JP2005152445A - 弾球遊技機のヒンジ機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ガラス扉を回動自在に支持する金属ピンがワイヤ等を用いて外部から操作されることを防止する。
【解決手段】 ガラス扉を構成する扉本体28の上端隅には、金属ピン31を保持するピン保持金具33が固着される。金属ピン31は、軸受け穴25aに差し込まれる主軸部31aと、主軸部31aに対して折り曲げられたレバー部31bとを有する。レバー部31bは、扉本体28を貫通して扉本体28の背面側から操作される。ピン保持金具33の下にはピン収容部34が設けられている。レバー部31bを第1開口部43aの形状に沿って上方向にスライド操作し、さらに主軸部31aを中心に金属ピン31を回動する操作を行うと、レバー部31bがピン収容部34に収容される。レバー部31は、扉本体28の背面から突出しないので、隙間等から挿入されるワイヤをレバー部31bの先端に引っ掛けることができず、金属ピン31を外部から操作することができない。
【選択図】 図4

Description

本発明は、遊技領域を視認可能にする窓部を備えた可動扉を遊技機本体に回動自在に支持する弾球遊技機のヒンジ機構に関する。
遊技場に設置される弾球遊技機は、例えば、遊技球の打ち出される遊技領域が設けられた遊技盤と、遊技盤が組み込まれる筐体からなる遊技機本体と、遊技機本体の前面を覆うガラス扉とから構成されている。ガラス扉は、遊技領域を外部に露呈させるガラス窓を有し、遊技者は、ガラス窓を通して遊技領域を落下する遊技球の挙動を観察することができる。ガラス扉は、遊技機本体に対して回動自在に支持され、施錠装置によって閉じた状態でロックされる。遊技機内部で発生した故障の修理等を行うときには、施錠を解除してガラス扉を開放することができる。
弾球遊技機では、新規製品の組み立て又は遊技場から撤去された遊技機を解体することに伴って、ガラス扉の着脱作業が容易に行えるようにそのヒンジ機構が工夫されている。このヒンジ機構には、例えばガラス扉にヒンジ軸(ピボット)として金属製のピンがスライド可能に設けられている。この金属ピンは、L字状に曲げられて主軸部とレバー部とに分けられており、ガラス扉を取り外す際に作業者等がガラス扉の背面に露呈されるレバー部を操作することで主軸部を移動させ、筐体に設けられた軸受け穴から主軸部を引き抜くことができるようにしている。このヒンジ機構を備えた弾球遊技機は、筐体とガラス扉との間に生じる隙間を小さくでき、この隙間から遊技領域にピアノ線をはじめとするワイヤ等を挿入して遊技球を誘導する等の不正行為を防止できる利点がある。
しかしながら、ワイヤ等が遊技領域に届きにくい弾球遊技機に対しては、遊技機本体とガラス扉との隙間から先端に輪を作ったワイヤを挿入し、これを金属ピンのレバー部に引っ掛けて金属ピンを外部から操作し、金属ピンを移動させてガラス扉を直接取り外すという悪質な不正行為が行われている。従来のヒンジ機構では、ワイヤの扱い方次第では、遊技領域よりもワイヤを挿入する隙間と近い位置にある金属ピンは比較的容易に操作されてしまうという問題がある。
本発明は、上記問題点を考慮してなされたもので、ワイヤ等の外部から差し込まれる道具を用いて金属ピンが操作されることをなくし、ガラス扉を取り外す不正行為を防止できる弾球遊技機のヒンジ機構を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、遊技球の打ち出される遊技領域が設けられた遊技機本体に対し、前記遊技領域を視認可能にする窓部を備えた可動扉を回動自在に支持する弾球遊技機のヒンジ機構であって、前記遊技機本体又は前記可動扉の何れか一方に軸受け穴が設けられ、その他方には前記軸受け穴に嵌合するヒンジ軸と前記ヒンジ軸を保持する軸保持部とが設けられており、前記ヒンジ軸は、前記軸受け穴に向かって突出する突出位置で回動可能に保持され、かつ前記軸受け穴から退避する退避位置へと移動自在となる主軸部と、前記主軸部を前記突出位置又は退避位置に移動する操作がなされるレバー部とからなり、前記他方には、前記主軸部が前記突出位置に保持されているときに、前記主軸部を回動する操作がなされることにより前記レバー部を収容する開口を有する軸収容部が設けられていることを特徴としている。
また、前記軸収容部は前記軸保持部が設けられた面に対して突出して形成されており、前記レバー部は前記軸保持部が設けられた面からその反対側の面に向かって貫通して前記反対側の面から操作されることにより前記軸収容部に収容されることを特徴とする。
また、前記開口の少なくとも一部を塞ぎ前記レバー部をロックするロック位置と、前記レバー部のロックを解除する解除位置との間で変位する可動部材を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、ヒンジ軸となる金属ピンを軸受け穴に嵌合させた状態で回動させたときにレバー部を軸収容部に収容させているから、遊技機本体と可動扉の間から先端に輪を作ったワイヤを挿入しても、ワイヤの先端をレバー部に引っ掛けることができなくなり、金属ピンを外部から不正に操作することができず、可動扉を取り外すことによる不正行為を防止することができる。
また、軸収容部を軸保持部が設けられた面に対して突出形成し、レバー部を前記保持部が設けられた面と反対側の面に向かって貫通させることにより、レバー部を軸収容部に収容したときにレバー部が包囲されると共にレバー部は操作される側の面(前記反対側の面)に対して奥まった位置に収容されるので、ワイヤをレバー部の先端に引っ掛けることがさらに困難になり、上記不正行為を防止する効果を高めることができる。
また、前記開口の少なくとも一部を塞ぐことが可能な可動部材を設けることにより、軸収容部の内部にワイヤ等が侵入することを防止し、さらにレバー部の操作を不能にしているから、上記不正行為を確実に防止することができる。
図1において、弾球遊技機10は、遊技機本体11とガラス扉(可動扉)12を備えるように構成されている。遊技機本体11には、遊技盤13が着脱自在に組み込まれている。ガラス扉12は、遊技機本体11に対して回動自在に取り付けられている。ガラス扉12は透明板としてガラス板が嵌め込まれたガラス窓14を有し、遊技者はガラス窓14を通して遊技盤13を視認可能である。遊技盤13には、その前面に遊技者の操作によって遊技球が打ち出される遊技領域が設けられている。遊技盤13に設けられた遊技領域には、複数の障害釘や風車等の構造物、液晶表示装置15、始動入賞口16やアタッカ17等が設けられている。なお、これらのものはいずれも公知であるので、その詳細については省略する。また、遊技盤13の背面には、液晶表示装置15を制御する回路等が設けられた基板やアタッカ17を駆動するモータやそれらを作動させる制御装置等が組み付けられている。
遊技機本体11の下部には、受け皿20とハンドル21が設けられている。受け皿20には、遊技に使用する遊技球がセットされ、また、遊技を行って得られた賞球が払い出される。ハンドル21は、遊技機本体11の内部に設けられた球発射装置と連結されており、遊技球を打ち出す際に操作される。ハンドル21を回動すると、回動した角度に応じた強さで遊技球が自動的に打ち出される。
図2において、遊技機本体11は、遊技盤13を保持する保持枠25と、上述した受け皿20等が設けられた本体基部とに分離自在である。また、遊技盤13は保持枠25から分離自在である。このような構造は、例えば遊技球の落下態様を変えるために遊技盤13を他の遊技盤と交換して弾球遊技機10の遊技内容を変更する時や、弾球遊技機10の外観を変更する時に、最小限の部品交換で済むようにするためのものである。
ガラス扉12は、保持枠25によって回動自在に支持されている。すなわち、保持枠25が本体基部に取り付けられることにより、ガラス扉12が遊技機本体11に対して回動自在に支持される。ガラス扉12は閉じられた状態で保持枠25に固定され、遊技盤13に外部から触れることができないように施錠される。一方、施錠を解除すると、ガラス扉12を回動させて開放することができる。
図3において、ガラス扉12は、扉本体28と外装部材29とガラス板30とからなる。外装部材29は、扉本体28をその前面側から囲うように覆う形状を有し、扉本体28に設けられるスピーカーや発光素子等の電気部品を保護する作用をする。また、ガラス扉12を装飾して弾球遊技機10の美観を高め、発光素子を点灯させたときの光に視覚的効果を与える有色の透明部やレンズ部を有している。
ガラス板30は、扉本体28にその背面側から取り付けられ、ガラス扉12が開放される向きと逆向きに回動する。ガラス板30は、ガラス表面や周囲の縁を清掃するときには容易に取り外せるようになっている。扉本体28は、中央にガラス板30が嵌め込まれる開口が設けられた枠体からなる。扉本体28の前面側部には、その上端隅にヒンジ軸となる金属ピン31が設けられ、下端隅にはヒンジ穴32が設けられている。金属ピン31とヒンジ穴32はその中心が同一直線上に位置し、金属ピン31は保持枠25に形成された軸受け穴25a(図4参照)に差し込まれ、ヒンジ穴32には保持枠25に形成されたヒンジ突起(図示なし)が差し込まれる。保持枠25は、外装部材29とガラス板30とが取り付けられた扉本体28を回動自在に支持し、ガラス扉12の回動を可能にする。
図4において、金属ピン31は、扉本体28の前面に取付けられるピン保持金具(軸保持部)33によって保持される。金属ピン31は、略直角に曲げられてL字形状をしており、ピン保持金具33に保持された主軸部31aと、主軸部31aを変位させるための操作がなされるレバー部31bとを有する。扉本体28には、ピン保持金具33が取付けられる位置の下に、ピン収容部(軸収容部)34が設けられている。
ピン収容部34は、ピン保持金具33が取付けられる面に対して突出して形成されており、その内部には、金属ピン31のレバー部31bが収納される。主軸部31aにはバネ部材35が取り付けられており、主軸部31aは常時上方に付勢されている。ピン収容部34は、金属ピン31が下方に移動することを規制する下面壁34aと、レバー部31bの回動を規制して扉本体28の前方に飛び出すことを防ぐ正面壁34bと、バネ部材31cの付勢によるレバー部31bの上方向の移動を規制する上面壁34cとを有する。レバー部31bは、その上方及び下方と前方への動きがピン収容部34により阻止され、扉本体28の背面側に向かって回動させる操作以外の操作ができなくなる。
図5において、ピン保持金具33は、例えば、金属製の板材に打ち抜き加工と曲げ加工を施すことによって形成される。ピン保持金具33は、略長方形をした平板部33aと、対向する互いの端縁が平板部33aの前面側に向けて折り曲げられた一対の折り曲げ片33b,33cと、平板部33aの他の端縁から突出形成された金具押さえ33dとからなる。平板部33aには、ビス36が取付けられるビス穴37と、扉本体28に形成された位置決め突起38に嵌合する位置決め穴39が設けられている。折り曲げ片33b,33cには、金属ピン31の主軸部31aが貫通するようにその中心が同一直線上にある保持穴40がそれぞれ形成されている。金具押さえ33dは、その根元側の部分の2箇所に屈曲加工が施されている。金具押さえ33dの先端側の部分は、根元側の部分よりも幅が広く、平板部33aと平行である。
扉本体28には、金具押さえ33dが差し込まれる凸の字形をした差し込み穴42と、金属ピン31を操作するためのL字形状をした操作穴(開口部)43とが設けられている。なお、ピン収容部34は、操作穴43に対して扉本体28の前面側に設けられる。ピン保持金具33は、金具押さえ33dを差し込み穴42に差し込み、位置決め突起37に位置決め穴38を嵌合させると、平板部33aの背面が扉本体28の前面に当接し、又、金具押さえ33dの先端部分が扉本体28の背面に当接し、ガラス扉12がその前後方向に多少傾けられても脱落しないように保持される。
操作穴43は、縦長の第1開口部43aと、第1開口部43aに連接する横長の第2開口部43bとからなる。第2開口部43bは、第1開口部43aに垂直であり、その水平方向の長さがレバー部31bの長さよりも長い。ピン保持金具33に保持された金属ピン31は、レバー部31bが第1開口部43aを貫通して扉本体28の背面側に突出する。レバー部31bを扉本体28の背面側から操作することにより、第1開口部43aの縦長の形状に沿って、金属ピン31を上下方向にスライドさせることができる。
レバー部31bを第1開口部43aの下端まで移動させると、主軸部31aの先端面31cは折り曲げ片33cの保持穴40の位置まで退避する。また、レバー部31bを第1開口部43aの上端まで移動させると、主軸部31aは、保持枠25の軸受け穴25aに対して確実に差し込まれる位置までスライドして保持片33cの上方に突出する。金属ピン31のレバー部31bを、第1開口部43aの上端の位置まで操作した後、主軸部31aを中心として金属ピン31を回動させる操作を行うと、レバー部31bは第2開口部43bに入り込み、第2開口部43bの横長の形状に沿って第2開口部43bを通過し、扉本体28の前面側に設けられたピン収容部34にレバー部31bが収納される。
図6において、扉本体28の背面には、操作穴43の下方の位置に可動部材45が設けられている。可動部材45は、扉本体28の背面に垂直な軸45aを中心として回動する。可動部材45には、摘み部45bと摺動部45cとが設けられている。摘み部45bを介して可動部材45を操作すると、摺動部45cは扉本体28の背面を摺動し、操作穴43から離れる位置と、第2開口部43bを扉本体28の背面側から塞ぐ位置との間で変位する。なお、摺動部45cは、ストッパ46により第2開口部43bを塞ぐ位置で回動が規制される。
また、金属ピン31のレバー部31bがピン収容部34の内部に完全に収納されていない時には、摺動部45cによりレバー部31bが押圧されてピン収容部34の内部に押し込まれる。レバー部31bは、その先端面31dが第2開口部43bから扉本体28の背面側に突出しない位置まで回動される。可動部材45は、摺動部45cが第2開口部43bを塞ぐ位置まで操作されると、ピン収容部34の内部に収納された金属ピン31のレバー部31bは、操作することができなくなる。
次に、本発明の作用について説明する。扉本体28にピン保持金具33を取付ける際、金属ピン31の主軸部31aを一対の折り曲げ片33b,33cの各保持穴40に貫通させ、金属ピン31のレバー部31bを操作穴43の第1開口部43aに貫通させておく。レバー部31bは、扉本体28の前面側から背面側に向かって突出し、バネ部材35により上方に付勢されて第1開口部43aの上端に押しつけられるので、金属ピン31はピン保持金具33から抜け落ちることなく、一対の折り曲げ片33b,33cに主軸部31aが貫通したまま保持された状態が維持される。
ピン保持金具33は、ビス36によって扉本体28に固着される。ピン保持金具33が固着された扉本体28には、外装部材29とガラス板30とが取付けられ、ガラス扉12が組み立てられる。組み立てられたガラス扉12は、保持枠25に組み付けられる。保持枠25にガラス扉12を組み付けるには、扉本体28の下端に金属ピン31の主軸部31aと同軸上に設けられたヒンジ穴32に、保持枠25のヒンジ突起(図示なし)を貫通させて差し込む。また、金属ピン31を退避させたままガラス扉12の上端を保持枠25に宛がい、金属ピン31の主軸部31aと軸受け穴25aの位置を合わせる。下方に押さえていた金属ピン31のレバー部31bを解放すると、バネ部材35の力によりレバー部31bは操作穴43の第1開口部43aに沿って上方に移動し、主軸部31aが保持枠25の軸受け穴25a向かって上方向へスライドし、主軸部31aが軸受け穴25aに嵌合する。
レバー部31bが第1開口部43aの上端まで移動した後、主軸部31aを中心として金属ピン31を回動させる操作を行うと、レバー部31bが第1開口部43aから抜け出て第2開口部43b内に進入する。金属ピン31をそのまま回動させると、レバー部31bの先端面31dが第2開口部43bを抜け出てピン収容部34の正面壁34bに接触する。レバー部31bは、正面壁34bによって金属ピン31を回動する操作が規制される位置まで回動することによりピン収容部34の内部に完全に収納される。
レバー部31bをピン収容部34に収納した後、可動部材45の摘み部45bを摘み、軸45aを中心に可動部材45を図中白矢印方向に回動させる操作を行い、摺動部45cを扉本体28の背面に沿って摺動させる。可動部材45は、ストッパ46により回動が規制される位置まで操作されると、摺動部45cにより第2開口部43bがその背面側から塞がれ、金属ピン31のレバー部31bがピン収容部34の中に閉じ込められる。従って、金属ピン31は一切の操作を受け付けないロック状態になり、金属ピン31の主軸部31aを保持枠25の軸受け穴25aから引き抜くことができなくなる。
一方、ガラス扉12を保持枠25から取り外す際には、ガラス扉12を開放してその背面を露呈させ、可動部材45の摺動部45cを操作穴43から離れる位置まで図中白矢印とは反対の方向に回動させる操作を行う。可動部材45が金属ピン31の操作が可能になる位置まで退避した後、金属ピン31のレバー部31bをピン収容部34から摘み出し、レバー部31bをピン収容部34に収納する時とは逆方向に、金属ピン31の主軸部31aを回動させる。これによって、レバー部31bを第2開口部43bに進入させ、第2開口部43bを抜け出て第1開口部43aに位置させるようにする。レバー部31bが第1開口部43bに位置することによって、金属ピン31をスライド自在とすることができるようになる。レバー部31bを介して金属ピン31をバネ部材35の付勢に抗して下方向にスライドさせると、主軸部31aが保持枠25の軸受け穴25aから引き抜かれる。扉本体28の下端隅に設けられたヒンジ穴32を保持枠25のヒンジ突起(図示なし)から引き抜くと、軸支状態が解除され、ガラス扉12を取り外すことができる。
なお、上記実施形態では、ヒンジ軸として略直角に折り曲げられたL字形状の金属ピン31を用いているが、これに限られず、主軸部から略直角に突出したレバー部を有するヒンジ軸であれば本発明を等しく適用でき、ヒンジ軸の具体的な形状や材質等に限定されない。また、上記実施形態では、ピン収容部34がガラス扉12を構成する扉本体28に一体形成されているが、例えば、これを扉本体に爪係合等により取付けられるようにしたり、扉本体に開口のみを形成し、扉本体に取り付けられる外装部材に軸収容部を設けて扉本体の前面側から開口を覆えるようにしてもよい。また、ヒンジ軸のレバー部を軸収容部に収納した後、このレバー部をロックする可動部材の位置を遊技機の外面から確認できるようにするための表示部を設けてもよい。
弾球遊技機の外観斜視図である。 保持枠とガラス扉を示す斜視図である。 ガラス扉の分解斜視図である。 扉本体の上端隅の構造を示す前面斜視図である。 ピン保持金具の分解図である。 扉本体の上端隅の構造を示す背面斜視図である。
符号の説明
10 弾球遊技機
11 遊技機本体
12 ガラス扉
13 遊技盤
14 ガラス窓
25 保持枠
28 扉本体
31 金属ピン
31a 主軸部
31b レバー部
33 ピン保持金具
34 ピン収容部
43 操作穴
45 可動部材

Claims (3)

  1. 遊技球の打ち出される遊技領域が設けられた遊技機本体に対し、前記遊技領域を視認可能にする窓部を備えた可動扉を回動自在に支持する弾球遊技機のヒンジ機構において、
    前記遊技機本体又は前記可動扉の何れか一方に軸受け穴が設けられ、その他方には前記軸受け穴に嵌合するヒンジ軸と前記ヒンジ軸を保持する軸保持部とが設けられており、
    前記ヒンジ軸は、前記軸受け穴に向かって突出する突出位置で回動可能に保持され、かつ前記軸受け穴から退避する退避位置へと移動自在となる主軸部と、前記主軸部を前記突出位置又は退避位置に移動する操作がなされるレバー部とからなり、
    前記他方には、前記主軸部が前記突出位置に保持されているときに、前記主軸部を回動する操作により前記レバー部を収容する開口を有する軸収容部が設けられていることを特徴とする弾球遊技機のヒンジ機構。
  2. 前記軸収容部は前記軸保持部が設けられた面に対して突出して形成されており、前記レバー部は前記軸保持部が設けられた面からその反対側の面に向かって貫通して前記反対側の面から操作されることにより前記軸収容部に収容されることを特徴とする請求項1記載の弾球遊技機のヒンジ機構。
  3. 前記開口の少なくとも一部を塞ぎ前記レバー部をロックするロック位置と、前記レバー部のロックを解除する解除位置との間で変位する可動部材を備えていることを特徴とする請求項2記載の弾球遊技機のヒンジ機構。
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