JP2005158899A - 半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】微細化に伴うストラップコンタクトの抵抗値の増加を抑制する。
【解決手段】半導体記憶装置は、半導体基板内に設けられたトレンチと、前記トレンチの内面に接するように前記半導体基板内に設けられた第1電極用の拡散層と、前記拡散層を覆うように前記トレンチの内面上に設けられたキャパシタ絶縁膜と、前記トレンチの下側部分を埋め込むように前記キャパシタ絶縁膜上に設けられた第2電極用の導電層と、前記導電層上方で前記トレンチの内面上に設けられた第1絶縁膜と、前記トレンチの中間部分を埋め込むように前記第1絶縁膜及び前記導電層上に設けられた第1導電層と、前記トレンチの上側部分を埋め込むように前記第1絶縁膜及び前記第1導電層上に設けられた第1コンタクト層と、前記第1コンタクト層に接するように前記半導体基板の表面に設けられた第2コンタクト層とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体記憶装置及びその製造方法に係り、特にメモリセルにトレンチキャパシタを有する半導体記憶装置の構造及びその製造方法に関する。
半導体集積回路は、年々、高集積化が進んでおり、特にDRAM(Dynamic Random Access Memory)ではその進歩が著しい。高集積化を進める上で、1トランジスタ,1キャパシタ型のDRAMセルでは、各部品の微細化が要求される。DRAMセルの微細化を行うと、トランジスタのソース拡散層(またはドレイン拡散層)とキャパシタの電極とを接続する配線層も、その面積や幅が縮小されてしまうため、DRAMセルとして必要な電気的特性を維持することが困難となる。
以下に、トレンチキャパシタ(trench capacitor)を有するDRAMの構造の一例を説明する。図9は、従来のDRAMにおける主要部を示す断面図である。半導体基板30内には、トレンチ31が形成されている。このトレンチ31の下部周囲の半導体基板30内には、キャパシタ電極用のN型拡散層からなるプレート電極32が設けられている。トレンチ31の下部の内面には、キャパシタの誘電膜であるNO膜33が設けられている。
トレンチ31内のNO膜33上には、キャパシタの上部電極となるポリシリコン34が設けられている。ポリシリコン34上部のトレンチ31内面には、半導体基板30に形成するトランジスタ領域とトレンチキャパシタのストレージノードとを分離するために、カラー酸化膜35が設けられている。カラー酸化膜35上のトレンチ31内には、ポリシリコン34とのコンタクトのための配線層であるポリシリコン36が設けられている。
ポリシリコン36の上には、メモリセルトランジスタのソース拡散層17とポリシリコン36とのコンタクト層であるBS(Buried Strap)コンタクト37が、半導体基板30表面と同程度の高さまで埋め込まれるように設けられている。
半導体基板30上には、ゲート絶縁膜13を介してゲート電極14が設けられている。ゲート電極14の周囲には、ゲート電極14を覆うようにゲートキャップ絶縁膜15が設けられている。ゲートキャップ絶縁膜15の両側面には、ゲート側壁絶縁膜16が設けられている。ゲート電極14の両側には、ソース拡散層17とドレイン拡散層18とが形成されている。
このように構成されたDRAMにおいて、BSコンタクトを形成する際に、その間口(メモリセルトランジスタのアクティブエリア側におけるBSコンタクトの間口)として1200〜1500Å程度確保していた。しかし、セルサイズが縮小化するにつれて、BSコンタクトからのソース拡散層17への不純物拡散によるパンチスルーの抑制が困難になってしまう。また、セルサイズが縮小化するにつれて、BSコンタクトの体積が小さくなり、或いはBSコンタクトの間口が小さくなるため、BSコンタクトの抵抗値が増加してしまう。
これらの問題を解決する方法の一つとして、半導体基板の表面にストラップコンタクトを形成するSS(Surface Strap)コンタクトの採用が考えられる。しかし、SSコンタクトを形成する場合、トレンチキャパシタの上部に形成された酸化膜(Trench Top Oxide、以後TTOと称す)をエッチバックして配線層としてのポリシリコン36を露出する必要がある。この際、トレンチの側壁に設けられたカラー酸化膜も同時にエッチングされてしまう。従って、例えばポリシリコンを埋めることでSSコンタクトを形成する場合には、トレンチの側壁にできた窪み部分の埋め込み性が悪化し、ボイドなどが発生する懸念がある。このボイド等の発生は、膜はがれ或いはBSコンタクトの抵抗値の増加等の原因となってしまう。
ポリシリコンの埋め込みではなくシリコンのエピタキシャル成長によりSSコンタクトを形成する場合には、トレンチの側壁の窪み部分がシリコンの結晶成長によりうまくブリッジされない、或いは自然酸化膜除去の為の水素アニールによりシリコン基板やポリシリコンがマイグレーション(migration)により変形するという懸念もある。
またこの種の関連技術として、トレンチ構造を有するゲインセルを、DRAMに近い構成で面積の増大なしに実現する提案がなされている。
特開2002−118240号公報
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたもので、微細化に伴うストラップコンタクトの抵抗値の増加を抑制し、且つストラップコンタクトの埋め込み性の悪化によるメモリセルの機能低下を防止することができる半導体記憶装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の視点に係る半導体記憶装置は、半導体基板と、前記半導体基板内に設けられたトレンチと、前記トレンチの内面に接するように前記半導体基板内に設けられた第1電極用の拡散層と、前記拡散層を覆うように前記トレンチの内面上に設けられたキャパシタ絶縁膜と、前記トレンチの下側部分を埋め込むように前記キャパシタ絶縁膜上に設けられた第2電極用の導電層と、前記導電層上方で前記トレンチの内面上に設けられた第1絶縁膜と、前記トレンチの中間部分を埋め込むように前記第1絶縁膜及び前記導電層上に設けられた第1導電層と、前記トレンチの上側部分を埋め込むように前記第1絶縁膜及び前記第1導電層上に設けられた第1コンタクト層と、前記第1コンタクト層に接するように前記半導体基板の表面に設けられた第2コンタクト層と、ソース及びドレインを有し、前記ソース或いはドレインが前記第1及び第2コンタクト層に接するように前記半導体基板の表面に設けられたトランジスタとを有する。
また本発明の第2の視点に係る半導体記憶装置の製造方法は、半導体基板にトレンチを形成する工程と、前記トレンチの内面に接するように前記半導体基板内に第1電極用の拡散層を形成する工程と、前記トレンチ内面の前記拡散層上にキャパシタ絶縁膜を形成する工程と、前記トレンチの下側部分を埋め込むように前記キャパシタ絶縁膜上に第2電極用の導電層を形成する工程と、前記導電層上方で前記トレンチの内面上に第1絶縁膜を形成する工程と、前記トレンチの中間部分を埋め込むように前記第1絶縁膜及び前記導電層上に第1導電層を形成する工程と、前記トレンチの上側部分を埋め込むように前記第1絶縁膜及び前記第1導電層上に第1コンタクト層を形成する工程と、前記半導体基板の表面に、ソース及びドレインを有し且つ前記ソース或いはドレインが前記第1コンタクト層に接するようにトランジスタを形成する工程と、前記第1コンタクト層及び前記ソース或いはドレインに接するように前記半導体基板表面に第2コンタクト層を形成する工程とを有する。
本発明によれば、微細化に伴うストラップコンタクトの抵抗値の増加を抑制し、且つストラップコンタクトの埋め込み性の悪化によるメモリセルの機能低下を防止することができる半導体記憶装置及びその製造方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、同一の機能及び構成を有する構成要素については、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置の構造における主要部を示す断面図である。
例えばシリコンからなる半導体基板1内には、トレンチ4が形成されている。このトレンチ4の下部周囲の半導体基板1内には、キャパシタ電極用のN型拡散層からなるプレート電極5が設けられている。トレンチ4の下部の内面には、例えばシリコン窒化膜がプレート電極5に接して設けられている。さらにこのシリコン窒化膜の表面にシリコン酸化膜が形成されて、あわせてキャパシタの誘電膜であるNO膜6が設けられている。
トレンチ4内のNO膜6上には、キャパシタの上部電極となるポリシリコン7が設けられている。このポリシリコン7は、例えばAsをドープしたアモルファスシリコンを充填して形成されている。ポリシリコン7上部のトレンチ4内面には、半導体基板1に形成するトランジスタ領域とトレンチキャパシタのストレージノードとを分離するために、カラー酸化膜8が設けられている。カラー酸化膜8上のトレンチ4内には、ポリシリコン7とのコンタクトのための配線層であるポリシリコン9が設けられている。このポリシリコン9は、例えばAsをドープしたアモルファスシリコンを充填して形成されている。
ポリシリコン9の上には、メモリセルトランジスタのソース拡散層17とポリシリコン9とのコンタクト層であるBSコンタクト10が、半導体基板1表面と同程度の高さまで埋め込まれるように設けられている。このBSコンタクト10は、例えばAsをドープしたアモルファスシリコンを充填して形成されている。
半導体基板1の表面付近には、隣接するトレンチキャパシタとの間を分離するために、素子分離領域11が設けられている。半導体基板1上には、ゲート絶縁膜13を介してゲート電極14が設けられている。ゲート電極14の周囲には、ゲート電極14を覆うようにゲートキャップ絶縁膜15が設けられている。ゲートキャップ絶縁膜15の両側面には、ゲート側壁絶縁膜16が設けられている。ゲート電極14の両側の半導体基板1内には、ソース拡散層17とドレイン拡散層18とが形成されている。ドレイン拡散層18には、例えばビット線(図示せず)が接続される。
また、素子分離領域11上には、他のメモリセルトランジスタを構成するパスゲート電極19が設けられている。パスゲート電極19には、ゲートキャップ絶縁膜20とゲート側壁絶縁膜21とが設けられている。ゲート電極14とパスゲート電極19とは、ワード線として機能する。
ソース拡散層17及びBSコンタクト10上には、ソース拡散層17とポリシリコン9とのコンタクト層であるSSコンタクト12が設けられている。このSSコンタクト12は、例えばリン(P)をドープしたアモルファスシリコンを充填して形成されている。このようにして、図1に示す半導体記憶装置が構成されている。
次に、図1に示した半導体記憶装置の製造方法を図1〜5を参照して説明する。
図2において、半導体基板1の上に、膜厚20Å程度のシリコン酸化膜2を形成する。このシリコン酸化膜2の上に、膜厚2200Å程度のシリコン窒化膜3を形成する。次に、半導体基板1に到達するようにトレンチ4を形成する。このトレンチ4は、所定の大きさの開口部及び深さを有するように、例えばフォトリソグラフィ法とドライエッチング法とを用いて形成する。
次に、半導体基板1内にN型の不純物(例えば、As)を拡散させることで、プレート電極5を形成する。具体的には、Asをドープしたシリケートガラスを半導体基板1内に堆積する。続いて、Asを半導体基板1内に拡散させるために、1000℃以上の高温でアニールする。これにより、プレート電極5を形成する。その後、トレンチ4内部のシリケートガラスを除去する。このプレート電極5は、半導体基板1の表面から1.5μmよりも深い位置に形成されているトレンチ4を覆うように形成する。
次に、図3において、トレンチ4の下部の内面にキャパシタの誘電膜である膜厚20〜30Å程度のNO膜6を形成する。具体的には、トレンチ4内面の半導体基板1を薄く窒化してシリコン窒化膜を形成し、さらにこのシリコン窒化膜の表面を薄く酸化する。これにより、トレンチ4の内面の半導体基板1上にNO膜6が形成される。次に、キャパシタの上部電極となるポリシリコン7を形成する。このポリシリコン7は、Asをドープしたアモルファスシリコンを、NO膜6上に堆積することにより形成する。そして、ポリシリコン7とNO膜6とを、半導体基板1の表面から1.0μm程度までエッチバックする。
次に、トレンチ4内面の半導体基板1に、熱酸化法を用いて膜厚60Å程度の酸化膜(図示せず)を形成する。次に、ポリシリコン7上部のトレンチ4内面に、膜厚300Å程度のカラー酸化膜8を堆積する。そして、ドライエッチング法により、ポリシリコン7上のカラー酸化膜8を除去し、ポリシリコン7へのコンタクト形成のための開口部を形成する。
次に、図4において、Asをドープしたアモルファスシリコンをカラー酸化膜8及びポリシリコン7上のトレンチ4内に堆積することにより、ポリシリコン9を形成する。そして、ポリシリコン9を半導体基板1の表面から300Å程度までエッチバックする。さらに、カラー酸化膜8をウェットエッチング法により、半導体基板1の表面から500Å程度までエッチングする。この工程は、ポリシリコン9を十分に露出するためのものである。
次に、図5において、Asをドープしたアモルファスシリコンを、ポリシリコン9上のトレンチ4内に堆積することにより、BSコンタクト10を形成する。そして、BSコンタクト10を半導体基板1の表面と同程度の高さまでエッチバックする。
次に、フォトリソグラフィ法により、素子分離領域形成予定領域にSTI(Shallow Trench Isolation)形成用のフォトレジスト(図示せず)を形成する。そして、このフォトレジストをマスクとして、STI形成予定領域のカラー酸化膜8、ポリシリコン9、BSコンタクト10、及び半導体基板1をエッチングによって除去する。さらに、素子分離用溝内に絶縁膜(例えば、シリコン酸化膜)を埋め込んで素子分離領域11を形成する。これにより、隣接するトレンチキャパシタとの間を分離する。次に、従来と同様の工程により、トランジスタを形成する。
次に、図1において、TTO、ソース拡散層17及びドレイン拡散層18上の絶縁膜をエッチバックする。そして、半導体基板1表面に、膜厚1500Å程度のSSコンタクト12を形成する。このSSコンタクト12は、Pをドープしたアモルファスシリコンを、ソース拡散層17及びBSコンタクト10の上にゲート側壁絶縁膜16,21及び素子分離領域11をマスクとして堆積することにより形成する。このようにして、図1に示す半導体記憶装置が形成される。
このように構成された半導体記憶装置は、トレンチキャパシタの上部電極(ポリシリコン7)に接続された配線層(ポリシリコン9)とメモリセルトランジスタのソース拡散層17とを接続するストラップコンタクトとして、半導体基板1に埋め込まれたBSコンタクト10と半導体基板1表面に形成されたSSコンタクト12とを有している。よって、ソース拡散層17とストラップコンタクトとの接触面積を大きくすることができる。
また、セルサイズの縮小に伴い、BSコンタクト10のソース拡散層17側の間口が減少することで、BSコンタクト10とソース拡散層17との接触面積が小さくなる。しかし、本実施形態の半導体記憶装置は、SSコンタクト12を備えているため、ストラップコンタクトとソース拡散層17とのコンタクト抵抗値が増加するのを防止することができる。さらに、BSコンタクト10の間口を確保するためのカラー酸化膜8をエッチバックする深さの調整等を行う必要がない。
以上詳述したように本実施形態によれば、ソース拡散層17とストラップコンタクトとの接触面積を大きくすることができるため、コンタクト抵抗値を低くすることができる。
また、カラー酸化膜8の半導体基板1表面からの深さが変動することによりBSコンタクトの間口が変動しても、コンタクト抵抗値への影響を抑制することができる。これにより、カラー酸化膜8の上面の位置を半導体基板1表面から浅くすることができる。
また、SSコンタクトのみを形成する場合と比べて、カラー酸化膜8上部のトレンチ4側壁に形成される窪み部分にポリシリコンを形成する際の埋め込み性の悪化を抑制することができる。
また本実施形態では、BSコンタクト10を形成した後にSSコンタクト12を形成するようにしている。すなわち、BSコンタクト10とSSコンタクト12とを別工程により形成している。BSコンタクトとSSコンタクトとを同時に埋め込んで1つのSSコンタクトとする場合、TTOをエッチバックするときにカラー酸化膜8も同時にエッチングしてしまうので、カラー酸化膜8のエッチバックの制御性が悪くなる。一方本実施形態では、ポリシリコン9を形成した後、カラー酸化膜8のみをウェットエッチング法によりエッチバックしているため、カラー酸化膜8を制御性よくエッチバックすることができる。
(第2の実施形態)
図6は、本発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置の構造における主要部を示す断面図である。
ポリシリコン7上部のトレンチ4内面には、半導体基板1に形成するトランジスタ領域とトレンチキャパシタのストレージノードとを分離するために、カラー酸化膜22が設けられている。カラー酸化膜22上のトレンチ4内には、ポリシリコン7とのコンタクトのための配線層であるポリシリコン23が設けられている。なお、カラー酸化膜22は、当該カラー酸化膜22の上面の位置が、ポリシリコン23の上面の位置より高く形成されている。
ポリシリコン23の上には、メモリセルトランジスタのソース拡散層17とポリシリコン23とのコンタクト層であるBSコンタクト24が、半導体基板1表面と同程度の高さまで埋め込まれるように設けられている。ソース拡散層17及びBSコンタクト10上には、ソース拡散層17とポリシリコン9とのコンタクト層であるSSコンタクト12が設けられている。
次に、図6に示した半導体記憶装置の製造方法を図6,7を参照して説明する。
図7において、ポリシリコン7上部のトレンチ4内面に、膜厚300Å程度のカラー酸化膜22を堆積する。そして、ドライエッチング法により、ポリシリコン7上のカラー酸化膜22を除去し、ポリシリコン7へのコンタクト形成のための開口部を形成する。
次に、Asをドープしたアモルファスシリコンをカラー酸化膜22及びポリシリコン7上のトレンチ4内に堆積することにより、ポリシリコン23を形成する。そして、ポリシリコン23を半導体基板1の表面から800Å程度までエッチバックする。
次に、ポリシリコン23上のトレンチ4内にフォトレジスト25を塗布し、このフォトレジスト25を適当な深さ(例えば、シリコン窒化膜3の表面から500Åの深さ)までエッチバックする。そして、カラー酸化膜22をウェットエッチング法により、半導体基板1の表面から600Å程度までエッチングする。さらに、トレンチ4内のフォトレジスト25を完全に除去する。これにより、ポリシリコン23の上面を十分に露出することができる。
次に、図6において、Asをドープしたアモルファスシリコンを、トレンチ4内に堆積することにより、BSコンタクト24を形成する。そして、BSコンタクト24を半導体基板1の表面と同程度の高さまでエッチバックする。以下の工程は、上記第1の実施形態と同様である。
このように構成された半導体記憶装置は、カラー酸化膜22の上面の位置をポリシリコン23の上面の位置よりも高い位置にすることができる。これにより、従来、カラー酸化膜22の上部に形成されていた窪み部分を無くすことができる。
また、トレンチキャパシタの上部電極(ポリシリコン7)に接続された配線層(ポリシリコン23)とメモリセルトランジスタのソース拡散層17とのストラップコンタクトとして、半導体基板1に埋め込まれたBSコンタクト24と半導体基板1表面に形成されたSSコンタクト12とを有している。よって、ソース拡散層17とストラップコンタクトとの接触面積を大きくすることができる。
以上詳述したように本実施形態によれば、ソース拡散層17とストラップコンタクトとの接触面積を大きくすることができるため、コンタクト抵抗値を低くすることができる。
また、カラー酸化膜22上部の窪み部分を無くすことができるため、BSコンタクト24の埋め込み性が向上する。これにより、BSコンタクト24にボイド等が発生することが無いため、膜はがれ或いはBSコンタクトの抵抗値の増加等を防止することができる。
また本実施形態の半導体記憶装置の製造方法は、ポリシリコン23上のトレンチ4内にフォトレジスト25を塗布した後、カラー酸化膜22をエッチングするようにしている。これにより、カラー酸化膜22の上面の位置をポリシリコン23の上面の位置よりも高い位置で止めることができる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態は、図6に示した半導体記憶装置と同一構造の半導体記憶装置を他の製造方法により形成するようにしたものである。
図8は、第3の実施形態における図6に示した半導体記憶装置の製造方法を説明するための主要部を示す断面図である。以下に、図6に示した半導体記憶装置の製造方法を図6,8を参照して説明する。
図8において、ポリシリコン7上部のトレンチ4内面に、膜厚300Å程度のカラー酸化膜22を堆積する。そして、ドライエッチング法により、ポリシリコン7上のカラー酸化膜22を除去し、ポリシリコン7へのコンタクト形成のための開口部を形成する。
次に、Asをドープしたアモルファスシリコンをカラー酸化膜22上のトレンチ4内に堆積することにより、ポリシリコン23を形成する。そして、ポリシリコン23を半導体基板1の表面から500Å程度までエッチバックする。さらに、カラー酸化膜22をウェットエッチング法により、半導体基板1の表面から600Å程度までエッチングする。
次に、カラー酸化膜22上方のトレンチ4内面に、膜厚300Å程度のBSG(Boron Silicate Glass)酸化膜26を堆積する。そして、ドライエッチング法により、ポリシリコン23上の酸化膜を除去する。さらに、ポリシリコン23を半導体基板1の表面から800Å程度まで再度エッチバックする。これにより、ポリシリコン23の上面を十分に露出することができる。
次に、図6において、BSG酸化膜26を除去する。そして、Asをドープしたアモルファスシリコンを、トレンチ4内に堆積することにより、BSコンタクト24を形成する。さらに、BSコンタクト24を半導体基板1の表面と同程度の高さまでエッチバックする。以下の工程は、上記第1の実施形態と同様である。
このように構成された半導体記憶装置は、カラー酸化膜22の最高部をポリシリコン23の最高部よりも高い位置にすることができる。これにより、従来、カラー酸化膜22の上部に形成されていた窪み部分を無くすことができる。その他の効果についても、上記第2の実施形態と同様である。
また本実施形態の半導体記憶装置の製造方法は、カラー酸化膜22をエッチングし、カラー酸化膜22上方のトレンチ4内面にBSG酸化膜26を形成する。その後、ポリシリコン23をエッチングするようにしている。これにより、ポリシリコン23の上面の位置をカラー酸化膜22の上面の位置より低い位置に下げることができる。
この発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その他、本発明の要旨を変更しない範囲において種々変形して実施可能である。
本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置の構造における主要部を示す断面図。 図1に示した半導体記憶装置の製造方法を説明するための断面図。 図2に続く製造方法を説明するための断面図。 図3に続く製造方法を説明するための断面図。 図4に続く製造方法を説明するための断面図。 本発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置の構造における主要部を示す断面図。 図6に示した半導体記憶装置の製造方法を説明するための断面図。 第3の実施形態における図6に示した半導体記憶装置の製造方法を説明するための主要部を示す断面図。 従来のDRAMにおける主要部を示す断面図。
符号の説明
1,30…半導体基板、2…シリコン酸化膜、3…シリコン窒化膜、4,31…トレンチ、5,32…プレート電極、6,33…NO膜、7,9,23,34,36…ポリシリコン、8,22,35…カラー酸化膜、10,24,37…BSコンタクト、11…素子分離領域、12…SSコンタクト、13…ゲート絶縁膜、14…ゲート電極、15,20…ゲートキャップ絶縁膜、16,21…ゲート側壁絶縁膜、17…ソース拡散層、18…ドレイン拡散層、19…パスゲート電極、25…フォトレジスト、26…BSG酸化膜。

Claims (6)

  1. 半導体基板と、
    前記半導体基板内に設けられたトレンチと、
    前記トレンチの内面に接するように前記半導体基板内に設けられた第1電極用の拡散層と、
    前記拡散層を覆うように前記トレンチの内面上に設けられたキャパシタ絶縁膜と、
    前記トレンチの下側部分を埋め込むように前記キャパシタ絶縁膜上に設けられた第2電極用の導電層と、
    前記導電層上方で前記トレンチの内面上に設けられた第1絶縁膜と、
    前記トレンチの中間部分を埋め込むように前記第1絶縁膜及び前記導電層上に設けられた第1導電層と、
    前記トレンチの上側部分を埋め込むように前記第1絶縁膜及び前記第1導電層上に設けられた第1コンタクト層と、
    前記第1コンタクト層に接するように前記半導体基板の表面に設けられた第2コンタクト層と、
    ソース及びドレインを有し、前記ソース或いはドレインが前記第1及び第2コンタクト層に接するように前記半導体基板の表面に設けられたトランジスタと、
    を具備することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記第1導電層の上面の位置は、前記第1絶縁膜の上面の位置よりも低いことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 半導体基板にトレンチを形成する工程と、
    前記トレンチの内面に接するように前記半導体基板内に第1電極用の拡散層を形成する工程と、
    前記トレンチ内面の前記拡散層上にキャパシタ絶縁膜を形成する工程と、
    前記トレンチの下側部分を埋め込むように前記キャパシタ絶縁膜上に第2電極用の導電層を形成する工程と、
    前記導電層上方で前記トレンチの内面上に第1絶縁膜を形成する工程と、
    前記トレンチの中間部分を埋め込むように前記第1絶縁膜及び前記導電層上に第1導電層を形成する工程と、
    前記トレンチの上側部分を埋め込むように前記第1絶縁膜及び前記第1導電層上に第1コンタクト層を形成する工程と、
    前記半導体基板の表面に、ソース及びドレインを有し且つ前記ソース或いはドレインが前記第1コンタクト層に接するようにトランジスタを形成する工程と、
    前記第1コンタクト層及び前記ソース或いはドレインに接するように前記半導体基板表面に第2コンタクト層を形成する工程と、
    を具備することを特徴とする半導体記憶装置の製造方法。
  4. 前記第1導電層を形成する工程は、前記第1絶縁膜の上面の位置より当該第1導電層の上面の位置の方が低く形成することを特徴とする請求項3記載の半導体記憶装置の製造方法。
  5. 前記第1導電層を形成する工程の後に、
    前記第1絶縁膜及び前記第1導電層上にフォトレジストを形成する工程と、
    前記第1導電層の上面の位置より高い位置まで前記第1絶縁膜をエッチングする工程と、
    をさらに具備することを特徴とする請求項3記載の半導体記憶装置の製造方法。
  6. 前記第1絶縁膜を形成する工程の後に、
    前記第1絶縁膜をエッチングする工程と、
    前記第1絶縁膜上方で前記トレンチの内面上に第2絶縁膜を形成する工程と、
    をさらに具備することを特徴とする請求項3記載の半導体記憶装置の製造方法。
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