JP2005148890A - プロセッサ監視装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 メイン制御装置とサブ制御装置との間で位相ずれを生じることなく、CPUの誤動作状態から復旧できるようにするためのプロセッサ監視装置を提供する。
【解決手段】 メイン制御装置とサブ制御装置から構成される制御装置におけるメインCPUとサブCPUの動作を監視するプロセッサ監視装置であって、メイン制御装置にサブCPUの誤動作を検出する機能を持たせると共に、電源電圧の異常発生を検出する電源異常検出機能を持たせ、サブCPUの誤動作又は電源異常が検出された場合に、メインCPUの指令に基づき前記メインCPU及び前記サブCPUに対してリセット信号を発生するリセット回路を有する。
【選択図】 図1
【解決手段】 メイン制御装置とサブ制御装置から構成される制御装置におけるメインCPUとサブCPUの動作を監視するプロセッサ監視装置であって、メイン制御装置にサブCPUの誤動作を検出する機能を持たせると共に、電源電圧の異常発生を検出する電源異常検出機能を持たせ、サブCPUの誤動作又は電源異常が検出された場合に、メインCPUの指令に基づき前記メインCPU及び前記サブCPUに対してリセット信号を発生するリセット回路を有する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、プロセッサの異常を検出し、誤動作を防止するようにしたプロセッサの監視装置に関し、特に、メインCPUとサブ(スレーブ)CPUをそれぞれ搭載したメイン制御装置とサブ(スレーブ)制御装置で構成される装置において、メイン制御装置に組み込まれ、サブCPUの誤動作の検出を行うと共に、メイン制御装置とサブ制御装置との処理の位相ずれを生じさせること無く、サブ制御装置を誤動作状態から復旧できるようにしたプロセッサの異常監視装置に関するものである。
図5に従来のプロセッサの異常監視装置を備えた制御装置のブロック図を示す。従来の制御装置は、メイン制御装置100とサブ制御装置200を備え、メイン制御装置100に、ウォッチドック(WDT)検出回路1、メインプロセッサであるメインCPU2、各種パラメータ等を記憶する不揮発性メモリ3、メイン制御装置(メインCPU)の異常状態から復帰するためのリセット信号を出力するリセット回路4、I/O5、サブ制御装置200と通信を行うシリアルインタフェース6及びパラレルインタフェース7、外部装置を制御する外部I/F8を備える。
また、サブ制御装置200に、ウォッチドック検出回路1´、サブプロセッサであるサブCPU2´、各種パラメータ等を記憶する不揮発性メモリ3´、サブ制御装置(サブCPU)の異常状態から復帰するためのリセット信号を出力するリセット回路4´、I/Oポート5´、メイン制御装置と通信を行うシリアルインタフェース6´及びパラレルインタフェース7´、外部装置を制御する外部I/F8´から構成されている(例えば、特許文献1参照。)。
以上の構成において、メイン及びサブの各CPU2,2´は、周辺モジュールの監視、アナログ信号のモニタ、各モジュール間の通信制御処理等を行う。ウォッチドック検出回路1,1´は、定期的にシステムタイマの監視を行う。そして、システムの暴走により内蔵するタイマカウンタの値が書き換えられオーバーフローが生じた場合に、それを各CPU2,2´が検出することで異常状態を検出し、各CPU2,2´は各リセット回路4,4´にリセット信号を出力させてその異常状態から復帰しようとする。
特開平6−59922号公報
このように、従来の制御装置では、メイン制御装置100とサブ制御装置200の各々にウォッチドックタイマ回路1,1´による復帰手段を備え、各々個別に復旧を行うようにしていたため、復旧後における各装置の処理に位相ずれを起こすという問題があった。即ち、上記従来技術ではメイン制御装置100がサブ制御装置200の状態監視機能を持たず、サブCPUが誤動作を起こした場合には、サブ制御装置200のサブCPUにおいてのみ、メインCPU2とは独立してリセット処理が行われ、その結果、メイン制御装置100における処理との位相ずれが起こり、誤動作を発生させるという問題があった。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、メイン制御装置とサブ制御装置との間で処理の位相ずれを生じることなく、CPUの誤動作状態から復旧できるようにするためのプロセッサ監視装置を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するため、本発明は、メイン制御装置とサブ制御装置から構成される制御装置におけるメインCPUとサブCPUの動作を監視するプロセッサ監視装置であって、メイン制御装置にサブCPUの誤動作を検出する機能を持たせると共に、電源電圧の異常発生を検出する電源異常検出機能を持たせ、サブCPUの誤動作又は電源異常が検出された場合に、メインCPUの指令に基づきメインCPU及びサブCPUの処理が同期するように、前記サブCPUにリセット信号を発生するリセット回路を有するものある。
なお、実施の形態においては、前記サブCPU又はメインCPUの少なくともいずれかについてリセットする必要が生じた場合は、前記メインCPUの指令に基づき、それら双方をリセットするようにリセット信号を出力するリセット回路を設け、それら双方の処理の同期性を担保している。
以上に詳述したように本発明によれば、メイン制御装置とサブ制御装置との間で位相ずれを生じることなく、CPUの誤動作状態から復旧できるようにすることができるCPU監視装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。図1は本実施の形態によるプロセッサ監視装置を備えた制御装置の構成を示す機能ブロック図である。
図1において、図5と同一又は相当物には同一の符号を付して、ここでの説明を省略する。本実施の形態における制御装置は、メイン制御装置100Aとサブ制御装置200Aから構成され、メイン制御装置100Aに瞬停検出機能として瞬停検出回路10を備えると共に、サブ制御装置200Aのパラレルインタフェース7´にメインCPU2とのシリアルインタフェース信号が通信エラーとなったとき、パラレルインタフェース7´にエラーフラグを立てさせ、それをメイン制御装置100A側で検知することで誤動作検出機能を構成し、更にそれらの検出によりメインCPU2からリセット指令を出力してリセット発生回路4からリセット信号を発生させ、メイン制御装置100Aと共にサブ制御装置200Aを同時に異常状態から復旧させる処理を行う復旧機能を構成している。
なお、メインCPU2により、サブ制御装置200Aから応答が一定期間無いと判断された場合もメイン制御装置100AはサブCPU2´に異常があると見做し、同様のリセット信号を出力する。上記のような誤動作検出機能によれば、瞬停検出、処理の位相がずれた場合と同様に、サブCPUが暴走した場合、及び応答が一定期間無い場合等においてもメイン制御装置100Aは、サブ制御装置200Aに対してリセット信号を発生させることができる。メインCPU2自身の誤動作は、メイン制御装置内にウォッチドック検出回路1を持ち監視制御する。
CPUが誤動作する原因となる電源の瞬停について、図2にメイン制御装置100Aの瞬停検出回路10及びサブ制御装置200Aの誤動作検出回路20の構成を示す。
瞬停検出回路10は、瞬停時電源電圧の低下を監視する電源電圧モニタ11、瞬停を判断するある時間内に達成する電圧の基準電圧12、それらを比較する比較回路13、及び瞬停検出時にフラグをセットする瞬停検出レジスタ14から構成される。また、サブ制御装置200Aの誤動作検出回路20は、サブ制御装置200AとのシリアルインタフェースであるシリアルI/F6、サブ制御装置200Aとのパラレルインタフェースであり、エラー検出としてのフラグを立てることができるパラレルI/F7、及びそのエラーフラグを見るメインCPU2から構成される。そして、それら検出結果に基づく復旧処理を行う復旧手段は、リセット指令を出すメインCPU2、メインCPU2からの指令に基づきリセット信号を発生するリセット回路4,4´から構成される。なお、瞬停時にはメモリが消去されないように、メモリをバックアップする構成が採用されている。
図3は瞬停検出回路10の動作を示すフローチャートであり、まず電源電圧をモニタし(ステップS1)、基準電圧を満たしているか否かの判断を行う(ステップS2)、基準電圧を満たしていないと判断された場合(ステップS2、N)、更にその時間が3秒以上か否かが判断され(ステップS3)、3秒以上であると判断された場合は、瞬停があったものと見做し、瞬停検出を判断しそれをレジスタに格納し(ステップS4)、リセット処理を行う(ステップS5)。基準電圧を満たしている場合(ステップS2,Y)、瞬停時間が3秒以上無い場合(ステップS3,N)は瞬停を検出することなくステップS1に戻る。
図4はサブ制御装置200Aの誤動作検出回路20の動作を示すフローチャートである。まず、サブCPUのシリアル/パラレル信号の監視を行い(ステップS11)、エラー検出フラグが立っているか否かを判断し(ステップS12)、フラグが立っており、エラー検出が有ると判断された場合(ステップS12,Y)にサブCPU2´(サブ制御装置200A)が誤動作をしているものとして、リセット回路4,4´によりメイン制御装置100Aとサブ制御装置200Aに対して同期させてリセット信号を発生する。
1,1´ ウォッチドック検出回路、2 メインCPU、2´ サブCPU、3,3´ メモリ、4,4´ リセット回路、5,5´ I/O、6,6´ シリアルI/F、7,7´ パラレルI/F、10 瞬停検出回路、11 電源電圧モニタ、12 基準電圧、13 比較器、14 瞬停レジスタ、100A メイン制御装置、200A サブ制御装置。
Claims (1)
- メイン制御装置とサブ制御装置から構成される制御装置におけるメインCPUとサブCPUの動作を監視するプロセッサ監視装置であって、
メイン制御装置にサブCPUの誤動作を検出する機能を持たせると共に、電源電圧の異常発生を検出する電源異常検出機能を持たせ、サブCPUの誤動作又は電源異常が検出された場合に、メインCPUの指令に基づきメインCPU及びサブCPUの処理が同期するように、前記サブCPUにリセット信号を発生するリセット回路を有するプロセッサ監視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003382221A JP2005148890A (ja) | 2003-11-12 | 2003-11-12 | プロセッサ監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003382221A JP2005148890A (ja) | 2003-11-12 | 2003-11-12 | プロセッサ監視装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=34691360
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003382221A Withdrawn JP2005148890A (ja) | 2003-11-12 | 2003-11-12 | プロセッサ監視装置 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011022957A (ja) * | 2009-07-21 | 2011-02-03 | Nec Corp | 電圧監視システムおよび電圧監視方法 |
JP2012060842A (ja) * | 2010-09-13 | 2012-03-22 | Denso Corp | 車両用電子制御装置 |
JP2012078947A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Hitachi Ltd | 多重系装置の制御装置 |
JP2016210102A (ja) * | 2015-05-11 | 2016-12-15 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
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2003
- 2003-11-12 JP JP2003382221A patent/JP2005148890A/ja not_active Withdrawn
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