JP2005151201A - リモコンシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 夜間のスピーカ音声による騒音を防止しつつ、音声機能の本来の効果を維持できるリモコンシステムを提供する。
【解決手段】 被制御機器を制御する複数のリモコンを備えるリモコンシステムであって、各リモコンはスピーカを備え、各リモコンのスピーカ音量を所定の減音時間帯では通常時の音量よりも減音するものにおいて、減音時間帯と、減音時間帯内での音量とをリモコン毎に個別に設定可能な設定手段を備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、給湯器等の被制御機器を制御する複数のリモコンを備え、各リモコンにはスピーカが設けられているリモコンシステムに関する。
従来、給湯器用のリモコンシステムとして、浴室、台所、洗面所等の複数箇所に設置した複数のリモコンにより給湯器を制御するようにしたものが知られている。また、各リモコンにスピーカを設け、スピーカから出力される音声によって、ユーザに被制御機器(給湯器)の設定状態や実施状態の伝達および異常の報知などを行うようにしたものも知られている。
このように、リモコンにスピーカを設ける場合、昼間では問題ないスピーカ音量が、夜間では隣近所まで響く音量となり、近所迷惑になることがある。
ところで、リモコンで制御する空気調和機であって、リモコンからの信号を空気調和機の受信部が受信したときに、受信の確認をブザーで報知するようにしたものにおいて、ブザーの音量を夜間には昼間よりも減音するようにしたものが知られている。(例えば、特許文献1参照)。
この空気調和機のブザー音量を夜間に減音する技術を、被制御機器を制御する複数のリモコンを備え、各リモコンにはスピーカが設けられているリモコンシステムに適用し、夜間等の予め設定した減音時間帯に入ったときに、被制御機器に設けられたメインコントローラから各リモコンへ減音指令を伝送し、全てのリモコンのスピーカ音量を所定の小音量に減音することが考えられる。然し、これでは以下の不具合を生ずる。
即ち、例えば浴室に設置されたリモコンのスピーカから出力される音声は、シャワーなどを使っている音に掻き消されて、聞き取りにくくなる。そのため、減音時間帯には、浴室に設置されたリモコンでは、入浴している人に対して、リモコンのスピーカから出力された音声内容を明確に伝達できなくなり、音声機能が本来の役割を果たせないという問題が起こる。
逆に、減音時間帯でのスピーカ音量を、シャワーを使用している状態でも聞こえる程度の音量までしか下げないとすると、例えば、台所や洗面所等に設置された他のリモコンのスピーカ音量が必要以上に大きくなることとなり、騒音防止効果が発揮されない。
特開平7−35398号公報(第2−3頁、第1図)
本発明は上記背景を鑑みてなされたものであり、夜間のスピーカ音声による騒音を防止しつつ、音声機能の本来の効果を維持できるリモコンシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のリモコンシステムは、被制御機器を制御する複数のリモコンを備えるリモコンシステムであって、各リモコンはスピーカを備え、各リモコンのスピーカ音量を所定の減音時間帯では通常時の音量よりも減音するものにおいて、減音時間帯と、減音時間帯内での音量とをリモコン毎に個別に設定可能な設定手段を備えることを特徴とする。
各リモコンの設置環境により、部屋の壁の厚さや、隣近所までの距離などが異なるため、騒音を防止する為に必要な最大限のスピーカ音量は異なる。また、各リモコンの設置環境により、例えば浴室では、シャワーを使用することにより周辺の騒音が高く、逆に、例えば台所や洗面所では周辺の騒音は低いため、使用者が聞き取ることができる最低限のスピーカ音量は異なる。
上記構成によれば、設定手段により各リモコンの設置環境に合わせて減音時間帯内でのスピーカ音量を設定することができるため、例えば、浴室に設置されたリモコンについては、減音時間帯におけるスピーカから出力される音声の設定音量を他のリモコンと比較して大きく設定し、台所や洗面所などの他の場所に設置されたリモコンについては、減音時間帯におけるスピーカから出力される音声の設定音量を小さく設定することができる。このため、騒音防止機能を維持しつつ、音声機能の本来の役割を果たせるリモコンシステムを提供することができる。
また、各リモコンの設置場所によって、ユーザが各リモコンの設置場所付近に居る時間帯が異なる。上記構成によれば、設定手段によりユーザが各リモコンの設置場所付近に居ない時間帯も考慮して減音時間帯をリモコン毎に個別に設定できるようになり、より騒音防止を図ることができ、さらにスピーカ音量が減音される時間帯が増えることにより消費電力を削減することができる。
また上記目的は、被制御機器を制御する複数のリモコンを備えるリモコンシステムであって、各リモコンはスピーカを備え、各リモコンのスピーカ音量を所定の減音時間帯では通常時の音量よりも減音するものにおいて、複数のリモコンのうちの任意のリモコンを指定可能な指定手段と、指定手段により指定されたリモコンが減音時間帯に入っているときには、指定されたリモコンのスピーカ音量を減音時間帯での設定音量より増音する増音手段とを備えることを特徴とするリモコンシステムによっても達成することができる。
かかる構成によれば、減音時間帯に入っているときに、例えば、浴室に設置されたリモコンのスピーカ音声がシャワーなどの音に掻き消されて聞き取り難い場合は、指定手段で浴室に設置されたリモコンを指定して、指定した浴室のリモコンのスピーカ音量を、増音手段により浴室で聞き取り易い音量に増音することにより、音声機能の本来の効果を維持できる。この場合、指定手段により指定されていない他のリモコンのスピーカ音量は、減音されたままであるため、騒音防止を図ることもできる。
なお、前記リモコンシステムは、前記増音手段により増音されたリモコンのスピーカ音量を、増音されてから所定時間経過後に減音時間帯での設定音量に戻す復帰手段を備えることが好ましい。
これにより、指定手段により指定したリモコンのスピーカ音量を大きくしたままで、音量を下げることをユーザが忘れた場合でも、復帰手段により自動的に元の減音時間帯での設定音量に戻すことができ、より騒音を防止し、かつ、消費電力の削減を図ることができる。
また、前記リモコンシステムは、異常発生を報知する報知手段を備え、報知手段は、前記減音時間帯において異常発生を報知するときは、リモコンのスピーカ音量を減音時間帯での設定音量より増音して報知することが好ましい。
減音時間帯においては、スピーカ音量が減音されているため、ユーザが異常の発生を報知するスピーカ音声を聞き漏らすおそれもある。上記構成によれば、報知手段によりスピーカ音量を増音して異常の発生を報知するため、ユーザが報知を聞き取れる範囲が広がる。このため、異常の発生をユーザへ報知しやすくなり、迅速に対処しやすくなる。
本発明の実施の形態を図1から図7を参照して説明する。図1は本実施形態の全体構成を示す模式図、図2はリモコンを示す説明図、図3は減音時間帯である場合と減音時間帯でない場合の各リモコンのスピーカ音量の制御を示すフローチャート、図4は各リモコンの減音時間帯とスピーカ音量とを設定する制御を示したフローチャート、図5は減音時間帯におけるリモコンのスピーカ音量を増音する制御を示すフローチャート、図6は減音時間帯におけるリモコンのスピーカ音量を増音した場合の音量変化の一例を示した説明図、図7は減音時間帯における異常発生時のスピーカ音量を増音する制御を示すフローチャートである。
図1に示すように、本発明の実施形態のリモコンシステム1は、被制御機器としての給湯器2と、台所に設置された台所リモコン31と、浴室に設置された浴室リモコン32と、洗面所に設置された洗面所リモコン33とを備える。給湯器2はメインコントローラ21を内蔵している。また、各リモコン31,32,33はいずれも図示しないマイクロコンピュータを内蔵しており、各リモコン31,32,33、およびメインコントローラ21相互間で通信制御自在に接続されている。そして、各リモコン31,32,33によりメインコントローラ21を介して給湯器2が運転制御される。
各リモコン31,32,33は、図2に示すように、液晶画面3aと、メニューボタン3bと、切替/決定ボタン3cと、UPボタン3dと、DOWNボタン3eと、緊急ボタン3fと、スピーカ3gと、マイク3hとをそれぞれ備える。
メニューボタン3bを押すと、液晶画面3aに給湯温度、風呂温度、風呂湯量、スピーカ音量等の各種項目を含むメニュー一覧が表示され、UPボタン3d、DOWNボタン3eで所定の項目を選択して切替/決定ボタン3cを押すと、対応する項目の設定画面が表示される。そして、設定画面でUPボタン3d、DOWNボタン3eを操作することにより、対応する項目の設定及び変更を行うことができる。
また、本実施形態の各リモコン31,32,33は、スピーカ3gから出力される音声によって、ユーザに給湯器2の設定状態や実施状態の伝達および異常の報知などを行う。さらに、各リモコン31,32,33は、スピーカ3gとマイク3hと図示しない操作ボタンとにより、リモコン相互間において通話自在に構成されている。なお、この通話方式は相方向通話方式でも切替通話方式でもよい。
また、本実施形態のリモコンシステム1は、切替/決定ボタン3cを押すことにより、リモコン毎に設定された減音時間帯にリモコン毎に設定されたスピーカ音量(設定音量)に減音する減音モードと、24時間通常のスピーカ音量となる通常モードとを切り換えることができる。
次に、図3を参照して、本実施形態におけるリモコンシステム1の各リモコン31,32,33のスピーカ音量の制御方法について説明する。
図3に示すように、メインコントローラ21は、STEP1において、減音モードに設定されていることを確認すると、STEP2へ進み、台所リモコン31が現在減音時間帯であるか否かを判断する。減音時間帯である場合には、STEP3に進み、メインコントローラ21は、台所リモコン31のスピーカ音量を、設定された減音時間帯のスピーカ音量(設定音量)に減音する。減音時間帯でない場合には、STEP4に進み、メインコントローラ21は、台所リモコン31のスピーカ音量を、設定された通常のスピーカ音量に設定する。
以下同様に、STEP5からSTEP10において、浴室リモコン32と洗面所リモコン33とのスピーカ音量を設定する。
なお、STEP1において、メインコントローラ21が減音モードではなく通常モードが選択されていることを確認した場合は、STEP11に進み、メインコントローラ21は、各リモコン31,32,33のスピーカ音量を、各リモコン31,32,33に設定された通常のスピーカ音量に設定する。また、本実施形態においては、図3に示すフローチャートの処理を所定のサイクルタイムで実行する。
次に図4を参照して、各リモコン31,32,33の減音時間帯の設定と減音時間帯のスピーカ音量(設定音量)とを設定する制御について説明する。
まず、STEP21において、ユーザは、メニューボタン3bを押して液晶画面3aにメニュー画面を表示させ、メニュー画面内に表示される一覧から「減音設定」を選択する。すると液晶画面3aに減音設定の画面(図2参照)が表示され、この画面内に各リモコン31,32,33の一覧が表示される。STEP22において、ユーザが設定したいリモコンをUPボタン3dまたはDOWNボタン3eを押して減音設定の画面内から選択すると、STEP23に進み、選択したリモコンの減音時間帯の開始時間を設定することができる。減音時間帯の開始時間を設定すると、STEP24に進み、ユーザは、減音時間帯の終了時間を設定することができる。
減音時間帯の終了時間を設定すると、STEP25に進み、ユーザは、減音時間帯でのスピーカ音量(設定音量)を設定することができる。減音時間帯でのスピーカ音量(設定音量)を設定すると、STEP26に進み、メインコントローラ21は、液晶画面3aに、他のリモコンも「設定する」、「設定しない」の2択の選択画面を表示させる。ユーザが「設定する」を選択するとSTEP22に戻り、他のリモコンも設定することができる。ユーザが「設定しない」を選択すると、減音設定を終了する。本実施形態においては、図4に示すSTEP21〜STEP26が設定手段に該当する。
なお、減音時間帯以外の時間帯である通常時のスピーカ音量は、以下の如く設定される。即ち、メニューボタン3bを押して液晶画面3aにメニュー画面を表示させ、メニュー画面内に表示される一覧から「音量設定」を選択することにより、リモコン毎に通常時のスピーカ音量を設定する。
次に、図5を参照しながら、減音時間帯におけるリモコンのスピーカ音量を増音する制御について説明する。なお、図5においては、リモコン毎に設定された減音時間帯にリモコン毎に設定されたスピーカ音量(設定音量)に減音する減音モードが選択されているものとして説明する。
まず、STEP31において、ユーザは、メニューボタン3bを押して液晶画面3aにメニュー画面を表示させ、メニュー画面内に表示される一覧から「音量変更」を選択する。すると、液晶画面3aに音量変更の画面が表示され、音量変更の画面内に各リモコン31,32,33の一覧が表示される。次いで、STEP32に進み、ユーザはUPボタン3d、DOWNボタン3eにより音量変更したいリモコンを選択する。
次いで、STEP33に進み、メインコントローラ21は、選択されたリモコンが現在減音時間帯であるか否かを判断する。選択されたリモコンが現在減音時間帯でない場合には、メインコントローラ21は、液晶画面3aに「選択されたリモコンは現在減音されておりません。」と表示させて今回の処理を終了する。
選択されたリモコンが現在減音時間帯である場合には、STEP34に進み、メインコントローラ21は液晶画面3aに増音設定の画面を表示させる。ここで、ユーザが希望するスピーカ音量を設定することにより、選択されたリモコンのスピーカ音量が増音される。なお、スピーカ音量を増音しすぎないように通常時のスピーカ音量以上には増音できないようにしてもよい。また、STEP34を省略し、選択されたリモコンのスピーカ音量を所定の音量、例えば減音時間帯での設定音量より一定量増音した音量、または、通常時の音量に増音するようにしてもよい。
次いで、STEP35に進み、メインコントローラ21は、選択されたリモコンのスピーカ音量が増音されてから、所定時間(例えば、2分)が経過したか否かを判断する。所定時間が経過している場合は、STEP36に進み、メインコントローラ21は、選択されたリモコンのスピーカ音量を減音時間帯でのスピーカ音量(設定音量)に戻す。そして、今回の処理を終了する。本実施形態においては、STEP31〜STEP32が指定手段、STEP33〜STEP34が増音手段、STEP35〜STEP36が復帰手段に該当する。
次に、図5のフローチャートのスピーカ音量の増音制御について、一例を挙げて詳細に説明する。ここで、本実施形態においては、スピーカ音量はレベル0〜5の6段階に設定可能であり、レベル0は消音、レベル5は最大音量を示す。
まず、図2に示す液晶画面3a内に表されるように、台所リモコン31の減音時間帯の開始時間は20時、終了時間は8時、減音時間帯でのスピーカ音量(設定音量)はレベル3、通常時のスピーカ音量はレベル4に設定されている。また、浴室リモコン32の減音時間帯の開始時間は20時、終了時間は9時、減音時間帯でのスピーカ音量(設定音量)はレベル4、通常時のスピーカ音量はレベル5に設定されている。また、洗面所リモコン33の減音時間帯の開始時間は20時、終了時間は8時、減音時間帯でのスピーカ音量(設定音量)はレベル2、通常時のスピーカ音量はレベル3に設定されている。本実施形態では、ユーザが、朝の9時までは浴室にいる可能性が少ないと判断したため、浴室リモコン32の減音時間帯の終了時間を、他の台所リモコン31、洗面所リモコン33と比較して1時間長い9時に設定している。
ここで、台所にいるユーザが、22時にリモコンシステム1を使用して入浴中の家族と通話を試みたが、浴室リモコン32のスピーカ音声はシャワーの音に掻き消されて、入浴中の家族の耳には届かず、返事がなかった。ユーザは、図5のフローチャートに示した操作に従い、STEP32において浴室リモコン32を選択し、STEP34において、図6に示すように浴室リモコン32のスピーカ音量をレベル5に増音して、再度通話を試みたところ、今度は、浴室リモコン32のスピーカ音声が入浴中の家族の耳に届き、返事が返ってきた。このとき、台所リモコン31と洗面所リモコン33とのスピーカ音量は、減音時間帯でのスピーカ音量(設定音量)であるレベル3とレベル2のままである。このあと、ユーザが浴室リモコン32のスピーカ音量を減音時間帯でのスピーカ音量(設定音量)であるレベル4に戻すことを忘れていても、図5のSTEP35により、設定時間が経過した後、自動的に浴室リモコン32のスピーカ音量はレベル4に戻る。
次に、図7を参照して、減音時間帯における異常発生時のスピーカ音量を増音する制御について説明する。なお、図7においては、リモコン毎に設定された減音時間帯にリモコン毎に設定されたスピーカ音量(設定音量)に減音する減音モードが選択されているものとして説明する。
まず、STEP41において、メインコントローラ21は、給湯器2の異常運転検出手段(図示省略)により給湯器2の異常運転を検出したか否か、及びユーザにより緊急ボタン3fが押されたか否かを判断する。給湯器2の異常運転を検出せず、かつ緊急ボタン3fが押されていない場合は、そのまま今回の処理を終了する。
給湯器2の異常運転を検出した場合、または緊急ボタン3fが押された場合は、STEP42に進み、異常の発生を報知する。この際、現在減音時間帯であるリモコンがある場合には、メインコントローラ21は、減音時間帯であるリモコンのスピーカ音量を増音して(例えば、通常時のスピーカ音量に増音して)、異常の発生を報知する。
次いで、STEP43に進み、メインコントローラ21は、異常発生の報知時から所定時間が経過したこと、または、図示しない異常運転検出手段により給湯器2が正常運転に復帰したこと、または、ユーザの操作により緊急ボタン3fによる報知が解除されたことを確認すると、STEP44に進み、増音されたリモコンのスピーカ音量を減音時間帯でのスピーカ音量(設定音量)に戻す。そして、今回の処理を終了する。本実施形態においては、図7に示すフローチャートの処理を所定のサイクルタイムで実行する。また、本実施形態においては、STEP41〜STEP44が報知手段に該当する。
本実施形態のリモコンシステム1によれば、設定手段により各リモコン31,32,33の設置環境に合わせて減音時間帯内でのスピーカ音量(設定音量)を設定することができるため、例えば、シャワーの音によりスピーカ音声が聞き取り難い浴室リモコン32については、減音時間帯におけるスピーカ音量(設定音量)を他の台所リモコン31、洗面所リモコン33と比較して大きく設定し、台所リモコン31、洗面所リモコン33については、減音時間帯におけるスピーカ音量(設定音量)を小さく設定することができる。
また、各リモコン31,32,33の設置場所によって、ユーザが各リモコン31,32,33の設置場所付近に居る時間帯が異なる。しかし本実施形態のリモコンシステム1によれば、設定手段によりユーザが各リモコン31,32,33の設置場所付近に居ない時間帯も考慮して、減音時間帯をリモコン毎に個別に設定できる。
また、リモコンが減音時間帯に入っているときに、例えば、浴室リモコン32のスピーカ音声がシャワーなどの音に掻き消されて聞き取り難い場合は、指定手段により浴室リモコン32をユーザの操作で指定することによって、増音手段により浴室リモコン32のスピーカ音量を浴室で聞き取り易い音量に増音することができる。この場合、他の台所リモコン31、洗面所リモコン33のスピーカ音量は、減音時間帯でのスピーカ音量(設定音量)に減音されたままである。
また、指定したリモコンのスピーカ音量を増音したままで、音量を減音することをユーザが忘れた場合でも、復帰手段により自動的に元の減音時間帯でのスピーカ音量(設定音量)に戻すことができる。
これにより、音声機能の本来の効果を維持しつつ、騒音防止および消費電力の削減を図ることができる。
また、減音時間帯においては、スピーカ音量が減音されているため、ユーザが異常の発生を報知するスピーカ音声を聞き漏らすおそれもある。しかし本実施形態によれば、報知手段により減音時間帯内のリモコンのスピーカ音量を増音して(例えば通常時のスピーカ音量に増音して)異常の発生を報知するため、ユーザが報知を聞き取れる範囲が広がる。このため、異常の発生をユーザへ報知しやすくなり、迅速に対処しやすくなる。
なお、本実施形態においては、被制御機器として給湯器2を制御するリモコンシステム1について説明しているが、被制御機器は給湯器に限られず、他のものでもよい。また、本実施形態においては、減音時間帯におけるリモコンのスピーカ音量の増音方法として、図5に示すSTEP34において、ユーザが希望するスピーカ音量に増音できると説明したが、STEP34では、減音時間帯以外の時間帯である通常時のスピーカ音量に増音するようにしてもよい。
また、本実施形態においては、図5のSTEP31に示すように、メニューボタン3bを押して液晶画面3aに表示された一覧から「音量変更」の項目を選択して、減音時間帯でのスピーカ音量(設定音量)を増音させる方法について説明しているが、これとは別に、例えば、各リモコン31,32,33に「音量復帰ボタン」を設けて、このボタンを押すことにより、ボタンが押されたリモコンのスピーカ音量を所定の音量、例えば減音時間帯での設定音量より一定量増音した音量、または、通常時の音量に増音するようにしてもよい。この場合、音声復帰ボタンを押すことにより増音する制御は、指定手段および増音手段に該当することとなる。
また、本実施形態においては、図3に示すように、メインコントローラ21が、各リモコン31,32,33ごとに減音時間帯であるか否かを判断して、各リモコン31,32,33のスピーカ音量を設定すると説明しているが、これに限られず、図3のSTEP2〜STEP4までの制御は台所リモコン31の図示しないマイクロコンピュータにより、STEP5〜STEP7までの制御は浴室リモコン32の図示しないマイクロコンピュータにより、STEP8〜10までの制御は洗面所リモコン33の図示しないマイクロコンピュータにより行うようにしてもよい。この場合、STEP1において減音モードが選択されていることを確認したメインコントローラ21は、各リモコン31,32,33にそれぞれの制御を行うように指示を出す。
また、本実施形態においては、図5に示すSTEP31〜STEP32で増音したいリモコンを指定し、指定したリモコンを増音するようにしているが、これに限られず、例えば、各リモコンに通話先のリモコンを指定して通話可能とする通話スイッチを設ける場合、この通話スイッチを押すことにより指定された通話先のリモコンのスピーカ音量のみを増音するようにしてもよい。この場合、通話スイッチが指定手段に該当する。
本実施形態の全体構成を示す模式図。 リモコンを示す説明図。 減音時間帯である場合と減音時間帯でない場合の各リモコンのスピーカ音量の制御を示すフローチャート。 各リモコンの減音時間帯とスピーカ音量とを設定する制御を示したフローチャート。 減音時間帯におけるリモコンのスピーカ音量を増音する制御を示すフローチャート。 減音時間帯におけるリモコンのスピーカ音量を増音した場合の音量変化の一例を示した説明図。 減音時間帯における異常発生時のスピーカ音量を増音する制御を示すフローチャート。
符号の説明
1…リモコンシステム、 2…給湯器、 21…メインコントローラ、 31…台所リモコン、32…浴室リモコン、 33…洗面所リモコン、 3a…液晶画面、 3b…メニューボタン、 3c…切替/決定ボタン、 3d…UPボタン、 3e…DOWNボタン、 3f…緊急ボタン、 3g…スピーカ、 3h…マイク。

Claims (4)

  1. 被制御機器を制御する複数のリモコンを備えるリモコンシステムであって、
    各リモコンはスピーカを備え、各リモコンのスピーカ音量を所定の減音時間帯では通常時の音量よりも減音するものにおいて、
    減音時間帯と、減音時間帯内での音量とをリモコン毎に個別に設定可能な設定手段を備えることを特徴とするリモコンシステム。
  2. 被制御機器を制御する複数のリモコンを備えるリモコンシステムであって、
    各リモコンはスピーカを備え、各リモコンのスピーカ音量を所定の減音時間帯では通常時の音量よりも減音するものにおいて、
    複数のリモコンのうちの任意のリモコンを指定可能な指定手段と、
    指定手段により指定されたリモコンが減音時間帯に入っているときには、指定されたリモコンのスピーカ音量を減音時間帯での設定音量より増音する増音手段とを備えることを特徴とするリモコンシステム。
  3. 前記増音手段により増音されたリモコンのスピーカ音量を、増音されてから所定時間経過後に減音時間帯での設定音量に戻す復帰手段を備えることを特徴とする請求項2記載のリモコンシステム。
  4. 異常発生を報知する報知手段を備え、
    報知手段は、前記減音時間帯において異常発生を報知するときは、リモコンのスピーカ音量を減音時間帯での設定音量より増音して報知することを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載のリモコンシステム。
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