JPH11161908A - 磁気ヘッドのシールド板およびその製造方法 - Google Patents

磁気ヘッドのシールド板およびその製造方法

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JPH11161908A
JPH11161908A JP32320197A JP32320197A JPH11161908A JP H11161908 A JPH11161908 A JP H11161908A JP 32320197 A JP32320197 A JP 32320197A JP 32320197 A JP32320197 A JP 32320197A JP H11161908 A JPH11161908 A JP H11161908A
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magnetic material
plate
magnetic
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JP32320197A
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Jiro Nakajima
二郎 中島
Masaya Yamatani
昌也 山谷
Michio Kamimura
道夫 上村
Osamu Tosaka
修 登坂
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のシールド板は、接着や圧延などの工程
を要するものであったため、量産性が低く、且つ製造コ
ストが高いものであった。 【解決手段】 磁性材料板14の突出部14aと第1の
非磁性材料板17とに穿設された穴17aおよび14b
に第2の非磁性材料板18に設けられた突起18aを挿
入する。突起18aの先端に外力を加えて塑性変形させ
ると、突起18aが拡張され、穴17aおよび14bの
内周面に加圧される。よって、磁性材料板14に第1お
よび第2の非磁性材料板17,18を同時に固定するこ
とができる。非磁性材料板18に一方向の突起を形成す
るだけでよいため、量産性を向上させ、製造コストを低
減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気テープやその
他の磁気媒体に対する記録または再生を行なう磁気ヘッ
ドに係り、特に磁気コアの間に位置するシールド板の製
造コストを低減した磁気ヘッドのシールド板およびその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図4(a)は、磁気ヘッドを摺動面側か
ら示す平面図、(b)は(a)のb−b線の縦断面図で
ある。この磁気ヘッドAは、シールドケース1の前面が
磁気媒体(磁気テープ)との摺動面1aであり、磁気テ
ープの走行方向はX方向である。摺動面1a上には各ト
ラックに対応する2組の記録再生部2、3が現れてい
る。一方の記録再生部が磁気テープのフォワード走行用
であり、他方の記録再生部がリバース走行用である。
【0003】2組の記録再生部2と3のそれぞれには、
左チャンネル用磁気コア2L,3L,および右チャンネ
ル用磁気コア2R,3Rが設けられている。磁気コア2
Rと3Rとの間には中央シールド板4が設けられ、磁気
コア2Lと2Rとの間にはチャンネル間のシールド板8
が、磁気コア3Rと3Lとの間にはチャンネル間のシー
ルド板9がそれぞれ設けられ、各磁気コア間のクロスト
ーク等が防止できるようになっている。摺動面1aでは
シールドケース1に矩形状の窓1bが形成されており、
この窓1bの内部および前記各磁気コアと各シールド板
との間にエポキシ系などの樹脂材料が充填されている。
図4(a)では樹脂材料が現れている領域をCで示して
いる。
【0004】図4(b)に示すように、シールドケース
1内にはダイカストのホルダ11が設けられている。こ
のホルダ11は中心線O−Oにて接合されるようにX方
向両側に対称となるように一対設けられている。各磁気
コア2L,2R,3L,3Rおよび各磁気シールド板
4,8,9は、前記ホルダ11に形成された溝内に差し
込まれるようにして保持され、それぞれがシールドケー
ス1内にて位置決めされている。各磁気コア2L,2
R,3L,3Rの基部はシールドケース1の内方へ延
び、この基部にボビン12a,12b,12c,12d
が外装されている。各ボビンには被覆導線が所定の巻数
にて巻回されたコイルが形成されている。コイルの巻線
の端末は、ボビン12a,12b,12c,12dに固
定された金属端子13a,13b,13c,13dに結
線されており、各金属端子13a,13b,13c,1
3dはシールドケース1の外方に延びている。またシー
ルド板4,8,9は、シールドケース1内にて各ボビン
の間に延びている。
【0005】またシールドケース1のテープ走行方向
(X方向)の両側の側面にはテープガイド10が取り付
けられている。この種の磁気ヘッドに設けられている各
シールド板4,8,9は、摺動面1aにおいて各磁気コ
アの間の磁気シールドを行ってクロストークを防止し、
またシールドケース1の内方においては、ボビン12
a,12b,12c,12dに巻かれたコイル間の磁気
シールドを行なっている。
【0006】摺動面1aに現れている各チャンネルの磁
気コア2L,2R,3L,3Rのそれぞれの間隔は、磁
気テープでの記録トラックの形成位置の規格に基づいて
決められ、ある程度広くなっている。したがって、摺動
面1aに現れている磁気コア間に介在するシールド板が
薄いものであると、各磁気コアおよびシールド板を固定
している前記樹脂材料が、磁気コアとシールド板との間
にて広い面積で露出することになる。磁気テープが摺動
面1aを摺動して走行する際、摺動面1aに現れている
樹脂材料の面に磁気テープから剥がれた磁粉が付着しや
すくなるなどの不都合が生じる。よって摺動面1aの付
近では、各シールド板4,8,9の肉厚は厚く形成され
ている。一方、シールドケース1の内方では、ボビン1
2a,12b,12c,12dの収納領域を広く確保す
るために、各シールド板4,8,9の肉厚は薄く形成さ
れている。
【0007】図5は、従来のシールド板4(8,9もほ
ぼ同じ構造)を示す斜視図である。このシールド板4
は、パーマロイなどの磁性材料板6の両側面にCuNi
合金などの非磁性材料板7が積層されたクラッド材から
形成されている。このクラッド材が4bの部分で加圧さ
れて圧延され、4bの部分が4aの部分よりも薄くなる
ように加圧成形されている。加圧されていない板厚の厚
い先端部4aが、図4(b)に示すように、記録媒体と
の摺動側において磁気コア2Rと3Rとの間に位置し、
圧延された部分4bがボビン12bとボビン12cの間
に位置する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
5に示すシールド板では、以下に示すような問題があ
る。このシールド板4(8,9)は、磁性材料板6の両
側に非磁性材料板7,7が積層されたクラッド材を使用
しているため、材料費が高いのみならず、4bの部分で
板厚が薄くなるように圧延する工程が必要であるため、
加工費が非常に高くなる。その結果、磁気ヘッド全体の
製造コストが高くなる。
【0009】また、特開平2−9882号公報には、磁
性材料板から両側方へ筒状突起をバーリング加工により
形成し、且つ非磁性材料板に穴を形成し、磁性材料板の
両側に非磁性材料板を積層した状態で、前記筒状突起を
穴に挿入し、筒状突起の先端部をかしめ加工したものが
開示されている。しかし、前記公報に記載されているも
のでは、磁性材料板の両側方に筒状突起を突出させてい
るため、突起を形成するのに磁性材料板の表裏両面から
の加工が必要になって、突起の加工工数が多くなる。ま
た、バーリング加工した筒状突起の先端のかしめ部分
が、それぞれの非磁性材料板の表面に突出するため、シ
ールド板の両面に突出物が形成され、コアとシールド板
との接合の際に、磁性材料の前記かしめ部がコアに接触
しやすくなり、シールド機能に影響を与える。また前記
かしめ部のバリによりコアやコイルを傷つけるおそれが
ある。
【0010】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、シールド板を低コストで製造できるようにした磁
気ヘッドのシールド板およびその製造方法を提供するこ
とを目的としている。
【0011】また本発明は、シールド板の両面に突起が
形成されないようにした磁気ヘッドのシールド板および
その製造方法を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、磁性材料板の
両面に第1の非磁性材料板および第2の非磁性材料板が
積層されて成る磁気ヘッドのシールド板において、前記
第1の非磁性材料板および前記磁性材料板の双方に、互
いに重なり合う穴がそれぞれ穿設され、これらの穴に前
記第2の非磁性材料板に形成された突起が挿入された状
態で前記突起が塑性変形され、この突起が前記穴の内周
面に加圧されることにより、前記磁性材料板と第1の非
磁性材料板および第2の非磁性材料板が互いに固定され
ていることを特徴とするものである。
【0013】本発明の磁気ヘッドのシールド板では、第
2の非磁性材料板に突起を形成し、この突起を磁性材料
板と第1の非磁性材料板の穴に挿入し、この突起により
磁性材料板と第1の非磁性材料板の双方を、第2の非磁
性材料板に対して同時に固定している。したがって、材
料の加工としては、第2の非磁性材料板にのみ一方向へ
突出する突起を形成すればよく、加工作業が簡単であ
る。またポンチなどで突起を一度変形させるだけで、磁
性材料板と2枚の非磁性材料板の3枚を互いに固定でき
るため、突起を変形させるポンチ加工の工数が少なくな
る。さらに従来のようなクラッド材を使用する必要がな
く、材料費もやすくなる。
【0014】また、磁性材料板と2枚の非磁性材料板
を、位置ずれなどが生じにくく高い精度で簡単に固定す
ることができる。また、図1に示すように突起を用いて
1箇所で固定してもよく、あるいは図2に示すように2
箇所で固定してもよい。なお、2箇所以上で固定すると
より高い精度で確実な固定が可能となる。
【0015】また本発明は、第1の非磁性材料板および
磁性材料板に穴を穿設する工程と、第2の非磁性材料板
に突起を形成する工程と、前記磁性材料板の両面に前記
第1および第2の非磁性材料板を重ねて、前記第1の非
磁性材料板の穴および磁性材料板の穴の双方に前記第2
の非磁性材料板の突起を挿入する工程と、前記突起の先
端に力を加えて前記突起を前記穴内で塑性変形させて、
突起を前記穴の内周面に加圧させ、前記磁性材料板と第
1の非磁性材料板および第2の非磁性材料板を互いに固
定する工程と、例えば、前記第2の非磁性材料板をプレ
ス加工することにより前記突起を隆起形成することが好
ましい。
【0016】なお、前記突起を形成する工程が完了した
後に、磁性材料板と第1および第2の非磁性材料板を積
層して、突起を各穴に挿入してもよいが、磁性材料板と
第1および第2の非磁性材料板を重ねた状態で、第2の
非磁性材料板に前記穴方向へ突出する突起をポンチなど
で成形して突起を穴に挿入してもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
して説明する。図1は、本発明におけるシールド板の第
1の実施の形態を示す斜視図である。図1に示されるシ
ールド板は、磁性材料板14の突出部14aの両面に第
1および第2の非磁性材料板17,18が設けられる構
成であり、上記の図4(a)および(b)に示したのと
同様に磁気ヘッドのシールドケース内に収納される。磁
性材料板14は、例えばパーマロイ(Fe−Ni−Mo
系合金)などの磁性金属板から構成されている。一方、
第1の非磁性材料板17および第2の非磁性材料板18
は、例えばCu−Ni系合金などの非磁性材料で構成さ
れており、突出部14aに重なる形状である。
【0018】図1に示されるように、磁性材料板14、
第1の非磁性材料板17および第2の非磁性材料板18
が挟圧構造Kにより固定されている。磁性材料板14の
突出部14および第1の非磁性材料板17には、その板
厚を貫通する穴14bおよび17aがそれぞれ穿設され
ている。そして、この穴14bおよび17aに前記第2
の非磁性材料板18に設けられた突起18aが挿通され
ている。さらにこの突起18aが先端側から加圧されて
押し潰され、突起18aが各穴14bおよび17aの双
方の内面に加圧されて、磁性材料板14、第1の非磁性
材料板17および第2の非磁性材料板18が一緒に固定
されている。なお、第1および第2の非磁性材料板1
7、18には、テーパ面17bおよび18bが形成され
ており、各チャンネル間に嵌挿される際に、図4(a)
(b)に示す各磁気コア2L,2R,3L,3Rがテー
パ面17b,18bに当接する。
【0019】以下に、シールド板の製造方法について説
明する。まず第1の製造工程として、磁性金属板から磁
性材料板14が型抜きされる。この際、突出部14a
に、内径寸法rの穴14bが同時に穿設される。または
磁性材料板14が打ち抜かれた後に穴14bが穿設され
てもよい。
【0020】第2の工程では、Cu−Ni系合金の板か
ら第1の非磁性材料板17が前記突出部14aとほぼ同
じ形状となるように打ち抜かれる。これと同時にまたは
別の工程で、前記穴14bに対応する位置に内径寸法r
の穴17aが穿設される。または、磁性材料板14の突
出部14aに第1の非磁性材料板17を重ね合せた状態
で、穴14bと穴17aを一緒に打ち抜いて穿設しても
よい。この場合には穴14bと17aの穿設位置および
内径寸法rを互いに一致させるとができる。
【0021】第3の工程では、第2の非磁性材料板18
を突出部14aに合わせた形状に打ち抜くが、これと同
時にまたは別の工程で突起18aが突出形成される。突
起18aは、図3(a)に示すように、第1の非磁性材
料板18をプレス加工することにより、外径寸法Rで高
さがDとなるように隆起形成される。
【0022】なお、突起18aの外径寸法Rと各穴14
b,17a内径寸法rとの関係は、r>Rに設定されて
いる。よって、磁性材料板14の両面に第1の非磁性材
料板17および第2の非磁性材料板18を積層する際
に、突起18aが穴14bおよび穴17a内にやや余裕
を有して挿入される。
【0023】また突起18aの突出高さDは、磁性材料
板14の肉厚d1よりも大きく、また磁性材料板14の
肉厚d1に第1の非磁性材料板17の肉厚d2を加えた
もの(d1+d2)よりも、わずかに短くなるように設
定されていることが好ましい(D<d1+d2)。この
ようにDを設定すると、図3(c)に示すように突起1
8aが加圧加工された状態で、突起が穴14bと17a
の双方の内周面に加圧されて各板が互いに強固に固定さ
れることになり、しかも突起18aが第1の磁性材料板
17から突出しない。
【0024】以上から、突起18aの突出高さDは、変
形させたときに磁性材料板14の穴14bと、第2の非
磁性材料板17の穴17aの双方の内周面に加圧でき、
また突起18aの先端が第1の非磁性材料板17から突
出しない程度が好ましい。
【0025】図3は、磁性材料板に第1および第2の非
磁性材料板を固定する工程を順に示す部分断面図であ
り、(a)は突起の挿入前、(b)は突起の挿入後、
(c)は突起の塑性変形後である。図3(a)は第4の
工程を示している。すなわち、突起18aが磁性材料板
14の穴14bおよび第1の非磁性材料板17の穴17
aに挿通される。図3(b)に示すように、第2の非磁
性材料板18に磁性材料板14および第1の非磁性材料
板17が積層された状態では、突起18aが穴14bと
穴17a内にやや余裕を有して挿入される。そして突起
18aの先端は、第1の非磁性材料板17の表面よりも
やや内側に位置している。
【0026】第5の工程では、図3(b)に示すような
ポンチなどの押圧部材Pにより、突起18aの先端に垂
直な方向から外力が加えられる。これにより突起18a
はやや圧縮状態に塑性変形され、図3(c)に示す挟圧
状態となる。すなわち、突起18aの外径寸法Rと各穴
14b,17aの内径寸法rとの関係はr>Rであるた
め、図3(b)の状態では突起18aが穴17aおよび
14b内でわずかな隙間余裕を有している。しかし、突
起18aの先端部に加えられた外力により、突起18a
が軸方向に圧縮させられると、突起18aが周囲に膨出
し、塑性変形状態で、突起18aが穴14bおよび17
aの双方の内周面に加圧され、磁性材料板14および第
1の非磁性材料板17は、第2の非磁性材料板18に固
定される。
【0027】このとき、変形した突起18aが第1の非
磁性材料板17の表面から突出せず、またはほとんど突
出しないため、磁性材料板14に突起が生じなくなる。
またシールドケース内にこの磁性材料板14を組み込ん
だときに、磁性材料製の突起18aが磁性コアに接触す
ることもなくなる。
【0028】図2は本発明におけるシールド板の第2の
実施の形態を示す斜視図である。図2に示される第1の
非磁性材料板19および第2の非磁性材料板20は、磁
性材料板14の縁に沿った略コの字状の延長部19A,
20Aを有する形状であり、非磁性金属材の板材を型抜
き等して形成される。図2に示されるシールド板には、
2組の挟圧構造K1,K2が設けられる。すなわち、磁
性材料板14には2つの穴14b,14cが穿設され、
第1の非磁性材料板19にも2つの穴19a,19bが
穿設されている。そして第2の非磁性材料板20には2
箇所に突起20aと20bが形成されている。各穴14
b,14c,19a,19bと、突起20a,20bと
の寸法関係は、図3(a)と同様である。
【0029】磁性材料板14に第1の非磁性材料板19
および第2の非磁性材料板20が積層されると、2つの
突起20aと20bが、穴14b,19aおよび穴14
c,19bに挿入される。そして図3(b)(c)と同
様に、突起20a,20bを押圧部材Pで加圧し、突起
20aと20bを各穴の内周面に加圧することにより、
3枚の板14,19,20が互いに固定される。第2の
実施の形態に示されるものでは、挟圧構造がK1および
K2の2ヶ所に設けられているため、第1および第2の
非磁性材料板19および20を確実に磁性材料板14に
固定することができる。さらに磁性材料板14の中心部
分は磁性材料板14のみの肉厚となるため、シールドケ
ース内にコイルの収納領域を確保することが可能とな
る。
【0030】以上の製造方法では、従来のようにクラッ
ド材を用いた圧延加工が不要になり、製造コストを低減
できる。また磁性材料板の両面にバーリング加工による
筒状突起を設けるものと異なり、突起を第2の非磁性材
料板18,20から一方向にのみ突出させればよいた
め、第2の非磁性材料板18,20の突起の加工方向が
一方向のみとなり、材料の加工コストを低減できる。ま
た突起を図3に示すような隆起形状とすることにより、
組立状態でシールド板の表面にバリが発生することがな
い。
【0031】また、図1に示すように第1と第2の非磁
性材料板17と18の先部にテーパ面17b,18bを
形成すると、図4(b)に示す磁気ヘッドに組み込んだ
場合に、磁気コアをテーパ面に突き当てることにより、
磁気コアを傾斜状態に配置しやすくなる。図5に示した
従来のクラッド材によるシールド板では、前記テーパ面
を形成しようとすると、積層されたクラッド材の先端を
テーパ面状に加圧加工しなければならず、加工が容易で
ないが、図1および図2に示す実施の形態では、非磁性
材料板の単体の状態でテーパ面を形成すればよいため、
テーパ面を形成する加工が容易である。
【0032】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、磁性材料
板の両側に非磁性材料板を積層したシールド板を形成す
るにあたり、個々の材料費がやすく、また加工も簡単に
でき、低コストにて製造することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるシールド板を示す斜視図、
【図2】本発明における他のシールド板を示す斜視図、
【図3】磁性材料板に非磁性材料板を固定する工程を示
し、(a)は突起の挿入前、(b)は突起の挿入後、
(c)は突起の塑性変形後を示す断面図、
【図4】(a)は磁気ヘッドの摺動面を示す平面図、
(b)は(a)のb−b線の断面図、
【図5】従来のシールド板を示す斜視図、
【符号の説明】
14 磁性材料板 14a 突出部 14b,14c 穴 17,19 第1の非磁性材料板 18,20 第2の非磁性材料板 17a,19a,19b 穴 19A,20A 延長部 18a,20a,20b 突起 D 突起の高さ d1 磁性材料板の肉厚 d2 第1の非磁性材料板の肉厚 K,K1,K2 挟圧構造 R 突起の外径寸法 r 穴の内径寸法 P 押圧部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 登坂 修 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アルプ ス電気株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性材料板の両面に第1の非磁性材料板
    および第2の非磁性材料板が積層されて成る磁気ヘッド
    のシールド板において、前記第1の非磁性材料板および
    前記磁性材料板の双方に、互いに重なり合う穴がそれぞ
    れ穿設され、これらの穴に前記第2の非磁性材料板に形
    成された突起が挿入された状態で前記突起が塑性変形さ
    れ、この突起が前記穴の内周面に加圧されることによ
    り、前記磁性材料板と第1の非磁性材料板および第2の
    非磁性材料板が互いに固定されていることを特徴とする
    磁気ヘッドのシールド板。
  2. 【請求項2】 第1の非磁性材料板および磁性材料板に
    穴を穿設する工程と、 第2の非磁性材料板に突起を形成する工程と、 前記磁性材料板の両面に前記第1および第2の非磁性材
    料板を重ねて、前記第1の非磁性材料板の穴および磁性
    材料板の穴の双方に前記第2の非磁性材料板の突起を挿
    入する工程と、 前記突起の先端に力を加えて前記突起を前記穴内で塑性
    変形させて、突起を前記穴の内周面に加圧させ、前記磁
    性材料板と第1の非磁性材料板および第2の非磁性材料
    板を互いに固定する工程と、 を有することを特徴とする磁気ヘッドのシールド板の製
    造方法。
  3. 【請求項3】 前記第2の非磁性材料板をプレス加工す
    ることにより前記突起を隆起形成する請求項2記載の磁
    気ヘッドのシールド板の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009247068A (ja) * 2008-03-28 2009-10-22 Thk Co Ltd 磁気シールド板付きリニアモータ、磁気シールド板付き多軸リニアモータ、及び磁気シールド板付きリニアモータの製造方法

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JP2009247068A (ja) * 2008-03-28 2009-10-22 Thk Co Ltd 磁気シールド板付きリニアモータ、磁気シールド板付き多軸リニアモータ、及び磁気シールド板付きリニアモータの製造方法

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