JP2005150422A - 熱伝導体、冷却装置及び熱伝導体の製造方法 - Google Patents

熱伝導体、冷却装置及び熱伝導体の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005150422A
JP2005150422A JP2003386261A JP2003386261A JP2005150422A JP 2005150422 A JP2005150422 A JP 2005150422A JP 2003386261 A JP2003386261 A JP 2003386261A JP 2003386261 A JP2003386261 A JP 2003386261A JP 2005150422 A JP2005150422 A JP 2005150422A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
region
heating element
conductor
heat conductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003386261A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4155167B2 (ja
JP2005150422A5 (ja
Inventor
Toshio Hashimoto
寿雄 橋本
Ichiro Koyanagi
一郎 小柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2003386261A priority Critical patent/JP4155167B2/ja
Publication of JP2005150422A publication Critical patent/JP2005150422A/ja
Publication of JP2005150422A5 publication Critical patent/JP2005150422A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4155167B2 publication Critical patent/JP4155167B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

【課題】
発熱体の熱を効率よく伝導させることができ、軽量化を図ることができる熱伝導体、この熱伝導体を備えた冷却装置及び熱伝導体の製造方法を提供すること。
【解決手段】
本発明に係る熱伝導体12は、発熱体18から発せられる熱を少なくとも第1の方向に伝導させるように設けられた第1の領域12cと、第1の領域12cから伝達される熱を少なくとも前記第1の方向とは異なる第2の方向に伝導させるように設けられた第2の領域12a等とを具備する。これにより、即座に、3次元で効率的に熱伝導させることができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、発熱体から発せられる熱を伝導させる熱伝導体、この熱伝導体を備えた冷却装置及び熱伝導体の製造方法に関する。
近年、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等の動作周波数の高クロック化やプロセスのナノミクロン化によって、その発熱量は増加しつつある。現在では、このような発熱体の放熱処理のために、例えば発熱体にヒートスプレッダーや放熱フィン等の熱伝導材料を接触させる方法が一般的となっている。このような放熱フィン等の熱伝導材料として、主に、熱伝導率がそれぞれ220[W/(m・K)]、360[W/(m・K)]であるアルミニウムや銅が用いられている。また、熱伝導材料として、高熱伝導性の粉末を電気絶縁性の膜で被覆したものがあり、例えば粉末として金属粉末や炭素粉末等を用いている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平8−183875号公報(段落[0004]、[0005])
しかしながら、発熱体の発熱量は増加の一途をたどっているため、金属製の放熱フィン等を用いたとしてもそれだけでは能力不足であり、さらに効率よく放熱する必要がある。より放熱効率を高めるために面積や体積を大きくすることが考えられるが、金属系の部材を用いると重量が重くなってしまうという問題がある。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、発熱体の熱を効率よく伝導させることができる熱伝導体、この熱伝導体を備えた冷却装置及び熱伝導体の製造方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、軽量化を図ることができる熱伝導体、この熱伝導体を備えた冷却装置及び熱伝導体の製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る熱伝導体は、発熱体から発せられる熱を少なくとも第1の方向に伝導させるように設けられた第1の領域と、前記第1の領域に隣接して設けられ、該第1の領域から伝達される熱を少なくとも前記第1の方向とは異なる第2の方向に伝導させるように設けられた第2の領域とを具備する。
本発明において、熱を第1の方向に伝導させるようにとは、具体的には、第1の領域内で、第1の方向における熱伝導率が最も高くなるようにという意味である。同様に、熱を第2の方向に伝導させるようにとは、第2の領域内で、第2の方向における熱伝導率が最も高くなるようにという意味である。発熱体としては、例えばICチップや抵抗等の電子部品等が挙げられるが、これらに限られず発熱するものなら何でもよい。以下、同様である。
本発明では、例えば熱伝導体の形状に合わせて第1及び第2の方向を最適化することにより、効率よく発熱体の熱を伝導させることができる。また、例えば熱伝導体に対して発熱体が配置される位置、発熱体の熱量、または発熱体の大きさ等に合わせて、第1及び第2の方向の最適化を図ることができ、効率よく発熱体の熱を伝導させることができる。
本発明の一の形態によれば、前記第1の方向と前記第2の方向とがほぼ直行する。これにより、発熱体の熱を熱伝導体の内部に伝導させ、かつ、表面に沿った方向で伝導させることができる。すなわち、3次元で効率的に熱伝導させることができる。特に、熱伝導体が板状であれば、例えば第1の領域で厚さ方向に熱伝導させ、第2の方向に当該板の表面に沿った方向で熱伝導させることができる。
本発明の一の形態によれば、前記第1の領域及び前記第2の領域のうち少なくとも一方は、前記第1及び第2の方向とは異なる第3の方向に伝導させる第3の領域を含む。本発明では、例えば第1、第2及び第3の領域が配置される位置や、第1、第2及び第3の方向の最適化が図られれば、さらに効率よく熱伝導させることができる。
ところで、例えば熱伝導体を金型成形する場合、樹脂等の材料が金型の注入路を介してキャビティ内に広がるように流出する。この現象を利用して、第1または第2の領域内で当該注入路の流出部位から広がるような高熱伝導の方向性を持たせるようにすることができる。すなわち、本発明では、積極的に第1の方向と第3の方向とで熱伝導させるように第1の領域を形成することを要せず、少なくとも第1の方向と第3の方向とによる熱伝導の方向性が金型成形時に自然に形成される。同様に、積極的に第2の方向と第3の方向とで熱伝導させるように第2の領域を形成することを要せず、少なくとも第2の方向と第3の方向とによる熱伝導の方向性が金型成形時に自然に形成される。
本発明の一の形態によれば、前記第1の領域及び前記第2の領域のうち少なくとも一方には、金属、カーボン材、またはグラファイト材が含まれている。このように高熱伝導の材料が含まれることで、効率よく熱伝導させることができる。金属には、銅やアルミを用いることができる。また、カーボン材、特にグラファイト材を用いることで金属より高熱伝導率で熱伝導させることができ、かつ、軽量化を達成することができる。
本発明の一の形態によれば、前記第1の領域を構成する第1の材料と、前記第2の領域を構成する第2の材料とが異なる。本発明では、第1及び第2の材料を適宜選択することにより、高熱伝導率を達成するための最適化を図ることができる。
本発明に係る冷却装置は、発熱体から発せられる熱を少なくとも第1の方向に伝導させるように設けられた第1の領域と、前記第1の領域に隣接して設けられ、該第1の領域から伝達される熱を少なくとも前記第1の方向とは異なる第2の方向に伝導させるように設けられた第2の領域と、前記第2の領域で伝導する熱を放熱する放熱部とを具備する。
本発明では、例えば熱伝導体の形状に合わせて第1及び第2の方向を最適化することにより、効率よく発熱体の熱を伝導させることができ、放熱部によって放熱して冷却することができる。例えば熱伝導体に対して発熱体が配置される位置、発熱体の熱量、または発熱体の大きさ等に合わせて、第1及び第2の方向の最適化を図ることができる。放熱部としては、ファン、ヒートパイプ、または放熱フィン等を用いることができる。
本発明に係る電子機器は、発熱体と、前記発熱体から発せられる熱を少なくとも第1の方向に伝導させるように設けられた第1の領域と、前記第1の領域に隣接して設けられ、該第1の領域から伝達される熱を少なくとも前記第1の方向とは異なる第2の方向に伝導させるように設けられた第2の領域と、前記第2の領域で伝導する熱を放熱する放熱部とを具備する。電子機器としては、コンピュータ、PDA(Personal Digital Assistance)、電化製品等が挙げられる。以下、同様である。
本発明に係る熱伝導体を製造する方法は、金型成形により熱伝導体を製造する方法であって、発熱体から発せられる熱を少なくとも第1の方向に伝導させるために、第1の材料を金型に前記第1の方向で注入することで第1の領域を形成する工程と、前記第1の領域から伝達される熱を少なくとも前記第1の方向とは異なる第2の方向に伝導させるために、第2の材料を前記金型に前記第2の方向で注入することで第2の領域を形成する工程とを具備する。
本発明では、例えば熱伝導体の形状に合わせて第1及び第2の方向を最適化して第1及び第2の領域を形成することができる。これにより、成形された熱伝導体の熱伝導を高めることができる。また、第1または第2の材料が金型の注入路を介してキャビティ内に広がるように流出する現象を利用して、第1または第2の領域内で当該注入路の流出部位から広がるような高熱伝導の方向性を持たせるようにすることができる。これにより、熱伝導体の製造が容易となる。
以上のように、本発明によれば、発熱体の熱を効率よく伝導させることができ、軽量化を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は、本実施の形態に係る熱伝導体を用いた冷却装置を示す斜視図である。図2は、冷却装置10の断面図である。
この冷却装置10は熱伝導体12を有している。熱伝導体12は、例えばファン17を収容するケース部12aと、熱拡散部12bとで構成されている。熱拡散部12bは、例えばCPU等の発熱体18が接着され、発熱体から発せられる熱を受ける第1の領域としての受熱部12cが設けられている。熱伝導体12において受熱部12c以外の領域は第2の領域である。ケース部12aには吸気口16aが設けられたカバー16が装着され、このカバー16によりファン17が覆われている。ファン17は、羽根部材21がモータ部22によって回転させられることで、吸気口16aから外部の空気を流入させ、排気口12dから流入した空気を流出させる。モータ部22は図示しない軸受、コイル、ステータ及びロータ等からなる。排気口12dには、ヒートシンク(放熱フィン)11が取り付けられている。
熱伝導体12の受熱部12cは、熱拡散部12bのほぼ厚さ方向(縦方向)に最も効率よく熱伝導させるように設けられている。一方、熱伝導体12において受熱部12c以外の部位、すなわち、受熱部12cの周囲の部位及びケース部12aでは、ほぼ、熱伝導体12の表面に沿った方向(横方向)に最も効率よく熱伝導させるように設けられている。
熱伝導体12の材料としては、例えば樹脂あるいは繊維を用いることができる。具体的には、カーボン樹脂または繊維を用いることができる。また、カーボン以外の樹脂であっても、その樹脂中に金属、カーボン材、カーボンナノチューブまたはグラファイト材が含まれていてもよい。金属には、銅やアルミを用いることができる。このように、高熱伝導の材料が含まれることで、効率よく熱伝導させることができる。また、カーボン系の材料を用いることで軽量化も達成することができる。また、金属を用いる場合には、樹脂に金属粉を混ぜることにより軽量化を図ることができる。
特に、配向性の強い単結晶構造を持つグラファイト材を用いることが好ましい。グラファイト材を用いることで、熱伝導率を600〜800[W/(m・K)]とすることができ、銅の熱伝導率300〜400[W/(m・K)]の約1.5〜2倍とすることができ、かつ軽量化を達成することができる。
また、これらの材料は熱伝導体12の全体に含まれていてもよいし、熱伝導体12のうち局所的、あるいは部分的に含まれていてもよい。例えば、受熱部12cのみに、金属、カーボン材、カーボンナノチューブまたはグラファイト材が含まれる構成とすることができる。あるいは、受熱部12c以外の部位、例えばケース部12aのみに上記材料が含まれる構成とすることができる。また、あるいは、受熱部12cと受熱部12c以外の部位とで異なる材料を含ませることも可能である。
このように構成された冷却装置10の作用について説明する。
発熱体18から発せられた熱が受熱部12cから熱が吸収される。受熱部12cでは、ほぼ縦方向に最も効率よく伝導される。そして、熱が熱拡散部12bにおける受熱部12cの周囲及びケース部12aにおいて、ほぼ横方向に最も効率よく伝導される。これにより、即座に、3次元で効率的に熱伝導させることができる。ケース部12aへ伝導した熱は、ヒートシンク11に伝達され外部の空気中に放熱される。
一方、ファン17の羽根部材21が回転することで、外部の空気が吸気口16aからケース部12aの内部に流入する。流入した空気は排気口12dから流出し、ヒートシンクにその空気が吹き付けられてヒートシンク11が持つ熱が空気中に放出される。また、ケース部12aの内部に流入した空気によって、ケース部12aが冷却される。
図3及び図4を参照して、本実施の形態に係る冷却装置10の使用例を説明する。
図3に示すように、回路基板25に搭載されたCPU19が例えば高熱伝導性の接着剤26等で受熱部12cに接着されている。これにより、CPU19を効率よく冷却することができる。
図4は、例えば冷却装置10が内蔵されたラップトップ型のPC(Personal Computer)の一部を示す断面図である。冷却装置10は、PC30の筐体31内に配置されている。符号32で示す部分はキーボードである。冷却装置10の受熱部12cに接着剤26でCPU19が接着されている。CPU19は回路基板25に搭載されている。このように冷却装置10をPC30に搭載して、筐体31に設けられた開口31aから、ファンにより生成される気体を排出させ、効率よく冷却処理することができる。
受熱部12cの形状は、図1及び図2に示したようにほぼ円筒形状(円板形状)としたが、これに限られずどのような形状であってもよい。また、上記実施の形態では、熱伝導の方向が異なる領域が受熱部12cとそれ以外の部位の2つの領域としたが、もちろん3つ以上であってもよい。また、各領域の熱伝導体12おける位置または大きさ等は問わない。
また、本実施の形態では、例えば熱伝導体12の形状に合わせて、受熱部12cとそれ以外の部位で熱伝導させる方向を最適化することにより、効率よく発熱体の熱を伝導させることができる。また、例えば熱伝導体12に対して発熱体18等が配置される位置、発熱体の熱量、または発熱体の大きさ等に合わせて、熱伝導の方向の最適化を図ることができ、効率よく発熱体の熱を伝導させることができる。
次に、本発明の一実施の形態に係る熱伝導体の製造方法について説明する。図5は、金型のキャビティ部の一部を示す断面図である。
この金型40には、少なくとも2つのゲート40bと40cとが設けられ、また、キャビティ40aが設けられている。ゲート40b及び40cはほぼ直行するように設けられているので、ほぼ直行する方向で材料がキャビティ40a内に注入されるようになっている。金型40の両方のゲート40b及び40cから熱伝導体の材料としてカーボン等の樹脂材料を流し込むことにより、上記実施の形態で説明した熱伝導体12の熱拡散部12bにおける受熱部12cとそれ以外の部位とが形成される。すなわち、ゲート40bから注入された材料によって受熱部12cが形成され、ゲート40cから注入された材料によって受熱部12c以外の熱拡散部が形成される。このように、ゲート40b及び40cによる注入方向はほぼ直行しているので、キャビティ40a内に材料がそれぞれほぼ直行する方向で流入する。この流れに沿って、熱伝導率が最も高くなる方向が形成され、上記実施の形態で説明した熱伝導体12が形成される。
また、本実施の形態では、熱伝導体12を金型成形する場合、樹脂材料が金型の注入路を介してキャビティ内に広がるように流出する。この現象を利用して、例えば受熱部12cにおいてゲート40bからキャビティ40aへ広がるような高熱伝導の方向性を持たせるようにすることができる。すなわち、本実施の形態では、受熱部12cの全領域にてすべて同じ方向で熱伝導させるのではなく、キャビティ40aへ材料が広がるような現象を利用して、例えば破線で示す第3の領域としての領域Aと、領域Bとで高熱伝導する方向を異なるようにすることができる。ゲート40cからキャビティ40aへ流入して形成される受熱部以外の熱拡散部12bについても同様のことが言える。これにより、例えば受熱部12cで伝導する熱を、領域Bにおいて斜め方向に最も効率よく受熱部12c以外の部位へ伝達しようとするので、熱伝導体12の熱効率をさらに向上させることができる。
また、受熱部12cにおいて積極的に領域AとBとを形成する必要はないので、熱伝導体12の製造が容易となる。
本実施の形態では、ゲート40bと40cとから注入する材料を異なるようにしてもよい。すなわち、2色成形とすることもできる。これにより、材料を適宜選択することにより、高熱伝導率を達成するための最適化を図ることができる。
本実施の形態に係る熱伝導体を用いた冷却装置を示す斜視図である。 図1に示す冷却装置の断面図である。 本実施の形態に係る冷却装置の使用例を示す斜視図である。 本実施の形態に係る冷却装置が内蔵されたPCの一部を示す断面図である。 熱伝導体を製造するための金型の一部を示す断面図である。
符号の説明
A,B…領域
10…冷却装置
12…熱伝導体
12a…ケース部
12b…熱拡散部
12c…受熱部
17…ファン
18,19…発熱体
40…金型

Claims (7)

  1. 発熱体から発せられる熱を少なくとも第1の方向に伝導させるように設けられた第1の領域と、
    前記第1の領域に隣接して設けられ、該第1の領域から伝達される熱を少なくとも前記第1の方向とは異なる第2の方向に伝導させるように設けられた第2の領域と
    を具備することを特徴とする熱伝導体。
  2. 請求項1に記載の熱伝導体であって、
    前記第1の方向と前記第2の方向とがほぼ直行することを特徴とする熱伝導体。
  3. 請求項1に記載の熱伝導体であって、
    前記第1の領域及び前記第2の領域のうち少なくとも一方は、前記第1及び第2の方向とは異なる第3の方向に伝導させる第3の領域を含むことを特徴とする熱伝導体。
  4. 請求項1に記載の熱伝導体であって、
    前記第1の領域及び前記第2の領域のうち少なくとも一方には、金属、カーボン材、またはグラファイト材が含まれていることを特徴とする熱伝導体。
  5. 前記第1の領域を構成する第1の材料と、前記第2の領域を構成する第2の材料とが異なることを特徴とする熱伝導体。
  6. 発熱体から発せられる熱を少なくとも第1の方向に伝導させるように設けられた第1の領域と、
    前記第1の領域に隣接して設けられ、該第1の領域から伝達される熱を少なくとも前記第1の方向とは異なる第2の方向に伝導させるように設けられた第2の領域と、
    前記第2の領域で伝導する熱を放熱する放熱部と
    を具備することを特徴とする冷却装置。
  7. 金型成形により熱伝導体を製造する方法であって、
    発熱体から発せられる熱を少なくとも第1の方向に伝導させるために、第1の材料を金型に前記第1の方向で注入することで第1の領域を形成する工程と、
    前記第1の領域から伝達される熱を少なくとも前記第1の方向とは異なる第2の方向に伝導させるために、第2の材料を前記金型に前記第2の方向で注入することで第2の領域を形成する工程と
    を具備することを特徴とする熱伝導体の製造方法。
JP2003386261A 2003-11-17 2003-11-17 熱伝導体 Expired - Fee Related JP4155167B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003386261A JP4155167B2 (ja) 2003-11-17 2003-11-17 熱伝導体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003386261A JP4155167B2 (ja) 2003-11-17 2003-11-17 熱伝導体

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005150422A true JP2005150422A (ja) 2005-06-09
JP2005150422A5 JP2005150422A5 (ja) 2006-09-28
JP4155167B2 JP4155167B2 (ja) 2008-09-24

Family

ID=34693990

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003386261A Expired - Fee Related JP4155167B2 (ja) 2003-11-17 2003-11-17 熱伝導体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4155167B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10256764A (ja) * 1997-03-17 1998-09-25 Mitsubishi Electric Corp 放熱材
JP2001058253A (ja) * 1999-08-20 2001-03-06 Showa Alum Corp 銅をクラッドしたアルミニウム成形品の製造方法
JP2002093967A (ja) * 2000-09-14 2002-03-29 Kitagawa Ind Co Ltd 熱伝導部材
JP2003321554A (ja) * 2002-04-26 2003-11-14 Polymatech Co Ltd 熱伝導性成形体及びその製造方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10256764A (ja) * 1997-03-17 1998-09-25 Mitsubishi Electric Corp 放熱材
JP2001058253A (ja) * 1999-08-20 2001-03-06 Showa Alum Corp 銅をクラッドしたアルミニウム成形品の製造方法
JP2002093967A (ja) * 2000-09-14 2002-03-29 Kitagawa Ind Co Ltd 熱伝導部材
JP2003321554A (ja) * 2002-04-26 2003-11-14 Polymatech Co Ltd 熱伝導性成形体及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4155167B2 (ja) 2008-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7051791B2 (en) Cooling apparatus and electronic equipment
JP3594238B2 (ja) 電子機器用冷却装置及び電子機器
JP5949988B1 (ja) 電子装置
US20080135210A1 (en) Heat dissipation module
JP2006207881A (ja) 冷却装置及びそれを備えた電子機器
JP2001267771A (ja) 電子装置
JP2005321287A (ja) 冷却装置、電子機器、ヒートシンクおよび放熱フィン
JP2006147618A (ja) 冷却装置および放熱体
WO2003043397A1 (en) Electronic apparatus
JP2006279004A (ja) ヒートパイプ付ヒートシンク
JP2007234957A (ja) 遠心ファン付ヒートシンク
JP2002344186A (ja) 電子機器
JP4993417B2 (ja) 冷却装置
JPWO2003067949A1 (ja) 冷却機構及びこの冷却機構を用いた情報処理装置
JP2001015969A (ja) 冷却装置
JP2004221471A (ja) ヒートシンク及び電子機器の冷却装置及び電子機器
JP4155167B2 (ja) 熱伝導体
JP2007035901A (ja) 受熱器及びそれを備えた冷却装置
JPH09293985A (ja) 電子機器
JP2007281214A (ja) 冷却装置及びそれを備えた電子機器
JP2006319334A (ja) ファン及びヒートシンクの組み合わせ
JP2003174276A (ja) 小型の電子機器
JP2008089253A (ja) ヒートシンク
JP2008244238A (ja) 半導体装置
JP2006249966A (ja) 遠心ポンプ及びそれを用いた冷却装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060424

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060815

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060815

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070402

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071016

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080311

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080507

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080617

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080630

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110718

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110718

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110718

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120718

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees