JP2005152159A - 織成カーペット - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、タイルカーペットやロールカーペットのように一定幅あるいは一定長さに切断しても、その切断端縁においてほつれが生じない織成カーペットの提供を目的とする。
【解決手段】本発明に係る織成カーペットFは、緯糸f2と経糸f1とを交差させて構成した織成カーペット表皮材の裏面に緩衝材E’をバッキングしたカーペットにおいて、緯糸又は経糸のいずれか一方又は双方が、高融点樹脂製の芯糸と、該芯糸を被覆し、芯糸より10℃以上の融点温度差を有する低融点樹脂製の鞘糸とからなる熱接着性の芯鞘糸であり、鞘糸の軟化点以上で芯糸の軟化点以下の温度で加熱して該緯糸と経糸とが熱接着されていることを特徴とするものである。
【選択図】 図7

Description

本発明は、少なくとも表面に経糸と緯糸とを交差させて構成した織物を使用してなる織成カーペットに関し、特にタイルカーペットのように一定形状に切断して使用したり、長尺状のロールカーペットのように一定幅に切断して使用するのに適した織成カーペットに関する。
従来よりタイルカーペットやロールカーペットには、裏面から裏打ち材を貼り付けた、いわゆるバッキングとよばれる加工を施したタフテッドカーペットが使用されている。その理由は、このバッキングを施したタフテッドカーペットの場合は、一定の幅及び長さに切断してタイル状に加工したり、一定の幅で長尺状に切断してロール状に加工する場合において、その切断端縁における糸のほつれやパイルの脱落が少ないことによる。
しかしながら、このようなタフテッドカーペットの場合は、基布にパイル糸を打ち込んで表面にパイルを構成する関係上、表面の柄模様を変化させるにはパイル糸の色彩を変化させる程度のことしかできず、雅趣に富んだカーペットを製作することは困難であった。
一方、織成によるカーペットは、色彩の変化だけではなく、組織の変化により種々の柄模様をその表面に構成することができる利点があり、これを使用してタイルカーペットやロールカーペットを製作することが考えられる。しかしながら、図9に示すように、従来の織成によるカーペットPでは、これを切断したときの切断端縁においては糸pのほつれが生じ、組織が崩れる。これは、経糸と緯糸との接着されていないため、例えば、カーペットPを経方向に切断すると切断最端部の経糸p1が緯糸p2から抜け出て切断最端部からほつれだし、順次内方の経糸がほつれていく現象による。カーペットPを緯方向に切断した場合には、緯糸について同様の現象が生ずる。
したがって、従来の織成によるカーペットPでは、これを切断したときに生ずる切断端縁における糸のほつれにより切断端縁における柄模様が乱れたり、糸の脱落により凹んだりするので、織成カーペットは品質上タイルカーペットやロールカーペットには不向きであった。
本発明は、タイルカーペットやロールカーペットを製造するために一定幅あるいは一定長さに切断しても、その切断端縁における糸のほつれが生じない織成カーペットを提供することを目的とする。
本発明に係る織成カーペットは、緯糸と経糸とを交差させて構成した織成カーペットにおいて、緯糸又は経糸のいずれか一方又は双方が、高融点樹脂製の芯糸と、該芯糸を被覆し、芯糸より10℃以上の融点温度差を有する低融点樹脂製の鞘糸とからなる熱接着性の芯鞘糸であり、鞘糸の軟化点以上で芯糸の軟化点以下の温度で加熱して該緯糸と経糸とが熱接着されていることを特徴とするものである。
このように構成することにより、緯糸及び経糸の鞘糸が、その軟化点以上の温度に加熱されて熱接着されることにより緯糸と経糸とが接着されているので、切断端縁においても糸のほつれが生じなくなる。また、芯糸は、その軟化点以下の温度で加熱されるため、緯糸及び経糸の芯糸はいずれも軟化しないので、緯糸と経糸との交差部における凹凸感が維持できて、織物地としての風合いが損なわれない利点がある。
また、本発明に係る織成カーペットとして、緯糸と経糸とを交差させて構成した織成カーペット表皮材の裏面に緩衝材をバッキングしたカーペットにおいて、緯糸又は経糸のいずれか一方又は双方が、高融点樹脂製の芯糸と、該芯糸を被覆し、芯糸より10℃以上の融点温度差を有する低融点樹脂製の鞘糸とからなる熱接着性の芯鞘糸であり、鞘糸の軟化点以上で芯糸の軟化点以下の温度で加熱して該緯糸と経糸とが熱接着されている構成としてもよい。
このように構成すると、織成カーペット表皮材において、緯糸及び経糸の鞘糸が、その軟化点以上の温度に加熱されて熱接着されることにより緯糸と経糸とが接着されているので、切断端縁においても糸のほつれが生じなくなる。また、芯糸は、その軟化点以下の温度で加熱されるため、緯糸及び経糸の芯糸はいずれも軟化しないので、緯糸と経糸との交差部における凹凸感が維持できて、織物地としての風合いが損なわれない利点があると共に、クッション性のある重厚な織成カーペットが提供できる。
上記した本発明に係る織成カーペットによれば、従来の織成カーペットによるタイルカーペットあるいはロールカーペットとしての欠点を解消することが可能となり、織成カーペットによる雅趣に富んだ高品質なタイルカーペットやロールカーペットが提供できる。
本発明に係る織成カーペット又は織成カーペット表皮材は、これら織成カーペット又は織成カーペット表皮材を構成する緯糸及び経糸が熱接着性芯鞘糸であるため、この芯鞘糸が緯糸と経糸との交点において熱接着されることによって、緯糸と経糸とが固定されので、切断しても糸のほつれのない織成カーペット又は織成カーペット表皮材が得られる。したがって、本発明の織成カーペットは、タイルカーペットのように一定の幅及び長さに切断したり、又、ロールカーペットのように一定の幅で長尺状に切断しても、切断端部におけるほつれを防止することができるので、切断した織成カーペットの切断端部をつきあわせて敷設しても、切断端縁における柄が崩れたり、凹んだりすることがない。
本発明に用いられる熱接着性芯鞘糸aは、図1に示すように、高融点樹脂の芯糸a1を低融点樹脂の鞘糸a2が被覆した形態をなす。また、鞘糸となる低融点樹脂と芯糸となる高融点樹脂の融点温度差は、熱接着加工の点から10℃以上あることが好ましく、より好ましくは15℃以上である。また、鞘糸a2を構成する低融点樹脂が繊維表面に露出し、さらに長手方向へ連続していることが、熱接着性の面から見て好ましいので、熱接着性複合モノフィラメント糸が用いられる。
本発明で用いられる熱接着性芯鞘糸を構成する鞘糸となる低融点樹脂および芯糸となる高融点樹脂としては、結晶性の熱可塑性樹脂が用いられる。具体的には、ポリ塩化ビニル、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、及び、直鎖状低密度ポリエチレン等のポリエチレン、エチレン−プロピレン二元共重合体、エチレン−プロピレン−ブテン−1三元共重合体等のプロピレン−α−オレフィン共重合体、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリアミドなどの熱可塑性樹脂が使用できる。
前記低融点樹脂および高融点樹脂の組合せの例としては、低融点樹脂:高融点樹脂で表わすと、低融点ポリ塩化ビニル:高融点ポリ塩化ビニル、高密度ポリエチレン:ポリプロピレン、直鎖状低密度ポリエチレン:ポリプロピレン、低密度ポリエチレン:ポリプロピレン、プロピレンと他のαオレフィンとの二元共重合体または三元共重合体:ポリプロピレン、直鎖状低密度ポリエチレン:高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン:高密度ポリエチレン、各種のポリエチレン:ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン:ポリエチレンテレフタレート、プロピレンと他のα−オレフィンとの二元共重合体または三元共重合体:ポリエチレンテレフタレート、低融点熱可塑性ポリエステル:ポリエチレンテレフタレート、各種のポリエチレン:ナイロン6、ポリプロピレン:ナイロン6、プロピレンと他のα−オレフィンとの二元共重合体または三元共重合体:ナイロン6、ナイロン6:ナイロン66、ナイロン6:熱可塑性ポリエステルなどが使用できる。
これらの中では、ポリ塩化ビニル同士の組合せが好まししい。また、ポリオレフィン同士もしくはポリオレフィンとポリエステルからなる組合せが好ましく、その具体例としては高密度ポリエチレン:ポリプロピレン、エチレン−プロピレン−ブテン−1三元共重合体:ポリプロピレン、エチレン−プロピレン二元共重合体:ポリプロピレン、エチレン−プロピレン−ブテン−1三元共重合体:ポリエチレンテレフタレート、あるいは高密度ポリエチレン:ポリエチレンテレフタレートなどを挙げることができる。さらに、これらの中で、ポリオレフィン同士、例えば高密度ポリエチレン:ポリプロピレン、エチレン−プロピレン−ブテン−1三元共重合体:ポリプロピレン、エチレン−プロピレン二元共重合体:ポリプロピレンなどが耐薬品性の面から特に好ましい。
本発明で用いられる熱接着性芯鞘糸の形態としては、図1に示す同心鞘芯型の芯鞘糸a、図2に示す偏心鞘芯型の芯鞘糸b(図中、b1は高融点樹脂製芯糸、b2は低融点樹脂製鞘糸)などの形態がある。中でも同心鞘芯型構造の熱接着性芯鞘糸aは安定した熱接着性を有していて好ましい。なお、高融点樹脂製芯糸を複数の繊維から構成するようにしてもよい。(以下削除「また、芯鞘糸の低融点樹脂と高融点樹脂の複合比は、熱接着性能から考慮して、低融点樹脂の重量:高融点樹脂の重量が、30:70〜70:30の範囲とすることが好ましい。低融点樹脂の重量比が30を大幅に下回ると、接着性が著しく低下してしまい、逆に、低融点樹脂の重量比が70を大幅に上回ると、繊維の剛性が著しく低下してしまう。さらに、芯鞘糸を構成する繊維が3成分以上の複合成分からなる場合には、その複合比は接着成分となりうる樹脂の重量比が、30を大幅に下回らないことが必要である。」)
本発明に用いられる熱接着性芯鞘糸は、熱接着性複合モノフィラメントであり、その単糸繊度は通常のカーペットに使用されるものを使用し、経糸及び緯糸に用いられる繊度の組み合わせは、用途に応じて適宜選択されるものである。
本発明で用いられる熱接着性芯鞘糸には、本発明の効果を妨げない範囲で、添加物を添加してもよい。添加物としては、着色剤、難燃剤、抗菌剤及び安定剤などが利用できる。
本発明の織成カーペット又は織成カーペット表皮材Cは、まず前記の熱接着性芯鞘糸からなる経糸c1及び緯糸c2を図3に示すように製織する。この製織するのと同時に、もしくは製織後に、熱圧着であれば低融点樹脂の軟化点以上、熱風であれば低融点樹脂の融点以上の温度で熱処理を施し、熱接着性芯鞘糸である経糸c1と緯糸c2との交点を熱接着させることで、図4に示すような構造の織成カーペット又は織成カーペット表皮材C’が製造できる。
前記の熱処理に用いられる装置としては、熱風型加熱機、赤外線加熱機、遠赤外線加熱機、高圧蒸気加熱機、超音波型加熱機、熱ロール型加熱機、熱圧着ロール型加熱機などがある。これらの装置は、単独もしくは複数を組合わせて使用してもよい。特に、熱風型加熱機と熱ロール型加熱機、または熱風型加熱機と熱圧着ロール型加熱機を組合わせて使用することで、織成カーペット又は織成カーペット表皮材を構成する芯鞘糸同士の交点の接着強度を高くすることができる。
本発明で用いられる織成カーペット又は織成カーペット表皮材は、前記の製織において、織りパターンなどが限定されることはない。すなわち、経糸や緯糸に用いられる熱接着性芯鞘糸の配列、単位長さ当りの繊維の本数などは、度目の設定に従って任意に設定できる。織り構造としては、平織、綾織、朱子織、絡み織、ラッセル織などが挙げられるが、製織性、度目の調節のし易さなどを考慮した場合、図3に示すように平織が好ましく用いられる。
また、本発明で用いられる織成カーペット表皮材の裏面に貼着される裏打ち材は、通常のカーペットや絨毯等の敷物に使用される裏打ち材を使用する。
図5及び図6は本発明に係る実施例を示し、図4に示す平織カーペットCを一定の幅及び一定の長さに切断するにより製作されたタイルカーペットDである。このタイルカーペットDにおいて熱接着性芯鞘糸からなる経糸d1及び緯糸d2は、その交点において熱接着されており、また、隣接する経糸d1同士及び隣接する緯糸d2同士が接触する部分においても熱接着される。したがって、このタイルカーペットDは、その切断端縁D’において経糸d1及び緯糸d2がほつれることがない。
このように本実施例におけるタイルカーペットDを構成することにより、緯糸d2及び経糸d1の鞘糸が、その軟化点以上の温度に加熱されて熱接着されることにより緯糸d2と経糸d1とが接着されているので、切断端縁D’において糸のほつれが生じなくなる。また、芯糸は、その軟化点以下の温度で加熱されるため、緯糸d2及び経糸d1の芯糸はいずれも軟化しないので、緯糸d2と経糸d1との交差部における凹凸感が維持できて、織物地としての風合いが損なわれない利点がある。
したがって、上記した本実施例に係るタイルカーペットDは、その切断前の織成カーペットCにおいて、色彩の変化及び組織の変化により種々の柄模様をその表面に構成することができるので、雅趣に富んだ高品質なタイルカーペットDを得ることができる。なお、図4に示す平織カーペットCを一定の幅で長尺状に切断することにより得られるロールカーペットにおいても同様である。
図7及び図8は本発明に係る実施例を示し、図4に示す平織カーペットCをカーペット表皮材Cとして使用し、その裏面に裏打ち材E’を貼着してバッキングを施した平織カーペットEを製作し、この平織カーペットEを一定の幅及び一定の長さに切断するにより製作されたタイルカーペットFである。このタイルカーペットFにおいて熱接着性芯鞘糸からなる経糸f1及び緯糸f2は、その交点において熱接着されており、また、隣接する経糸f1同士及び隣接する緯糸f2同士が接触する部分においても熱接着される。しかも、このタイルカーペットFは、平織カーペットEの製作時において、カーペット表皮材Cの裏面に裏打ち材E’を貼着することによりバッキングが施されているので、この裏打ち材E’とカーペット表皮材Cとの接着効果により、切断端縁F’における経糸f1及び緯糸f2のほつれが防止できる。したがって、このタイルカーペットFは、その切断端縁F’において経糸f1及び緯糸f2がほつれることがない。
このように本実施例におけるタイルカーペットFを構成することにより、緯糸f2及び経糸f1の鞘糸が、その軟化点以上の温度に加熱されて熱接着されることにより緯糸f2と経糸f1とが接着されているので、切断端縁F’において糸のほつれが生じなくなる。また、芯糸は、その軟化点以下の温度で加熱されるため、緯糸f2及び経糸f1の芯糸はいずれも軟化しないので、緯糸f2と経糸f1との交差部における凹凸感が維持できて、織物地としての風合いが損なわれない利点がある。
したがって、上記した本実施例に係るタイルカーペットFは、その切断前の織成カーペットEにおいて、色彩の変化及び組織の変化により種々の柄模様をその表面に構成することができるので、雅趣に富んだ高品質なタイルカーペットFを得ることができる。なお、平織カーペットEを一定の幅で長尺状に切断することにより得られるロールカーペットにおいても同様である。
本発明に係る織成カーペットは、これを切断しても、その切断端縁において糸のほつれが生じないため、タイルカーペット又はロールカーペットとしての利用に適うものである。また、表面が織成された織物としての風合いがあるため、織物製シートからなるフラットな敷物としての外観及び触感が得られる。また、畳表のような外観及び触感を得るように構成することも可能となり、敷物について和風の感じが要求される場合には有用である。
本発明に係る同心鞘芯型の熱接着性芯鞘糸の概略斜視図である。 本発明に係る偏心鞘芯型の熱接着性芯鞘糸の概略斜視図である。 本発明に係る織成カーペット又は織成カーペット表皮材の加熱前の状態を示す拡大断面斜視図である。 本発明に係る織成カーペット又は織成カーペット表皮材の加熱後の状態を示す拡大断面斜視図である。 本発明に係る実施例1のタイルカーペットの全体斜視図である。 図5の部分拡大断面斜視図である。 本発明に係る実施例2のタイルカーペットの全体斜視図である。 図7の部分拡大断面斜視図である。 従来の平織パイルカーペットにより製作したタイルカーペットの欠点を示す部分斜視図である。
符号の説明
a・・・熱接着性芯鞘糸(同心鞘芯型)
a1・・高融点樹脂製芯糸
a2・・低融点樹脂製鞘糸
b・・・熱接着性芯鞘糸(偏心鞘芯型)
b1・・高融点樹脂製芯糸
b2・・低融点樹脂製鞘糸
C・・・熱接着前の織成カーペット又は織成カーペット表皮材
C’・・熱接着後の織成カーペット又は織成カーペット表皮材
c1・・経糸
c2・・緯糸
D・・・実施例1に係るタイルカーペット
D’・・切断端縁
d1・・経糸
d2・・緯糸
E’・・裏打ち材
E・・・平織カーペット
F・・・実施例2に係るタイルカーペット
F・・・切断端縁
f1・・経糸
f2・・緯糸

Claims (2)

  1. 緯糸と経糸とを交差させて構成した織成カーペットにおいて、
    緯糸又は経糸のいずれか一方又は双方が、高融点樹脂製の芯糸と、該芯糸を被覆し、芯糸より10℃以上の融点温度差を有する低融点樹脂製の鞘糸とからなる熱接着性の芯鞘糸であり、
    鞘糸の軟化点以上で芯糸の軟化点以下の温度で加熱して該緯糸と経糸とが熱接着されている、
    ことを特徴とする織成カーペット。
  2. 緯糸と経糸とを交差させて構成した織成カーペット表皮材の裏面に緩衝材をバッキングしたカーペットにおいて、
    緯糸又は経糸のいずれか一方又は双方が、高融点樹脂製の芯糸と、該芯糸を被覆し、芯糸より10℃以上の融点温度差を有する低融点樹脂製の鞘糸とからなる熱接着性の芯鞘糸であり、
    鞘糸の軟化点以上で芯糸の軟化点以下の温度で加熱して該緯糸と経糸とが熱接着されている、
    ことを特徴とする織成カーペット。
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