JP2005151700A - パルストランス型ゲート駆動回路 - Google Patents

パルストランス型ゲート駆動回路 Download PDF

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Abstract

【課題】ノイズや電圧変動に対する耐性に優れ、デューティ比使用範囲を広く設定可能なゲートトランジスタ駆動用のパルストランス型ゲート駆動回路を提供すること。
【解決手段】パルストランスT1の出力巻線Coのコンデンサ側の端子がハイレベルとなる場合に、トランジスタQ1をオンし、ダイオードD1をオフして、出力巻線Coの電力をトランジスタQ1を通じてスイッチング素子1のゲート電極に供給してスイッチング素子1をオンする。この時、ダイオードD2はオンされるが、その影響がスイッチング素子1のゲート電極に作用するのは、トランジスタQ2のオフにより阻止される。出力巻線Coのコンデンサ側の端子がローレベルとなる場合に、トランジスタQ2をオンし、ダイオードD2をオフして、スイッチング素子1のゲート電荷を出力巻線Coを通じて放電し、スイッチング素子1をオフする。この時、ダイオードD1はオンされるが、その影響がスイッチング素子1のゲート電極に作用するのは、トランジスタQ1のオフにより阻止される。
【選択図】図1

Description

本発明は、MOSトランジスタやIGBTなどの絶縁ゲートを有するトランジスタ(以下、絶縁ゲートトランジスタともいう)のパルストランス型ゲート駆動回路の改良に関する。
絶縁ゲートトランジスタのゲート駆動回路として、たとえば特許文献1に示されるようにパルストランスを用い入出力電気絶縁可能なパルストランス型ゲート駆動回路が知られている。図4にパルストランス型ゲート駆動回路の従来例を示す。パルストランスT1の一次コイルは中間タップ付きコイルにより構成されており、一次側に入力巻線Ciと、リセット巻線Crとを構成している。トランジスタQ1に一定周期のパルス電圧を印加すると、トランジスタQ1がオンして電流が入力巻線Ciに流れる。これにより、パルストランスT1の二次コイルである出力巻線Coに誘起される電圧がダイオードD2を通じてスイッチング素子1のゲート電極に印加され、スイッチング素子1がターンオンされる。トランジスタQ1をオフすると、パルストランスT1に蓄積された磁気エネルギーにより出力巻線Coに誘起される逆電圧によりトランジスタQ2がターンオンされ、スイッチング素子1がターンオフされる。すなわち、トランジスタQ2はリセットトランジスタとして機能する。なお、パルストランスT1に蓄積された磁気エネルギーは、トランジスタQ1のオフ後、ダイオードD1、リセット巻線Crを通じて一次側電源Vccに回収される。パルストランスT1の蓄積磁気エネルギーの回収方式としては上記以外の方法であってもよい。図5は、スイッチング素子1、2を相補動作させるために、図4に示すパルストランス型ゲート駆動回路を2つ用いた例を示す。
特開平7−213056号公報
しかしながら、上記した図4に示す従来のパルストランス型ゲート駆動回路では、トランジスタQ1のオン期間が短くパルストランスT1へ磁気エネルギーを十分に蓄積できなかった場合,トランジスタQ1のオフ期間途中にパルストランスT1に蓄積した磁気エネルギーが減衰し、出力巻線Coの逆電圧が低下し、トランジスタQ2がオフしてしまう。次に、トランジスタQ1がオンして出力巻線CoからダイオードD2を通じてスイッチング素子1のゲート電極に正電圧が印加されるまでの間、スイッチング素子1のゲート電極がソース電位にクランプされず、フローティング状態となってしまうという欠点があった。
スイッチング素子1のゲート電位にこのようなフローティング状態を生じさせると、このフローティング状態においてノイズなど種々の要因によりソース電位やゲート電位が変動した場合、スイッチング素子1が誤オンしやすくなるという不具合が生じてしまう。
更に、トランジスタQ1のオン期間中にパルストランスT1に蓄積された磁気エネルギーをリセットするためにはスイッチング素子1のターンオフから所定期間だけリセット期間すなわち蓄積磁気エネルギー減衰期間を確保する必要があった。このため、1周期中のトランジスタQ1のオン期間の割合に略相当するスイッチング素子1のデューティ比の可変範囲を0.3〜0.7を超えて拡大することが困難であり、制御の自由度が制限されてしまうという不具合があった。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、ノイズや電圧変動に対する耐性に優れ、デューティ比使用範囲を広く設定可能なゲートトランジスタ駆動用のパルストランス型ゲート駆動回路を提供することをその目的としている。
請求項1記載の発明は、入力パルス電圧が入力巻線Ciに印加されるパルストランスT1と、前記パルストランスT1の出力巻線Coの一端に接続される電荷注入側主電極を有するスイッチング素子1と、主端子の一方がコンデンサC2を通じて前記出力巻線Coの他端に接続され、主端子の他方が前記スイッチング素子1の制御電極に接続されるトランジスタQ1と、主端子の一方がコンデンサC3を通じて前記出力巻線Coの他端に接続され、主端子の他方が前記スイッチング素子1の制御電極に接続されるトランジスタQ2と、前記スイッチング素子1の電荷注入側主電極の電位が陰極に、前記コンデンサC2と前記トランジスタQ1との接続点が陽極となるクランプ素子D1と、
前記スイッチング素子1の電荷注入側主電極の電位が陽極に、前記コンデンサC3と前記トランジスタQ2との接続点が陰極となるクランプ素子D2とを備え、前記トランジスタQ1及び前記クランプ素子D2は、前記入力パルス電圧がハイレベルとなる場合にオンされ、前記トランジスタQ2及び前記クランプ素子D1は、前記入力パルス電圧がローレベルとなる場合にオンされるパルストランス型ゲート駆動回路からなる。
すなわち、このパルストランス型ゲート駆動回路では、パルストランスT1の出力巻線Coのコンデンサ側の端子がハイレベルとなる場合に、トランジスタQ1をオンし、クランプ素子D1をオフして、出力巻線Coの電圧とトランジスタQ2のオン期間中に充電されるコンデンサC2の電圧の和となる電荷注入側主電極の電位に対する正の電圧をトランジスタQ1を通じてスイッチング素子1の制御電極に印加してスイッチング素子1をオンする。この時、クランプ素子D2はオンされコンデンサC3に電荷が蓄積されるが、その影響がスイッチング素子1のゲート電極に作用するのは、トランジスタQ2のオフにより阻止される。
次に、パルストランスT1の出力巻線Coのコンデンサ側の端子がローレベルとなる場合に、トランジスタQ2をオンし、クランプ素子D2をオフして、出力巻線Coの電圧とトランジスタQ1のオン期間中に充電されるコンデンサC3の電圧の和となる電荷注入側主電極の電位に対する負の電圧をトランジスタQ2を通じてスイッチング素子1の制御電極に印加し、スイッチング素子1をオフする。この時、クランプ素子D1はオンされコンデンサC2に電荷が蓄積されるが、その影響がスイッチング素子1のゲート電極に作用するのは、トランジスタQ1のオフにより阻止される。
このようにすれば、スイッチング素子1の制御電極にその電荷注入側主電極電位を基準として正、負の両方向に入力パルス信号の振幅分(Vcc)に巻き数比(n)を乗じた電圧を全デューティ範囲で印加できる。これにより、ノイズや電圧変動に対する耐性に優れ、デューティ比使用範囲を広く設定可能なゲートトランジスタ駆動用のパルストランス型ゲート駆動回路を実現することができる。
好適な態様において、前記入力巻線Ciと直列接続されて前記入力パルス電圧の交流成分を前記入力巻線Ciに印加するコンデンサC1を有する。このようにすれば、パルストランスT1の偏磁を簡単に防止することができる。
好適な態様において、主端子の一方が前記電荷注入側主電極に,主端子の他方が前記コンデンサC2と前記トランジスタQ1との接続点に接続されて、前記入力パルス電圧が停止した場合にのみオンされるるトランジスタQ3を有する。このようにすれば,入力パルスが停止した時にコンデンサC2に充電されていた電荷が放電されるため,入力パルスが停止した後に前記トランジスタQ1がオンした場合にでも,前記スイッチング素子1の誤点弧を防止でき,完全なスイッチング素子1のオフ状態の維持ができる。
好適な態様において、前記スイッチング素子1は電子を主要なキャリアとし、前記トランジスタQ1は、前記スイッチング素子1の前記電荷注入側主電極に接続されるゲート電極をもつPチャンネルMOSトランジスタからなり、前記トランジスタQ2は、前記スイッチング素子1の前記電荷注入側主電極に接続されるゲート電極をもつNチャンネルMOSトランジスタからなる。このようにすれば、トランジスタQ1、Q2をいわゆるゲート接地動作させることができるため、これらトランジスタQ1、Q2の駆動制御回路を省略することができ、回路構成を簡素化することができる。
好適な態様において、前記クランプ素子D1は、アノードが前記スイッチング素子1の電荷注入側主電極に、カソードが前記コンデンサC2と前記トランジスタQ1との接続点に接続されるダイオードからなる。このようにすれば、スイッチング素子1をターンオンするためのトランジスタQ1に接続されるコンデンサC1のトランジスタQ1側の端子電位を簡単にスイッチング素子1の電荷注入側主電極電位近傍にクランプすることができるので、回路構成を簡素化することができる。
好適な態様において、前記クランプ素子D2は、カソードが前記スイッチング素子1の電荷注入側主電極に、アノードが前記コンデンサC3と前記トランジスタQ2との接続点に接続されるダイオードからなる。このようにすれば、スイッチング素子1をターンオフするためのトランジスタQ2に接続されるコンデンサC2のトランジスタQ2側の端子電位を簡単にスイッチング素子1の電荷注入側主電極電位近傍にクランプすることができるので、回路構成を簡素化することができる。
好適な態様において、前記トランジスタQ3は、フォトカプラの2次側トランジスタから構成され,前記フォトカプラの1次側を通じての前記入力パルス電圧の停止信号の入力によりオンする。このようにすれば,フォトカプラ1次側からの前記入力パルス電圧の停止信号をフォトカプラ一次側に入力することで前記スイッチング素子1の停止後の誤点弧を防止できる。
好適な態様において、前記トランジスタQ1、Q2、Q3と前記コンデンサC1、C2と前記クランプ素子D1、D2とを有する第一のトランス二次回路と同一構成を有するとともに、第二のスイッチング素子2のゲート電極に駆動電圧を印加して前記第二のスイッチング素子2を前記スイッチング素子1に対して逆動作させる第二のトランス二次回路と、前記パルストランスT1に装備されて前記第二のトランス二次回路に給電する出力巻線Co’とを備え、前記出力巻線Co’は、前記出力巻線Coが前記第一のトランス二次回路に与える電圧の向きと反対向きの電圧を前記第二のトランス二次回路に与える。このようにすれば、たとえばインバータ回路に用いられるような相補動作する二つのスイッチング素子1、2を単一のパルストランスT1により駆動することができ、ゲート駆動回路の構成を簡素化することができる。
以下、本発明のパルストランス型ゲート駆動回路の好適実施態様を図面を参照して説明する。なお、本発明の技術思想を他の公知の回路構成に適用可能であることは言うまでもない。また、以下の符号は従来技術を説明した図4、図5の符号と無関係である。
[実施例1]
実施例1のパルストランス型ゲート駆動回路を図1を参照して説明する。
(回路構成)
このパルストランス型ゲート駆動回路は、パルストランスT1、トランジスタQ1、Q2、Q3、ダイオードD1、D2、コンデンサC1、C2、C3により構成されている。パルス電圧である入力パルス信号はDCカット用のコンデンサC1を通じてパルストランスT1の入力巻線Ciに印加される。
パルストランスT1の出力巻線Coの一端は、パワーMOSトランジスタ(IGBTでもよい)からなるスイッチング素子1のソース電極に接続され、出力巻線Coの他端は、コンデンサC2、トランジスタQ1を順次介してスイッチング素子1のゲート電極に接続されている。同様に、出力巻線Coの他端は、コンデンサC3、トランジスタQ2を順次介してスイッチング素子1のゲート電極に接続されている。コンデンサC2とトランジスタQ1との接続点はダイオードD1のカソードに接続され、ダイオードD1のアノードは、スイッチング素子1のソース電極に接続されている。同様に、コンデンサC3とトランジスタQ2との接続点はダイオードD2のアノードに接続され、ダイオードD2のカソードは、スイッチング素子1のソース電極に接続されている。トランジスタQ3の主端子の一方はスイッチング素子1のソース電極に、その主端子の他方は前記コンデンサC2と前記トランジスタQ1との接続点に接続され、トランジスタQ3は、パルストランスT1への入力パルス電圧が停止した場合にのみオンされる。トランジスタQ1はゲート電極が出力巻線Coの一端に接続されたPチャンネルMOSトランジスタであり、トランジスタQ2はゲート電極が出力巻線Coの一端に接続されたNチャンネルMOSトランジスタにより構成されている。トランジスタQ3は、1次側の信号によりオン・オフ可能なフォトカプラ2次側のトランジスタにより構成されている。
(スイッチング素子1のターンオン動作)
パルストランスT1に入力される入力パルス信号(入力パルス電圧ともいう)は方形波であり、その交流成分がコンデンサC1により抽出されてパルストランスT1の入力巻線Ciに印加される。入力パルス電圧がハイレベルとなると、出力巻線Coの他端(コンデンサC2側)の電位がスイッチング素子1のソース電位を基準としてハイレベルとなり、コンデンサC2とトランジスタQ1との接続点の電位は上昇する。この時、ダイオードD1は逆バイアスされ、オンしない。これにより、PチャンネルトランジスタであるトランジスタQ1のソース電位が上昇し、トランジスタQ1がターンオンし、出力巻線Coの他端のハイレベル電位とスイッチング素子1のターンオフ期間中に充電されたコンデンサC2の電位の和が、スイッチング素子1のゲート電極にソース基準としてプラスの電圧として印加されてスイッチング素子1がターンオンする。また、出力巻線Coの他端電位の上記上昇により、コンデンサC3とトランジスタQ2との接続点電位が上昇しようとするが、コンデンサC3とトランジスタQ2との接続点電位は、ダイオードD2のオンによりスイッチング素子1のソース電位+ダイオードD1の電圧降下量ΔVd(0.7V程度)に維持される。いずれにせよ、トランジスタQ2は上記電位上昇によりオンしない。このとき,コンデンサC3は出力巻線Coの両端にかかる電位に充電される。電位の向きとしては,トランジスタQ2とダイオードD2の接続点を基準としてコンデンサC3と出力巻線Coの接続点方向に電位が高くなる。
(スイッチング素子1のターンオフ動作)
入力パルス電圧がローレベルとなると、出力巻線Coの他端(コンデンサC3側)の電位がスイッチング素子1のソース電位を基準としてローレベルとなり、コンデンサC2とトランジスタQ1との接続点の電位は低下する。この電位低下は、ダイオードD1により、スイッチング素子1のソース電位からダイオードD1の電位低下量ΔVd(0.7V程度)低い値に維持される。これにより、トランジスタQ1のソース/ゲート間電圧は、ΔVdだけ逆バイアスされた水準に維持され、トランジスタQ1がターンオフされる。このとき,コンデンサC2は出力巻線Coの両端にかかる電位に充電される。電位の向きとしては,トランジスタQ1とダイオードD1の接続点を基準としてコンデンサC2と出力巻線Coの接続点方向に電位が低くなる。また、出力巻線Coの上記他端電位の低下により、コンデンサC3とトランジスタQ2との接続点電位が低下する。この時、ダイオードD2は逆バイアスされ、オンしない。これにより、NチャンネルトランジスタであるトランジスタQ2のソース電位が低下し、トランジスタQ2がターンオンし、出力巻線Coの電位とスイッチング素子1のターンオン期間中に充電されたコンデンサC3の電位との和が、スイッチング素子1のゲート電極にソース基準としてマイナス電圧として印加されてスイッチング素子1がターンオフする。
図1に示すパルストランス型ゲート駆動回路の各部電圧の波形を図2に示す。
(スイッチング素子1の停止時)
スイッチング素子1の停止時,すなわちパルストランスT1への入力パルス信号が停止した場合,入力パルス電圧がローレベルになることから,スイッチング素子1はトランジスタQ2を通じてスイッチング素子1のゲート電極に速やかにスイッチング素子1のソース電位を基準としてローベルとなる逆バイアス電圧を印加することができる。しかしこの間にもコンデンサC2にコンデンサC2とトランジスタQ1の接続点を正方向とする電位が蓄積される。出力巻線Coの電位が零になると,PチャンネルトランジスタであるトランジスタQ1のソース電位がコンデンサC2に充電された電位分上昇し、トランジスタQ1がターンオンしてスイッチング素子1がオンする場合がありうる。そこで入力パルス信号停止時にトランジスタQ3をオンし,コンデンサC2に蓄積された電荷を放電しておき,停止後のスイッチング素子1の誤点弧を防止し,完全なスイッチング素子1のオフ状態の維持ができる。
(作用効果)
この実施例のパルストランス型ゲート駆動回路によれば以下の作用効果が生じる。
まず、出力巻線Coが発生する電圧は、入力巻線Ciに印加される入力パルス電圧の交流成分を直接反映し、かつ、矩形波である入力パルス電圧のハイレベル時にはトランジスタQ1がオン状態となり、ローレベル時にはトランジスタQ2がオン状態となる。つまり、パルストランスT1の入力巻線Ciは、コンデンサC1を通じて入力側回路(図示せず)に接続され、出力巻線CoもコンデンサC2、C3を通じてスイッチング素子1のゲート電極に接続されるので、言い換えれば、パルストランスT1のすべてのコイルはコンデンサを通じて外部回路に容量接続されているために、パルストランスT1に直流電流が流れて偏磁することがない。
次に、トランジスタQ1のオフ時にコンデンサC2とトランジスタQ1との接続点の電位低下は電圧クランプ素子としてのダイオードD1によりスイッチング素子1のソース電位よりも大きく低下することがなく、同様にトランジスタQ2のオフ時にコンデンサC3とトランジスタQ2との接続点の電位低下は電圧クランプ素子としてのダイオードD2によりスイッチング素子1のソース電位よりも大きく上昇することがない。これにより、これら接続点の寄生容量に大きな電荷が蓄電されることがなく、その結果、この蓄電電荷により、トランジスタQ1及びトランジスタQ2の次のターンオン時におけるスイッチング素子1のゲート電位変化が遅れるのを抑止することができる。
次に、入力パルス電圧がローベルとなれば、トランジスタQ2を通じてスイッチング素子1のゲート電極に速やかにスイッチング素子1のソース電位を基準としてローベルとなる逆バイアス電圧を印加することができ、スイッチング素子1のソース電位などが変動したとしてもスイッチング素子1の誤オンを簡単、確実に阻止することができる。
次に、図4のごとき従来のパルストランス型ゲート駆動回路に比べて、パルストランスT1はリセット巻線Crを必要とせず、パルストランスT1をその分、小型軽量化することができる。
次に、上記した図4に示す従来のパルストランス型ゲート駆動回路に比較して、パルストランスT1の蓄積磁気エネルギーを用いてスイッチング素子1のゲートに負電圧すなわち逆バイアス電圧を発生するのではなく、上記したように、出力巻線Coのローレベルの出力電圧をトランジスタQ2を通じてスイッチング素子1のゲート電極に直接印加するため、パルストランスT1の磁気エネルギー蓄積や減衰に無関係にスイッチング素子1のデューティ比を0.1以下や0.9以上も含め広く設定することができ、使い勝手に優れる。
次に,パルストランス出力巻線Coの両端電圧はデューティ比によりハイレベル側の振幅,ローレベル側の振幅が大きく変動するにもかかわらず,スイッチング素子1のゲート電極に印加される電圧はデューティによらず図2に示されるようにハイレベル側,ローレベル側ともに入力パルス電圧の振幅にパルストランスT1の巻数比nを乗じた一定電圧値となりスイッチング素子1へデューティによらない一定のゲート電圧を印加でき,安定したスイッチング特性が実現できる。
[実施例2]
実施例2のパルストランス型ゲート駆動回路を図1を参照して説明する。
(回路構成)
このパルストランス型ゲート駆動回路は、実施例1で説明したトランス二次回路(出力巻線Co、トランジスタQ1、Q2、Q3、ダイオードD1、D2、コンデンサC2、C3)Aに加えて、スイッチング素子2を駆動するための第二のトランス二次回路(出力巻線Co’、トランジスタQ1’、Q2’、Q3’、ダイオードD1’、D2’、コンデンサC2’、C3’)Bを追加したものである。したがって、パルストランスT1’は、入力巻線Ciと出力巻線Co、Co'をもつ。第二のトランス二次回路Bは、第一のトランス二次回路Aと原理的に同一の回路構成をもつが、その動作は逆となる。
スイッチング素子2は、スイッチング素子1と直列接続されてスイッチング素子1に対して相補動作する。スイッチング素子1の他端は所定電位の直流電源(図示せず)のハイレベル端に、スイッチング素子2の他端はこの直流電源のローベル端に接続されている。スイッチング素子1、2からなるこの種の相補回路は、通常、インバータ回路などに多用されている。
したがって、スイッチング素子2は、入力パルス電圧がローレベルの時にターンオンし、ハイレベルの時にターンオフする。以下、トランス二次回路Bの動作を詳しく説明する。
(スイッチング素子2のターンオフ動作)
パルストランスT1’に入力される入力パルス電圧がハイレベルとなると、出力巻線Co’の他端電位がローレベルとなる。これにより、トランジスタQ1’は入力パルス電圧がローレベルとなった場合のトランジスタQ1と同じ動作を行い、トランジスタQ2’は入力パルス電圧がローレベルとなった場合のトランジスタQ2と同じ動作を行う。これにより、スイッチング素子2のゲート電極にはそのソース電圧よりも低いローレベル電位に維持され、スイッチング素子2はオフされる。
パルストランスT1’に入力される入力パルス電圧がローレベルとなると、出力巻線Co’の他端電位がハイレベルとなる。これにより、トランジスタQ1’は入力パルス電圧がハイレベルとなった場合のトランジスタQ1と同じ動作を行い、トランジスタQ2’は入力パルス電圧がハイレベルとなった場合のトランジスタQ2と同じ動作を行う。これにより、スイッチング素子2のゲート電極にはそのソース電圧よりも十分に高いハイレベル電位が印加され、スイッチング素子2はオンされる。すなわち、トランス二次回路Aと同一回路構成をもつトランス二次回路Bは、出力巻線Coに対して巻き方向が反対となっている出力巻線Co’をもつため、スイッチング素子2をスイッチング素子1に対して反対動作させることができる,二つのスイッチング素子が同時オン状態となることはない。
また、この実施例によれば、一つのパルストランスT1’により、二つのスイッチング素子1、2を相補駆動させることができ、回路構成の簡素化、軽量化を図ることもできる。(変形態様)
上記実施例では、クランプ素子として接合ダイオードを用い、トランジスタとしてMOSトランジスタを用いたが、本発明の動作にとって必須の基本機能が同等である他の公知素子を用いることは当然可能である。
本発明の実施例1を示す回路図である。 図1に示すパルストランス型ゲート駆動回路の各部電圧波形を示す図である。 実施例2を示す回路図である。 従来のパルストランス型ゲート駆動回路の一例を示す回路図である。 従来のパルストランス型ゲート駆動回路の他例を示す回路図である。
符号の説明
T1 パルストランス
Q1 トランジスタ
Q2 トランジスタ
Q3 トランジスタ
D1 ダイオード
D2 ダイオード
C1 コンデンサ
C2 コンデンサ
C3 コンデンサ
1 スイッチング素子
2 スイッチング素子

Claims (8)

  1. 入力パルス電圧が入力巻線Ciに印加されるパルストランスT1と、
    前記パルストランスT1の出力巻線Coの一端に接続される電荷注入側主電極を有するスイッチング素子1と、主端子の一方がコンデンサC2を通じて前記出力巻線Coの他端に接続され、主端子の他方が前記スイッチング素子1の制御電極に接続されるトランジスタQ1と、主端子の一方がコンデンサC3を通じて前記出力巻線Coの他端に接続され、主端子の他方が前記スイッチング素子1の制御電極に接続されるトランジスタQ2と、
    前記スイッチング素子1の電荷注入側主電極の電位が陰極に,前記コンデンサC2と前記トランジスタQ1との接続点が陽極となるクランプ素子D1と、
    前記スイッチング素子1の電荷注入側主電極の電位が陽極に,前記コンデンサC3と前記トランジスタQ2との接続点が陰極となるクランプ素子D2とを備え、
    前記トランジスタQ1及び前記クランプ素子D2は、前記入力パルス電圧がハイレベルとなる場合にオンされ、前記トランジスタQ2及び前記クランプ素子D1は、前記入力パルス電圧がローレベルとなる場合にオンされることを特徴とするパルストランス型ゲート駆動回路。
  2. 請求項1記載のパルストランス型ゲート駆動回路において、
    前記入力巻線Ciと直列接続されて前記入力パルス電圧の交流成分を前記入力巻線Ciに印加するコンデンサC1を有することを特徴とするパルストランス型ゲート駆動回路。
  3. 請求項2記載のパルストランス型ゲート駆動回路において、
    主端子の一方が前記電荷注入側主電極に,主端子の他方が前記コンデンサC2と前記トランジスタQ1との接続点に接続されて、前記入力パルス電圧が停止した場合にのみオンされるるトランジスタQ3を有することを特徴とするパルストランス型ゲート駆動回路。
  4. 請求項3記載のパルストランス型ゲート駆動回路において、
    前記スイッチング素子1は電子を主要なキャリアとし、
    前記トランジスタQ1は、前記スイッチング素子1の前記電荷注入側主電極に接続されるゲート電極をもつPチャンネルMOSトランジスタからなり、
    前記トランジスタQ2は、前記スイッチング素子1の前記電荷注入側主電極に接続されるゲート電極をもつNチャンネルMOSトランジスタからなることを特徴とするパルストランス型ゲート駆動回路。
  5. 請求項4記載のパルストランス型ゲート駆動回路において、
    前記クランプ素子D1は、アノードが前記スイッチング素子1の電荷注入側主電極に、カソードが前記コンデンサC2と前記トランジスタQ1との接続点に接続されるダイオードからなることを特徴とするパルストランス型ゲート駆動回路。
  6. 請求項5記載のパルストランス型ゲート駆動回路において、
    前記クランプ素子D2は、カソードが前記スイッチング素子1の電荷注入側主電極に、アノードが前記コンデンサC3と前記トランジスタQ2との接続点に接続されるダイオードからなることを特徴とするパルストランス型ゲート駆動回路。
  7. 請求項6記載のパルストランス型ゲート駆動回路において、
    前記トランジスタQ3は、フォトカプラの2次側トランジスタから構成され,前記フォトカプラの1次側を通じての前記入力パルス電圧の停止信号の入力によりオンすることを特徴とするパルストランス型ゲート駆動回路。
  8. 請求項1乃至7のいずれか記載のパルストランス型ゲート駆動回路において、
    前記トランジスタQ1、Q2と前記コンデンサC1、C2と前記クランプ素子D1、D2とを有する第一のトランス二次回路と同一構成を有するとともに、第二のスイッチング素子2のゲート電極に駆動電圧を印加して前記第二のスイッチング素子2を前記スイッチング素子1に対して逆動作させる第二のトランス二次回路と、
    前記パルストランスT1に装備されて前記第二のトランス二次回路に給電する出力巻線Co’とを備え、前記出力巻線Co’は、前記出力巻線Coが前記第一のトランス二次回路に与える電圧の向きと反対向きの電圧を前記第二のトランス二次回路に与えることを特徴とするパルストランス型ゲート駆動回路。
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