JPS6338405Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6338405Y2 JPS6338405Y2 JP9433282U JP9433282U JPS6338405Y2 JP S6338405 Y2 JPS6338405 Y2 JP S6338405Y2 JP 9433282 U JP9433282 U JP 9433282U JP 9433282 U JP9433282 U JP 9433282U JP S6338405 Y2 JPS6338405 Y2 JP S6338405Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic head
- case
- core
- cores
- magnetic gap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 3
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 3
- RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N Titanium Chemical compound [Ti] RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Magnetic Heads (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は磁気ヘツドに関し、特に紙幣鑑別用に
用いるリング形磁気ヘツドに関するものである。
用いるリング形磁気ヘツドに関するものである。
第1図および第2図を参照して、従来の紙幣鑑
別用の磁気ヘツドは、左右対称のコア1,1を突
合せてリング状に構成されたコアを有する。各コ
ア1は、斜め外側を向き先端が薄くなつた前部突
合せ部2と、直線部3と、直線部から直角に折曲
げられた後部突合せ部4とからなつている。各コ
ア1の直線部3上には、絶縁テープを巻いた上に
巻線5が施され、この状態でホルダー6に固着さ
れている。両コア1は、その前部突合せ部2の突
合せ面間に、チタン箔等の磁気間隙材7を挾みな
がら、前部突合せ部2同志および後部突合せ部4
を突合せた状態で、両ホルダー間をねじ8で締付
けて、固定する。こうして組立てられている第1
図の磁気ヘツド素子は、第2図および第3図に示
されるように、シールドケース9内に保持され
る。即ち、ホルダー6の外壁とケース9の内壁と
の間に基準板10と円弧状の板ばね11を挿入し
てホルダー6を支持し、ケース9内に樹脂(図示
せず)を注入し、ケース9の開口面に端子板12
を装着している。
別用の磁気ヘツドは、左右対称のコア1,1を突
合せてリング状に構成されたコアを有する。各コ
ア1は、斜め外側を向き先端が薄くなつた前部突
合せ部2と、直線部3と、直線部から直角に折曲
げられた後部突合せ部4とからなつている。各コ
ア1の直線部3上には、絶縁テープを巻いた上に
巻線5が施され、この状態でホルダー6に固着さ
れている。両コア1は、その前部突合せ部2の突
合せ面間に、チタン箔等の磁気間隙材7を挾みな
がら、前部突合せ部2同志および後部突合せ部4
を突合せた状態で、両ホルダー間をねじ8で締付
けて、固定する。こうして組立てられている第1
図の磁気ヘツド素子は、第2図および第3図に示
されるように、シールドケース9内に保持され
る。即ち、ホルダー6の外壁とケース9の内壁と
の間に基準板10と円弧状の板ばね11を挿入し
てホルダー6を支持し、ケース9内に樹脂(図示
せず)を注入し、ケース9の開口面に端子板12
を装着している。
このような従来の構造の場合、第2図bに示す
ように、磁気間隙の長さlがケース9の内寸Lよ
り十分に小さい場合には、両ホルダー6を固定す
るためのねじ8を使用することができる。しかし
ながら、使用上の要求から、磁気間隙の長さに比
してケース9の大きさをあまり大きくできない場
合、例えば第3図に示すように、磁気間隙l1に比
して、ケース内寸L1を大きくとれず、ケース9
とコア1間に巻線5が入る程度しか余裕を取れな
い場合がある。この場合、従来は止むを得ず、ね
じ8を使用しないでいた。
ように、磁気間隙の長さlがケース9の内寸Lよ
り十分に小さい場合には、両ホルダー6を固定す
るためのねじ8を使用することができる。しかし
ながら、使用上の要求から、磁気間隙の長さに比
してケース9の大きさをあまり大きくできない場
合、例えば第3図に示すように、磁気間隙l1に比
して、ケース内寸L1を大きくとれず、ケース9
とコア1間に巻線5が入る程度しか余裕を取れな
い場合がある。この場合、従来は止むを得ず、ね
じ8を使用しないでいた。
しかしながら、ねじ8を用いないと、使用中に
磁気間隙の寸法が変化すると言う欠点がある。特
に、紙幣鑑別用の磁気ヘツドの場合通常の録音録
画の場合より磁気間隙に加わる摺動圧が大きいの
で、間隙寸法のずれは著しく(例えば、紙幣が2
万回通過すると、当初の磁気間隙20μmが45μm
にもなる)、鑑別能力が低下する。
磁気間隙の寸法が変化すると言う欠点がある。特
に、紙幣鑑別用の磁気ヘツドの場合通常の録音録
画の場合より磁気間隙に加わる摺動圧が大きいの
で、間隙寸法のずれは著しく(例えば、紙幣が2
万回通過すると、当初の磁気間隙20μmが45μm
にもなる)、鑑別能力が低下する。
従つて、本考案は、ケース寸法に比して磁気間
隙の長さが比較的大きな磁気ヘツドにおいて、使
用中における磁気間隙の変化の少ない従つて動作
特性の低下のない磁気ヘツドを提供することを目
的とする。
隙の長さが比較的大きな磁気ヘツドにおいて、使
用中における磁気間隙の変化の少ない従つて動作
特性の低下のない磁気ヘツドを提供することを目
的とする。
以下本考案の実施例を、図面を参照して詳細に
説明する。
説明する。
第4図および第5図を参照して、リングコアを
形成する対称なコア1,1は本考案に従つて、前
部突合せ部2の先端近傍のみが所要の磁気間隙を
与える長さl1に形成され、直線部3および後部突
合せ部4の磁気間隙の長さ方向における寸法l2を
l1より小さい形状とされている。
形成する対称なコア1,1は本考案に従つて、前
部突合せ部2の先端近傍のみが所要の磁気間隙を
与える長さl1に形成され、直線部3および後部突
合せ部4の磁気間隙の長さ方向における寸法l2を
l1より小さい形状とされている。
この形状によるときは、例えばケース寸法Lが
12mmで、磁気間隙l1が10mmのときでも、l2を8mm
としておけば、コア1,1の垂直部とケースとの
間に充分の間隙が生じるので、第4図のように、
ねじ8を設けることができる。
12mmで、磁気間隙l1が10mmのときでも、l2を8mm
としておけば、コア1,1の垂直部とケースとの
間に充分の間隙が生じるので、第4図のように、
ねじ8を設けることができる。
即ち、第5図のように、コア1,1の垂直部3
と後部突合せ部4の寸法l2を磁気間隙の長さl1よ
り短かくすることによつて、ケース寸法Lが小さ
くても第1図および第2図に関して説明したと同
様に第4図に示されるように、ホルダー6,6間
をねじ8で固定することができる。従つて、第4
図の磁気ヘツド素子を、小寸法Lのケース9内
に、第2図の場合と同様に、装着可能である。
と後部突合せ部4の寸法l2を磁気間隙の長さl1よ
り短かくすることによつて、ケース寸法Lが小さ
くても第1図および第2図に関して説明したと同
様に第4図に示されるように、ホルダー6,6間
をねじ8で固定することができる。従つて、第4
図の磁気ヘツド素子を、小寸法Lのケース9内
に、第2図の場合と同様に、装着可能である。
上述した寸法のコアの場合、第3図の構造での
当初特性より若干劣るが実用上支障がない程度の
特性をもつ磁気ヘツドを得ることができ、バイア
ス方式で使用する場合はバイアス電流を増加する
か(例えば1mAを1.1mAとする)、巻線5の巻
回数を増して(例えば3000Tを3300Tとする)第
3図での当初特性と同じ特性を得ることができ
る。
当初特性より若干劣るが実用上支障がない程度の
特性をもつ磁気ヘツドを得ることができ、バイア
ス方式で使用する場合はバイアス電流を増加する
か(例えば1mAを1.1mAとする)、巻線5の巻
回数を増して(例えば3000Tを3300Tとする)第
3図での当初特性と同じ特性を得ることができ
る。
本考案による磁気ヘツドは、紙幣通過回数60万
回においても特性に劣化がない。
回においても特性に劣化がない。
第1図は従来の磁気ヘツド素子の一例の側面
図、第2図a,bは第1図の磁気ヘツド素子をケ
ースに組み込んだ完成品の側面図及び正面図、第
3図は他の従来例の正面断面図、第4図は本考案
による磁気ヘツド素子の一実施例の外観斜視図、
第5図は本考案に使用する磁気ヘツドコアの斜視
図である。 1……磁気ヘツドコア、2……前部突合せ部、
4……直線部、5……後部突合せ部、6……ホル
ダー、7……磁気間隙材、8……ねじ、9……シ
ールドケース、10……基準板、11……板ば
ね、12……端子板。
図、第2図a,bは第1図の磁気ヘツド素子をケ
ースに組み込んだ完成品の側面図及び正面図、第
3図は他の従来例の正面断面図、第4図は本考案
による磁気ヘツド素子の一実施例の外観斜視図、
第5図は本考案に使用する磁気ヘツドコアの斜視
図である。 1……磁気ヘツドコア、2……前部突合せ部、
4……直線部、5……後部突合せ部、6……ホル
ダー、7……磁気間隙材、8……ねじ、9……シ
ールドケース、10……基準板、11……板ば
ね、12……端子板。
Claims (1)
- 2つの対称なコアを前部突合せ部に磁気間隙材
を介在させてリング状に構成した磁気ヘツドコア
を左右からホルダーとねじによつて固定し、これ
をシールドケースに収納してなるリング形磁気ヘ
ツドにおいて、前記2つのコアの前部突合せ部の
長さ寸法に比して、他の直線部及び後部突合せ部
の寸法を小さくしたことを特徴とする磁気ヘツ
ド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9433282U JPS591121U (ja) | 1982-06-25 | 1982-06-25 | 磁気ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9433282U JPS591121U (ja) | 1982-06-25 | 1982-06-25 | 磁気ヘツド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS591121U JPS591121U (ja) | 1984-01-06 |
JPS6338405Y2 true JPS6338405Y2 (ja) | 1988-10-11 |
Family
ID=30225847
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9433282U Granted JPS591121U (ja) | 1982-06-25 | 1982-06-25 | 磁気ヘツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS591121U (ja) |
-
1982
- 1982-06-25 JP JP9433282U patent/JPS591121U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS591121U (ja) | 1984-01-06 |
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