808

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130808

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees