JP2005155868A - ダブルサンギア型遊星歯車機構 - Google Patents

ダブルサンギア型遊星歯車機構 Download PDF

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Abstract

【課題】 2つのサンギアを備えた遊星歯車機構を実現するダブルサンギア型遊星歯車機構を提供する。
【解決手段】 第3キャリアC3を、第3ピニオンP3のピニオンシャフト6をそれぞれ支持する第1キャリアプレート3と第2キャリアプレート4とから構成し、第1キャリアプレート3と第2キャリアプレート4を固定するプレート支持部33を、第3サンギアS3および第4サンギアS4よりも径方向外側、かつ、第3ピニオンP3の間に位置に設けた。
【選択図】 図4

Description

本発明は、2つのサンギアを備えたダブルサンギア型遊星歯車機構に関する。
従来、2つのサンギアを備えたダブルサンギア型遊星歯車機構が知られている。2つのサンギアは、軸方向に直列に配置されて1つのピニオンと噛み合うとともに、それぞれ別のメンバと連結されている。これにより、一方のサンギアがキャリアで囲まれたレイアウトであっても、他方のサンギアからメンバをハウジング側へ取り出すことができ、サンギアをブレーキにより停止させることができる。
さらに、2つのサンギアを用いることで、2つのサンギアよりも径方向内側に回転メンバを設け、この回転メンバとピニオンキャリアとを2つのサンギアの間の隙間から連結できるため、多様な変速段が得られる(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−37230号公報
しかしながら、上述したダブルサンギア型遊星歯車機構を実現する具体的な構成は、未だ提案されていない。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、その目的とするところは、2つのサンギアを備えた遊星歯車機構を実現するダブルサンギア型遊星歯車機構を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明では、第1サンギア(S3)と、第2サンギア(S4)と、前記第1サンギア(S3)と連結する第1回転メンバ(M1)と、前記第2サンギア(S4)と連結する第2回転メンバ(M2)と、前記第1回転メンバ(M1)および第2回転メンバ(M2)よりも径方向内側に位置する第3回転メンバ(M3)と、前記第1サンギア(S3)および第2サンギア(S4)と共通に噛み合うピニオンと、前記ピニオン両端を支持するプラネタリキャリア(C3)と、を有し、前記プラネタリキャリア(C3)は、前記ピニオンを回動自在に支持するピニオン軸と、このピニオン軸の一端を固定支持する第1キャリアプレートと、前記ピニオン軸の他端を固定支持する第2キャリアプレートと、前記第1サンギア(S3)および第2サンギア(S4)よりも径方向外側、かつ、周方向でピニオンの間に位置し、前記第1キャリアプレートと第2キャリアプレートの少なくとも一方と構造的に一体のプレート支持部と、前記第1サンギア(S3)と第2サンギア(S4)の間を通過して第1サンギア(S3)および第2サンギア(S4)の径方向内側に延び、プラネタリキャリア(C3)と第3回転メンバ(M3)とを連結する第1センタメンバ部(CM)と、を備える構成とした。
プラネタリキャリア(C3)のプレート支持部は、第1サンギア(S3)、第2サンギア(S4)、およびピニオンとの干渉を回避しつつ、第1キャリアプレートおよび第2キャリアプレートを支持可能な構成であるため、2つのサンギアを備えた遊星歯車機構を実現できる。
以下、本発明の自動変速機を実現する最良の形態を、図面に示す実施例1に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
図1は、本発明のダブルサンギア型遊星歯車機構を備えるプラネタリギアを適用した自動変速機の全体構成を示す概略図である。
エンジン1から出力された回転は、エンジン出力軸E1を介してトルクコンバータ2に入力され、トルク増大された回転は、入力軸Inputを介して変速機構部に入力される。トルクコンバータ2は、ロックアップクラッチ機構を備えており、トルクの伝達効率が低下すると、エンジン出力軸E1と入力軸Inputを直結する。
変速機構部は、第1遊星ギヤG1と遊星ギヤセットGSとから構成され、入力軸Inputから入力された回転を出力ギヤOutputから出力する。
第1遊星ギヤG1は、第1サンギヤS1と、第1リングギヤR1と、両ギヤS1,R1に噛み合う第1ピニオンP1を支持する第1キャリアC1と、を有する減速装置としてのシングルピニオン型遊星ギヤである。
遊星ギヤセットGSは、第2遊星ギヤG2および第3遊星ギヤG3から構成されている。
第2遊星ギヤG2は、第2サンギヤS2と、第2リングギヤR2と、両ギヤS2,R2に噛み合う第2ピニオンP2を支持する第2キャリアC2と、を有するシングルピニオン型遊星ギヤである。
第3遊星ギヤG3は、第3サンギヤ(請求項の第1サンギア)S3および第4サンギヤ(請求項の第2サンギア)S4と、第3および第4サンギヤS3,S4の各々に噛み合う第3ピニオン(請求項のピニオン)P3と、この第3ピニオンP3を支持する軸方向の第3キャリア(請求項のプラネタリキャリア)C3と、この第3キャリアC3に接続され、両サンギヤS3,S4の間に配置されるセンタメンバ(請求項の第1センタメンバ部)CMと、第3ピニオンP3に噛み合う1つの第3リングギヤR3と、を有するダブルサンギヤ型遊星ギヤである。なお、センタメンバCMは、第3キャリアC3の円周上に隣接する複数の第3ピニオンP3との空間位置において、第3キャリアC3に結合されている。
入力軸Inputは、第1リングギヤR1に連結され、駆動源であるエンジン1からの回転駆動力を、トルクコンバータ2を介して入力する。
出力ギヤOutputは、第2キャリアC2に連結され、出力回転駆動力を図外のファイナルギヤ等を介して駆動輪に伝達する。
第2サンギヤS2は、第1連結メンバ(請求項の第1回転メンバ)M1と一体的に連結されている。第4サンギアS4は、第2連結メンバ(請求項の第2回転メンバ)M2により一体的に連結されている。
センタメンバCMは、第1連結メンバM1および第2連結メンバM2よりも径方向内側に位置する第3連結メンバ(請求項の第3回転メンバ)M3と一体的に連結されている。第3キャリアC3は、第4連結メンバM4と一体的に連結されている。第2キャリアC2と第3リングギヤR3は、第5連結メンバM5により一体的に連結されている。
ロークラッチL/Cは、第1キャリアC1と第2リングギヤR2とを選択的に断接する。2-6ブレーキ2-6/Bは、第4サンギヤS4の回転を選択的に停止させる。3-5リバースクラッチ3-5R/Cは、第1キャリアC1と第2サンギヤS2,第3サンギアS3とを選択的に断接する。ハイクラッチH/Cは、入力軸InputとセンタメンバCMとを選択的に断接する。ローリバースブレーキL&R/Bは、第3キャリアC3の回転を選択的に停止させる。
前記各クラッチL/C,3-5R/C,H/Cおよび各ブレーキL&R/B,2-6/Bには、図2の締結作動表に示すように、前進6速後退1速の各変速段にて締結圧(○印)や解放圧(無印)を作り出す図外の変速油圧制御装置が接続されている。なお、変速油圧制御装置としては、油圧制御タイプ,電子制御タイプ,油圧+電子制御タイプ等が採用される。
図3は、実施例1の自動変速機における前進6速後退1速の各変速段でのメンバの回転停止状態を示す共線図である。図2に示す締結作動表に従って、1速〜6速および後退1速を達成する。
次に、第3キャリアC3の構造について説明する。
図4は第3キャリアC3の正面側(第3サンギアS3側)斜視図、図5は第3キャリアC3の背面側(第4サンギアS4側)斜視図、図6は第3キャリアC3の背面図、図7は第3キャリアC3のS7−S7断面図である。
第3キャリアC3は、第1キャリアプレート3と、第2キャリアプレート4の2つのプレートから構成されている。第1キャリアプレート3と第2キャリアプレート4は、4つの第3ピニオンP3を挟持した状態で、第2キャリアプレート4側から4つのボルト5によりボルト締結されている。
第1キャリアプレート3の外径は、第3ピニオンP3と第3リングギアR3との噛み合い位置よりも径方向外側に位置し、その外周縁には、第4連結メンバM4と係合するラック部(請求項の第2センタメンバ部)3aが形成されている。また、中心には第3サンギアS3側へ凸となる内フランジ部32が形成されている。この内フランジ部32の内周縁には、第3連結メンバM3が嵌挿されるスプライン部32aが形成されている。なお、内フランジ部32の外径は、第3サンギアS3および第4サンギアS4と干渉しない大きさに設定されている。
第1キャリアプレート3には、第3ピニオンP3が貫通するピニオン収容穴3cが90度間隔で4つ形成されている。ピニオン収容穴3cは、第3ピニオンP3よりも大径に形成されている。
第1キャリアプレート3には、第3ピニオンP3の一端側(第1端部6a側)を覆う環状のプレート部31が形成されている。このプレート部31は、隣り合うピニオン収容穴3cの間に、90度間隔で形成された4つのプレート支持部33で支持されている。
プレート支持部33は、第3サンギアS3および第4サンギアS4よりも径方向外側、かつ、周方向で第3ピニオンP3の間の位置に設けられている。このプレート支持部33には、ボルト5がねじ込まれるねじ穴33aが形成されている。
プレート部31の外径およびプレート支持部33は、第3ピニオンP3と第3リングギアR3との噛み合い位置と干渉しない大きさに設定されている。また、第3ピニオンP3と対応する位置には、第3ピニオンP3の一部を突出させる切り欠き部31aが形成されている。
プレート部31には、ピニオン支持穴31bが形成され、第3ピニオンP3を支承するピニオンシャフト6の第1端部6aが支持されている。また、プレート部31の中央には、第3サンギアS3が挿入される開口部31cが形成されている。この開口部31cは、第3ピニオンP3と第3サンギアS3との噛み合い位置と干渉しない大きさに設定されている。
第2キャリアプレート4は、第1キャリアプレート3のプレート部31と略同一の環状に形成されている。第2キャリアプレート4には、プレート部31の切り欠き部31aと同一形状の切り欠き部4aが形成され、ピニオンシャフト6の第2端部6bが支持されている。また、第1キャリアプレート3のピニオン支持穴31bと同一形状のピニオン支持穴4bが形成されている。さらに、第2キャリアプレート4の中央には、第3サンギアS3が挿入される開口部4cが形成されている。
また、第2キャリアプレート4において、第1キャリアプレート3のプレート支持部33に形成された4つのねじ穴33aと対応する位置には、ボルト5を挿入するボルト穴4dが形成されている。このボルト穴4dの周囲は、第1キャリアプレート3と第2キャリアプレート4をボルト5で締結したとき、ボルト5の頂部が第2キャリアプレート4の面位置よりも低くなるよう、座ぐり部4eが形成されている。
図8に、第1キャリアプレート3と第2キャリアプレート4による第3ピニオンP3の支持構造の詳細を示す。
第3ピニオンP3は、ピニオンニードル7aを介してピニオンシャフト(ピニオン軸)6に対し回動自在に支持されている。第3ピニオンP3とプレート部31との間、および第3ピニオンP3と第2キャリアプレート4との間には、ピニオンワッシャ7bがそれぞれ介装されている。
第2キャリアプレート4には、ピン止め穴41aが形成されたピン止め部41が形成されている。また、ピニオンシャフト6の第2端部6b側には、ピン止め穴41aと対応する位置にピン穴6cが形成されている。ピン止め穴41aとピン穴6cには、ピニオンシャフト6を固定するピン8が圧入されている。
また、ピニオンシャフト6の内部には、ピニオンシャフト6とピニオンニードル7aに潤滑油を供給するための油路6dが形成されている。そして、第1キャリアプレート3のプレート部31には、油路6dと連通する油穴31dが形成されている。
第1キャリアプレート3と第2キャリアプレート4の組み付けは、まず、第2キャリアプレート4側に、第3ピニオンP3、ピニオンシャフト6、ピニオンニードル7a、ピニオンワッシャ7bをセットする。続いて、ピニオンシャフト6の第1端部6aとピニオン支持穴31bの位置を合わせつつ、第1キャリアプレート3を蓋をするように被せ、最後に、ボルト5を用いて第1キャリアプレート3と第2キャリアプレート4をボルト締結する。
なお、ボルト締結前の位置決めを保持するため、第1キャリアプレート3と第2キャリアプレート4に位置決め用のピンを挿入するピン穴を形成しておいてもよい。
以上説明したように、実施例1のダブルサンギア型遊星歯車機構にあっては、第3キャリアC3のプレート支持部33を、第3サンギアS3および第4サンギアS4よりも径方向外側、かつ、周方向で第3ピニオンP3の間の位置に設けたため、第3サンギアS3、第4サンギアS4、および第3ピニオンP3との干渉を回避しつつ、第1キャリアプレート3と第2キャリアプレート4を支持できる。よって、2つのサンギアS3,S4を備えた遊星歯車機構を実現できる(請求項1に対応する効果)。
第3キャリアC3を、第1キャリアプレート3と第2キャリアプレート4からなる半割構造とし、それぞれに第3ピニオンP3のピニオンシャフト6を支持するピニオン支持穴31b,4bを形成し、両プレート3,4をボルト締結により組み付ける構成としたため、従来の3分割構造のものと比較して、組み付け作業性に優れ、部品点数を削減できる(請求項2に対応する効果)。
第1キャリアプレート3を円形状に形成し、その外周縁に第4連結メンバM4と連結するラック部3aを設けたため、多様な変速段を実現できる(請求項3に対応する効果)。
以上、本発明の自動変速機を実施例1に基づき説明してきたが、具体的な構成については、これらの実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
本発明のダブルサンギア型遊星歯車機構を備えるプラネタリギアを適用した、実施例1の自動変速機の全体構成を示す概略図である。 実施例1の自動変速機の各変速段における締結作動表である。 実施例1の自動変速機の各変速段における共線図である。 実施例1の第3キャリアC3の正面側斜視図である。 実施例1の第3キャリアC3の背面側斜視図図である。 実施例1の第3キャリアC3の背面図である。 実施例1の第3キャリアC3のS7−S7断面図である。 実施例1の第3ピニオンP3の支持構造を示す第3キャリアC3の要部拡大図である。
符号の説明
1 エンジン
2 トルクコンバータ
3 キャリアプレート
3a ラック部
3c ピニオン収容穴
31 プレート部
31a 切り欠き部
31b ピニオン支持穴
31c 開口部
31d 油穴
32 内フランジ部
32a スプライン部
33 プレート支持部
33a ねじ穴
4 キャリアプレート
4a 切り欠き部
4b ピニオン支持穴
4c 開口部
4d ボルト穴
4e 座ぐり部
41 ピン止め部
41a ピン止め穴
5 ボルト
6 ピニオンシャフト
6a 第1端部
6b 第2端部
6c ピン穴
6d 油路
7a ピニオンニードル
7b ピニオンワッシャ
8 止めピン

Claims (3)

  1. 第1サンギア(S3)と、
    第2サンギア(S4)と、
    前記第1サンギア(S3)と連結する第1回転メンバ(M1)と、
    前記第2サンギア(S4)と連結する第2回転メンバ(M2)と、
    前記第1回転メンバ(M1)および第2回転メンバ(M2)よりも径方向内側に位置する第3回転メンバ(M3)と、
    前記第1サンギア(S3)および第2サンギア(S4)と共通に噛み合うピニオンと、
    前記ピニオン両端を支持するプラネタリキャリア(C3)と、
    を有し、
    前記プラネタリキャリア(C3)は、
    前記ピニオンを回動自在に支持するピニオン軸と、
    このピニオン軸の一端を固定支持する第1キャリアプレートと、
    前記ピニオン軸の他端を固定支持する第2キャリアプレートと、
    前記第1サンギア(S3)および第2サンギア(S4)よりも径方向外側、かつ、周方向でピニオンの間に位置し、前記第1キャリアプレートと第2キャリアプレートの少なくとも一方と構造的に一体のプレート支持部と、
    前記第1サンギア(S3)と第2サンギア(S4)の間を通過して第1サンギア(S3)および第2サンギア(S4)の径方向内側に延び、プラネタリキャリア(C3)と第3回転メンバ(M3)とを連結する第1センタメンバ部(CM)と、
    を備えることを特徴とするダブルサンギア型遊星歯車機構。
  2. 請求項1に記載のダブルサンギア型遊星歯車機構において、
    前記プレート支持部および第1センタメンバ部(CM)を、第1キャリアプレートと一体に形成し、
    前記第1キャリアプレートおよび第2キャリアプレートに、各ピニオンのピニオンシャフトを挿入するピニオン支持穴をそれぞれ形成し、
    前記プレート支持部にボルト穴を形成するとともに、第2キャリアプレートに前記ボルト穴と対応するねじ穴を形成したことを特徴とするダブルサンギア型遊星歯車機構。
  3. 請求項1または請求項2に記載のダブルサンギア型遊星歯車機構において、
    前記ピニオンよりも径方向外側に位置する第4回転メンバ(M4)を設け、
    前記プラネタリキャリア(C3)に、周方向で隣接するピニオンの間からピニオンよりも径方向外側に延び、プラネタリキャリア(C3)と第4回転メンバ(M4)とを連結する第2センタメンバ部を設けたことを特徴とするダブルサンギア型遊星歯車機構。
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