JP2005147432A - 表示装置とその表示装置を備えた空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 表示部材の内側表面に印刷することができるとともに、落下しないように確実に表示部材を意匠パネルに固着することができる表示装置とその表示装置を備えた空気調和機を提供することである。
【解決手段】 表示装置は表示部品140とくさび部材111とを備える。表示部品140は所定の情報を表示する外側表面144と、外側表面144の裏面側に位置づけられて同一面上で連続した概ね平らな内側表面145とを有し、内側表面145において表面部よりも内側に後退した凹部143を有する。くさび部材111は表示部品140の凹部143に係合する係止部113を有する。
【選択図】 図10

Description

この発明は、表示装置とその表示装置を備えた空気調和機に関し、特定的には意匠パネルに取り付けられる表示装置とその表示装置を備えた空気調和機に関するものである。
この種の表示装置では、たとえば、実開昭63−55044号公報(特許文献1)に提案されているように、表示パネルは外側表面に表示面を有し、その反対側の内側表面に前パネルに取り付けるための取り付け部分を備えている。取り付け部分には、ビスを挿入するための穴、係合部分等が形成されている。このため、表示パネルの内側表面には凹凸部分が形成されている。
また、この種の表示装置として、空気調和機において取り付けが容易かつ安価で位置ずれすることなく、確実な表示部品の吸い込みグリルへの取り付け構造が、たとえば、特開2000−193268号公報(特許文献2)に提案されている。この空気調和機は、空気調和機本体と、この本体の内部に設けられ、空気調和機の運転状態等を光により表示するLEDと、本体の前面に設けられた意匠パネルと、LEDの光を拡散し見栄えよく形成され、凹部を設けた可撓性を有する表示部品と、意匠パネルに開閉可能に取り付けられ、表示部品両端部を挿入係止する開口部と、表示部品の凹部と係合する凸部とを有する吸い込みグリルとを備え、表示部品を撓ませることにより両端部を吸い込みグリルの開口部に挿入して固定する構成としたものである。表示部品の両端部は外側表面から内側表面に向かって折り曲げられており、表示部品の内側表面には凸形状の部分が形成されている。
実開昭63−55044号公報 特開2000−193268号公報
表示部の意匠性を高めるために、表示パネルまたは表示部品の外側表面にシルク印刷、ホットスタンプ印刷等の印刷を施す場合がある。この場合、製品の使用時に擦れや傷による印刷の剥がれが生じる可能性がある。また、LED等の発光素子と印刷面との間の距離が大きくなるため、特に表示部を斜めから見たときに視差が生じて見づらくなるという問題もある。従って、表示パネルまたは表示部品の内側表面に印刷部を形成して、その印刷部が外側表面から見えるように光を透過させて表示部を装飾することが望ましい。しかしながら、この場合、表示パネルまたは表示部品の内側表面に印刷することができるためには、表示パネルまたは表示部品の内側表面は全体的にほぼ平らな表面でなければならない。
しかしながら、上記のいずれの表示装置においても、表示パネルまたは表示部品の内側表面には、表示パネルまたは表示部品を前パネルまたは意匠パネルに取り付けて固定するための係合部分として、折り曲げられた部分、凸形状の部分等が形成されている。この凸形状の部分が形成されているために内側表面に印刷するのが困難であるという問題があった。
また、表示パネルを前パネルに取り付けるために、ビスを挿入するための穴を表示パネルに形成する場合がある。この場合、表示パネルを合成樹脂材料の射出成形によって製造すると、その穴形状に起因して射出成形時の合成樹脂材料の流動に応じてウェルドラインが形成されることがある。このため、内側表面に印刷部を形成してもそのウェルドラインが外側から見えてしまい、見苦しいという問題があった。
さらに、印刷することができるように内側表面をほぼ平らな表面にし、両面テープ、接着剤等を用いて、表示パネルを前パネルに取り付けて固定する方法が考えられる。しかし、この場合、長期間にわたって耐久性のある固着を得ることができないので、表示パネルが前パネルから落下するという問題がある。特に、表示パネルが空気調和機の空気の吸込口に設けられた開閉自在のオープングリルに備えられている場合には、開閉の振動や開閉の動作で表示パネルが脱落する可能性がある。さらに、使用者が取り外して洗浄できるようにしたタイプのオープングリルでは、表示パネルが脱落する可能性が高くなる。
そこで、この発明の目的は、表示部材の内側表面に印刷することができるとともに、落下しないように確実に表示部材を意匠パネルに固着することができる表示装置とその表示装置を備えた空気調和機を提供することである。
この発明の一つの局面に従った表示装置は、表示部材と係止部材とを備える。表示部材は、所定の情報を表示する第1の表面と、この第1の表面の裏面側に位置づけられて同一面上で連続した概ね平らな第2の表面とを有し、第2の表面において表面部よりも内側に後退した凹部または孔を有する。係止部材は、表示部材の凹部または孔に係合する凸部を有する。
この発明の一つの局面に従った表示装置においては、表示部材の第2の表面に凹部または孔を設けることによって係止部材と係合させて確実に意匠パネルに表示部材を固定することができるとともに、表示部材の第2の表面には同一面上で連続した概ね平らな表面部よりも突出した部分が形成されていないので第2の表面の全体に印刷することができる。また、合成樹脂で表示部材を形成しても、射出成形によってウェルドラインが第2の表面に形成されない。したがって、表示部材の意匠性を高めることができる。
この発明の一つの局面に従った表示装置においては、表示部材は第1と第2の表面において一方端部と他方端部とを有し、凹部または孔が第2の表面の一方端部に位置づけられているのが好ましい。この場合、表示部材の一方端部に位置する凹部または孔が係止部材と係合することによって表示部材を意匠パネルに固定することができるので、表示部材の他方端部の意匠性を高めることができる。
この発明のもう一つの局面に従った表示装置は、発光素子と表示部材と係止部材とを備える。発光素子は光を出射する。表示部材は、所定の情報を表示する第1の表面と、この第1の表面の裏面側に位置づけられて同一面上で連続した概ね平らな第2の表面とを有し、第2の表面において表面部よりも内側に後退した凹部または孔を有する。また、表示部材は、発光素子から出射した光を第2の表面の概ね平らな表面部から入射して第1の表面から出射して所定の情報を表示する。係止部材は、表示部材の凹部または孔に係合する凸部を有する。
この発明のもう一つの局面に従った表示装置においては、表示部材の第2の表面に凹部または孔を設けることによって係止部材と係合させて確実に意匠パネルに表示部材を固定することができるとともに、表示部材の第2の表面には同一面上で連続した概ね平らな表面部よりも突出した部分が形成されていないので第2の表面の全体に印刷することができる。このため、第2の表面の全体の印刷によって、発光素子からの光による表示部材の表示状態の意匠性を高めることができる。また、合成樹脂で表示部材を形成しても、射出成形によってウェルドラインが第2の表面に形成されないので、表示部材の意匠性を高めることができる。
この発明のもう一つの局面に従った表示装置では、表示部材は第1と第2の表面において一方端部と他方端部とを有し、凹部または孔が第2の表面の一方端部に位置づけられており、第2の表面の概ね平らな表面部から入射した発光素子の光が第1の表面の他方端部からも出射するように表示部材は構成されているのが好ましい。この場合、表示部材の一方端部に位置する凹部または孔が係止部材の凸部と係合することによって表示部材を意匠パネルに固定することができるので、意匠部材の他方端部の意匠性を高めることができるとともに、発光素子からの光によって表示部材に表示される情報の視認性を高めることができ、表示部材の他方端部から出射される光によって表示面の視野角を広げることができる。
この発明の別の局面に従った空気調和機は、本体と発光素子とカバー部材と表示部材と係止部材とを備える。発光素子は、本体の内部に設けられて光を出射する。カバー部材は本体の前面側に設けられている。表示部材は、所定の情報を表示する第1の表面と、この第1の表面の裏面側に位置づけられて同一面上で連続した概ね平らな第2の表面とを有し、第2の表面において表面部よりも内側に後退した凹部または孔を有する。また、表示部材は、発光素子から出射した光を第2の表面の概ね平らな表面部から入射して第1の表面から出射して所定の情報を表示する。係止部材は、表示部材をカバー部材に固定するために表示部材の凹部または孔に係合する凸部を有する。
この発明の別の局面に従った空気調和機においては、表示部材の第2の表面に凹部または孔を設けることによって係止部材と係合させて確実に意匠パネルに表示部材を固定することができるとともに、表示部材の第2の表面には同一面上で連続した概ね平らな表面部よりも突出した部分が形成されていないので第2の表面の全体に印刷することができる。このため、第2の表面の全体の印刷によって、発光素子からの光によって表示部材の表示状態の意匠性を高めることができる。また、合成樹脂で表示部材を形成しても、射出成形によってウェルドラインが第2の表面に形成されないので、表示部材の意匠性を高めることができる。
この発明の別の局面に従った空気調和機においては、カバー部材は一方端部と他方端部とを有し、表示部材は第1と第2の表面において一方端部と他方端部とを有し、凹部または孔が第2の表面の一方端部に位置づけられており、カバー部材の一方端部が表示部材の第1と第2の表面の一方端部と係止部材とを被覆するように表示部材がカバー部材に固定されているのが好ましい。この場合、表示部材の凹部または孔が係止部材の凸部に係合することによってカバー部材に固定されている部分を表示部材の一方端部で隠すことができるので、空気調和機の外表面の意匠性を高めることができる。また、この場合、表示部材の他方端部は、カバー部材の他方端部の形状に沿って概ね面一に構成されているのが好ましい。
また、この発明の別の局面に従った空気調和機においては、表示部材は一方端部と他方端部とを有し、表示部材の他方端部が空気調和機の前面の下方端部を形成しているのが好ましい。表示部材の第2の表面の概ね平らな表面部から入射した発光素子の光が表示部材の他方端部からも出射するように表示部材が構成されているのが好ましい。この場合、
表示部材の一方端部に位置する凹部または孔が係止部材の凸部と係合することによってカバー部材に表示部材を固定することができるので、表示部材の他方端部の意匠性を高めることができるとともに、発光素子からの光によって表示部材に表示される情報に関して空気調和機の下方からの視認性を高めることができ、表示部材の他方端部から出射される光によって表示面の視野角を広げることができる。
さらに、この発明の別の局面に従った空気調和機においては、カバー部材を本体に対して着脱することができ、他方端部を中心に回動することができるようにカバー部材は本体に取り付けられているのが好ましい。この場合、カバー部材の一方端部を本体から取り外して他方端部を中心にして回動させても、表示部材は下方に落下しない。また、カバー部材を本体から外して、カバー部材に固着した状態で表示部品を清掃することができる。
この発明の別の局面に従った空気調和機においては、係止部材はカバー部材に一体化されていてもよい。
以上のように、この発明によれば、表示部材の内側表面に印刷することができるとともに、落下しないように確実に表示部材を意匠パネルまたはカバー部材に固着することができる。
以下、この発明の一つの実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は、本発明の一つの実施の形態として空気調和機の室内機の概略的な外観を示す斜視図である。図1に示すように、空気調和機(室内機)100の筐体は、前面部側では開閉自在のオープンパネル110と、オープンパネル110が取り付けられた前カバー120とから構成され、背面部側では熱交換器、送風機ファン等を収容するキャビネット130とから構成される。
図2は、本発明の一つの実施の形態として空気調和機の室内機の前面を示す正面図である。図2に示すように、空気調和機(室内機)100本体の筐体の前面側には前カバー120が取り付けられている。前カバー120に対して開閉自在でかつ着脱可能にカバー部材としてのオープンパネル110が取り付けられている。意匠パネルとしてのオープンパネル110の下部には、表示部材としての表示部品140が幅方向の中央から左右に延びるようにオープンパネル110に取り付けられて固定されている。表示部品140の第1の表面としての前面には、その第1の表面と反対側に位置づけられた第2の表面としての背面からの光によって表示される表示部142a、142b、142c、142d、142e、142f、142g、142hおよび142iが設けられている。各表示部142a〜142iの上には、その表示される情報の内容が一つの語句で説明され、たとえば、運転、タイマー、内部清浄、湿度、屋外、フィルター、ニオイ、換気およびホコリ等の文字が表示部品140の前面に印刷されている。図2では、読めることができるように上記の文字は実際の表示部品140に印刷される文字よりも拡大して示されている。表示部品140は光が透過することが可能な材料として透明または半透明の合成樹脂から形成されている。表示部品140の背面には装飾模様の印刷部として、たとえば、図1に示すように間隔をあけて配置された複数の平行線からなる縞模様が形成されている。
図3は図2のIII−III線に沿った空気調和機の室内機の概略的な断面を示す断面図、図4は図3における表示装置の部分を拡大して示す部分断面図である。
図3に示すように、空気調和機(室内機)100ではキャビネット130に熱交換器150、送風機ファン160等が収容され、これらの前面部を被覆するように前カバー120がキャビネット130に取り付けられている。室内の空気は矢印Qで示す方向から空気調和機(室内機)100に吸い込まれ、熱交換器150で熱交換された後、送風機ファン160によって矢印Rで示す方向に吹き出される。オープンパネル110は、前カバー120に対して矢印Pで示す方向に開閉自在になるように前カバー120に取り付けられている。表示部品140はくさび部材111によってオープンパネル110に取り付けられて固定されている。空気調和機(室内機)100の内部に設けられた発光素子(LED)170は表示部品140の背面側に配置されている。発光素子(LED)170が出射した光が表示部品140を透過することによって、表示部品140の前面に配置された上記の各表示部を照明して所定の情報を表示する。
図4に示すように、発光素子(LED)170は表示基板180に上に搭載されている。また、発光素子(LED)170の上部は表示基板ホルダ191で保持され、その下部は表示基板ホルダ192で保持されている。発光素子(LED)170の上方に位置づけられたオープンパネル110には開口部として表示窓112が形成されている。発光素子(LED)170から出射した光がオープンパネル110の表示窓112を通じて表示部品140の背面の平らな表面部から入射し拡散して前面から出射して上記の各表示部を照明して所定の情報を表示する。オープンパネル110の表示窓112は表示部品140の各表示部に対応付けて形成されている。
表示部品140の背面は、その一方端部には爪部141と凹部143とが形成されており、その一方端部から他方端部までは同一平面上で連続した平らな表面部となっている。凹部143は、上記の平らな表面部よりも表示部品140の内部に向かって後退した凹部を構成している。爪部141と凹部143が形成された表示部品140の一方端部は他の部分よりも肉厚が相対的に薄くなっており、爪部141は一方端縁に向かうにつれて肉厚が減少して先細になっている。表示部品140の爪部141がオープンパネル110の一方端部の背面側に挿入されている。係止部材としてのくさび部材111が表示部品140の一方端部の背面側面とオープンパネル110の一部分の前面側面との間に配置され、表示部品140の爪部141の背面と密着して凹部143に係合している。これによって、表示部品140がオープンパネル110に取り付けられて固着されている。オープンパネル110の一方端部が表示部品140の前面と背面の一方端部とくさび部材111とを被覆するように表示部品140がオープンパネル110に固定されている。なお、表示部品140の背面は、その背面上で印刷が可能な程度であれば、わずかに湾曲していたり、小さな突起があってもよい。
図5は図2のV−V線に沿った空気調和機の室内機の概略的な断面を示す断面図、図6は図5における表示装置の部分を拡大して示す部分断面図である。
図5と図6に示すように、図3、図4と同様にして、発光素子(LED)170から出射した光がオープンパネル110の表示窓を通じて表示部品140の背面から入射し拡散して前面から出射して上記の各表示部を照明して所定の情報を表示することができるように構成されている。
しかし、図6に示すように、図5に示される断面と異なり、くさび部材111は表示部品140の一方端部の背面側面とオープンパネル110の一部分の前面側面との間に配置されていない。表示部品140の相対的に肉厚の薄い一方端部が、オープンパネル110の一方端部の背面側に形成された溝に嵌め合わせられているだけである。表示部品140の背面は、その一方端部から他方端部まで同一平面上で連続した平らな表面部となっている。
上述のように表示装置が構成されているので、図3と図5に示すように表示部品140の他方端部が空気調和機(室内機)100の前面の一つの下方端部を形成している。表示部品140の背面の平らな表面部から入射し拡散した発光素子(LED)170の光が表示部品140の他方端部、すなわち空気調和機(室内機)100の一つの下方端部からも出射するように構成されている。また、オープンパネル110は、空気調和機(室内機)100本体に対して着脱することができ、他方端部(図3と図5において上端部)を中心に回動することができ、本体に対して開閉自在に取り付けられている。
図7はオープンパネルと表示部品とを分解して示す斜視図、図8はオープンパネルを示す正面図、図9は表示部品を示す正面図である。
図7に示すように、表示部品140がオープンパネル110の一方端部である下部の背面(裏側面)に配置されて挿入される。このとき、たとえば、図9に示すように爪部141a、141b、141c、141d、141eおよび141fは、表示部品140の一方端部において突出するように6箇所に設けられている。表示部品140の爪部141a〜141fはオープンパネル110の下部の背面の下に隠れるように配置される。そして、くさび部材111a、111b、111c、111d、111eおよび111fが爪部141a、141b、141c、141d、141eおよび141fに対応付けられて配置され、図3と図4に示すように係合する。
図8と図9に示すように、表示部品140と組み合わせられるオープンパネル110の一方端部である下部には、表示窓112a、112b、112c、112d、112e、112f、112g、112hおよび112iが、各表示部142a〜142iに対応付けられて形成されている。図9では、各表示部142a〜142iの上に印刷される上記の文字は、読めることができるように、実際の表示部品140に印刷される文字よりも拡大して示されている。
以上のように構成された表示装置を備えた空気調和機の一つの実施の形態においては、表示部品140の背面(内側表面)に凹部143を設けている。これによって、係止部材としてのくさび部材111と係合させて確実にオープンパネル110に表示部品140を固定することができる。これとともに、表示部品140の内側表面には同一平面上で連続した平らな表面部よりも突出した部分が形成されていないので、内側表面の全体に印刷することができる。このため、内側表面の全体の印刷によって、発光素子(LED)170からの光による表示部品140の表示状態の意匠性を高めることができる。また、合成樹脂で表示部材を形成した場合においても、射出成形によってウェルドラインが内側表面に形成されないので、表示部品140の意匠性を高めることができる。
上記の実施の形態では、オープンパネル110は一方端部と他方端部とを有し、表示部品140は外側表面と内側表面において一方端部と他方端部とを有している。凹部143が表示部品140内側表面の一方端部に位置づけられている。オープンパネル110の一方端部が表示部品140の外側表面と内側表面の一方端部とくさび部材111とを被覆するように表示部品140がオープンパネル110に固定されている。このため、表示部品140の凹部143がくさび部材111の係止部113に係合することによってオープンパネル110に固定されている部分を表示部品140の一方端部で隠すことができるので、空気調和機(室内機)100の外表面の意匠性を高めることができる。この場合、表示部材140の他方端部が、オープンパネル110の他方端部の形状に沿って概ね面一に構成されているのが好ましい。
また、上記の実施の形態においては、表示部品140は一方端部と他方端部とを有し、表示部品140の他方端部が空気調和機(室内機)100の前面の下方端部を形成している。表示部品140の内側表面の平らな表面部から入射し拡散した発光素子(LED)170の光が表示部品140の他方端部からも出射するように表示部品140が構成されている。このため、表示部品140の一方端部に位置する凹部143がくさび部材111の係止部113と係合することによってオープンパネル110に表示部品140を固定することができるので、表示部品140の他方端部の意匠性を高めることができる。これとともに、発光素子(LED)170からの光によって表示部品140に表示される情報に関して空気調和機(室内機)100の下方からの視認性を高めることができ、表示部品140の他方端部から出射される光によって表示面の視野角を広げることができる。
さらに、上記の実施の形態においては、オープンパネル110を本体に対して着脱することができ、他方端部を中心に回動することができるようにオープンパネル110は本体に取り付けられている。このため、オープンパネル110の一方端部を空気調和機(室内機)100本体から取り外して他方端部を中心にして回動させても、表示部品140は下方に落下しない。また、オープンパネル110を本体から外して、オープンパネル110に固着した状態で表示部品140を清掃することができる。
図10はオープンパネルと表示部品と前カバーとの係合状態を拡大して示す断面図である。図10に示すように、表示部品140の外側表面144には上記の文字等が印刷され、表示部が設けられている。表示部品140の内側表面145の同一平面上で連続した平らな表面部には、シルク印刷、スタンプ印刷等によって装飾模様等の印刷部が形成されている。表示部品140は透明または半透明の合成樹脂、たとえば、AS(アクリロニトリルスチレン)樹脂、PC(ポリカーボネート)樹脂またはPMMA(ポリメタクリル酸メチル)樹脂等から形成される。したがって、表示部品140の内側表面145に形成された印刷部の装飾模様等は、外側表面144側から見ることができる。発光素子(LED)からの光はオープンパネル110に形成された表示窓112を通じて表示部品140を透過し、表示部を照明する。オープンパネル110は合成樹脂、たとえば、ABS(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体)樹脂から形成される。くさび部材111は合成樹脂、たとえば、POM(ポリアセタール)樹脂から形成される。
オープンパネル110と表示部品140とくさび部材111との組み合わせ方法を説明すると、まず、表示部品140の一方端部、すなわち、先細に形成された爪部141をオープンパネル110の一方端部の内側表面の下に挿入する。このとき、表示部品140の一方端部に位置づけられた凹部143と爪部141とが少なくともオープンパネル110の一方端部の内側表面の下に隠れるように挿入される。この場合、表示部品140の内側表面145に擦り傷を発生させることなく、表示部品140をオープンパネル110に挿入することができる。その後、くさび部材111をオープンパネル110の他の部分の外側表面と表示部品140の内側表面との間に挿入する。このとき、くさび部材111が弾性変形しながら、係止部113が凹部143に係合するように挿入される。そして、くさび部材111の係止部113が凹部143に係止されて、くさび部材111が抜けないように固着される。このようにして、表示部品140がくさび部材111によってオープンパネル110に確実に取り付けられて固定される。粘着テープ等の接着材料を用いないので、耐久性のある固着状態を得ることができる。また、合成樹脂以外の金属材料等を用いないので、不要になった場合、各構成部材の材料を回収して容易にリサイクルすることができる。さらに、くさび部材111がPOM樹脂から形成されている場合、硬度が高いとともに摺動性に優れているので、上記の各部材の組み合わせにおいて作業性が良好である。
図11は本発明のもう一つの実施の形態としてオープンパネルと表示部品との係合状態を拡大して示す断面図である。図11に示すように、図10に示されるくさび部材111がオープンパネルに一体化されてくさび部分211と表示窓212とを備えたオープンパネル210として構成されてもよい。この場合、くさび部分211には、表示部品140の凹部143に係合する係止部213が形成されている。
なお、上記のいずれの実施の形態においても、係止部材としてのくさび部材111における凸部としての係止部113が凹部143に係合し、または、係止部材としてのくさび部分211における凸部としての係止部213が凹部143に係合しているが、凹部の代わりに孔に係合するように構成してもよい。
以上に開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考慮されるべきである。本発明の範囲は、以上の実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての修正や変形を含むものである。
本発明の一つの実施の形態として空気調和機の室内機の概略的な外観を示す斜視図である。 本発明の一つの実施の形態として空気調和機の室内機の前面を示す正面図である。 図2のIII−III線に沿った空気調和機の室内機の概略的な断面を示す断面図である。 図3において表示装置の部分を拡大して示す部分断面図である。 図2のV−V線に沿った空気調和機の室内機の概略的な断面を示す断面図である。 図5において表示装置の部分を拡大して示す部分断面図である。 オープンパネルと表示部品とを分解して示す斜視図である。 オープンパネルを示す正面図である。 表示部品を示す正面図である。 オープンパネルと表示部品と前カバーとの係合状態を拡大して示す断面図である。 本発明のもう一つの実施の形態としてオープンパネルと表示部品との係合状態を拡大して示す断面図である。
符号の説明
100:空気調和機(室内機)、110,210:オープンパネル、111:くさび部材、112,212:表示窓、113,213:係止部、120:前カバー、140:表示部品、141:爪部、142:表示部、143:凹部、144:外側表面、145:内側表面、170:発光素子、211:くさび部分。

Claims (10)

  1. 所定の情報を表示する第1の表面と、前記第1の表面の裏面側に位置づけられて同一面上で連続した概ね平らな第2の表面とを有し、前記第2の表面において表面部よりも内側に後退した凹部または孔を有する表示部材と、
    前記表示部材の凹部または孔に係合する凸部を有する係止部材と、
    を備えた、表示装置。
  2. 前記表示部材は前記第1と第2の表面において一方端部と他方端部とを有し、前記凹部または孔が前記第2の表面の一方端部に位置づけられている、請求項1に記載の表示装置。
  3. 光を出射する発光素子と、
    所定の情報を表示する第1の表面と、前記第1の表面の裏面側に位置づけられて同一面上で連続した概ね平らな第2の表面とを有し、前記第2の表面において表面部よりも内側に後退した凹部または孔を有し、前記発光素子から出射した光を前記第2の表面の概ね平らな表面部から入射して前記第1の表面から出射して前記所定の情報を表示する表示部材と、
    前記表示部材の凹部または孔に係合する凸部を有する係止部材と、
    を備えた、表示装置。
  4. 前記表示部材は前記第1と第2の表面において一方端部と他方端部とを有し、前記凹部または孔が前記第2の表面の一方端部に位置づけられており、前記第2の表面の概ね平らな表面部から入射した前記発光素子の光が前記第1の表面の他方端部からも出射するように前記表示部材は構成されている、請求項3に記載の表示装置。
  5. 本体と、
    前記本体の内部に設けられて光を出射する発光素子と、
    前記本体の前面側に設けられたカバー部材と、
    所定の情報を表示する第1の表面と、前記第1の表面の裏面側に位置づけられて同一面上で連続した概ね平らな第2の表面とを有し、前記第2の表面において表面部よりも内側に後退した凹部または孔を有し、前記発光素子から出射した光を前記第2の表面の概ね平らな表面部から入射して前記第1の表面から出射して前記所定の情報を表示する表示部材と、
    前記表示部材を前記カバー部材に固定するために前記表示部材の凹部または孔に係合する凸部を有する係止部材と、
    を備えた、空気調和機。
  6. 前記カバー部材は一方端部と他方端部とを有し、
    前記表示部材は前記第1と第2の表面において一方端部と他方端部とを有し、前記凹部または孔が前記第2の表面の一方端部に位置づけられており、
    前記カバー部材の一方端部が前記表示部材の第1と第2の表面の一方端部と前記係止部材とを被覆するように前記表示部材が前記カバー部材に固定されている、請求項5に記載の空気調和機。
  7. 前記表示部材の他方端部は、前記カバー部材の他方端部の形状に沿って概ね面一に構成されている、請求項6に記載の空気調和機。
  8. 前記表示部材は一方端部と他方端部とを有し、
    前記表示部材の他方端部が当該空気調和機の前面の下方端部を形成しており、
    前記表示部材の第2の表面の概ね平らな表面部から入射した前記発光素子の光が前記表示部材の他方端部からも出射するように前記表示部材は構成されている、請求項5に記載の空気調和機。
  9. 前記カバー部材を前記本体に対して着脱することができ、他方端部を中心に回動することができるように前記カバー部材は前記本体に取り付けられている、請求項5から請求項8までのいずれか1項に記載の空気調和機。
  10. 前記係止部材は前記カバー部材に一体化されている、請求項5から請求項9までのいずれか1項に記載の空気調和機。
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