JP2019204460A - 照明装置および照明システム - Google Patents

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拓朗 平松
Takuro Hiramatsu
拓朗 平松
出口 誠
Makoto Deguchi
誠 出口
勇介 佐藤
Yusuke Sato
勇介 佐藤
河野淳史
Junji Kono
淳史 河野
広済 趙
Kosai Cho
広済 趙
昌浩 吉村
Masahiro Yoshimura
昌浩 吉村
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Abstract

【課題】安価に防音対策を行う照明装置および照明システムを提供する。【解決手段】照明装置1は、照明機能に加え、騒音対策機能を兼ねる。照明装置は、照明部と、音センサと、判定部と、出力部とを具備する。照明部は、所定空間を天井側から照明する。音センサは、所定空間内で発生した発生音を検知する。判定部は、音センサによって検知された発生音が所定条件を満たすか否かを判定する。出力部は、判定部によって所定条件を満たすと判定された場合に、警告音を出力する。【選択図】図1

Description

本発明は、照明装置および照明システムに関する。
従来、例えば、集合住宅等の騒音対策として、各住戸に設けられた音センサによって住戸内の騒音を検出した場合に、かかる住戸内に設定された端末装置に警告を通知する騒音警告システムがある。
かかる騒音警告システムでは、他の住戸内の人の在否に応じて騒音に対する閾値を変更し、かかる閾値を超える騒音を検出した場合に、警告を行う。
特開2014−92924号公報
しかしながら、上述した従来技術では、専用の機器を各住宅内に設置する必要があり、導入コストの増大を招く。
本発明が解決しようとする課題は、安価に防音対策を行うことができる照明装置および照明システムを提供することである。
実施形態に係る照明装置は、照明部と、音センサと、判定部と、出力部とを具備する。前記照明部は、所定空間を天井側から照明する。前記音センサは、前記所定空間内で発生した発生音を検知する。前記判定部は、前記音センサによって検知された前記発生音が所定条件を満たすか否かを判定する。前記出力部は、前記判定部によって前記所定条件を満たすと判定された場合に、警告音を出力する。
図1は、実施形態に係る照明装置の概要を示す図である。 図2は、実施形態に係る照明システムの構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る照明装置の構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る発生音情報の具体例を示す図である。 図5は、実施形態に係る閾値情報の具体例を示す図である。 図6は、実施形態に係る再生音情報の具体例を示す図である。 図7は、実施形態に係る警告音の具体例を示す図である。 図8は、実施形態に係る照明態様の具体例を示す図である。 図9は、実施形態に係る照明装置が実行する処理手順を示すフローチャートである。
以下で説明する実施形態に係る照明装置1は、所定空間SPを天井側から照明する照明部5と、所定空間SP内で発生した発生音を検知する音センサ6と、音センサ6によって検知された発生音が所定条件を満たすか否かを判定する判定部31と、判定部31によって所定条件を満たすと判定された場合に、警告音を出力する出力部32とを具備する。
また、以下で説明する実施形態に係る判定部31は、発生音の音量が閾値を超えた場合に、所定条件を満たすと判定する。
また、以下で説明する実施形態に係る判定部31は、発生音の種別毎に閾値を設ける。
また、以下で説明する実施形態に係る照明装置1において、出力部32は、発生音が所定条件を満たすと判定された回数に応じて警告音を段階的に変更する。
また、以下で説明する実施形態に係る照明装置1は、所定条件を満たすと判定された場合に、照明部5の照明態様を変更する照明制御部34を具備する。
また、以下で説明する実施形態に係る出力部32は、所定空間SP内に存在する人の使用言語にあわせて警告音の言語を選択する。
また、以下で説明する実施形態に係る照明装置1は、発生音に関するデータを管理サーバSV(外部装置の一例に相当)へ配信する配信部33を具備する。
また、以下で説明する実施形態に係る音センサ6は、警告音の出力中に発生音の検知を停止する。
また、以下で説明する実施形態に係る照明システム100は、照明装置1と、所定空間SPをセンシングし、所定空間SP内に存在する人を検出するセンシング装置50とを具備し、照明装置1は、センシング装置50によって所定空間SP内に人が検出された場合に、発生音が所定条件を満たすか否かを判定する。
また、以下で説明する実施形態に係る照明システム100において、照明装置1は、センシング装置50によって人が検出されていない場合に、照明部5を消灯する。
以下、図面を参照して、実施形態に係る照明装置および照明システムについて説明する。実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
(実施形態)
まず、図1を用いて実施形態に係る照明装置1の概要について説明する。図1は、実施形態に係る照明装置1の概要を示す図である。なお、以下では、実施形態に係る照明装置1が例えば、民泊サービスへ提供される住居に設置される場合について説明する。なお、民泊サービスとは、住居の全部または一部を活用して宿泊サービスを提供することを指す。
近年、空き屋の活用方法として民泊サービスが普及しつつある。民泊サービスで一般的な住居を提供する場合、サービス利用者(宿泊者)の騒音が問題となる。このため、騒音対策として予め専用の端末を配置し、かかる端末で音量が所定値以上となる音声を検知した場合に、宿泊者に対して警告を行うものがある。
しかしながら、警告を煩わしく思う宿泊者が、端末の電源が切る場合や、コンセントを抜く場合、また、宿泊者が端末を布で覆うなど、端末の音声検知機能や警告機能を無効化することも考えられる。
このため、実際に騒音が発生したとしても、宿泊者に対して適切に警告を行うことができない場合がある。また、民泊サービスを行うにあたり、防音部屋へ改修することも考えられるが、改修費用が高く、初期費用の増大を招く。
そこで、実施形態に係る照明装置1は、騒音を検知した場合に、宿泊者に対して警告を行う機能を備えることとした。つまり、実施形態に係る照明装置1は、照明機能に加え、騒音対策機能を兼ねることで、安価に防音対策を行うことが可能となる。
具体的には、図1に示すように、実施形態に係る照明装置1は、例えば、所定空間SPの天井に設置され、所定空間SPを天井側から照明する。例えば、照明装置1は、天井に設置されるシーリングライトであるが、吊り下げ式の照明装置であってもよい。また、図3にて後述するように、実施形態に係る照明装置1には、所定空間SP内で発生した発生音を検知する音センサ6およびスピーカ7が内蔵される。
照明装置1は、発生音を検知すると(ステップS1)、発生音が所定条件を満たすか否かを判定する(ステップS2)。ここで、所定条件は、例えば、発生音の音量が所定の閾値を超えるか否かである。すなわち、照明装置1は、検知した発生音の音量が閾値を超えた場合に、所定条件を満たすと判定する。なお、所定条件は、上述の例に限られず、任意に変更可能である。
そして、照明装置1は、発生音が所定条件を満たすと判定した場合に、警告音を出力する(ステップS3)。すなわち、照明装置1は、所定空間SP内で騒音を検知した場合に、警告音を発生させる。警告音は、例えば、宿泊者へ騒音に対する注意喚起を行う音声であるが、ブザー等であってもよい。
このように、照明装置1は、所定空間SPで騒音を検知した場合に、宿泊者に対して警告を行う。したがって、実施形態に係る照明装置1では、防音対策用の専用端末を必要としないため、安価に防音対策を行うことが可能となる。
また、実施形態に係る照明装置1は、音センサ6やスピーカ7を内蔵する構成であり、照明装置1の照明を動作させる電力によって音センサ6およびスピーカ7を動作させることが可能である。したがって、照明装置1の取り付けは、一般的な照明装置と同様の作業手順であり、容易に取り付けることが可能である。
また、仮に、音センサ6が可搬性の端末や宿泊者が容易に触れられる場所に配置される場合を想定すると、宿泊者が音センサ6を布等で覆うなど、音センサ6の検知機能を阻害する場合も考えられる。
これに対して、実施形態に係る照明装置1は、宿泊者に触れられにくい天井に配置される。したがって、宿泊者による電源の遮断を抑制することが可能となる。また、照明装置1は、通常、天井の略中央部に取り付けられる。
これにより、照明装置1は、所定空間SP内で発生した発生音を阻害されることなく検知することが可能となる。つまり、照明装置1に音センサ6を内蔵することで、発生音の検知精度を向上させることが可能となる。
次に、図2を用いて実施形態に係る照明システム100を含む通信システムSMについて説明する。図2は、実施形態に係る通信システムSMの構成例を示す図である。なお、以下の説明では、所定空間SPを住居と読み替える場合がある。
実施形態に係る通信システムSMは、例えば、HEMSであり、管理サーバSVと、ゲートウェイGWと、照明システム100とを具備する。また、図2では、通信システムSMに、仲介サーバT、非常用照明装置60、コントローラCn、家電機器70が含まれる場合について示している。
通信システムSMにおいて、管理サーバSVと、ゲートウェイGWとは、例えば、無線通信が可能な外部ネットワークNによって接続される。また、ゲートウェイGWは、宅内の各種機器と、例えば、有線または無線通信が可能なホームネットワークHNによって接続される。また、HEMSにおけるホームネットワークHNは、ECHONET Liteと呼ばれる通信プロトコルを使用して、各種情報の送受信を行う通信媒体である。
管理サーバSVは、例えば、ゲートウェイGWから送信される各種情報を取得するとともに、例えば、民泊サービスを利用する宿泊者に関する宿泊者情報をゲートウェイGWへ送信する。
管理サーバSVがゲートウェイGWから取得する各種情報は、例えば、照明システム100や、家電機器70の使用状況に関する情報や、宿泊者がチェックイン、チェックアウトを行った時刻に関する情報、発生音に関する情報を含む。管理サーバSVは、収集した情報を適宜、仲介サーバTへ通知する。
ところで、民泊サービスで宿泊者へ提供する住居には、非常灯や誘導灯を含む非常用照明装置60の設置が義務付けられる。また、非常用照明装置60は、正常に作動するか否かの点検を定期的に行うことが法定で義務付けられている。かかる点検は、作業者が住居内に入って行うことが一般的である。
これに対して、実施形態に係る通信システムSMでは、かかる点検を遠隔で行うことも可能である。具体的には、例えば、管理サーバSVは、法定に基づく所定周期でコントローラCnへ非常用照明装置60の点検指示を送信する。
これにより、コントローラCnは、非常用照明装置60の点検を行うこととなる。そして、コントローラCnは、点検結果を管理サーバSVへ通知する。このように、実施形態に係る通信システムSMでは、非常用照明装置60の点検を遠隔で行うことが可能となる。したがって、非常用照明装置60の点検に伴う負担を軽減することが可能となる。
なお、非常用照明装置60に叙述の警告音等を発信する音声発信部を設けることにしてもよい。かかる場合に、非常用照明装置60は、自動で点検を行う自動点検機能と、音声発生機能とを有する。
すなわち、住居への設置が義務付けられた非常用照明装置60に警告機能を兼ねることで、導入コストを抑えることが可能となる。なお、照明装置1を非常用照明装置60と置き換えることにしてもよい。すなわち、照明装置1は、非常用照明装置であってもよい。
仲介サーバTは、民泊サービスを統括するサーバである。仲介サーバTは、民泊サービスへ住居を提供する提供者と、民泊サービスで住居を利用したい利用者との仲介を行う。例えば、仲介サーバTは、利用者(宿泊者)に関する情報や、チェックインおよびチェックアウトに関する情報等を管理サーバSVへ通知するとともに、宿泊者による騒音に関する情報等を管理サーバSVから適宜取得する。
ゲートウェイGWは、管理サーバSVと住居内の各装置との間の情報の送受信を可能にするネットワーク機器である。コントローラCnは、例えばHEMSコントーラであり、ホームネットワークHNに接続された家電機器70を制御するための制御指示を家電機器70へ送信する。
コントローラCnは、例えば家電機器70がエアコンの場合、電源オンや、冷暖房設定、温度設定等の稼働状態の変更を指示する操作指示を家電機器70へ送信する。これにより、家電機器70は、制御指示に基づく処理を行う。
また、コントローラCnは、例えば、家電機器70の稼働状況を管理サーバSVへ通知することも可能である。例えば、管理サーバSVは、宿泊者が不在の状況(例えば、チェックイン後)で、家電機器70が稼働している場合に、家電機器70の稼働を停止させる停止指示をコントローラCnへ出力する。これにより、コントローラCnは、家電機器70の稼働を停止することが可能となる。
このように、通信システムSMでは、宿泊者の在否に応じて家電機器70の稼働状況を遠隔で操作することが可能となる。これにより、家電機器70による不要な消費電力を抑制することが可能となる。したがって、民泊サービス提供者のランニングコストを抑えることが可能となる。
照明システム100は、照明装置1と、センシング装置50とを備える。センシング装置50は、所定空間SP内(例えば、民泊サービスへ提供される住居内)をセンシングし、所定空間内に存在する人を検出する機器である。例えば、センシング装置50は、住居の入り口を撮像するカメラを有し、かかるカメラで撮像された撮像画像から画像解析を行うことで、所定空間SP内に出入りする人の人数をカウントする。
センシング装置50による検出結果はホームネットワークHNを介して照明装置1等に通知される。また、センシング装置50による検出結果は、宿泊者の予約人数と、実際の宿泊者数との照合に用いることが可能である。すなわち、かかる検出結果は、不正な宿泊の検出に使用することが可能である。また、センシング装置50の検出結果に基づき、宿泊者のチェックインおよびチェックアウトの時間のログを取ることも可能である。
なお、センシング装置50は、画像解析に限られず、赤外線や超音波等を用いて人を検出する人感センサやその他のセンサであってもよい。また、照明装置1内部にセンシング装置50を内蔵することにしてもよい。
次に、図3を用いて実施形態に係る照明装置1の構成例について説明する。図3は、実施形態に係る照明装置1の構成例を示す図である。図3に示すように、実施形態に係る照明装置1は、通信部2と、制御部3と、記憶部4と、照明部5と、音センサ6と、スピーカ7とを具備する。
通信部2は、ホームネットワークHN(図2参照)を介して各種機器と通信を行う通信モジュールである。照明部5は、所定空間SPを天井側から照明する。例えば、照明部5に用いられる光源は、例えばLEDや蛍光灯等である。
例えば、照明部5は、リモコン等に対するユーザ操作に基づく制御信号を制御部3から受信し、かかる制御信号に基づいて点灯および消灯を行う。音センサ6は、例えば、マイクロフォンであり、所定空間SP内で発生した発生音を検知する。音センサ6は、検知した発生音に関する情報を制御部3へ通知する。また、スピーカ7は、制御部3から出力される警告音を所定空間SP内に発生させる。
照明装置1の制御部3は、照明装置1の各部を制御するコントローラである。制御部3は、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等のプロセッサであってもよいし、FPGA(Field Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の集積回路であってもよい。
また、制御部3は、1つの素子で構成されていてもよいし、複数の素子で構成されていてもよい。制御部3が複数の素子で構成される場合、これら複数の素子は、照明装置1内の離れた場所に配置されていてもよい。例えば、複数の素子が別々の基板に実装されていてもよい。
また、制御部3は、判定部31と、出力部32と、配信部33と、照明制御部34とを具備する。判定部31は、音センサ6によって検知された発生音が所定条件を満たすか否かを判定する。
まず、判定部31は、センシング装置50によるセンシング結果に基づき、所定空間SP内、すなわち、住居内に人が存在するか否かを判定する。このとき、判定部31は、住居内に人が存在する場合に、発生音が所定条件を満たすか否かの判定を行う。言い換えれば、住居内に人が存在しない場合には、発生音が所定条件を満たすか否かの判定を行わない。
これは、人が存在しない場合に音センサ6によって検知された発生音は、住居外で発生した音となるためであり、また、警告音を発生させたとしても警告対象となる人が不在であるためである。このように、判定部31は、発生音に対する判定の要否を人の在否に応じて切り替えることで、処理負荷を軽減することが可能となる。
続いて、判定部31は、住居内に人が存在している場合に、記憶部4の音声判別辞書41に基づき、発生音の種別を判別する。音声判別辞書41は、例えば、所定の種別毎に音響モデルが格納された情報である。そして、判定部31は、発生音に関する情報を記憶部4に発生音情報42として格納する。
図4は、実施形態に係る発生音情報42の具体例を示す図である。図4に示すように、発生音情報42は、「日時」、「種別」、「音量(dB)」等が対応付けられた情報である。
「日時」は、発生音の発生日時を示し、「種別」は、発生音の種別を示し、図4に示す例では、種別が話し声である場合を示す。「音量」は、発生音の音量を示す。なお、発生音情報42は、図4に示す例に限られず、例えば、発生音の音声データを含むようにしてもよい。
続いて、判定部31は、発生音が所定条件を満たすか否かを判定する。上述のように、
所定条件は、発生音の音量が閾値を超えたか否かであり、判定部31は、発生音の音量が閾値を超えた場合に、所定条件を満たすと判定する。
また、判定部31は、発生音の識別した種別毎に閾値を設けることにしている。図5は、実施形態に係る閾値情報43の具体例を示す図である。図5に示すように、閾値情報43は、種別毎の閾値に関する情報である。例えば、泣き声は、赤ちゃんの泣き声であり、泣き声に対する閾値は、「A」であり、話し声に対する閾値は、「B」である。そして、足音に対する閾値は、「C」である。
例えば、泣き声に対する閾値「A」は、話し声に対する閾値「B」よりも高い値である。このように、不快に感じやすい発生音の種別には、低い値の閾値を設けることで、宿泊者の行動を不必要に抑制することを抑えることが可能となる。つまり、近隣住民からの騒音に対する苦情を抑制しつつ、宿泊者に対して快適な民泊サービスを提供することが可能となる。
なお、判定部31は、時刻に応じて閾値を変動させることにしてもよい。すなわち、判定部31は、夜間の閾値を昼間の閾値よりも低い値に変更する。言い換えれば、判定部31は、夜間である場合に、昼間よりも騒音と判定しやすくすることにしてもよい。
なお、図5に示す閾値情報43は、一例であり、近隣住民の在否や、住居の防音性能に応じて任意に設定することが可能である。すなわち、例えば、木造住居の場合に、鉄筋コンクリート住居よりも閾値の値を低く設定することも可能である。
図3の説明に戻り、出力部32について説明する。出力部32は、判定部31によって所定条件を満たすと判定された場合に、警告音を出力する。すなわち、出力部32は、発生音が騒音と判定された場合に、警告音をスピーカ7へ出力する。これにより、スピーカ7から警告音が発せられ、宿泊者に注意喚起を行うことが可能となる。
具体的には、出力部32は、所定条件を満たすと判定された場合に、記憶部4の再生音情報44を参照し、出力する警告音を選択し、かかる警告音を出力する。図6は、実施形態に係る再生音情報44の具体例を示すである。
図6に示すように、再生音情報44は、「出力条件」、「内容」、「再生音ID」が対応付けられた情報である。「出力条件」は、再生音を出力する条件を規定するものである。「内容」は、再生音の再生する内容を示す。また、「再生音ID」は、各再生音を識別するための識別子である。
図6に示すように、例えば、出力条件が、騒音である場合、警告音1、警告音2および警告音3等が再生されることとなる。なお、警告音の具体例については、図7を用いて後述する。
ここで、再生音は、複数の言語が含まれる。具体的には、例えば、図6に示すように、「JP」から始まる再生音IDは、日本語の音声であることを示し、「EN」から始まる再生音IDは、英語の音声であることを示す。「CN」から始まる再生音IDは、中国語の音声であることを示し、「KO」から始まる再生音IDは、韓国語の音声であることを示す。
出力部32は、宿泊者が使用する言語に応じて再生音の言語を選択することが可能である。具体的には、判定部31は、宿泊者による発話音声から宿泊者の使用言語を推定し、出力部32へ通知する。これにより、出力部32は、かかる使用言語の再生音を選択することが可能となる。
このように、出力部32は、宿泊者の使用言語にあわせて警告音の言語を選択することで、宿泊者に対して適切に警告を行うことが可能となる。
また、図6に示すように、出力部32が出力する音声は、警告音に限られず、ガイダンスやアナウンスが含まれる。ガイダンスは、宿泊者のチェックイン時に宿泊ルールを提示する音声である。ガイダンス内容には、騒音に対する警告、ごみの出し方、外出する際の注意事項等が含まれる。また、アナウンスは、地震、火災等が発生した場合に、避難経路等を指示する誘導音声である。
出力部32は、例えば、図2に示すセンシング装置50による検知結果に基づき、宿泊者のチェックインを検知し、ガイダンスの再生音IDを選択する。なお、このとき、出力部32は、再生音の言語について例えば、図2に示す管理サーバSVから通知される宿泊者情報に含まれる宿泊者の国籍等に基づき、選択することが可能である。
また、出力部32は、地震や火災に関する情報を管理サーバSVや火災報知器(不図示)等から取得し、アナウンスの再生音IDを選択することも可能である。このように、出力部32は、警告音に加えて、ガイダンスやアナウンスを出力することで、宿泊者にとって必要な情報を必要に応じて提示することが可能となる。
なお、宿泊者にとって、どの程度の音量で騒音と判定されるか不透明である。このため、例えば、アナウンスの再生音において、騒音に対して許容される閾値を宿泊者に通知することにしてもよい。例えば、出力部32は、閾値に音量を調整し、「この音量を超えると警告します」等の音声を出力することで、閾値を宿泊者へ通知することが可能である。
このように、騒音に対する閾値を宿泊者へ予め通知しておくことで、宿泊者による騒音を未然に防ぐことが可能となる。
図7は、実施形態に係る警告音の具体例を示す図である。なお、図7では、日本語の警告音を例に挙げて説明する。図7に示すように、出力部32は、警告音を段階的に変更して出力する。
具体的には、出力部32は、時刻t1において、騒音と判定された場合に、1度目の警告音を出力し、その後、宿泊者による騒音が改善されなかった場合、時刻t2において2度目の警告音を出力する。
そして、出力部32は、2度目の警告音でも騒音が改善されなかった場合、3度目の警告音を出力する。このとき、回数が多くなるにしたがって、警告音の警告内容は、厳しい内容となる。すなわち、騒音が改善されない場合は、注意喚起を強く促す内容の警告音声が出力される。
また、出力部32は、警告音の出力回数に応じて、警告音の音量を次第に大きくすることも可能である。これにより、宿泊者に対して、騒音の注意喚起を強く促すことが可能となる。
ところで、出力部32が警告音の出力中に、音センサ6が警告音を発生音として検知することになる。このため、例えば、かかる警告音を騒音として検知することも考えられる。このため、出力部32は、警告音の出力中に音センサ6による発生音の検知を停止させる。これにより、音センサ6は、警告音を発生音として検知しないので、宿泊者による発生音のみを騒音の判定対象とすることが可能となる。
図3の説明に戻り、配信部33について説明する。配信部33は、発生音に関するデータを管理サーバSV(図2参照)へ配信する。具体的には、配信部33は、発生音情報42を管理サーバSVへ配信する。例えば、発生音情報42は、図4にて既に説明したように、日時、種別、音量等が含まれる。
このように、配信部33は、発生音に関するデータを配信することで、管理サーバSVは、発生音に関するデータを蓄積することが可能となる。管理サーバSVに蓄積された発生音に関するデータは、仲介サーバT(図2参照)へ提供される。
例えば、仲介サーバTは、かかるデータに基づき、騒がしい宿泊者に対して、民泊サービスの利用を停止、もしくは、騒音が許容される住居を選択的に利用させる等の措置を取ることが可能となる。すなわち、宿泊者が利用可能な住居を制限することが可能となる。したがって、宿泊者にあった住居を提供することが可能となる。なお、配信部33は、住居を提供する提供者の端末へ配信することにしてもよい。すなわち、外部装置は、提供者の端末を含む。
続いて、照明制御部34について説明する。照明制御部34は、判定部31によって発生音が所定条件を満たすと判定された場合に、照明部5の照明態様を変更する。すなわち、照明制御部34は、判定部31によって騒音と判定された場合に、照明部5を用いて宿泊者に対して騒音に対する注意喚起を行う。
図8は、実施形態に係る照明態様の具体例を示す図である。なお、図8に示す「照射条件」は、照明制御部34が照明態様を変更する条件を示す。例えば、騒音と判定された場合の照射態様は、減光、消灯、点滅等である。
すなわち、照明制御部34は、騒音と判定された場合に、照明部5を減光、消灯、点滅のいずれかの照明態様に変更する。これにより、宿泊者に対して視覚的に騒音に対する注意喚起を行うことが可能となる。
このように、照明装置1は、警告音のみならず、照明部5の点灯態様の変化によっても宿泊者に対して騒音に対する警告を行うことが可能となる。なお、照明装置1は、警告音もしくは照明態様の少なくとも一方のみを用いて宿泊者に対して警告を行うことにしてもよい。
また、図8に示すように、照明制御部34は、宿泊者のチェックイン時、すなわち、宿泊者が入室した際に照明部5を点灯させ、宿泊者のチェックアウト時、すなわち、宿泊者が退室した際に照明部5を消灯させるように照明部5を制御する。すなわち、照明制御部34は、宿泊者の在否に応じて照明部5の点灯および消灯を切り替える。
これにより、照明部5を点灯させた状態で宿泊者がチェックアウトした場合であっても、照明部5を消灯させることができるので、照明部5による不要な電力消費を抑制することが可能となる。
次に、図9を用いて、実施形態に係る照明装置1が実行する処理手順について説明する。図9は、実施形態に係る照明装置1が実行する処理手順を示すフローチャートである。
図9に示すように、まず、音センサ6は、所定空間SP内で発生した発生音を検知し(ステップS101)、判定部31は、発生音が所定条件を満たすか否かを判定する(ステップS102)。
ここで、発生音が所定条件を満たす場合(ステップS102,Yes)、すなわち、発生音が騒音レベルに達した場合、出力部32は、警告音の内容を選択する(ステップS103)。続いて、出力部32は、選択した警告音を出力し、照明制御部34は、照明態様を変更する(ステップS104)。
その後、照明装置1は、ステップS101の処理を継続して行う。すなわち、発生音を出力後に、騒音が改善されなかった場合、再度、警告音の内容を選択して出力することになる。一方、発生音が所定条件を満たさない場合(ステップS102,No)、処理を終了する。
上述したように、実施形態に係る照明装置1は、照明部5と、音センサ6と、判定部31と、出力部32とを具備する。照明部5は、所定空間SPを天井側から照明する。音センサ6は、所定空間SP内で発生した発生音を検知する。判定部31は、音センサ6によって検知された発生音が所定条件を満たすか否かを判定する。出力部32は、判定部31によって所定条件を満たすと判定された場合に、警告音を出力する。したがって、実施形態に係る照明装置1によれば、安価に防音対策を行うことが可能となる。
ところで、上述した実施形態では、照明装置1が民泊サービスを提供する住居に設定される場合について説明したが、これに限定されるものではない。すなわち、照明装置1は、一般的な住居をはじめとして、ホテル等に設置されることにしてもよい。かかる場合に、照明装置1を設置する場所にあわせて適宜、仕様(所定条件や警告音等)を変更することが可能である。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 照明装置
5 照明部
6 音センサ
7 スピーカ
31 判定部
32 出力部
33 配信部
34 照明制御部
50 センシング装置
100 照明システム
SM 通信システム
SV 管理サーバ(外部装置の一例)

Claims (10)

  1. 所定空間を天井側から照明する照明部と;
    前記所定空間内で発生した発生音を検知する音センサと;
    前記音センサによって検知された前記発生音が所定条件を満たすか否かを判定する判定部と;
    前記判定部によって前記所定条件を満たすと判定された場合に、警告音を出力する出力部と;
    を具備する照明装置。
  2. 前記判定部は、
    前記発生音の音量が閾値を超えた場合に、前記所定条件を満たすと判定する
    請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記判定部は、
    前記発生音の種別毎に前記閾値を設ける
    請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記出力部は、
    前記発生音が前記所定条件を満たすと判定された回数に応じて前記警告音を段階的に変更する
    請求項1、2または3に記載の照明装置。
  5. 前記所定条件を満たすと判定された場合に、前記照明部の照明態様を変更する照明制御部;
    を具備する請求項1〜4のいずれか一つに記載の照明装置。
  6. 前記出力部は、
    前記所定空間内に存在する人の使用言語にあわせて前記警告音の言語を選択する
    請求項1〜5のいずれか一つに記載の照明装置。
  7. 前記発生音に関するデータを外部装置へ配信する配信部;
    を具備する請求項1〜6のいずれか一つに記載の照明装置。
  8. 前記音センサは、
    前記警告音の出力中に前記発生音の検知を停止する
    請求項1〜7のいずれか一つに記載の照明装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか一つに記載の照明装置と;
    前記所定空間内をセンシングし、前記所定空間内に存在する人を検出するセンシング装置と;
    を具備し、
    前記照明装置は、
    前記センシング装置によって前記所定空間内に人が検出された場合に、前記発生音が所定条件を満たすか否かを判定する
    照明システム。
  10. 前記照明装置は、
    前記センシング装置によって人が検出されてない場合前記照明部を消灯する
    請求項9に記載の照明システム。
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