JP2005157570A - 併用禁忌薬品検索システムおよび併用禁忌薬品検索方法 - Google Patents

併用禁忌薬品検索システムおよび併用禁忌薬品検索方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 利用者の服用履歴あるいは常用薬品に関する個人情報のプライバシーを守ることができ、また、常用薬品が変更された場合であっても登録内容の変更を利用者側で簡易かつ確実に行うことができる併用禁忌薬品検索システムおよび併用禁忌薬品検索方法を提供する。
【解決手段】 端末装置101は、情報読出手段102により服用履歴記憶媒体103から利用者の薬品服用履歴情報を読み出し、サーバ106は、併用禁忌薬品情報検出手段により端末装置から受信した利用者の薬品服用履歴情報に基づいて併用禁忌の薬品情報を記憶する併用禁忌データベース105に併用禁忌に該当する薬品情報が存在するか否かを検索する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、利用者の服用履歴情報の管理化が図られた、薬品の商品名等の情報を記憶する非接触ICタグを利用した併用禁忌薬品検索システムおよび併用禁忌薬品検索方法に関する。
従来、薬品あるいはその包装に添付されているその薬品に関する説明等の文章は、製薬企業による公的情報であり、利用者が薬品間の相互作用に係る知識を得るために必要な利用価値の高い情報となっていたが、このような情報は民間企業により一般の利用者が利用可能なデータベースとして情報検索サービスの形態で提供されていた。そして、パーソナルコンピュータ等を利用した薬品における併用禁忌の検索システムにおいて、このデータベースを利用することにより、薬品名等の文字列をキーボードを用いて手入力して最新の相互作用データを検索することができるシステムが多く知られている。
ここで、サーバを利用した薬品名の表示に関して、サーバに処方箋の情報および患者の薬歴等が記憶され、薬品が販売される際に、予め薬品に貼付けられている無線タグの薬品の種類に応じて割当されている固有の無線コードを読み出して、端末装置上に薬品名を表示することにより、現に販売されようとしている薬品各々についての薬品名と、これら薬品の薬品間相互作用チェック効果とが表示されるようにした薬品販売システムに関する技術がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−233673号公報
しかしながら、上述した従来における形態および従来例においては次のような問題点があった。
従来の薬品における併用禁忌の検索システムでは、一般の利用者は薬品名等の専門用語に関する知識が豊富でなく、また、その専門用語にも馴染みが少ない場合が多いため、薬品名等を入力する際に過大な労力あるいは時間を要していた。他方、製薬企業においては同一の作用をもたらす薬品については類似する薬品名を用いることが通例であるため、一般の利用者が混同しやすい類似名称が数多く存在し、手入力する際に誤入力が発生するという問題があった。
また、上記特許文献1に記載の従来例は、患者の薬歴等の情報が、サーバのデータベースに記憶されており、個人の薬歴等の個人情報をデータベースに登録する際に公開することが必要となり、またデータベースから個人情報が漏洩する危険もあった。さらに、利用者の常用薬品が変更された場合には、その都度データベースの変更登録を行う必要があり手続きが煩雑であり、システム利用者の作業負担を軽減することができないという問題点があった。
そこで、本発明は、ネットワークを介してそれぞれが接続されるサーバと1以上の端末装置とを含む併用禁忌薬品検索システムであって、サーバに、併用禁忌の薬品情報を記憶する併用禁忌データベースと、端末装置から受信した利用者の薬品服用履歴情報に基づいて併用禁忌データベースに併用禁忌に該当する薬品情報が存在するか否かを検索する併用禁忌薬品情報検出手段とを設け、端末装置に、利用者の薬品服用履歴情報を記憶する服用履歴記憶媒体から薬品服用履歴情報を読み出す情報読出手段と、情報読出手段により読み出した薬品服用履歴情報をサーバに送信する送信手段とを設けることにより、個人情報ファイルのデータベースへの登録および更新処理が不要となり利用者の服用履歴あるいは常用薬品に関する個人情報のプライバシーを守ることができ、また、常用薬品が変更された場合であっても登録内容の変更を利用者側で簡易かつ確実に行うことができる併用禁忌薬品検索システムおよび併用禁忌薬品検索方法を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、ネットワークを介してそれぞれが接続されるサーバと1以上の端末装置と、を含む併用禁忌薬品検索システムであって、前記サーバは、併用禁忌の薬品情報を記憶する併用禁忌データベースと、前記端末装置から受信した利用者の薬品服用履歴情報に基づいて前記併用禁忌データベースに併用禁忌に該当する薬品情報が存在するか否かを検索する併用禁忌薬品情報検出手段と、を備え、前記端末装置は、前記利用者の薬品服用履歴情報を記憶する服用履歴記憶媒体から前記薬品服用履歴情報を読み出す情報読出手段と、前記情報読出手段により読み出した前記薬品服用履歴情報を前記サーバに送信する送信手段と、を備えることを特徴とする併用禁忌薬品検索システムである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の併用禁忌薬品検索システムにおいて、前記サーバは、前記併用禁忌薬品情報検出手段により、前記端末装置から受信した前記薬品情報に基づいて前記併用禁忌データベースに併用禁忌に該当する薬品情報が存在するか否かを検索し、存在した場合に前記端末装置にその情報を送信する送信指令を送信実行手段に与え、送信指令が与えられた利用者個人の併用禁忌薬品情報を前記端末装置に送信する前記送信実行手段を備え、前記端末装置は、前記送信実行手段により送信された前記利用者個人の併用禁忌薬品情報を受信する受信手段と、前記受信手段により受信した情報を表示する表示手段と、をさらに備える。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の併用禁忌薬品検索システムにおいて、前記端末装置の前記情報読出手段は、薬品を識別する薬品識別情報を記憶する識別情報記憶手段から前記薬品識別情報をさらに読み出す。
請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の併用禁忌薬品検索システムにおいて、前記服用履歴記憶媒体および/または前記識別情報記憶手段は、非接触ICチップである。
請求項5記載の発明は、ネットワークを介してそれぞれが接続されるサーバと1以上の端末装置と、を利用した併用禁忌薬品検索方法であって、前記併用禁忌薬品検索方法は、前記サーバは、併用禁忌データベースに併用禁忌の薬品情報を記憶するステップと、併用禁忌薬品情報検出手段により前記端末装置から受信した前記薬品情報に基づいて前記併用禁忌データベースに併用禁忌に該当する薬品情報が存在するか否かを検索するステップと、を有し、前記端末装置は、情報読出手段により利用者の薬品服用履歴情報を記憶する服用履歴記憶媒体から前記薬品服用履歴情報を読み出すステップと、送信手段により前記情報読出手段により読み出した前記薬品服用履歴情報を前記サーバに送信するステップと、を有することを特徴とする併用禁忌薬品検索方法である。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の併用禁忌薬品検索方法において、前記サーバは、前記検索するステップにおいて、前記併用禁忌薬品情報検出手段により前記端末装置から受信した前記薬品情報に基づいて前記併用禁忌データベースに併用禁忌に該当する薬品情報が存在するか否かを検索し、存在した場合には、送信実行手段に前記端末装置にその情報を送信する送信指令を与えるステップと、前記送信実行手段により送信指令が与えられた利用者個人の併用禁忌薬品情報を前記端末装置に送信するステップとを有し、前記端末装置は、受信手段により前記送信実行手段により送信された前記利用者個人の併用禁忌薬品情報を受信するステップと、表示手段により前記受信手段で受信した情報を表示するステップと、をさらに有する。
請求項7記載の発明は、請求項5または6記載の併用禁忌薬品検索方法において、前記端末装置は、前記読み出すステップにおいて、前記情報読出手段によりさらに薬品を識別する薬品識別情報を記憶する識別情報記憶手段から前記薬品識別情報を読み出すステップを有する。
本発明によれば、ネットワークを介してそれぞれが接続されるサーバと1以上の端末装置とを含む併用禁忌薬品検索システムであって、サーバは、併用禁忌の薬品情報を記憶する併用禁忌データベースと、端末装置から受信した利用者の薬品服用履歴情報に基づいて併用禁忌データベースに併用禁忌に該当する薬品情報が存在するか否かを検索する併用禁忌薬品情報検出手段とを備え、端末装置は、利用者の薬品服用履歴情報を記憶する服用履歴記憶媒体から薬品服用履歴情報を読み出す情報読出手段と、情報読出手段により読み出した薬品服用履歴情報をサーバに送信する送信手段とを備えることにより、個人情報ファイルのデータベースへの登録および更新処理が不要となり利用者の服用履歴あるいは常用薬品に関する個人情報のプライバシーを守ることができ、また、常用薬品が変更された場合であっても登録内容の変更を利用者側で簡易かつ確実に行うことができる。
個人情報ファイルのデータベースへの登録および更新処理が不要となり利用者の服用履歴あるいは常用薬品に関する個人情報のプライバシーを守ることができ、また、常用薬品が変更された場合であっても登録内容の変更を利用者側で簡易かつ確実に行うことができる併用禁忌薬品検索システムを、サーバに、併用禁忌の薬品情報を記憶する併用禁忌データベースと、端末装置から受信した利用者の薬品服用履歴情報に基づいて併用禁忌データベースに併用禁忌に該当する薬品情報が存在するか否かを検索する併用禁忌薬品情報検出手段とを設け、端末装置に、利用者の薬品服用履歴情報を記憶する服用履歴記憶媒体から薬品服用履歴情報を読み出す情報読出手段と、情報読出手段により読み出した薬品服用履歴情報をサーバに送信する送信手段とを設けることにより実現した。
本発明の第一の実施例の構成・動作を図を用いて説明する。
図1は、本実施形態における併用禁忌薬品検索システムの構成を示す図である。なお、図中の矢印は薬品情報が流れる方向を示すものである。図1を参照すると、本実施例は、情報読出手段102を備える端末装置101および併用禁忌データベース105を備えるサーバ106から構成されており、それぞれがネットワーク104を介して接続されている。ネットワークは有線でも無線であってもよく、例えば、インターネットまたはWAN(Wide Area Network )等の任意のネットワークである。
端末装置101は、情報読出手段102を備える情報処理装置であり、例えば、パーソナルコンピュータ等である。利用者の自宅あるいは薬品が販売される小売店、薬局等に設置されてもよい。情報読出手段102は、服用履歴記憶媒体103から利用者の薬品服用履歴情報を読み出す機能を有している。例えば、非接触ICチップに対応するアンテナ等を備えるリーダライタである。
ここで、服用履歴記憶媒体103とは、利用者の薬品の服用履歴、既往症またはアレルギー等に関する情報を記憶する記憶媒体をいい、例えば、非接触ICチップであるRFID(Radio Frequency Identification)カードであってもよい。RFIDカードは、ICメモリ、通信回路からなるCMOSチップおよび超小型アンテナを備えており、ICメモリに利用者の薬品の服用履歴、既往症またはアレルギー等に関する情報が保存されており、対応するリーダライタで読み書きされる際に、電波あるいは電磁波による非接触電力送信技術により無線を通じて電源を誘電させて通信を行う半永久的に利用可能なものである。電波あるいは電磁波が照射されるとアンテナ回路を経由してプロセッサに電源が投入され、メモリに格納されているデータを読み出し、その情報を空中に電波として放出する構造であってもよい。
サーバ106は、併用禁忌データベース105を備える情報処理装置である。製薬会社あるいはその他の民間情報提供サービス企業に設置されてもよい。
併用禁忌データベース105は、薬品名称、薬品コード、併用禁忌薬品名称、併用禁忌薬品コード、禁忌症または副作用等に関するデータを記憶している。サーバ106から予め入力されたデータであっても、外部のデータベースを利用したものであってもいずれでもよい。
図2は、本実施形態における併用禁忌薬品検索システムの全体構成を示すブロック図である。
服用履歴記憶部201には、利用者の薬品の服用履歴、既往症またはアレルギー等に関する情報が書き込まれている。
端末装置101側の情報読出手段202は、服用履歴記憶部201から利用者の薬品の服用履歴情報等を読み出す。
端末装置101側の制御部204は、情報読取手段202から服用履歴情報等を取得する。端末装置101側の通信部205は、ネットワーク206を介してサーバ106側の通信部207と服用履歴情報等の送受信を行う。
サーバ106側の制御部208は、通信部207から取得した服用履歴情報等に基づき併用禁忌データベース209に併用禁忌に該当する薬品情報が存在するか否かを検索する。
併用禁忌データベース209は、一の薬品に関する薬品名称および薬品コード、その一の薬品と併用禁忌である薬品に関する薬品名称および薬品コードについての情報を記憶する。
端末装置101側の表示部203は、端末装置101側の制御部204が取得した検索結果として抽出された利用者個人の併用禁忌薬品情報を表示する。
以上のように構成された実施形態における併用禁忌薬品検索システムの動作について図4のフローチャートに基づいて説明する。
まず、端末装置101に設けられた情報読出手段102は、薬品服用履歴記憶媒体103から利用者の薬品服用履歴情報を読み出す(ステップA1)。例えば、非接触ICチップに対応するアンテナ等を備えるリーダライタから電波を送信することによりICメモリから利用者の薬品服用履歴情報を記憶したデータを読み出す。
次に、端末装置101に設けられた情報読出手段102で読み出した薬品服用履歴情報を送信手段によりネットワーク104を介してサーバ106に送信する(ステップA2)。
サーバ106の受信部は、ネットワーク104を介して端末装置101の送信手段により送られる薬品服用履歴情報を受信する(ステップA3)。
そして、サーバ106の併用禁忌薬品情報検出手段は、端末装置101から受信した薬品服用履歴情報に基づいて併用禁忌データベースに併用禁忌に該当する薬品情報が存在するか否かを検索する(ステップA4)。
併用禁忌薬品情報の検索(ステップA5)は、薬品服用履歴情報に含まれる薬品コードに基づいて、一の薬品の薬品コードを薬品毎にその一の薬品と併用禁忌である薬品に関する薬品コードと対応付けた併用禁忌薬品テーブルを検索して、その薬品コードと一致する併用禁忌薬品テーブルにおける一の薬品の薬品コードに少なくとも1つのその一の薬品と併用禁忌である薬品に関する薬品コードが対応付けられている場合には、その一の薬品と併用禁忌である薬品に関する薬品コードを取得し、その一の薬品と併用禁忌である薬品に関する薬品コードに基づいて、薬品コードを薬品毎に薬品名称と対応付けた薬品テーブルを検索してその一の薬品と併用禁忌である薬品に関する薬品名称を取得することであってもよい。
併用禁忌薬品情報検出手段により、併用禁忌データベース105に併用禁忌に該当する薬品情報が存在するか否かを検索し、存在した場合には、端末装置101にその情報を送信するように送信指令を送信実行手段に与える。そして、サーバ106の送信実行手段は、送信指令が与えられた利用者個人の併用禁忌薬品情報をネットワーク104を介して端末装置101に送信する(ステップA6)。
端末装置101の受信手段は、サーバ106の送信実行手段により送信された利用者個人の併用禁忌薬品情報をネットワーク104を介して送信前記送信実行手段により送信された利用者個人の併用禁忌薬品情報を受信する(ステップA7)。
端末装置101の表示手段は、受信手段により受信した利用者個人の併用禁忌薬品情報を表示する(ステップA8)。例えば、端末装置101に接続されるディスプレイの画面に併用禁忌薬品の薬品名称が一覧表示されてもよい。
上記の実施形態においては、非接触ICチップを利用することにより情報読出手段202で迅速かつ確実に個人の薬品服用履歴情報を読取ることができるため、併用禁忌薬品検索システムにおける薬品名あるいは薬品コード等の薬品情報の入力の簡略化が図られる。
また、非接触ICチップを利用することにより情報読出手段202で確実に個人の薬品服用履歴情報を読取ることができるため、併用禁忌薬品検索システムにおける医薬品名あるいは医薬品コード等の薬品情報の誤入力の回避が図られる。
本発明の第二の実施例の構成・動作を以下に説明する。本実施例においては第一の実施例における情報読出手段202は、情報の読み出しのみでなく服用履歴記憶部201に利用者の薬品の服用履歴情報等を書き込む機能を有している場合において第一の実施の形態と同様の併用禁忌薬品検索機能を実現するものである。
図3を参照すると、第一の実施の形態における構成のうち、端末装置101側の情報読出手段202が情報読書手段210と置き換わって構成されている。第一の実施の形態における構成と重複する構成要素には、同一の符号が付されており、その構成要素の説明は省略する。
端末装置101側の情報読書手段210は、服用履歴記憶部201から利用者の薬品の服用履歴情報等を読み出し、また端末装置101側の制御部205の指示に基づき服用履歴記憶部201に利用者の薬品の服用履歴情報等を新たに書き込み、さらに服用履歴記憶部201に記憶されている利用者の薬品の服用履歴情報等を更新する。
以上のように構成された実施形態における併用禁忌薬品検索システムの動作について図5のフローチャートに基づいて説明する。
まず、端末装置101に設けられた情報読書手段210は、端末装置101側の制御部205の指示に基づき服用履歴記憶部201に利用者の薬品の服用履歴情報等を新たに書き込む(ステップB1)。また、端末装置101に設けられた情報読書手段210は、端末装置101側の制御部205の指示に基づき服用履歴記憶部201に記憶されている利用者の薬品の服用履歴情報等を更新してもよい。
利用者の薬品服用履歴情報を読み出し、併用禁忌薬品情報を検索して、その結果の併用禁忌薬品情報を表示する(ステップB2〜B9)までの動作は第一の実施の形態と同様である。
以上のように、本実施例によれば、第一の実施の形態では、利用者が用いる端末装置101により、情報記憶媒体へ記憶させるデータの内容変更を行うことができなかったが、利用者の薬品の服用履歴情報を読み出す端末装置101と同一の情報処理装置によりデータの書き込みを行うことが可能となり、利用者の利便性が向上する。
また、利用者の常用薬品が変更された場合等であっても、非接触ICチップ等の情報記憶媒体は利用者個人が保持しているため、その都度データベースへの登録あるいは変更を行う必要がなく利用者個人で情報記憶媒体へ記憶させるデータの内容の変更を利用者側で簡易かつ確実に行うことができる。
本発明の第三の実施例の構成・動作を以下に説明する。本実施例においては端末装置101の情報読出手段202は、利用者の薬品服用履歴情報と併せて薬品を識別する薬品識別情報を記憶する識別情報記憶手段から薬品識別情報を読み出す場合において第一の実施の形態と同様の併用禁忌薬品検索機能を実現するものである。
第一の実施の形態における構成に、薬品を識別する薬品識別情報を記憶する識別情報記憶手段を加えて構成されている。薬品識別情報とは、例えば、薬品名称、薬品コード、錠剤等の形態種別、効能または副作用等の情報をいう。識別情報記憶手段とは、服用履歴記憶媒体103と同様に、非接触ICチップであるRFIDカードであってもよく、薬品を包装する容器あるいは包装紙に貼り付けられてもよい。
まず、端末装置101に設けられた情報読出手段202は、服用履歴記憶媒体から利用者の薬品の服用履歴情報等を読み出すとともに、識別情報記憶手段から薬品を識別する薬品識別情報を読み出す。識別情報記憶手段は、複数の薬品についての薬品識別情報を記憶していてもよい。また、情報読出手段202は、複数の薬品についての複数の識別情報記憶手段から薬品を識別する薬品識別情報を同時に読み出してもよい。
併用禁忌薬品情報の抽出は、薬品服用履歴情報に含まれる薬品コードに基づいて、一の薬品の薬品コードを薬品毎にその一の薬品と併用禁忌である薬品に関する薬品コードと対応付けた併用禁忌薬品テーブルを検索して、その薬品コードと一致する併用禁忌薬品テーブルにおける一の薬品の薬品コードに少なくとも1つのその一の薬品と併用禁忌である薬品に関する薬品コードが対応付けられている場合には、その一の薬品と併用禁忌である薬品に関する薬品コードを取得し、その一の薬品と併用禁忌である薬品に関する薬品コードに基づいて、薬品コードを薬品毎に薬品名称と対応付けた薬品テーブルを検索してその一の薬品と併用禁忌である薬品に関する薬品名称を取得してもよく、また、薬品識別情報に含まれる薬品コードに基づいて、一の薬品の薬品コードを薬品毎にその一の薬品と併用禁忌である薬品に関する薬品コードと対応付けた併用禁忌薬品テーブルを検索して、その薬品コードと一致する併用禁忌薬品テーブルにおける一の薬品の薬品コードに少なくとも1つのその一の薬品と併用禁忌である薬品に関する薬品コードが対応付けられている場合には、その一の薬品と併用禁忌である薬品に関する薬品コードを取得し、その一の薬品と併用禁忌である薬品に関する薬品コードに基づいて、薬品コードを薬品毎に薬品名称と対応付けた薬品テーブルを検索してその一の薬品と併用禁忌である薬品に関する薬品名称を取得してもよい。
そして、読み出した服用履歴情報および薬品識別情報に基づいて、併用禁忌薬品情報を検索して、その結果の併用禁忌薬品情報を表示するまでの動作は第一の実施の形態と同様である。
以上のように、本実施例によれば、例えば、調剤薬局あるいはドラッグストア等で薬品を利用者に受渡すトレイにセンサ等の読取装置を設けることにより、薬品の受渡し時に、予め利用者が保有しているその利用者が常用している薬品情報との照合検索を行うことが可能となり、薬品情報の入力を意識することなく、薬品の受渡時に自動的に併用禁忌の警告メッセージを表示し、薬品の併用による副作用の発生等の弊害を未然に防止することができる。
なお、上述する実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更実施が可能である。
本発明は、食品における併用禁忌品検索システムにも適用できる。
本発明の実施形態におけるシステム構成を示す図である。 第一の実施形態におけるシステムの全体構成を示すブロック図である。 第二の実施形態におけるシステムの全体構成を示すブロック図である。 第一の実施形態における併用禁忌薬品を検索する処理手順を示すフローチャートである。 第一の実施形態における併用禁忌薬品を検索する処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
101 端末装置
102 情報読出手段
103 服用履歴記憶媒体
104 ネットワーク
105 併用禁忌データベース
106 サーバ

Claims (7)

  1. ネットワークを介してそれぞれが接続されるサーバと1以上の端末装置と、を含む併用禁忌薬品検索システムであって、
    前記サーバは、併用禁忌の薬品情報を記憶する併用禁忌データベースと、
    前記端末装置から受信した利用者の薬品服用履歴情報に基づいて前記併用禁忌データベースに併用禁忌に該当する薬品情報が存在するか否かを検索する併用禁忌薬品情報検出手段と、
    を備え、
    前記端末装置は、前記利用者の薬品服用履歴情報を記憶する服用履歴記憶媒体から前記薬品服用履歴情報を読み出す情報読出手段と、
    前記情報読出手段により読み出した前記薬品服用履歴情報を前記サーバに送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする併用禁忌薬品検索システム。
  2. 前記サーバは、前記併用禁忌薬品情報検出手段により、前記端末装置から受信した前記薬品情報に基づいて前記併用禁忌データベースに併用禁忌に該当する薬品情報が存在するか否かを検索し、存在した場合に前記端末装置にその情報を送信する送信指令を送信実行手段に与え、
    送信指令が与えられた利用者個人の併用禁忌薬品情報を前記端末装置に送信する前記送信実行手段を備え、
    前記端末装置は、前記送信実行手段により送信された前記利用者個人の併用禁忌薬品情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した情報を表示する表示手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の併用禁忌薬品検索システム。
  3. 前記端末装置の前記情報読出手段は、薬品を識別する薬品識別情報を記憶する識別情報記憶手段から前記薬品識別情報をさらに読み出すことを特徴とする請求項1または2記載の併用禁忌薬品検索システム。
  4. 前記服用履歴記憶媒体および/または前記識別情報記憶手段は、非接触ICチップであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の併用禁忌薬品検索システム。
  5. ネットワークを介してそれぞれが接続されるサーバと1以上の端末装置と、を利用した併用禁忌薬品検索方法であって、
    前記併用禁忌薬品検索方法は、
    前記サーバは、併用禁忌データベースに併用禁忌の薬品情報を記憶するステップと、
    併用禁忌薬品情報検出手段により前記端末装置から受信した前記薬品情報に基づいて前記併用禁忌データベースに併用禁忌に該当する薬品情報が存在するか否かを検索するステップと、
    を有し、
    前記端末装置は、情報読出手段により利用者の薬品服用履歴情報を記憶する服用履歴記憶媒体から前記薬品服用履歴情報を読み出すステップと、
    送信手段により前記情報読出手段により読み出した前記薬品服用履歴情報を前記サーバに送信するステップと、
    を有することを特徴とする併用禁忌薬品検索方法。
  6. 前記サーバは、前記検索するステップにおいて、前記併用禁忌薬品情報検出手段により前記端末装置から受信した前記薬品情報に基づいて前記併用禁忌データベースに併用禁忌に該当する薬品情報が存在するか否かを検索し、存在した場合には、送信実行手段に前記端末装置にその情報を送信する送信指令を与えるステップと、
    前記送信実行手段により送信指令が与えられた利用者個人の併用禁忌薬品情報を前記端末装置に送信するステップとを有し、
    前記端末装置は、受信手段により前記送信実行手段により送信された前記利用者個人の併用禁忌薬品情報を受信するステップと、
    表示手段により前記受信手段で受信した情報を表示するステップと、
    をさらに有することを特徴とする請求項5記載の併用禁忌薬品検索方法。
  7. 前記端末装置は、前記読み出すステップにおいて、前記情報読出手段によりさらに薬品を識別する薬品識別情報を記憶する識別情報記憶手段から前記薬品識別情報を読み出すステップを有することを特徴とする請求項5または6記載の併用禁忌薬品検索方法。
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