JP2005150279A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 微細化に伴う隣接するフューズの誤溶断を防止し、信頼性、歩留りを向上することが可能な半導体装置及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 半導体基板上に形成された第1絶縁膜と、前記第1絶縁膜の所定領域に、所定間隔で配置された複数のフューズと、複数の前記フューズ上及び前記第1絶縁膜上に形成された第2絶縁膜と、各前記フューズの少なくとも一部を含む領域上に、夫々前記第2絶縁膜の所定位置に到達する開口部を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば半導体メモリ等、フューズを備えた半導体装置及びその製造方法に関する。
一般に、半導体メモリ製品、或いはメモリを搭載したロジック製品において、不良回路を救済するための冗長回路が搭載されており、フューズを溶断することにより、回路の置換えが行われている。また、LCDドライバー等アナログ製品においては、定電圧出力を得るために微小電圧を調整するトリミング回路が内蔵されており、フューズを溶断することにより、回路調整が行われている。
このようなフューズを溶断するための手法として、レーザ装置によりビームを照射する手法が用いられている。この場合、例えば図6の上面図、図7の断面図が示すように、複数のフューズ13が、半導体回路を構成する配線層(図示せず)と同様に素子領域Si基板11上の層間絶縁膜12中に形成され、層間絶縁膜14に複数のフューズ上にわたる開口部15(Fuse Window)が設けられている。そして、図8(a)の断面図、(b)の上面図が示すように、レーザビーム16を照射すると、フューズがレーザエネルギーを吸収し、図9(a)の断面図、(b)の上面図が示すように、フューズメタルが溶解、気化して開口部より蒸発し、フューズが溶断される(フューズ溶断部13’)。
半導体の微細化、チップサイズの縮小が図られる中で、このようなフューズにおいても、狭ピッチ化が要求されている。しかしながら、レーザビームを照射する際のビームスポット径には限界がある。
さらに、半導体素子の高速化に伴い、従来のAlに替ってCu配線が導入されているが、Cu配線のレーザ溶断には、より高いエネルギーを必要とする。そして、さらなる高速化のため、配線層の厚膜化が要求されており、フューズ溶断に必要なレーザビームの照射エネルギーは増大する傾向にある。
しかしながら、狭ピッチのフューズに、大きなエネルギーのレーザビームを照射すると、図10に示すように、被溶断フューズ13aに隣接するフューズ13bにレーザエネルギーが拡散し、クラック17が生じる等、信頼性に影響するだけでなく、図11に示すように、隣接するフューズの誤溶断を生じ、半導体メモリにおける不良回路の置替え、アナログ製品における電圧調整ができなくなることにより、歩留りが低下する、という問題が発生する。
そこで、本発明は、従来の問題を取り除き、微細化に伴う隣接するフューズの誤溶断を防止し、信頼性、歩留りを向上することが可能な半導体装置及びその製造方法を提供することを目的とするものである。
本発明の一態様によれば、半導体基板上に形成された第1絶縁膜と、前記第1絶縁膜の所定領域に、所定間隔で配置された複数のフューズと、複数の前記フューズ上及び前記第1絶縁膜上に形成された第2絶縁膜と、各前記フューズの少なくとも一部を含む領域上に、夫々前記第2絶縁膜の所定位置に到達する開口部を備えることを特徴とする半導体装置が提供される。
また、本発明の一態様によれば、半導体基板上に第1絶縁膜を形成する工程と、前記第1絶縁膜の所定領域に、複数のフューズを所定間隔で形成する工程と、複数の前記フューズ上及び前記第1絶縁膜上に、第2絶縁膜を形成する工程と、前記第2絶縁膜の少なくとも各前記フューズの一部を含む領域上に、夫々前記第2絶縁膜の所定位置に到達する開口部を設けることを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
本発明の一態様によれば、微細化に伴う隣接するフューズの誤溶断を防止し、信頼性、歩留りを向上することが可能な半導体装置及びその製造方法を提供することができる。
以下本発明の実施形態について、図を参照して説明する。
図1に、本発明の1実施形態における半導体装置のフューズ部の断面図を、図2にその上面図を示す。図に示すように、素子領域の形成されたSi基板1上に、層間絶縁膜2及び所定間隔に配置された複数のCuフューズ3が形成されており、さらにその上層にSiN、TEOSからなる絶縁膜4が形成されている。各Cuフューズ3上の絶縁膜4には、フューズ上の絶縁膜厚がフューズブロー制御可能な膜厚となるように、夫々開口部5が形成されている。
このような半導体装置のフューズ部は以下のように形成される。先ず、図3に示すように、Si基板1上に形成された層間絶縁膜2に、フューズの形成される複数の溝を、例えば幅:0.9μm、深さ:1.4μm、ピッチ:2.4μm程度となるように、通常のPEP(Photo Etching Process)により形成し、バリアメタル層等を形成した後、メッキ法によりCu膜を堆積する。そして、CMP(Chemical Mechanical Polishing)法により、溝以外の部分に堆積されたメタル層を除去し、Cuフューズ3を形成する。
次いで、図4に示すように、絶縁膜4として例えばSiN膜4a(70nm)/TEOS膜4b(600nm)/SiN膜4c(70nm)/TEOS膜4d(300nm)/SiN膜4e(600nm)堆積した後、通常のPEPにより、フューズ3上に、フューズ3上の絶縁膜4の膜厚が200〜300nmとなるように、例えば幅1〜1.5μmの開口部5を形成し、図1、2に示すようなフューズ部を形成する。
このようにして形成された半導体装置において、隣接するフューズ3間の絶縁膜4を厚くすることにより、被溶断フューズに隣接するフューズへの、例えばビームスポット径2.3μmΦで照射されたレーザエネルギー拡散を抑制することができ、クラックの発生や、誤溶断を防止し、信頼性、歩留りを向上することが可能となる。
本実施形態において、各フューズ全体に開口部を形成したが、一部でも各フューズの幅方向が開口されていれば良く、長さ方向は必ずしも全部が開口されていなくても良い。また、開口形状は特に限定されるものではないが、開口部の底部の幅は、良好な溶断状態を得るためにフューズ幅以上で、また開口部が連続しないためにはフューズピッチより小さくする必要がある。例えば、図5に示すように、その一部に(例えば1μmΦの)ホール状に開口部5’を形成しても良く、よりレーザエネルギー拡散を抑制することが可能となる。
また、開口部以外の領域の絶縁膜は、レーザエネルギー拡散の抑制を考慮すると厚い方が好ましいが、例えば、開口部深さが少なくとも200〜300nm程度であれば効果が得られる。
従って、このような開口部は、形成のための加工時間、制御能力等を考慮するとともに、配線パッド、パシベーション膜等の形成プロセスに応じて適宜形成することができる。
また、このような開口部は、フューズ溶断に必要なレーザビームの照射エネルギーの高いCuフューズにおいて特に有効であるが、必ずしもCuフューズに限定されるものではなく、従来のAlフューズ等、Cu以外のメタル配線材料を用いたフューズにおいても、同様の効果を得ることができ、特に更なる微細化を図る上で有効である。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。その他要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の一態様における半導体装置のフューズ部の上面を示す図。 本発明の一態様における半導体装置のフューズ部の断面を示す図。 本発明の一態様における半導体装置のフューズ部の形成工程を示す図。 本発明の一態様における半導体装置のフューズ部の形成工程を示す図。 本発明の一態様における半導体装置のフューズ部の上面を示す図。 従来の半導体装置のフューズ部の上面を示す図。 従来の半導体装置のフューズ部の断面を示す図。 従来の半導体装置のフューズ部の溶断工程を示す図。 従来の半導体装置のフューズ部の溶断工程を示す図。 従来の半導体装置のフューズ部における問題を示す図。 従来の半導体装置のフューズ部における問題を示す図。
符号の説明
1、11 Si基板
2、12 層間絶縁膜
3、13 フューズ
13’ フューズ溶断部
4、14 絶縁膜
5、15 開口部
16 レーザビーム
17 クラック

Claims (4)

  1. 半導体基板上に形成された第1絶縁膜と、
    前記第1絶縁膜の所定領域に、所定間隔で配置された複数のフューズと、
    複数の前記フューズ上及び前記第1絶縁膜上に形成された第2絶縁膜と、
    各前記フューズの少なくとも一部を含む領域上に、夫々前記第2絶縁膜の所定位置に到達する開口部を備えることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記開口部の開口幅は、フューズ幅以上で、フューズピッチより小さいことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記フューズは、Cu又はAlを含むメタル配線材料を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 半導体基板上に第1絶縁膜を形成する工程と、
    前記第1絶縁膜の所定領域に、複数のフューズを所定間隔で形成する工程と、
    複数の前記フューズ上及び前記第1絶縁膜上に、第2絶縁膜を形成する工程と、
    前記第2絶縁膜の少なくとも各前記フューズの一部を含む領域上に、夫々前記第2絶縁膜の所定位置に到達する開口部を設けることを特徴とする半導体装置の製造方法。
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