以下に、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
最初に、本発明の光ヘッド装置に用いられる合分波光学系を構成するビームスプリッタおよび波長板の特性について説明する。
1.ビームスプリッタの特性
まず、本発明の光ヘッド装置の実施の形態に用いられるビームスプリッタの特性について説明する。ビームスプリッタの構成としては、二つの三角柱状のガラスが立方体状に貼り合わされ、その貼り合わせ面に誘電体多層膜が形成された構成、平板状のガラスの表面に誘電体多層膜が形成された構成等が考えられる。複数のビームスプリッタを用いる場合、それらを一体化することも可能である。
図38〜図71に、本発明の光ヘッド装置の実施の形態に用いられるビームスプリッタA〜Y、h、k、o、p、s、u、v、x、yの透過率の波長依存性をそれぞれ示す。図中の実線、点線はそれぞれP偏光成分(入射光と反射光が形成する面に平行な光波の電界成分)、S偏光成分(入射光と反射光が形成する面に垂直な光波の電界成分)に対する特性である。
ビームスプリッタは、P偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て透過させる第一の波長範囲、P偏光成分を殆んど全て透過させ、S偏光成分を殆んど全て反射させる偏光ビームスプリッタとしての第二の波長範囲、P偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て反射させる第三の波長範囲、P偏光成分、S偏光成分の両方を所定の比率で透過および反射させる無偏光ビームスプリッタとしての第四の波長範囲を有する。400nmの波長が第一、第二、第三のいずれかの波長範囲に含まれ、660nmの波長が第一、第二、第三、第四のいずれかの波長範囲に含まれ、780nmの波長が第一、第三、第四のいずれかの波長範囲に含まれるように誘電体多層膜を設計することができる。
ここで、「殆んど全て」とは例えば90%以上を意味する。また、「所定の比率」とは例えば透過率が50%、反射率が50%を意味するが、透過率が75%、反射率が25%であっても良く、透過率が25%、反射率が75%であっても良い。さらに、所定の比率がP偏光成分とS偏光成分で厳密に同じである必要はなく、例えばP偏光成分については透過率が55%、反射率が45%、S偏光成分については透過率が45%、反射率が55%であっても良い。P偏光成分とS偏光成分の透過率の比および反射率の比が0.5〜2の範囲内であれば、ディスクの複屈折が変動しても光検出器で受光される光量は半分以下に減少することはなく、2倍以上に増加することもない。この程度の変動であれば、後段の回路での対応は可能であるため実用上問題にはならない。
(ビームスプリッタA)
ビームスプリッタAは、図38に示すように、波長400nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て反射させ、波長660nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て透過させ、波長780nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て透過させる。
(ビームスプリッタB)
ビームスプリッタBは、図39に示すように、波長400nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て透過させ、波長660nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て反射させ、波長780nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て透過させる。
(ビームスプリッタC)
ビームスプリッタCは、図40に示すように、波長400nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て透過させ、波長660nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て透過させ、波長780nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て反射させる。
(ビームスプリッタD)
ビームスプリッタDは、図41に示すように、波長400nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て透過させ、波長660nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て反射させ、波長780nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て反射させる。
(ビームスプリッタE)
ビームスプリッタEは、図42に示すように、波長400nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て反射させ、波長660nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て透過させ、波長780nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て反射させる。
(ビームスプリッタF)
ビームスプリッタFは、図43に示すように、波長400nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て反射させ、波長660nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て反射させ、波長780nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て透過させる。
(ビームスプリッタG)
ビームスプリッタGは、図44に示すように、波長400nmの光についてはP偏光成分を殆んど全て透過させ、S偏光成分を殆んど全て反射させ、波長660nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て透過させ、波長780nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て透過させる。
(ビームスプリッタH)
ビームスプリッタHは、図45に示すように、波長400nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て透過させ、波長660nmの光についてはP偏光成分を殆んど全て透過させ、S偏光成分を殆んど全て反射させ、波長780nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て透過させる。
(ビームスプリッタI)
ビームスプリッタIは、図46に示すように、波長400nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て透過させ、波長660nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て透過させ、波長780nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を約50%透過させ、約50%反射させる。
(ビームスプリッタJ)
ビームスプリッタJは、図47に示すように、波長400nmの光についてはP偏光成分を殆んど全て透過させ、S偏光成分を殆んど全て反射させ、波長660nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て反射させ、波長780nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て反射させる。
(ビームスプリッタK)
ビームスプリッタKは、図48に示すように、波長400nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て反射させ、波長660nmの光についてはP偏光成分を殆んど全て透過させ、S偏光成分を殆んど全て反射させ、波長780nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て反射させる。
(ビームスプリッタL)
ビームスプリッタLは、図49に示すように、波長400nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て反射させ、波長660nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て反射させ、波長780nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を約50%透過させ、約50%反射させる。
(ビームスプリッタM)
ビームスプリッタMは、図50に示すように、波長400nmの光についてはP偏光成分を殆んど全て透過させ、S偏光成分を殆んど全て反射させ、波長660nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て透過させ、波長780nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て反射させる。
(ビームスプリッタN)
ビームスプリッタNは、図51に示すように、波長400nmの光についてはP偏光成分を殆んど全て透過させ、S偏光成分を殆んど全て反射させ、波長660nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て反射させ、波長780nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て透過させる。
(ビームスプリッタO)
ビームスプリッタOは、図52に示すように、波長400nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て透過させ、波長660nmの光についてはP偏光成分を殆んど全て透過させ、S偏光成分を殆んど全て反射させ、波長780nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て反射させる。
(ビームスプリッタP)
ビームスプリッタPは、図53に示すように、波長400nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て反射させ、波長660nmの光についてはP偏光成分を殆んど全て透過させ、S偏光成分を殆んど全て反射させ、波長780nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て透過させる。
(ビームスプリッタQ)
ビームスプリッタQは、図54に示すように、波長400nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て透過させ、波長660nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て反射させ、波長780nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を約50%透過させ、約50%反射させる。
(ビームスプリッタR)
ビームスプリッタRは、図55に示すように、波長400nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て反射させ、波長660nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て透過させ、波長780nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を約50%透過させ、約50%反射させる。
(ビームスプリッタS)
ビームスプリッタSは、図56に示すように、波長400nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て透過させ、波長660nmの光についてはP偏光成分を殆んど全て透過させ、S偏光成分を殆んど全て反射させ、波長780nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を約50%透過させ、約50%反射させる。
(ビームスプリッタT)
ビームスプリッタTは、図57に示すように、波長400nmの光についてはP偏光成分を殆んど全て透過させ、S偏光成分を殆んど全て反射させ、波長660nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て透過させ、波長780nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を約50%透過させ、約50%反射させる。
(ビームスプリッタU)
ビームスプリッタUは、図58に示すように、波長400nmの光についてはP偏光成分を殆んど全て透過させ、S偏光成分を殆んど全て反射させ、波長660nmの光についてはP偏光成分を殆んど全て透過させ、S偏光成分を殆んど全て反射させ、波長780nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て透過させる。
(ビームスプリッタV)
ビームスプリッタVは、図59に示すように、波長400nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て反射させ、波長660nmの光についてはP偏光成分を殆んど全て透過させ、S偏光成分を殆んど全て反射させ、波長780nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を約50%透過させ、約50%反射させる。
(ビームスプリッタW)
ビームスプリッタWは、図60に示すように、波長400nmの光についてはP偏光成分を殆んど全て透過させ、S偏光成分を殆んど全て反射させ、波長660nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て反射させ、波長780nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を約50%透過させ、約50%反射させる。
(ビームスプリッタX)
ビームスプリッタXは、図61に示すように、波長400nmの光についてはP偏光成分を殆んど全て透過させ、S偏光成分を殆んど全て反射させ、波長660nmの光についてはP偏光成分を殆んど全て透過させ、S偏光成分を殆んど全て反射させ、波長780nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て反射させる。
(ビームスプリッタY)
ビームスプリッタYは、図62に示すように、波長400nmの光についてはP偏光成分を殆んど全て透過させ、S偏光成分を殆んど全て反射させ、波長660nmの光についてはP偏光成分を殆んど全て透過させ、S偏光成分を殆んど全て反射させ、波長780nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を約50%透過させ、約50%反射させる。
(ビームスプリッタh)
ビームスプリッタhは、図63に示すように、波長400nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て透過させ、波長660nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を約50%透過させ、約50%反射させ、波長780nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て透過させる。
(ビームスプリッタk)
ビームスプリッタkは、図64に示すように、波長400nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て反射させ、波長660nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を約50%透過させ、約50%反射させ、波長780nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て反射させる。
(ビームスプリッタo)
ビームスプリッタoは、図65に示すように、波長400nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て透過させ、波長660nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を約50%透過させ、約50%反射させ、波長780nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て反射させる。
(ビームスプリッタp)
ビームスプリッタpは、図66に示すように、波長400nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て反射させ、波長660nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を約50%透過させ、約50%反射させ、波長780nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て透過させる。
(ビームスプリッタs)
ビームスプリッタsは、図67に示すように、波長400nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て透過させ、波長660nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を約50%透過させ、約50%反射させ、波長780nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を約50%透過させ、約50%反射させる。
(ビームスプリッタu)
ビームスプリッタuは、図68に示すように、波長400nmの光についてはP偏光成分を殆んど全て透過させ、S偏光成分を殆んど全て反射させ、波長660nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を約50%透過させ、約50%反射させ、波長780nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て透過させる。
(ビームスプリッタv)
ビームスプリッタvは、図69に示すように、波長400nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て反射させ、波長660nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を約50%透過させ、約50%反射させ、波長780nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を約50%透過させ、約50%反射させる。
(ビームスプリッタx)
ビームスプリッタxは、図70に示すように、波長400nmの光についてはP偏光成分を殆んど全て透過させ、S偏光成分を殆んど全て反射させ、波長660nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を約50%透過させ、約50%反射させ、波長780nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を殆んど全て反射させる。
(ビームスプリッタy)
ビームスプリッタyは、図71に示すように、波長400nmの光についてはP偏光成分を殆んど全て透過させ、S偏光成分を殆んど全て反射させ、波長660nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を約50%透過させ、約50%反射させ、波長780nmの光についてはP偏光成分、S偏光成分の両方を約50%透過させ、約50%反射させる。
以上説明したビームスプリッタA〜Y、h、k、o、p、s、u、v、x、yの特性を表1及び表2に示す。
2.波長板の特性
次に、本発明の光ヘッド装置の実施の形態に用いられる波長板(後述の図1〜図37、図82中の波長板202に対応する)の特性について説明する。本発明の光ヘッド装置の実施の形態に用いられる波長板は、波長400nm、660nm、780nmの光に対する広帯域の1/4波長板である。このような広帯域の1/4波長板としては、例えば特開平5−100114号公報に記載の1/4波長板がある。
本発明の光ヘッド装置の実施の形態においては、波長400nmの光に対する偏光ビームスプリッタ、波長660nmの光に対する偏光ビームスプリッタまたは無偏光ビームスプリッタ、波長780nmの光に対する無偏光ビームスプリッタを含む少なくとも一つのビームスプリッタと、波長板の組み合わせにより合分波光学系が構成される。波長板は、合分波光学系内で対物レンズに最も近い位置に設けられている。
これにより、波長400nmの光については、ビームスプリッタへの入射光はP偏光成分、S偏光成分のどちらか一方のみを有する。波長660nmの光についても、偏光ビームスプリッタと波長板を組み合わせる場合、ビームスプリッタへの入射光はP偏光成分、S偏光成分のどちらか一方のみを有する。ビームスプリッタがP偏光成分、S偏光成分の両方を透過または反射させる場合、ビームスプリッタを透過またはビームスプリッタで反射したP偏光成分とS偏光成分の間には一般に位相差が生じる。このため、ビームスプリッタへの入射光がP偏光成分、S偏光成分の両方を有すると、ビームスプリッタを透過またはビームスプリッタで反射する際に偏光状態が乱され、合分波光学系は正しく機能しない。しかし、ビームスプリッタへの入射光がP偏光成分、S偏光成分のどちらか一方のみを有すると、ビームスプリッタを透過またはビームスプリッタで反射する際に偏光状態が乱されず、合分波光学系は正しく機能する。一方、波長780nmの光については、ディスクに複屈折があると、ビームスプリッタへの入射光はP偏光成分、S偏光成分の両方を有する。波長660nmの光についても、無偏光ビームスプリッタを用いる場合、ディスクに複屈折があると、ビームスプリッタへの入射光はP偏光成分、S偏光成分の両方を有する。このため、ビームスプリッタを透過またはビームスプリッタで反射する際に偏光状態が乱される。しかし、合分波光学系の特性は偏光状態に殆んど依存しないため、偏光状態が乱されても合分波光学系は正しく機能する。
このとき、波長400nm、660nmの光については、偏光ビームスプリッタと波長板を組み合わせることにより、往路、復路の両方で合分波光学系を通る際の効率を50%より高くすることができる。また、波長660nm、780nmの光については、無偏光ビームスプリッタを用いることにより、復路で合分波光学系を通る際の効率を偏光状態に殆んど依存しないようにすることができる。さらに、波長板を用いることにより、ディスクに複屈折がない場合、ディスクで反射して光源へ戻る光は光源からの出射光と偏光方向が直交するため、両者の干渉に起因する光源の雑音を抑制することができる。
以下、上記特性を持つ合分波光学系(ビームスプリッタおよび波長板)を用いた本発明の光ヘッド装置の実施の形態を図面を参照して説明する。
ここで、次世代規格(AOD規格、BRD規格等)、DVD規格、CD規格のいずれのディスクに対しても記録や再生を行うことができる光ヘッド装置には、次世代規格用の波長400nmの光源、DVD規格用の波長660nmの光源、CD規格用の波長780nmの光源、次世代規格用の光検出器、DVD規格用の光検出器、CD規格用の光検出器、すなわち3個の光源と3個の光検出器が必要である。この光ヘッド装置を小型化するためには、これらをできるだけ集積化または共通化することが望ましい。具体的には、光源と光検出器をモジュールとして集積化する方法、複数個の光源を集積化する方法、複数個の光検出器を共通化する方法が考えられる。なお、以下の各実施の形態では、光源として半導体レーザを用いた場合を説明する。
3.第一〜第四の実施の形態(タイプ1)
本発明の光ヘッド装置の第一〜第四の実施の形態は、3個の光源と2個の光検出器を有する形態である。
(第一の実施の形態)
図1に、本発明の光ヘッド装置の第一の実施の形態を示す。半導体レーザ1a、1b、1cの波長は、それぞれ780nm、660nm、400nmである。ビームスプリッタ51aとしてはビームスプリッタDが用いられる。ビームスプリッタ51bとしてはビームスプリッタK、O、Xのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ51cとしてはビームスプリッタL、Q、W、S、V、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ51dとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、U、W、X、Yのいずれかが用いられる。
半導体レーザ1cからの波長400nmの出射光は、ビームスプリッタ51dにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ビームスプリッタ51aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203で次世代規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ51aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ51dにP偏光として入射して殆んど全て透過し、光検出器101bで受光される。
半導体レーザ1bからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ51bにP偏光として入射して殆んど全て透過し、ビームスプリッタ51aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ51aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ51bにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ビームスプリッタ51cにS偏光として入射して殆んど全て反射し、光検出器101aで受光される。
半導体レーザ1aからの波長780nmの出射光は、ビームスプリッタ51cにP偏光として入射して約50%が透過し、ビームスプリッタ51bで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ51aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でCD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ51aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ51bで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ51cにS偏光として入射して約50%が反射し、光検出器101aで受光される。
本実施の形態においては、半導体レーザ1a、1b、1cの波長を、それぞれ660nm、780nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ51aとしてはビームスプリッタDが用いられる。ビームスプリッタ51bとしてはビームスプリッタL、Q、Wのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ51cとしてはビームスプリッタK、O、Xのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ51dとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、U、W、X、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ1a、1b、1cの波長を、それぞれ780nm、400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ51aとしてはビームスプリッタEが用いられる。ビームスプリッタ51bとしてはビームスプリッタJ、M、Xのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ51cとしてはビームスプリッタL、R、V、T、W、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ51dとしてはビームスプリッタH、K、O、P、S、U、V、X、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ1a、1b、1cの波長を、それぞれ400nm、780nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ51aとしてはビームスプリッタEが用いられる。ビームスプリッタ51bとしてはビームスプリッタL、R、Vのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ51cとしてはビームスプリッタJ、M、Xのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ51dとしてはビームスプリッタH、K、O、P、S、U、V、X、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ1a、1b、1cの波長を、それぞれ660nm、400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ51aとしてはビームスプリッタFが用いられる。ビームスプリッタ51bとしてはビームスプリッタJ、N、Wのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ51cとしてはビームスプリッタK、P、V、U、X、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ51dとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、S、T、V、W、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ1a、1b、1cの波長を、それぞれ400nm、660nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ51aとしてはビームスプリッタFが用いられる。ビームスプリッタ51bとしてはビームスプリッタK、P、Vのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ51cとしてはビームスプリッタJ、N、W、U、X、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ51dとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、S、T、V、W、Yのいずれかが用いられる。
さらに、半導体レーザ1cと光検出器101bを入れ替えた実施の形態も可能である。また、半導体レーザ1a、1bのいずれか一つと光検出器101aを入れ替えた実施の形態も可能である。
半導体レーザ1aと光検出器101aを入れ替えた実施の形態においては、半導体レーザ1bから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ51bで反射した光がビームスプリッタ51cを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ51bとビームスプリッタ51cの間に挿入される。
半導体レーザ1bと光検出器101aを入れ替えた実施の形態においては、半導体レーザ1aから出射し、ビームスプリッタ51cを透過した光がビームスプリッタ51bで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ51cとビームスプリッタ51bの間に挿入される。
本発明の光ヘッド装置の第一の実施の形態においては、半導体レーザ1a、1b、1cが他の光源や光検出器と集積化されていないため、半導体レーザ1a、1b、1cに高い放熱性を持たせることができる。また、光源、光検出器を合わせた数が5個で済むため、光ヘッド装置を小型化することができる。さらに、光検出器101bを半導体レーザ1cの波長に対して感度等が最適になるように設計することができ、光検出器101aを半導体レーザ1a、1bの波長に対して感度等が最適になるように設計することができる。
(第二の実施の形態)
図2に、本発明の光ヘッド装置の第二の実施の形態を示す。半導体レーザ2a、2b、2cの波長は、それぞれ780nm、660nm、400nmである。ビームスプリッタ52aとしてはビームスプリッタDが用いられる。ビームスプリッタ52bとしてはビームスプリッタH、P、Uのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ52cとしてはビームスプリッタI、R、T、S、V、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ52dとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、U、W、X、Yのいずれかが用いられる。
半導体レーザ2cからの波長400nmの出射光は、ビームスプリッタ52dにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ビームスプリッタ52aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203で次世代規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ52aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ52dにP偏光として入射して殆んど全て透過し、光検出器102bで受光される。
半導体レーザ2bからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ52bにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ビームスプリッタ52aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ52aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ52bにP偏光として入射して殆んど全て透過し、ビームスプリッタ52cにP偏光として入射して殆んど全て透過し、光検出器102aで受光される。
半導体レーザ2aからの波長780nmの出射光は、ビームスプリッタ52cにS偏光として入射して約50%が反射し、ビームスプリッタ52bを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ52aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でCD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ52aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ52bを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ52cにP偏光として入射して約50%が透過し、光検出器102aで受光される。
本実施の形態においては、半導体レーザ2a、2b、2cの波長を、それぞれ660nm、780nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ52aとしてはビームスプリッタDが用いられる。ビームスプリッタ52bとしてはビームスプリッタI、R、Tのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ52cとしてはビームスプリッタH、P、Uのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ52dとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、U、W、X、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ2a、2b、2cの波長を、それぞれ780nm、400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ52aとしてはビームスプリッタEが用いられる。ビームスプリッタ52bとしてはビームスプリッタG、N、Uのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ52cとしてはビームスプリッタI、Q、S、T、W、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ52dとしてはビームスプリッタH、K、O、P、S、U、V、X、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ2a、2b、2cの波長を、それぞれ400nm、780nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ52aとしてはビームスプリッタEが用いられる。ビームスプリッタ52bとしてはビームスプリッタI、Q、Sのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ52cとしてはビームスプリッタG、N、Uのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ52dとしてはビームスプリッタH、K、O、P、S、U、V、X、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ2a、2b、2cの波長を、それぞれ660nm、400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ52aとしてはビームスプリッタFが用いられる。ビームスプリッタ52bとしてはビームスプリッタG、M、Tのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ52cとしてはビームスプリッタH、O、S、U、X、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ52dとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、S、T、V、W、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ2a、2b、2cの波長を、それぞれ400nm、660nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ52aとしてはビームスプリッタFが用いられる。ビームスプリッタ52bとしてはビームスプリッタH、O、Sのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ52cとしてはビームスプリッタG、M、T、U、X、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ52dとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、S、T、V、W、Yのいずれかが用いられる。
さらに、半導体レーザ2cと光検出器102bを入れ替えた実施の形態も可能である。また、半導体レーザ2a、2bのいずれか一つと光検出器102aを入れ替えた実施の形態も可能である。
半導体レーザ2aと光検出器102aを入れ替えた実施の形態においては、半導体レーザ2bから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ52bを透過した光がビームスプリッタ52cで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ52bとビームスプリッタ52cの間に挿入される。
半導体レーザ2bと光検出器102aを入れ替えた実施の形態においては、半導体レーザ2aから出射し、ビームスプリッタ52cで反射した光がビームスプリッタ52bを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ52cとビームスプリッタ52bの間に挿入される。
本発明の光ヘッド装置の第二の実施の形態においては、半導体レーザ2a、2b、2cが他の光源や光検出器と集積化されていないため、半導体レーザ2a、2b、2cに高い放熱性を持たせることができる。また、光源、光検出器を合わせた数が5個で済むため、光ヘッド装置を小型化することができる。さらに、光検出器102bを半導体レーザ2cの波長に対して感度等が最適になるように設計することができ、光検出器102aを半導体レーザ2a、2bの波長に対して感度等が最適になるように設計することができる。
(第三の実施の形態)
図3に、本発明の光ヘッド装置の第三の実施の形態を示す。半導体レーザ3a、3b、3cの波長は、それぞれ400nm、660nm、780nmである。ビームスプリッタ53aとしてはビームスプリッタAが用いられる。ビームスプリッタ53bとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、U、W、X、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ53cとしてはビームスプリッタH、P、Uのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ53dとしてはビームスプリッタI、R、T、S、V、Yのいずれかが用いられる。
半導体レーザ3aからの波長400nmの出射光は、ビームスプリッタ53bにP偏光として入射して殆んど全て透過し、ビームスプリッタ53aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203で次世代規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ53aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ53bにS偏光として入射して殆んど全て反射し、光検出器103aで受光される。
半導体レーザ3bからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ53cにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ビームスプリッタ53aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ53aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ53cにP偏光として入射して殆んど全て透過し、ビームスプリッタ53dにP偏光として入射して殆んど全て透過し、光検出器103bで受光される。
半導体レーザ3cからの波長780nmの出射光は、ビームスプリッタ53dにS偏光として入射して約50%が反射し、ビームスプリッタ53cを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ53aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でCD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ53aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ53cを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ53dにP偏光として入射して約50%が透過し、光検出器103bで受光される。
本実施の形態においては、半導体レーザ3a、3b、3cの波長を、それぞれ400nm、780nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ53aとしてはビームスプリッタAが用いられる。ビームスプリッタ53bとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、U、W、X、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ53cとしてはビームスプリッタI、R、Tのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ53dとしてはビームスプリッタH、P、Uのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ3a、3b、3cの波長を、それぞれ660nm、400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ53aとしてはビームスプリッタBが用いられる。ビームスプリッタ53bとしてはビームスプリッタH、K、O、P、S、U、V、X、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ53cとしてはビームスプリッタG、N、Uのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ53dとしてはビームスプリッタI、Q、S、T、W、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ3a、3b、3cの波長を、それぞれ660nm、780nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ53aとしてはビームスプリッタBが用いられる。ビームスプリッタ53bとしてはビームスプリッタH、K、O、P、S、U、V、X、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ53cとしてはビームスプリッタI、Q、Sのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ53dとしてはビームスプリッタG、N、Uのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ3a、3b、3cの波長を、それぞれ780nm、400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ53aとしてはビームスプリッタCが用いられる。ビームスプリッタ53bとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、S、T、V、W、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ53cとしてはビームスプリッタG、M、Tのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ53dとしてはビームスプリッタH、O、S、U、X、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ3a、3b、3cの波長を、それぞれ780nm、660nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ53aとしてはビームスプリッタCが用いられる。ビームスプリッタ53bとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、S、T、V、W、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ53cとしてはビームスプリッタH、O、Sのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ53dとしてはビームスプリッタG、M、T、U、X、Yのいずれかが用いられる。
さらに、半導体レーザ3aと光検出器103aを入れ替えた実施の形態も可能である。また、半導体レーザ3b、3cのいずれか一つと光検出器103bを入れ替えた実施の形態も可能である。
半導体レーザ3bと光検出器103bを入れ替えた実施の形態においては、半導体レーザ3cから出射し、ビームスプリッタ53dで反射した光がビームスプリッタ53cを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ53dとビームスプリッタ53cの間に挿入される。
半導体レーザ3cと光検出器103bを入れ替えた実施の形態においては、半導体レーザ3bから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ53cを透過した光がビームスプリッタ53dで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ53cとビームスプリッタ53dの間に挿入される。
本発明の光ヘッド装置の第三の実施の形態においては、半導体レーザ3a、3b、3cが他の光源や光検出器と集積化されていないため、半導体レーザ3a、3b、3cに高い放熱性を持たせることができる。また、光源、光検出器を合わせた数が5個で済むため、光ヘッド装置を小型化することができる。さらに、光検出器103aを半導体レーザ3aの波長に対して感度等が最適になるように設計することができ、光検出器103bを半導体レーザ3b、3cの波長に対して感度等が最適になるように設計することができる。
(第四の実施の形態)
図4に、本発明の光ヘッド装置の第四の実施の形態を示す。半導体レーザ4a、4b、4cの波長は、それぞれ400nm、660nm、780nmである。ビームスプリッタ54aとしてはビームスプリッタAが用いられる。ビームスプリッタ54bとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、U、W、X、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ54cとしてはビームスプリッタK、O、Xのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ54dとしてはビームスプリッタL、Q、W、S、V、Yのいずれかが用いられる。
半導体レーザ4aからの波長400nmの出射光は、ビームスプリッタ54bにP偏光として入射して殆んど全て透過し、ビームスプリッタ54aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203で次世代規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ54aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ54bにS偏光として入射して殆んど全て反射し、光検出器104aで受光される。
半導体レーザ4bからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ54cにP偏光として入射して殆んど全て透過し、ビームスプリッタ54aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ54aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ54cにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ビームスプリッタ54dにS偏光として入射して殆んど全て反射し、光検出器104bで受光される。
半導体レーザ4cからの波長780nmの出射光は、ビームスプリッタ54dにP偏光として入射して約50%が透過し、ビームスプリッタ54cで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ54aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でCD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ54aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ54cで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ54dにS偏光として入射して約50%が反射し、光検出器104bで受光される。
本実施の形態においては、半導体レーザ4a、4b、4cの波長を、それぞれ400nm、780nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ54aとしてはビームスプリッタAが用いられる。ビームスプリッタ54bとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、U、W、X、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ54cとしてはビームスプリッタL、Q、Wのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ54dとしてはビームスプリッタK、O、Xのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ4a、4b、4cの波長を、それぞれ660nm、400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ54aとしてはビームスプリッタBが用いられる。ビームスプリッタ54bとしてはビームスプリッタH、K、O、P、S、U、V、X、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ54cとしてはビームスプリッタJ、M、Xのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ54dとしてはビームスプリッタL、R、V、T、W、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ4a、4b、4cの波長を、それぞれ660nm、780nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ54aとしてはビームスプリッタBが用いられる。ビームスプリッタ54bとしてはビームスプリッタH、K、O、P、S、U、V、X、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ54cとしてはビームスプリッタL、R、Vのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ54dとしてはビームスプリッタJ、M、Xのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ4a、4b、4cの波長を、それぞれ780nm、400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ54aとしてはビームスプリッタCが用いられる。ビームスプリッタ54bとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、S、T、V、W、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ54cとしてはビームスプリッタJ、N、Wのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ54dとしてはビームスプリッタK、P、V、U、X、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ4a、4b、4cの波長を、それぞれ780nm、660nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ54aとしてはビームスプリッタCが用いられる。ビームスプリッタ54bとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、S、T、V、W、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ54cとしてはビームスプリッタK、P、Vのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ54dとしてはビームスプリッタJ、N、W、U、X、Yのいずれかが用いられる。
さらに、半導体レーザ4aと光検出器104aを入れ替えた実施の形態も可能である。また、半導体レーザ4b、4cのいずれか一つと光検出器104bを入れ替えた実施の形態も可能である。
半導体レーザ4bと光検出器104bを入れ替えた実施の形態においては、半導体レーザ4cから出射し、ビームスプリッタ54dを透過した光がビームスプリッタ54cで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ54dとビームスプリッタ54cの間に挿入される。
半導体レーザ4cと光検出器104bを入れ替えた実施の形態においては、半導体レーザ4bから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ54cで反射した光がビームスプリッタ54dを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ54cとビームスプリッタ54dの間に挿入される。
本発明の光ヘッド装置の第四の実施の形態においては、半導体レーザ4a、4b、4cが他の光源や光検出器と集積化されていないため、半導体レーザ4a、4b、4cに高い放熱性を持たせることができる。また、光源、光検出器を合わせた数が5個で済むため、光ヘッド装置を小型化することができる。さらに、光検出器104aを半導体レーザ4aの波長に対して感度等が最適になるように設計することができ、光検出器104bを半導体レーザ4b、4cの波長に対して感度等が最適になるように設計することができる。
4.第五〜第九の実施の形態(タイプ2)
本発明の光ヘッド装置の第五〜第九の実施の形態は、3個の光源と1個の光検出器を有する形態である。
(第五の実施の形態)
図5に、本発明の光ヘッド装置の第五の実施の形態を示す。半導体レーザ5a、5b、5cの波長は、それぞれ400nm、660nm、780nmである。ビームスプリッタ55aとしてはビームスプリッタGが用いられる。ビームスプリッタ55bとしてはビームスプリッタH、Uのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ55cとしてはビームスプリッタI、S、T、Yのいずれかが用いられる。
半導体レーザ5aからの波長400nmの出射光は、ビームスプリッタ55aにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203で次世代規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ55aにP偏光として入射して殆んど全て透過し、ビームスプリッタ55bにP偏光として入射して殆んど全て透過し、ビームスプリッタ55cにP偏光として入射して殆んど全て透過し、光検出器105aで受光される。
半導体レーザ5bからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ55bにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ビームスプリッタ55aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ55aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ55bにP偏光として入射して殆んど全て透過し、ビームスプリッタ55cにP偏光として入射して殆んど全て透過し、光検出器105aで受光される。
半導体レーザ5cからの波長780nmの出射光は、ビームスプリッタ55cにS偏光として入射して約50%が反射し、ビームスプリッタ55bを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ55aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でCD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ55aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ55bを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ55cにP偏光として入射して約50%が透過し、光検出器105aで受光される。
本実施の形態においては、半導体レーザ5a、5b、5cの波長を、それぞれ400nm、780nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ55aとしてはビームスプリッタGが用いられる。ビームスプリッタ55bとしてはビームスプリッタI、Tのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ55cとしてはビームスプリッタH、Uのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ5a、5b、5cの波長を、それぞれ660nm、400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ55aとしてはビームスプリッタHが用いられる。ビームスプリッタ55bとしてはビームスプリッタG、Uのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ55cとしてはビームスプリッタI、S、T、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ5a、5b、5cの波長を、それぞれ660nm、780nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ55aとしてはビームスプリッタHが用いられる。ビームスプリッタ55bとしてはビームスプリッタI、Sのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ55cとしてはビームスプリッタG、Uのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ5a、5b、5cの波長を、それぞれ780nm、400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ55aとしてはビームスプリッタIが用いられる。ビームスプリッタ55bとしてはビームスプリッタGが用いられる。ビームスプリッタ55cとしてはビームスプリッタH、Uのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ5a、5b、5cの波長を、それぞれ780nm、660nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ55aとしてはビームスプリッタIが用いられる。ビームスプリッタ55bとしてはビームスプリッタHが用いられる。ビームスプリッタ55cとしてはビームスプリッタG、Uのいずれかが用いられる。
さらに、半導体レーザ5a、5b、5cのいずれか一つと光検出器105aを入れ替えた実施の形態も可能である。
半導体レーザ5cと光検出器105aを入れ替えた実施の形態においては、半導体レーザ5a、5bから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ55bを透過した光がビームスプリッタ55cで反射するように、これらの光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ55bとビームスプリッタ55cの間に挿入される。
半導体レーザ5bと光検出器105aを入れ替えた実施の形態においては、半導体レーザ5aから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ55aを透過した光がビームスプリッタ55bで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ55aとビームスプリッタ55bの間に挿入される。また、半導体レーザ5cから出射し、ビームスプリッタ55cで反射した光がビームスプリッタ55bを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ55cとビームスプリッタ55bの間に挿入される。
半導体レーザ5aと光検出器105aを入れ替えた実施の形態においては、半導体レーザ5bから出射し、ビームスプリッタ55bで反射した光がビームスプリッタ55aを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ55bとビームスプリッタ55aの間に挿入される。また、半導体レーザ5cから出射し、ビームスプリッタ55cで反射した光がビームスプリッタ55bを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ55cとビームスプリッタ55bの間に挿入される。
本発明の光ヘッド装置の第五の実施の形態においては、半導体レーザ5a、5b、5cが他の光源や光検出器と集積化されていないため、半導体レーザ5a、5b、5cに高い放熱性を持たせることができる。また、光源、光検出器を合わせた数が4個で済むため、光ヘッド装置を小型化することができる。
(第六の実施の形態)
図6に、本発明の光ヘッド装置の第六の実施の形態を示す。半導体レーザ6a、6b、6cの波長は、それぞれ400nm、660nm、780nmである。ビームスプリッタ56aとしてはビームスプリッタJが用いられる。ビームスプリッタ56bとしてはビームスプリッタK、Xのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ56cとしてはビームスプリッタL、V、W、Yのいずれかが用いられる。
半導体レーザ6aからの波長400nmの出射光は、ビームスプリッタ56aにP偏光として入射して殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203で次世代規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ56aにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ビームスプリッタ56bにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ビームスプリッタ56cにS偏光として入射して殆んど全て反射し、光検出器106aで受光される。
半導体レーザ6bからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ56bにP偏光として入射して殆んど全て透過し、ビームスプリッタ56aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ56aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ56bにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ビームスプリッタ56cにS偏光として入射して殆んど全て反射し、光検出器106aで受光される。
半導体レーザ6cからの波長780nmの出射光は、ビームスプリッタ56cにP偏光として入射して約50%が透過し、ビームスプリッタ56bで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ56aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でCD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ56aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ56bで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ56cにS偏光として入射して約50%が反射し、光検出器106aで受光される。
本実施の形態においては、半導体レーザ6a、6b、6cの波長を、それぞれ400nm、780nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ56aとしてはビームスプリッタJが用いられる。ビームスプリッタ56bとしてはビームスプリッタL、Wのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ56cとしてはビームスプリッタK、Xのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ6a、6b、6cの波長を、それぞれ660nm、400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ56aとしてはビームスプリッタKが用いられる。ビームスプリッタ56bとしてはビームスプリッタJ、Xのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ56cとしてはビームスプリッタL、V、W、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ6a、6b、6cの波長を、それぞれ660nm、780nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ56aとしてはビームスプリッタKが用いられる。ビームスプリッタ56bとしてはビームスプリッタL、Vのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ56cとしてはビームスプリッタJ、Xのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ6a、6b、6cの波長を、それぞれ780nm、400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ56aとしてはビームスプリッタLが用いられる。ビームスプリッタ56bとしてはビームスプリッタJが用いられる。ビームスプリッタ56cとしてはビームスプリッタK、Xのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ6a、6b、6cの波長を、それぞれ780nm、660nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ56aとしてはビームスプリッタLが用いられる。ビームスプリッタ56bとしてはビームスプリッタKが用いられる。ビームスプリッタ56cとしてはビームスプリッタJ、Xのいずれかが用いられる。
さらに、半導体レーザ6a、6b、6cのいずれか一つと光検出器106aを入れ替えた実施の形態も可能である。
半導体レーザ6cと光検出器106aを入れ替えた実施の形態においては、半導体レーザ6a、6bから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ56bで反射した光がビームスプリッタ56cを透過するように、これらの光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ56bとビームスプリッタ56cの間に挿入される。
半導体レーザ6bと光検出器106aを入れ替えた実施の形態においては、半導体レーザ6aから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ56aで反射した光がビームスプリッタ56bを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ56aとビームスプリッタ56bの間に挿入される。また、半導体レーザ6cから出射し、ビームスプリッタ56cを透過した光がビームスプリッタ56bで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ56cとビームスプリッタ56bの間に挿入される。
半導体レーザ6aと光検出器106aを入れ替えた実施の形態においては、半導体レーザ6bから出射し、ビームスプリッタ56bを透過した光がビームスプリッタ56aで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ56bとビームスプリッタ56aの間に挿入される。また、半導体レーザ6cから出射し、ビームスプリッタ56cを透過した光がビームスプリッタ56bで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ56cとビームスプリッタ56bの間に挿入される。
本発明の光ヘッド装置の第六の実施の形態においては、半導体レーザ6a、6b、6cが他の光源や光検出器と集積化されていないため、半導体レーザ6a、6b、6cに高い放熱性を持たせることができる。また、光源、光検出器を合わせた数が4個で済むため、光ヘッド装置を小型化することができる。
(第七の実施の形態)
図7に、本発明の光ヘッド装置の第七の実施の形態を示す。半導体レーザ7a、7b、7cの波長は、それぞれ400nm、660nm、780nmである。ビームスプリッタ57aとしてはビームスプリッタGが用いられる。ビームスプリッタ57bとしてはビームスプリッタS、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ57cとしてはビームスプリッタC、E、M、K、O、Xのいずれかが用いられる。
半導体レーザ7aからの波長400nmの出射光は、ビームスプリッタ57aにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203で次世代規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ57aにP偏光として入射して殆んど全て透過し、ビームスプリッタ57bにP偏光として入射して殆んど全て透過し、光検出器107aで受光される。
半導体レーザ7bからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ57cを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ57bにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ビームスプリッタ57aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ57aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ57bにP偏光として入射して殆んど全て透過し、光検出器107aで受光される。
ビームスプリッタ57cとしてビームスプリッタK、O、Xのいずれかを用いる場合は、半導体レーザ7bから出射し、ビームスプリッタ57cを透過した光がビームスプリッタ57bで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、ビームスプリッタ57cとビームスプリッタ57bの間に挿入される。
半導体レーザ7cからの波長780nmの出射光は、ビームスプリッタ57cにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ビームスプリッタ57bにS偏光として入射して約50%が反射し、ビームスプリッタ57aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でCD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ57aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ57bにP偏光として入射して約50%が透過し、光検出器107aで受光される。
本実施の形態においては、半導体レーザ7a、7b、7cの波長を、それぞれ400nm、780nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ57aとしてはビームスプリッタGが用いられる。ビームスプリッタ57bとしてはビームスプリッタS、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ57cとしてはビームスプリッタB、F、N、H、P、Uのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ7a、7b、7cの波長を、それぞれ660nm、400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ57aとしてはビームスプリッタHが用いられる。ビームスプリッタ57bとしてはビームスプリッタT、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ57cとしてはビームスプリッタC、D、O、J、M、Xのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ7a、7b、7cの波長を、それぞれ660nm、780nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ57aとしてはビームスプリッタHが用いられる。ビームスプリッタ57bとしてはビームスプリッタT、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ57cとしてはビームスプリッタA、F、P、G、N、Uのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ7a、7b、7cの波長を、それぞれ780nm、400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ57aとしてはビームスプリッタIが用いられる。ビームスプリッタ57bとしてはビームスプリッタUが用いられる。ビームスプリッタ57cとしてはビームスプリッタB、D、Q、H、O、S、J、N、W、U、X、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ7a、7b、7cの波長を、それぞれ780nm、660nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ57aとしてはビームスプリッタIが用いられる。ビームスプリッタ57bとしてはビームスプリッタUが用いられる。ビームスプリッタ57cとしてはビームスプリッタA、E、R、G、M、T、K、P、V、U、X、Yのいずれかが用いられる。
さらに、半導体レーザ7a、7b、7cのいずれか一つと光検出器107aを入れ替えた実施の形態も可能である。
半導体レーザ7cと光検出器107aを入れ替えた実施の形態においては、半導体レーザ7aから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ57aを透過した光がビームスプリッタ57bで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ57aとビームスプリッタ57bの間に挿入される。
半導体レーザ7bと光検出器107aを入れ替えた実施の形態においては、半導体レーザ7aから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ57aを透過した光がビームスプリッタ57bで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ57aとビームスプリッタ57bの間に挿入される。また、半導体レーザ7a、7bから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ57bで反射した光がビームスプリッタ57cを透過するように、これらの光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ57bとビームスプリッタ57cの間に挿入される。
半導体レーザ7aと光検出器107aを入れ替えた実施の形態においては、半導体レーザ7bから出射し、ビームスプリッタ57cを透過した光がビームスプリッタ57bで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ57cとビームスプリッタ57bの間に挿入される。また、半導体レーザ7b、7cから出射し、ビームスプリッタ57bで反射した光がビームスプリッタ57aを透過するように、これらの光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ57bとビームスプリッタ57aの間に挿入される。
本発明の光ヘッド装置の第七の実施の形態においては、半導体レーザ7a、7b、7cが他の光源や光検出器と集積化されていないため、半導体レーザ7a、7b、7cに高い放熱性を持たせることができる。また、光源、光検出器を合わせた数が4個で済むため、光ヘッド装置を小型化することができる。
(第八の実施の形態)
図8に、本発明の光ヘッド装置の第八の実施の形態を示す。半導体レーザ8a、8b、8cの波長は、それぞれ400nm、660nm、780nmである。ビームスプリッタ58aとしてはビームスプリッタJが用いられる。ビームスプリッタ58bとしてはビームスプリッタV、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ58cとしてはビームスプリッタB、F、N、H、P、Uのいずれかが用いられる。
半導体レーザ8aからの波長400nmの出射光は、ビームスプリッタ58aにP偏光として入射して殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203で次世代規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ58aにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ビームスプリッタ58bにS偏光として入射して殆んど全て反射し、光検出器108aで受光される。
半導体レーザ8bからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ58cで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ58bにP偏光として入射して殆んど全て透過し、ビームスプリッタ58aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ58aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ58bにS偏光として入射して殆んど全て反射し、光検出器108aで受光される。
ビームスプリッタ58cとしてビームスプリッタH、P、Uのいずれかを用いる場合は、半導体レーザ8bから出射し、ビームスプリッタ58cで反射した光がビームスプリッタ58bを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、ビームスプリッタ58cとビームスプリッタ58bの間に挿入される。
半導体レーザ8cからの波長780nmの出射光は、ビームスプリッタ58cにP偏光として入射して殆んど全て透過し、ビームスプリッタ58bにP偏光として入射して約50%が透過し、ビームスプリッタ58aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でCD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ58aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ58bにS偏光として入射して約50%が反射し、光検出器108aで受光される。
本実施の形態においては、半導体レーザ8a、8b、8cの波長を、それぞれ400nm、780nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ58aとしてはビームスプリッタJが用いられる。ビームスプリッタ58bとしてはビームスプリッタV、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ58cとしてはビームスプリッタC、E、M、K、O、Xのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ8a、8b、8cの波長を、それぞれ660nm、400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ58aとしてはビームスプリッタKが用いられる。ビームスプリッタ58bとしてはビームスプリッタW、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ58cとしてはビームスプリッタA、F、P、G、N、Uのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ8a、8b、8cの波長を、それぞれ660nm、780nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ58aとしてはビームスプリッタKが用いられる。ビームスプリッタ58bとしてはビームスプリッタW、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ58cとしてはビームスプリッタC、D、O、J、M、Xのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ8a、8b、8cの波長を、それぞれ780nm、400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ58aとしてはビームスプリッタLが用いられる。ビームスプリッタ58bとしてはビームスプリッタXが用いられる。ビームスプリッタ58cとしてはビームスプリッタA、E、R、K、P、V、G、M、T、U、X、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ8a、8b、8cの波長を、それぞれ780nm、660nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ58aとしてはビームスプリッタLが用いられる。ビームスプリッタ58bとしてはビームスプリッタXが用いられる。ビームスプリッタ58cとしてはビームスプリッタB、D、Q、J、N、W、H、O、S、U、X、Yのいずれかが用いられる。
さらに、半導体レーザ8a、8b、8cのいずれか一つと光検出器108aを入れ替えた実施の形態も可能である。
半導体レーザ8cと光検出器108aを入れ替えた実施の形態においては、半導体レーザ8aから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ58aで反射した光がビームスプリッタ58bを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ58aとビームスプリッタ58bの間に挿入される。
半導体レーザ8bと光検出器108aを入れ替えた実施の形態においては、半導体レーザ8aから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ58aで反射した光がビームスプリッタ58bを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ58aとビームスプリッタ58bの間に挿入される。また、半導体レーザ8a、8bから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ58bを透過した光がビームスプリッタ58cで反射するように、これらの光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ58bとビームスプリッタ58cの間に挿入される。
半導体レーザ8aと光検出器108aを入れ替えた実施の形態においては、半導体レーザ8bから出射し、ビームスプリッタ58cで反射した光がビームスプリッタ58bを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ58cとビームスプリッタ58bの間に挿入される。また、半導体レーザ8b、8cから出射し、ビームスプリッタ58bを透過した光がビームスプリッタ58aで反射するように、これらの光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ58bとビームスプリッタ58aの間に挿入される。
本発明の光ヘッド装置の第八の実施の形態においては、半導体レーザ8a、8b、8cが他の光源や光検出器と集積化されていないため、半導体レーザ8a、8b、8cに高い放熱性を持たせることができる。また、光源、光検出器を合わせた数が4個で済むため、光ヘッド装置を小型化することができる。
(第九の実施の形態)
図9に、本発明の光ヘッド装置の第九の実施の形態を示す。半導体レーザ9a、9b、9cの波長は、それぞれ400nm、660nm、780nmである。ビームスプリッタ59aとしてはビームスプリッタUが用いられる。ビームスプリッタ59bとしてはビームスプリッタA、E、R、G、M、T、K、P、V、U、X、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ59cとしてはビームスプリッタI、S、T、Yのいずれかが用いられる。
半導体レーザ9aからの波長400nmの出射光は、ビームスプリッタ59bにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ビームスプリッタ59aにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203で次世代規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ59aにP偏光として入射して殆んど全て透過し、ビームスプリッタ59cにP偏光として入射して殆んど全て透過し、光検出器109aで受光される。
半導体レーザ9bからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ59bを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ59aにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ59aにP偏光として入射して殆んど全て透過し、ビームスプリッタ59cにP偏光として入射して殆んど全て透過し、光検出器109aで受光される。
ビームスプリッタ59bとしてビームスプリッタK、P、V、U、X、Yのいずれかを用いる場合は、半導体レーザ9bから出射し、ビームスプリッタ59bを透過した光がビームスプリッタ59aで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、ビームスプリッタ59bとビームスプリッタ59aの間に挿入される。
半導体レーザ9cからの波長780nmの出射光は、ビームスプリッタ59cにS偏光として入射して約50%が反射し、ビームスプリッタ59aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でCD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ59aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ59cにP偏光として入射して約50%が透過し、光検出器109aで受光される。
本実施の形態においては、半導体レーザ9a、9b、9cの波長を、それぞれ400nm、780nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ59aとしてはビームスプリッタTが用いられる。ビームスプリッタ59bとしてはビームスプリッタA、F、P、G、N、Uのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ59cとしてはビームスプリッタH、Uのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ9a、9b、9cの波長を、それぞれ660nm、400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ59aとしてはビームスプリッタUが用いられる。ビームスプリッタ59bとしてはビームスプリッタB、D、Q、H、O、S、J、N、W、U、X、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ59cとしてはビームスプリッタI、S、T、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ9a、9b、9cの波長を、それぞれ660nm、780nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ59aとしてはビームスプリッタSが用いられる。ビームスプリッタ59bとしてはビームスプリッタB、F、N、H、P、Uのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ59cとしてはビームスプリッタG、Uのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ9a、9b、9cの波長を、それぞれ780nm、400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ59aとしてはビームスプリッタTが用いられる。ビームスプリッタ59bとしてはビームスプリッタC、D、O、J、M、Xのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ59cとしてはビームスプリッタH、Uのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ9a、9b、9cの波長を、それぞれ780nm、660nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ59aとしてはビームスプリッタSが用いられる。ビームスプリッタ59bとしてはビームスプリッタC、E、M、K、O、Xのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ59cとしてはビームスプリッタG、Uのいずれかが用いられる。
さらに、半導体レーザ9a、9b、9cのいずれか一つと光検出器109aを入れ替えた実施の形態も可能である。
半導体レーザ9aと光検出器109aを入れ替えた実施の形態においては、半導体レーザ9cから出射し、ビームスプリッタ59cで反射した光がビームスプリッタ59aを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ59cとビームスプリッタ59aの間に挿入される。
半導体レーザ9bと光検出器109aを入れ替えた実施の形態においては、半導体レーザ9cから出射し、ビームスプリッタ59cで反射した光がビームスプリッタ59aを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ59cとビームスプリッタ59aの間に挿入される。また、半導体レーザ9b、9cから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ59aで反射した光がビームスプリッタ59bを透過するように、これらの光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ59aとビームスプリッタ59bの間に挿入される。
半導体レーザ9cと光検出器109aを入れ替えた実施の形態においては、半導体レーザ9bから出射し、ビームスプリッタ59bを透過した光がビームスプリッタ59aで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ59bとビームスプリッタ59aの間に挿入される。また、半導体レーザ9a、9bから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ59aを透過した光がビームスプリッタ59cで反射するように、これらの光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ59aとビームスプリッタ59cの間に挿入される。
本発明の光ヘッド装置の第九の実施の形態においては、半導体レーザ9a、9b、9cが他の光源や光検出器と集積化されていないため、半導体レーザ9a、9b、9cに高い放熱性を持たせることができる。また、光源、光検出器を合わせた数が4個で済むため、光ヘッド装置を小型化することができる。
5.第十の実施の形態(タイプ3)
本発明の光ヘッド装置の第十の実施の形態は、2個の光源と2個の光検出器を有する形態である。但し、2個の光源のうち1個は、2個の光源を集積化した光源である。
図10に、本発明の光ヘッド装置の第十の実施の形態を示す。半導体レーザ10bは2個の半導体レーザを集積化した半導体レーザであり、その構成については図72を参照して後述する。半導体レーザ10aの波長は400nmであり、半導体レーザ10bの波長は660nm、780nmである。ビームスプリッタ60aとしてはビームスプリッタAが用いられる。ビームスプリッタ60bとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、U、W、X、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ60cとしてはビームスプリッタS、V、Yのいずれかが用いられる。
半導体レーザ10aからの波長400nmの出射光は、ビームスプリッタ60bにP偏光として入射して殆んど全て透過し、ビームスプリッタ60aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203で次世代規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ60aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ60bにS偏光として入射して殆んど全て反射し、光検出器110aで受光される。
半導体レーザ10bからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ60cにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ビームスプリッタ60aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ60aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ60cにP偏光として入射して殆んど全て透過し、光検出器110bで受光される。
半導体レーザ10bからの波長780nmの出射光は、ビームスプリッタ60cにS偏光として入射して約50%が反射し、ビームスプリッタ60aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でCD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ60aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ60cにP偏光として入射して約50%が透過し、光検出器110bで受光される。
本実施の形態においては、半導体レーザ10aの波長を660nm、半導体レーザ10bの波長を400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ60aとしてはビームスプリッタBが用いられる。ビームスプリッタ60bとしてはビームスプリッタH、K、O、P、S、U、V、X、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ60cとしてはビームスプリッタT、W、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ10aの波長を780nm、半導体レーザ10bの波長を400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ60aとしてはビームスプリッタCが用いられる。ビームスプリッタ60bとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、S、T、V、W、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ60cとしてはビームスプリッタU、X、Yのいずれかが用いられる。
さらに、半導体レーザ10aと光検出器110aを入れ替えた実施の形態も可能である。また、半導体レーザ10bと光検出器110bを入れ替えた実施の形態も可能である。
本発明の光ヘッド装置の第十の実施の形態においては、半導体レーザ10aが他の光源や光検出器と集積化されていないため、半導体レーザ10aに高い放熱性を持たせることができる。また、光源、光検出器を合わせた数が4個で済むため、光ヘッド装置を小型化することができる。さらに、光検出器110aを半導体レーザ10aの波長に対して感度等が最適になるように設計することができ、光検出器110bを半導体レーザ10bの波長に対して感度等が最適になるように設計することができる。
6.第十一〜第十二の実施の形態(タイプ4)
本発明の光ヘッド装置の第十一〜第十二の実施の形態は、2個の光源と1個の光検出器を有する形態である。但し、2個の光源のうち1個は、2個の光源を集積化した光源である。
(第十一の実施の形態)
図11に、本発明の光ヘッド装置の第十一の実施の形態を示す。半導体レーザ11bは2個の半導体レーザを集積化した半導体レーザであり、その構成については図72を参照して後述する。半導体レーザ11aの波長は400nmであり、半導体レーザ11bの波長は660nm、780nmである。ビームスプリッタ61aとしてはビームスプリッタGが用いられる。ビームスプリッタ61bとしてはビームスプリッタS、Yのいずれかが用いられる。
半導体レーザ11aからの波長400nmの出射光は、ビームスプリッタ61aにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203で次世代規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ61aにP偏光として入射して殆んど全て透過し、ビームスプリッタ61bにP偏光として入射して殆んど全て透過し、光検出器111aで受光される。
半導体レーザ11bからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ61bにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ビームスプリッタ61aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ61aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ61bにP偏光として入射して殆んど全て透過し、光検出器111aで受光される。
半導体レーザ11bからの波長780nmの出射光は、ビームスプリッタ61bにS偏光として入射して約50%が反射し、ビームスプリッタ61aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でCD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ61aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ61bにP偏光として入射して約50%が透過し、光検出器111aで受光される。
本実施の形態においては、半導体レーザ11aの波長を660nm、半導体レーザ11bの波長を400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ61aとしてはビームスプリッタHが用いられる。ビームスプリッタ61bとしてはビームスプリッタT、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ11aの波長を780nm、半導体レーザ11bの波長を400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ61aとしてはビームスプリッタIが用いられる。ビームスプリッタ61bとしてはビームスプリッタUが用いられる。
さらに、半導体レーザ11a、11bのいずれか一つと光検出器111aを入れ替えた実施の形態も可能である。
半導体レーザ11bと光検出器111aを入れ替えた実施の形態においては、半導体レーザ11aから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ61aを透過した光がビームスプリッタ61bで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ61aとビームスプリッタ61bの間に挿入される。
半導体レーザ11aと光検出器111aを入れ替えた実施の形態においては、半導体レーザ11bから出射し、ビームスプリッタ61bで反射した光がビームスプリッタ61aを透過するように、これらの光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ61bとビームスプリッタ61aの間に挿入される。
本実施の形態においては、半導体レーザ11aを2個の半導体レーザを集積化した半導体レーザとし、半導体レーザ11aの波長を660nm、780nm、半導体レーザ11bの波長を400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ61aとしてはビームスプリッタSが用いられる。ビームスプリッタ61bとしてはビームスプリッタG、Uのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ11aを2個の半導体レーザを集積化した半導体レーザとし、半導体レーザ11aの波長を400nm、780nm、半導体レーザ11bの波長を660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ61aとしてはビームスプリッタTが用いられる。ビームスプリッタ61bとしてはビームスプリッタH、Uのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ11aを2個の半導体レーザを集積化した半導体レーザとし、半導体レーザ11aの波長を400nm、660nm、半導体レーザ11bの波長を780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ61aとしてはビームスプリッタUが用いられる。ビームスプリッタ61bとしてはビームスプリッタI、S、T、Yのいずれかが用いられる。
さらに、半導体レーザ11aを2個の半導体レーザを集積化した半導体レーザとし、半導体レーザ11a、11bのいずれか一つと光検出器111aを入れ替えた実施の形態も可能である。
半導体レーザ11bと光検出器111aを入れ替えた実施の形態においては、半導体レーザ11aから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ61aを透過した光がビームスプリッタ61bで反射するように、これらの光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ61aとビームスプリッタ61bの間に挿入される。
半導体レーザ11aと光検出器111aを入れ替えた実施の形態においては、半導体レーザ11bから出射し、ビームスプリッタ61bで反射した光がビームスプリッタ61aを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ61bとビームスプリッタ61aの間に挿入される。
本発明の光ヘッド装置の第十一の実施の形態においては、半導体レーザ11aが他の光源や光検出器と集積化されていないため、半導体レーザ11aに高い放熱性を持たせることができる。また、光源、光検出器を合わせた数が3個で済むため、光ヘッド装置を小型化することができる。
(第十二の実施の形態)
図12に、本発明の光ヘッド装置の第十二の実施の形態を示す。半導体レーザ12bは2個の半導体レーザを集積化した半導体レーザであり、その構成については図72を参照して後述する。半導体レーザ12aの波長は400nmであり、半導体レーザ12bの波長は660nm、780nmである。ビームスプリッタ62aとしてはビームスプリッタJが用いられる。ビームスプリッタ62bとしてはビームスプリッタV、Yのいずれかが用いられる。
半導体レーザ12aからの波長400nmの出射光は、ビームスプリッタ62aにP偏光として入射して殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203で次世代規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ62aにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ビームスプリッタ62bにS偏光として入射して殆んど全て反射し、光検出器112aで受光される。
半導体レーザ12bからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ62bにP偏光として入射して殆んど全て透過し、ビームスプリッタ62aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ62aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ62bにS偏光として入射して殆んど全て反射し、光検出器112aで受光される。
半導体レーザ12bからの波長780nmの出射光は、ビームスプリッタ62bにP偏光として入射して約50%が透過し、ビームスプリッタ62aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でCD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ62aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ62bにS偏光として入射して約50%が反射し、光検出器112aで受光される。
本実施の形態においては、半導体レーザ12aの波長を660nm、半導体レーザ12bの波長を400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ62aとしてはビームスプリッタKが用いられる。ビームスプリッタ62bとしてはビームスプリッタW、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ12aの波長を780nm、半導体レーザ12bの波長を400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ62aとしてはビームスプリッタLが用いられる。ビームスプリッタ62bとしてはビームスプリッタXが用いられる。
さらに、半導体レーザ12a、12bのいずれか一つと光検出器112aを入れ替えた実施の形態も可能である。
半導体レーザ12bと光検出器112aを入れ替えた実施の形態においては、半導体レーザ12aから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ62aで反射した光がビームスプリッタ62bを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ62aとビームスプリッタ62bの間に挿入される。
半導体レーザ12aと光検出器112aを入れ替えた実施の形態においては、半導体レーザ12bから出射し、ビームスプリッタ62bを透過した光がビームスプリッタ62aで反射するように、これらの光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ62bとビームスプリッタ62aの間に挿入される。
本実施の形態においては、半導体レーザ12aを2個の半導体レーザを集積化した半導体レーザとし、半導体レーザ12aの波長を660nm、780nm、半導体レーザ12bの波長を400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ62aとしてはビームスプリッタVが用いられる。ビームスプリッタ62bとしてはビームスプリッタJ、Xのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ12aを2個の半導体レーザを集積化した半導体レーザとし、半導体レーザ12aの波長を400nm、780nm、半導体レーザ12bの波長を660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ62aとしてはビームスプリッタWが用いられる。ビームスプリッタ62bとしてはビームスプリッタK、Xのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ12aを2個の半導体レーザを集積化した半導体レーザとし、半導体レーザ12aの波長を400nm、660nm、半導体レーザ12bの波長を780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ62aとしてはビームスプリッタXが用いられる。ビームスプリッタ62bとしてはビームスプリッタL、V、W、Yのいずれかが用いられる。
さらに、半導体レーザ12aを2個の半導体レーザを集積化した半導体レーザとし、半導体レーザ12a、12bのいずれか一つと光検出器112aを入れ替えた実施の形態も可能である。
半導体レーザ12bと光検出器112aを入れ替えた実施の形態においては、半導体レーザ12aから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ62aで反射した光がビームスプリッタ62bを透過するように、これらの光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ62aとビームスプリッタ62bの間に挿入される。
半導体レーザ12aと光検出器112aを入れ替えた実施の形態においては、半導体レーザ12bから出射し、ビームスプリッタ62bを透過した光がビームスプリッタ62aで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ62bとビームスプリッタ62aの間に挿入される。
本発明の光ヘッド装置の第十二の実施の形態においては、半導体レーザ12aが他の光源や光検出器と集積化されていないため、半導体レーザ12aに高い放熱性を持たせることができる。また、光源、光検出器を合わせた数が3個で済むため、光ヘッド装置を小型化することができる。
7.第十三の実施の形態(タイプ5)
本発明の光ヘッド装置の第十三の実施の形態は、1個の光源と1個の光検出器を有する形態である。但し、1個の光源は、3個の光源を集積化した光源である。
図13に、本発明の光ヘッド装置の第十三の実施の形態を示す。半導体レーザ13aは3個の半導体レーザを集積化した半導体レーザであり、その構成については図73を参照して後述する。半導体レーザ13aの波長は400nm、660nm、780nmである。ビームスプリッタ63aとしてはビームスプリッタYが用いられる。
半導体レーザ13aからの波長400nmの出射光は、ビームスプリッタ63aにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203で次世代規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ63aにP偏光として入射して殆んど全て透過し、光検出器113aで受光される。
半導体レーザ13aからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ63aにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ63aにP偏光として入射して殆んど全て透過し、光検出器113aで受光される。
半導体レーザ13aからの波長780nmの出射光は、ビームスプリッタ63aにS偏光として入射して約50%が反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でCD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ63aにP偏光として入射して約50%が透過し、光検出器113aで受光される。
本発明の光ヘッド装置の第十三の実施の形態においては、光源、光検出器を合わせた数が2個で済むため、光ヘッド装置を小型化することができる。
8.第十四〜第十九の実施の形態(タイプ6)
本発明の光ヘッド装置の第十四〜第十九の実施の形態は、2個の光源と2個の光検出器と1個のモジュールを有する形態である。但し、1個のモジュールは、1個の光源と1個の光検出器を集積化したモジュールである。
(第十四の実施の形態)
図14に、本発明の光ヘッド装置の第十四の実施の形態を示す。モジュール164aは1個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図74を参照して後述する。モジュール164a内の半導体レーザの波長は400nmであり、半導体レーザ14a、14bの波長は、それぞれ660nm、780nmである。ビームスプリッタ64aとしてはビームスプリッタAが用いられる。ビームスプリッタ64bとしてはビームスプリッタB、F、Nのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ64cとしてはビームスプリッタH、K、O、P、S、U、V、X、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ64dとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、S、T、V、W、Yのいずれかが用いられる。
モジュール164a内の半導体レーザからの波長400nmの出射光は、ビームスプリッタ64aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203で次世代規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ64aで殆んど全て反射し、モジュール164a内の光検出器で受光される。
半導体レーザ14aからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ64cにP偏光として入射して殆んど全て透過し、ビームスプリッタ64bで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ64aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ64aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ64bで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ64cにS偏光として入射して殆んど全て反射し、光検出器114aで受光される。
半導体レーザ14bからの波長780nmの出射光は、ビームスプリッタ64dにS偏光として入射して約50%が反射し、ビームスプリッタ64bを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ64aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でCD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ64aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ64bを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ64dにP偏光として入射して約50%が透過し、光検出器114bで受光される。
本実施の形態においては、モジュール164a内の半導体レーザの波長を400nm、半導体レーザ14a、14bの波長を、それぞれ780nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ64aとしてはビームスプリッタAが用いられる。ビームスプリッタ64bとしてはビームスプリッタC、E、Mのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ64cとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、S、T、V、W、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ64dとしてはビームスプリッタH、K、O、P、S、U、V、X、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール164a内の半導体レーザの波長を660nm、半導体レーザ14a、14bの波長を、それぞれ400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ64aとしてはビームスプリッタBが用いられる。ビームスプリッタ64bとしてはビームスプリッタA、F、Pのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ64cとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、U、W、X、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ64dとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、S、T、V、W、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール164a内の半導体レーザの波長を660nm、半導体レーザ14a、14bの波長を、それぞれ780nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ64aとしてはビームスプリッタBが用いられる。ビームスプリッタ64bとしてはビームスプリッタC、D、Oのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ64cとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、S、T、V、W、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ64dとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、U、W、X、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール164a内の半導体レーザの波長を780nm、半導体レーザ14a、14bの波長を、それぞれ400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ64aとしてはビームスプリッタCが用いられる。ビームスプリッタ64bとしてはビームスプリッタA、E、Rのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ64cとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、U、W、X、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ64dとしてはビームスプリッタH、K、O、P、S、U、V、X、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール164a内の半導体レーザの波長を780nm、半導体レーザ14a、14bの波長を、それぞれ660nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ64aとしてはビームスプリッタCが用いられる。ビームスプリッタ64bとしてはビームスプリッタB、D、Qのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ64cとしてはビームスプリッタH、K、O、P、S、U、V、X、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ64dとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、U、W、X、Yのいずれかが用いられる。
さらに、半導体レーザ14aと光検出器114aを入れ替えた実施の形態も可能である。また、半導体レーザ14bと光検出器114bを入れ替えた実施の形態も可能である。
本発明の光ヘッド装置の第十四の実施の形態においては、半導体レーザ14a、14bが他の光源や光検出器と集積化されていないため、半導体レーザ14a、14bに高い放熱性を持たせることができる。また、モジュール、光源、光検出器を合わせた数が5個で済むため、光ヘッド装置を小型化することができる。さらに、モジュール164a内の光検出器をモジュール164a内の半導体レーザの波長に対して感度等が最適になるように設計することができ、光検出器114a、114bを、それぞれ半導体レーザ14a、14bの波長に対して感度等が最適になるように設計することができる。
(第十五の実施の形態)
図15に、本発明の光ヘッド装置の第十五の実施の形態を示す。モジュール165aは1個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図74を参照して後述する。モジュール165a内の半導体レーザの波長は400nmであり、半導体レーザ15a、15bの波長は、それぞれ660nm、780nmである。ビームスプリッタ65aとしてはビームスプリッタDが用いられる。ビームスプリッタ65bとしてはビームスプリッタC、E、Mのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ65cとしてはビームスプリッタH、K、O、P、S、U、V、X、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ65dとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、S、T、V、W、Yのいずれかが用いられる。
モジュール165a内の半導体レーザからの波長400nmの出射光は、ビームスプリッタ65aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203で次世代規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ65aを殆んど全て透過し、モジュール165a内の光検出器で受光される。
半導体レーザ15aからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ65cにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ビームスプリッタ65bを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ65aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ65aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ65bを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ65cにP偏光として入射して殆んど全て透過し、光検出器115aで受光される。
半導体レーザ15bからの波長780nmの出射光は、ビームスプリッタ65dにP偏光として入射して約50%が透過し、ビームスプリッタ65bで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ65aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でCD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ65aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ65bで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ65dにS偏光として入射して約50%が反射し、光検出器115bで受光される。
本実施の形態においては、モジュール165a内の半導体レーザの波長を400nm、半導体レーザ15a、15bの波長を、それぞれ780nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ65aとしてはビームスプリッタDが用いられる。ビームスプリッタ65bとしてはビームスプリッタB、F、Nのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ65cとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、S、T、V、W、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ65dとしてはビームスプリッタH、K、O、P、S、U、V、X、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール165a内の半導体レーザの波長を660nm、半導体レーザ15a、15bの波長を、それぞれ400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ65aとしてはビームスプリッタEが用いられる。ビームスプリッタ65bとしてはビームスプリッタC、D、Oのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ65cとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、U、W、X、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ65dとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、S、T、V、W、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール165a内の半導体レーザの波長を660nm、半導体レーザ15a、15bの波長を、それぞれ780nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ65aとしてはビームスプリッタEが用いられる。ビームスプリッタ65bとしてはビームスプリッタA、F、Pのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ65cとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、S、T、V、W、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ65dとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、U、W、X、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール165a内の半導体レーザの波長を780nm、半導体レーザ15a、15bの波長を、それぞれ400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ65aとしてはビームスプリッタFが用いられる。ビームスプリッタ65bとしてはビームスプリッタB、D、Qのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ65cとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、U、W、X、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ65dとしてはビームスプリッタH、K、O、P、S、U、V、X、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール165a内の半導体レーザの波長を780nm、半導体レーザ15a、15bの波長を、それぞれ660nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ65aとしてはビームスプリッタFが用いられる。ビームスプリッタ65bとしてはビームスプリッタA、E、Rのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ65cとしてはビームスプリッタH、K、O、P、S、U、V、X、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ65dとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、U、W、X、Yのいずれかが用いられる。
さらに、半導体レーザ15aと光検出器115aを入れ替えた実施の形態も可能である。また、半導体レーザ15bと光検出器115bを入れ替えた実施の形態も可能である。
本発明の光ヘッド装置の第十五の実施の形態においては、半導体レーザ15a、15bが他の光源や光検出器と集積化されていないため、半導体レーザ15a、15bに高い放熱性を持たせることができる。また、モジュール、光源、光検出器を合わせた数が5個で済むため、光ヘッド装置を小型化することができる。さらに、モジュール165a内の光検出器をモジュール165a内の半導体レーザの波長に対して感度等が最適になるように設計することができ、光検出器115a、115bを、それぞれ半導体レーザ15a、15bの波長に対して感度等が最適になるように設計することができる。
(第十六の実施の形態)
図16に、本発明の光ヘッド装置の第十六の実施の形態を示す。モジュール166aは1個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図74を参照して後述する。モジュール166a内の半導体レーザの波長は780nmであり、半導体レーザ16a、16bの波長は、それぞれ660nm、400nmである。ビームスプリッタ66aとしてはビームスプリッタDが用いられる。ビームスプリッタ66bとしてはビームスプリッタK、O、Xのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ66cとしてはビームスプリッタB、F、N、H、P、Uのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ66dとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、U、W、X、Yのいずれかが用いられる。
半導体レーザ16bからの波長400nmの出射光は、ビームスプリッタ66dにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ビームスプリッタ66aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203で次世代規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ66aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ66dにP偏光として入射して殆んど全て透過し、光検出器116bで受光される。
半導体レーザ16aからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ66bにP偏光として入射して殆んど全て透過し、ビームスプリッタ66aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ66aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ66bにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ビームスプリッタ66cにS偏光として入射して殆んど全て反射し、光検出器116aで受光される。
モジュール166a内の半導体レーザからの波長780nmの出射光は、ビームスプリッタ66cを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ66bで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ66aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でCD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ66aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ66bで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ66cを殆んど全て透過し、モジュール166a内の光検出器で受光される。
本実施の形態においては、モジュール166a内の半導体レーザの波長を660nm、半導体レーザ16a、16bの波長を、それぞれ780nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ66aとしてはビームスプリッタDが用いられる。ビームスプリッタ66bとしてはビームスプリッタL、Q、Wのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ66cとしてはビームスプリッタC、E、Mのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ66dとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、U、W、X、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール166a内の半導体レーザの波長を780nm、半導体レーザ16a、16bの波長を、それぞれ400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ66aとしてはビームスプリッタEが用いられる。ビームスプリッタ66bとしてはビームスプリッタJ、M、Xのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ66cとしてはビームスプリッタA、F、P、G、N、Uのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ66dとしてはビームスプリッタH、K、O、P、S、U、V、X、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール166a内の半導体レーザの波長を400nm、半導体レーザ16a、16bの波長を、それぞれ780nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ66aとしてはビームスプリッタEが用いられる。ビームスプリッタ66bとしてはビームスプリッタL、R、Vのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ66cとしてはビームスプリッタC、D、Oのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ66dとしてはビームスプリッタH、K、O、P、S、U、V、X、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール166a内の半導体レーザの波長を660nm、半導体レーザ16a、16bの波長を、それぞれ400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ66aとしてはビームスプリッタFが用いられる。ビームスプリッタ66bとしてはビームスプリッタJ、N、Wのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ66cとしてはビームスプリッタA、E、R、G、M、Tのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ66dとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、S、T、V、W、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール166a内の半導体レーザの波長を400nm、半導体レーザ16a、16bの波長を、それぞれ660nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ66aとしてはビームスプリッタFが用いられる。ビームスプリッタ66bとしてはビームスプリッタK、P、Vのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ66cとしてはビームスプリッタB、D、Q、H、O、Sのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ66dとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、S、T、V、W、Yのいずれかが用いられる。
さらに、半導体レーザ16bと光検出器116bを入れ替えた実施の形態も可能である。また、モジュール166a、半導体レーザ16a、光検出器116aを相互に入れ替えた実施の形態も可能である。
モジュール166a、半導体レーザ16a、光検出器116aをそれぞれ光検出器116a、半導体レーザ16a、モジュール166aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ16aから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ66bで反射した光がビームスプリッタ66cを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ66bとビームスプリッタ66cの間に挿入される。
モジュール166a、半導体レーザ16a、光検出器116aをそれぞれ半導体レーザ16a、光検出器116a、モジュール166aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ16aから出射し、ビームスプリッタ66cを透過した光がビームスプリッタ66bで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ66cとビームスプリッタ66bの間に挿入される。
本発明の光ヘッド装置の第十六の実施の形態においては、半導体レーザ16a、16bが他の光源や光検出器と集積化されていないため、半導体レーザ16a、16bに高い放熱性を持たせることができる。また、モジュール、光源、光検出器を合わせた数が5個で済むため、光ヘッド装置を小型化することができる。さらに、モジュール166a内の光検出器をモジュール166a内の半導体レーザの波長に対して感度等が最適になるように設計することができ、光検出器116a、116bを、それぞれ半導体レーザ16a、16bの波長に対して感度等が最適になるように設計することができる。
(第十七の実施の形態)
図17に、本発明の光ヘッド装置の第十七の実施の形態を示す。モジュール167aは1個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図74を参照して後述する。モジュール167a内の半導体レーザの波長は780nmであり、半導体レーザ17a、17bの波長は、それぞれ660nm、400nmである。ビームスプリッタ67aとしてはビームスプリッタDが用いられる。ビームスプリッタ67bとしてはビームスプリッタH、P、Uのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ67cとしてはビームスプリッタC、E、M、K、O、Xのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ67dとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、U、W、X、Yのいずれかが用いられる。
半導体レーザ17bからの波長400nmの出射光は、ビームスプリッタ67dにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ビームスプリッタ67aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203で次世代規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ67aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ67dにP偏光として入射して殆んど全て透過し、光検出器117bで受光される。
半導体レーザ17aからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ67bにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ビームスプリッタ67aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ67aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ67bにP偏光として入射して殆んど全て透過し、ビームスプリッタ67cにP偏光として入射して殆んど全て透過し、光検出器117aで受光される。
モジュール167a内の半導体レーザからの波長780nmの出射光は、ビームスプリッタ67cで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ67bを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ67aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でCD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ67aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ67bを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ67cで殆んど全て反射し、モジュール167a内の光検出器で受光される。
本実施の形態においては、モジュール167a内の半導体レーザの波長を660nm、半導体レーザ17a、17bの波長を、それぞれ780nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ67aとしてはビームスプリッタDが用いられる。ビームスプリッタ67bとしてはビームスプリッタI、R、Tのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ67cとしてはビームスプリッタB、F、Nのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ67dとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、U、W、X、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール167a内の半導体レーザの波長を780nm、半導体レーザ17a、17bの波長を、それぞれ400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ67aとしてはビームスプリッタEが用いられる。ビームスプリッタ67bとしてはビームスプリッタG、N、Uのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ67cとしてはビームスプリッタC、D、O、J、M、Xのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ67dとしてはビームスプリッタH、K、O、P、S、U、V、X、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール167a内の半導体レーザの波長を400nm、半導体レーザ17a、17bの波長を、それぞれ780nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ67aとしてはビームスプリッタEが用いられる。ビームスプリッタ67bとしてはビームスプリッタI、Q、Sのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ67cとしてはビームスプリッタA、F、Pのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ67dとしてはビームスプリッタH、K、O、P、S、U、V、X、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール167a内の半導体レーザの波長を660nm、半導体レーザ17a、17bの波長を、それぞれ400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ67aとしてはビームスプリッタFが用いられる。ビームスプリッタ67bとしてはビームスプリッタG、M、Tのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ67cとしてはビームスプリッタB、D、Q、J、N、Wのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ67dとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、S、T、V、W、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール167a内の半導体レーザの波長を400nm、半導体レーザ17a、17bの波長を、それぞれ660nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ67aとしてはビームスプリッタFが用いられる。ビームスプリッタ67bとしてはビームスプリッタH、O、Sのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ67cとしてはビームスプリッタA、E、R、K、P、Vのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ67dとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、S、T、V、W、Yのいずれかが用いられる。
さらに、半導体レーザ17bと光検出器117bを入れ替えた実施の形態も可能である。また、モジュール167a、半導体レーザ17a、光検出器117aを相互に入れ替えた実施の形態も可能である。
モジュール167a、半導体レーザ17a、光検出器117aをそれぞれ光検出器117a、半導体レーザ17a、モジュール167aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ17aから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ67bを透過した光がビームスプリッタ67cで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ67bとビームスプリッタ67cの間に挿入される。
モジュール167a、半導体レーザ17a、光検出器117aをそれぞれ半導体レーザ17a、光検出器117a、モジュール167aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ17aから出射し、ビームスプリッタ67cで反射した光がビームスプリッタ67bを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ67cとビームスプリッタ67bの間に挿入される。
本発明の光ヘッド装置の第十七の実施の形態においては、半導体レーザ17a、17bが他の光源や光検出器と集積化されていないため、半導体レーザ17a、17bに高い放熱性を持たせることができる。また、モジュール、光源、光検出器を合わせた数が5個で済むため、光ヘッド装置を小型化することができる。さらに、モジュール167a内の光検出器をモジュール167a内の半導体レーザの波長に対して感度等が最適になるように設計することができ、光検出器117a、117bを、それぞれ半導体レーザ17a、17bの波長に対して感度等が最適になるように設計することができる。
(第十八の実施の形態)
図18に、本発明の光ヘッド装置の第十八の実施の形態を示す。モジュール168aは1個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図74を参照して後述する。モジュール168a内の半導体レーザの波長は780nmであり、半導体レーザ18a、18bの波長は、それぞれ400nm、660nmである。ビームスプリッタ68aとしてはビームスプリッタAが用いられる。ビームスプリッタ68bとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、U、W、X、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ68cとしてはビームスプリッタH、P、Uのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ68dとしてはビームスプリッタC、E、M、K、O、Xのいずれかが用いられる。
半導体レーザ18aからの波長400nmの出射光は、ビームスプリッタ68bにP偏光として入射して殆んど全て透過し、ビームスプリッタ68aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203で次世代規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ68aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ68bにS偏光として入射して殆んど全て反射し、光検出器118aで受光される。
半導体レーザ18bからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ68cにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ビームスプリッタ68aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ68aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ68cにP偏光として入射して殆んど全て透過し、ビームスプリッタ68dにP偏光として入射して殆んど全て透過し、光検出器118bで受光される。
モジュール168a内の半導体レーザからの波長780nmの出射光は、ビームスプリッタ68dで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ68cを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ68aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でCD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ68aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ68cを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ68dで殆んど全て反射し、モジュール168a内の光検出器で受光される。
本実施の形態においては、モジュール168a内の半導体レーザの波長を660nm、半導体レーザ18a、18bの波長を、それぞれ400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ68aとしてはビームスプリッタAが用いられる。ビームスプリッタ68bとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、U、W、X、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ68cとしてはビームスプリッタI、R、Tのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ68dとしてはビームスプリッタB、F、Nのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール168a内の半導体レーザの波長を780nm、半導体レーザ18a、18bの波長を、それぞれ660nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ68aとしてはビームスプリッタBが用いられる。ビームスプリッタ68bとしてはビームスプリッタH、K、O、P、S、U、V、X、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ68cとしてはビームスプリッタG、N、Uのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ68dとしてはビームスプリッタC、D、O、J、M、Xのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール168a内の半導体レーザの波長を400nm、半導体レーザ18a、18bの波長を、それぞれ660nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ68aとしてはビームスプリッタBが用いられる。ビームスプリッタ68bとしてはビームスプリッタH、K、O、P、S、U、V、X、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ68cとしてはビームスプリッタI、Q、Sのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ68dとしてはビームスプリッタA、F、Pのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール168a内の半導体レーザの波長を660nm、半導体レーザ18a、18bの波長を、それぞれ780nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ68aとしてはビームスプリッタCが用いられる。ビームスプリッタ68bとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、S、T、V、W、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ68cとしてはビームスプリッタG、M、Tのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ68dとしてはビームスプリッタB、D、Q、J、N、Wのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール168a内の半導体レーザの波長を400nm、半導体レーザ18a、18bの波長を、それぞれ780nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ68aとしてはビームスプリッタCが用いられる。ビームスプリッタ68bとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、S、T、V、W、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ68cとしてはビームスプリッタH、O、Sのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ68dとしてはビームスプリッタA、E、R、K、P、Vのいずれかが用いられる。
さらに、半導体レーザ18aと光検出器118aを入れ替えた実施の形態も可能である。また、モジュール168a、半導体レーザ18b、光検出器118bを相互に入れ替えた実施の形態も可能である。
モジュール168a、半導体レーザ18b、光検出器118bをそれぞれ光検出器118b、半導体レーザ18b、モジュール168aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ18bから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ68cを透過した光がビームスプリッタ68dで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ68cとビームスプリッタ68dの間に挿入される。
モジュール168a、半導体レーザ18b、光検出器118bをそれぞれ半導体レーザ18b、光検出器118b、モジュール168aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ18bから出射し、ビームスプリッタ68dで反射した光がビームスプリッタ68cを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ68dとビームスプリッタ68cの間に挿入される。
本発明の光ヘッド装置の第十八の実施の形態においては、半導体レーザ18a、18bが他の光源や光検出器と集積化されていないため、半導体レーザ18a、18bに高い放熱性を持たせることができる。また、モジュール、光源、光検出器を合わせた数が5個で済むため、光ヘッド装置を小型化することができる。さらに、モジュール168a内の光検出器をモジュール168a内の半導体レーザの波長に対して感度等が最適になるように設計することができ、光検出器118a、118bを、それぞれ半導体レーザ18a、18bの波長に対して感度等が最適になるように設計することができる。
(第十九の実施の形態)
図19に、本発明の光ヘッド装置の第十九の実施の形態を示す。モジュール169aは1個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図74を参照して後述する。モジュール169a内の半導体レーザの波長は780nmであり、半導体レーザ19a、19bの波長は、それぞれ400nm、780nmである。ビームスプリッタ69aとしてはビームスプリッタAが用いられる。ビームスプリッタ69bとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、U、W、X、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ69cとしてはビームスプリッタK、O、Xのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ69dとしてはビームスプリッタB、F、N、H、P、Uのいずれかが用いられる。
半導体レーザ19aからの波長400nmの出射光は、ビームスプリッタ69bにP偏光として入射して殆んど全て透過し、ビームスプリッタ69aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203で次世代規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ69aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ69bにS偏光として入射して殆んど全て反射し、光検出器119aで受光される。
半導体レーザ19bからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ69cにP偏光として入射して殆んど全て透過し、ビームスプリッタ69aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ69aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ69cにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ビームスプリッタ69dにS偏光として入射して殆んど全て反射し、光検出器119bで受光される。
モジュール169a内の半導体レーザからの波長780nmの出射光は、ビームスプリッタ69dを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ69cで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ69aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でCD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ69aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ69cで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ69dを殆んど全て透過し、モジュール169a内の光検出器で受光される。
本実施の形態においては、モジュール169a内の半導体レーザの波長を660nm、半導体レーザ19a、19bの波長を、それぞれ400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ69aとしてはビームスプリッタAが用いられる。ビームスプリッタ69bとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、U、W、X、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ69cとしてはビームスプリッタL、Q、Wのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ69dとしてはビームスプリッタC、E、Mのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール169a内の半導体レーザの波長を780nm、半導体レーザ19a、19bの波長を、それぞれ660nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ69aとしてはビームスプリッタBが用いられる。ビームスプリッタ69bとしてはビームスプリッタH、K、O、P、S、U、V、X、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ69cとしてはビームスプリッタJ、M、Xのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ69dとしてはビームスプリッタA、F、P、G、N、Uのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール169a内の半導体レーザの波長を400nm、半導体レーザ19a、19bの波長を、それぞれ660nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ69aとしてはビームスプリッタBが用いられる。ビームスプリッタ69bとしてはビームスプリッタH、K、O、P、S、U、V、X、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ69cとしてはビームスプリッタL、R、Vのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ69dとしてはビームスプリッタC、D、Oのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール169a内の半導体レーザの波長を660nm、半導体レーザ19a、19bの波長を、それぞれ780nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ69aとしてはビームスプリッタCが用いられる。ビームスプリッタ69bとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、S、T、V、W、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ69cとしてはビームスプリッタJ、N、Wのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ69dとしてはビームスプリッタA、E、R、G、M、Tのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール169a内の半導体レーザの波長を400nm、半導体レーザ19a、19bの波長を、それぞれ780nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ69aとしてはビームスプリッタCが用いられる。ビームスプリッタ69bとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、S、T、V、W、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ69cとしてはビームスプリッタK、P、Vのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ69dとしてはビームスプリッタB、D、Q、H、O、Sのいずれかが用いられる。
さらに、半導体レーザ19aと光検出器119aを入れ替えた実施の形態も可能である。また、モジュール169a、半導体レーザ19b、光検出器119bを相互に入れ替えた実施の形態も可能である。
モジュール169a、半導体レーザ19b、光検出器119bをそれぞれ光検出器119b、半導体レーザ19b、モジュール169aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ19bから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ69cで反射した光がビームスプリッタ69dを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ69cとビームスプリッタ69dの間に挿入される。
モジュール169a、半導体レーザ19b、光検出器119bをそれぞれ半導体レーザ19b、光検出器119b、モジュール169aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ19bから出射し、ビームスプリッタ69dを透過した光がビームスプリッタ69cで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ69dとビームスプリッタ69cの間に挿入される。
本発明の光ヘッド装置の第十九の実施の形態においては、半導体レーザ19a、19bが他の光源や光検出器と集積化されていないため、半導体レーザ19a、19bに高い放熱性を持たせることができる。また、モジュール、光源、光検出器を合わせた数が5個で済むため、光ヘッド装置を小型化することができる。さらに、モジュール169a内の光検出器をモジュール169a内の半導体レーザの波長に対して感度等が最適になるように設計することができ、光検出器119a、119bを、それぞれ半導体レーザ19a、19bの波長に対して感度等が最適になるように設計することができる。
9.第二十〜第二十四の実施の形態(タイプ7)
本発明の光ヘッド装置の第二十〜第二十四の実施の形態は、1個の光源と1個の光検出器と2個のモジュールを有する形態である。但し、2個のモジュールは、1個の光源と1個の光検出器を集積化したモジュールである。
(第二十の実施の形態)
図20に、本発明の光ヘッド装置の第二十の実施の形態を示す。モジュール170a、170bは1個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図74を参照して後述する。モジュール170a、170b内の半導体レーザの波長は、それぞれ780nm、660nmであり、半導体レーザ20aの波長は400nmである。ビームスプリッタ70aとしてはビームスプリッタCが用いられる。ビームスプリッタ70bとしてはビームスプリッタB、D、Qのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ70cとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、U、W、X、Yのいずれかが用いられる。
半導体レーザ20aからの波長400nmの出射光は、ビームスプリッタ70cにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ビームスプリッタ70bを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ70aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203で次世代規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ70aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ70bを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ70cにP偏光として入射して殆んど全て透過し、光検出器120aで受光される。
モジュール170b内の半導体レーザからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ70bで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ70aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ70aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ70bで殆んど全て反射し、モジュール170b内の光検出器で受光される。
モジュール170a内の半導体レーザからの波長780nmの出射光は、ビームスプリッタ70aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でCD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ70aで殆んど全て反射し、モジュール170a内の光検出器で受光される。
本実施の形態においては、モジュール170a、170b内の半導体レーザの波長を、それぞれ660nm、780nm、半導体レーザ20aの波長を400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ70aとしてはビームスプリッタBが用いられる。ビームスプリッタ70bとしてはビームスプリッタC、D、Oのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ70cとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、U、W、X、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール170a、170b内の半導体レーザの波長を、それぞれ780nm、400nm、半導体レーザ20aの波長を660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ70aとしてはビームスプリッタCが用いられる。ビームスプリッタ70bとしてはビームスプリッタA、E、Rのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ70cとしてはビームスプリッタH、K、O、P、S、U、V、X、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール170a、170b内の半導体レーザの波長を、それぞれ400nm、780nm、半導体レーザ20aの波長を660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ70aとしてはビームスプリッタAが用いられる。ビームスプリッタ70bとしてはビームスプリッタC、E、Mのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ70cとしてはビームスプリッタH、K、O、P、S、U、V、X、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール170a、170b内の半導体レーザの波長を、それぞれ660nm、400nm、半導体レーザ20aの波長を780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ70aとしてはビームスプリッタBが用いられる。ビームスプリッタ70bとしてはビームスプリッタA、F、Pのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ70cとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、S、T、V、W、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール170a、170b内の半導体レーザの波長を、それぞれ400nm、660nm、半導体レーザ20aの波長を780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ70aとしてはビームスプリッタAが用いられる。ビームスプリッタ70bとしてはビームスプリッタB、F、Nのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ70cとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、S、T、V、W、Yのいずれかが用いられる。
さらに、モジュール170a、モジュール170b、半導体レーザ20a、光検出器120aを相互に入れ替えた実施の形態も可能である。
モジュール170a、モジュール170b、半導体レーザ20a、光検出器120aをそれぞれモジュール170a、半導体レーザ20a、光検出器120a、モジュール170bに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ20aから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ70bを透過した光がビームスプリッタ70cで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ70bとビームスプリッタ70cの間に挿入される。
モジュール170a、モジュール170b、半導体レーザ20a、光検出器120aをそれぞれモジュール170a、光検出器120a、半導体レーザ20a、モジュール170bに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ20aから出射し、ビームスプリッタ70cで反射した光がビームスプリッタ70bを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ70cとビームスプリッタ70bの間に挿入される。
モジュール170a、モジュール170b、半導体レーザ20a、光検出器120aをそれぞれ半導体レーザ20a、モジュール170b、光検出器120a、モジュール170aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ20aから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ70bを透過した光がビームスプリッタ70cで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ70bとビームスプリッタ70cの間に挿入される。
モジュール170a、モジュール170b、半導体レーザ20a、光検出器120aをそれぞれ光検出器120a、モジュール170b、半導体レーザ20a、モジュール170aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ20aから出射し、ビームスプリッタ70cで反射した光がビームスプリッタ70bを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ70cとビームスプリッタ70bの間に挿入される。
モジュール170a、モジュール170b、半導体レーザ20a、光検出器120aをそれぞれ半導体レーザ20a、光検出器120a、モジュール170aまたは170b、モジュール170bまたは170aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ20aから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ70aを透過した光がビームスプリッタ70bで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ70aとビームスプリッタ70bの間に挿入される。
モジュール170a、モジュール170b、半導体レーザ20a、光検出器120aをそれぞれ光検出器120a、半導体レーザ20a、モジュール170aまたは170b、モジュール170bまたは170aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ20aから出射し、ビームスプリッタ70bで反射した光がビームスプリッタ70aを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ70bとビームスプリッタ70aの間に挿入される。
本発明の光ヘッド装置の第二十の実施の形態においては、半導体レーザ20aが他の光源や光検出器と集積化されていないため、半導体レーザ20aに高い放熱性を持たせることができる。また、モジュール、光源、光検出器を合わせた数が4個で済むため、光ヘッド装置を小型化することができる。さらに、モジュール170a、170b内の光検出器を、それぞれモジュール170a、170b内の半導体レーザの波長に対して感度等が最適になるように設計することができ、光検出器120aを半導体レーザ20aの波長に対して感度等が最適になるように設計することができる。
(第二十一の実施の形態)
図21に、本発明の光ヘッド装置の第二十一の実施の形態を示す。モジュール171a、171bは1個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図74を参照して後述する。モジュール171a、171b内の半導体レーザの波長は、それぞれ780nm、660nmであり、半導体レーザ21aの波長は400nmである。ビームスプリッタ71aとしてはビームスプリッタFが用いられる。ビームスプリッタ71bとしてはビームスプリッタA、E、Rのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ71cとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、U、W、X、Yのいずれかが用いられる。
半導体レーザ21aからの波長400nmの出射光は、ビームスプリッタ71cにP偏光として入射して殆んど全て透過し、ビームスプリッタ71bで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ71aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203で次世代規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ71aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ71bで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ71cにS偏光として入射して殆んど全て反射し、光検出器121aで受光される。
モジュール171b内の半導体レーザからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ71bを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ71aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ71aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ71bを殆んど全て透過し、モジュール171b内の光検出器で受光される。
モジュール171a内の半導体レーザからの波長780nmの出射光は、ビームスプリッタ71aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でCD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ71aを殆んど全て透過し、モジュール171a内の光検出器で受光される。
本実施の形態においては、モジュール171a、171b内の半導体レーザの波長を、それぞれ660nm、780nm、半導体レーザ21aの波長を400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ71aとしてはビームスプリッタEが用いられる。ビームスプリッタ71bとしてはビームスプリッタA、F、Pのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ71cとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、U、W、X、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール171a、171b内の半導体レーザの波長を、それぞれ780nm、400nm、半導体レーザ21aの波長を660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ71aとしてはビームスプリッタFが用いられる。ビームスプリッタ71bとしてはビームスプリッタB、D、Qのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ71cとしてはビームスプリッタH、K、O、P、S、U、V、X、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール171a、171b内の半導体レーザの波長を、それぞれ400nm、780nm、半導体レーザ21aの波長を660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ71aとしてはビームスプリッタDが用いられる。ビームスプリッタ71bとしてはビームスプリッタB、F、Nのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ71cとしてはビームスプリッタH、K、O、P、S、U、V、X、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール171a、171b内の半導体レーザの波長を、それぞれ660nm、400nm、半導体レーザ21aの波長を780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ71aとしてはビームスプリッタEが用いられる。ビームスプリッタ71bとしてはビームスプリッタC、D、Oのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ71cとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、S、T、V、W、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール171a、171b内の半導体レーザの波長を、それぞれ400nm、660nm、半導体レーザ21aの波長を780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ71aとしてはビームスプリッタDが用いられる。ビームスプリッタ71bとしてはビームスプリッタC、E、Mのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ71cとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、S、T、V、W、Yのいずれかが用いられる。
さらに、モジュール171a、モジュール171b、半導体レーザ21a、光検出器121aを相互に入れ替えた実施の形態も可能である。
モジュール171a、モジュール171b、半導体レーザ21a、光検出器121aをそれぞれモジュール171a、半導体レーザ21a、光検出器121a、モジュール171bに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ21aから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ71bで反射した光がビームスプリッタ71cを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ71bとビームスプリッタ71cの間に挿入される。
モジュール171a、モジュール171b、半導体レーザ21a、光検出器121aをそれぞれモジュール171a、光検出器121a、半導体レーザ21a、モジュール171bに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ21aから出射し、ビームスプリッタ71cを透過した光がビームスプリッタ71bで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ71cとビームスプリッタ71bの間に挿入される。
モジュール171a、モジュール171b、半導体レーザ21a、光検出器121aをそれぞれ半導体レーザ21a、モジュール171b、光検出器121a、モジュール171aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ21aから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ71bで反射した光がビームスプリッタ71cを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ71bとビームスプリッタ71cの間に挿入される。
モジュール171a、モジュール171b、半導体レーザ21a、光検出器121aをそれぞれ光検出器121a、モジュール171b、半導体レーザ21a、モジュール171aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ21aから出射し、ビームスプリッタ71cを透過した光がビームスプリッタ71bで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ71cとビームスプリッタ71bの間に挿入される。
モジュール171a、モジュール171b、半導体レーザ21a、光検出器121aをそれぞれ半導体レーザ21a、光検出器121a、モジュール171aまたは171b、モジュール171bまたは171aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ21aから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ71aで反射した光がビームスプリッタ71bを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ71aとビームスプリッタ71bの間に挿入される。
モジュール171a、モジュール171b、半導体レーザ21a、光検出器121aをそれぞれ光検出器121a、半導体レーザ21a、モジュール171aまたは171b、モジュール171bまたは171aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ21aから出射し、ビームスプリッタ71bを透過した光がビームスプリッタ71aで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ71bとビームスプリッタ71aの間に挿入される。
本発明の光ヘッド装置の第二十一の実施の形態においては、半導体レーザ21aが他の光源や光検出器と集積化されていないため、半導体レーザ21aに高い放熱性を持たせることができる。また、モジュール、光源、光検出器を合わせた数が4個で済むため、光ヘッド装置を小型化することができる。さらに、モジュール171a、171b内の光検出器を、それぞれモジュール171a、171b内の半導体レーザの波長に対して感度等が最適になるように設計することができ、光検出器121aを半導体レーザ21aの波長に対して感度等が最適になるように設計することができる。
(第二十二の実施の形態)
図22に、本発明の光ヘッド装置の第二十二の実施の形態を示す。モジュール172a、172bは1個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図74を参照して後述する。モジュール172a、172b内の半導体レーザの波長は、それぞれ780nm、660nmであり、半導体レーザ22aの波長は400nmである。ビームスプリッタ72aとしてはビームスプリッタCが用いられる。ビームスプリッタ72bとしてはビームスプリッタA、E、Rのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ72cとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、U、W、X、Yのいずれかが用いられる。
半導体レーザ22aからの波長400nmの出射光は、ビームスプリッタ72cにP偏光として入射して殆んど全て透過し、ビームスプリッタ72bで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ72aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203で次世代規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ72aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ72bで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ72cにS偏光として入射して殆んど全て反射し、光検出器122aで受光される。
モジュール172b内の半導体レーザからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ72bを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ72aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ72aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ72bを殆んど全て透過し、モジュール172b内の光検出器で受光される。
モジュール172a内の半導体レーザからの波長780nmの出射光は、ビームスプリッタ72aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でCD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ72aで殆んど全て反射し、モジュール172a内の光検出器で受光される。
本実施の形態においては、モジュール172a、172b内の半導体レーザの波長を、それぞれ660nm、780nm、半導体レーザ22aの波長を400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ72aとしてはビームスプリッタBが用いられる。ビームスプリッタ72bとしてはビームスプリッタA、F、Pのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ72cとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、U、W、X、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール172a、172b内の半導体レーザの波長を、それぞれ780nm、400nm、半導体レーザ22aの波長を660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ72aとしてはビームスプリッタCが用いられる。ビームスプリッタ72bとしてはビームスプリッタB、D、Qのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ72cとしてはビームスプリッタH、K、O、P、S、U、V、X、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール172a、172b内の半導体レーザの波長を、それぞれ400nm、780nm、半導体レーザ22aの波長を660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ72aとしてはビームスプリッタAが用いられる。ビームスプリッタ72bとしてはビームスプリッタB、F、Nのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ72cとしてはビームスプリッタH、K、O、P、S、U、V、X、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール172a、172b内の半導体レーザの波長を、それぞれ660nm、400nm、半導体レーザ22aの波長を780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ72aとしてはビームスプリッタBが用いられる。ビームスプリッタ72bとしてはビームスプリッタC、D、Oのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ72cとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、S、T、V、W、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール172a、172b内の半導体レーザの波長を、それぞれ400nm、660nm、半導体レーザ22aの波長を780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ72aとしてはビームスプリッタAが用いられる。ビームスプリッタ72bとしてはビームスプリッタC、E、Mのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ72cとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、S、T、V、W、Yのいずれかが用いられる。
さらに、モジュール172a、モジュール172b、半導体レーザ22a、光検出器122aを相互に入れ替えた実施の形態も可能である。
モジュール172a、モジュール172b、半導体レーザ22a、光検出器122aをそれぞれモジュール172a、半導体レーザ22a、光検出器122a、モジュール172bに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ22aから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ72bで反射した光がビームスプリッタ72cを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ72bとビームスプリッタ72cの間に挿入される。
モジュール172a、モジュール172b、半導体レーザ22a、光検出器122aをそれぞれモジュール172a、光検出器122a、半導体レーザ22a、モジュール172bに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ22aから出射し、ビームスプリッタ72cを透過した光がビームスプリッタ72bで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ72cとビームスプリッタ72bの間に挿入される。
モジュール172a、モジュール172b、半導体レーザ22a、光検出器122aをそれぞれ半導体レーザ22a、モジュール172b、モジュール172a、光検出器122aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ22aから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ72aを透過した光がビームスプリッタ72bで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ72aとビームスプリッタ72bの間に挿入される。
モジュール172a、モジュール172b、半導体レーザ22a、光検出器122aをそれぞれ光検出器122a、モジュール172b、モジュール172a、半導体レーザ22aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ22aから出射し、ビームスプリッタ72bで反射した光がビームスプリッタ72aを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ72bとビームスプリッタ72aの間に挿入される。
モジュール172a、モジュール172b、半導体レーザ22a、光検出器122aをそれぞれ半導体レーザ22a、モジュール172b、光検出器122a、モジュール172aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ22aから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ72aを透過した光がビームスプリッタ72bで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ72aとビームスプリッタ72bの間に挿入される。また、半導体レーザ22aから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ72bで反射した光がビームスプリッタ72cを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ72bとビームスプリッタ72cの間に挿入される。
モジュール172a、モジュール172b、半導体レーザ22a、光検出器122aをそれぞれ光検出器122a、モジュール172b、半導体レーザ22a、モジュール172aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ22aから出射し、ビームスプリッタ72cを透過した光がビームスプリッタ72bで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ72cとビームスプリッタ72bの間に挿入される。また、半導体レーザ22aから出射し、ビームスプリッタ72bで反射した光がビームスプリッタ72aを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ72bとビームスプリッタ72aの間に挿入される。
本発明の光ヘッド装置の第二十二の実施の形態においては、半導体レーザ22aが他の光源や光検出器と集積化されていないため、半導体レーザ22aに高い放熱性を持たせることができる。また、モジュール、光源、光検出器を合わせた数が4個で済むため、光ヘッド装置を小型化することができる。さらに、モジュール172a、172b内の光検出器を、それぞれモジュール172a、172b内の半導体レーザの波長に対して感度等が最適になるように設計することができ、光検出器122aを半導体レーザ22aの波長に対して感度等が最適になるように設計することができる。
(第二十三の実施の形態)
図23に、本発明の光ヘッド装置の第二十三の実施の形態を示す。モジュール173a、173bは1個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図74を参照して後述する。モジュール173a、173b内の半導体レーザの波長は、それぞれ780nm、660nmであり、半導体レーザ23aの波長は400nmである。ビームスプリッタ73aとしてはビームスプリッタFが用いられる。ビームスプリッタ73bとしてはビームスプリッタB、D、Qのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ73cとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、U、W、X、Yのいずれかが用いられる。
半導体レーザ23aからの波長400nmの出射光は、ビームスプリッタ73cにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ビームスプリッタ73bを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ73aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203で次世代規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ73aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ73bを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ73cにP偏光として入射して殆んど全て透過し、光検出器123aで受光される。
モジュール173b内の半導体レーザからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ73bで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ73aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ73aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ73bで殆んど全て反射し、モジュール173b内の光検出器で受光される。
モジュール173a内の半導体レーザからの波長780nmの出射光は、ビームスプリッタ73aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でCD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ73aを殆んど全て透過し、モジュール173a内の光検出器で受光される。
本実施の形態においては、モジュール173a、173b内の半導体レーザの波長を、それぞれ660nm、780nm、半導体レーザ23aの波長を400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ73aとしてはビームスプリッタEが用いられる。ビームスプリッタ73bとしてはビームスプリッタC、D、Oのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ73cとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、U、W、X、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール173a、173b内の半導体レーザの波長を、それぞれ780nm、400nm、半導体レーザ23aの波長を660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ73aとしてはビームスプリッタFが用いられる。ビームスプリッタ73bとしてはビームスプリッタA、E、Rのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ73cとしてはビームスプリッタH、K、O、P、S、U、V、X、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール173a、173b内の半導体レーザの波長を、それぞれ400nm、780nm、半導体レーザ23aの波長を660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ73aとしてはビームスプリッタDが用いられる。ビームスプリッタ73bとしてはビームスプリッタC、E、Mのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ73cとしてはビームスプリッタH、K、O、P、S、U、V、X、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール173a、173b内の半導体レーザの波長を、それぞれ660nm、400nm、半導体レーザ23aの波長を780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ73aとしてはビームスプリッタEが用いられる。ビームスプリッタ73bとしてはビームスプリッタA、F、Pのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ73cとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、S、T、V、W、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール173a、173b内の半導体レーザの波長を、それぞれ400nm、660nm、半導体レーザ23aの波長を780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ73aとしてはビームスプリッタDが用いられる。ビームスプリッタ73bとしてはビームスプリッタB、F、Nのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ73cとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、S、T、V、W、Yのいずれかが用いられる。
さらに、モジュール173a、モジュール173b、半導体レーザ23a、光検出器123aを相互に入れ替えた実施の形態も可能である。
モジュール173a、モジュール173b、半導体レーザ23a、光検出器123aをそれぞれモジュール173a、半導体レーザ23a、光検出器123a、モジュール173bに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ23aから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ73bを透過した光がビームスプリッタ73cで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ73bとビームスプリッタ73cの間に挿入される。
モジュール173a、モジュール173b、半導体レーザ23a、光検出器123aをそれぞれモジュール173a、光検出器123a、半導体レーザ23a、モジュール173bに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ23aから出射し、ビームスプリッタ73cで反射した光がビームスプリッタ73bを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ73cとビームスプリッタ73bの間に挿入される。
モジュール173a、モジュール173b、半導体レーザ23a、光検出器123aをそれぞれ半導体レーザ23a、モジュール173b、モジュール173a、光検出器123aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ23aから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ73aで反射した光がビームスプリッタ73bを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ73aとビームスプリッタ73bの間に挿入される。
モジュール173a、モジュール173b、半導体レーザ23a、光検出器123aをそれぞれ光検出器123a、モジュール173b、モジュール173a、半導体レーザ23aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ23aから出射し、ビームスプリッタ73bを透過した光がビームスプリッタ73aで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ73bとビームスプリッタ73aの間に挿入される。
モジュール173a、モジュール173b、半導体レーザ23a、光検出器123aをそれぞれ半導体レーザ23a、モジュール173b、光検出器123a、モジュール173aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ23aから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ73aで反射した光がビームスプリッタ73bを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ73aとビームスプリッタ73bの間に挿入される。また、半導体レーザ23aから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ73bを透過した光がビームスプリッタ73cで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ73bとビームスプリッタ73cの間に挿入される。
モジュール173a、モジュール173b、半導体レーザ23a、光検出器123aをそれぞれ光検出器123a、モジュール173b、半導体レーザ23a、モジュール173aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ23aから出射し、ビームスプリッタ73cで反射した光がビームスプリッタ73bを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ73cとビームスプリッタ73bの間に挿入される。また、半導体レーザ23aから出射し、ビームスプリッタ73bを透過した光がビームスプリッタ73aで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ73bとビームスプリッタ73aの間に挿入される。
本発明の光ヘッド装置の第二十三の実施の形態においては、半導体レーザ23aが他の光源や光検出器と集積化されていないため、半導体レーザ23aに高い放熱性を持たせることができる。また、モジュール、光源、光検出器を合わせた数が4個で済むため、光ヘッド装置を小型化することができる。さらに、モジュール173a、173b内の光検出器を、それぞれモジュール173a、173b内の半導体レーザの波長に対して感度等が最適になるように設計することができ、光検出器123aを半導体レーザ23aの波長に対して感度等が最適になるように設計することができる。
(第二十四の実施の形態)
図24に、本発明の光ヘッド装置の第二十四の実施の形態を示す。モジュール174a、174bは1個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図74を参照して後述する。モジュール174a、174b内の半導体レーザの波長は、それぞれ780nm、660nmであり、半導体レーザ24aの波長は400nmである。ビームスプリッタ74aとしてはビームスプリッタDが用いられる。ビームスプリッタ74bとしてはビームスプリッタC、E、Mのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ74cとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、U、W、X、Yのいずれかが用いられる。
半導体レーザ24aからの波長400nmの出射光は、ビームスプリッタ74cにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ビームスプリッタ74aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203で次世代規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ74aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ74cにP偏光として入射して殆んど全て透過し、光検出器124aで受光される。
モジュール174b内の半導体レーザからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ74bを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ74aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でCD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ74aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ74bを殆んど全て透過し、モジュール174b内の光検出器で受光される。
モジュール174a内の半導体レーザからの波長780nmの出射光は、ビームスプリッタ74bで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ74aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ74aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ74bで殆んど全て反射し、モジュール174a内の光検出器で受光される。
本実施の形態においては、モジュール174a、174b内の半導体レーザの波長を、それぞれ660nm、780nm、半導体レーザ24aの波長を400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ74aとしてはビームスプリッタDが用いられる。ビームスプリッタ74bとしてはビームスプリッタB、F、Nのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ74cとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、U、W、X、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール174a、174b内の半導体レーザの波長を、それぞれ780nm、400nm、半導体レーザ24aの波長を660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ74aとしてはビームスプリッタEが用いられる。ビームスプリッタ74bとしてはビームスプリッタC、D、Oのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ74cとしてはビームスプリッタH、K、O、P、S、U、V、X、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール174a、174b内の半導体レーザの波長を、それぞれ400nm、780nm、半導体レーザ24aの波長を660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ74aとしてはビームスプリッタEが用いられる。ビームスプリッタ74bとしてはビームスプリッタA、F、Pのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ74cとしてはビームスプリッタH、K、O、P、S、U、V、X、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール174a、174b内の半導体レーザの波長を、それぞれ660nm、400nm、半導体レーザ24aの波長を780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ74aとしてはビームスプリッタFが用いられる。ビームスプリッタ74bとしてはビームスプリッタB、D、Qのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ74cとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、S、T、V、W、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール174a、174b内の半導体レーザの波長を、それぞれ400nm、660nm、半導体レーザ24aの波長を780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ74aとしてはビームスプリッタFが用いられる。ビームスプリッタ74bとしてはビームスプリッタA、E、Rのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ74cとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、S、T、V、W、Yのいずれかが用いられる。
さらに、半導体レーザ24aと光検出器124aを入れ替えた実施の形態も可能である。また、モジュール174a、174bの一方と半導体レーザ24aを入れ替え、モジュール174a、174bの他方と光検出器124aを入れ替えた実施の形態も可能である。
本発明の光ヘッド装置の第二十四の実施の形態においては、半導体レーザ24aが他の光源や光検出器と集積化されていないため、半導体レーザ24aに高い放熱性を持たせることができる。また、モジュール、光源、光検出器を合わせた数が4個で済むため、光ヘッド装置を小型化することができる。さらに、モジュール174a、174b内の光検出器を、それぞれモジュール174a、174b内の半導体レーザの波長に対して感度等が最適になるように設計することができ、光検出器124aを半導体レーザ24aの波長に対して感度等が最適になるように設計することができる。
10.第二十五〜第二十九の実施の形態(タイプ8)
本発明の光ヘッド装置の第二十五〜第二十九の実施の形態は、2個の光源と1個の光検出器と1個のモジュールを有する形態である。但し、1個のモジュールは、1個の光源と1個の光検出器を集積化したモジュールである。
(第二十五の実施の形態)
図25に、本発明の光ヘッド装置の第二十五の実施の形態を示す。モジュール175aは1個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図74を参照して後述する。モジュール175a内の半導体レーザの波長は400nmであり、半導体レーザ25a、25bの波長は、それぞれ660nm、780nmである。ビームスプリッタ75aとしてはビームスプリッタAが用いられる。ビームスプリッタ75bとしてはビームスプリッタH、P、Uのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ75cとしてはビームスプリッタI、R、T、S、V、Yのいずれかが用いられる。
モジュール175a内の半導体レーザからの波長400nmの出射光は、ビームスプリッタ75aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203で次世代規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ75aで殆んど全て反射し、モジュール175a内の光検出器で受光される。
半導体レーザ25aからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ75bにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ビームスプリッタ75aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ75aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ75bにP偏光として入射して殆んど全て透過し、ビームスプリッタ75cにP偏光として入射して殆んど全て透過し、光検出器125aで受光される。
半導体レーザ25bからの波長780nmの出射光は、ビームスプリッタ75cにS偏光として入射して約50%が反射し、ビームスプリッタ75bを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ75aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でCD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ75aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ75bを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ75cにP偏光として入射して約50%が透過し、光検出器125aで受光される。
本実施の形態においては、モジュール175a内の半導体レーザの波長を400nm、半導体レーザ25a、25bの波長を、それぞれ780nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ75aとしてはビームスプリッタAが用いられる。ビームスプリッタ75bとしてはビームスプリッタI、R、Tのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ75cとしてはビームスプリッタH、P、Uのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール175a内の半導体レーザの波長を660nm、半導体レーザ25a、25bの波長を、それぞれ400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ75aとしてはビームスプリッタBが用いられる。ビームスプリッタ75bとしてはビームスプリッタG、N、Uのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ75cとしてはビームスプリッタI、Q、S、T、W、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール175a内の半導体レーザの波長を660nm、半導体レーザ25a、25bの波長を、それぞれ780nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ75aとしてはビームスプリッタBが用いられる。ビームスプリッタ75bとしてはビームスプリッタI、Q、Sのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ75cとしてはビームスプリッタG、N、Uのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール175a内の半導体レーザの波長を780nm、半導体レーザ25a、25bの波長を、それぞれ400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ75aとしてはビームスプリッタCが用いられる。ビームスプリッタ75bとしてはビームスプリッタG、M、Tのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ75cとしてはビームスプリッタH、O、S、U、X、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール175a内の半導体レーザの波長を780nm、半導体レーザ25a、25bの波長を、それぞれ660nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ75aとしてはビームスプリッタCが用いられる。ビームスプリッタ75bとしてはビームスプリッタH、O、Sのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ75cとしてはビームスプリッタG、M、T、U、X、Yのいずれかが用いられる。
さらに、モジュール175a、半導体レーザ25a、半導体レーザ25b、光検出器125aを相互に入れ替えた実施の形態も可能である。
モジュール175a、半導体レーザ25a、半導体レーザ25b、光検出器125aをそれぞれモジュール175a、半導体レーザ25a、光検出器125a、半導体レーザ25bに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ25aから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ75bを透過した光がビームスプリッタ75cで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ75bとビームスプリッタ75cの間に挿入される。
モジュール175a、半導体レーザ25a、半導体レーザ25b、光検出器125aをそれぞれ半導体レーザ25aまたは25b、モジュール175a、光検出器125a、半導体レーザ25bまたは25aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ25aまたは25bから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ75bを透過した光がビームスプリッタ75cで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ75bとビームスプリッタ75cの間に挿入される。
モジュール175a、半導体レーザ25a、半導体レーザ25b、光検出器125aをそれぞれ半導体レーザ25aまたは25b、光検出器125a、モジュール175a、半導体レーザ25bまたは25aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ25aまたは25bから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ75aを透過した光がビームスプリッタ75bで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ75aとビームスプリッタ75bの間に挿入される。
モジュール175a、半導体レーザ25a、半導体レーザ25b、光検出器125aをそれぞれ半導体レーザ25b、半導体レーザ25a、光検出器125a、モジュール175aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ25a、25bから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ75bを透過した光がビームスプリッタ75cで反射するように、これらの光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ75bとビームスプリッタ75cの間に挿入される。
モジュール175a、半導体レーザ25a、半導体レーザ25b、光検出器125aをそれぞれモジュール175a、光検出器125a、半導体レーザ25b、半導体レーザ25aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ25bから出射し、ビームスプリッタ75cで反射した光がビームスプリッタ75bを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ75cとビームスプリッタ75bの間に挿入される。
モジュール175a、半導体レーザ25a、半導体レーザ25b、光検出器125aをそれぞれ光検出器125a、モジュール175a、半導体レーザ25b、半導体レーザ25aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ25bから出射し、ビームスプリッタ75cで反射した光がビームスプリッタ75bを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ75cとビームスプリッタ75bの間に挿入される。
モジュール175a、半導体レーザ25a、半導体レーザ25b、光検出器125aをそれぞれ光検出器125a、半導体レーザ25a、モジュール175a、半導体レーザ25bに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ25aから出射し、ビームスプリッタ75bで反射した光がビームスプリッタ75aを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ75bとビームスプリッタ75aの間に挿入される。
モジュール175a、半導体レーザ25a、半導体レーザ25b、光検出器125aをそれぞれ光検出器125a、半導体レーザ25a、半導体レーザ25b、モジュール175aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ25aから出射し、ビームスプリッタ75bで反射した光がビームスプリッタ75aを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ75bとビームスプリッタ75aの間に挿入される。また、半導体レーザ25bから出射し、ビームスプリッタ75cで反射した光がビームスプリッタ75bを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ75cとビームスプリッタ75bの間に挿入される。
モジュール175a、半導体レーザ25a、半導体レーザ25b、光検出器125aをそれぞれ半導体レーザ25a、光検出器125a、半導体レーザ25b、モジュール175aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ25aから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ75aを透過した光がビームスプリッタ75bで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ75aとビームスプリッタ75bの間に挿入される。また、半導体レーザ25bから出射し、ビームスプリッタ75cで反射した光がビームスプリッタ75bを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ75cとビームスプリッタ75bの間に挿入される。
本発明の光ヘッド装置の第二十五の実施の形態においては、半導体レーザ25a、25bが他の光源や光検出器と集積化されていないため、半導体レーザ25a、25bに高い放熱性を持たせることができる。また、モジュール、光源、光検出器を合わせた数が4個で済むため、光ヘッド装置を小型化することができる。さらに、モジュール175a内の光検出器をモジュール175a内の半導体レーザの波長に対して感度等が最適になるように設計することができ、光検出器125aを半導体レーザ25a、25bの波長に対して感度等が最適になるように設計することができる。
(第二十六の実施の形態)
図26に、本発明の光ヘッド装置の第二十六の実施の形態を示す。モジュール176aは1個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図74を参照して後述する。モジュール176a内の半導体レーザの波長は400nmであり、半導体レーザ26a、26bの波長は、それぞれ660nm、780nmである。ビームスプリッタ76aとしてはビームスプリッタDが用いられる。ビームスプリッタ76bとしてはビームスプリッタK、O、Xのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ76cとしてはビームスプリッタL、Q、W、S、V、Yのいずれかが用いられる。
モジュール176a内の半導体レーザからの波長400nmの出射光は、ビームスプリッタ76aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203で次世代規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ76aを殆んど全て透過し、モジュール176a内の光検出器で受光される。
半導体レーザ26aからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ76bにP偏光として入射して殆んど全て透過し、ビームスプリッタ76aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ76aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ76bにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ビームスプリッタ76cにS偏光として入射して殆んど全て反射し、光検出器126aで受光される。
半導体レーザ26bからの波長780nmの出射光は、ビームスプリッタ76cにP偏光として入射して約50%が透過し、ビームスプリッタ76bで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ76aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でCD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ76aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ76bで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ76cにS偏光として入射して約50%が反射し、光検出器126aで受光される。
本実施の形態においては、モジュール176a内の半導体レーザの波長を400nm、半導体レーザ26a、26bの波長を、それぞれ780nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ76aとしてはビームスプリッタDが用いられる。ビームスプリッタ76bとしてはビームスプリッタL、Q、Wのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ76cとしてはビームスプリッタK、O、Xのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール176a内の半導体レーザの波長を660nm、半導体レーザ26a、26bの波長を、それぞれ400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ76aとしてはビームスプリッタEが用いられる。ビームスプリッタ76bとしてはビームスプリッタJ、M、Xのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ76cとしてはビームスプリッタL、R、V、T、W、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール176a内の半導体レーザの波長を660nm、半導体レーザ26a、26bの波長を、それぞれ780nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ76aとしてはビームスプリッタEが用いられる。ビームスプリッタ76bとしてはビームスプリッタL、R、Vのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ76cとしてはビームスプリッタJ、M、Xのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール176a内の半導体レーザの波長を780nm、半導体レーザ26a、26bの波長を、それぞれ400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ76aとしてはビームスプリッタFが用いられる。ビームスプリッタ76bとしてはビームスプリッタJ、N、Wのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ76cとしてはビームスプリッタK、P、V、U、X、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール176a内の半導体レーザの波長を780nm、半導体レーザ26a、26bの波長を、それぞれ660nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ76aとしてはビームスプリッタFが用いられる。ビームスプリッタ76bとしてはビームスプリッタK、P、Vのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ76cとしてはビームスプリッタJ、N、W、U、X、Yのいずれかが用いられる。
さらに、モジュール176a、半導体レーザ26a、半導体レーザ26b、光検出器126aを相互に入れ替えた実施の形態も可能である。
モジュール176a、半導体レーザ26a、半導体レーザ26b、光検出器126aをそれぞれモジュール176a、半導体レーザ26a、光検出器126a、半導体レーザ26bに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ26aから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ76bで反射した光がビームスプリッタ76cを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ76bとビームスプリッタ76cの間に挿入される。
モジュール176a、半導体レーザ26a、半導体レーザ26b、光検出器126aをそれぞれ半導体レーザ26aまたは26b、モジュール176a、光検出器126a、半導体レーザ26bまたは26aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ26aまたは26bから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ76bで反射した光がビームスプリッタ76cを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ76bとビームスプリッタ76cの間に挿入される。
モジュール176a、半導体レーザ26a、半導体レーザ26b、光検出器126aをそれぞれ半導体レーザ26aまたは26b、光検出器126a、モジュール176a、半導体レーザ26bまたは26aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ26aまたは26bから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ76aで反射した光がビームスプリッタ76bを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ76aとビームスプリッタ76bの間に挿入される。
モジュール176a、半導体レーザ26a、半導体レーザ26b、光検出器126aをそれぞれ半導体レーザ26b、半導体レーザ26a、光検出器126a、モジュール176aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ26a、26bから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ76bで反射した光がビームスプリッタ76cを透過するように、これらの光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ76bとビームスプリッタ76cの間に挿入される。
モジュール176a、半導体レーザ26a、半導体レーザ26b、光検出器126aをそれぞれモジュール176a、光検出器126a、半導体レーザ26b、半導体レーザ26aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ26bから出射し、ビームスプリッタ76cを透過した光がビームスプリッタ76bで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ76cとビームスプリッタ76bの間に挿入される。
モジュール176a、半導体レーザ26a、半導体レーザ26b、光検出器126aをそれぞれ光検出器126a、モジュール176a、半導体レーザ26b、半導体レーザ26aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ26bから出射し、ビームスプリッタ76cを透過した光がビームスプリッタ76bで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ76cとビームスプリッタ76bの間に挿入される。
モジュール176a、半導体レーザ26a、半導体レーザ26b、光検出器126aをそれぞれ光検出器126a、半導体レーザ26a、モジュール176a、半導体レーザ26bに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ26aから出射し、ビームスプリッタ76bを透過した光がビームスプリッタ76aで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ76bとビームスプリッタ76aの間に挿入される。
モジュール176a、半導体レーザ26a、半導体レーザ26b、光検出器126aをそれぞれ光検出器126a、半導体レーザ26a、半導体レーザ26b、モジュール176aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ26aから出射し、ビームスプリッタ76bを透過した光がビームスプリッタ76aで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ76bとビームスプリッタ76aの間に挿入される。また、半導体レーザ26bから出射し、ビームスプリッタ76cを透過した光がビームスプリッタ76bで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ76cとビームスプリッタ76bの間に挿入される。
モジュール176a、半導体レーザ26a、半導体レーザ26b、光検出器126aをそれぞれ半導体レーザ26a、光検出器126a、半導体レーザ26b、モジュール176aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ26aから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ76aで反射した光がビームスプリッタ76bを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ76aとビームスプリッタ76bの間に挿入される。また、半導体レーザ26bから出射し、ビームスプリッタ76cを透過した光がビームスプリッタ76bで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ76cとビームスプリッタ76bの間に挿入される。
本発明の光ヘッド装置の第二十六の実施の形態においては、半導体レーザ26a、26bが他の光源や光検出器と集積化されていないため、半導体レーザ26a、26bに高い放熱性を持たせることができる。また、モジュール、光源、光検出器を合わせた数が4個で済むため、光ヘッド装置を小型化することができる。さらに、モジュール176a内の光検出器をモジュール176a内の半導体レーザの波長に対して感度等が最適になるように設計することができ、光検出器126aを半導体レーザ26a、26bの波長に対して感度等が最適になるように設計することができる。
(第二十七の実施の形態)
図27に、本発明の光ヘッド装置の第二十七の実施の形態を示す。モジュール177aは1個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図74を参照して後述する。モジュール177a内の半導体レーザの波長は400nmであり、半導体レーザ27a、27bの波長は、それぞれ660nm、780nmである。ビームスプリッタ77aとしてはビームスプリッタAが用いられる。ビームスプリッタ77bとしてはビームスプリッタS、V、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ77cとしてはビームスプリッタC、E、M、K、O、Xのいずれかが用いられる。
モジュール177a内の半導体レーザからの波長400nmの出射光は、ビームスプリッタ77aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203で次世代規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ77aで殆んど全て反射し、モジュール177a内の光検出器で受光される。
半導体レーザ27aからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ77cを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ77bにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ビームスプリッタ77aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ77aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ77bにP偏光として入射して殆んど全て透過し、光検出器127aで受光される。
ビームスプリッタ77cとしてビームスプリッタK、O、Xのいずれかを用いる場合は、半導体レーザ27aから出射し、ビームスプリッタ77cを透過した光がビームスプリッタ77bで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、ビームスプリッタ77cとビームスプリッタ77bの間に挿入される。
半導体レーザ27bからの波長780nmの出射光は、ビームスプリッタ77cにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ビームスプリッタ77bにS偏光として入射して約50%が反射し、ビームスプリッタ77aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でCD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ77aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ77bにP偏光として入射して約50%が透過し、光検出器127aで受光される。
本実施の形態においては、モジュール177a内の半導体レーザの波長を400nm、半導体レーザ27a、27bの波長を、それぞれ780nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ77aとしてはビームスプリッタAが用いられる。ビームスプリッタ77bとしてはビームスプリッタS、V、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ77cとしてはビームスプリッタB、F、N、H、P、Uのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール177a内の半導体レーザの波長を660nm、半導体レーザ27a、27bの波長を、それぞれ400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ77aとしてはビームスプリッタBが用いられる。ビームスプリッタ77bとしてはビームスプリッタT、W、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ77cとしてはビームスプリッタC、D、O、J、M、Xのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール177a内の半導体レーザの波長を660nm、半導体レーザ27a、27bの波長を、それぞれ780nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ77aとしてはビームスプリッタBが用いられる。ビームスプリッタ77bとしてはビームスプリッタT、W、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ77cとしてはビームスプリッタA、F、P、G、N、Uのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール177a内の半導体レーザの波長を780nm、半導体レーザ27a、27bの波長を、それぞれ400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ77aとしてはビームスプリッタCが用いられる。ビームスプリッタ77bとしてはビームスプリッタU、X、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ77cとしてはビームスプリッタB、D、Q、H、O、S、J、N、W、U、X、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール177a内の半導体レーザの波長を780nm、半導体レーザ27a、27bの波長を、それぞれ660nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ77aとしてはビームスプリッタCが用いられる。ビームスプリッタ77bとしてはビームスプリッタU、X、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ77cとしてはビームスプリッタA、E、R、G、M、T、K、P、V、U、X、Yのいずれかが用いられる。
さらに、モジュール177a、半導体レーザ27a、半導体レーザ27b、光検出器127aを相互に入れ替えた実施の形態も可能である。
モジュール177a、半導体レーザ27a、半導体レーザ27b、光検出器127aをそれぞれモジュール177a、光検出器127a、半導体レーザ27b、半導体レーザ27aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ27aから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ77bで反射した光がビームスプリッタ77cを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ77bとビームスプリッタ77cの間に挿入される。
モジュール177a、半導体レーザ27a、半導体レーザ27b、光検出器127aをそれぞれ半導体レーザ27b、半導体レーザ27a、光検出器127a、モジュール177aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ27bから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ77aを透過した光がビームスプリッタ77bで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ77aとビームスプリッタ77bの間に挿入される。
モジュール177a、半導体レーザ27a、半導体レーザ27b、光検出器127aをそれぞれ半導体レーザ27aまたは27b、モジュール177a、光検出器127a、半導体レーザ27bまたは27aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ27aまたは27bから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ77aを透過した光がビームスプリッタ77bで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ77aとビームスプリッタ77bの間に挿入される。
モジュール177a、半導体レーザ27a、半導体レーザ27b、光検出器127aをそれぞれ半導体レーザ27a、光検出器127a、半導体レーザ27b、モジュール177aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ27aから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ77aを透過した光がビームスプリッタ77bで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ77aとビームスプリッタ77bの間に挿入される。また、半導体レーザ27aから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ77bで反射した光がビームスプリッタ77cを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ77bとビームスプリッタ77cの間に挿入される。
モジュール177a、半導体レーザ27a、半導体レーザ27b、光検出器127aをそれぞれ半導体レーザ27aまたは27b、光検出器127a、モジュール177a、半導体レーザ27bまたは27aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ27aまたは27bから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ77aを透過した光がビームスプリッタ77bで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ77aとビームスプリッタ77bの間に挿入される。また、半導体レーザ27a、27bから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ77bで反射した光がビームスプリッタ77cを透過するように、これらの光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ77bとビームスプリッタ77cの間に挿入される。
モジュール177a、半導体レーザ27a、半導体レーザ27b、光検出器127aをそれぞれ半導体レーザ27b、半導体レーザ27a、モジュール177a、光検出器127aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ27aから出射し、ビームスプリッタ77cを透過した光がビームスプリッタ77bで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ77cとビームスプリッタ77bの間に挿入される。
モジュール177a、半導体レーザ27a、半導体レーザ27b、光検出器127aをそれぞれ光検出器127a、モジュール177a、半導体レーザ27b、半導体レーザ27aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ27bから出射し、ビームスプリッタ77bで反射した光がビームスプリッタ77aを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ77bとビームスプリッタ77aの間に挿入される。
モジュール177a、半導体レーザ27a、半導体レーザ27b、光検出器127aをそれぞれ光検出器127a、半導体レーザ27a、モジュール177a、半導体レーザ27bに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ27aから出射し、ビームスプリッタ77cを透過した光がビームスプリッタ77bで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ77cとビームスプリッタ77bの間に挿入される。また、半導体レーザ27aから出射し、ビームスプリッタ77bで反射した光がビームスプリッタ77aを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ77bとビームスプリッタ77aの間に挿入される。
モジュール177a、半導体レーザ27a、半導体レーザ27b、光検出器127aをそれぞれ光検出器127a、半導体レーザ27a、半導体レーザ27b、モジュール177aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ27aから出射し、ビームスプリッタ77cを透過した光がビームスプリッタ77bで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ77cとビームスプリッタ77bの間に挿入される。また、半導体レーザ27a、27bから出射し、ビームスプリッタ77bで反射した光がビームスプリッタ77aを透過するように、これらの光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ77bとビームスプリッタ77aの間に挿入される。
本発明の光ヘッド装置の第二十七の実施の形態においては、半導体レーザ27a、27bが他の光源や光検出器と集積化されていないため、半導体レーザ27a、27bに高い放熱性を持たせることができる。また、モジュール、光源、光検出器を合わせた数が4個で済むため、光ヘッド装置を小型化することができる。さらに、モジュール177a内の光検出器をモジュール177a内の半導体レーザの波長に対して感度等が最適になるように設計することができ、光検出器127aを半導体レーザ27a、27bの波長に対して感度等が最適になるように設計することができる。
(第二十八の実施の形態)
図28に、本発明の光ヘッド装置の第二十八の実施の形態を示す。モジュール178aは1個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図74を参照して後述する。モジュール178a内の半導体レーザの波長は400nmであり、半導体レーザ28a、28bの波長は、それぞれ660nm、780nmである。ビームスプリッタ78aとしてはビームスプリッタDが用いられる。ビームスプリッタ78bとしてはビームスプリッタS、V、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ78cとしてはビームスプリッタB、F、N、H、P、Uのいずれかが用いられる。
モジュール178a内の半導体レーザからの波長400nmの出射光は、ビームスプリッタ78aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203で次世代規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ78aを殆んど全て透過し、モジュール178a内の光検出器で受光される。
半導体レーザ28aからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ78cで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ78bにP偏光として入射して殆んど全て透過し、ビームスプリッタ78aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ78aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ78bにS偏光として入射して殆んど全て反射し、光検出器128aで受光される。
ビームスプリッタ78cとしてビームスプリッタH、P、Uのいずれかを用いる場合は、半導体レーザ28aから出射し、ビームスプリッタ78cで反射した光がビームスプリッタ78bを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、ビームスプリッタ78cとビームスプリッタ78bの間に挿入される。
半導体レーザ28bからの波長780nmの出射光は、ビームスプリッタ78cにP偏光として入射して殆んど全て透過し、ビームスプリッタ78bにP偏光として入射して約50%が透過し、ビームスプリッタ78aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でCD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ78aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ78bにS偏光として入射して約50%が反射し、光検出器128aで受光される。
本実施の形態においては、モジュール178a内の半導体レーザの波長を400nm、半導体レーザ28a、28bの波長を、それぞれ780nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ78aとしてはビームスプリッタDが用いられる。ビームスプリッタ78bとしてはビームスプリッタS、V、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ78cとしてはビームスプリッタC、E、M、K、O、Xのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール178a内の半導体レーザの波長を660nm、半導体レーザ28a、28bの波長を、それぞれ400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ78aとしてはビームスプリッタEが用いられる。ビームスプリッタ78bとしてはビームスプリッタT、W、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ78cとしてはビームスプリッタA、F、P、G、N、Uのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール178a内の半導体レーザの波長を660nm、半導体レーザ28a、28bの波長を、それぞれ780nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ78aとしてはビームスプリッタEが用いられる。ビームスプリッタ78bとしてはビームスプリッタT、W、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ78cとしてはビームスプリッタC、D、O、J、M、Xのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール178a内の半導体レーザの波長を780nm、半導体レーザ28a、28bの波長を、それぞれ400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ78aとしてはビームスプリッタFが用いられる。ビームスプリッタ78bとしてはビームスプリッタU、X、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ78cとしてはビームスプリッタA、E、R、K、P、V、G、M、T、U、X、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール178a内の半導体レーザの波長を780nm、半導体レーザ28a、28bの波長を、それぞれ660nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ78aとしてはビームスプリッタFが用いられる。ビームスプリッタ78bとしてはビームスプリッタU、X、Yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ78cとしてはビームスプリッタB、D、Q、J、N、W、H、O、S、U、X、Yのいずれかが用いられる。
さらに、モジュール178a、半導体レーザ28a、半導体レーザ28b、光検出器128aを相互に入れ替えた実施の形態も可能である。
モジュール178a、半導体レーザ28a、半導体レーザ28b、光検出器128aをそれぞれモジュール178a、光検出器128a、半導体レーザ28b、半導体レーザ28aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ28aから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ78bを透過した光がビームスプリッタ78cで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ78bとビームスプリッタ78cの間に挿入される。
モジュール178a、半導体レーザ28a、半導体レーザ28b、光検出器128aをそれぞれ半導体レーザ28b、半導体レーザ28a、光検出器128a、モジュール178aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ28bから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ78aで反射した光がビームスプリッタ78bを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ78aとビームスプリッタ78bの間に挿入される。
モジュール178a、半導体レーザ28a、半導体レーザ28b、光検出器128aをそれぞれ半導体レーザ28aまたは28b、モジュール178a、光検出器128a、半導体レーザ28bまたは28aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ28aまたは28bから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ78aで反射した光がビームスプリッタ78bを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ78aとビームスプリッタ78bの間に挿入される。
モジュール178a、半導体レーザ28a、半導体レーザ28b、光検出器128aをそれぞれ半導体レーザ28a、光検出器128a、半導体レーザ28b、モジュール178aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ28aから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ78aで反射した光がビームスプリッタ78bを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ78aとビームスプリッタ78bの間に挿入される。また、半導体レーザ28aから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ78bを透過した光がビームスプリッタ78cで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ78bとビームスプリッタ78cの間に挿入される。
モジュール178a、半導体レーザ28a、半導体レーザ28b、光検出器128aをそれぞれ半導体レーザ28aまたは28b、光検出器128a、モジュール178a、半導体レーザ28bまたは28aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ28aまたは28bから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ78aで反射した光がビームスプリッタ78bを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ78aとビームスプリッタ78bの間に挿入される。また、半導体レーザ28a、28bから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ78bを透過した光がビームスプリッタ78cで反射するように、これらの光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ78bとビームスプリッタ78cの間に挿入される。
モジュール178a、半導体レーザ28a、半導体レーザ28b、光検出器128aをそれぞれ半導体レーザ28b、半導体レーザ28a、モジュール178a、光検出器128aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ28aから出射し、ビームスプリッタ78cで反射した光がビームスプリッタ78bを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ78cとビームスプリッタ78bの間に挿入される。
モジュール178a、半導体レーザ28a、半導体レーザ28b、光検出器128aをそれぞれ光検出器128a、モジュール178a、半導体レーザ28b、半導体レーザ28aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ28bから出射し、ビームスプリッタ78bを透過した光がビームスプリッタ78aで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ78bとビームスプリッタ78aの間に挿入される。
モジュール178a、半導体レーザ28a、半導体レーザ28b、光検出器128aをそれぞれ光検出器128a、半導体レーザ28a、モジュール178a、半導体レーザ28bに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ28aから出射し、ビームスプリッタ78cで反射した光がビームスプリッタ78bを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ78cとビームスプリッタ78bの間に挿入される。また、半導体レーザ28aから出射し、ビームスプリッタ78bを透過した光がビームスプリッタ78aで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ78bとビームスプリッタ78aの間に挿入される。
モジュール178a、半導体レーザ28a、半導体レーザ28b、光検出器128aをそれぞれ光検出器128a、半導体レーザ28a、半導体レーザ28b、モジュール178aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ28aから出射し、ビームスプリッタ78cで反射した光がビームスプリッタ78bを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ78cとビームスプリッタ78bの間に挿入される。また、半導体レーザ28a、28bから出射し、ビームスプリッタ78bを透過した光がビームスプリッタ78aで反射するように、これらの光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ78bとビームスプリッタ78aの間に挿入される。
本発明の光ヘッド装置の第二十八の実施の形態においては、半導体レーザ28a、28bが他の光源や光検出器と集積化されていないため、半導体レーザ28a、28bに高い放熱性を持たせることができる。また、モジュール、光源、光検出器を合わせた数が4個で済むため、光ヘッド装置を小型化することができる。さらに、モジュール178a内の光検出器をモジュール178a内の半導体レーザの波長に対して感度等が最適になるように設計することができ、光検出器128aを半導体レーザ28a、28bの波長に対して感度等が最適になるように設計することができる。
(第二十九の実施の形態)
図29に、本発明の光ヘッド装置の第二十九の実施の形態を示す。モジュール179aは1個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図74を参照して後述する。モジュール179a内の半導体レーザの波長は400nmであり、半導体レーザ29a、29bの波長は、それぞれ660nm、780nmである。ビームスプリッタ79aとしてはビームスプリッタPが用いられる。ビームスプリッタ79bとしてはビームスプリッタA、E、R、K、P、Vのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ79cとしてはビームスプリッタI、R、T、S、V、Yのいずれかが用いられる。
モジュール179a内の半導体レーザからの波長400nmの出射光は、ビームスプリッタ79bで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ79aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203で次世代規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ79aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ79bで殆んど全て反射し、モジュール179a内の光検出器で受光される。
半導体レーザ29aからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ79bを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ79aにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ79aにP偏光として入射して殆んど全て透過し、ビームスプリッタ79cにP偏光として入射して殆んど全て透過し、光検出器129aで受光される。
ビームスプリッタ79bとしてビームスプリッタK、P、Vのいずれかを用いる場合は、半導体レーザ29aから出射し、ビームスプリッタ79bを透過した光がビームスプリッタ79aで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、ビームスプリッタ79bとビームスプリッタ79aの間に挿入される。
半導体レーザ29bからの波長780nmの出射光は、ビームスプリッタ79cにS偏光として入射して約50%が反射し、ビームスプリッタ79aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でCD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ79aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ79cにP偏光として入射して約50%が透過し、光検出器129aで受光される。
本実施の形態においては、モジュール179a内の半導体レーザの波長を400nm、半導体レーザ29a、29bの波長を、それぞれ780nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ79aとしてはビームスプリッタRが用いられる。ビームスプリッタ79bとしてはビームスプリッタA、F、Pのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ79cとしてはビームスプリッタH、P、Uのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール179a内の半導体レーザの波長を660nm、半導体レーザ29a、29bの波長を、それぞれ400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ79aとしてはビームスプリッタNが用いられる。ビームスプリッタ79bとしてはビームスプリッタB、D、Q、J、N、Wのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ79cとしてはビームスプリッタI、Q、S、T、W、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール179a内の半導体レーザの波長を660nm、半導体レーザ29a、29bの波長を、それぞれ780nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ79aとしてはビームスプリッタQが用いられる。ビームスプリッタ79bとしてはビームスプリッタB、F、Nのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ79cとしてはビームスプリッタG、N、Uのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール179a内の半導体レーザの波長を780nm、半導体レーザ29a、29bの波長を、それぞれ400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ79aとしてはビームスプリッタMが用いられる。ビームスプリッタ79bとしてはビームスプリッタC、D、O、J、M、Xのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ79cとしてはビームスプリッタH、O、S、U、X、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール179a内の半導体レーザの波長を780nm、半導体レーザ29a、29bの波長を、それぞれ660nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ79aとしてはビームスプリッタOが用いられる。ビームスプリッタ79bとしてはビームスプリッタC、E、M、K、O、Xのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ79cとしてはビームスプリッタG、M、T、U、X、Yのいずれかが用いられる。
さらに、モジュール179a、半導体レーザ29a、半導体レーザ29b、光検出器129aを相互に入れ替えた実施の形態も可能である。
モジュール179a、半導体レーザ29a、半導体レーザ29b、光検出器129aをそれぞれ半導体レーザ29aまたは29b、モジュール179a、光検出器129a、半導体レーザ29bまたは29aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ29aまたは29bから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ79aを透過した光がビームスプリッタ79cで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ79aとビームスプリッタ79cの間に挿入される。
モジュール179a、半導体レーザ29a、半導体レーザ29b、光検出器129aをそれぞれ半導体レーザ29aまたは29b、光検出器129a、モジュール179a、半導体レーザ29bまたは29aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ29bまたは29aから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ79aで反射した光がビームスプリッタ79bを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ79aとビームスプリッタ79bの間に挿入される。
モジュール179a、半導体レーザ29a、半導体レーザ29b、光検出器129aをそれぞれ光検出器129a、半導体レーザ29a、半導体レーザ29b、モジュール179aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ29bから出射し、ビームスプリッタ79cで反射した光がビームスプリッタ79aを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ79cとビームスプリッタ79aの間に挿入される。
モジュール179a、半導体レーザ29a、半導体レーザ29b、光検出器129aをそれぞれ半導体レーザ29b、半導体レーザ29a、モジュール179a、光検出器129aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ29aから出射し、ビームスプリッタ79bを透過した光がビームスプリッタ79aで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ79bとビームスプリッタ79aの間に挿入される。
モジュール179a、半導体レーザ29a、半導体レーザ29b、光検出器129aをそれぞれ光検出器129a、モジュール179a、半導体レーザ29b、半導体レーザ29aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ29bから出射し、ビームスプリッタ79cで反射した光がビームスプリッタ79aを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ79cとビームスプリッタ79aの間に挿入される。
モジュール179a、半導体レーザ29a、半導体レーザ29b、光検出器129aをそれぞれモジュール179a、半導体レーザ29a、光検出器129a、半導体レーザ29bに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ29aから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ79aを透過した光がビームスプリッタ79cで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ79aとビームスプリッタ79cの間に挿入される。また、半導体レーザ29aから出射し、ビームスプリッタ79bを透過した光がビームスプリッタ79aで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ79bとビームスプリッタ79aの間に挿入される。
モジュール179a、半導体レーザ29a、半導体レーザ29b、光検出器129aをそれぞれ半導体レーザ29a、光検出器129a、半導体レーザ29b、モジュール179aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ29bから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ79aで反射した光がビームスプリッタ79bを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ79aとビームスプリッタ79bの間に挿入される。また、半導体レーザ29bから出射し、ビームスプリッタ79cで反射した光がビームスプリッタ79aを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ79cとビームスプリッタ79aの間に挿入される。
モジュール179a、半導体レーザ29a、半導体レーザ29b、光検出器129aをそれぞれ半導体レーザ29b、半導体レーザ29a、光検出器129a、モジュール179aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ29a、29bから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ79aを透過した光がビームスプリッタ79cで反射するように、これらの光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ79aとビームスプリッタ79cの間に挿入される。また、半導体レーザ29aから出射し、ビームスプリッタ79bを透過した光がビームスプリッタ79aで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ79bとビームスプリッタ79aの間に挿入される。
モジュール179a、半導体レーザ29a、半導体レーザ29b、光検出器129aをそれぞれモジュール179a、光検出器129a、半導体レーザ29b、半導体レーザ29aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ29a、29bから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ79aで反射した光がビームスプリッタ79bを透過するように、これらの光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ79aとビームスプリッタ79bの間に挿入される。また、半導体レーザ29bから出射し、ビームスプリッタ79cで反射した光がビームスプリッタ79aを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ79cとビームスプリッタ79aの間に挿入される。
本発明の光ヘッド装置の第二十九の実施の形態においては、半導体レーザ29a、29bが他の光源や光検出器と集積化されていないため、半導体レーザ29a、29bに高い放熱性を持たせることができる。また、モジュール、光源、光検出器を合わせた数が4個で済むため、光ヘッド装置を小型化することができる。さらに、モジュール179a内の光検出器をモジュール179a内の半導体レーザの波長に対して感度等が最適になるように設計することができ、光検出器129aを半導体レーザ29a、29bの波長に対して感度等が最適になるように設計することができる。
11.第三十〜第三十一の実施の形態(タイプ9)
本発明の光ヘッド装置の第三十〜第三十一の実施の形態は、3個のモジュールを有する形態である。但し、3個のモジュールは、1個の光源と1個の光検出器を集積化したモジュールである。
(第三十の実施の形態)
図30に、本発明の光ヘッド装置の第三十の実施の形態を示す。モジュール180a、180b、180cは1個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図74を参照して後述する。モジュール180a、180b、180c内の半導体レーザの波長は、それぞれ780nm、660nm、400nmである。ビームスプリッタ80aとしてはビームスプリッタCが用いられる。ビームスプリッタ80bとしてはビームスプリッタB、D、Qのいずれかが用いられる。
モジュール180c内の半導体レーザからの波長400nmの出射光は、ビームスプリッタ80bを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ80aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203で次世代規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ80aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ80bを殆んど全て透過し、モジュール180c内の光検出器で受光される。
モジュール180b内の半導体レーザからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ80bで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ80aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ80aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ80bで殆んど全て反射し、モジュール180b内の光検出器で受光される。
モジュール180a内の半導体レーザからの波長780nmの出射光は、ビームスプリッタ80aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でCD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ80aで殆んど全て反射し、モジュール180a内の光検出器で受光される。
本実施の形態においては、モジュール180a、180b、180c内の半導体レーザの波長を、それぞれ660nm、780nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ80aとしてはビームスプリッタBが用いられる。ビームスプリッタ80bとしてはビームスプリッタC、D、Oのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール180a、180b、180c内の半導体レーザの波長を、それぞれ780nm、400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ80aとしてはビームスプリッタCが用いられる。ビームスプリッタ80bとしてはビームスプリッタA、E、Rのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール180a、180b、180c内の半導体レーザの波長を、それぞれ400nm、780nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ80aとしてはビームスプリッタAが用いられる。ビームスプリッタ80bとしてはビームスプリッタC、E、Mのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール180a、180b、180c内の半導体レーザの波長を、それぞれ660nm、400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ80aとしてはビームスプリッタBが用いられる。ビームスプリッタ80bとしてはビームスプリッタA、F、Pのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール180a、180b、180c内の半導体レーザの波長を、それぞれ400nm、660nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ80aとしてはビームスプリッタAが用いられる。ビームスプリッタ80bとしてはビームスプリッタB、F、Nのいずれかが用いられる。
本発明の光ヘッド装置の第三十の実施の形態においては、3個のモジュールのみで光源、光検出器が不要なため、光ヘッド装置を小型化することができる。また、モジュール180a、180b、180c内の光検出器を、それぞれモジュール180a、180b、180c内の半導体レーザの波長に対して感度等が最適になるように設計することができる。
(第三十一の実施の形態)
図31に、本発明の光ヘッド装置の第三十一の実施の形態を示す。モジュール181a、181b、181cは1個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図74を参照して後述する。モジュール181a、181b、181c内の半導体レーザの波長は、それぞれ780nm、660nm、400nmである。ビームスプリッタ81aとしてはビームスプリッタFが用いられる。ビームスプリッタ81bとしてはビームスプリッタA、E、Rのいずれかが用いられる。
モジュール181c内の半導体レーザからの波長400nmの出射光は、ビームスプリッタ81bで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ81aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203で次世代規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ81aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ81bで殆んど全て反射し、モジュール181c内の光検出器で受光される。
モジュール181b内の半導体レーザからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ81bを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ81aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ81aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ81bを殆んど全て透過し、モジュール181b内の光検出器で受光される。
モジュール181a内の半導体レーザからの波長780nmの出射光は、ビームスプリッタ81aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でCD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ81aを殆んど全て透過し、モジュール181a内の光検出器で受光される。
本実施の形態においては、モジュール181a、181b、181c内の半導体レーザの波長を、それぞれ660nm、780nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ81aとしてはビームスプリッタEが用いられる。ビームスプリッタ81bとしてはビームスプリッタA、F、Pのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール181a、181b、181c内の半導体レーザの波長を、それぞれ780nm、400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ81aとしてはビームスプリッタFが用いられる。ビームスプリッタ81bとしてはビームスプリッタB、D、Qのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール181a、181b、181c内の半導体レーザの波長を、それぞれ400nm、780nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ81aとしてはビームスプリッタDが用いられる。ビームスプリッタ81bとしてはビームスプリッタB、F、Nのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール181a、181b、181c内の半導体レーザの波長を、それぞれ660nm、400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ81aとしてはビームスプリッタEが用いられる。ビームスプリッタ81bとしてはビームスプリッタC、D、Oのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール181a、181b、181c内の半導体レーザの波長を、それぞれ400nm、660nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ81aとしてはビームスプリッタDが用いられる。ビームスプリッタ81bとしてはビームスプリッタC、E、Mのいずれかが用いられる。
本発明の光ヘッド装置の第三十一の実施の形態においては、3個のモジュールのみで光源、光検出器が不要なため、光ヘッド装置を小型化することができる。また、モジュール181a、181b、181c内の光検出器を、それぞれモジュール181a、181b、181c内の半導体レーザの波長に対して感度等が最適になるように設計することができる。
12.第三十二〜第三十三の実施の形態(タイプ10)
本発明の光ヘッド装置の第三十二〜第三十三の実施の形態は、1個の光源と1個の光検出器と1個のモジュールを有する形態である。但し、1個の光源は、2個の光源を集積化した光源である。また、1個のモジュールは、1個の光源と1個の光検出器を集積化したモジュールである。
(第三十二の実施の形態)
図32に、本発明の光ヘッド装置の第三十二の実施の形態を示す。モジュール182aは1個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図74を参照して後述する。また、半導体レーザ32aは2個の半導体レーザを集積化した半導体レーザであり、その構成については図72を参照して後述する。モジュール182a内の半導体レーザの波長は400nmであり、半導体レーザ32aの波長は660nm、780nmである。ビームスプリッタ82aとしてはビームスプリッタAが用いられる。ビームスプリッタ82bとしてはビームスプリッタS、V、Yのいずれかが用いられる。
モジュール182a内の半導体レーザからの波長400nmの出射光は、ビームスプリッタ82aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203で次世代規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ82aで殆んど全て反射し、モジュール182a内の光検出器で受光される。
半導体レーザ32aからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ82bにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ビームスプリッタ82aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ82aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ82bにP偏光として入射して殆んど全て透過し、光検出器132aで受光される。
半導体レーザ32aからの波長780nmの出射光は、ビームスプリッタ82bにS偏光として入射して約50%が反射し、ビームスプリッタ82aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でCD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ82aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ82bにP偏光として入射して約50%が透過し、光検出器132aで受光される。
本実施の形態においては、モジュール182a内の半導体レーザの波長を660nm、半導体レーザ32aの波長を400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ82aとしてはビームスプリッタBが用いられる。ビームスプリッタ82bとしてはビームスプリッタT、W、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール182a内の半導体レーザの波長を780nm、半導体レーザ32aの波長を400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ82aとしてはビームスプリッタCが用いられる。ビームスプリッタ82bとしてはビームスプリッタU、X、Yのいずれかが用いられる。
さらに、モジュール182a、半導体レーザ32a、光検出器132aを相互に入れ替えた実施の形態も可能である。
モジュール182a、半導体レーザ32a、光検出器132aをそれぞれ半導体レーザ32a、光検出器132a、モジュール182aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ32aから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ82aを透過した光がビームスプリッタ82bで反射するように、これらの光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ82aとビームスプリッタ82bの間に挿入される。
モジュール182a、半導体レーザ32a、光検出器132aをそれぞれ光検出器132a、半導体レーザ32a、モジュール182aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ32aから出射し、ビームスプリッタ82bで反射した光がビームスプリッタ82aを透過するように、これらの光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ82bとビームスプリッタ82aの間に挿入される。
本発明の光ヘッド装置の第三十二の実施の形態においては、モジュール、光源、光検出器を合わせた数が3個で済むため、光ヘッド装置を小型化することができる。また、モジュール182a内の光検出器をモジュール182a内の半導体レーザの波長に対して感度等が最適になるように設計することができ、光検出器132aを半導体レーザ32aの波長に対して感度等が最適になるように設計することができる。
(第三十三の実施の形態)
図33に、本発明の光ヘッド装置の第三十三の実施の形態を示す。モジュール183aは1個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図74を参照して後述する。また、半導体レーザ33aは2個の半導体レーザを集積化した半導体レーザであり、その構成については図72を参照して後述する。モジュール183a内の半導体レーザの波長は400nmであり、半導体レーザ33aの波長は660nm、780nmである。ビームスプリッタ83aとしてはビームスプリッタDが用いられる。ビームスプリッタ83bとしてはビームスプリッタS、V、Yのいずれかが用いられる。
モジュール183a内の半導体レーザからの波長400nmの出射光は、ビームスプリッタ83aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203で次世代規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ83aを殆んど全て透過し、モジュール183a内の光検出器で受光される。
半導体レーザ33aからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ83bにP偏光として入射して殆んど全て透過し、ビームスプリッタ83aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ83aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ83bにS偏光として入射して殆んど全て反射し、光検出器133aで受光される。
半導体レーザ33aからの波長780nmの出射光は、ビームスプリッタ83bにP偏光として入射して約50%が透過し、ビームスプリッタ83aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でCD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ83aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ83bにS偏光として入射して約50%が反射し、光検出器133aで受光される。
本実施の形態においては、モジュール183a内の半導体レーザの波長を660nm、半導体レーザ33aの波長を400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ83aとしてはビームスプリッタEが用いられる。ビームスプリッタ83bとしてはビームスプリッタT、W、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール183a内の半導体レーザの波長を780nm、半導体レーザ33aの波長を400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ83aとしてはビームスプリッタFが用いられる。ビームスプリッタ83bとしてはビームスプリッタU、X、Yのいずれかが用いられる。
さらに、モジュール183a、半導体レーザ33a、光検出器133aを相互に入れ替えた実施の形態も可能である。
モジュール183a、半導体レーザ33a、光検出器133aをそれぞれ半導体レーザ33a、光検出器133a、モジュール183aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ33aから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ83aで反射した光がビームスプリッタ83bを透過するように、これらの光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ83aとビームスプリッタ83bの間に挿入される。
モジュール183a、半導体レーザ33a、光検出器133aをそれぞれ光検出器133a、半導体レーザ33a、モジュール183aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ33aから出射し、ビームスプリッタ83bを透過した光がビームスプリッタ83aで反射するように、これらの光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ83bとビームスプリッタ83aの間に挿入される。
本発明の光ヘッド装置の第三十三の実施の形態においては、モジュール、光源、光検出器を合わせた数が3個で済むため、光ヘッド装置を小型化することができる。また、モジュール183a内の光検出器をモジュール183a内の半導体レーザの波長に対して感度等が最適になるように設計することができ、光検出器133aを半導体レーザ33aの波長に対して感度等が最適になるように設計することができる。
13.第三十四〜第三十五の実施の形態(タイプ11)
本発明の光ヘッド装置の第三十四〜第三十五の実施の形態は、1個の光源と1個の光検出器と1個のモジュールを有する形態である。但し、1個のモジュールは、2個の光源と1個の光検出器を集積化したモジュールである。
(第三十四の実施の形態)
図34に、本発明の光ヘッド装置の第三十四の実施の形態を示す。モジュール184aは2個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図75を参照して後述する。モジュール184a内の半導体レーザの波長は660nm、780nmであり、半導体レーザ34aの波長は400nmである。ビームスプリッタ84aとしてはビームスプリッタDが用いられる。ビームスプリッタ84bとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、U、W、X、Yのいずれかが用いられる。
半導体レーザ34aからの波長400nmの出射光は、ビームスプリッタ84bにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ビームスプリッタ84aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203で次世代規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ84aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ84bにP偏光として入射して殆んど全て透過し、光検出器134aで受光される。
モジュール184a内の半導体レーザからの波長660nm、780nmの出射光は、ビームスプリッタ84aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格、CD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ84aで殆んど全て反射し、モジュール184a内の光検出器で受光される。
本実施の形態においては、モジュール184a内の半導体レーザの波長を400nm、780nm、半導体レーザ34aの波長を660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ84aとしてはビームスプリッタEが用いられる。ビームスプリッタ84bとしてはビームスプリッタH、K、O、P、S、U、V、X、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール184a内の半導体レーザの波長を400nm、660nm、半導体レーザ34aの波長を780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ84aとしてはビームスプリッタFが用いられる。ビームスプリッタ84bとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、S、T、V、W、Yのいずれかが用いられる。
さらに、モジュール184a、半導体レーザ34a、光検出器134aを相互に入れ替えた実施の形態も可能である。
モジュール184a、半導体レーザ34a、光検出器134aをそれぞれ半導体レーザ34a、光検出器134a、モジュール184aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ34aから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ84aを透過した光がビームスプリッタ84bで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ84aとビームスプリッタ84bの間に挿入される。
モジュール184a、半導体レーザ34a、光検出器134aをそれぞれ光検出器134a、半導体レーザ34a、モジュール184aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ34aから出射し、ビームスプリッタ84bで反射した光がビームスプリッタ84aを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ84bとビームスプリッタ84aの間に挿入される。
本発明の光ヘッド装置の第三十四の実施の形態においては、半導体レーザ34aが他の光源や光検出器と集積化されていないため、半導体レーザ34aに高い放熱性を持たせることができる。また、モジュール、光源、光検出器を合わせた数が3個で済むため、光ヘッド装置を小型化することができる。さらに、モジュール184a内の光検出器をモジュール184a内の半導体レーザの波長に対して感度等が最適になるように設計することができ、光検出器134aを半導体レーザ34aの波長に対して感度等が最適になるように設計することができる。
(第三十五の実施の形態)
図35に、本発明の光ヘッド装置の第三十五の実施の形態を示す。モジュール185aは2個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図75を参照して後述する。モジュール185a内の半導体レーザの波長は660nm、780nmであり、半導体レーザ35aの波長は400nmである。ビームスプリッタ85aとしてはビームスプリッタAが用いられる。ビームスプリッタ85bとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、U、W、X、Yのいずれかが用いられる。
半導体レーザ35aからの波長400nmの出射光は、ビームスプリッタ85bにP偏光として入射して殆んど全て透過し、ビームスプリッタ85aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203で次世代規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ85aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ85bにS偏光として入射して殆んど全て反射し、光検出器135aで受光される。
モジュール185a内の半導体レーザからの波長660nm、780nmの出射光は、ビームスプリッタ85aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格、CD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ85aを殆んど全て透過し、モジュール185a内の光検出器で受光される。
本実施の形態においては、モジュール185a内の半導体レーザの波長を400nm、780nm、半導体レーザ35aの波長を660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ85aとしてはビームスプリッタBが用いられる。ビームスプリッタ85bとしてはビームスプリッタH、K、O、P、S、U、V、X、Yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール185a内の半導体レーザの波長を400nm、660nm、半導体レーザ35aの波長を780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ85aとしてはビームスプリッタCが用いられる。ビームスプリッタ85bとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、S、T、V、W、Yのいずれかが用いられる。
さらに、モジュール185a、半導体レーザ35a、光検出器135aを相互に入れ替えた実施の形態も可能である。
モジュール185a、半導体レーザ35a、光検出器135aをそれぞれ半導体レーザ35a、光検出器135a、モジュール185aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ35aから出射し、ディスク204で反射し、ビームスプリッタ85aで反射した光がビームスプリッタ85bを透過するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ85aとビームスプリッタ85bの間に挿入される。
モジュール185a、半導体レーザ35a、光検出器135aをそれぞれ光検出器135a、半導体レーザ35a、モジュール185aに置き換えた実施の形態においては、半導体レーザ35aから出射し、ビームスプリッタ85bを透過した光がビームスプリッタ85aで反射するように、この光の偏光方向を90°回転させる1/2波長板が、必要に応じてビームスプリッタ85bとビームスプリッタ85aの間に挿入される。
本発明の光ヘッド装置の第三十五の実施の形態においては、半導体レーザ35aが他の光源や光検出器と集積化されていないため、半導体レーザ35aに高い放熱性を持たせることができる。また、モジュール、光源、光検出器を合わせた数が3個で済むため、光ヘッド装置を小型化することができる。さらに、モジュール185a内の光検出器をモジュール185a内の半導体レーザの波長に対して感度等が最適になるように設計することができ、光検出器135aを半導体レーザ35aの波長に対して感度等が最適になるように設計することができる。
14.第三十六の実施の形態(タイプ12)
本発明の光ヘッド装置の第三十六の実施の形態は、2個のモジュールを有する形態である。但し、2個のモジュールのうち1個は、2個の光源と1個の光検出器を集積化したモジュールである。また、2個のモジュールのうちもう1個は、1個の光源と1個の光検出器を集積化したモジュールである。
図36に、本発明の光ヘッド装置の第三十六の実施の形態を示す。モジュール186bは2個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図75を参照して後述する。また、モジュール186aは1個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図74を参照して後述する。モジュール186a内の半導体レーザの波長は400nmであり、モジュール186b内の半導体レーザの波長は660nm、780nmである。ビームスプリッタ86aとしてはビームスプリッタAが用いられる。
モジュール186a内の半導体レーザからの波長400nmの出射光は、ビームスプリッタ86aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203で次世代規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ86aで殆んど全て反射し、モジュール186a内の光検出器で受光される。
モジュール186b内の半導体レーザからの波長660nm、780nmの出射光は、ビームスプリッタ86aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格、CD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ86aを殆んど全て透過し、モジュール186b内の光検出器で受光される。
本実施の形態においては、モジュール186a内の半導体レーザの波長を660nm、モジュール186b内の半導体レーザの波長を400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ86aとしてはビームスプリッタBが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール186a内の半導体レーザの波長を780nm、モジュール186b内の半導体レーザの波長を400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ86aとしてはビームスプリッタCが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール186aを2個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュール、モジュール186bを1個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールとし、モジュール186a内の半導体レーザの波長を660nm、780nm、モジュール186b内の半導体レーザの波長を400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ86aとしてはビームスプリッタDが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール186aを2個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュール、モジュール186bを1個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールとし、モジュール186a内の半導体レーザの波長を400nm、780nm、モジュール186b内の半導体レーザの波長を660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ86aとしてはビームスプリッタEが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール186aを2個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュール、モジュール186bを1個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールとし、モジュール186a内の半導体レーザの波長を400nm、660nm、モジュール186b内の半導体レーザの波長を780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ86aとしてはビームスプリッタFが用いられる。
本発明の光ヘッド装置の第三十六の実施の形態においては、2個のモジュールのみで光源、光検出器が不要なため、光ヘッド装置を小型化することができる。また、モジュール186a、186b内の光検出器を、それぞれモジュール186a、186b内の半導体レーザの波長に対して感度等が最適になるように設計することができる。
15.第三十七の実施の形態(タイプ13)
本発明の光ヘッド装置の第三十七の実施の形態は、1個のモジュールを有する形態である。但し、1個のモジュールは、3個の光源と1個の光検出器を集積化したモジュールである。
図37に、本発明の光ヘッド装置の第三十七の実施の形態を示す。モジュール187aは3個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図76を参照して後述する。モジュール187a内の半導体レーザの波長は400nm、660nm、780nmである。
モジュール187a内の半導体レーザからの波長400nm、660nm、780nmの出射光は、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203で次世代規格、DVD規格、CD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、モジュール187a内の光検出器で受光される。
本発明の光ヘッド装置の第三十七の実施の形態においては、1個のモジュールのみで光源、光検出器が不要なため、光ヘッド装置を小型化することができる。
16.第三十八〜第四十一の実施の形態(タイプ14)
本発明の光ヘッド装置の第三十八〜第四十一の実施の形態は、3個の光源と2個の光検出器を有する形態である。
(第三十八の実施の形態)
本発明の光ヘッド装置の第三十八の実施の形態は図1に示すものと同じである。半導体レーザ1a、1b、1cの波長は、それぞれ780nm、660nm、400nmである。ビームスプリッタ51aとしてはビームスプリッタDが用いられる。ビームスプリッタ51bとしてはビームスプリッタk、o、xのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ51cとしてはビームスプリッタL、Q、W、s、v、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ51dとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、u、W、x、yのいずれかが用いられる。
波長400nm、780nmの光に対する説明は、本発明の光ヘッド装置の第一の実施の形態と同じであるため省略する。
半導体レーザ1bからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ51bにP偏光として入射して約50%が透過し、ビームスプリッタ51aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ51aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ51bにS偏光として入射して約50%が反射し、ビームスプリッタ51cにS偏光として入射して殆んど全て反射し、光検出器101aで受光される。
本実施の形態においては、半導体レーザ1a、1b、1cの波長を、それぞれ660nm、780nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ51aとしてはビームスプリッタDが用いられる。ビームスプリッタ51bとしてはビームスプリッタL、Q、Wのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ51cとしてはビームスプリッタk、o、xのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ51dとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、u、W、x、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ1a、1b、1cの波長を、それぞれ780nm、400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ51aとしてはビームスプリッタEが用いられる。ビームスプリッタ51bとしてはビームスプリッタJ、M、xのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ51cとしてはビームスプリッタL、R、v、T、W、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ51dとしてはビームスプリッタh、k、o、p、s、u、v、x、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ1a、1b、1cの波長を、それぞれ400nm、780nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ51aとしてはビームスプリッタEが用いられる。ビームスプリッタ51bとしてはビームスプリッタL、R、vのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ51cとしてはビームスプリッタJ、M、xのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ51dとしてはビームスプリッタh、k、o、p、s、u、v、x、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ1a、1b、1cの波長を、それぞれ660nm、400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ51aとしてはビームスプリッタFが用いられる。ビームスプリッタ51bとしてはビームスプリッタJ、N、Wのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ51cとしてはビームスプリッタk、p、v、u、x、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ51dとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、s、T、v、W、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ1a、1b、1cの波長を、それぞれ400nm、660nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ51aとしてはビームスプリッタFが用いられる。ビームスプリッタ51bとしてはビームスプリッタk、p、vのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ51cとしてはビームスプリッタJ、N、W、u、x、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ51dとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、s、T、v、W、yのいずれかが用いられる。
さらに、半導体レーザ1cと光検出器101bを入れ替えた実施の形態も可能である。また、半導体レーザ1a、1bのいずれか一つと光検出器101aを入れ替えた実施の形態も可能である。
本発明の光ヘッド装置の第三十八の実施の形態は、本発明の光ヘッド装置の第一の実施の形態と同じ特徴を有する。
(第三十九の実施の形態)
本発明の光ヘッド装置の第三十九の実施の形態は図2に示すものと同じである。半導体レーザ2a、2b、2cの波長は、それぞれ780nm、660nm、400nmである。ビームスプリッタ52aとしてはビームスプリッタDが用いられる。ビームスプリッタ52bとしてはビームスプリッタh、p、uのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ52cとしてはビームスプリッタI、R、T、s、v、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ52dとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、u、W、x、yのいずれかが用いられる。
波長400nm、780nmの光に対する説明は、本発明の光ヘッド装置の第二の実施の形態と同じであるため省略する。
半導体レーザ2bからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ52bにS偏光として入射して約50%が反射し、ビームスプリッタ52aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ52aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ52bにP偏光として入射して約50%が透過し、ビームスプリッタ52cにP偏光として入射して殆んど全て透過し、光検出器102aで受光される。
本実施の形態においては、半導体レーザ2a、2b、2cの波長を、それぞれ660nm、780nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ52aとしてはビームスプリッタDが用いられる。ビームスプリッタ52bとしてはビームスプリッタI、R、Tのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ52cとしてはビームスプリッタh、p、uのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ52dとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、u、W、x、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ2a、2b、2cの波長を、それぞれ780nm、400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ52aとしてはビームスプリッタEが用いられる。ビームスプリッタ52bとしてはビームスプリッタG、N、uのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ52cとしてはビームスプリッタI、Q、s、T、W、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ52dとしてはビームスプリッタh、k、o、p、s、u、v、x、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ2a、2b、2cの波長を、それぞれ400nm、780nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ52aとしてはビームスプリッタEが用いられる。ビームスプリッタ52bとしてはビームスプリッタI、Q、sのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ52cとしてはビームスプリッタG、N、uのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ52dとしてはビームスプリッタh、k、o、p、s、u、v、x、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ2a、2b、2cの波長を、それぞれ660nm、400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ52aとしてはビームスプリッタFが用いられる。ビームスプリッタ52bとしてはビームスプリッタG、M、Tのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ52cとしてはビームスプリッタh、o、s、u、x、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ52dとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、s、T、v、W、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ2a、2b、2cの波長を、それぞれ400nm、660nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ52aとしてはビームスプリッタFが用いられる。ビームスプリッタ52bとしてはビームスプリッタh、o、sのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ52cとしてはビームスプリッタG、M、T、u、x、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ52dとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、s、T、v、W、yのいずれかが用いられる。
さらに、半導体レーザ2cと光検出器102bを入れ替えた実施の形態も可能である。また、半導体レーザ2a、2bのいずれか一つと光検出器102aを入れ替えた実施の形態も可能である。
本発明の光ヘッド装置の第三十九の実施の形態は、本発明の光ヘッド装置の第二の実施の形態と同じ特徴を有する。
(第四十の実施の形態)
本発明の光ヘッド装置の第四十の実施の形態は図3に示すものと同じである。半導体レーザ3a、3b、3cの波長は、それぞれ400nm、660nm、780nmである。ビームスプリッタ53aとしてはビームスプリッタAが用いられる。ビームスプリッタ53bとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、u、W、x、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ53cとしてはビームスプリッタh、p、uのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ53dとしてはビームスプリッタI、R、T、s、v、yのいずれかが用いられる。
波長400nm、780nmの光に対する説明は、本発明の光ヘッド装置の第三の実施の形態と同じであるため省略する。
半導体レーザ3bからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ53cにS偏光として入射して約50%が反射し、ビームスプリッタ53aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ53aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ53cにP偏光として入射して約50%が透過し、ビームスプリッタ53dにP偏光として入射して殆んど全て透過し、光検出器103bで受光される。
本実施の形態においては、半導体レーザ3a、3b、3cの波長を、それぞれ400nm、780nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ53aとしてはビームスプリッタAが用いられる。ビームスプリッタ53bとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、u、W、x、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ53cとしてはビームスプリッタI、R、Tのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ53dとしてはビームスプリッタh、p、uのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ3a、3b、3cの波長を、それぞれ660nm、400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ53aとしてはビームスプリッタBが用いられる。ビームスプリッタ53bとしてはビームスプリッタh、k、o、p、s、u、v、x、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ53cとしてはビームスプリッタG、N、uのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ53dとしてはビームスプリッタI、Q、s、T、W、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ3a、3b、3cの波長を、それぞれ660nm、780nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ53aとしてはビームスプリッタBが用いられる。ビームスプリッタ53bとしてはビームスプリッタh、k、o、p、s、u、v、x、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ53cとしてはビームスプリッタI、Q、sのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ53dとしてはビームスプリッタG、N、uのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ3a、3b、3cの波長を、それぞれ780nm、400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ53aとしてはビームスプリッタCが用いられる。ビームスプリッタ53bとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、s、T、v、W、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ53cとしてはビームスプリッタG、M、Tのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ53dとしてはビームスプリッタh、o、s、u、x、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ3a、3b、3cの波長を、それぞれ780nm、660nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ53aとしてはビームスプリッタCが用いられる。ビームスプリッタ53bとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、s、T、v、W、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ53cとしてはビームスプリッタh、o、sのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ53dとしてはビームスプリッタG、M、T、u、x、yのいずれかが用いられる。
さらに、半導体レーザ3aと光検出器103aを入れ替えた実施の形態も可能である。また、半導体レーザ3b、3cのいずれか一つと光検出器103bを入れ替えた実施の形態も可能である。
本発明の光ヘッド装置の第四十の実施の形態は、本発明の光ヘッド装置の第三の実施の形態と同じ特徴を有する。
(第四十一の実施の形態)
本発明の光ヘッド装置の第四十一の実施の形態は図4に示すものと同じである。半導体レーザ4a、4b、4cの波長は、それぞれ400nm、660nm、780nmである。ビームスプリッタ54aとしてはビームスプリッタAが用いられる。ビームスプリッタ54bとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、u、W、x、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ54cとしてはビームスプリッタk、o、xのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ54dとしてはビームスプリッタL、Q、W、s、v、yのいずれかが用いられる。
波長400nm、780nmの光に対する説明は、本発明の光ヘッド装置の第四の実施の形態と同じであるため省略する。
半導体レーザ4bからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ54cにP偏光として入射して約50%が透過し、ビームスプリッタ54aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ54aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ54cにS偏光として入射して約50%が反射し、ビームスプリッタ54dにS偏光として入射して殆んど全て反射し、光検出器104bで受光される。
本実施の形態においては、半導体レーザ4a、4b、4cの波長を、それぞれ400nm、780nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ54aとしてはビームスプリッタAが用いられる。ビームスプリッタ54bとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、u、W、x、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ54cとしてはビームスプリッタL、Q、Wのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ54dとしてはビームスプリッタk、o、xのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ4a、4b、4cの波長を、それぞれ660nm、400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ54aとしてはビームスプリッタBが用いられる。ビームスプリッタ54bとしてはビームスプリッタh、k、o、p、s、u、v、x、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ54cとしてはビームスプリッタJ、M、xのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ54dとしてはビームスプリッタL、R、v、T、W、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ4a、4b、4cの波長を、それぞれ660nm、780nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ54aとしてはビームスプリッタBが用いられる。ビームスプリッタ54bとしてはビームスプリッタh、k、o、p、s、u、v、x、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ54cとしてはビームスプリッタL、R、vのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ54dとしてはビームスプリッタJ、M、xのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ4a、4b、4cの波長を、それぞれ780nm、400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ54aとしてはビームスプリッタCが用いられる。ビームスプリッタ54bとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、s、T、v、W、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ54cとしてはビームスプリッタJ、N、Wのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ54dとしてはビームスプリッタk、p、v、u、x、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ4a、4b、4cの波長を、それぞれ780nm、660nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ54aとしてはビームスプリッタCが用いられる。ビームスプリッタ54bとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、s、T、v、W、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ54cとしてはビームスプリッタk、p、vのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ54dとしてはビームスプリッタJ、N、W、u、x、yのいずれかが用いられる。
さらに、半導体レーザ4aと光検出器104aを入れ替えた実施の形態も可能である。また、半導体レーザ4b、4cのいずれか一つと光検出器104bを入れ替えた実施の形態も可能である。
本発明の光ヘッド装置の第四十一の実施の形態は、本発明の光ヘッド装置の第四の実施の形態と同じ特徴を有する。
17.第四十二〜第四十六の実施の形態(タイプ15)
本発明の光ヘッド装置の第四十二〜第四十六の実施の形態は、3個の光源と1個の光検出器を有する形態である。
(第四十二の実施の形態)
本発明の光ヘッド装置の第四十二の実施の形態は図5に示すものと同じである。半導体レーザ5a、5b、5cの波長は、それぞれ400nm、660nm、780nmである。ビームスプリッタ55aとしてはビームスプリッタGが用いられる。ビームスプリッタ55bとしてはビームスプリッタh、uのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ55cとしてはビームスプリッタI、s、T、yのいずれかが用いられる。
波長400nm、780nmの光に対する説明は、本発明の光ヘッド装置の第五の実施の形態と同じであるため省略する。
半導体レーザ5bからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ55bにS偏光として入射して約50%が反射し、ビームスプリッタ55aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ55aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ55bにP偏光として入射して約50%が透過し、ビームスプリッタ55cにP偏光として入射して殆んど全て透過し、光検出器105aで受光される。
本実施の形態においては、半導体レーザ5a、5b、5cの波長を、それぞれ400nm、780nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ55aとしてはビームスプリッタGが用いられる。ビームスプリッタ55bとしてはビームスプリッタI、Tのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ55cとしてはビームスプリッタh、uのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ5a、5b、5cの波長を、それぞれ660nm、400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ55aとしてはビームスプリッタhが用いられる。ビームスプリッタ55bとしてはビームスプリッタG、uのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ55cとしてはビームスプリッタI、s、T、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ5a、5b、5cの波長を、それぞれ660nm、780nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ55aとしてはビームスプリッタhが用いられる。ビームスプリッタ55bとしてはビームスプリッタI、sのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ55cとしてはビームスプリッタG、uのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ5a、5b、5cの波長を、それぞれ780nm、400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ55aとしてはビームスプリッタIが用いられる。ビームスプリッタ55bとしてはビームスプリッタGが用いられる。ビームスプリッタ55cとしてはビームスプリッタh、uのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ5a、5b、5cの波長を、それぞれ780nm、660nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ55aとしてはビームスプリッタIが用いられる。ビームスプリッタ55bとしてはビームスプリッタhが用いられる。ビームスプリッタ55cとしてはビームスプリッタG、uのいずれかが用いられる。
さらに、半導体レーザ5a、5b、5cのいずれか一つと光検出器105aを入れ替えた実施の形態も可能である。
本発明の光ヘッド装置の第四十二の実施の形態は、本発明の光ヘッド装置の第五の実施の形態と同じ特徴を有する。
(第四十三の実施の形態)
本発明の光ヘッド装置の第四十三の実施の形態は図6に示すものと同じである。半導体レーザ6a、6b、6cの波長は、それぞれ400nm、660nm、780nmである。ビームスプリッタ56aとしてはビームスプリッタJが用いられる。ビームスプリッタ56bとしてはビームスプリッタk、xのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ56cとしてはビームスプリッタL、v、W、yのいずれかが用いられる。
波長400nm、780nmの光に対する説明は、本発明の光ヘッド装置の第六の実施の形態と同じであるため省略する。
半導体レーザ6bからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ56bにP偏光として入射して約50%が透過し、ビームスプリッタ56aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ56aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ56bにS偏光として入射して約50%が反射し、ビームスプリッタ56cにS偏光として入射して殆んど全て反射し、光検出器106aで受光される。
本実施の形態においては、半導体レーザ6a、6b、6cの波長を、それぞれ400nm、780nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ56aとしてはビームスプリッタJが用いられる。ビームスプリッタ56bとしてはビームスプリッタL、Wのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ56cとしてはビームスプリッタk、xのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ6a、6b、6cの波長を、それぞれ660nm、400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ56aとしてはビームスプリッタkが用いられる。ビームスプリッタ56bとしてはビームスプリッタJ、xのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ56cとしてはビームスプリッタL、v、W、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ6a、6b、6cの波長を、それぞれ660nm、780nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ56aとしてはビームスプリッタkが用いられる。ビームスプリッタ56bとしてはビームスプリッタL、vのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ56cとしてはビームスプリッタJ、xのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ6a、6b、6cの波長を、それぞれ780nm、400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ56aとしてはビームスプリッタLが用いられる。ビームスプリッタ56bとしてはビームスプリッタJが用いられる。ビームスプリッタ56cとしてはビームスプリッタk、xのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ6a、6b、6cの波長を、それぞれ780nm、660nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ56aとしてはビームスプリッタLが用いられる。ビームスプリッタ56bとしてはビームスプリッタkが用いられる。ビームスプリッタ56cとしてはビームスプリッタJ、xのいずれかが用いられる。
さらに、半導体レーザ6a、6b、6cのいずれか一つと光検出器106aを入れ替えた実施の形態も可能である。
本発明の光ヘッド装置の第四十三の実施の形態は、本発明の光ヘッド装置の第六の実施の形態と同じ特徴を有する。
(第四十四の実施の形態)
本発明の光ヘッド装置の第四十四の実施の形態は図7に示すものと同じである。半導体レーザ7a、7b、7cの波長は、それぞれ400nm、660nm、780nmである。ビームスプリッタ57aとしてはビームスプリッタGが用いられる。ビームスプリッタ57bとしてはビームスプリッタs、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ57cとしてはビームスプリッタC、E、M、k、o、xのいずれかが用いられる。
波長400nm、780nmの光に対する説明は、本発明の光ヘッド装置の第七の実施の形態と同じであるため省略する。
半導体レーザ7bからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ57cを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ57bにS偏光として入射して約50%が反射し、ビームスプリッタ57aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ57aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ57bにP偏光として入射して約50%が透過し、光検出器107aで受光される。
本実施の形態においては、半導体レーザ7a、7b、7cの波長を、それぞれ400nm、780nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ57aとしてはビームスプリッタGが用いられる。ビームスプリッタ57bとしてはビームスプリッタs、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ57cとしてはビームスプリッタB、F、N、h、p、uのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ7a、7b、7cの波長を、それぞれ660nm、400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ57aとしてはビームスプリッタhが用いられる。ビームスプリッタ57bとしてはビームスプリッタT、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ57cとしてはビームスプリッタC、D、o、J、M、xのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ7a、7b、7cの波長を、それぞれ660nm、780nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ57aとしてはビームスプリッタhが用いられる。ビームスプリッタ57bとしてはビームスプリッタT、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ57cとしてはビームスプリッタA、F、p、G、N、uのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ7a、7b、7cの波長を、それぞれ780nm、400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ57aとしてはビームスプリッタIが用いられる。ビームスプリッタ57bとしてはビームスプリッタuが用いられる。ビームスプリッタ57cとしてはビームスプリッタB、D、Q、h、o、s、J、N、W、u、x、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ7a、7b、7cの波長を、それぞれ780nm、660nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ57aとしてはビームスプリッタIが用いられる。ビームスプリッタ57bとしてはビームスプリッタuが用いられる。ビームスプリッタ57cとしてはビームスプリッタA、E、R、G、M、T、k、p、v、u、x、yのいずれかが用いられる。
さらに、半導体レーザ7a、7b、7cのいずれか一つと光検出器107aを入れ替えた実施の形態も可能である。
本発明の光ヘッド装置の第四十四の実施の形態は、本発明の光ヘッド装置の第七の実施の形態と同じ特徴を有する。
(第四十五の実施の形態)
本発明の光ヘッド装置の第四十五の実施の形態は図8に示すものと同じである。半導体レーザ8a、8b、8cの波長は、それぞれ400nm、660nm、780nmである。ビームスプリッタ58aとしてはビームスプリッタJが用いられる。ビームスプリッタ58bとしてはビームスプリッタv、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ58cとしてはビームスプリッタB、F、N、h、p、uのいずれかが用いられる。
波長400nm、780nmの光に対する説明は、本発明の光ヘッド装置の第八の実施の形態と同じであるため省略する。
半導体レーザ8bからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ58cで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ58bにP偏光として入射して約50%が透過し、ビームスプリッタ58aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ58aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ58bにS偏光として入射して約50%が反射し、光検出器108aで受光される。
本実施の形態においては、半導体レーザ8a、8b、8cの波長を、それぞれ400nm、780nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ58aとしてはビームスプリッタJが用いられる。ビームスプリッタ58bとしてはビームスプリッタv、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ58cとしてはビームスプリッタC、E、M、k、o、xのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ8a、8b、8cの波長を、それぞれ660nm、400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ58aとしてはビームスプリッタkが用いられる。ビームスプリッタ58bとしてはビームスプリッタW、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ58cとしてはビームスプリッタA、F、p、G、N、uのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ8a、8b、8cの波長を、それぞれ660nm、780nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ58aとしてはビームスプリッタkが用いられる。ビームスプリッタ58bとしてはビームスプリッタW、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ58cとしてはビームスプリッタC、D、o、J、M、xのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ8a、8b、8cの波長を、それぞれ780nm、400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ58aとしてはビームスプリッタLが用いられる。ビームスプリッタ58bとしてはビームスプリッタxが用いられる。ビームスプリッタ58cとしてはビームスプリッタA、E、R、k、p、v、G、M、T、u、x、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ8a、8b、8cの波長を、それぞれ780nm、660nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ58aとしてはビームスプリッタLが用いられる。ビームスプリッタ58bとしてはビームスプリッタxが用いられる。ビームスプリッタ58cとしてはビームスプリッタB、D、Q、J、N、W、h、o、s、u、x、yのいずれかが用いられる。
さらに、半導体レーザ8a、8b、8cのいずれか一つと光検出器108aを入れ替えた実施の形態も可能である。
本発明の光ヘッド装置の第四十五の実施の形態は、本発明の光ヘッド装置の第八の実施の形態と同じ特徴を有する。
(第四十六の実施の形態)
本発明の光ヘッド装置の第四十六の実施の形態は図9に示すものと同じである。半導体レーザ9a、9b、9cの波長は、それぞれ400nm、660nm、780nmである。ビームスプリッタ59aとしてはビームスプリッタuが用いられる。ビームスプリッタ59bとしてはビームスプリッタA、E、R、G、M、T、k、p、v、u、x、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ59cとしてはビームスプリッタI、s、T、yのいずれかが用いられる。
波長400nm、780nmの光に対する説明は、本発明の光ヘッド装置の第九の実施の形態と同じであるため省略する。
半導体レーザ9bからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ59bを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ59aにS偏光として入射して約50%が反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ59aにP偏光として入射して約50%が透過し、ビームスプリッタ59cにP偏光として入射して殆んど全て透過し、光検出器109aで受光される。
本実施の形態においては、半導体レーザ9a、9b、9cの波長を、それぞれ400nm、780nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ59aとしてはビームスプリッタTが用いられる。ビームスプリッタ59bとしてはビームスプリッタA、F、p、G、N、uのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ59cとしてはビームスプリッタh、uのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ9a、9b、9cの波長を、それぞれ660nm、400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ59aとしてはビームスプリッタuが用いられる。ビームスプリッタ59bとしてはビームスプリッタB、D、Q、h、o、s、J、N、W、u、x、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ59cとしてはビームスプリッタI、s、T、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ9a、9b、9cの波長を、それぞれ660nm、780nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ59aとしてはビームスプリッタsが用いられる。ビームスプリッタ59bとしてはビームスプリッタB、F、N、h、p、uのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ59cとしてはビームスプリッタG、uのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ9a、9b、9cの波長を、それぞれ780nm、400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ59aとしてはビームスプリッタTが用いられる。ビームスプリッタ59bとしてはビームスプリッタC、D、o、J、M、xのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ59cとしてはビームスプリッタh、uのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ9a、9b、9cの波長を、それぞれ780nm、660nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ59aとしてはビームスプリッタsが用いられる。ビームスプリッタ59bとしてはビームスプリッタC、E、M、k、o、xのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ59cとしてはビームスプリッタG、uのいずれかが用いられる。
さらに、半導体レーザ9a、9b、9cのいずれか一つと光検出器109aを入れ替えた実施の形態も可能である。
本発明の光ヘッド装置の第四十六の実施の形態は、本発明の光ヘッド装置の第九の実施の形態と同じ特徴を有する。
18.第四十七の実施の形態(タイプ16)
本発明の光ヘッド装置の第四十七の実施の形態は、2個の光源と2個の光検出器を有する形態である。但し、2個の光源のうち1個は、2個の光源を集積化した光源である。
本発明の光ヘッド装置の第四十七の実施の形態は図10に示すものと同じである。半導体レーザ10bは2個の半導体レーザを集積化した半導体レーザであり、その構成については図72を参照して後述する。半導体レーザ10aの波長は400nmであり、半導体レーザ10bの波長は660nm、780nmである。ビームスプリッタ60aとしてはビームスプリッタAが用いられる。ビームスプリッタ60bとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、u、W、x、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ60cとしてはビームスプリッタs、v、yのいずれかが用いられる。
波長400nm、780nmの光に対する説明は、本発明の光ヘッド装置の第十の実施の形態と同じであるため省略する。
半導体レーザ10bからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ60cにS偏光として入射して約50%が反射し、ビームスプリッタ60aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ60aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ60cにP偏光として入射して約50%が透過し、光検出器110bで受光される。
本実施の形態においては、半導体レーザ10aの波長を660nm、半導体レーザ10bの波長を400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ60aとしてはビームスプリッタBが用いられる。ビームスプリッタ60bとしてはビームスプリッタh、k、o、p、s、u、v、x、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ60cとしてはビームスプリッタT、W、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ10aの波長を780nm、半導体レーザ10bの波長を400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ60aとしてはビームスプリッタCが用いられる。ビームスプリッタ60bとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、s、T、v、W、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ60cとしてはビームスプリッタu、x、yのいずれかが用いられる。
さらに、半導体レーザ10aと光検出器110aを入れ替えた実施の形態も可能である。また、半導体レーザ10bと光検出器110bを入れ替えた実施の形態も可能である。
本発明の光ヘッド装置の第四十七の実施の形態は、本発明の光ヘッド装置の第十の実施の形態と同じ特徴を有する。
19.第四十八〜第四十九の実施の形態(タイプ17)
本発明の光ヘッド装置の第四十八〜第四十九の実施の形態は、2個の光源と1個の光検出器を有する形態である。但し、2個の光源のうち1個は、2個の光源を集積化した光源である。
(第四十八の実施の形態)
本発明の光ヘッド装置の第四十八の実施の形態は図11に示すものと同じである。半導体レーザ11bは2個の半導体レーザを集積化した半導体レーザであり、その構成については図72を参照して後述する。半導体レーザ11aの波長は400nmであり、半導体レーザ11bの波長は660nm、780nmである。ビームスプリッタ61aとしてはビームスプリッタGが用いられる。ビームスプリッタ61bとしてはビームスプリッタs、yのいずれかが用いられる。
波長400nm、780nmの光に対する説明は、本発明の光ヘッド装置の第十一の実施の形態と同じであるため省略する。
半導体レーザ11bからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ61bにS偏光として入射して約50%が反射し、ビームスプリッタ61aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ61aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ61bにP偏光として入射して約50%が透過し、光検出器111aで受光される。
本実施の形態においては、半導体レーザ11aの波長を660nm、半導体レーザ11bの波長を400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ61aとしてはビームスプリッタhが用いられる。ビームスプリッタ61bとしてはビームスプリッタT、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ11aの波長を780nm、半導体レーザ11bの波長を400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ61aとしてはビームスプリッタIが用いられる。ビームスプリッタ61bとしてはビームスプリッタuが用いられる。
さらに、半導体レーザ11a、11bのいずれか一つと光検出器111aを入れ替えた実施の形態も可能である。
本実施の形態においては、半導体レーザ11aを2個の半導体レーザを集積化した半導体レーザとし、半導体レーザ11aの波長を660nm、780nm、半導体レーザ11bの波長を400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ61aとしてはビームスプリッタsが用いられる。ビームスプリッタ61bとしてはビームスプリッタG、uのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ11aを2個の半導体レーザを集積化した半導体レーザとし、半導体レーザ11aの波長を400nm、780nm、半導体レーザ11bの波長を660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ61aとしてはビームスプリッタTが用いられる。ビームスプリッタ61bとしてはビームスプリッタh、uのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ11aを2個の半導体レーザを集積化した半導体レーザとし、半導体レーザ11aの波長を400nm、660nm、半導体レーザ11bの波長を780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ61aとしてはビームスプリッタuが用いられる。ビームスプリッタ61bとしてはビームスプリッタI、s、T、yのいずれかが用いられる。
さらに、半導体レーザ11aを2個の半導体レーザを集積化した半導体レーザとし、半導体レーザ11a、11bのいずれか一つと光検出器111aを入れ替えた実施の形態も可能である。
本発明の光ヘッド装置の第四十八の実施の形態は、本発明の光ヘッド装置の第十一の実施の形態と同じ特徴を有する。
(第四十九の実施の形態)
本発明の光ヘッド装置の第四十九の実施の形態は図12に示すものと同じである。半導体レーザ12bは2個の半導体レーザを集積化した半導体レーザであり、その構成については図72を参照して後述する。半導体レーザ12aの波長は400nmであり、半導体レーザ12bの波長は660nm、780nmである。ビームスプリッタ62aとしてはビームスプリッタJが用いられる。ビームスプリッタ62bとしてはビームスプリッタv、yのいずれかが用いられる。
波長400nm、780nmの光に対する説明は、本発明の光ヘッド装置の第十二の実施の形態と同じであるため省略する。
半導体レーザ12bからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ62bにP偏光として入射して約50%が透過し、ビームスプリッタ62aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ62aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ62bにS偏光として入射して約50%が反射し、光検出器112aで受光される。
本実施の形態においては、半導体レーザ12aの波長を660nm、半導体レーザ12bの波長を400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ62aとしてはビームスプリッタkが用いられる。ビームスプリッタ62bとしてはビームスプリッタW、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ12aの波長を780nm、半導体レーザ12bの波長を400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ62aとしてはビームスプリッタLが用いられる。ビームスプリッタ62bとしてはビームスプリッタxが用いられる。
さらに、半導体レーザ12a、12bのいずれか一つと光検出器112aを入れ替えた実施の形態も可能である。
本実施の形態においては、半導体レーザ12aを2個の半導体レーザを集積化した半導体レーザとし、半導体レーザ12aの波長を660nm、780nm、半導体レーザ12bの波長を400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ62aとしてはビームスプリッタvが用いられる。ビームスプリッタ62bとしてはビームスプリッタJ、xのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ12aを2個の半導体レーザを集積化した半導体レーザとし、半導体レーザ12aの波長を400nm、780nm、半導体レーザ12bの波長を660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ62aとしてはビームスプリッタWが用いられる。ビームスプリッタ62bとしてはビームスプリッタk、xのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、半導体レーザ12aを2個の半導体レーザを集積化した半導体レーザとし、半導体レーザ12aの波長を400nm、660nm、半導体レーザ12bの波長を780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ62aとしてはビームスプリッタxが用いられる。ビームスプリッタ62bとしてはビームスプリッタL、v、W、yのいずれかが用いられる。
さらに、半導体レーザ12aを2個の半導体レーザを集積化した半導体レーザとし、半導体レーザ12a、12bのいずれか一つと光検出器112aを入れ替えた実施の形態も可能である。
本発明の光ヘッド装置の第四十九の実施の形態は、本発明の光ヘッド装置の第十二の実施の形態と同じ特徴を有する。
20.第五十の実施の形態(タイプ18)
本発明の光ヘッド装置の第五十の実施の形態は、1個の光源と1個の光検出器を有する形態である。但し、1個の光源は、3個の光源を集積化した光源である。
本発明の光ヘッド装置の第五十の実施の形態は図13に示すものと同じである。半導体レーザ13aは3個の半導体レーザを集積化した半導体レーザであり、その構成については図73を参照して後述する。半導体レーザ13aの波長は400nm、660nm、780nmである。ビームスプリッタ63aとしてはビームスプリッタyが用いられる。
波長400nm、780nmの光に対する説明は、本発明の光ヘッド装置の第十三の実施の形態と同じであるため省略する。
半導体レーザ13aからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ63aにS偏光として入射して約50%が反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ63aにP偏光として入射して約50%が透過し、光検出器113aで受光される。
本発明の光ヘッド装置の第五十の実施の形態は、本発明の光ヘッド装置の第十三の実施の形態と同じ特徴を有する。
21.第五十一〜第五十六の実施の形態(タイプ19)
本発明の光ヘッド装置の第五十一〜第五十六の実施の形態は、2個の光源と2個の光検出器と1個のモジュールを有する形態である。但し、1個のモジュールは、1個の光源と1個の光検出器を集積化したモジュールである。
(第五十一の実施の形態)
本発明の光ヘッド装置の第五十一の実施の形態は図14に示すものと同じである。モジュール164aは1個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図74を参照して後述する。モジュール164a内の半導体レーザの波長は400nmであり、半導体レーザ14a、14bの波長は、それぞれ660nm、780nmである。ビームスプリッタ64aとしてはビームスプリッタAが用いられる。ビームスプリッタ64bとしてはビームスプリッタB、F、Nのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ64cとしてはビームスプリッタh、k、o、p、s、u、v、x、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ64dとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、s、T、v、W、yのいずれかが用いられる。
波長400nm、780nmの光に対する説明は、本発明の光ヘッド装置の第十四の実施の形態と同じであるため省略する。
半導体レーザ14aからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ64cにP偏光として入射して約50%が透過し、ビームスプリッタ64bで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ64aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ64aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ64bで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ64cにS偏光として入射して約50%が反射し、光検出器114aで受光される。
本実施の形態においては、モジュール164a内の半導体レーザの波長を400nm、半導体レーザ14a、14bの波長を、それぞれ780nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ64aとしてはビームスプリッタAが用いられる。ビームスプリッタ64bとしてはビームスプリッタC、E、Mのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ64cとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、s、T、v、W、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ64dとしてはビームスプリッタh、k、o、p、s、u、v、x、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール164a内の半導体レーザの波長を660nm、半導体レーザ14a、14bの波長を、それぞれ400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ64aとしてはビームスプリッタBが用いられる。ビームスプリッタ64bとしてはビームスプリッタA、F、pのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ64cとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、u、W、x、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ64dとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、s、T、v、W、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール164a内の半導体レーザの波長を660nm、半導体レーザ14a、14bの波長を、それぞれ780nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ64aとしてはビームスプリッタBが用いられる。ビームスプリッタ64bとしてはビームスプリッタC、D、oのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ64cとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、s、T、v、W、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ64dとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、u、W、x、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール164a内の半導体レーザの波長を780nm、半導体レーザ14a、14bの波長を、それぞれ400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ64aとしてはビームスプリッタCが用いられる。ビームスプリッタ64bとしてはビームスプリッタA、E、Rのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ64cとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、u、W、x、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ64dとしてはビームスプリッタh、k、o、p、s、u、v、x、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール164a内の半導体レーザの波長を780nm、半導体レーザ14a、14bの波長を、それぞれ660nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ64aとしてはビームスプリッタCが用いられる。ビームスプリッタ64bとしてはビームスプリッタB、D、Qのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ64cとしてはビームスプリッタh、k、o、p、s、u、v、x、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ64dとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、u、W、x、yのいずれかが用いられる。
さらに、半導体レーザ14aと光検出器114aを入れ替えた実施の形態も可能である。また、半導体レーザ14bと光検出器114bを入れ替えた実施の形態も可能である。
本発明の光ヘッド装置の第五十一の実施の形態は、本発明の光ヘッド装置の第十四の実施の形態と同じ特徴を有する。
(第五十二の実施の形態)
本発明の光ヘッド装置の第五十二の実施の形態は図15に示すものと同じである。モジュール165aは1個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図74を参照して後述する。モジュール165a内の半導体レーザの波長は400nmであり、半導体レーザ15a、15bの波長は、それぞれ660nm、780nmである。ビームスプリッタ65aとしてはビームスプリッタDが用いられる。ビームスプリッタ65bとしてはビームスプリッタC、E、Mのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ65cとしてはビームスプリッタh、k、o、p、s、u、v、x、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ65dとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、s、T、v、W、yのいずれかが用いられる。
波長400nm、780nmの光に対する説明は、本発明の光ヘッド装置の第十五の実施の形態と同じであるため省略する。
半導体レーザ15aからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ65cにS偏光として入射して約50%が反射し、ビームスプリッタ65bを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ65aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ65aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ65bを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ65cにP偏光として入射して約50%が透過し、光検出器115aで受光される。
本実施の形態においては、モジュール165a内の半導体レーザの波長を400nm、半導体レーザ15a、15bの波長を、それぞれ780nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ65aとしてはビームスプリッタDが用いられる。ビームスプリッタ65bとしてはビームスプリッタB、F、Nのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ65cとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、s、T、v、W、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ65dとしてはビームスプリッタh、k、o、p、s、u、v、x、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール165a内の半導体レーザの波長を660nm、半導体レーザ15a、15bの波長を、それぞれ400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ65aとしてはビームスプリッタEが用いられる。ビームスプリッタ65bとしてはビームスプリッタC、D、oのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ65cとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、u、W、x、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ65dとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、s、T、v、W、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール165a内の半導体レーザの波長を660nm、半導体レーザ15a、15bの波長を、それぞれ780nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ65aとしてはビームスプリッタEが用いられる。ビームスプリッタ65bとしてはビームスプリッタA、F、pのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ65cとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、s、T、v、W、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ65dとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、u、W、x、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール165a内の半導体レーザの波長を780nm、半導体レーザ15a、15bの波長を、それぞれ400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ65aとしてはビームスプリッタFが用いられる。ビームスプリッタ65bとしてはビームスプリッタB、D、Qのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ65cとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、u、W、x、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ65dとしてはビームスプリッタh、k、o、p、s、u、v、x、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール165a内の半導体レーザの波長を780nm、半導体レーザ15a、15bの波長を、それぞれ660nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ65aとしてはビームスプリッタFが用いられる。ビームスプリッタ65bとしてはビームスプリッタA、E、Rのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ65cとしてはビームスプリッタh、k、o、p、s、u、v、x、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ65dとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、u、W、x、yのいずれかが用いられる。
さらに、半導体レーザ15aと光検出器115aを入れ替えた実施の形態も可能である。また、半導体レーザ15bと光検出器115bを入れ替えた実施の形態も可能である。
本発明の光ヘッド装置の第五十二の実施の形態は、本発明の光ヘッド装置の第十五の実施の形態と同じ特徴を有する。
(第五十三の実施の形態)
本発明の光ヘッド装置の第五十三の実施の形態は図16に示すものと同じである。モジュール166aは1個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図74を参照して後述する。モジュール166a内の半導体レーザの波長は780nmであり、半導体レーザ16a、16bの波長は、それぞれ660nm、400nmである。ビームスプリッタ66aとしてはビームスプリッタDが用いられる。ビームスプリッタ66bとしてはビームスプリッタk、o、xのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ66cとしてはビームスプリッタB、F、N、h、p、uのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ66dとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、u、W、x、yのいずれかが用いられる。
波長400nm、780nmの光に対する説明は、本発明の光ヘッド装置の第十六の実施の形態と同じであるため省略する。
半導体レーザ16aからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ66bにP偏光として入射して約50%が透過し、ビームスプリッタ66aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ66aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ66bにS偏光として入射して約50%が反射し、ビームスプリッタ66cにS偏光として入射して殆んど全て反射し、光検出器116aで受光される。
本実施の形態においては、モジュール166a内の半導体レーザの波長を660nm、半導体レーザ16a、16bの波長を、それぞれ780nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ66aとしてはビームスプリッタDが用いられる。ビームスプリッタ66bとしてはビームスプリッタL、Q、Wのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ66cとしてはビームスプリッタC、E、Mのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ66dとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、u、W、x、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール166a内の半導体レーザの波長を780nm、半導体レーザ16a、16bの波長を、それぞれ400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ66aとしてはビームスプリッタEが用いられる。ビームスプリッタ66bとしてはビームスプリッタJ、M、xのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ66cとしてはビームスプリッタA、F、p、G、N、uのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ66dとしてはビームスプリッタh、k、o、p、s、u、v、x、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール166a内の半導体レーザの波長を400nm、半導体レーザ16a、16bの波長を、それぞれ780nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ66aとしてはビームスプリッタEが用いられる。ビームスプリッタ66bとしてはビームスプリッタL、R、vのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ66cとしてはビームスプリッタC、D、oのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ66dとしてはビームスプリッタh、k、o、p、s、u、v、x、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール166a内の半導体レーザの波長を660nm、半導体レーザ16a、16bの波長を、それぞれ400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ66aとしてはビームスプリッタFが用いられる。ビームスプリッタ66bとしてはビームスプリッタJ、N、Wのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ66cとしてはビームスプリッタA、E、R、G、M、Tのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ66dとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、s、T、v、W、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール166a内の半導体レーザの波長を400nm、半導体レーザ16a、16bの波長を、それぞれ660nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ66aとしてはビームスプリッタFが用いられる。ビームスプリッタ66bとしてはビームスプリッタk、p、vのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ66cとしてはビームスプリッタB、D、Q、h、o、sのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ66dとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、s、T、v、W、yのいずれかが用いられる。
さらに、半導体レーザ16bと光検出器116bを入れ替えた実施の形態も可能である。また、モジュール166a、半導体レーザ16a、光検出器116aを相互に入れ替えた実施の形態も可能である。
本発明の光ヘッド装置の第五十三の実施の形態は、本発明の光ヘッド装置の第十六の実施の形態と同じ特徴を有する。
(第五十四の実施の形態)
本発明の光ヘッド装置の第五十四の実施の形態は図17に示すものと同じである。モジュール167aは1個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図74を参照して後述する。モジュール167a内の半導体レーザの波長は780nmであり、半導体レーザ17a、17bの波長は、それぞれ660nm、400nmである。ビームスプリッタ67aとしてはビームスプリッタDが用いられる。ビームスプリッタ67bとしてはビームスプリッタh、p、uのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ67cとしてはビームスプリッタC、E、M、k、o、xのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ67dとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、u、W、x、yのいずれかが用いられる。
波長400nm、780nmの光に対する説明は、本発明の光ヘッド装置の第十七の実施の形態と同じであるため省略する。
半導体レーザ17aからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ67bにS偏光として入射して約50%が反射し、ビームスプリッタ67aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ67aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ67bにP偏光として入射して約50%が透過し、ビームスプリッタ67cにP偏光として入射して殆んど全て透過し、光検出器117aで受光される。
本実施の形態においては、モジュール167a内の半導体レーザの波長を660nm、半導体レーザ17a、17bの波長を、それぞれ780nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ67aとしてはビームスプリッタDが用いられる。ビームスプリッタ67bとしてはビームスプリッタI、R、Tのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ67cとしてはビームスプリッタB、F、Nのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ67dとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、u、W、x、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール167a内の半導体レーザの波長を780nm、半導体レーザ17a、17bの波長を、それぞれ400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ67aとしてはビームスプリッタEが用いられる。ビームスプリッタ67bとしてはビームスプリッタG、N、uのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ67cとしてはビームスプリッタC、D、o、J、M、xのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ67dとしてはビームスプリッタh、k、o、p、s、u、v、x、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール167a内の半導体レーザの波長を400nm、半導体レーザ17a、17bの波長を、それぞれ780nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ67aとしてはビームスプリッタEが用いられる。ビームスプリッタ67bとしてはビームスプリッタI、Q、sのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ67cとしてはビームスプリッタA、F、pのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ67dとしてはビームスプリッタh、k、o、p、s、u、v、x、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール167a内の半導体レーザの波長を660nm、半導体レーザ17a、17bの波長を、それぞれ400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ67aとしてはビームスプリッタFが用いられる。ビームスプリッタ67bとしてはビームスプリッタG、M、Tのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ67cとしてはビームスプリッタB、D、Q、J、N、Wのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ67dとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、s、T、v、W、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール167a内の半導体レーザの波長を400nm、半導体レーザ17a、17bの波長を、それぞれ660nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ67aとしてはビームスプリッタFが用いられる。ビームスプリッタ67bとしてはビームスプリッタh、o、sのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ67cとしてはビームスプリッタA、E、R、k、p、vのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ67dとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、s、T、v、W、yのいずれかが用いられる。
さらに、半導体レーザ17bと光検出器117bを入れ替えた実施の形態も可能である。また、モジュール167a、半導体レーザ17a、光検出器117aを相互に入れ替えた実施の形態も可能である。
本発明の光ヘッド装置の第五十四の実施の形態は、本発明の光ヘッド装置の第十七の実施の形態と同じ特徴を有する。
(第五十五の実施の形態)
本発明の光ヘッド装置の第五十五の実施の形態は図18に示すものと同じである。モジュール168aは1個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図74を参照して後述する。モジュール168a内の半導体レーザの波長は780nmであり、半導体レーザ18a、18bの波長は、それぞれ400nm、660nmである。ビームスプリッタ68aとしてはビームスプリッタAが用いられる。ビームスプリッタ68bとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、u、W、x、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ68cとしてはビームスプリッタh、p、uのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ68dとしてはビームスプリッタC、E、M、k、o、xのいずれかが用いられる。
波長400nm、780nmの光に対する説明は、本発明の光ヘッド装置の第十八の実施の形態と同じであるため省略する。
半導体レーザ18bからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ68cにS偏光として入射して約50%が反射し、ビームスプリッタ68aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ68aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ68cにP偏光として入射して約50%が透過し、ビームスプリッタ68dにP偏光として入射して殆んど全て透過し、光検出器118bで受光される。
本実施の形態においては、モジュール168a内の半導体レーザの波長を660nm、半導体レーザ18a、18bの波長を、それぞれ400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ68aとしてはビームスプリッタAが用いられる。ビームスプリッタ68bとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、u、W、x、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ68cとしてはビームスプリッタI、R、Tのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ68dとしてはビームスプリッタB、F、Nのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール168a内の半導体レーザの波長を780nm、半導体レーザ18a、18bの波長を、それぞれ660nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ68aとしてはビームスプリッタBが用いられる。ビームスプリッタ68bとしてはビームスプリッタh、k、o、p、s、u、v、x、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ68cとしてはビームスプリッタG、N、uのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ68dとしてはビームスプリッタC、D、o、J、M、xのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール168a内の半導体レーザの波長を400nm、半導体レーザ18a、18bの波長を、それぞれ660nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ68aとしてはビームスプリッタBが用いられる。ビームスプリッタ68bとしてはビームスプリッタh、k、o、p、s、u、v、x、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ68cとしてはビームスプリッタI、Q、sのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ68dとしてはビームスプリッタA、F、pのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール168a内の半導体レーザの波長を660nm、半導体レーザ18a、18bの波長を、それぞれ780nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ68aとしてはビームスプリッタCが用いられる。ビームスプリッタ68bとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、s、T、v、W、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ68cとしてはビームスプリッタG、M、Tのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ68dとしてはビームスプリッタB、D、Q、J、N、Wのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール168a内の半導体レーザの波長を400nm、半導体レーザ18a、18bの波長を、それぞれ780nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ68aとしてはビームスプリッタCが用いられる。ビームスプリッタ68bとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、s、T、v、W、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ68cとしてはビームスプリッタh、o、sのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ68dとしてはビームスプリッタA、E、R、k、p、vのいずれかが用いられる。
さらに、半導体レーザ18aと光検出器118aを入れ替えた実施の形態も可能である。また、モジュール168a、半導体レーザ18b、光検出器118bを相互に入れ替えた実施の形態も可能である。
本発明の光ヘッド装置の第五十五の実施の形態は、本発明の光ヘッド装置の第十八の実施の形態と同じ特徴を有する。
(第五十六の実施の形態)
本発明の光ヘッド装置の第五十六の実施の形態は図19に示すものと同じである。モジュール169aは1個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図74を参照して後述する。モジュール169a内の半導体レーザの波長は780nmであり、半導体レーザ19a、19bの波長は、それぞれ400nm、780nmである。ビームスプリッタ69aとしてはビームスプリッタAが用いられる。ビームスプリッタ69bとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、u、W、x、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ69cとしてはビームスプリッタk、o、xのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ69dとしてはビームスプリッタB、F、N、h、p、uのいずれかが用いられる。
波長400nm、780nmの光に対する説明は、本発明の光ヘッド装置の第十九の実施の形態と同じであるため省略する。
半導体レーザ19bからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ69cにP偏光として入射して約50%が透過し、ビームスプリッタ69aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ69aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ69cにS偏光として入射して約50%が反射し、ビームスプリッタ69dにS偏光として入射して殆んど全て反射し、光検出器119bで受光される。
本実施の形態においては、モジュール169a内の半導体レーザの波長を660nm、半導体レーザ19a、19bの波長を、それぞれ400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ69aとしてはビームスプリッタAが用いられる。ビームスプリッタ69bとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、u、W、x、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ69cとしてはビームスプリッタL、Q、Wのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ69dとしてはビームスプリッタC、E、Mのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール169a内の半導体レーザの波長を780nm、半導体レーザ19a、19bの波長を、それぞれ660nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ69aとしてはビームスプリッタBが用いられる。ビームスプリッタ69bとしてはビームスプリッタh、k、o、p、s、u、v、x、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ69cとしてはビームスプリッタJ、M、xのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ69dとしてはビームスプリッタA、F、p、G、N、uのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール169a内の半導体レーザの波長を400nm、半導体レーザ19a、19bの波長を、それぞれ660nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ69aとしてはビームスプリッタBが用いられる。ビームスプリッタ69bとしてはビームスプリッタh、k、o、p、s、u、v、x、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ69cとしてはビームスプリッタL、R、vのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ69dとしてはビームスプリッタC、D、oのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール169a内の半導体レーザの波長を660nm、半導体レーザ19a、19bの波長を、それぞれ780nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ69aとしてはビームスプリッタCが用いられる。ビームスプリッタ69bとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、s、T、v、W、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ69cとしてはビームスプリッタJ、N、Wのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ69dとしてはビームスプリッタA、E、R、G、M、Tのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール169a内の半導体レーザの波長を400nm、半導体レーザ19a、19bの波長を、それぞれ780nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ69aとしてはビームスプリッタCが用いられる。ビームスプリッタ69bとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、s、T、v、W、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ69cとしてはビームスプリッタk、p、vのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ69dとしてはビームスプリッタB、D、Q、h、o、sのいずれかが用いられる。
さらに、半導体レーザ19aと光検出器119aを入れ替えた実施の形態も可能である。また、モジュール169a、半導体レーザ19b、光検出器119bを相互に入れ替えた実施の形態も可能である。
本発明の光ヘッド装置の第五十六の実施の形態は、本発明の光ヘッド装置の第十九の実施の形態と同じ特徴を有する。
22.第五十七〜第六十一の実施の形態(タイプ20)
本発明の光ヘッド装置の第五十七〜第六十一の実施の形態は、1個の光源と1個の光検出器と2個のモジュールを有する形態である。但し、2個のモジュールは、1個の光源と1個の光検出器を集積化したモジュールである。
(第五十七の実施の形態)
本発明の光ヘッド装置の第五十七の実施の形態は図20に示すものと同じである。モジュール170a、170bは1個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図74を参照して後述する。モジュール170a、170b内の半導体レーザの波長は、それぞれ780nm、660nmであり、半導体レーザ20aの波長は400nmである。ビームスプリッタ70aとしてはビームスプリッタCが用いられる。ビームスプリッタ70bとしてはビームスプリッタB、D、Qのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ70cとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、u、W、x、yのいずれかが用いられる。
波長400nm、660nm、780nmの光に対する説明は、本発明の光ヘッド装置の第二十の実施の形態と同じであるため省略する。
本実施の形態においては、モジュール170a、170b内の半導体レーザの波長を、それぞれ660nm、780nm、半導体レーザ20aの波長を400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ70aとしてはビームスプリッタBが用いられる。ビームスプリッタ70bとしてはビームスプリッタC、D、oのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ70cとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、u、W、x、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール170a、170b内の半導体レーザの波長を、それぞれ780nm、400nm、半導体レーザ20aの波長を660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ70aとしてはビームスプリッタCが用いられる。ビームスプリッタ70bとしてはビームスプリッタA、E、Rのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ70cとしてはビームスプリッタh、k、o、p、s、u、v、x、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール170a、170b内の半導体レーザの波長を、それぞれ400nm、780nm、半導体レーザ20aの波長を660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ70aとしてはビームスプリッタAが用いられる。ビームスプリッタ70bとしてはビームスプリッタC、E、Mのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ70cとしてはビームスプリッタh、k、o、p、s、u、v、x、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール170a、170b内の半導体レーザの波長を、それぞれ660nm、400nm、半導体レーザ20aの波長を780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ70aとしてはビームスプリッタBが用いられる。ビームスプリッタ70bとしてはビームスプリッタA、F、pのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ70cとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、s、T、v、W、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール170a、170b内の半導体レーザの波長を、それぞれ400nm、660nm、半導体レーザ20aの波長を780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ70aとしてはビームスプリッタAが用いられる。ビームスプリッタ70bとしてはビームスプリッタB、F、Nのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ70cとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、s、T、v、W、yのいずれかが用いられる。
さらに、モジュール170a、モジュール170b、半導体レーザ20a、光検出器120aを相互に入れ替えた実施の形態も可能である。
本発明の光ヘッド装置の第五十七の実施の形態は、本発明の光ヘッド装置の第二十の実施の形態と同じ特徴を有する。
(第五十八の実施の形態)
本発明の光ヘッド装置の第五十八の実施の形態は図21に示すものと同じである。モジュール171a、171bは1個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図74を参照して後述する。モジュール171a、171b内の半導体レーザの波長は、それぞれ780nm、660nmであり、半導体レーザ21aの波長は400nmである。ビームスプリッタ71aとしてはビームスプリッタFが用いられる。ビームスプリッタ71bとしてはビームスプリッタA、E、Rのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ71cとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、u、W、x、yのいずれかが用いられる。
波長400nm、660nm、780nmの光に対する説明は、本発明の光ヘッド装置の第二十一の実施の形態と同じであるため省略する。
本実施の形態においては、モジュール171a、171b内の半導体レーザの波長を、それぞれ660nm、780nm、半導体レーザ21aの波長を400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ71aとしてはビームスプリッタEが用いられる。ビームスプリッタ71bとしてはビームスプリッタA、F、pのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ71cとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、u、W、x、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール171a、171b内の半導体レーザの波長を、それぞれ780nm、400nm、半導体レーザ21aの波長を660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ71aとしてはビームスプリッタFが用いられる。ビームスプリッタ71bとしてはビームスプリッタB、D、Qのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ71cとしてはビームスプリッタh、k、o、p、s、u、v、x、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール171a、171b内の半導体レーザの波長を、それぞれ400nm、780nm、半導体レーザ21aの波長を660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ71aとしてはビームスプリッタDが用いられる。ビームスプリッタ71bとしてはビームスプリッタB、F、Nのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ71cとしてはビームスプリッタh、k、o、p、s、u、v、x、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール171a、171b内の半導体レーザの波長を、それぞれ660nm、400nm、半導体レーザ21aの波長を780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ71aとしてはビームスプリッタEが用いられる。ビームスプリッタ71bとしてはビームスプリッタC、D、oのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ71cとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、s、T、v、W、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール171a、171b内の半導体レーザの波長を、それぞれ400nm、660nm、半導体レーザ21aの波長を780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ71aとしてはビームスプリッタDが用いられる。ビームスプリッタ71bとしてはビームスプリッタC、E、Mのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ71cとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、s、T、v、W、yのいずれかが用いられる。
さらに、モジュール171a、モジュール171b、半導体レーザ21a、光検出器121aを相互に入れ替えた実施の形態も可能である。
本発明の光ヘッド装置の第五十八の実施の形態は、本発明の光ヘッド装置の第二十一の実施の形態と同じ特徴を有する。
(第五十九の実施の形態)
本発明の光ヘッド装置の第五十九の実施の形態は図22に示すものと同じである。モジュール172a、172bは1個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図74を参照して後述する。モジュール172a、172b内の半導体レーザの波長は、それぞれ780nm、660nmであり、半導体レーザ22aの波長は400nmである。ビームスプリッタ72aとしてはビームスプリッタCが用いられる。ビームスプリッタ72bとしてはビームスプリッタA、E、Rのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ72cとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、u、W、x、yのいずれかが用いられる。
波長400nm、660nm、780nmの光に対する説明は、本発明の光ヘッド装置の第二十二の実施の形態と同じであるため省略する。
本実施の形態においては、モジュール172a、172b内の半導体レーザの波長を、それぞれ660nm、780nm、半導体レーザ22aの波長を400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ72aとしてはビームスプリッタBが用いられる。ビームスプリッタ72bとしてはビームスプリッタA、F、pのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ72cとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、u、W、x、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール172a、172b内の半導体レーザの波長を、それぞれ780nm、400nm、半導体レーザ22aの波長を660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ72aとしてはビームスプリッタCが用いられる。ビームスプリッタ72bとしてはビームスプリッタB、D、Qのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ72cとしてはビームスプリッタh、k、o、p、s、u、v、x、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール172a、172b内の半導体レーザの波長を、それぞれ400nm、780nm、半導体レーザ22aの波長を660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ72aとしてはビームスプリッタAが用いられる。ビームスプリッタ72bとしてはビームスプリッタB、F、Nのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ72cとしてはビームスプリッタh、k、o、p、s、u、v、x、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール172a、172b内の半導体レーザの波長を、それぞれ660nm、400nm、半導体レーザ22aの波長を780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ72aとしてはビームスプリッタBが用いられる。ビームスプリッタ72bとしてはビームスプリッタC、D、oのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ72cとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、s、T、v、W、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール172a、172b内の半導体レーザの波長を、それぞれ400nm、660nm、半導体レーザ22aの波長を780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ72aとしてはビームスプリッタAが用いられる。ビームスプリッタ72bとしてはビームスプリッタC、E、Mのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ72cとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、s、T、v、W、yのいずれかが用いられる。
さらに、モジュール172a、モジュール172b、半導体レーザ22a、光検出器122aを相互に入れ替えた実施の形態も可能である。
本発明の光ヘッド装置の第五十九の実施の形態は、本発明の光ヘッド装置の第二十二の実施の形態と同じ特徴を有する。
(第六十の実施の形態)
本発明の光ヘッド装置の第六十の実施の形態は図23に示すものと同じである。モジュール173a、173bは1個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図74を参照して後述する。モジュール173a、173b内の半導体レーザの波長は、それぞれ780nm、660nmであり、半導体レーザ23aの波長は400nmである。ビームスプリッタ73aとしてはビームスプリッタFが用いられる。ビームスプリッタ73bとしてはビームスプリッタB、D、Qのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ73cとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、u、W、x、yのいずれかが用いられる。
波長400nm、660nm、780nmの光に対する説明は、本発明の光ヘッド装置の第二十三の実施の形態と同じであるため省略する。
本実施の形態においては、モジュール173a、173b内の半導体レーザの波長を、それぞれ660nm、780nm、半導体レーザ23aの波長を400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ73aとしてはビームスプリッタEが用いられる。ビームスプリッタ73bとしてはビームスプリッタC、D、oのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ73cとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、u、W、x、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール173a、173b内の半導体レーザの波長を、それぞれ780nm、400nm、半導体レーザ23aの波長を660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ73aとしてはビームスプリッタFが用いられる。ビームスプリッタ73bとしてはビームスプリッタA、E、Rのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ73cとしてはビームスプリッタh、k、o、p、s、u、v、x、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール173a、173b内の半導体レーザの波長を、それぞれ400nm、780nm、半導体レーザ23aの波長を660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ73aとしてはビームスプリッタDが用いられる。ビームスプリッタ73bとしてはビームスプリッタC、E、Mのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ73cとしてはビームスプリッタh、k、o、p、s、u、v、x、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール173a、173b内の半導体レーザの波長を、それぞれ660nm、400nm、半導体レーザ23aの波長を780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ73aとしてはビームスプリッタEが用いられる。ビームスプリッタ73bとしてはビームスプリッタA、F、pのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ73cとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、s、T、v、W、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール173a、173b内の半導体レーザの波長を、それぞれ400nm、660nm、半導体レーザ23aの波長を780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ73aとしてはビームスプリッタDが用いられる。ビームスプリッタ73bとしてはビームスプリッタB、F、Nのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ73cとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、s、T、v、W、yのいずれかが用いられる。
さらに、モジュール173a、モジュール173b、半導体レーザ23a、光検出器123aを相互に入れ替えた実施の形態も可能である。
本発明の光ヘッド装置の第六十の実施の形態は、本発明の光ヘッド装置の第二十三の実施の形態と同じ特徴を有する。
(第六十一の実施の形態)
本発明の光ヘッド装置の第六十一の実施の形態は図24に示すものと同じである。モジュール174a、174bは1個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図74を参照して後述する。モジュール174a、174b内の半導体レーザの波長は、それぞれ780nm、660nmであり、半導体レーザ24aの波長は400nmである。ビームスプリッタ74aとしてはビームスプリッタDが用いられる。ビームスプリッタ74bとしてはビームスプリッタC、E、Mのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ74cとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、u、W、x、yのいずれかが用いられる。
波長400nm、660nm、780nmの光に対する説明は、本発明の光ヘッド装置の第二十四の実施の形態と同じであるため省略する。
本実施の形態においては、モジュール174a、174b内の半導体レーザの波長を、それぞれ660nm、780nm、半導体レーザ24aの波長を400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ74aとしてはビームスプリッタDが用いられる。ビームスプリッタ74bとしてはビームスプリッタB、F、Nのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ74cとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、u、W、x、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール174a、174b内の半導体レーザの波長を、それぞれ780nm、400nm、半導体レーザ24aの波長を660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ74aとしてはビームスプリッタEが用いられる。ビームスプリッタ74bとしてはビームスプリッタC、D、oのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ74cとしてはビームスプリッタh、k、o、p、s、u、v、x、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール174a、174b内の半導体レーザの波長を、それぞれ400nm、780nm、半導体レーザ24aの波長を660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ74aとしてはビームスプリッタEが用いられる。ビームスプリッタ74bとしてはビームスプリッタA、F、pのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ74cとしてはビームスプリッタh、k、o、p、s、u、v、x、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール174a、174b内の半導体レーザの波長を、それぞれ660nm、400nm、半導体レーザ24aの波長を780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ74aとしてはビームスプリッタFが用いられる。ビームスプリッタ74bとしてはビームスプリッタB、D、Qのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ74cとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、s、T、v、W、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール174a、174b内の半導体レーザの波長を、それぞれ400nm、660nm、半導体レーザ24aの波長を780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ74aとしてはビームスプリッタFが用いられる。ビームスプリッタ74bとしてはビームスプリッタA、E、Rのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ74cとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、s、T、v、W、yのいずれかが用いられる。
さらに、半導体レーザ24aと光検出器124aを入れ替えた実施の形態も可能である。また、モジュール174a、174bの一方と半導体レーザ24aを入れ替え、モジュール174a、174bの他方と光検出器124aを入れ替えた実施の形態も可能である。
本発明の光ヘッド装置の第六十一の実施の形態は、本発明の光ヘッド装置の第二十四の実施の形態と同じ特徴を有する。
23.第六十二〜第六十六の実施の形態(タイプ21)
本発明の光ヘッド装置の第六十二〜第六十六の実施の形態は、2個の光源と1個の光検出器と1個のモジュールを有する形態である。但し、1個のモジュールは、1個の光源と1個の光検出器を集積化したモジュールである。
(第六十二の実施の形態)
本発明の光ヘッド装置の第六十二の実施の形態は図25に示すものと同じである。モジュール175aは1個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図74を参照して後述する。モジュール175a内の半導体レーザの波長は400nmであり、半導体レーザ25a、25bの波長は、それぞれ660nm、780nmである。ビームスプリッタ75aとしてはビームスプリッタAが用いられる。ビームスプリッタ75bとしてはビームスプリッタh、p、uのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ75cとしてはビームスプリッタI、R、T、s、v、yのいずれかが用いられる。
波長400nm、780nmの光に対する説明は、本発明の光ヘッド装置の第二十五の実施の形態と同じであるため省略する。
半導体レーザ25aからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ75bにS偏光として入射して約50%が反射し、ビームスプリッタ75aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ75aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ75bにP偏光として入射して約50%が透過し、ビームスプリッタ75cにP偏光として入射して殆んど全て透過し、光検出器125aで受光される。
本実施の形態においては、モジュール175a内の半導体レーザの波長を400nm、半導体レーザ25a、25bの波長を、それぞれ780nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ75aとしてはビームスプリッタAが用いられる。ビームスプリッタ75bとしてはビームスプリッタI、R、Tのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ75cとしてはビームスプリッタh、p、uのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール175a内の半導体レーザの波長を660nm、半導体レーザ25a、25bの波長を、それぞれ400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ75aとしてはビームスプリッタBが用いられる。ビームスプリッタ75bとしてはビームスプリッタG、N、uのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ75cとしてはビームスプリッタI、Q、s、T、W、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール175a内の半導体レーザの波長を660nm、半導体レーザ25a、25bの波長を、それぞれ780nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ75aとしてはビームスプリッタBが用いられる。ビームスプリッタ75bとしてはビームスプリッタI、Q、sのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ75cとしてはビームスプリッタG、N、uのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール175a内の半導体レーザの波長を780nm、半導体レーザ25a、25bの波長を、それぞれ400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ75aとしてはビームスプリッタCが用いられる。ビームスプリッタ75bとしてはビームスプリッタG、M、Tのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ75cとしてはビームスプリッタh、o、s、u、x、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール175a内の半導体レーザの波長を780nm、半導体レーザ25a、25bの波長を、それぞれ660nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ75aとしてはビームスプリッタCが用いられる。ビームスプリッタ75bとしてはビームスプリッタh、o、sのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ75cとしてはビームスプリッタG、M、T、u、x、yのいずれかが用いられる。
さらに、モジュール175a、半導体レーザ25a、半導体レーザ25b、光検出器125aを相互に入れ替えた実施の形態も可能である。
本発明の光ヘッド装置の第六十二の実施の形態は、本発明の光ヘッド装置の第二十五の実施の形態と同じ特徴を有する。
(第六十三の実施の形態)
本発明の光ヘッド装置の第六十三の実施の形態は図26に示すものと同じである。モジュール176aは1個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図74を参照して後述する。モジュール176a内の半導体レーザの波長は400nmであり、半導体レーザ26a、26bの波長は、それぞれ660nm、780nmである。ビームスプリッタ76aとしてはビームスプリッタDが用いられる。ビームスプリッタ76bとしてはビームスプリッタk、o、xのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ76cとしてはビームスプリッタL、Q、W、s、v、yのいずれかが用いられる。
波長400nm、780nmの光に対する説明は、本発明の光ヘッド装置の第二十六の実施の形態と同じであるため省略する。
半導体レーザ26aからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ76bにP偏光として入射して約50%が透過し、ビームスプリッタ76aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ76aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ76bにS偏光として入射して約50%が反射し、ビームスプリッタ76cにS偏光として入射して殆んど全て反射し、光検出器126aで受光される。
本実施の形態においては、モジュール176a内の半導体レーザの波長を400nm、半導体レーザ26a、26bの波長を、それぞれ780nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ76aとしてはビームスプリッタDが用いられる。ビームスプリッタ76bとしてはビームスプリッタL、Q、Wのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ76cとしてはビームスプリッタk、o、xのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール176a内の半導体レーザの波長を660nm、半導体レーザ26a、26bの波長を、それぞれ400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ76aとしてはビームスプリッタEが用いられる。ビームスプリッタ76bとしてはビームスプリッタJ、M、xのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ76cとしてはビームスプリッタL、R、v、T、W、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール176a内の半導体レーザの波長を660nm、半導体レーザ26a、26bの波長を、それぞれ780nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ76aとしてはビームスプリッタEが用いられる。ビームスプリッタ76bとしてはビームスプリッタL、R、vのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ76cとしてはビームスプリッタJ、M、xのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール176a内の半導体レーザの波長を780nm、半導体レーザ26a、26bの波長を、それぞれ400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ76aとしてはビームスプリッタFが用いられる。ビームスプリッタ76bとしてはビームスプリッタJ、N、Wのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ76cとしてはビームスプリッタk、p、v、u、x、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール176a内の半導体レーザの波長を780nm、半導体レーザ26a、26bの波長を、それぞれ660nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ76aとしてはビームスプリッタFが用いられる。ビームスプリッタ76bとしてはビームスプリッタk、p、vのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ76cとしてはビームスプリッタJ、N、W、u、x、yのいずれかが用いられる。
さらに、モジュール176a、半導体レーザ26a、半導体レーザ26b、光検出器126aを相互に入れ替えた実施の形態も可能である。
本発明の光ヘッド装置の第六十三の実施の形態は、本発明の光ヘッド装置の第二十六の実施の形態と同じ特徴を有する。
(第六十四の実施の形態)
本発明の光ヘッド装置の第六十四の実施の形態は図27に示すものと同じである。モジュール177aは1個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図74を参照して後述する。モジュール177a内の半導体レーザの波長は400nmであり、半導体レーザ27a、27bの波長は、それぞれ660nm、780nmである。ビームスプリッタ77aとしてはビームスプリッタAが用いられる。ビームスプリッタ77bとしてはビームスプリッタs、v、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ77cとしてはビームスプリッタC、E、M、k、o、xのいずれかが用いられる。
波長400nm、780nmの光に対する説明は、本発明の光ヘッド装置の第二十七の実施の形態と同じであるため省略する。
半導体レーザ27aからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ77cを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ77bにS偏光として入射して約50%が反射し、ビームスプリッタ77aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ77aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ77bにP偏光として入射して約50%が透過し、光検出器127aで受光される。
本実施の形態においては、モジュール177a内の半導体レーザの波長を400nm、半導体レーザ27a、27bの波長を、それぞれ780nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ77aとしてはビームスプリッタAが用いられる。ビームスプリッタ77bとしてはビームスプリッタs、v、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ77cとしてはビームスプリッタB、F、N、h、p、uのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール177a内の半導体レーザの波長を660nm、半導体レーザ27a、27bの波長を、それぞれ400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ77aとしてはビームスプリッタBが用いられる。ビームスプリッタ77bとしてはビームスプリッタT、W、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ77cとしてはビームスプリッタC、D、o、J、M、xのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール177a内の半導体レーザの波長を660nm、半導体レーザ27a、27bの波長を、それぞれ780nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ77aとしてはビームスプリッタBが用いられる。ビームスプリッタ77bとしてはビームスプリッタT、W、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ77cとしてはビームスプリッタA、F、p、G、N、uのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール177a内の半導体レーザの波長を780nm、半導体レーザ27a、27bの波長を、それぞれ400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ77aとしてはビームスプリッタCが用いられる。ビームスプリッタ77bとしてはビームスプリッタu、x、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ77cとしてはビームスプリッタB、D、Q、h、o、s、J、N、W、u、x、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール177a内の半導体レーザの波長を780nm、半導体レーザ27a、27bの波長を、それぞれ660nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ77aとしてはビームスプリッタCが用いられる。ビームスプリッタ77bとしてはビームスプリッタu、x、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ77cとしてはビームスプリッタA、E、R、G、M、T、k、p、v、u、x、yのいずれかが用いられる。
さらに、モジュール177a、半導体レーザ27a、半導体レーザ27b、光検出器127aを相互に入れ替えた実施の形態も可能である。
本発明の光ヘッド装置の第六十四の実施の形態は、本発明の光ヘッド装置の第二十七の実施の形態と同じ特徴を有する。
(第六十五の実施の形態)
本発明の光ヘッド装置の第六十五の実施の形態は図28に示すものと同じである。モジュール178aは1個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図74を参照して後述する。モジュール178a内の半導体レーザの波長は400nmであり、半導体レーザ28a、28bの波長は、それぞれ660nm、780nmである。ビームスプリッタ78aとしてはビームスプリッタDが用いられる。ビームスプリッタ78bとしてはビームスプリッタs、v、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ78cとしてはビームスプリッタB、F、N、h、p、uのいずれかが用いられる。
波長400nm、780nmの光に対する説明は、本発明の光ヘッド装置の第二十八の実施の形態と同じであるため省略する。
半導体レーザ28aからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ78cで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ78bにP偏光として入射して約50%が透過し、ビームスプリッタ78aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ78aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ78bにS偏光として入射して約50%が反射し、光検出器128aで受光される。
本実施の形態においては、モジュール178a内の半導体レーザの波長を400nm、半導体レーザ28a、28bの波長を、それぞれ780nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ78aとしてはビームスプリッタDが用いられる。ビームスプリッタ78bとしてはビームスプリッタs、v、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ78cとしてはビームスプリッタC、E、M、k、o、xのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール178a内の半導体レーザの波長を660nm、半導体レーザ28a、28bの波長を、それぞれ400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ78aとしてはビームスプリッタEが用いられる。ビームスプリッタ78bとしてはビームスプリッタT、W、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ78cとしてはビームスプリッタA、F、p、G、N、uのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール178a内の半導体レーザの波長を660nm、半導体レーザ28a、28bの波長を、それぞれ780nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ78aとしてはビームスプリッタEが用いられる。ビームスプリッタ78bとしてはビームスプリッタT、W、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ78cとしてはビームスプリッタC、D、o、J、M、xのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール178a内の半導体レーザの波長を780nm、半導体レーザ28a、28bの波長を、それぞれ400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ78aとしてはビームスプリッタFが用いられる。ビームスプリッタ78bとしてはビームスプリッタu、x、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ78cとしてはビームスプリッタA、E、R、k、p、v、G、M、T、u、x、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール178a内の半導体レーザの波長を780nm、半導体レーザ28a、28bの波長を、それぞれ660nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ78aとしてはビームスプリッタFが用いられる。ビームスプリッタ78bとしてはビームスプリッタu、x、yのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ78cとしてはビームスプリッタB、D、Q、J、N、W、h、o、s、u、x、yのいずれかが用いられる。
さらに、モジュール178a、半導体レーザ28a、半導体レーザ28b、光検出器128aを相互に入れ替えた実施の形態も可能である。
本発明の光ヘッド装置の第六十五の実施の形態は、本発明の光ヘッド装置の第二十八の実施の形態と同じ特徴を有する。
(第六十六の実施の形態)
本発明の光ヘッド装置の第六十六の実施の形態は図29に示すものと同じである。モジュール179aは1個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図74を参照して後述する。モジュール179a内の半導体レーザの波長は400nmであり、半導体レーザ29a、29bの波長は、それぞれ660nm、780nmである。ビームスプリッタ79aとしてはビームスプリッタpが用いられる。ビームスプリッタ79bとしてはビームスプリッタA、E、R、k、p、vのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ79cとしてはビームスプリッタI、R、T、s、v、yのいずれかが用いられる。
波長400nm、780nmの光に対する説明は、本発明の光ヘッド装置の第二十九の実施の形態と同じであるため省略する。
半導体レーザ29aからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ79bを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ79aにS偏光として入射して約50%が反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ79aにP偏光として入射して約50%が透過し、ビームスプリッタ79cにP偏光として入射して殆んど全て透過し、光検出器129aで受光される。
本実施の形態においては、モジュール179a内の半導体レーザの波長を400nm、半導体レーザ29a、29bの波長を、それぞれ780nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ79aとしてはビームスプリッタRが用いられる。ビームスプリッタ79bとしてはビームスプリッタA、F、pのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ79cとしてはビームスプリッタh、p、uのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール179a内の半導体レーザの波長を660nm、半導体レーザ29a、29bの波長を、それぞれ400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ79aとしてはビームスプリッタNが用いられる。ビームスプリッタ79bとしてはビームスプリッタB、D、Q、J、N、Wのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ79cとしてはビームスプリッタI、Q、s、T、W、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール179a内の半導体レーザの波長を660nm、半導体レーザ29a、29bの波長を、それぞれ780nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ79aとしてはビームスプリッタQが用いられる。ビームスプリッタ79bとしてはビームスプリッタB、F、Nのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ79cとしてはビームスプリッタG、N、uのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール179a内の半導体レーザの波長を780nm、半導体レーザ29a、29bの波長を、それぞれ400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ79aとしてはビームスプリッタMが用いられる。ビームスプリッタ79bとしてはビームスプリッタC、D、o、J、M、xのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ79cとしてはビームスプリッタh、o、s、u、x、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール179a内の半導体レーザの波長を780nm、半導体レーザ29a、29bの波長を、それぞれ660nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ79aとしてはビームスプリッタoが用いられる。ビームスプリッタ79bとしてはビームスプリッタC、E、M、k、o、xのいずれかが用いられる。ビームスプリッタ79cとしてはビームスプリッタG、M、T、u、x、yのいずれかが用いられる。
さらに、モジュール179a、半導体レーザ29a、半導体レーザ29b、光検出器129aを相互に入れ替えた実施の形態も可能である。
本発明の光ヘッド装置の第六十六の実施の形態は、本発明の光ヘッド装置の第二十九の実施の形態と同じ特徴を有する。
24.第六十七〜第六十八の実施の形態(タイプ22)
本発明の光ヘッド装置の第六十七〜第六十八の実施の形態は、3個のモジュールを有する形態である。但し、3個のモジュールは、1個の光源と1個の光検出器を集積化したモジュールである。
(第六十七の実施の形態)
本発明の光ヘッド装置の第六十七の実施の形態は図30に示すものと同じである。モジュール180a、180b、180cは1個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図74を参照して後述する。モジュール180a、180b、180c内の半導体レーザの波長は、それぞれ780nm、660nm、400nmである。ビームスプリッタ80aとしてはビームスプリッタCが用いられる。ビームスプリッタ80bとしてはビームスプリッタB、D、Qのいずれかが用いられる。
波長400nm、660nm、780nmの光に対する説明は、本発明の光ヘッド装置の第三十の実施の形態と同じであるため省略する。
本実施の形態においては、モジュール180a、180b、180c内の半導体レーザの波長を、それぞれ660nm、780nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ80aとしてはビームスプリッタBが用いられる。ビームスプリッタ80bとしてはビームスプリッタC、D、oのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール180a、180b、180c内の半導体レーザの波長を、それぞれ780nm、400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ80aとしてはビームスプリッタCが用いられる。ビームスプリッタ80bとしてはビームスプリッタA、E、Rのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール180a、180b、180c内の半導体レーザの波長を、それぞれ400nm、780nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ80aとしてはビームスプリッタAが用いられる。ビームスプリッタ80bとしてはビームスプリッタC、E、Mのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール180a、180b、180c内の半導体レーザの波長を、それぞれ660nm、400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ80aとしてはビームスプリッタBが用いられる。ビームスプリッタ80bとしてはビームスプリッタA、F、pのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール180a、180b、180c内の半導体レーザの波長を、それぞれ400nm、660nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ80aとしてはビームスプリッタAが用いられる。ビームスプリッタ80bとしてはビームスプリッタB、F、Nのいずれかが用いられる。
本発明の光ヘッド装置の第六十七の実施の形態は、本発明の光ヘッド装置の第三十の実施の形態と同じ特徴を有する。
(第六十八の実施の形態)
本発明の光ヘッド装置の第六十八の実施の形態は図31に示すものと同じである。モジュール181a、181b、181cは1個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図74を参照して後述する。モジュール181a、181b、181c内の半導体レーザの波長は、それぞれ780nm、660nm、400nmである。ビームスプリッタ81aとしてはビームスプリッタFが用いられる。ビームスプリッタ81bとしてはビームスプリッタA、E、Rのいずれかが用いられる。
波長400nm、660nm、780nmの光に対する説明は、本発明の光ヘッド装置の第三十一の実施の形態と同じであるため省略する。
本実施の形態においては、モジュール181a、181b、181c内の半導体レーザの波長を、それぞれ660nm、780nm、400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ81aとしてはビームスプリッタEが用いられる。ビームスプリッタ81bとしてはビームスプリッタA、F、pのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール181a、181b、181c内の半導体レーザの波長を、それぞれ780nm、400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ81aとしてはビームスプリッタFが用いられる。ビームスプリッタ81bとしてはビームスプリッタB、D、Qのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール181a、181b、181c内の半導体レーザの波長を、それぞれ400nm、780nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ81aとしてはビームスプリッタDが用いられる。ビームスプリッタ81bとしてはビームスプリッタB、F、Nのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール181a、181b、181c内の半導体レーザの波長を、それぞれ660nm、400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ81aとしてはビームスプリッタEが用いられる。ビームスプリッタ81bとしてはビームスプリッタC、D、oのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール181a、181b、181c内の半導体レーザの波長を、それぞれ400nm、660nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ81aとしてはビームスプリッタDが用いられる。ビームスプリッタ81bとしてはビームスプリッタC、E、Mのいずれかが用いられる。
本発明の光ヘッド装置の第六十八の実施の形態は、本発明の光ヘッド装置の第三十一の実施の形態と同じ特徴を有する。
25.第六十九〜第七十の実施の形態(タイプ23)
本発明の光ヘッド装置の第六十九〜第七十の実施の形態は、1個の光源と1個の光検出器と1個のモジュールを有する形態である。但し、1個の光源は、2個の光源を集積化した光源である。また、1個のモジュールは、1個の光源と1個の光検出器を集積化したモジュールである。
(第六十九の実施の形態)
本発明の光ヘッド装置の第六十九の実施の形態は図32に示すものと同じである。モジュール182aは1個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図74を参照して後述する。また、半導体レーザ32aは2個の半導体レーザを集積化した半導体レーザであり、その構成については図72を参照して後述する。モジュール182a内の半導体レーザの波長は400nmであり、半導体レーザ32aの波長は660nm、780nmである。ビームスプリッタ82aとしてはビームスプリッタAが用いられる。ビームスプリッタ82bとしてはビームスプリッタs、v、yのいずれかが用いられる。
波長400nm、780nmの光に対する説明は、本発明の光ヘッド装置の第三十二の実施の形態と同じであるため省略する。
半導体レーザ32aからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ82bにS偏光として入射して約50%が反射し、ビームスプリッタ82aを殆んど全て透過し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ82aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ82bにP偏光として入射して約50%が透過し、光検出器132aで受光される。
本実施の形態においては、モジュール182a内の半導体レーザの波長を660nm、半導体レーザ32aの波長を400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ82aとしてはビームスプリッタBが用いられる。ビームスプリッタ82bとしてはビームスプリッタT、W、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール182a内の半導体レーザの波長を780nm、半導体レーザ32aの波長を400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ82aとしてはビームスプリッタCが用いられる。ビームスプリッタ82bとしてはビームスプリッタu、x、yのいずれかが用いられる。
さらに、モジュール182a、半導体レーザ32a、光検出器132aを相互に入れ替えた実施の形態も可能である。
本発明の光ヘッド装置の第六十九の実施の形態は、本発明の光ヘッド装置の第三十二の実施の形態と同じ特徴を有する。
(第七十の実施の形態)
本発明の光ヘッド装置の第七十の実施の形態は図33に示すものと同じである。モジュール183aは1個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図74を参照して後述する。また、半導体レーザ33aは2個の半導体レーザを集積化した半導体レーザであり、その構成については図72を参照して後述する。モジュール183a内の半導体レーザの波長は400nmであり、半導体レーザ33aの波長は660nm、780nmである。ビームスプリッタ83aとしてはビームスプリッタDが用いられる。ビームスプリッタ83bとしてはビームスプリッタs、v、yのいずれかが用いられる。
波長400nm、780nmの光に対する説明は、本発明の光ヘッド装置の第三十三の実施の形態と同じであるため省略する。
半導体レーザ33aからの波長660nmの出射光は、ビームスプリッタ83bにP偏光として入射して約50%が透過し、ビームスプリッタ83aで殆んど全て反射し、ミラー201で反射し、波長板202で直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ203でDVD規格のディスク204上に集光される。ディスク204からの反射光は対物レンズ203を逆向きに通り、波長板202で円偏光から往路と偏光方向が直交した直線偏光に変換され、ミラー201で反射し、ビームスプリッタ83aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ83bにS偏光として入射して約50%が反射し、光検出器133aで受光される。
本実施の形態においては、モジュール183a内の半導体レーザの波長を660nm、半導体レーザ33aの波長を400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ83aとしてはビームスプリッタEが用いられる。ビームスプリッタ83bとしてはビームスプリッタT、W、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール183a内の半導体レーザの波長を780nm、半導体レーザ33aの波長を400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ83aとしてはビームスプリッタFが用いられる。ビームスプリッタ83bとしてはビームスプリッタu、x、yのいずれかが用いられる。
さらに、モジュール183a、半導体レーザ33a、光検出器133aを相互に入れ替えた実施の形態も可能である。
本発明の光ヘッド装置の第七十の実施の形態は、本発明の光ヘッド装置の第三十三の実施の形態と同じ特徴を有する。
26.第七十一〜第七十二の実施の形態(タイプ24)
本発明の光ヘッド装置の第七十一〜第七十二の実施の形態は、1個の光源と1個の光検出器と1個のモジュールを有する形態である。但し、1個のモジュールは、2個の光源と1個の光検出器を集積化したモジュールである。
(第七十一の実施の形態)
本発明の光ヘッド装置の第七十一の実施の形態は図34に示すものと同じである。モジュール184aは2個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図75を参照して後述する。モジュール184a内の半導体レーザの波長は660nm、780nmであり、半導体レーザ34aの波長は400nmである。ビームスプリッタ84aとしてはビームスプリッタDが用いられる。ビームスプリッタ84bとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、u、W、x、yのいずれかが用いられる。
波長400nm、660nm、780nmの光に対する説明は、本発明の光ヘッド装置の第三十四の実施の形態と同じであるため省略する。
本実施の形態においては、モジュール184a内の半導体レーザの波長を400nm、780nm、半導体レーザ34aの波長を660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ84aとしてはビームスプリッタEが用いられる。ビームスプリッタ84bとしてはビームスプリッタh、k、o、p、s、u、v、x、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール184a内の半導体レーザの波長を400nm、660nm、半導体レーザ34aの波長を780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ84aとしてはビームスプリッタFが用いられる。ビームスプリッタ84bとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、s、T、v、W、yのいずれかが用いられる。
さらに、モジュール184a、半導体レーザ34a、光検出器134aを相互に入れ替えた実施の形態も可能である。
本発明の光ヘッド装置の第七十一の実施の形態は、本発明の光ヘッド装置の第三十四の実施の形態と同じ特徴を有する。
(第七十二の実施の形態)
本発明の光ヘッド装置の第七十二の実施の形態は図35に示すものと同じである。モジュール185aは2個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図75を参照して後述する。モジュール185a内の半導体レーザの波長は660nm、780nmであり、半導体レーザ35aの波長は400nmである。ビームスプリッタ85aとしてはビームスプリッタAが用いられる。ビームスプリッタ85bとしてはビームスプリッタG、J、M、N、T、u、W、x、yのいずれかが用いられる。
波長400nm、660nm、780nmの光に対する説明は、本発明の光ヘッド装置の第三十五の実施の形態と同じであるため省略する。
本実施の形態においては、モジュール185a内の半導体レーザの波長を400nm、780nm、半導体レーザ35aの波長を660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ85aとしてはビームスプリッタBが用いられる。ビームスプリッタ85bとしてはビームスプリッタh、k、o、p、s、u、v、x、yのいずれかが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール185a内の半導体レーザの波長を400nm、660nm、半導体レーザ35aの波長を780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ85aとしてはビームスプリッタCが用いられる。ビームスプリッタ85bとしてはビームスプリッタI、L、Q、R、s、T、v、W、yのいずれかが用いられる。
さらに、モジュール185a、半導体レーザ35a、光検出器135aを相互に入れ替えた実施の形態も可能である。
本発明の光ヘッド装置の第七十二の実施の形態は、本発明の光ヘッド装置の第三十五の実施の形態と同じ特徴を有する。
27.第七十三の実施の形態(タイプ25)
本発明の光ヘッド装置の第七十三の実施の形態は、2個のモジュールを有する形態である。但し、2個のモジュールのうち1個は、2個の光源と1個の光検出器を集積化したモジュールである。また、2個のモジュールのうちもう1個は、1個の光源と1個の光検出器を集積化したモジュールである。
本発明の光ヘッド装置の第七十三の実施の形態は図36に示すものと同じである。モジュール186bは2個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図75を参照して後述する。また、モジュール186aは1個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図74を参照して後述する。モジュール186a内の半導体レーザの波長は400nmであり、モジュール186b内の半導体レーザの波長は660nm、780nmである。ビームスプリッタ86aとしてはビームスプリッタAが用いられる。
波長400nm、660nm、780nmの光に対する説明は、本発明の光ヘッド装置の第三十六の実施の形態と同じであるため省略する。
本実施の形態においては、モジュール186a内の半導体レーザの波長を660nm、モジュール186b内の半導体レーザの波長を400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ86aとしてはビームスプリッタBが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール186a内の半導体レーザの波長を780nm、モジュール186b内の半導体レーザの波長を400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ86aとしてはビームスプリッタCが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール186aを2個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュール、モジュール186bを1個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールとし、モジュール186a内の半導体レーザの波長を660nm、780nm、モジュール186b内の半導体レーザの波長を400nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ86aとしてはビームスプリッタDが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール186aを2個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュール、モジュール186bを1個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールとし、モジュール186a内の半導体レーザの波長を400nm、780nm、モジュール186b内の半導体レーザの波長を660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ86aとしてはビームスプリッタEが用いられる。
本実施の形態においては、モジュール186aを2個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュール、モジュール186bを1個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールとし、モジュール186a内の半導体レーザの波長を400nm、660nm、モジュール186b内の半導体レーザの波長を780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ86aとしてはビームスプリッタFが用いられる。
本発明の光ヘッド装置の第七十三の実施の形態は、本発明の光ヘッド装置の第三十六の実施の形態と同じ特徴を有する。
28.第七十四の実施の形態(タイプ26)
本発明の光ヘッド装置の第七十四の実施の形態は、1個のモジュールを有する形態である。但し、1個のモジュールは、3個の光源と1個の光検出器を集積化したモジュールである。
本発明の光ヘッド装置の第七十四の実施の形態は図37に示すものと同じである。モジュール187aは3個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールであり、その構成については図76を参照して後述する。モジュール187a内の半導体レーザの波長は400nm、660nm、780nmである。
波長400nm、660nm、780nmの光に対する説明は、本発明の光ヘッド装置の第三十七の実施の形態と同じであるため省略する。
本発明の光ヘッド装置の第七十四の実施の形態は、本発明の光ヘッド装置の第三十七の実施の形態と同じ特徴を有する。
以上説明した第一〜第七十四の実施の形態(タイプ1〜26)の概要を表3及び表4に示す。
29.2個の光源を集積化した光源
図72に、本発明の光ヘッド装置の実施の形態に用いられる、2個の半導体レーザを集積化した半導体レーザの構成を示す。半導体レーザ211内には、半導体レーザチップ212a、212b、ビームスプリッタ213が集積化されている。ビームスプリッタ213は貼り合わせ面214a、214bを有する。
半導体レーザチップ212aからの出射光は、ビームスプリッタ213の貼り合わせ面214aを殆んど全て透過し、半導体レーザ211から出射する。半導体レーザチップ212bからの出射光は、ビームスプリッタ213の貼り合わせ面214bで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ213の貼り合わせ面214aで殆んど全て反射し、半導体レーザ211から出射する。
半導体レーザチップ212a、212bの波長は、それぞれ660nm、780nmとすることができる。このとき、ビームスプリッタ213の貼り合わせ面214aは、ビームスプリッタC、E、Mのいずれかと同じ特性を有する。ビームスプリッタ213の貼り合わせ面214bは、ビームスプリッタC、D、E、J、K、k、M、O、o、X、xのいずれかと同じ特性を有する。
半導体レーザチップ212a、212bの波長は、それぞれ400nm、780nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ213の貼り合わせ面214aは、ビームスプリッタC、D、O、oのいずれかと同じ特性を有する。ビームスプリッタ213の貼り合わせ面214bは、ビームスプリッタC、D、E、J、K、k、M、O、o、X、xのいずれかと同じ特性を有する。
半導体レーザチップ212a、212bの波長は、それぞれ400nm、660nmとすることもできる。このとき、ビームスプリッタ213の貼り合わせ面214aは、ビームスプリッタB、D、Qのいずれかと同じ特性を有する。ビームスプリッタ213の貼り合わせ面214bは、ビームスプリッタB、D、F、J、L、N、Q、Wのいずれかと同じ特性を有する。
なお、半導体レーザ211においては、ビームスプリッタ213を削除することも可能である。
30.3個の光源を集積化した光源
図73に、本発明の光ヘッド装置の実施の形態に用いられる、3個の半導体レーザを集積化した半導体レーザの構成を示す。半導体レーザ221内には、半導体レーザチップ222a、222b、222c、ビームスプリッタ223が集積化されている。ビームスプリッタ223は貼り合わせ面224a、224b、224cを有する。
半導体レーザチップ222aからの出射光は、ビームスプリッタ223の貼り合わせ面224aを殆んど全て透過し、半導体レーザ221から出射する。半導体レーザチップ222bからの出射光は、ビームスプリッタ223の貼り合わせ面224bで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ223の貼り合わせ面224aで殆んど全て反射し、半導体レーザ221から出射する。半導体レーザチップ222cからの出射光は、ビームスプリッタ223の貼り合わせ面224cで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ223の貼り合わせ面224bを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ223の貼り合わせ面224aで殆んど全て反射し、半導体レーザ221から出射する。
半導体レーザチップ222a、222b、222cの波長は、それぞれ400nm、660nm、780nmとすることができる。このとき、ビームスプリッタ223の貼り合わせ面224aは、ビームスプリッタDと同じ特性を有する。ビームスプリッタ223の貼り合わせ面224bは、ビームスプリッタB、F、Nのいずれかと同じ特性を有する。ビームスプリッタ223の貼り合わせ面224cは、ビームスプリッタC、D、E、J、K、k、M、O、o、X、xのいずれかと同じ特性を有する。
なお、半導体レーザ221においては、ビームスプリッタ223を削除することも可能である。
31.1個の光源と1個の光検出器を集積化したモジュール
図74に、本発明の光ヘッド装置の実施の形態に用いられる、1個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールの構成を示す。モジュール231内には、半導体レーザチップ232a、光検出器チップ237、ビームスプリッタ235が集積化されている。ビームスプリッタ235は貼り合わせ面236a、236bを有する。
半導体レーザチップ232aの波長は400nmとすることができる。このとき、半導体レーザチップ232aからの出射光は、ビームスプリッタ235の貼り合わせ面236aにP偏光として入射して殆んど全て透過し、モジュール231から出射する。モジュール231への入射光は、ビームスプリッタ235の貼り合わせ面236aにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ビームスプリッタ235の貼り合わせ面236bで殆んど全て反射し、光検出器チップ237で受光される。
この場合、ビームスプリッタ235の貼り合わせ面236aは、ビームスプリッタG、J、M、N、T、U、u、W、X、x、Y、yのいずれかと同じ特性を有する。ビームスプリッタ235の貼り合わせ面236bは、ビームスプリッタA、E、F、G、J、K、k、L、M、N、P、p、R、T、U、u、V、v、W、X、x、Y、yのいずれかと同じ特性を有する。
半導体レーザチップ232aの波長は660nmとすることもできる。このとき、半導体レーザチップ232aからの出射光は、ビームスプリッタ235の貼り合わせ面236aにP偏光として入射して殆んど全て透過し、モジュール231から出射する。モジュール231への入射光は、ビームスプリッタ235の貼り合わせ面236aにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ビームスプリッタ235の貼り合わせ面236bで殆んど全て反射し、光検出器チップ237で受光される。
この場合、ビームスプリッタ235の貼り合わせ面236aは、ビームスプリッタH、K、O、P、S、U、V、X、Yのいずれかと同じ特性を有する。ビームスプリッタ235の貼り合わせ面236bは、ビームスプリッタB、D、F、H、J、K、L、N、O、P、Q、S、U、V、W、X、Yのいずれかと同じ特性を有する。
あるいは、半導体レーザチップ232aからの出射光は、ビームスプリッタ235の貼り合わせ面236aにP偏光として入射して約50%が透過し、モジュール231から出射する。モジュール231への入射光は、ビームスプリッタ235の貼り合わせ面236aにS偏光として入射して約50%が反射し、ビームスプリッタ235の貼り合わせ面236bで殆んど全て反射し、光検出器チップ237で受光される。
この場合、ビームスプリッタ235の貼り合わせ面236aは、ビームスプリッタh、k、o、p、s、u、v、x、yのいずれかと同じ特性を有する。ビームスプリッタ235の貼り合わせ面236bは、ビームスプリッタB、D、F、J、L、N、Q、Wのいずれかと同じ特性を有する。
半導体レーザチップ232aの波長は780nmとすることもできる。このとき、半導体レーザチップ232aからの出射光は、ビームスプリッタ235の貼り合わせ面236aにP偏光として入射して約50%が透過し、モジュール231から出射する。モジュール231への入射光は、ビームスプリッタ235の貼り合わせ面236aにS偏光として入射して約50%が反射し、ビームスプリッタ235の貼り合わせ面236bで殆んど全て反射し、光検出器チップ237で受光される。
この場合、ビームスプリッタ235の貼り合わせ面236aは、ビームスプリッタI、L、Q、R、S、s、T、V、v、W、Y、yのいずれかと同じ特性を有する。ビームスプリッタ235の貼り合わせ面236bは、ビームスプリッタC、D、E、J、K、k、M、O、o、X、xのいずれかと同じ特性を有する。
なお、モジュール231においては、ビームスプリッタ235の代わりに回折光学素子をビームスプリッタとして用いることも可能である。また、ビームスプリッタ235または回折光学素子をモジュール231内に集積化せず、モジュール231の外部に設けることも可能である。
32.2個の光源と1個の光検出器を集積化したモジュール
図75に、本発明の光ヘッド装置の実施の形態に用いられる、2個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールの構成を示す。モジュール241内には、半導体レーザチップ242a、242b、光検出器チップ247、ビームスプリッタ243、ビームスプリッタ245が集積化されている。ビームスプリッタ243は貼り合わせ面244a、244bを有する。ビームスプリッタ245は貼り合わせ面246a、246bを有する。
半導体レーザチップ242a、242bの波長は、それぞれ660nm、780nmとすることができる。このとき、半導体レーザチップ242aからの出射光は、ビームスプリッタ243の貼り合わせ面244aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ245の貼り合わせ面246aにP偏光として入射して殆んど全て透過し、モジュール241から出射する。モジュール241への入射光は、ビームスプリッタ245の貼り合わせ面246aにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ビームスプリッタ245の貼り合わせ面246bで殆んど全て反射し、光検出器チップ247で受光される。半導体レーザチップ242bからの出射光は、ビームスプリッタ243の貼り合わせ面244bで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ243の貼り合わせ面244aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ245の貼り合わせ面246aにP偏光として入射して約50%が透過し、モジュール241から出射する。モジュール241への入射光は、ビームスプリッタ245の貼り合わせ面246aにS偏光として入射して約50%が反射し、ビームスプリッタ245の貼り合わせ面246bで殆んど全て反射し、光検出器チップ247で受光される。
この場合、ビームスプリッタ243の貼り合わせ面244aは、ビームスプリッタC、E、Mのいずれかと同じ特性を有する。ビームスプリッタ243の貼り合わせ面244bは、ビームスプリッタC、D、E、J、K、k、M、O、o、X、xのいずれかと同じ特性を有する。ビームスプリッタ245の貼り合わせ面246aは、ビームスプリッタS、V、Yのいずれかと同じ特性を有する。ビームスプリッタ245の貼り合わせ面246bは、ビームスプリッタD、J、K、O、Xのいずれかと同じ特性を有する。
あるいは、半導体レーザチップ242aからの出射光は、ビームスプリッタ243の貼り合わせ面244aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ245の貼り合わせ面246aにP偏光として入射して約50%が透過し、モジュール241から出射する。モジュール241への入射光は、ビームスプリッタ245の貼り合わせ面246aにS偏光として入射して約50%が反射し、ビームスプリッタ245の貼り合わせ面246bで殆んど全て反射し、光検出器チップ247で受光される。半導体レーザチップ242bからの出射光は、ビームスプリッタ243の貼り合わせ面244bで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ243の貼り合わせ面244aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ245の貼り合わせ面246aにP偏光として入射して約50%が透過し、モジュール241から出射する。モジュール241への入射光は、ビームスプリッタ245の貼り合わせ面246aにS偏光として入射して約50%が反射し、ビームスプリッタ245の貼り合わせ面246bで殆んど全て反射し、光検出器チップ247で受光される。
この場合、ビームスプリッタ243の貼り合わせ面244aは、ビームスプリッタC、E、Mのいずれかと同じ特性を有する。ビームスプリッタ243の貼り合わせ面244bは、ビームスプリッタC、D、E、J、K、k、M、O、o、X、xのいずれかと同じ特性を有する。ビームスプリッタ245の貼り合わせ面246aは、ビームスプリッタs、v、yのいずれかと同じ特性を有する。ビームスプリッタ245の貼り合わせ面246bは、ビームスプリッタD、Jのいずれかと同じ特性を有する。
半導体レーザチップ242a、242bの波長は、それぞれ400nm、780nmとすることもできる。このとき、半導体レーザチップ242aからの出射光は、ビームスプリッタ243の貼り合わせ面244aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ245の貼り合わせ面246aにP偏光として入射して殆んど全て透過し、モジュール241から出射する。モジュール241への入射光は、ビームスプリッタ245の貼り合わせ面246aにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ビームスプリッタ245の貼り合わせ面246bで殆んど全て反射し、光検出器チップ247で受光される。半導体レーザチップ242bからの出射光は、ビームスプリッタ243の貼り合わせ面244bで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ243の貼り合わせ面244aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ245の貼り合わせ面246aにP偏光として入射して約50%が透過し、モジュール241から出射する。モジュール241への入射光は、ビームスプリッタ245の貼り合わせ面246aにS偏光として入射して約50%が反射し、ビームスプリッタ245の貼り合わせ面246bで殆んど全て反射し、光検出器チップ247で受光される。
この場合、ビームスプリッタ243の貼り合わせ面244aは、ビームスプリッタC、D、O、oのいずれかと同じ特性を有する。ビームスプリッタ243の貼り合わせ面244bは、ビームスプリッタC、D、E、J、K、k、M、O、o、X、xのいずれかと同じ特性を有する。ビームスプリッタ245の貼り合わせ面246aは、ビームスプリッタT、W、Y、yのいずれかと同じ特性を有する。ビームスプリッタ245の貼り合わせ面246bは、ビームスプリッタE、J、K、k、M、X、xのいずれかと同じ特性を有する。
半導体レーザチップ242a、242bの波長は、それぞれ400nm、660nmとすることもできる。このとき、半導体レーザチップ242aからの出射光は、ビームスプリッタ243の貼り合わせ面244aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ245の貼り合わせ面246aにP偏光として入射して殆んど全て透過し、モジュール241から出射する。モジュール241への入射光は、ビームスプリッタ245の貼り合わせ面246aにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ビームスプリッタ245の貼り合わせ面246bで殆んど全て反射し、光検出器チップ247で受光される。半導体レーザチップ242bからの出射光は、ビームスプリッタ243の貼り合わせ面244bで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ243の貼り合わせ面244aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ245の貼り合わせ面246aにP偏光として入射して殆んど全て透過し、モジュール241から出射する。モジュール241への入射光は、ビームスプリッタ245の貼り合わせ面246aにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ビームスプリッタ245の貼り合わせ面246bで殆んど全て反射し、光検出器チップ247で受光される。
この場合、ビームスプリッタ243の貼り合わせ面244aは、ビームスプリッタB、D、Qのいずれかと同じ特性を有する。ビームスプリッタ243の貼り合わせ面244bは、ビームスプリッタB、D、F、J、L、N、Q、Wのいずれかと同じ特性を有する。ビームスプリッタ245の貼り合わせ面246aは、ビームスプリッタU、X、Yのいずれかと同じ特性を有する。ビームスプリッタ245の貼り合わせ面246bは、ビームスプリッタF、J、K、L、N、P、U、V、W、X、Yのいずれかと同じ特性を有する。
あるいは、半導体レーザチップ242aからの出射光は、ビームスプリッタ243の貼り合わせ面244aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ245の貼り合わせ面246aにP偏光として入射して殆んど全て透過し、モジュール241から出射する。モジュール241への入射光は、ビームスプリッタ245の貼り合わせ面246aにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ビームスプリッタ245の貼り合わせ面246bで殆んど全て反射し、光検出器チップ247で受光される。半導体レーザチップ242bからの出射光は、ビームスプリッタ243の貼り合わせ面244bで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ243の貼り合わせ面244aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ245の貼り合わせ面246aにP偏光として入射して約50%が透過し、モジュール241から出射する。モジュール241への入射光は、ビームスプリッタ245の貼り合わせ面246aにS偏光として入射して約50%が反射し、ビームスプリッタ245の貼り合わせ面246bで殆んど全て反射し、光検出器チップ247で受光される。
この場合、ビームスプリッタ243の貼り合わせ面244aは、ビームスプリッタB、D、Qのいずれかと同じ特性を有する。ビームスプリッタ243の貼り合わせ面244bは、ビームスプリッタB、D、F、J、L、N、Q、Wのいずれかと同じ特性を有する。ビームスプリッタ245の貼り合わせ面246aは、ビームスプリッタu、x、yのいずれかと同じ特性を有する。ビームスプリッタ245の貼り合わせ面246bは、ビームスプリッタF、J、L、N、Wのいずれかと同じ特性を有する。
なお、モジュール241においては、ビームスプリッタ245の代わりに回折光学素子をビームスプリッタとして用いることも可能である。また、ビームスプリッタ245または回折光学素子をモジュール241内に集積化せず、モジュール241の外部に設けることも可能である。さらに、モジュール241においては、ビームスプリッタ243を削除することも可能である。
33.3個の光源と1個の光検出器を集積化したモジュール
図76に、本発明の光ヘッド装置の実施の形態に用いられる、3個の半導体レーザと1個の光検出器を集積化したモジュールの構成を示す。モジュール251内には、半導体レーザチップ252a、252b、252c、光検出器チップ257、ビームスプリッタ253、ビームスプリッタ255が集積化されている。ビームスプリッタ253は貼り合わせ面254a、254b、254cを有する。ビームスプリッタ255は貼り合わせ面256a、256bを有する。
半導体レーザチップ252a、252b、252cの波長は、それぞれ400nm、660nm、780nmとすることができる。このとき、半導体レーザチップ252aからの出射光は、ビームスプリッタ253の貼り合わせ面254aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ255の貼り合わせ面256aにP偏光として入射して殆んど全て透過し、モジュール251から出射する。モジュール251への入射光は、ビームスプリッタ255の貼り合わせ面256aにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ビームスプリッタ255の貼り合わせ面256bで殆んど全て反射し、光検出器チップ257で受光される。半導体レーザチップ252bからの出射光は、ビームスプリッタ253の貼り合わせ面254bで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ253の貼り合わせ面254aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ255の貼り合わせ面256aにP偏光として入射して殆んど全て透過し、モジュール251から出射する。モジュール251への入射光は、ビームスプリッタ255の貼り合わせ面256aにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ビームスプリッタ255の貼り合わせ面256bで殆んど全て反射し、光検出器チップ257で受光される。半導体レーザチップ252cからの出射光は、ビームスプリッタ253の貼り合わせ面254cで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ253の貼り合わせ面254bを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ253の貼り合わせ面254aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ255の貼り合わせ面256aにP偏光として入射して約50%が透過し、モジュール251から出射する。モジュール251への入射光は、ビームスプリッタ255の貼り合わせ面256aにS偏光として入射して約50%が反射し、ビームスプリッタ255の貼り合わせ面256bで殆んど全て反射し、光検出器チップ257で受光される。
この場合、ビームスプリッタ253の貼り合わせ面254aは、ビームスプリッタDと同じ特性を有する。ビームスプリッタ253の貼り合わせ面254bは、ビームスプリッタB、F、Nのいずれかと同じ特性を有する。ビームスプリッタ253の貼り合わせ面254cは、ビームスプリッタC、D、E、J、K、k、M、O、o、X、xのいずれかと同じ特性を有する。ビームスプリッタ255の貼り合わせ面256aは、ビームスプリッタYと同じ特性を有する。ビームスプリッタ255の貼り合わせ面256bは、ビームスプリッタJ、K、Xのいずれかと同じ特性を有する。
あるいは、半導体レーザチップ252aからの出射光は、ビームスプリッタ253の貼り合わせ面254aを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ255の貼り合わせ面256aにP偏光として入射して殆んど全て透過し、モジュール251から出射する。モジュール251への入射光は、ビームスプリッタ255の貼り合わせ面256aにS偏光として入射して殆んど全て反射し、ビームスプリッタ255の貼り合わせ面256bで殆んど全て反射し、光検出器チップ257で受光される。半導体レーザチップ252bからの出射光は、ビームスプリッタ253の貼り合わせ面254bで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ253の貼り合わせ面254aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ255の貼り合わせ面256aにP偏光として入射して約50%が透過し、モジュール251から出射する。モジュール251への入射光は、ビームスプリッタ255の貼り合わせ面256aにS偏光として入射して約50%が反射し、ビームスプリッタ255の貼り合わせ面256bで殆んど全て反射し、光検出器チップ257で受光される。半導体レーザチップ252cからの出射光は、ビームスプリッタ253の貼り合わせ面254cで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ253の貼り合わせ面254bを殆んど全て透過し、ビームスプリッタ253の貼り合わせ面254aで殆んど全て反射し、ビームスプリッタ255の貼り合わせ面256aにP偏光として入射して約50%が透過し、モジュール251から出射する。モジュール251への入射光は、ビームスプリッタ255の貼り合わせ面256aにS偏光として入射して約50%が反射し、ビームスプリッタ255の貼り合わせ面256bで殆んど全て反射し、光検出器チップ257で受光される。
この場合、ビームスプリッタ253の貼り合わせ面254aは、ビームスプリッタDと同じ特性を有する。ビームスプリッタ253の貼り合わせ面254bは、ビームスプリッタB、F、Nのいずれかと同じ特性を有する。ビームスプリッタ253の貼り合わせ面254cは、ビームスプリッタC、D、E、J、K、k、M、O、o、X、xのいずれかと同じ特性を有する。ビームスプリッタ255の貼り合わせ面256aは、ビームスプリッタyと同じ特性を有する。ビームスプリッタ255の貼り合わせ面256bは、ビームスプリッタJと同じ特性を有する。
なお、モジュール251においては、ビームスプリッタ255の代わりに回折光学素子をビームスプリッタとして用いることも可能である。また、ビームスプリッタ255または回折光学素子をモジュール251内に集積化せず、モジュール251の外部に設けることも可能である。さらに、モジュール251においては、ビームスプリッタ253を削除することも可能である。
34.球面収差補正手段
ところで、次世代規格、DVD規格、CD規格においては、ディスクの保護層の厚さが、それぞれ0.6mm(AOD規格)または0.1mm(BRD規格)、0.6mm、1.2mmである。光ヘッド装置に用いられる対物レンズは、特定の波長および特定の保護層の厚さに対して球面収差が補正されるように設計されているため、別の波長または別の保護層の厚さに対しては球面収差を生じる。従って、次世代規格、DVD規格、CD規格のいずれのディスクに対しても記録や再生を行うためには、ディスクに応じて球面収差を補正することが必要である。
ディスクに応じて球面収差を補正する第一の方法として、光ヘッド装置の光学系中にエキスパンダレンズを設ける方法が知られている。図77にエキスパンダレンズの構成を示す。エキスパンダレンズは、凹レンズ261、凸レンズ262から構成され、波長板202と対物レンズ203の間に設けられる。
光ヘッド装置の対物レンズは、対物レンズに平行光として入射した波長400nmの光が次世代規格のディスクの保護層を透過する際に、球面収差が補正されるように設計されている。次世代規格のディスクに対して記録や再生を行う場合は、半導体レーザから出射して凹レンズ261に平行光として入射する波長400nmの光が、凸レンズ262から平行光として出射して対物レンズに入射するように、凹レンズ261と凸レンズ262の間隔を制御する。
対物レンズに平行光として入射した波長660nmの光がDVD規格のディスクの保護層を透過する際には球面収差が残留する。しかし、対物レンズに適切な広がり角の発散光として波長660nmの光を入射させると、対物レンズの倍率変化に伴う新たな球面収差が生じ、これにより残留する球面収差が補正される。DVD規格のディスクに対して記録や再生を行う場合は、半導体レーザから出射して凹レンズ261に平行光として入射する波長660nmの光が、凸レンズ262から適切な広がり角の発散光として出射して対物レンズに入射するように、凹レンズ261と凸レンズ262の間隔を制御する。
対物レンズに平行光として入射した波長780nmの光がCD規格のディスクの保護層を透過する際には球面収差が残留する。しかし、対物レンズに適切な広がり角の発散光として波長780nmの光を入射させると、対物レンズの倍率変化に伴う新たな球面収差が生じ、これにより残留する球面収差が補正される。CD規格のディスクに対して記録や再生を行う場合は、半導体レーザから出射して凹レンズ261に平行光として入射する波長780nmの光が、凸レンズ262から適切な広がり角の発散光として出射して対物レンズに入射するように、凹レンズ261と凸レンズ262の間隔を制御する。
ディスクに応じて球面収差を補正する第二の方法として、光ヘッド装置の光学系中に液晶光学素子を設ける方法が知られている。図78に液晶光学素子の構成を示す。(a)は平面図、(b)は側面図である。液晶光学素子271は、互いに貼り合わされた往路用液晶光学素子272、復路用液晶光学素子273から構成され、ミラー201と波長板202の間に設けられる。往路用液晶光学素子272は往路の直線偏光に対して作用し、復路用液晶光学素子273は往路と偏光方向が直交した復路の直線偏光に対して作用する。往路用液晶光学素子272、復路用液晶光学素子273は、それぞれ領域274a〜274eの5つに分割されている。領域274cに電圧V1、領域274b、274dに電圧V2、領域274a、274eに電圧V3を印加する。なお、図中の点線は対物レンズの有効径に相当する。
光ヘッド装置の対物レンズは、対物レンズに入射した波長400nmの光が次世代規格のディスクの保護層を透過する際に、球面収差が補正されるように設計されている。次世代規格のディスクに対して記録や再生を行う場合は、液晶光学素子271の各領域に印加する電圧を、V1=V2=V3となるように制御する。
対物レンズに入射した波長660nmの光がDVD規格のディスクの保護層を透過する際には球面収差が残留する。しかし、V1−V2=V2−V3=Vとし、電圧Vを適切な値にすると、液晶光学素子271を透過する波長660nmの光に新たな球面収差が生じ、これにより残留する球面収差が補正される。DVD規格のディスクに対して記録や再生を行う場合は、液晶光学素子271の各領域に印加する電圧を、電圧Vが適切な値になるように制御する。
対物レンズに入射した波長780nmの光がCD規格のディスクの保護層を透過する際には球面収差が残留する。しかし、V1−V2=V2−V3=Vとし、電圧Vを適切な値にすると、液晶光学素子271を透過する波長780nmの光に新たな球面収差が生じ、これにより残留する球面収差が補正される。CD規格のディスクに対して記録や再生を行う場合は、液晶光学素子271の各領域に印加する電圧を、電圧Vが適切な値になるように制御する。
35.開口数制御手段
前述したように、次世代規格、DVD規格、CD規格においては、対物レンズの開口数が、それぞれ0.65(AOD規格)または0.85(BRD規格)、0.6、0.45である。従って、次世代規格、DVD規格、CD規格のいずれのディスクに対しても記録や再生を行うためには、ディスクに応じて開口数を制御することが必要である。
ディスクに応じて開口数を制御する方法として、光ヘッド装置の光学系中に開口制御素子を設ける方法が知られている。図79に開口制御素子の構成を示す。(a)は平面図、(b)は側面図である。開口制御素子281は、ガラス基板282とその上に形成された誘電体多層膜283a〜283cから構成され、波長板202と対物レンズ203の間に設けられる。なお、図中の点線は対物レンズの有効径に相当する。
図80に、誘電体多層膜283a〜283cの透過率の波長依存性を示す。図中の実線、点線、一点鎖線はそれぞれ誘電体多層膜283a、283b、283cに対する特性である。誘電体多層膜283aは、波長400nmの光、波長660nmの光、波長780nmの光を殆んど全て透過させる。誘電体多層膜283bは、波長400nmの光、波長660nmの光を殆んど全て透過させ、波長780nmの光を殆んど全て反射させる。誘電体多層膜283cは、波長400nmの光を殆んど全て透過させ、波長660nmの光、波長780nmの光を殆んど全て反射させる。
従って、次世代規格のディスクに対して記録や再生を行う場合の波長400nmの光に対する開口数は、対物レンズの有効径で決定される。DVD規格のディスクに対して記録や再生を行う場合の波長660nmの光に対する開口数は、誘電体多層膜283b、283cの境界である円の直径で決定される。CD規格のディスクに対して記録や再生を行う場合の波長780nmの光に対する開口数は、誘電体多層膜283a、283bの境界である円の直径で決定される。
36.コリメータレンズ
本発明の光ヘッド装置の実施の形態においては、半導体レーザからの出射光を平行光化するためのコリメータレンズが、必要に応じて光学系中に設けられる。例えば、図5に示す実施の形態においては、半導体レーザ5aとビームスプリッタ55aの間に第一のコリメータレンズ、半導体レーザ5bとビームスプリッタ55bの間に第二のコリメータレンズ、半導体レーザ5cとビームスプリッタ55cの間に第三のコリメータレンズがそれぞれ設けられる。
半導体レーザ5a〜5cの各々に対してコリメータレンズを設け、対応するコリメータレンズの開口数を独立に設定することにより、半導体レーザ5a〜5cからの出射光の往路における効率を、独立に所望の値に設計することができる。
37.カップリングレンズ
本発明の光ヘッド装置の実施の形態においては、コリメータレンズに加え、半導体レーザからの出射光の広がり角を縮小または拡大するためのカップリングレンズが、必要に応じて光学系中に設けられる。例えば、図5に示す実施の形態においては、ビームスプリッタ55aとミラー201の間にコリメータレンズが設けられる。また、半導体レーザ5aとビームスプリッタ55aの間に第一のカップリングレンズ、半導体レーザ5bとビームスプリッタ55bの間に第二のカップリングレンズ、半導体レーザ5cとビームスプリッタ55cの間に第三のカップリングレンズがそれぞれ設けられる。
半導体レーザ5a〜5cの各々に対してカップリングレンズを設け、対応するカップリングレンズの倍率を独立に設定することにより、半導体レーザ5a〜5cからの出射光の往路における効率を、独立に所望の値に設計することができる。
38.モニタ用光検出器
本発明の光ヘッド装置の実施の形態においては、半導体レーザからの出射光のパワーをモニタするためのモニタ用光検出器が、必要に応じて光学系中に設けられる。例えば、図5に示す実施の形態においては、ビームスプリッタ55aの半導体レーザ5aと反対側の面の近傍に第一のモニタ用光検出器、ビームスプリッタ55bの半導体レーザ5bと反対側の面の近傍に第二のモニタ用光検出器、ビームスプリッタ55cの半導体レーザ5cと反対側の面の近傍に第三のモニタ用光検出器がそれぞれ設けられる。
半導体レーザ5a〜5cからの出射光は、それぞれビームスプリッタ55a〜55cで殆んど全てまたは約50%が反射するが、ビームスプリッタ55a〜55cを僅かにまたは約50%が透過する。これらの透過光を、それぞれ第一〜第三のモニタ用光検出器で受光する。モニタ用光検出器からの出力を半導体レーザの駆動電流にフィードバックすることにより、半導体レーザからの出射光のパワーを一定の値に制御することができる。
なお、半導体レーザ5aから出射してビームスプリッタ55aを透過した光、半導体レーザ5b、5cから出射してビームスプリッタ55aで反射した光を第一のモニタ用光検出器で受光する等により、複数個のモニタ用光検出器を共通化することも可能である。
39.円筒レンズおよび回折光学素子
本発明の光ヘッド装置の実施の形態においては、ディスクからの反射光に非点収差を与えるための円筒レンズが、必要に応じて光学系中に設けられる。例えば、図5に示す実施の形態においては、ビームスプリッタ55cと光検出器105aの間に円筒レンズ(図示しない)が設けられる。
光検出器105aは、円筒レンズにより形成される2つの焦線の中間に設置される。ディスク204からの反射光に非点収差を与えることにより、光検出器105aからの出力に基づき、非点収差法によるフォーカス誤差信号を生成することができる。
本発明の光ヘッド装置の実施の形態においては、半導体レーザからの出射光を複数の光に分割するための回折光学素子が、必要に応じて光学系中に設けられる。例えば、図5に示す実施の形態においては、半導体レーザ5aとビームスプリッタ55aの間に第一の回折光学素子(図示しない)、半導体レーザ5bとビームスプリッタ55bの間に第二の回折光学素子(図示しない)、半導体レーザ5cとビームスプリッタ55cの間に第三の回折光学素子(図示しない)がそれぞれ設けられる。
半導体レーザ5a〜5cからの出射光は、それぞれ第一〜第三の回折光学素子で0次光、±1次回折光の3つの光に分割される。ディスク204で反射した3つの光は光検出器105aで受光される。半導体レーザ5a〜5cからの出射光を回折光学素子で3つの光に分割することにより、光検出器105aからの出力に基づき、差動プッシュプル法によるトラック誤差信号を生成することができる。
図81に、本発明の光ヘッド装置の実施の形態に用いられる光検出器における受光部のパタンと、光検出器上の光スポットの配置を示す。光検出器291における受光部のパタンは、ディスクからの反射光に非点収差が与えられており、半導体レーザからの出射光が回折光学素子で3つの光に分割されている場合に対応している。
光スポット292aは回折光学素子からの0次光に相当し、ディスク204の半径方向に平行な分割線および接線方向に平行な分割線で4つに分割された、受光部293a〜293dで受光される。光スポット292bは回折光学素子からの+1次回折光に相当し、ディスク204の半径方向に平行な分割線で2つに分割された、受光部293e、293fで受光される。光スポット292cは回折光学素子からの−1次回折光に相当し、ディスク204の半径方向に平行な分割線で2つに分割された、受光部293g、293hで受光される。ここで、光スポット292a〜292cは、円筒レンズの作用により、ディスク204の半径方向の強度分布と接線方向の強度分布が互いに入れ替わっている。
受光部293a〜293hからの出力を、それぞれV293a〜V293hで表わすと、フォーカス誤差信号は非点収差法により、(V293a+V293d)−(V293b+V293c)の演算から生成される。トラック誤差信号は差動プッシュプル法により、(V293a+V293b)−(V293c+V293d)−K{(V293e+V293g)−(V293f+V293h)}の演算から生成される。ここで、Kは回折光学素子からの0次光と±1次回折光の光量比である。ディスク204からの再生信号は、V293a+V293b+V293c+V293dの演算から生成される。
フォーカス誤差信号の生成方法としては、非点収差法の代わりにフーコー法、スポットサイズ法等を用いることもできる。また、トラック誤差信号の生成方法としては、差動プッシュプル法の代わりに位相差法、3ビーム法等を用いることもできる。
40.光学式情報記録再生装置
図82に、本発明の光学式情報記録再生装置の実施の形態を示す。本実施の形態は、図5に示す本発明の光ヘッド装置の実施の形態に、記録信号生成回路301、半導体レーザ駆動回路302、プリアンプ303、再生信号生成回路304、誤差信号生成回路305、および対物レンズ駆動回路306を付加したものである。
記録信号生成回路301は、外部から入力される記録データに基づき、半導体レーザ5a〜5cを駆動するための記録信号を生成する。半導体レーザ駆動回路302は、記録信号生成回路301から入力される記録信号に基づき、半導体レーザ5a〜5cを駆動する。これにより、ディスク204への信号の記録が行われる。
プリアンプ303は、光検出器105aから入力される電流信号を電圧信号に変換する。再生信号生成回路304は、プリアンプ303から入力される電圧信号に基づき、再生信号を生成して再生データを外部へ出力する。これにより、ディスク204からの信号の再生が行われる。
誤差信号生成回路305は、プリアンプ303から入力される電圧信号に基づき、対物レンズ203を駆動するためのフォーカス誤差信号およびトラック誤差信号を生成する。対物レンズ駆動回路306は、誤差信号生成回路305から入力されるフォーカス誤差信号およびトラック誤差信号に基づき、図示しないアクチュエータにより対物レンズ203を駆動する。これにより、フォーカスサーボおよびトラックサーボの動作が行われる。
本実施の形態は、これ以外に、ディスク204を回転させるスピンドル制御回路、ディスク204を除く光ヘッド装置全体をディスク204に対して移動させるポジショナ制御回路等を含んでいる。
本実施の形態は、ディスク204に対して記録および再生を行う記録再生装置である。これに対し、本発明の光学式情報記録再生装置の実施の形態としては、ディスク204に対して再生のみを行う再生専用装置も考えられる。この場合、半導体レーザ5a〜5cは、半導体レーザ駆動回路302により記録信号に基づいて駆動されるのではなく、出射光のパワーが一定の値になるように駆動される。
本発明の光学式情報記録再生装置の実施の形態としては、本発明の光ヘッド装置の上記第五の実施の形態以外の実施の形態に、記録信号生成回路、半導体レーザ駆動回路、プリアンプ、再生信号生成回路、誤差信号生成回路、および対物レンズ駆動回路を付加した形態も可能である。
なお、上記実施の形態では、光記録媒体として、次世代規格(AOD規格、BRD規格等)、DVD規格、およびCD規格のディスクを対象とし、第一、第二、および第三の波長の光として、それぞれ波長400nm、660nm、および780nmの光を使用した場合を説明しているが、本発明はこれに限らず、例えば、光記録媒体としてその他の規格のディスク(将来的に開発されるものを含む)を対象とし、その他の波長の光を使用した場合にも適用できる。