JP2005158196A - 磁気ヘッド及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 歩留りを改善し、高精度に磁気コアを位置決め可能な磁気ヘッド及びその製造方法を得る。
【解決手段】 シールドケース内に、複数の磁性体薄板により形成された磁気コアと該磁気コアを保持する金属製のベース板とを収納してなる磁気ヘッドにおいて、ベース板には、磁気コアの短手方向の寸法に対応した間隔で離間させた一対の支持突起をエンボス加工によって突出形成し、これら一対の支持突起の一方に、該一対の支持突起の間に磁気コアを挟んだ状態で、他方の支持突起側に突出するカシメ縁を設けた。
【選択図】 図10
【解決手段】 シールドケース内に、複数の磁性体薄板により形成された磁気コアと該磁気コアを保持する金属製のベース板とを収納してなる磁気ヘッドにおいて、ベース板には、磁気コアの短手方向の寸法に対応した間隔で離間させた一対の支持突起をエンボス加工によって突出形成し、これら一対の支持突起の一方に、該一対の支持突起の間に磁気コアを挟んだ状態で、他方の支持突起側に突出するカシメ縁を設けた。
【選択図】 図10
Description
本発明は、オーディオ機器等に搭載され、記録や再生に利用される磁気ヘッド及びその製造方法に関する。
図11は、オーディオ機器に搭載される2チャンネル型の録再型磁気ヘッドの従来例を示している。周知のように、一対の磁気コア100、101はそれぞれ、対称形状の磁気コア半体の間に磁気ギャップを形成してなっている。ベース板102は紙面に垂直な方向に離間した2枚からなっており、各ベース板102に、磁気コア100、101の磁気コア半体が支持される。各ベース板102は、中央付近に所定間隔をあけて突出形成された2つの円柱突起部108、109と、縁部で折り曲げ形成された一対の押えアーム110、111とを有し、この円柱突起部108、109と押えアーム110、111により、上記磁気コア100、101と、この磁気コア100、101の間に位置するシールド板103を狭持する。すなわち、一方の円柱突起部108と押えアーム110の間に磁気コア100が、他方の円柱突起部109と押えアーム110の間に磁気コア101がそれぞれ配置され、これら磁気コア100、101の間及び円柱突起部108、109の間にシールド板103が配置されている。磁気コア100、101及びシールド板103は、その先端部100A、101A、103Aがベース板102の外方に突出しており、シールドケース105の開口窓115から若干露出する。このような構造の録再型磁気ヘッドは、シールドケース105の開口窓115から露出する磁気コア100、101の先端部100A、101Aで、磁気記録媒体(磁気テープ)に対して磁気記録再生を行なう。
実開昭60−54208号のマイクロフィルム
実開平5−55303号のマイクロフィルム
実公平7−28566号のマイクロフィルム
特開平8−249609号公報
近年では、磁気記録媒体の狭トラック化による高記録密度化が進められている。磁気記録媒体のトラック幅が狭くなると、媒体摺動面における磁気コア先端部の位置精度が磁気ヘッドの記録再生特性に大きな影響を及ぼすことから、磁気コア先端部を高精度に位置決めする必要がでてきた。従来構造では、上述したように磁気コア100、101がシールド板103を挟んだ状態で円柱突起部108、109と一対の押えアーム110、111により狭持されており、各押えアーム110、111が磁気コア100、101の表面に当接することで磁気コア100、101の短手方向(厚さ方向;磁性体薄板の積層方向)の位置を規定している。しかしながら、磁気コア100、101を構成する磁性体薄板には個体毎に厚さや長さにばらつきがあり、このばらつきにより磁気コア100、101と円柱突起部108、109又は押えアーム110、111との間に隙間が生じ、磁気コア100、101の位置(短手方向の位置)がずれてしまうことがあった。また、磁気コア100、101の長手方向(長さ方向)には、磁気コア100、101を固定したり磁気コア100、101の可動を規制したりするための部材が何も設けられていなかったため、磁気コア100、101の長手方向の位置は決まりづらく、実質的に自由となっていた。
また、従来から歩留りをいかにして改善させるかが課題となっている。このため、新たに材料を使用せずに、磁気コア100、101を正確に位置決めできることが望まれている。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、歩留りを改善し、高精度に磁気コアを位置決め可能な磁気ヘッド及びその製造方法を得ることを目的とする。
本発明は、磁気コアの位置ずれの原因が、磁気コアを構成する各磁性体薄板の厚さのばらつきにあることを理解し、磁気コアと該磁気コアを保持する部材との間の隙間をなくすことで高精度に位置決めできることに着目してなされたものである。
すなわち、本発明は、シールドケース内に、複数の磁性体薄板により形成された磁気コアと該磁気コアを保持する金属製のベース板とを収納してなる磁気ヘッドにおいて、ベース板には、磁気コアの短手方向の寸法に対応した間隔で離間させて、一対の支持突起をエンボス加工によって突出形成し、この一対の支持突起の一方に、該一対の支持突起の間に磁気コアを挟んだ状態で、他方の支持突起側に突出するカシメ縁を設けたことを特徴としている。
カシメ縁は、一方の支持突起から他方の支持突起側に突出させるため、一方の支持突起の中心よりも他方の支持突起側にずらして形成されていることが好ましい。
磁気コアには、その後端部を切り欠いて形成した後端規制部を備えることが好ましい。この場合、ベース板には、前記後端規制部に対応する形状の当接面を有し、該磁気コアの長手方向の位置を規制する後端規制突起をエンボス加工により突出形成する。
磁気コアは一対で備えることができる。一対の磁気コアを備える場合、一対の支持突起は各磁気コア用にそれぞれ設けられていることが好ましく、各磁気コアの間及び各一対の支持突起の間には、一対の磁気コアの間の磁気的絶縁を確保するために、シールド板が位置していることが好ましい。この一対の磁気コアは、シールド板を中心として、その先端部側の間隔が狭く後端部に向けて間隔が拡がるように、支持突起によりベース板に保持することができる。
ベース板は、支持突起を有する面から曲折形成された一対の押えアームを有し、この一対の押えアームは、一対の磁気コアのシールド板に接している側と反対側の表面に当接して該一対の磁気コアの短手方向の位置を規制することが好ましい。
以上の磁気ヘッドでは、複数の磁性体薄板により磁気コアが形成されているが、複数の磁性体薄板は一対の支持突起により一括で保持されるので、各磁性体薄板を接着するための接着剤が不要となり、歩留まり改善につながる。なお、磁気コアは、複数の磁性体薄板を互いにエポキシ系接着剤を介して積層及び固定したラミネート構造とすることも1枚の磁性体とすることも可能である。
本発明は、製造方法の一態様によれば、複数の磁性体薄板と金属製のベース板を準備する工程と、エンボス加工を用いてベース板に、形成すべき磁気コアの短手方向の寸法に対応した間隔で離間させて、一対の支持突起を形成する工程と、この一対の支持突起の間に複数の磁性体薄板を挿通し、この複数の磁性体薄板を磁気コアとしてベース板上に設置する工程と、一対の支持突起のうち一方の支持突起に、刃具をベース板表面に対してほぼ垂直に押入することにより、該一対の支持突起の間に設置された磁気コアを挟んだ状態で他方の支持突起側に突出するカシメ縁を形成する工程とを有することを特徴としている。
上記製造方法において、カシメ縁を形成する工程で刃具の押入位置は、一方の支持突起の中心よりも他方の支持突起側にずらした位置であることが好ましい。
磁気コアとなる複数の磁性体薄板にはその後端部を切り欠いて形成した後端規制部が備えられており、ベース板にはさらに、エンボス加工により後端規制部に対応する形状の当接面を有する後端規制突起を形成し、この後端規制突起と磁気コアの後端規制部とを当接させて磁気コアの長手方向の位置を規定することが好ましい。
ベース板は支持突起を有する面から曲折形成した一対の押えアームを有しており、この一対の押えアームで磁気コアを挟持することにより、該磁気コアの短手方向の位置を規制することが好ましい。
本発明は、製造方法の別の一態様によれば、複数の磁性体薄板を積層してなる一対の磁気コアと、シールド板と、金属製のベース板とを準備する工程と、エンボス加工を用いてベース板に、形成すべき磁気コアの短手方向の寸法に対応した間隔で離間させた一対の支持突起を2組形成する工程と、各一対の支持突起の間にそれぞれ複数の磁性体薄板を挿通し、該複数の磁性体薄板を一対の磁気コアとしてベース板上に設置する工程と、一対の磁気コアの先端部の間、及び各一対の支持突起の間に、シールド板を設置する工程と、各一対の支持突起において、一方の支持突起に、刃具をベース板表面に対してほぼ垂直に押入することにより、該一対の支持突起の間に設置された各磁気コアを挟んだ状態で他方の支持突起側に突出するカシメ縁をそれぞれ形成する工程とを有することを特徴としている。
上記別態様の製造方法において、カシメ縁を形成する工程で刃具を押入する位置は、一方の支持突起の中心よりも他方の支持突起側にずらした位置であることが好ましい。刃具を押入することによって支持突起を大容量部と小容量部に分けると、少容量部側のほうが刃具から離れる方向に傾倒する。よって、一方の支持突起の中心よりも他方の支持突起側にずらした位置に刃具を押入すれば、カシメ縁を他方の支持突起側に突出させることができる。なお、支持突起の中心位置に刃具を押入した場合には、形成されたカシメ縁は他方の支持突起側に傾倒せず、磁気コアに当接しない虞がある。
磁気コアとなる複数の磁性体薄板はその後端部を切り欠いて形成した後端規制部を備えており、ベース板にはさらに、エンボス加工により後端規制部に対応する形状の当接面を有する後端規制突起を形成し、この後端規制突起と磁気コアの後端規制部とを当接させて一対の磁気コアの長手方向の位置を規定することが好ましい。
一対の磁気コアは、シールド板を中心として、その先端部側の間隔が狭く後端部に向けて間隔が拡がるように配置することができる。
ベース板は前記支持突起を有する面から曲折形成した一対の押えアームを有し、この一対の押えアームを一対の磁気コアのシールド板に接している側と反対側の表面に当接させることにより、該一対の磁気コアの短手方向の位置を規制することができる。
本発明によれば、磁気コアを支持する一対の支持突起がベース板に形成され、この一対の支持突起のうち一方に、該一対の支持突起の間に磁気コアを挟んだ状態で他方の支持突起側に突出するカシメ縁が設けられているので、磁気コアを構成する磁性体薄板の厚さのばらつきにかかわらず、一対の支持突起の間で磁気コアを隙間なく挟持することができ、磁気コアの短手方向(磁性体薄板の積層方向)の位置ずれを防止することができる。
また本発明によれば、磁気コアの後端規制部をベース板の後端規制突起に当接させた状態で磁気コアが支持突起により挟持されるので、磁気コアの後端位置を正確に規制することができ、磁気コアの長手方向の位置ずれも防止することができる。
さらに本発明によれば、エンボス加工によってカシメ縁を含む支持突起、後端規制突起を形成しているので、これら突起を形成するための材料を新たに追加する必要がなく、歩留まりの改善に貢献することができる。
図1は、本発明の一実施形態による磁気ヘッド構造を示す模式平面図である。本磁気ヘッド1は、シールドケース6内に、一対の磁気コア3、4と、この一対の磁気コア3、4の間に位置するシールド板5と、一対の磁気コア3、4及びシールド板5を保持するベース板2とを収納した2チャンネル型磁気ヘッドである。
一対の磁気コア3、4は、例えばNiFe等の磁性材料により、それぞれが対称形状の磁気コア半体の間に磁気ギャップを形成してなっている。図1及び図2に示すように磁気コア3、4の磁気コア半体は、細長い矩形板状のコア本体部3b、4bと、このコア本体部3b、4bの一端側に形成されたコア先端部3a、4aと、コア本体部3b、4bの他端部側に形成されたバックコア部3c、4cと、コア本体部3b、4bの他端部をほぼ直角に切り欠いて形成された後端規制部3d、4dとを具備する略C字型形状とされている。この一対の磁気コア3、4は、その先端部3a、4aをシールドケース6の矩形状の窓部6cから外方に突出させた状態でベース板2に保持され、この露出している先端部3a、4aで磁気記録媒体に対して磁気記録再生を行なう。本実施形態の磁気コア3、4は、略C型形状をなす0.1mm厚程度の個々に独立した磁性体薄板4枚から構成されているが、磁気コアを構成する磁性体薄板の枚数は不問であり、複数の磁性体薄板を互いにエポキシ系接着剤を介して積層及び固定したラミネート構造としても一枚の厚い磁性体としても差し支えない。また、磁気コア3、4のバックコア部3c、4cには、図示されていないが、コイルを巻回するためのボビンがそれぞれ装着されている。
シールド板5は、全長が磁気コア3、4の長手方向(長さ方向)よりも長くなる又はほぼ同等となるように細長く延ばした薄板であり、先端部5aが磁気コア半体3、4の先端部3a、4a間に挟持されている。このシールド板5は、一対の磁気コア3、4の間の磁気的絶縁を確保する機能を有している。シールドケース6は、後端側6aが開口している中空の略長方体形状をなし、先端面6bの中央に位置させて矩形状の窓部6cを有している。このシールドケース6は、金属材料の絞り加工等により形成されている。
ベース板2は、図2に示すように、図1の紙面に垂直な方向に離間させて2枚備えられており、各ベース板2に、一対の磁気コア3、4の磁気コア半体がそれぞれ保持されている。各ベース板2は、シールドケース6の内部にほぼ全体が収納される大きさの平面略矩形状をなし、例えば黄銅のような可塑性を有する金属材料により形成されている。このベース板2には、磁気コア3、4及びシールド板5を位置決めして保持するための部材として、一対の押えアーム7、8と、2組の支持突起9、10と、後端規制突起11、12とが設けられている。図3はベース板2を単体で示す平面図であり、図4は図3のIV−IV線に沿う断面図、図5は図3のV−V線に沿う断面図、図6は図3のVI−VIに沿う断面図である。
一対の押えアーム7、8は、磁気コア3、4及びシールド板5を挿通支持するために所定間隔dをあけて配置されている。この押えアーム7、8は、図5及び図6に示すように、ベース板2の一端部を部分的に延出させベース板2の表面(支持突起9、10及び後端規制突起11、12を有する面)に対してL字型になるように折り曲げて形成したものである。一対の押えアーム7、8は基端部から先端部に向けて互いに接近する方向に傾斜しており、先端部側に近づくほど一方の押えアーム7と他方の押えアーム8との間隔dが狭くなっている。各押えアーム7、8の先端部には該押えアーム7、8よりも幅広の係止部7a、8a(図3、図4、図6)が形成されていて、この係止部7a、8aが磁気コア3、4のシールド板5に接している側とは反対側の面に面接触(当接)することにより磁気コア3、4の先端部3a、4a及びシールド板5の先端部5aの短手方向(厚さ方向;磁気コア3、4の磁性体薄板の積層方向)の位置が規定される。本実施形態では、押えアーム7、8の基端部側において折り曲げ境界を示す折り曲げ線Lが押えアーム7、8の長手方向に対してほぼ直角に形成され、これにより磁気コア3、4に当接する係止部7a、8aの位置ずれが押えアーム7、8の曲げ角度に影響されないようになっている。折り曲げ線Lは、磁気コア3、4に対して完全に直角な状態から±1°程度ずれる範囲までを含むものとする。
2組の支持突起9、10は、ベース板2の表面の先端側中央部(一対の押えアーム7、8の間の下方領域)に設けられている。第1支持突起9は、磁気コア3を挿通支持するもので、磁気コア3の厚さ(短手方向の寸法)に対応した間隔で離間する一対の突起9a、9bから構成され、図3に示す仮想中心線Cよりも図示左側(押えアーム7側)に位置している。第2支持突起10は、磁気コア4を挿通支持するもので、磁気コア4の厚さ(短手方向の寸法)に対応した間隔で離間する一対の突起10a、10bから構成され、仮想中心線Cよりも図示右側(押えアーム8側)に位置する。上記4つの突起9a、9b、10a、10bは、エンボス加工により突出形成されていて、仮想中心線Cに対して約10°程度の角度で傾斜するように傾けて配置されている。また、仮想中心線Cに近い方の突起(以下、「内側支持突起」という)9a、10a同士及び仮想中心線Cから遠い方の突起(以下、「外側支持突起」という)9b、10b同士は、それぞれ仮想中心線Cを挟んでほぼ対称な位置にある。内側支持突起9aと内側支持突起10aは、シールド板5の厚さに対応した間隔で離間しており、シールド板5を挿通して保持する。本実施形態の突起9a、9b、10a、10bは、平面形状が長方形状で断面形状が略台形形状となっているが、これら突起の平面形状及び断面形状は問わない。
上記2組の支持突起9、10はカシメ構造を有している。図7に拡大して示すように支持突起9、10には、内側支持突起9a、10aの一部を外側支持突起9b、10b側に傾倒させて形成したカシメ縁9c、10cがそれぞれ設けられている。このカシメ縁9c、10cが各支持突起9、10に設置された磁気コア3、4に当接して該磁気コア3、4を外側支持突起9b、10b側へ押し込む(押圧する)ことにより、磁気コア3、4と内側支持突起9a、10a及び外側支持突起9b、10bとの間に隙間がなくなる。すなわち、磁気コア3、4は、内側支持突起9a、10aと外側支持突起9b、10bによって強く挟持される。通常、磁気コア3、4を構成する複数の磁性体薄板は厚さ(短手方向の寸法)及び長さ(長手方向の寸法)が個体毎にばらついている。このため、磁気コア3、4を支持突起9、10に設置したときに生じる隙間も異なるが、本実施形態のカシメ構造によれば、磁性体薄板のばらつきにかかわらず、各支持突起9、10で磁気コア3、4を強固に固定することができ、磁気コア3、4の短手方向の位置ずれを防止することができる。
上記カシメ縁9c、10cは、内側支持突起9a、10aの中心Iよりも外側支持突起9b、10b側(磁気コア3、4側)へずらした位置に、ベース板2の表側から鋭角な刃具をほぼ垂直に押入する等して力を加えることにより得られる。内側支持突起9a、10aに刃具を押入すると、内側支持突起9a、10aに切込み9dが形成され、この切込み9dを境にして内側支持突起9a、10aは大容量側と小容量側にわかれる。このとき、小容量側が切込み9dから離れる方向へ傾倒して磁気コア3、4に当接する。この内側支持突起9a、10aの小容量側がそれぞれカシメ縁9c、10cとなる。上述したようにベース板2は金属製であるから、カシメ縁9c、10cを容易に形成可能である。
後端規制突起11、12は、図3及び図8に示すように、内側支持突起9a、10aと外側支持突起9b、10bの間の領域を2分割する中間線C’の延長上にそれぞれ位置させて、上記支持突起9、10と同様にエンボス加工を用いて突出形成されている。この後端規制突起11、12は、支持突起9、10により挟持された磁気コア3、4の後端規制部3d、4dにそれぞれ当接し、磁気コア3、4の長手方向の位置を規定する。各後端規制突起11、12は、磁気コア3、4の後端規制部3d、4dに対向する側の側面が磁気コア3、4の厚さよりも幅広の当接面となっている。磁気コア3、4の後端規制部3d、4dは、ほぼ直角に形成されているため、後端規制突起11、12の当接面に対して隙間やずれなく当接する。本実施形態の後端規制突起11、12は平面長方形状及び断面台形形状を有しているが、後端規制突起の平面形状及び断面形状は問わない。
以上の構成を有するベース板2に対して、磁気コア3、4及びシールド板5は、次のように装着されている。一対の磁気コア3、4は、ベース板2の表面に対してほぼ垂直に起立させた状態でコア本体部3b、4bが支持突起9、10(カシメ縁9c、10c)によりそれぞれ挟持され、仮想中心線Cに対して約10°程度傾斜するように配置されている。磁気コア3と磁気コア4は、仮想中心線Cに関して対称な位置にあり、略ハの字形状を形成している。この配置状態において、磁気コア3、4のバックコア部3c、4cは後端規制突起10、11に当接し、一対の押えアーム7、8により先端部3a、4aがベース板2よりも外方に突出した状態で保持される。シールド板5は、先端部5aがその短手方向で一対の磁気コア3、4に挟持され、ほぼ中央部が支持突起9、10の内側支持突起9a、10aの間に挟持されることにより、ベース板2に保持されている。シールド板5の位置は仮想中心線Cにほぼ一致しており、磁気コア3、4はシールド板5に対して傾斜している。これにより、磁気コア3、4をシールド板5と平行に配置した場合よりも磁気コア3、4の先端部3a、4aからシールド板5の先端部5aに加わる応力が増大し、シールド板5の先端部5aは磁気コア3、4の先端部3a、4aによって強く挟持される。このように一対の磁気コア3、4及びシールド板5を装着した2枚のベース板2は、互いに対向した状態で、磁気コア3、4の先端部3a、4a及びシールド板5の先端部5aを窓部6cから外方へ若干突出させるように、シールドケース6に対して固定されている。
次に、図1に示す本発明による磁気ヘッド構造の製造方法について説明する。
先ず、一対の磁気コア3、4となる、略C型形状をなす0.1mm厚程度の磁性体薄板を8枚用意する。磁性体薄板には、その後端部に位置させて、バックコア部が予め形成されている。
次に、図3の完成状態と同じ平面形状を有する平坦な可撓性金属板2’を用意し、可撓性金属板2’の延出部をその表面に対してL字型になるように折り曲げて一対の押えアーム7、8を形成する。続いて、例えば図9に示すように工具Aで打ち付ける等して可撓性金属板2’に裏面側から力を加えるエンボス加工により、可撓性金属板2’の所定位置に、支持突起9となる一対の突起9aと9b、支持突起10となる一対の突起10aと10b、及び後端規制突起11、12をそれぞれ形成する。このとき一対の突起9aと9b及び一対の突起10aと10bは、形成すべき磁気コア3、4の短手方向の寸法(厚さ)に対応した間隔で離間させて、形成する。これにより、図3に示すベース板2が得られる。本実施形態のように可撓性金属板2’を変形させて支持突起9、10及び後端規制突起11、12を形成すれば、これら突起を形成するために新たな材料を必要としないので、歩留りの改善に貢献できる。
続いて、複数の磁性体薄板を一対の磁気コア3、4としてベース板2に設置する。具体的に、磁気コア3となる4枚の磁性体薄板は、ベース板2の表面に対してほぼ垂直に起立させた状態で内側支持突起9aと外側支持突起9bの間に挿通し、そのバックコア部3cを後端規制突起11に当て付ける。同様に磁気コア4となる4枚の磁性体薄板は、ベース板2の表面に対してほぼ垂直に起立させた状態で内側支持突起10aと外側支持突起10bの間に挿通し、そのバックコア部4cを後端規制突起12に当て付ける。これにより、ベース板2には一対の磁気コア3、4が設置される。この設置に際し、上述のようにバックコア部3c、4cと後端規制突起11、12を当接させることで、磁気コア3、4の長手方向の位置が規定される。すなわち、磁気コア3、4の長手方向において、磁気コア3、4の先端部3a、4aの位置が定まる。この設置状態では、磁気コア3、4の先端部3a、4aが押えアーム7、8よりも外方に突出し、磁気コア3と支持突起9の間、及び磁気コア4と支持突起10の間に若干隙間tがあいている。
磁気コア3、4を設置したら、シールド板5を内側支持突起9a、10aの間及び磁気コア3、4の先端部3a、4aの間に挿通し、シールド板5の先端部5aを磁気コア3、4の先端部3a、4aによって挟持させる。このときシールド板5は、その先端部5aが磁気コア3、4の先端部3a、4aとほぼ一直線上に並ぶように位置させる。シールド板5が磁気コア3、4の間に挿通されると、シールド板5によって磁気コア3、4の側面がそれぞれ押えアーム7、8に所定の力で押し当てられ、この押えアーム7、8とシールド板5の間に挟まれた磁気コア3、4の先端部3a、4aの位置(磁気コア3、4の短手方向の位置)が規定される。シールド板5は内側支持突起9a、10aによっても挟持される。
続いて、図10に示すように、内側支持突起9aの中心から外側支持突起9b寄りに若干ずらした位置に鋭角な刃具Bを押入し、切込み9dを形成する。すると、切込み9dにより内側支持突起9aにカシメ縁9cが形成され、このカシメ縁9cが刃具B(切込み9d)から離れる方向に傾倒して磁気コア3を外側支持突起9b側へ押し当てる。すなわち、カシメ縁9cにより磁気コア3がカシメ止めされる。このカシメ構造によれば、磁気コア3はカシメ縁9cと外側支持突起9bの間に隙間なく固定され、位置ずれが生じる虞がなくなる。同様にして内側支持突起10aにも切込み10d及びカシメ縁10cを形成し、このカシメ縁10cにより磁気コア4をかしめる。本実施形態では、個々に独立した複数の磁性体薄板により磁気コア3、4がそれぞれ形成されているが、該複数の磁性体薄板はカシメ縁9c、10cにより一括で強固に固定されるので、従来のように各磁性体薄板を接着剤で接着する必要がなくなる。このように複数の磁性体薄板(磁気コア3、4)を接着剤なしでベース板2に固定すれば、製造工程の簡易化及び歩留まりの改善を図れる。
ヘッド小型化が要求される現状では、磁気コア3、4を固定するカシメ構造を設けるためのスペースをベース板2上に確保することが難しいが、本実施形態によれば内側支持突起9a、10aに刃具を押入することでカシメ縁9c、10cを形成することができ、狭いスペースでも容易且つ確実に磁気コア3、4をかしめることができる。本実施形態では、磁気コア3、4の外側面を基準として磁気コア3、4の短手方向の位置を規定するので、支持突起9、10の内側支持突起9a、10aにカシメ縁9c、10cを形成し、磁気コア3、4の外側面側の位置を正確に規定している。なお、磁気コア3、4の内側面を基準とする場合には、支持突起9、10の外側支持突起9b、10bにカシメ縁を形成し、磁気コア3、4の内側面の位置を正確に規定することが好ましい。
ここまでの工程により、一対の磁気コア3、4及びシールド板5がベース板2に対して装着される。続いて、磁気コア装着済みの2枚のベース板2を、互いに対向させ、磁気コア3、4の先端部3a、4a及びシールド板5の先端部5aをシールドケース6の窓部6cから外方へ若干突出させた状態でシールドケース6に対して固定する。
以上により、図1に示す磁気ヘッド1が得られる。図1は、一対の磁気コア3、4及びシールド板5を装着したベース板2をシールドケース6内に収納した状態を示しているが、この後に、シールドケース6内に樹脂接着剤が充填されて一対の磁気コア3、4、シールド板5及びベース板2がシールドケース6に対して完全に固定される。そして、シールドケース6の先端面6bに図1の破線で示す研磨ラインSに沿って研磨加工が施され、磁気記録媒体に対する媒体摺動面が形成されると共に磁気ギャップが正確に規定されて、磁気ヘッド1は最終製品となる。
以上では、本発明を2チャンネル型録再磁気ヘッドに適用した実施形態について説明したが、本発明は、マルチチャンネル型の磁気ヘッド、シングルチャンネル型の磁気ヘッド、その他映像用の磁気ヘッドなど、ベース板に対して磁気コアを固定する構造の磁気ヘッドに広く適用可能である。また本実施形態では、図1に示すように磁気コア3、4を両方ともシールド板5に対して所定角度傾斜させた構造としてあるが、磁気コア3、4の一方がシールド板5と平行に配置され、他方がシールド板5に対して傾斜する構成のオートリバース型のロータリータイプの磁気ヘッドにも適用可能である。
1 磁気ヘッド
2 ベース板
3 4 磁気コア
3a 4a 先端部
3b 4b コア本体部
3c 4c バックコア部
3d 4d 後端規制部
5 シールド板
6 シールドケース
6c 窓部
7 8 押えアーム
7a 8a 係止部
9 10 支持突起
9a 10a 内側支持突起
9b 10b 外側支持突起
9c 10c カシメ縁
9d 10d 切込み
11 12 後端規制突起
2 ベース板
3 4 磁気コア
3a 4a 先端部
3b 4b コア本体部
3c 4c バックコア部
3d 4d 後端規制部
5 シールド板
6 シールドケース
6c 窓部
7 8 押えアーム
7a 8a 係止部
9 10 支持突起
9a 10a 内側支持突起
9b 10b 外側支持突起
9c 10c カシメ縁
9d 10d 切込み
11 12 後端規制突起
Claims (15)
- シールドケース内に、複数の磁性体薄板により形成された磁気コアと該磁気コアを保持する金属製のベース板とを収納してなる磁気ヘッドにおいて、
前記ベース板には、
磁気コアの短手方向の寸法に対応した間隔で離間させて、一対の支持突起をエンボス加工によって突出形成し、この一対の支持突起の一方に、該一対の支持突起の間に磁気コアを挟んだ状態で、他方の支持突起側に突出するカシメ縁を設けたことを特徴とする磁気ヘッド。 - 請求項1記載の磁気ヘッドにおいて、前記カシメ縁は、前記一方の支持突起の中心よりも前記他方の支持突起側にずらして形成されている磁気ヘッド。
- 請求項1又は2記載の磁気ヘッドにおいて、前記磁気コアはその後端部を切り欠いて形成した後端規制部を備え、前記ベース板には、前記後端規制部に対応する形状の当接面を有し、該磁気コアの長手方向の位置を規制する後端規制突起がエンボス加工により突出形成されている磁気ヘッド。
- 請求項1ないし3のいずれか一項に記載の磁気ヘッドにおいて、前記磁気コアは一対で備えられ、前記一対の支持突起は前記各磁気コア用にそれぞれ設けられていて、前記各磁気コアの間及び前記各一対の支持突起の間にはシールド板が位置している磁気ヘッド。
- 請求項4記載の磁気ヘッドにおいて、前記一対の磁気コアは、前記シールド板を中心として、その先端部側の間隔が狭く後端部に向けて間隔が拡がるように、前記支持突起により前記ベース板に保持されている磁気ヘッド。
- 請求項4又は5記載の磁気ヘッドにおいて、前記ベース板は、前記支持突起を有する面から曲折形成された一対の押えアームを有し、この一対の押えアームは、前記一対の磁気コアのシールド板に接している側と反対側の表面に当接して該一対の磁気コアの短手方向の位置を規制する磁気ヘッド。
- 複数の磁性体薄板と金属製のベース板を準備する工程と、
エンボス加工を用いて前記ベース板に、形成すべき磁気コアの短手方向の寸法に対応した間隔で離間させて、一対の支持突起を形成する工程と、
この一対の支持突起の間に前記複数の磁性体薄板を挿通し、該複数の磁性体薄板を磁気コアとして前記ベース板上に設置する工程と、
前記一対の支持突起のうち一方の支持突起に、刃具をベース板表面に対してほぼ垂直に押入することにより、該一対の支持突起の間に設置された磁気コアを挟んだ状態で他方の支持突起側に突出するカシメ縁を形成する工程と、
を有することを特徴とする磁気ヘッドの製造方法。 - 請求項7記載の磁気ヘッドの製造方法において、前記カシメ縁を形成する工程で前記刃具の押入位置は、前記一方の支持突起の中心よりも前記他方の支持突起側にずらした位置である磁気ヘッドの製造方法。
- 請求項7又は8記載の磁気ヘッドの製造方法において、前記磁気コアとなる複数の磁性体薄板にはその後端部を切り欠いて形成した後端規制部が備えられており、前記ベース板にはさらに、エンボス加工により前記後端規制部に対応する形状の当接面を有する後端規制突起を形成し、この後端規制突起と前記磁気コアの後端規制部とを当接させて前記磁気コアの長手方向の位置を規定する磁気ヘッドの製造方法。
- 請求項7ないし9のいずれか一項に記載の磁気ヘッドの製造方法において、前記ベース板は前記支持突起を有する面から曲折形成した一対の押えアームを有し、この一対の押えアームで前記磁気コアを挟持することにより、該磁気コアの短手方向の位置を規制する磁気ヘッドの製造方法。
- 複数の磁性体薄板と、シールド板と、金属製のベース板とを準備する工程と、
エンボス加工を用いて前記ベース板に、形成すべき磁気コアの短手方向の寸法に対応した間隔で離間させて、一対の支持突起を2組形成する工程と、
各一対の支持突起の間にそれぞれ前記複数の磁性体薄板を挿通し、該複数の磁性体薄板を一対の磁気コアとして前記ベース板に設置する工程と、
前記一対の磁気コアの先端部の間、及び前記各一対の支持突起の間に、前記シールド板を設置する工程と、
前記各一対の支持突起において、一方の支持突起に、刃具をベース板表面に対してほぼ垂直に押入することにより、該一対の支持突起の間に設置された各磁気コアを挟んだ状態で他方の支持突起側に突出するカシメ縁をそれぞれ形成する工程と、
を有することを特徴とする磁気ヘッドの製造方法。 - 請求項11記載の磁気ヘッドの製造方法において、前記カシメ縁を形成する工程で前記刃具の押入位置は、前記一方の支持突起の中心よりも前記他方の支持突起側にずらした位置である磁気ヘッドの製造方法。
- 請求項11又は12記載の磁気ヘッドの製造方法において、前記磁気コアとなる複数の磁性体薄板はその後端部を切り欠いて形成した後端規制部を備えており、前記ベース板にはさらに、エンボス加工により前記後端規制部に対応する形状の当接面を有する後端規制突起を形成し、この後端規制突起と前記磁気コアの後端規制部とを当接させて前記一対の磁気コアの長手方向の位置を規定する磁気ヘッドの製造方法。
- 請求項11ないし13のいずれか一項に記載の磁気ヘッドの製造方法において、前記一対の磁気コアは、前記シールド板を中心として、その先端部側の間隔が狭く後端部に向けて間隔が拡がるように配置される磁気ヘッドの製造方法。
- 請求項11ないし14のいずれか一項に記載の磁気ヘッドの製造方法において、前記ベース板は前記支持突起を有する面から曲折形成した一対の押えアームを有し、この一対の押えアームを前記一対の磁気コアのシールド板に接している側と反対側の表面に当接させることにより、該一対の磁気コアの短手方向の位置を規制する磁気ヘッドの製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003398302A JP2005158196A (ja) | 2003-11-28 | 2003-11-28 | 磁気ヘッド及びその製造方法 |
CN 200410095890 CN1627367A (zh) | 2003-11-28 | 2004-11-26 | 磁头及其制造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003398302A JP2005158196A (ja) | 2003-11-28 | 2003-11-28 | 磁気ヘッド及びその製造方法 |
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JP2003398302A Withdrawn JP2005158196A (ja) | 2003-11-28 | 2003-11-28 | 磁気ヘッド及びその製造方法 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2005158196A (ja) |
CN (1) | CN1627367A (ja) |
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2003
- 2003-11-28 JP JP2003398302A patent/JP2005158196A/ja not_active Withdrawn
-
2004
- 2004-11-26 CN CN 200410095890 patent/CN1627367A/zh active Pending
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Publication number | Publication date |
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CN1627367A (zh) | 2005-06-15 |
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