JP2005156875A - 光フェルール - Google Patents

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Kenji Sasaki
健志 佐々木
Kunihiko Fujiwara
邦彦 藤原
Hiroshi Furukawa
洋 古川
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Abstract

【課題】 より少ない工数で製造可能であると共に、歩留まりの向上した光フェルールの提供が求められる。
【解決手段】 光フェルールに、光ファイバ(7)の先端を取り付ける為の取り付け部(5)と、前記取り付け部(5)に前記光ファイバ(7)を取り付けた場合に、前記光ファイバ(7)から出射する光を反射し、その進行方向を変更する反射面(13a)を設けた。そして、前記反射面(13a)は、気体層と固体層との境界面であることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、回路基板に設けられている光入出端に対して、光ファイバを、前記光入出端と光接続可能な位置に位置決めして実装する為に、光ファイバの先端に装着する光フェルールに関する。
現在、光LANシステム等で用いられている光トランシーバは、半導体レーザ等の発光素子、あるいはフォトダイオード等の光チップモジュールの光軸を回路基板の方向に沿わせ、これら光素子が搭載された回路基板あるいはリードフレームの端部に光フェルールを取り付けて、外部の光ファイバと接続する方法が一般に用いられている。ここで用いられる光フェルールの光フェルールとしては周知の細径単心光フェルール(MU型(MU: Miniature‐unit Coupling optical fiber connector。JIS C 5983に制定される光フェルールに用いられるもの等)、大径のSC型光フェルール(SC: Single fiber Coupling optical fiber connector。JIS C 5973に制定される光フェルールに用いられるもの等)など)、多心光フェルール(MT型光フェルール(MT : Mechanically Transferable。 JIS C 5981に制定されるの等)、いわゆるMINI-MT型光フェルールなど)が用いられており、いずれの光フェルールを用いた光トランシーバも既に規格化されている。
これら光コネクタ(フェルール)を用いた光トランジスタは、一般に同軸型と称されるのであるが、光軸を変更する光コネクタとしては、特許文献1及び特許文献2に記載されているような型式のものがある。後者の型式の光コネクタは一般に,人出射する光を光フェルール3内で90°曲げるために,光フェルール内部に金属を蒸着した反射面を有している。
特開昭59−175183号公報 特開平6−273641号公報
しかしながら、このような従来構造の基板実装型光フェルールでは、光フェルール内にテーパ面を作るために空洞部を形成し、そこに金属を蒸着する工程により工数が増加する。また,テーパ加工不良や蒸着の不良などが発生すると,歩留まりが低下するという問題がある。
また,テープ心線を光フェルール3上のV溝に設置したのちガラス板で押さえて固定する形式を採用すると、部品数が増加するのみならず、ガラス板で内部封止する時に、接着不良が発生するおそれもある。更に,基板実装型光フェルールはその名の通り基板上に実装する用途のために,さらなる小型化が望まれいる。
上記課題を解決するために、本発明による光フェルールは、光ファイバ(7)の先端を取り付ける為の取り付け部(5)と、前記取り付け部(5)に前記光ファイバ(7)を取り付けた場合に、前記光ファイバ(7)から出射する光を反射し、その進行方向を変更する反射面(13a)を備えた光フェルールであって、前記反射面(13a)は、気体層と固体層との境界面であることを特徴とする。
好ましくは、前記光フェルールは、少なくとも所望の波長に於いて透明な材質からなり、前記光フェルールには、前記光ファイバ(7)の先端を受け入れる前記取り付け部(5)が形成されており、前記光ファイバ(7)が前記光フェルールの前記取り付け部(5)に挿入され、前記光ファイバ(7)の先端から照射された光は、前記光フェルールの前記透明な材質の内部を伝搬し、前記反射面(13a)として、前記透明な材質と隣接する空気層との境界面で反射する。
更に、好ましくは、前記光フェルールは、PMMA(アクリル樹脂)である。
更に、好ましくは、前記光フェルールは、オレフィン・マレイミド共重合体である。
以上述べたように、本発明の光フェルールによれば、本体を一体樹脂モールド成形、あるいは一体樹脂部材により形成したので、内部にミラー(反射面)を形成する場合に比較して、より少ない工数で製造可能である。更に、本発明の光フェルールは、その構造から、高い歩留まりを持っている。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1〜図4は本発明に係る光フェルールを示す図であり、図1は斜視図、図2は図1の光フェルール内部の光の通路を示す説明図、図3は、図2の矢印で示した面に沿った断面図、図4は回路基板上に載置された状態の光フェルールを示す斜視図である。
図1を参照すれば、光フェルール1は、少なくとも所望の波長域、すなわち少なくとも使用波長域に於いて、透過率の高い透明な材質から、一体成形あるいは少なくとも一体的に作り込まれた光フェルール3を、その本体とする。光フェルール3は、光ファイバの先端を取り付ける為の取り付け部としての光ファイバ受け入れ溝5が設けられている。この光ファイバ受け入れ溝(あるいは導入口)5に、テープ心線(光ファイバテープ)7を挿入し、しっかりと固定する。特に、光ファイバ受け入れ溝5の最も奥は、ファイバ径よりも僅かに太い程度に細くなっており、テープ心線7のジャケットを除いたコア及びクラッドが隙間なく嵌合するようになっている。
また、光ファイバ受け入れ溝5と対向する反対側の面13は、45°の角度で斜めにカットされている。この斜めの面が反射面13aとなる。この反射面13aは外側の空気層と内側の透明な材質の固体層との境界面となっている。更に、図3の平面図で見て、光ファイバ受け入れ溝5を挟んで、光フェルール3の両側に一対のピン嵌合孔11が設けられている。
したがって、テープ心線7より出射する光は、光フェルール3内部を通過し、反射面13aにて全反射を起こす。反射した光は90°曲げられ、光フェルール3の下部より出射する(図2参照)。同様に,光フェルール3の下から入射した光は光フェルール3内部を通過し,反射面13aにて空気層との間で全反射を起こし,テープ心線内に入射する。
光フェルール3の材質は、透過率の高い透明であるものから選択される。実際には、透明プラスチックおよび透明度の高いガラス等が候補となる。透過率、透明度の定義は後述している。しかし、反射面13aでの光の臨界角が45°以下であることが必要であるため、その屈折率は1.41以上のものが選択される。そのような条件を満たす材料としては、例えば、PMMA(アクリル樹脂)、オレフィン・マレイミド共重合体等がある。
図4は、光フェルール1を、回路基板9上に載置した状態を示す。ここで、図では隠れているが、回路基板9には、光フェルール1のピン嵌合孔11の位置に対応して予め同径の2つの孔が設けられている。光フェルール側の2つの孔は上下に貫通しており、この孔と、光フェルール1のピン嵌合孔11を合わせることにより大まかな位置決めを行い、更に位置決めピンを、このピン嵌合孔11を貫通して相手側の2つの孔にしっかりと固定することによって、光フェルール1の回路基板9への精密位置決めと取付が行われる。この際、回路基板側の光学素子の光軸とフェルール側の光軸を一致させるようにする。
以上、本発明を実施例により説明したが、当業者にとっては、本発明が本願中に説明した実施例に限定されるものではないということは明らかである。
例えば、上記実施例では、テープ心線が光フェルール3内部に埋め込まれるように固定され、テープ心線7より出射する光は、光フェルール3内部を通過し、空気層に隣接する反射面13aにて全反射を起こす構造となっている。しかし、これとは逆に、テープ心線の先端が空気層に露出するように、テープ心線を光フェルールに固定し、光フェルール側にはテープ心線からの光を45°の角度で反射すると共に空気層に隣接する反射面を設けるようにしても良い。この場合でも、反射面は、空気層と光フェルールの透明な材質との境界面となっていることが重要である。
更に、上記した本発明の実施例では、テープ心線7より出射する光は、光フェルール3内部で90°曲げられている。しかし、この反射角は、正確に90°である必要はない。ここでは、反射角の許容範囲を含んでいることは言うまでもない。また、本発明は、反射面に特徴があるのであり、光の方向を変えるということのみが必須である。したがって、例えば、反射角として80°や100°といったものが必要な場合にも、応用可能であることは言うまでもない。
このような反射角を実現する場合、反射面13aに更に金属膜を蒸着させることが有効である。また、反射面13aに汚れなどが付着すると、その面で光吸収などが発生するが、金属膜を形成しておけば、このような不具合の発生を抑えることができる。
本発明に係る光フェルールを示す斜視図である。 図1の光フェルール内部の光の通路を示す説明図である。 図2の矢印で示した面に沿った断面図である。 回路基板上に載置された状態の光フェルールを示す斜視図である。
符号の説明
1 光フェルール
3 光フェルール
5 取り付け部
7 光ファイバ
9 回路基板
11 ピン嵌合孔
13a 反射面

Claims (2)

  1. 光ファイバ(7)の先端を取り付ける為の取り付け部(5)と、前記取り付け部(5)に前記光ファイバ(7)を取り付けた場合に、前記光ファイバ(7)から出射する光を反射し、その進行方向を変更する反射面(13a)を備えた光フェルールであって、前記反射面(13a)は、気体層と固体層との境界面であることを特徴とする光フェルール。
  2. 前記光フェルールは、少なくとも所望の波長に於いて透明な材質からなり、前記光フェルールには、前記光ファイバ(7)の先端を受け入れる前記取り付け部(5)が形成されており、前記光ファイバ(7)が前記光フェルールの前記取り付け部(5)に挿入され、前記光ファイバ(7)の先端から照射された光は、前記光フェルールの前記透明な材質の内部を伝搬し、前記反射面(13a)として、前記透明な材質と隣接する空気層との境界面で反射することを特徴とする請求項1に記載の光フェルール。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009115919A (ja) * 2007-11-02 2009-05-28 Fujikura Ltd 光路変換部材およびその組立方法

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