JP2005160175A - 管路分割具及び管路分割方法 - Google Patents

管路分割具及び管路分割方法 Download PDF

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Abstract

【解決手段】 管路分割具は、断面形状において放射状に延びる複数の隔壁5を有すると共に、その一部に拡張チューブ6を形成し、その断面形状が長さ方向に延びている。また管路の分割方法は、管路1内に、前記管路分割具2を挿通し、当該管路分割具2における前記拡張チューブ6を内圧により拡張させ、前記隔壁5の先端を管路1の内面8に圧接せしめる。
【効果】 隔壁5が管路内面に圧接しない状態で管路1に挿通し、挿通した後に、拡張チューブ6を拡張させて隔壁5を管路内面8に圧接させることができるので、管路1に容易に挿通することができると共に、挿通した後は管路内面に対して確実に支持され、管路1を複数の区画に分割することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、地中に埋設された既設の管路、特に電力線や通信線などの敷設管路に対し、当該管路を長さ方向に延びる小さい複数の区画に分割するための、分割具及び分割方法に関するものである。
従来この種の元の管路を複数に分割したものとしては、特開平2−87923号公報に記載されたものが知られている。このものは、ケーブル管路内に放射状の隔壁を有するスペーサーを設け、その隔壁で区切られた部分に複数のケーブルを個別に挿通し得るようにしたものである。
しかしながらこのものは、隔壁を越えてケーブルが隣接する空間に移動しないようにするためには、スペーサーの隔壁の先端縁が管路の内面に圧接せしめられている必要があるが、この状態のままでスペーサーを管路内に引き込むと、スペーサーと管路内面との摩擦抵抗が大きくスムーズに引き込むことができないため、かかる分割された管路を形成することは極めて困難である。
特開平2−87923号公報
本発明はかかる事情に鑑みなされたものであって、管路に容易に挿通することができると共に、挿通した後は管路内面に対して確実に支持され、管路を複数の区画に分割できる管路分割具及び、当該管路分割具を使用した管路分割方法を提供することを目的とするものである。
而して本願の管路分割具の発明は、断面形状において、放射状に延びる複数の隔壁を有すると共に、その一部に拡張チューブが形成され、その断面形状が長さ方向に延びていることを特徴とするものである。
この管路分割具の発明においては、その管路分割具の断面形状における中央付近に、長さ方向に延びるテンションメンバーが埋入されていることが好ましい。また前記拡張チューブは、前記隔壁の端縁部に沿って形成されているものであってもよく、また管路分割具の断面形状の略中央部に沿って形成されていてもよい。
また本願の管路分割方法の発明は、管路内に、前記管路分割具を挿通し、当該管路分割具における前記拡張チューブを内圧により拡張させ、前記隔壁の端縁を管路の内面に圧接せしめることを特徴とするものである。
この分割方法の発明においては、前記拡張チューブ内に反応硬化型樹脂液を圧入して拡張させ、隔壁の端縁を管路の内面に圧接せしめた状態で、前記反応硬化型樹脂液を硬化させることが好ましい。
本発明によれば、隔壁が管路内面に圧接しない状態で管路に挿通し、挿通した後に、拡張チューブを拡張させて隔壁を管路内面に圧接させることができるので、管路に容易に挿通することができると共に、挿通した後は管路内面に対して確実に支持され、管路を複数の区画に分割することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。図1は、管路1に本発明の管路分割具2を挿通した状態を示すものである。管路1はその管路本体3の内面に内張り材4が貼着されて内張りされている。
そしてその管路1内には、管路分割具2が挿通されている。その管路分割具2は、その断面形状において中心から放射状に延びる三枚の隔壁5を有し、当該隔壁5の端縁には扁平状態の拡張チューブ6が形成されており、その断面形状が長さ方向に連続して延びた線状の部材である。
この管路分割具2は、その中心から扁平状態の拡張チューブ6の外側の表面までの距離が管路1の半径よりも小さく、前記拡張チューブ6が断面略円形に拡張した状態で、管路1の内面8に圧接するものであることが好ましい。また管路分割具2の中心には、ロープ、ワイヤーなどのテンションメンバー7が埋入されている。
隔壁5は高密度ポリエチレンなどの比較的剛直な材料よりなることが好ましく、また拡張チューブ6は、低密度ポリエチレンなどの比較的柔軟で加熱によって形状を変化させやすい材料よりなることが好ましい。
而して本発明においては、拡張チューブ6が扁平状態においては、管路分割具2は管路1の内径より小さく、管路1内に引き込むときに管路1の内面8との間に大きな摩擦抵抗が生じることはなく、テンションメンバー7を牽引することにより、この管路分割具2を管路1内に容易に挿通することができる。
そして管路分割具2を管路1内に挿通した後、拡張チューブ6に蒸気や温水などにより内圧を作用させて拡張させると、図1において鎖線で示すように拡張チューブ6が管路1の内面8に圧接し、管路1内が確実に三つの区画に分割される。
そして加圧状態を維持したままで拡張チューブ6を冷却することにより、拡張チューブ6の断面形状は拡張された略円形に保たれ、管路1内を分割した管路分割具2の形状が維持される。従ってこの状態で各区画にそれぞれ個別にケーブルを挿通することができると共に、ケーブルが隔壁5を越えて隣の区画に侵入し、ケーブル同士が絡まるようなことがない。
図2は本発明の管路分割具2の他の形態を示すものであって、断面形状において管路分割具2の中央に拡張チューブ6が形成されており、当該拡張チューブ6から三枚の隔壁5が放射状に延びており、その断面形状が長さ方向に連続して延びている。そしてその隔壁5のうちの一枚の内端部に、ロープ、ワイヤーなどのテンションメンバー7が埋入されている。
而して管路分割具2を管路1に挿通する際には、拡張チューブ6を収縮させておくことにより、隔壁5の外端縁は管路1の内面8から離れていて、大きな摩擦抵抗なく挿通することができ、挿通した後に先と同様に拡張チューブ6を拡張させることにより、図2に鎖線で示すように隔壁5が外方に押し拡げられて外端縁が管路1の内面8に圧接し、管路1内を三つの区画に分割する。
以上の説明においては、隔壁5は三つ設けられており、管路1内を均等に三つの区画に分割するようになっているが、本発明はこれに限定されるものではない。隔壁5の数は三つに限らず、さらに多数設けられていてもよく、またこの隔壁5で分割される区画の大きさや形状は、異るものであっても差し支えない。
また図1のように隔壁5の外端に拡張チューブ6を形成する場合において、図1においては三つの隔壁5にそれぞれ拡張チューブ6が設けられているが、一部の隔壁5のみに拡張チューブ6を形成し、その拡張チューブ6の拡張により管路分割具2が管路1内で偏倚することによって、他の隔壁5を管路1の内面8に圧接せしめることもできる。また拡張チューブ6を隔壁5の中間に設けることも可能である。
また本発明においては、拡張チューブ6を拡張する際に、蒸気や温水などの流体で拡張させることも可能であるが、拡張チューブ6内にエポキシ樹脂などの反応硬化型樹脂液を注入して拡張させ、然る後その反応硬化型樹脂液を硬化させ、拡張チューブ6が拡張した状態で管路分割具2の形状を固定するのが好ましい。
本発明の管路分割具を管路に挿通した状態の横断面図 本発明の管路分割具の他の例を示す横断面図
符号の説明
1 管路
2 管路分割具
5 隔壁
6 拡張チューブ
7 テンションメンバー
8 管路の内面

Claims (6)

  1. 断面形状において、放射状に延びる複数の隔壁(5)を有すると共に、その隔壁(5)の一部に拡張チューブ(6)が形成され、その断面形状が長さ方向に延びていることを特徴とする、管路分割具
  2. 前記管路分割具(2)の断面形状における中央付近に、長さ方向に延びるテンションメンバー(7)が埋入されていることを特徴とする、請求項1に記載の管路分割具
  3. 前記拡張チューブ(6)が、前記隔壁(5)の端縁部に沿って形成されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の管路分割具
  4. 前記拡張チューブ(6)が、管路分割具(2)の断面形状の略中央部に沿って形成されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の管路分割具
  5. 管路(1)内に、請求項1、2、3又は4に記載の管路分割具(2)を挿通し、当該管路分割具(2)における前記拡張チューブ(6)を内圧により拡張させ、前記隔壁(5)の端縁を管路(1)の内面(8)に圧接せしめることを特徴とする、管路分割方法
  6. 前記拡張チューブ(6)内に反応硬化型樹脂液を圧入して拡張させ、隔壁(5)の端縁を管路(1)の内面に圧接せしめた状態で、前記反応硬化型樹脂液を硬化させることを特徴とする、請求項5に記載の管路分割方法
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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