JP2005159132A - 素子収容体の製造方法および素子収容体の製造装置 - Google Patents

素子収容体の製造方法および素子収容体の製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005159132A
JP2005159132A JP2003397284A JP2003397284A JP2005159132A JP 2005159132 A JP2005159132 A JP 2005159132A JP 2003397284 A JP2003397284 A JP 2003397284A JP 2003397284 A JP2003397284 A JP 2003397284A JP 2005159132 A JP2005159132 A JP 2005159132A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
corner
edge
package
manufacturing
lid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003397284A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4246043B2 (ja
Inventor
Seijuro Sunaga
誠寿郎 須永
Tadashi Saito
正 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Pioneer FA Corp
Original Assignee
Pioneer FA Corp
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer FA Corp, Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer FA Corp
Priority to JP2003397284A priority Critical patent/JP4246043B2/ja
Publication of JP2005159132A publication Critical patent/JP2005159132A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4246043B2 publication Critical patent/JP4246043B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/15Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/161Cap
    • H01L2924/1615Shape
    • H01L2924/16195Flat cap [not enclosing an internal cavity]

Landscapes

  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

【課題】 基体に対する蓋体の位置決め精度を向上させることができる素子収容体を提供すること。
【解決手段】 水晶振動子が設置された凹部と当該凹部の周囲に設けられた縁部とを有するパッケージ110と、縁部に接合可能に形成された周部121を有するリット120と、を備える圧電発振器の製造方法において、バンプ150を縁部に配置する配置工程と、周部121をバンプ150に当接させることによりパッケージ110に対してリット120を位置決めし、パッケージ110にリット120を載置する載置工程と、バンプ150を変形させることにより周部121を縁部に係止する係止工程と、周部121を縁部に接合することにより凹部を密封する密封工程と、を含むように圧電発振器の製造方法を構成する。
【選択図】 図11

Description

本願は、水晶振動子、弾性表面波素子、半導体素子などの素子を収容する素子収容体の技術分野に属する。
従来、この種の素子収容体の一例として、水晶共振子を収容する水晶発振器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような従来の水晶発振器は、水晶共振子が設置された凹部を有する容器本体(本願における基体に相当するもの)と、容器本体の凹部を密封する蓋部(本願における蓋体に相当するもの)とを備えている。そして、容器本体の凹部を密封する工程では、容器本体に対して蓋部を位置決めし、容器本体と蓋部とを溶接するようになっている。
特開平6−152296号公報(第2頁、第2図)
しかしながら、上述した従来の素子収容体では、作業者の手作業によって基体に対して蓋体を位置決めしているので、作業者の熟練度によって基体に対する蓋体の位置決め精度が異なり、基体に対する蓋体の位置決め精度を向上させることが困難であるという事情があった。
そこで、本願は、上述した事情を鑑みてなされたものであり、その課題の一例として、基体に対する蓋体の位置決め精度を向上させることができる素子収容体を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、請求項1に記載の素子収容体の製造方法は、素子が設置された凹部と当該凹部の周囲に設けられた縁部とを有する基体と、前記縁部に接合可能に形成された周部を有する蓋体と、を備える素子収容体の製造方法において、前記基体に対して前記蓋体を位置決めするための位置決め部材を前記縁部に配置する配置工程と、前記周部を前記位置決め部材に当接させることにより前記基体に対して前記蓋体を位置決めし前記基体に前記蓋体を載置する載置工程と、前記位置決め部材を変形させることにより前記周部を前記縁部に係止する係止工程と、前記周部を前記縁部に接合することにより前記凹部を密封する密封工程と、を含むことを特徴とする構成を有している。
また、請求項7に記載の素子収容体の製造装置は、素子が設置された凹部と当該凹部の周囲に設けられた縁部とを有する基体と、前記縁部に接合可能に形成された周部を有する蓋体と、を備える素子収容体の製造装置において、前記基体に対して前記蓋体を位置決めするための位置決め部材を前記縁部に配置する配置手段と、前記周部を前記位置決め部材に当接させることにより前記基体に対して前記蓋体を位置決めし前記基体に前記蓋体を載置する載置手段と、前記位置決め部材を変形させることにより前記周部を前記縁部に係止する係止手段と、前記周部を前記縁部に接合することにより前記凹部を密封する密封手段と、備えることを特徴とする構成を有している。
以下、本願を実施するための最良の形態について図面に基づいて説明する。なお、以下説明する実施形態は、本願に係る素子収容体を、例えば、水晶振動子を収容する圧電発振器に適用した場合の実施形態を示している。
具体的には、本実施形態における圧電発振器は、各種電子機器の動作を制御するための基準周波数信号の発生源として用いられるものである。
まず、本実施形態における圧電発振器の構成ついて図1から図3を用いて説明する。なお、図1は、本実施形態における圧電発振器の分解斜視図であり、図2は、図1に示した圧電発振器の断面図であり、図3は、図1に示した圧電発振器の平面図である。
本実施形態における圧電発振器100は、図1から図3に示すように、基体の一例としてのパッケージ110と、蓋体の一例としてのリット120と、素子の一例としての水晶振動子130とを備えている。
パッケージ110は、アルミナ、LTCC(Low Temperature Co-fired Ceramic)等のセラミック、ガラスエポキシなどの絶縁性材料によって形成された箱状の部材であり、パッケージ110の一面に開口する凹部111と当該凹部111の周囲に設けられた縁部112とを有している。
パッケージ110の凹部111には、水晶振動子130が設置されており、当該設置された水晶振動子130から出力された電気信号をパッケージ110の外部に出力する板状の端子113を含む回路素子が配設されている。このように、本実施形態におけるパッケージ110は、所謂「表面実装型パッケージ(SMD(Surface Mount Device))」である。
パッケージ110の縁部112には、パッケージ110とリット120との接合性を向上させる下地としての機能を有する金属層であるシームリング114が配設されている。シームリング114は、パッケージ110の縁部112にW+Ni+Auなどのメッキを施すことにより形成された環状の部材である。
リット120は、コバール(Ni−Co−Fe合金)などの母材にNiなどのメッキを施すことにより形成された板状の部材であり、パッケージ110の縁部112に接合可能に形成された周部121を有している。
リット120をパッケージ110に実装する際には、電子ビーム溶接、抵抗溶接、金錫(リフロー)溶接などの方法が用いられる。このうち、電子ビーム溶接では、COレーザ、YAG(Yttrium Aluminium Garnet)レーザなどの電子ビームを照射することにより、リット120の周部121とパッケージ110の縁部112とを溶着してリット120の周部121をパッケージ110の縁部112に接合するようになっている。このように接合されたリット120は、パッケージ110の凹部111を密封するようになっている。
水晶振動子130は、端子113に向かい合う電極131を水晶片132の両面に配設することにより形成された板状の部材である。
水晶振動子130をパッケージ110に実装する際には、Si系Agペースト、エポキシ系Agペーストなどの導電性接着剤を電極131と端子113との間に介在させることにより、水晶振動子130をパッケージ110に接合するようになっている。このように接合された水晶振動子130は、一端部が端子113に支持されるとともに他端部が振動可能になっており、水晶片132の変形量に応じた電気信号を端子113に出力するようになっている。
次に、本実施形態における圧電発振器の製造装置ついて図4から図17を用いて説明する。なお、図4は、本実施形態におけるシート基板の斜視図であり、図5は、図4に示したシート基板に形成されたパッケージの斜視図であり、図6は、本実施形態におけるパッケージ、リットおよび搬送ユニットの部分断面図であり、図7は、本実施形態におけるパッケージ、搬送ユニットおよびバンプボンダの部分断面図であり、図8は、図7に示したパッケージの平面図であり、図9は、本実施形態におけるバンプの側面図であり、図10は、図7に示したパッケージの平面図であり、図11は、本実施形態におけるパッケージ、リット、搬送ユニットおよび実装ヘッドの部分断面図であり、図12は、図11に示したパッケージおよびリットの平面図であり、図13は、図11に示したパッケージおよびリットの平面図であり、図14は、本実施形態におけるパッケージ、リット、搬送ユニットおよび実装ヘッドの部分断面図であり、図15は、図14に示したパッケージおよびリットの平面図であり、図16は、本実施形態におけるパッケージ、リット、搬送ユニットおよび溶接ユニットの部分断面図であり、図17は、図16に示したパッケージおよびリットの平面図である。
上述したパッケージ110は、図4に示すように、複数のパッケージ110が形成されたシート基板117として、下述する搬送ユニット161に供給されるようになっている。このように供給されたパッケージ110によれば、図5に示すように、上述したパッケージ110の縁部112は、第1の角部141と、当該第1の角部141に向かい合う第2の角部142とを有している。また、上述したシームリング114は、パッケージ110の縁部112に沿って配設された環部115と、当該環部115から外周側に突出する4つの台部116とを有している。シームリング114の台部116は、パッケージ110の第1の角部141および第2の角部142に配置されており、隣接するシームリングの台部に干渉しないようになっている。
本実施形態における圧電発振器の製造装置は、図6から図17に示すように、準備手段の一例としての搬送ユニット161と、配置手段の一例としてのバンプボンダ162と、載置手段および係止手段の一例としての実装ヘッド163と、密封手段および除去手段の一例としての溶接ユニット164とを備えている。
搬送ユニット161は、図6に示すように、パッケージ110を搬送する第1のテーブル165と、リット120を搬送する第2のテーブル166とを備えており、パッケージ110とリット120とを所定位置に準備するようになっている。このときに、水晶振動子130は、上述したようにパッケージ110に実装されている。
バンプボンダ162は、図7および図8に示すように、パッケージ110に対してリット120を位置決めするための位置決め部材の一例としての4つのバンプ150をパッケージ110の縁部112に配置するようになっている。バンプ150は、Au、Al、Cuなどの金属材料によって形成された柱状の部材であり、シームリング114の台部116に接合されてパッケージ110の第1の角部141および第2の角部142に配置される。
バンプ150をパッケージ110に実装する際には、ワイヤボンディング、メッキなどの方法が用いられる。このうち、ワイヤボンディングでは、キャビラリ167に挿通されたAu、Al、Cuなどの金属細線(ワイヤ)168の先端部をスパークさせることにより金属細線168の先端部にボールを形成し、当該形成されたボールをシームリング114の台部116に溶着(ボンディング)した後に金属細線168の先端部からボールを切り離し、当該切り離されたボールによってバンプ150を形成するようになっている。このように形成されたバンプ150は、キャビラリ167の先端形状によって、鐘状(図9(a)参照)、樽状(図9(b)参照)などに形成することが可能である。
なお、本実施形態では、パッケージ110の縁部112が第1の角部141と当該第1の角部141に向かい合う第2の角部142とを有し、バンプ150がシームリング114の台部116に接合されてパッケージ110の第1の角部141および第2の角部142に配置されているが、これに限らず、図10に示すように、パッケージ110の縁部112が第1の角部141と当該第1の角部141に向かい合う第2の角部142と第3の角部143と当該第3の角部143に向かい合う第4の角部144とを有し、バンプ150がシームリング114の台部116に接合されてパッケージ110の第1の角部141、第2の角部142、第3の角部143および第4の角部144に配置されてもよい。
実装ヘッド163は、リット120を着脱自在に保持し、当該保持されたリット120を第2のテーブル166から第1のテーブル165に搬送するようになっている。そして、実装ヘッド163は、図11および図12に示すように、リット120の周部121をバンプ150に当接させることによりパッケージ110に対してリット120を位置決めし、パッケージ110にリット120を載置するようになっている。即ち、バンプ150は、リット120の2つの角部に当接することによりパッケージ110に対してリット120を位置決めするように配置されている。
なお、本実施形態では、バンプ150がリット120の2つの角部に当接することによりパッケージ110に対してリット120を位置決めするように配置されているが、これに限らず、図13に示すように、バンプ150がリット120の4つの角部に当接することによりパッケージ110に対してリット120を位置決めするように配置されてもよい。
さらに、実装ヘッド163は、図14および図15に示すように、バンプ150を押圧して内周側に変形させることによりリット120の周部121をパッケージ110の縁部112に係止するようになっている。これにより、リット120は、パッケージ110に対して仮止めされる。
溶接ユニット164は、図16および図17に示すように、リット120の周部121をパッケージ110の縁部112に接合することによりパッケージ110の凹部111を密封するようになっている。このときに、溶接ユニット164は、パッケージ110の縁部112からバンプ150を除去するようになっている。
具体的には、溶接ユニット164は、電子ビーム169を照射することにより、リット120の周部121とパッケージ110の縁部112とを溶着してリット120の周部121をパッケージ110の縁部112に接合するとともに、バンプ150を溶融してパッケージ110の縁部112からバンプ150を除去するようになっている。これにより、リット120は、パッケージ110に対して本溶接される。
このように、シート基板117に形成された複数の圧電発振器100は、図2および図3に示すように、図示しないダイシングユニットによって単体の圧電発振器100に分割(ダイシング)されるようになっている。このときに、シームリング114の台部116は、ダイシングユニットのカッタによって切断され、シームリング114の環部115から除去されるようになっている。
次に、本実施形態における圧電発振器の製造方法について図18を用いて説明する。なお、図18は、本実施形態における圧電発振器の製造方法を示すフローチャートである。
本実施形態における圧電発振器の製造方法によれば、まず、搬送ユニット161は、図6に示すように、パッケージ110とリット120とを所定位置に準備する(ステップS101)。このときに、水晶振動子130は、上述したようにパッケージ110に実装されている。
次いで、バンプボンダ162は、図7および図8に示すように、4つのバンプ150をパッケージ110の縁部112に配置する(ステップS102)。このときに、バンプ150は、シームリング114の台部116に接合されてパッケージ110の第1の角部141および第2の角部142に配置される。
次いで、実装ヘッド163は、リット120を着脱自在に保持し、当該保持されたリット120を第2のテーブル166から第1のテーブル165に搬送する。そして、実装ヘッド163は、図11および図12に示すように、リット120の周部121をバンプ150に当接させることによりパッケージ110に対してリット120を位置決めし、パッケージ110にリット120を載置する(ステップS103)。即ち、バンプ150は、リット120の2つの角部に当接することによりパッケージ110に対してリット120を位置決めするように配置されている。
さらに、実装ヘッド163は、図14および図15に示すように、バンプ150を押圧して内周側に変形させることによりリット120の周部121をパッケージ110の縁部112に係止する(ステップS104)。これにより、リット120は、パッケージ110に対して仮止めされる。
次いで、溶接ユニット164は、図16および図17に示すように、リット120の周部121をパッケージ110の縁部112に接合することによりパッケージ110の凹部111を密封する(ステップS105)。このときに、溶接ユニット164は、パッケージ110の縁部112からバンプ150を除去する(ステップS106)。
具体的には、溶接ユニット164は、電子ビーム169を照射することにより、リット120の周部121とパッケージ110の縁部112とを溶着してリット120の周部121をパッケージ110の縁部112に接合するとともに、バンプ150を溶融してパッケージ110の縁部112からバンプ150を除去する。これにより、リット120は、パッケージ110に対して本溶接される。
最後に、シート基板117に形成された複数の圧電発振器100は、図2および図3に示すように、図示しないダイシングユニットによって単体の圧電発振器100に分割(ダイシング)される(ステップS107)。このときに、シームリング114の台部116は、ダイシングユニットのカッタによって切断され、シームリング114の環部115から除去されて(ステップS108)、工程を終了する。
以上説明したように、本実施形態では、圧電発振器100の製造方法は、水晶振動子130が設置された凹部111と当該凹部111の周囲に設けられた縁部112とを有するパッケージ110と、縁部112に接合可能に形成された周部121を有するリット120と、を備える圧電発振器100の製造方法において、パッケージ110に対してリット120を位置決めするためのバンプ150を縁部112に配置する配置工程と、周部121をバンプ150に当接させることによりパッケージ110に対してリット120を位置決めしパッケージ110にリット120を載置する載置工程と、バンプ150を変形させることにより周部121を縁部112に係止する係止工程と、周部121を縁部112に接合することにより凹部111を密封する密封工程と、を含むことを特徴とする構成を有している。
この構成により、本実施形態では、周部121をバンプ150に当接させることによりパッケージ110に対してリット120を位置決めし、バンプ150を変形させることにより周部121を縁部112に係止(仮止め)するので、パッケージ110に対するリット120の位置決め精度を向上させることができ、特に、複数のパッケージ110が形成されたシート基板117を用いて製造される小型の素子収容体(例えば、2×1.6mm、2×2.5mmなど)に対して有効である。
また、本実施形態では、圧電発振器100の製造方法は、周部121が縁部112に接合されたときに縁部112からバンプ150を除去する除去工程を含むことを特徴とする構成を有している。
この構成により、本実施形態では、周部121が縁部112に接合されたときに縁部112からバンプ150を除去するので、位置決め部材であるバンプ150の痕跡を残すことなく圧電発振器100を製造することができる。
また、本実施形態では、圧電発振器100の製造方法は、縁部112は、第1の角部141と当該第1の角部141に向かい合う第2の角部142とを有し、バンプ150は、第1の角部141および第2の角部142に配置されることを特徴とする構成を有している。
この構成により、本実施形態では、バンプ150によってリット120を確実に位置決めすることができ、パッケージ110に対するリット120の位置決め精度を向上させることができる。
また、本実施形態では、圧電発振器100の製造方法は、バンプ150は、リット120の2つの角部に当接することによりパッケージ110に対してリット120を位置決めするように配置されることを特徴とする構成を有している。
この構成により、本実施形態では、バンプ150によってリット120を確実に位置決めすることができ、パッケージ110に対するリット120の位置決め精度を向上させることができる。
また、本実施形態では、圧電発振器100の製造方法は、縁部112は、第1の角部141と当該第1の角部141に向かい合う第2の角部142と第3の角部143と当該第3の角部143に向かい合う第4の角部144とを有し、バンプ150は、第1の角部141、第2の角部142、第3の角部143および第4の角部144に配置されることを特徴とする構成を有してもよい。
この構成により、本実施形態では、バンプ150によってリット120を確実に位置決めすることができ、パッケージ110に対するリット120の位置決め精度を向上させることができる。
また、本実施形態では、圧電発振器100の製造方法は、バンプ150は、リット120の4つの角部に当接することによりパッケージ110に対してリット120を位置決めするように配置されることを特徴とする構成を有してもよい。
この構成により、本実施形態では、バンプ150によってリット120を確実に位置決めすることができ、パッケージ110に対するリット120の位置決め精度を向上させることができる。
また、本実施形態では、圧電発振器100の製造装置は、水晶振動子130が設置された凹部111と当該凹部111の周囲に設けられた縁部112とを有するパッケージ110と、縁部112に接合可能に形成された周部121を有するリット120と、を準備する搬送ユニット161と、パッケージ110に対してリット120を位置決めするためのバンプ150を縁部112に配置するバンプボンダ162と、周部121をバンプ150に当接させることによりパッケージ110に対してリット120を位置決めしパッケージ110にリット120を載置するとともに、バンプ150を変形させることにより周部121を縁部112に係止する実装ヘッド163と、周部121を縁部112に接合することにより凹部111を密封する溶接ユニット164と、を備えることを特徴とする構成を有している。
この構成により、本実施形態では、周部121をバンプ150に当接させることによりパッケージ110に対してリット120を位置決めし、バンプ150を変形させることにより周部121を縁部112に係止(仮止め)するので、パッケージ110に対するリット120の位置決め精度を向上させることができ、特に、複数のパッケージ110が形成されたシート基板117を用いて製造される小型の素子収容体(例えば、2×1.6mm、2×2.5mmなど)に対応することが可能である。
また、本実施形態では、圧電発振器100の製造装置は、周部121が縁部112に接合されたときに縁部112からバンプ150を除去する溶接ユニット164を備えることを特徴とする構成を有している。
この構成により、本実施形態では、周部121が縁部112に接合されたときに縁部112からバンプ150を除去するので、位置決め部材であるバンプ150の痕跡を残すことなく圧電発振器100を製造することができる。
また、本実施形態では、圧電発振器100の製造装置は、縁部112は、第1の角部141と当該第1の角部141に向かい合う第2の角部142とを有し、バンプ150は、第1の角部141および第2の角部142に配置されることを特徴とする構成を有している。
この構成により、本実施形態では、バンプ150によってリット120を確実に位置決めすることができ、パッケージ110に対するリット120の位置決め精度を向上させることができる。
また、本実施形態では、圧電発振器100の製造装置は、バンプ150は、リット120の2つの角部に当接することによりパッケージ110に対してリット120を位置決めするように配置されることを特徴とする構成を有している。
この構成により、本実施形態では、バンプ150によってリット120を確実に位置決めすることができ、パッケージ110に対するリット120の位置決め精度を向上させることができる。
また、本実施形態では、圧電発振器100の製造装置は、縁部112は、第1の角部141と当該第1の角部141に向かい合う第2の角部142と第3の角部143と当該第3の角部143に向かい合う第4の角部144とを有し、バンプ150は、第1の角部141、第2の角部142、第3の角部143および第4の角部144に配置されることを特徴とする構成を有してもよい。
この構成により、本実施形態では、バンプ150によってリット120を確実に位置決めすることができ、パッケージ110に対するリット120の位置決め精度を向上させることができる。
また、本実施形態では、圧電発振器100の製造装置は、バンプ150は、リット120の4つの角部に当接することによりパッケージ110に対してリット120を位置決めするように配置されることを特徴とする構成を有してもよい。
この構成により、本実施形態では、バンプ150によってリット120を確実に位置決めすることができ、パッケージ110に対するリット120の位置決め精度を向上させることができる。
なお、本実施形態では、本願に係る素子収容体を、例えば、水晶振動子を収容する圧電発振器に適用した場合の実施形態を示しているが、これに限らず、弾性表面波素子を収容するSAW(surface acoustic wave)フィルタ等の圧電デバイス、半導体素子を収容するLSI(Large Scale Integration)等の半導体デバイスなどの各種の電子部品に適用することが可能である。
本実施形態における圧電発振器の分解斜視図である。 図1に示した圧電発振器の断面図である。 図1に示した圧電発振器の平面図である。 本実施形態におけるシート基板の斜視図である。 図4に示したシート基板に形成されたパッケージの斜視図である。 本実施形態におけるパッケージ、リットおよび搬送ユニットの部分断面図である。 本実施形態におけるパッケージ、搬送ユニットおよびバンプボンダの部分断面図である。 図7に示したパッケージの平面図である。 本実施形態におけるバンプの側面図である。 図7に示したパッケージの平面図である。 本実施形態におけるパッケージ、リット、搬送ユニットおよび実装ヘッドの部分断面図である。 図11に示したパッケージおよびリットの平面図である。 図11に示したパッケージおよびリットの平面図である。 本実施形態におけるパッケージ、リット、搬送ユニットおよび実装ヘッドの部分断面図である。 図14に示したパッケージおよびリットの平面図である。 本実施形態におけるパッケージ、リット、搬送ユニットおよび溶接ユニットの部分断面図である。 図16に示したパッケージおよびリットの平面図である。 本実施形態における圧電発振器の製造方法を示すフローチャートである。
符号の説明
100 圧電発振器
110 パッケージ
111 凹部
112 縁部
120 リット
121 周部
130 水晶振動子
141 第1の角部
142 第2の角部
143 第3の角部
144 第4の角部
150 バンプ
161 搬送ユニット
162 バンプボンダ
163 実装ヘッド
164 溶接ユニット

Claims (12)

  1. 素子が設置された凹部と当該凹部の周囲に設けられた縁部とを有する基体と、前記縁部に接合可能に形成された周部を有する蓋体と、を備える素子収容体の製造方法において、
    前記基体に対して前記蓋体を位置決めするための位置決め部材を前記縁部に配置する配置工程と、
    前記周部を前記位置決め部材に当接させることにより前記基体に対して前記蓋体を位置決めし前記基体に前記蓋体を載置する載置工程と、
    前記位置決め部材を変形させることにより前記周部を前記縁部に係止する係止工程と、
    前記周部を前記縁部に接合することにより前記凹部を密封する密封工程と、
    を含むことを特徴とする素子収容体の製造方法。
  2. 請求項1に記載の素子収容体の製造方法において、
    前記周部が前記縁部に接合されたときに前記縁部から前記位置決め部材を除去する除去工程を含むことを特徴とする素子収容体の製造方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載の素子収容体の製造方法において、
    前記縁部は、第1の角部と当該第1の角部に向かい合う第2の角部とを有し、
    前記位置決め部材は、前記第1の角部および前記第2の角部に配置されることを特徴とする素子収容体の製造方法。
  4. 請求項3に記載の素子収容体の製造方法において、
    前記位置決め部材は、前記蓋体の2つの角部に当接することにより前記基体に対して前記蓋体を位置決めするように配置されることを特徴とする素子収容体の製造方法。
  5. 請求項1または請求項2に記載の素子収容体の製造方法において、
    前記縁部は、第1の角部と当該第1の角部に向かい合う第2の角部と第3の角部と当該第3の角部に向かい合う第4の角部とを有し、
    前記位置決め部材は、前記第1の角部、前記第2の角部、前記第3の角部および前記第4の角部に配置されることを特徴とする素子収容体の製造方法。
  6. 請求項5に記載の素子収容体の製造方法において、
    前記位置決め部材は、前記蓋体の4つの角部に当接することにより前記基体に対して前記蓋体を位置決めするように配置されることを特徴とする素子収容体の製造方法。
  7. 素子が設置された凹部と当該凹部の周囲に設けられた縁部とを有する基体と、前記縁部に接合可能に形成された周部を有する蓋体と、を備える素子収容体の製造装置において、
    前記基体に対して前記蓋体を位置決めするための位置決め部材を前記縁部に配置する配置手段と、
    前記周部を前記位置決め部材に当接させることにより前記基体に対して前記蓋体を位置決めし前記基体に前記蓋体を載置する載置手段と、
    前記位置決め部材を変形させることにより前記周部を前記縁部に係止する係止手段と、
    前記周部を前記縁部に接合することにより前記凹部を密封する密封手段と、
    を備えることを特徴とする素子収容体の製造装置。
  8. 請求項7に記載の素子収容体の製造装置において、
    前記周部が前記縁部に接合されたときに前記縁部から前記位置決め部材を除去する除去手段を備えることを特徴とする素子収容体の製造装置。
  9. 請求項7または請求項8に記載の素子収容体の製造装置において、
    前記縁部は、第1の角部と当該第1の角部に向かい合う第2の角部とを有し、
    前記位置決め部材は、前記第1の角部および前記第2の角部に配置されることを特徴とする素子収容体の製造装置。
  10. 請求項9に記載の素子収容体の製造装置において、
    前記位置決め部材は、前記蓋体の2つの角部に当接することにより前記基体に対して前記蓋体を位置決めするように配置されることを特徴とする素子収容体の製造装置。
  11. 請求項7または請求項8に記載の素子収容体の製造装置において、
    前記縁部は、第1の角部と当該第1の角部に向かい合う第2の角部と第3の角部と当該第3の角部に向かい合う第4の角部とを有し、
    前記位置決め部材は、前記第1の角部、前記第2の角部、前記第3の角部および前記第4の角部に配置されることを特徴とする素子収容体の製造装置。
  12. 請求項11に記載の素子収容体の製造装置において、
    前記位置決め部材は、前記蓋体の4つの角部に当接することにより前記基体に対して前記蓋体を位置決めするように配置されることを特徴とする素子収容体の製造装置。
JP2003397284A 2003-11-27 2003-11-27 素子収容体の製造方法および素子収容体の製造装置 Expired - Fee Related JP4246043B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003397284A JP4246043B2 (ja) 2003-11-27 2003-11-27 素子収容体の製造方法および素子収容体の製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003397284A JP4246043B2 (ja) 2003-11-27 2003-11-27 素子収容体の製造方法および素子収容体の製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005159132A true JP2005159132A (ja) 2005-06-16
JP4246043B2 JP4246043B2 (ja) 2009-04-02

Family

ID=34722480

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003397284A Expired - Fee Related JP4246043B2 (ja) 2003-11-27 2003-11-27 素子収容体の製造方法および素子収容体の製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4246043B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP4246043B2 (ja) 2009-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010200102A (ja) 圧電発振器及びその製造方法
JP2006197554A (ja) 弾性表面波デバイス及びその製造方法、icカード、携帯用電子機器
JP2010087201A (ja) 電子デバイス及び電子デバイスの製造方法
JP2006086585A (ja) 表面実装型圧電振動デバイス
JP2006303761A (ja) 表面実装型圧電発振器
JP5276411B2 (ja) 圧電デバイス
JP4246043B2 (ja) 素子収容体の製造方法および素子収容体の製造装置
JP2005129600A (ja) 金属パッケージ及びその製造方法、並びに電子デバイス
JP3922570B2 (ja) 圧電デバイスと圧電デバイス用パッケージ、圧電デバイスの製造方法、ならびに圧電デバイスを利用した携帯電話装置ならびに圧電デバイスを利用した電子機器
JP2001177347A (ja) 水晶発振器
JP2005033390A (ja) 圧電デバイスとその製造方法
JP2005353885A (ja) 電子デバイスの製造方法
JP2008182468A (ja) 圧電振動デバイスの製造方法
JP2001320256A (ja) 圧電振動デバイスの気密封止方法
JP2009284125A (ja) 水晶発振器用パッケージおよび水晶発振器
JP2007173973A (ja) 水晶デバイスの製造方法
JP2006020001A (ja) 圧電振動子の製造方法
JP2008252065A (ja) 電子部品及びその製造方法
JP2001284373A (ja) 電子部品
JP2009088699A (ja) 圧電デバイスの製造方法、及び圧電デバイス
JP2006311231A (ja) 圧電デバイスの製造方法
JP2008252795A (ja) 圧電振動デバイス
JP2015220624A (ja) 圧電デバイスの製造方法、パッケージの溶接装置
JP2001127576A (ja) 圧電振動子用パッケージの構造及び製造方法
JP5220584B2 (ja) 圧電発振器及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061019

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080929

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081007

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090106

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090107

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120116

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130116

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140116

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees