JP2005149220A - 通信システム、画像形成システム、情報処理装置、データ転送方法、転送データ指定方法、及び制御プログラム - Google Patents

通信システム、画像形成システム、情報処理装置、データ転送方法、転送データ指定方法、及び制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 仲介用のコンピュータを用いることなく、指定されたプリンタ等の装置に対して文書データを送信することができる画像形成システムを提供する。
【解決手段】 文書データを受信して画像形成を行う画像形成装置と、文書ファイルを複数記憶可能なサーバとで構成される印刷サービス環境において、各文書ファイルに、IPアドレスを割り振る。画像形成装置がサーバに記憶された文書ファイルを取得して印刷する際には、当該文書ファイルに付加された割り振られたIPアドレスを有する装置に対してのデータ送信要求を発行し、サーバは前記データ送信要求を受信し、当該IPアドレスを有する文書データを画像形成装置に対して送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ネットワークに接続された通信システム及び情報処理装置、プリンタなどの画像形成装置と文書データを管理する管理装置を備えた画像形成システム、この画像形成システムを用いて実行されるデータ転送方法及び転送データ指定方法、並びに前記情報処理装置の制御方法を実行する制御プログラムに関するものである。
従来より、クライアント装置からインターネットを介して接続されたプリンタに対して画像データを送信するためのサービスとして、IPPプロトコルが提案されている。IPPプロトコルを用いることにより、インターネットを介して遠隔地のプリンタに印刷ジョブを送信し、印刷を行うことが可能である。
ところが、IPPプロトコルによる印刷では、ユーザが印刷先のプリンタのホスト名またはIPアドレスを予め知らなければ、そのプリンタに対して印刷ジョブを送信することができず、不特定多数の利用者がそのプリンタを利用することが困難であった。
この問題を解決するために、次のような印刷仲介方法が提案されている(特許文献1を参照)。この方法では、印刷仲介用サーバに複数のプリンタを登録し、ユーザが操作するクライアント装置からの印刷指示によって指定されたプリンタに対して印刷ジョブを送信することが可能となり、不特定多数のユーザが自分の近くに位置するプリンタを検索し、そのプリンタに印刷ジョブを送信することが可能である。
特開2001−236183号公報
しかしながら、上記の特許文献1では、特定のプリンタに対して印刷ジョブを送信するために、印刷する文書データを記憶するデバイスと、印刷を行うプリンタの他に、必ず仲介用のコンピュータを用意しなければならず、システム全体のコストが高くなる、という欠点があった。
本発明は上記従来の問題点に鑑み、仲介用のコンピュータを用いることなく、指定されたプリンタ等の装置に対して文書データを送信することができる通信システム、画像形成システム、情報処理装置、データ転送方法、転送データ指定方法、及び制御プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の通信システムでは、処理データを管理する第1の装置と、前記第1の装置とネットワークを介して接続された第2の装置とを備えた通信システムにおいて、前記処理データに対してIPアドレスを付加するIPアドレス付加手段を設け、前記第1の装置は、前記IPアドレスが付加された処理データに対して前記第2の装置が通信を行うときに、当該処理データを代行して前記第2の装置との通信を制御する手段を有することを特徴とする。
本発明の画像形成システムでは、文書データを管理する管理装置と、前記管理装置とネットワークを介して接続され、前記文書データを受信して画像形成を行う画像形成装置とを備えた画像形成システムにおいて、前記管理装置に管理されている文書データに対してIPアドレスを付加するIPアドレス付加手段を設け、前記画像形成装置は、前記文書データに付加されたIPアドレスを有する装置に対してデータ送信要求を発行する手段を有し、前記管理装置は、前記データ送信要求を受信して、前記IPアドレスが付加された文書データを前記画像形成装置に対して送信する手段を有することを特徴とする。
また、前記IPアドレス付加手段は、前記管理装置で管理されている文書データのうち予め定義された条件を満たす文書データに対してのみ自動的にIPアドレスを生成して割り当てることを特徴とする。
また、前記IPアドレスは、IPV6のIPアドレスであることを特徴とする。
本発明の画像形成システムでは、文書データを管理する管理装置と、前記管理装置とネットワークを介して接続され、前記文書データを受信して画像形成を行う画像形成装置と、前記管理装置から所定の文書データを取得し、その取得した文書データを前記画像形成装置の処理可能なデータに変換して該画像形成装置に送信する印刷仲介装置とを備えた画像形成システムであって、前記文書データに対してIPアドレスを付加するIPアドレス付加手段と、前記文書データに付加されたIPアドレスに基づいて、複数の文書データの中から前記所定の文書データを指定するデータ指定手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の情報処理装置では、外部装置とネットワークを介して接続され、処理データを管理する手段を備えた情報処理装置において、前記処理データに対してIPアドレスを付加するIPアドレス付加手段と、前記IPアドレスが付加された処理データに対して前記外部装置が通信を行うときに、当該処理データを代行して前記外部装置との通信を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明のデータ転送方法では、文書データを管理する管理装置と、前記管理装置とネットワークを介して接続され、前記文書データを受信して画像形成を行う画像形成装置とを備えた画像形成システムを用いて実行されるデータ転送方法であって、前記管理装置で管理されている文書データに対してIPアドレスを付加する工程と、前記画像形成装置を用いて、前記文書データに付加されたIPアドレスを有する装置に対してデータ送信要求を発行する工程と、前記管理装置が前記データ送信要求を受信して、前記IPアドレスが付加された文書データを前記画像形成装置に対して送信する工程とを有することを特徴とする。
本発明の転送データ指定方法では、文書データを管理する管理装置と、前記管理装置とネットワークを介して接続され、前記文書データを受信して画像形成を行う画像形成装置と、前記管理装置から所定の文書データを取得し、その取得した文書データを前記画像形成装置の処理可能なデータに変換して該画像形成装置に送信する印刷仲介装置とを備えた画像形成システムを用いて実行される転送データ指定方法であって、前記文書データに対してIPアドレスを付加する工程と、前記文書データに付加されたIPアドレスに基づいて、複数の文書データの中から前記所定の文書データを指定する工程とを有することを特徴とする。
本発明の制御プログラムでは、外部装置とネットワークを介して接続され、処理データを管理する手段を備えた情報処理装置の制御方法を実行するための、コンピュータで読み取り可能な制御プログラムであって、前記処理データに対してIPアドレスを付加するIPアドレス付加ステップと、前記IPアドレスが付加された処理データに対して前記外部装置が通信を行うときに、当該処理データを代行して前記外部装置との通信を制御する制御ステップとを備えたことを特徴とする。
請求項1、6、9の発明によれば、仲介用の装置を用いることなく、第1の装置(情報処理装置)は第2の装置(外部装置)と通信を行うことが可能になり、特定の第2の装置(外部装置)に対して処理データを送信することができる。
請求項2、7の発明によれば、仲介用の装置を用いることなく、画像処理装置は、ユーザーの所望する文書データをネットワークを介して管理装置から取得し、印刷を行うことが可能になる。
請求項3の発明によれば、管理装置で管理されている文書データのうち予め定義された条件を満たす文書データに対してのみ自動的にIPアドレスを生成して割り当てるようにしたので、例えば管理装置内の記憶装置上に構成される階層的なディレクトリ構造を有するファイルシステムにおいて、特定のディレクトリに記憶された文書ファイルにのみIPアドレスを付加することが可能となるため、文書ファイルの管理を容易に行うことが可能になる。
請求項4の発明によれば、IPアドレスはIPV6のIPアドレスであることにより、非常に多くのIPアドレスが利用可能となり、多数の利用者が多数の文書データにIPアドレスを割り当てることが可能になる。
請求項5、8の発明によれば、文書データは、印刷仲介装置において画像形成装置が処理可能なデータに変換してから画像形成装置に送信することができるため、ワードプロセッサアプリケーションのデータファイルなどの画像形成装置が直接画像データを生成することが困難な文書データであっても、当該文書データを印刷することが可能になる。
本発明の通信システム、画像形成システム、情報処理装置、データ転送方法、転送データ指定方法、及び制御プログラムの実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
[第1実施形態]
<システムの全体構成>
図1は、本発明の第1実施形態に係る画像形成システムの全体構成を示すブロック図である。
同図において、1は文書データを記憶し、外部装置からの要求に応じて、記憶されている文書データを外部装置に対して送信する文書サーバである。また、2、3及び4は、利用者との対話手段を有し、対話手段によって指定された外部装置に記憶されている文書データを取得し、取得した文書データから画像データを生成して用紙上に画像形成を行うプリンタである。50は、IPV6プロトコルを介して装置間のデータ通信を行うためのネットワークである。
図2は、図1に示したプリンタ2の内部構成を示すブロック図である。なお、プリンタ3,4も同様の構成となっているものとする。
同中の5は、RAM8に記憶された画像データを入力として画像データを基に用紙上に画像を印刷するプリンタエンジンであり、6は、ネットワーク50を介して外部装置と通信を行うためのネットワークインターフェイスであり、7は、プリンタ2全体を制御するCPUである。8は、印刷を行う画像データを記憶するとともにプリンタ2の制御プログラムの作業領域として利用されるRAMである。
9は、取得した画像データを一時的に記憶し、またプリンタ内部制御に用いられるオペレーティングシステムや制御プログラムなどを記憶するハードディスクであり、10は利用者に対する対話画面を表示し、また利用者からの入力を受け付けるための操作部である。51は各モジュール間のデータ転送経路となるバスであり、プリンタエンジン5、ネットワークインターフェイス6、CPU7、RAM8、ハードディスク9、及び操作部10に接続されている。
<文書データに対してIPアドレスを付加する処理>
まず、文書サーバ1において、文書サーバ1に記憶される文書データに対してIPアドレスを付加する処理について説明する。
IPV6の環境においては、各利用者にネットワークデバイスに対して設定するためのIPアドレスの範囲を割り当てることが想定されており、利用者は、割り当てられた範囲にあるIPアドレスであれば自分が管理するデバイスに対して任意のIPアドレスを割り当てることができる。
IPV6のIPアドレスは64ビットのアドレスであり、例えば64ビットのうち上位32ビットがその利用者固有の数値とし、下位32ビットは利用者が管理するデバイスそれぞれに割り当てるアドレスとして自由に利用者が規定して割り当てることができる。
すなわち、利用者に対して「1111:0000」という上位32ビットのアドレスが割り当てられた場合には、利用者は「1111:0000:0000:0000」から「1111:0000:FFFF:FFFF」までの範囲のIPアドレスを自由に使用することができる。
さらに利用者は、このIPアドレスの範囲から、印刷サービス環境において文書に割り当てるIPアドレスの範囲を規定することができる。例えば、「1111:0000:FFFF:0001」から「1111:0000:FFFF:FFFE」の範囲を文書に割り当てるIPアドレスとして規定すると、65534個のIPアドレスを文書に割り当てることができる。
文書サーバ1に予めこの文書に割り当てるIPアドレスの範囲を設定しておき、利用者が印刷サービス環境を利用して、印刷したい文書データに設定された範囲のIPアドレスから各文書固有のIPアドレスとなるようにIPアドレスを選択して設定することにより、文書サーバ1に記憶された文書はIPアドレスという全世界に1つしかない、固有のIDによって指定することが可能となる。
また、IPアドレスが設定された文書データは単なる文書を表現するデータであるため外部の装置とネットワークを介して通信するための制御プログラムは存在しない。このため、外部装置が文書データに対して通信を行う際には文書サーバ1が当該文書データを代行して外部装置との通信の制御を行う。
さらに、ネットワークを利用した通信においては、複数の物理的ネットワーク間のデータ転送を仲介する経路制御装置としてルータが利用されており、このルータが特定のIPアドレスに対するデータの通信経路制御を行っている。このため、文書サーバ1に記憶されている文書データに割り当てられたIPアドレスに対するデータ通信の経路制御についても、文書サーバ1に記憶された文書データに割り当てるIPアドレスの範囲に対する通信は文書サーバ1に接続するようにルータの経路制御を設定しておく必要がある。
<文書データに対してIPアドレスを割り当てる処理>
次に、文書サーバ1が文書データに対してIPアドレスを割り当てる処理について、図3のフローチャートを用いて説明する。
文書サーバ1は、文書データやその他の管理用データを記憶するためのハードディスクなどの記憶手段を有し、この記憶手段は、階層的にディレクトリやファイルを管理するファイルシステムによって管理されるものとする。また、文書サーバ1の記憶手段には、文書データのファイル情報と文書データに割り当てたIPアドレスとの関連付けを管理するアドレス管理テーブルのほか、印刷サービス環境を用いて印刷を行う文書データを記憶するディレクトリの情報も記憶されているものとする。
文書サーバ1が起動すると、図3のフローに従って動作するIPアドレス割り当てプログラムが起動する(ステップS100)。
文書サーバ1には、予め印刷サービス環境を利用して印刷を行うための文書データを記憶しておくディレクトリが設定されており、このディレクトリに記憶された文書データのリストはこのプログラムによって管理される。前回このプログラムが生成した、このディレクトリにあるファイルのリストデータが読み込まれる(ステップS101)。さらに、印刷サービスを用いて印刷を行う文書データを記憶するディレクトリに記憶されている文書データのリストデータを生成する(ステップS102)。
そして、ステップS101において読み込まれた、前回生成されたリストデータと、ステップS102において生成されたリストデータとを比較する(ステップS103)。ステップS103での比較において差異があると判定した場合にはステップS105を、そうでない場合にはステップS114を実行する(ステップS104)。
ステップS105では、ステップS101において読み込まれた、前回生成されたリストデータには存在し、ステップS102において生成されたリストデータには存在しないファイルをアドレス管理テーブルから削除する。次のステップS106では、ステップS101において読み込まれた、前回生成されたリストデータには存在せず、ステップS102において生成されたリストデータには存在するファイルのリストを生成する。そして、ファイルカウント変数Nに1を代入する(ステップS107)。
その後は、印刷サービス環境を使用して印刷を行う文書データに割り当てるためのIPアドレスの範囲から、アドレス管理テーブルを参照して使用されていないIPアドレスを検索する(ステップS108)。このステップS108において検索された、使用されていないIPアドレスをステップS106で生成されたファイルのリストにおけるN番目の文書データに割り当て、その結果をアドレス管理テーブルに反映させる(ステップS109)。そして、ファイルカウント変数Nに1を加算する(ステップS110)。
次に、ステップS106において生成されたファイルのリストに含まれる全てのファイルについてIPアドレスの割り当てが完了した場合にはステップS112を、そうでない場合にはステップS108を実行する(ステップS111)。そして、ステップS102において生成された文書データのリストデータを記憶手段に記憶する(ステップS112)。
続いて、文書サーバ1を利用している利用者に対してステップS112において保存したファイルリストを送信する(ステップS113)。送信手段は問わないが、電子メールなどによって送信される。その後、ステップS114を実行する。ステップS114では、予め決められた時間プログラムを休止状況にし、休止状態が終了したら、ステップS101に戻る。
以上の処理により、印刷対象の文書データを記憶するディレクトリに記憶されている各文書データには、固有のIPアドレスがそれぞれ割り当てられ、割り当てられたIPアドレスは利用者に通知される。なお、前記ディレクトリに文書データを書き込む方法については特に限定しないが、ftpプロトコルにより外部の装置から文書データを転送するなどの方法がある。
<プリンタ内部での動作>
次に、図4を用いてプリンタ2内部での動作について説明する。図4は、プリンタ2内部で動作するプリンタ制御プログラムの処理フローを示すフローチャートである。
なお、文書データとしては、Adobe社が仕様を策定したPDFフォーマットに基づく文書データとし、プリンタ側ではこのPDFフォーマットの文書データを解釈して画像データを生成し、用紙上に画像を形成できるものとする。
プリンタ2が起動すると、まず図4に示す制御プログラムが起動する(ステップS120)。この制御プログラムは、プログラムファイルとしてハードディスク9に記憶されており、ハードディスク9から内部バス51を介してRAM8に転送され、CPU7によって実行され、動作する。
次に、図5に示すようなIPアドレス入力画面を操作部10に表示する(ステップS121)。操作部10は、液晶モニタなどのグラフィックを表示可能な表示装置であり、表示画面にはタッチスクリーンが組み込まれている。タッチスクリーンを利用者が押下すると押下した部分の画面上の座標がCPU7に通知され、操作部10に表示した画像のどの部分を利用者が押下したかをCPU7が判定することができる。図5の501に配置されている各ボタンイメージはIPアドレスを入力するための仮想的なボタンであり、ボタン押下を検知したCPU7は、図5の502に配置されているIPアドレス表示部分の表示を入力に応じて更新する。
次のステップS122では、図5の503に配置されたOKボタンが押下されたかどうかを判定し、押下されたらステップS123を実行し、そうでない場合にはステップS122を繰り返す。
ステップS123では、ステップS121において入力されたIPアドレスが割り当てられたデバイスとネットワーク50を介して通信可能かどうかを確認する。例えばInternet Control Message ProtocolのECHO_REQUESTデータグラムを指定のIPアドレスのデバイスに対して送出し、ECHO_RESPONSEの返信を確認することにより、そのIPアドレスのデバイスと通信可能かどうかを判断することができる。この確認のための通信は、ネットワークインターフェイス6を介してネットワーク50に接続されるデバイスに対しての通信である。
次のステップS124では、ステップS123において指定されたIPアドレスのデバイスと通信可能であると判断した場合にはステップS125を、そうでない場合にはステップS126を実行する。ステップS126では、指定したIPアドレスのデバイスとの通信ができないことを利用者に通知するために、エラーメッセージ画面を操作部10に表示し、所定の時間経過後にステップS121に戻る。
ステップS125では、指定されたIPアドレスのデバイスに対して接続要求を発行する。例えばftpプロトコルによりセッションの開始要求を発行する。ステップS125において、指定されたデバイスが接続要求を受け付けた場合にはステップS128を、接続要求を拒否した場合にはステップS129を実行する(ステップS127)。
ステップS129では、指定されたデバイスが接続要求を拒否したことを利用者に通知するためにエラーメッセージ画面を操作部10に表示し、所定の時間経過後にステップS121に戻る。
ステップS128では、指定されたデバイスに対して送信要求をネットワークインターフェイス6及びネットワーク50を介して発行する。例えばftpプロトコルのgetコマンドを発行する。次に、指定されたデバイスから送信されるデータをネットワーク50及びネットワークインターフェイス6を介して受信し、RAM8に記憶する(ステップS130)。さらに、RAM8に記憶されたデータを内部バス51を介してハードディスク9に転送し、記憶する(ステップS131)。
続いて、ステップS125において確立されたデバイスとの接続を切断し(ステップS132)、ステップS131においてハードディスク9に記憶されたデータを読み出し、読み出したデータを解釈して画像データをRAM8上に生成する(ステップS133)。
ステップS133においてRAM8上に生成された画像データを内部バス51を介してプリンタエンジン5に転送し、プリンタエンジン5において転送された画像データを基に用紙上に画像を形成する(ステップS134)。そして、ステップS131においてハードディスク9に記憶されたデータを消去する(ステップS135)。
以上の処理により、入力したIPアドレスが割り当てられたデバイスからデータを取得し、取得したデータから画像データを生成して用紙上に画像を形成することができる。
<データ転送時における文書サーバ1の処理>
次に、データ転送時における文書サーバ1の処理について説明する。
文書サーバ1では、データ転送制御プログラムとして、図6に示す処理フローに従ったプログラムが動作している。
データ転送制御プログラムは、文書サーバ1が起動すると動作を開始する(ステップS140)。そして、外部デバイスからの接続要求を受信したかどうかを常に判断し(ステップS141)、接続要求を受信するまでステップS141を繰り返す。この接続要求は、文書サーバ1自体に割り当てられたIPアドレスではなく文書サーバ1内部の記憶手段に記憶され、IPアドレスが割り当てられた文書データのIPアドレスを指定することによって行われる接続要求である。文書サーバ1が対応すべきIPアドレスであるかどうかは、印刷サービス環境を使用して印刷を行う文書データに割り当てるためのIPアドレスの範囲に含まれるIPアドレスかどうかによって判断することができる。
次に、アドレス管理テーブルを参照し、ステップS141において受信した接続要求先のIPアドレスを有する文書データが文書サーバ1に記憶されているかどうかを確認する(ステップS142)。
そして、ステップS142において、接続要求先のIPアドレスを有する文書データが文書サーバ1に記憶されていると判断した場合にはステップS144を、そうでない場合にはステップS145を実行する(ステップS143)。ステップS145では、当該文書が存在しない、つまり当該IPアドレスが割り当てられたデバイスが存在しないことを、接続要求を発行したデバイスに対して通知する。ステップS144では、接続を確立し、接続要求を発行したデバイスに対して接続成功を通知する。
その後、接続要求を発行したデバイスからの送信要求を待ち(ステップS146)、送信要求を受信したら、ステップS141において指定されたIPアドレスが割り当てられた文書データを記憶手段から読み込み(ステップS147)、そして、読み込んだ文書データを接続元のデバイスに対して送信する(ステップS148)。次のステップS149では、接続元のデバイスが接続を切断するのを待つ。
以上のような処理により、文書サーバ1が記憶している文書データに割り当てられたIPアドレスに対する外部デバイスからのデータ送信の要求に対応して、当該文書データを送信する。
<全体的な処理の流れ>
次に、全体的な処理の流れについて説明する。
印刷サービス環境を利用する利用者は、文書サーバ1から通知される、文書サーバ1に記憶されている文書データに割り当てられたIPアドレスのリストを基に、印刷したい文書に割り当てられたIPアドレスを特定する。そして利用者は、プリンタ2の操作部10に表示されるIPアドレス画面を操作して印刷したい文書に割り当てられたIPアドレスを入力する。
入力されたIPアドレスのデバイス、つまり文書データに対してプリンタ2が接続要求を発行すると、その接続先が文書サーバ1に記憶されている文書データである場合には、文書サーバ1が、指定されたIPアドレスが割り当てられた文書データを代行して接続要求を受け付ける。
接続が確立されると、プリンタ2は指定IPアドレスのデバイスに対してデータ送信要求を発行し、データ送信要求を受けた文書サーバ1は、文書サーバ1に記憶されている、指定されたIPアドレスが割り当てられた文書データをプリンタ2に対して送信する。プリンタ2は、文書サーバ1から送信された文書データを受信し、画像データを生成して用紙上に画像を形成する。
以上説明したような処理により、文書データにIPアドレスを割り当て、そのIPアドレスを有するデバイスとの通信によって文書データを取得する、という印刷サービス環境を実現することができる。
<第1実施形態の利点>
本実施形態では、文書自体を仮想的なネットワークデバイスとしてその文書データにIPアドレスを与える。その文書データを管理している文書サーバ1が、プリンタ2からのデータ送信要求を受信することにより、その文書自体があたかも実在するネットワークデバイスをように機能させることができる。これにより、印刷サービスを仲介する仲介用のコンピュータを用いなくても、プリンタにおいて、印刷したい文書データに割り当てられたIPアドレスを入力するだけで、当該IPアドレスを有する文書データをネットワーク50を介して取得し、印刷を行うことができるので、次のような利点が得られる。
(1)システム全体のコストが安価になる。
(2)プリンタ及び文書サーバを個数や場所を問わずに設置することができ、スケーラビリティが非常に高い。
(3)第三者が運用するサーバが仲介することによるデータの漏洩を防止することができる。
また、IPアドレスは文書サーバ1によって自動的に生成され、文書ファイルに割り振られるので、利用者がそれぞれの文書ファイルに対してIPアドレスを割り当てる操作をせずともIPアドレスを割り当てることができるため、IPアドレスの管理が容易になる。
また、サーバ1は、記憶されている文書ファイルのうち予め定義された条件を満たす文書ファイルに対してのみ自動的にIPアドレスを生成して割り当てることにより、例えばサーバ1内の記憶装置上に構成される階層的なディレクトリ構造を有するファイルシステムにおいて、特定のディレクトリに記憶された文書ファイルにのみIPアドレスを付加することが可能となるため、文書ファイルの管理を容易に行うことができる。
また、IPアドレスはIPV6のIPアドレスであることにより、非常に多くのIPアドレスが利用可能となり、多数の利用者が多数の文書ファイルにIPアドレスを割り当てることができる。
[第2実施形態]
第1実施形態においては、仲介用コンピュータを用いないで、プリンタ2が文書データを直接文書サーバ1から取得するような構成の実施形態について説明したが、この第1実施形態では、ワードプロセッサアプリケーションによって生成された文書ファイルなどのプログラム側で解釈するのが困難なフォーマットのデータは印刷が行えない。そこで、本実施形態においては、文書データにはIPアドレスを割り当てるものの、実際の文書データの転送は印刷仲介サーバを介して行う構成について説明する。
図7は、本発明の第2実施形態に係る画像形成システムの全体構成を示すブロック図であり、図1と共通する要素には同一の符合を付す。
本実施形態の画像形成システムは、図1に示した構成において印刷仲介サーバ11を追加した構成となっている。印刷仲介サーバ11は、外部デバイスから入力されるIPアドレスが割り当てられた文書データをネットワーク50を介して取得し、取得した文書データをプリンタで解釈可能な形成の印刷データに変換する機能を有する。
印刷仲介サーバ11には、外部装置とネットワーク50を介して通信を行うための通信手段、文書データを記憶するための記憶手段、及び文書データを印刷データに変換するための変換手段が内蔵されている。
なお、第2実施形態においても、文書サーバ1におけるIPアドレス生成処理の流れは第1実施形態と同様であり、またプリンタ2の内部構成も第1実施形態と同様である。
本実施形態においては、プリンタ2から印刷仲介サーバ11に接続した後、プリンタ2の操作部において、印刷を行いたい文書データに割り当てられたIPアドレスを入力し、入力されたIPアドレスの文書データを印刷仲介サーバ11が文書サーバ1に接続して取得し、プリンタ2が解釈可能な印刷データに変換した後、プリンタ2に送信し、プリンタ2において画像を形成する、という方式の印刷サービス環境である。
<第2実施形態に係るプリンタ2の動作>
まず、プリンタ2内部での動作について説明する。
図8は、第2実施形態に係るプリンタ2内部で動作するプリンタ制御プログラムの処理フローを示すフローチャートである。
まずステップS170〜ステップS172では、上記第1実施形態の図4に示したステップS120〜ステップS122と同様の処理を行う。
ステップS172において、図5の503に配置されたOKボタンが押下されたと判定された場合は、ステップS173へ進んで、印刷仲介サーバ11に対して接続要求を発行する。接続が成功したらステップS175を、失敗したらステップS176を実行する(ステップS174)。
ステップS174において印刷仲介サーバ11との接続が失敗した場合には、印刷仲介サーバ11との接続が失敗したことを利用者に通知するためのエラーメッセージ画面を操作部10に表示し、その後、ステップS171に戻る(ステップS176)。一方、ステップS174において印刷仲介サーバ11との接続が成功した場合には、印刷仲介サーバ11に対してステップS172において入力されたIPアドレスを送信する(ステップS175)。
次のステップS177では、ステップS175において印刷仲介サーバ11に対して送信したIPアドレスが割り当てられたデバイスから、印刷仲介サーバ11がデータを取得可能であるかどうかの返信を受信する。データ取得不可能という返信であればステップS179を実行し、取得可能であるという返信であればステップS178を実行する。
ステップS179では、指定されたデバイスからデータを取得不可能であることを利用者に通知するエラーメッセージ画面を操作部10に表示し、その後、ステップS171に戻る。
ステップS178では、ネットワークインターフェイス6及びネットワーク50を介して印刷仲介サーバ11に対して送信要求を発行する。例えばftpプロトコルのgetコマンドを発行する。
続くステップS180では、印刷仲介サーバ11から送信される印刷データをネットワーク50及びネットワークインターフェイス6を介して受信し、RAM8に記憶する。さらに、ステップS181では、ステップS180においてRAM8に記憶された印刷データを内部バス51を介してハードディスク9に転送し、記憶する。そして、ステップS182では、ステップS174において確立された印刷仲介サーバ11との接続を切断する。
その後のステップS183〜ステップS185は、図4に示したステップS133〜ステップS135と同様の処理を行う。
以上の処理により、入力したIPアドレスに対応する印刷データを印刷仲介サーバ11から取得し、取得した印刷データから画像データを生成して用紙上に画像を形成することができる。
<印刷仲介サーバ11内のデータ転送時の制御>
次に、印刷仲介サーバ11内部でのデータ転送時の制御について説明する。
図9は、本実施形態に係る印刷仲介サーバ11内部で動作する制御プログラムの処理フローを示すフローチャートである。
印刷仲介サーバ11が起動すると、制御プログラムが実行される(ステップS150)。次のステップS151では、プリンタ2から接続要求が発行されているかどうかをチェックし、接続要求が発行されるまで待つ。
次のステップS152では、プリンタ2からの接続要求を受信すると、これに応答して接続を確立し、さらにステップS153において、接続されたプリンタ2からIPアドレスが送信されるのを待つ。
プリンタ2からIPアドレスを受信すると、受信したIPアドレスのデバイスとネットワーク50を介して通信可能かどうかを確認する(ステップS154)。ステップS154において通信可能でないと判断された場合にはステップS157を、通信可能であると判断された場合にはステップS156を実行する(ステップS155)。
ステップS157では、ステップS153において受信したIPアドレスのデバイスに通信不可能であることを、プリンタ2に対してネットワーク50を介して通知する。また、ステップS156では、ステップS153において受信したIPアドレスのデバイスに対して接続処理を実行する。この接続に失敗した場合にはステップS160を、成功した場合にはステップS159を実行する(ステップS158)。
ステップS160では、ステップS153において受信したIPアドレスのデバイスとの接続が不可能であることを、プリンタ2に対してネットワーク50を介して通知する。また、ステップS159では、ステップS156において接続したデバイスに対して文書データ送信要求を発行する。
その後のステップS161では、ステップS156において接続したデバイスから文書データを受信し、続くステップS162では、受信した文書データをハードディスク等の記憶手段に記憶する。さらにステップS163では、ステップS156において確立したデバイスとの接続を切断する。
そして、ステップS164では、ステップS162において記憶手段に記憶された文書データをプリンタが解釈可能な印刷データに変換し、その後のステップS165は、ステップS152において接続を確立したプリンタ2に対してステップS164で生成した印刷データを送信する。
その後は、ステップS166において、ステップS162で記憶手段に記憶された文書データを消去し、続くステップS167では、ステップS152で確立したプリンタ2との接続を切断する。
以上の処理により、プリンタ2からIPアドレスを受信し、当該IPアドレスが割り当てられたデバイスに接続し、デバイスから文書データを受信し、受信した文書データを印刷データに変換し、プリンタ2に転送する処理が完了する。
<全体的なデータ転送の処理の流れ>
次に、全体的なデータ転送の処理の流れについて説明する。
印刷サービス環境を利用する利用者は、文書サーバ1から通知される、文書サーバ1に記憶されている文書データに割り当てられたIPアドレスのリストを基に、印刷したい文書データに割り当てられたIPアドレスを特定する。利用者は、プリンタ2の操作部10に表示されるIPアドレス画面を操作して、印刷したい文書データに割り当てられたIPアドレスを入力する。
入力されたIPアドレスは印刷仲介サーバ11に送信され、印刷仲介サーバ11は、前記IPアドレスが割り当てられたデバイス、つまり文書データに対して接続要求を発行する。すると、その接続先が文書サーバ1に記憶されている文書データである場合には、文書サーバ1が、前記IPアドレスが割り当てられた文書データを代行して接続要求を受け付ける。
接続が確立されると、印刷仲介サーバ11は指定IPアドレスのデバイスに対して文書データ送信要求を発行し、文書データ送信要求を受けた文書サーバ1は、指定されたIPアドレスが割り当てられた文書データを読み出し、印刷仲介サーバ11に対して送信する。印刷仲介サーバ11は、文書サーバ1から送信された文書データを受信し、文書データを印刷データに変換してプリンタ2に対して送信する。プリンタ2は、印刷仲介サーバ11から印刷データを受信し、印刷データから画像データを生成して用紙上に画像を形成する。
以上説明したような処理により、文書データにIPアドレスを割り当て、そのIPアドレスを有するデバイスとの通信によって文書データを取得し、さらに文書データを印刷データに変換してプリンタ2で印刷を行う、という印刷サービス環境を実現することができる。
<第2実施形態の利点>
本実施形態特有の効果としては、印刷仲介サーバ11を介して印刷を行うため、印刷仲介サーバ11において、様々な種類の文書データを印刷することが可能である。
また、文書データは、印刷仲介サーバ11において、プリンタ2が処理可能な印刷データに変換してからプリンタ2に送信することができるため、ワードプロセッサアプリケーションのデータファイルなどの、プリンタ2が直接画像データを生成することが困難な文書データであっても、当該文書データに割り当てられたIPアドレスを指定することにより当該文書データを印刷することが可能である。
なお、文書データ及び印刷データの転送の際には、送信側でデータを暗号化し受信側でデータを復号化することにより、機密情報を含む印刷用データが第三者に漏洩することなく印刷することも可能である。さらに、各通信の接続の確立時に利用者認証処理を行うことにより、第三者が不正に文書データを取得することを防止することも可能である。
本発明は、上述した実施形態の装置に限定されず、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用しても良い。前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体をシステムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)。が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、完成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMを用いることができる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、次のプログラムコードの指示に基づき、その拡張機能を拡張ボードや拡張ユニットに備わるCPUなどが処理を行って実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明の第1実施形態に係る画像形成システムの全体構成を示すブロック図である。 図1に示したプリンタ2の内部構成を示すブロック図である。 文書サーバ1が文書データに対してIPアドレスを割り当てる処理を示すフローチャートである。 プリンタ2内部で動作するプリンタ制御プログラムの処理フローを示すフローチャートである。 IPアドレス入力画面を示す図である。 データ転送時における文書サーバ1の処理を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る画像形成システムの全体構成を示すブロック図である。 第2実施形態に係るプリンタ2内部で動作するプリンタ制御プログラムの処理フローを示すフローチャートである。 第2実施形態に係る印刷仲介サーバ11内部で動作する制御プログラムの処理フローを示すフローチャートである。
符号の説明
1 文書サーバ
2〜4 プリンタ
11 印刷仲介サーバ

Claims (9)

  1. 処理データを管理する第1の装置と、前記第1の装置とネットワークを介して接続された第2の装置とを備えた通信システムにおいて、
    前記処理データに対してIPアドレスを付加するIPアドレス付加手段を設け、
    前記第1の装置は、
    前記IPアドレスが付加された処理データに対して前記第2の装置が通信を行うときに、当該処理データを代行して前記第2の装置との通信を制御する手段を有することを特徴とする通信システム。
  2. 文書データを管理する管理装置と、前記管理装置とネットワークを介して接続され、前記文書データを受信して画像形成を行う画像形成装置とを備えた画像形成システムにおいて、
    前記管理装置に管理されている文書データに対してIPアドレスを付加するIPアドレス付加手段を設け、
    前記画像形成装置は、
    前記文書データに付加されたIPアドレスを有する装置に対してデータ送信要求を発行する手段を有し、
    前記管理装置は、
    前記データ送信要求を受信して、前記IPアドレスが付加された文書データを前記画像形成装置に対して送信する手段を有することを特徴とする画像形成システム。
  3. 前記IPアドレス付加手段は、
    前記管理装置で管理されている文書データのうち予め定義された条件を満たす文書データに対してのみ自動的にIPアドレスを生成して割り当てることを特徴とする請求項2に記載の画像形成システム。
  4. 前記IPアドレスは、IPV6のIPアドレスであることを特徴とする請求項2または3に記載の画像形成システム。
  5. 文書データを管理する管理装置と、前記管理装置とネットワークを介して接続され、前記文書データを受信して画像形成を行う画像形成装置と、前記管理装置から所定の文書データを取得し、その取得した文書データを前記画像形成装置の処理可能なデータに変換して該画像形成装置に送信する印刷仲介装置とを備えた画像形成システムであって、
    前記文書データに対してIPアドレスを付加するIPアドレス付加手段と、
    前記文書データに付加されたIPアドレスに基づいて、複数の文書データの中から前記所定の文書データを指定するデータ指定手段とを備えたことを特徴とする画像形成システム。
  6. 外部装置とネットワークを介して接続され、処理データを管理する手段を備えた情報処理装置において、
    前記処理データに対してIPアドレスを付加するIPアドレス付加手段と、
    前記IPアドレスが付加された処理データに対して前記外部装置が通信を行うときに、当該処理データを代行して前記外部装置との通信を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする情報処理装置。
  7. 文書データを管理する管理装置と、前記管理装置とネットワークを介して接続され、前記文書データを受信して画像形成を行う画像形成装置とを備えた画像形成システムを用いて実行されるデータ転送方法であって、
    前記管理装置で管理されている文書データに対してIPアドレスを付加する工程と、
    前記画像形成装置を用いて、前記文書データに付加されたIPアドレスを有する装置に対してデータ送信要求を発行する工程と、
    前記管理装置が前記データ送信要求を受信して、前記IPアドレスが付加された文書データを前記画像形成装置に対して送信する工程とを有することを特徴とするデータ転送方法。
  8. 文書データを管理する管理装置と、前記管理装置とネットワークを介して接続され、前記文書データを受信して画像形成を行う画像形成装置と、前記管理装置から所定の文書データを取得し、その取得した文書データを前記画像形成装置の処理可能なデータに変換して該画像形成装置に送信する印刷仲介装置とを備えた画像形成システムを用いて実行される転送データ指定方法であって、
    前記文書データに対してIPアドレスを付加する工程と、
    前記文書データに付加されたIPアドレスに基づいて、複数の文書データの中から前記所定の文書データを指定する工程とを有することを特徴とする転送データ指定方法。
  9. 外部装置とネットワークを介して接続され、処理データを管理する手段を備えた情報処理装置の制御方法を実行するための、コンピュータで読み取り可能な制御プログラムであって、
    前記処理データに対してIPアドレスを付加するIPアドレス付加ステップと、
    前記IPアドレスが付加された処理データに対して前記外部装置が通信を行うときに、当該処理データを代行して前記外部装置との通信を制御する制御ステップとを備えたことを特徴とする制御プログラム。
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