JP2011163686A - 空気調和機 - Google Patents

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Hirotsugu Ito
裕貢 伊藤
Hideyuki Umenaka
英之 梅中
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Abstract

【課題】本体部の前面パネル上に自由にレイアウトが可能であって、意匠性が高く、良好な表示状態が得られる表示部を備えた空気調和機を提供することを目的とする。
【解決手段】本体部前面を覆う不透明パネルからなる前面パネルの一部を透明パネル14で覆い、前面パネルと対向する裏面側を表示面12を除いて裏面塗装を施した裏面塗装部14aとし、本体部側にLED素子16が設けられ、前面パネルの裏面側に向けて光が発せられる。プリズムカバーは、前面パネルの裏面側に着脱可能に固定され、LED素子16からの光を遮光し、そのプリズムカバー内に着脱可能にプリズム20が固定されている。プリズム20は、LED素子16の発する光を取り込んで導く導光部20aと、導光部20aにより導かれた光を表示面12から外部に向けて発する表示部20bとでプリズムが構成されている。
【選択図】図9

Description

本発明は、室内機の前面パネル上に表示面が設けられた空気調和機に関する。
従来、空気調和機には、温度調節機能、除湿加湿機能、換気機能、空気清浄機能、除菌機能といった様々な機能が搭載されている。これらの機能の設定操作は、室内機とは別のリモートコントローラを使って行われる。また、室内機側には、現在の室内環境や運転状況等を表示するための表示部が設けられている。
例えば、特許文献1の空気調和機は、ユニット本体の前面を覆う開閉可能な化粧パネルと吹出しルーバーとの間に開口部を設け、その開口部から表示部が露出するように構成されている。この表示部は、前面パネルの開口部にプリズムが設けられ、プリズムの後方に配置された2つのLEDを発光させることにより、フィルター等の清掃時期の到来を知らせるものである。
特開2004−116876号公報
しかしながら、このような特許文献1の空気調和機にあっては、表示部がユニット本体の前面パネルの開口部に設けられ、開口部から露出するプリズムと、プリズムを支えるプリズム支持部と、プリズム後方の配線基板上に配置されたLEDとがプリズムカバーでユニット化されている。このため、特許文献1の表示部は、開閉動作を行う大面積の化粧パネル上ではなく、ユニット本体に固定された狭い面積からなる前面パネル上に設置されることから、レイアウトの自由度が少なく、意匠性を発揮することが難しいという問題があった。
そこで、ユニット本体前面を覆う開閉可能な大面積の前面パネルに表示部を設けることが考えられる。しかし、前面パネルは、プラスチック等を用いて射出成形するため、表示部関連の部品を搭載しようとすると、パネルの厚さが厚くなり、また固定用の爪等を裏面側に多数形成する必要がある。しかし、射出成形を行う前面パネルは、パネルの厚さを厚くして、裏面側に爪等の突起部を多数設けると、射出成形後の冷却時に収縮ムラが生じ、厚さが不均一となるヒケが発生し易くなる。このため、従来の空気調和機は、前面パネルに表示部を設けようとすると、レイアウトの自由度が少なく、また前面パネルにヒケ等が生じ、良好な意匠性が得られないという問題があった。
また、特許文献1の表示部は、前面パネルの開口部からプリズムを露出させる構造を採用している。このため、プリズムは、前面パネルの厚さに加えて、LEDからの光を導く導光部と、その導光部から導かれた光を反射させて発光させる表示部とが必要になり、プリズムを厚く成形せざるを得なかった。しかし、プリズムは、一般的にアクリル系の樹脂を射出成形することで製造しているが、プリズムの厚さが厚くなると、上記した前面パネルの場合と同様にヒケが発生し易くなり、表示ムラが生じるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、本体部の前面パネル上に自由にレイアウトが可能であって、意匠性が高く、良好な表示状態が得られる表示部を備えた空気調和機を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、本体部と、前記本体部の前面の少なくとも一部を覆い、前記本体部に対して着脱可能に支持された不透明パネルからなる前面パネルと、前記前面パネルの一部を覆い、前記前面パネルと対向する裏面側を、表示面を除いて裏面塗装が施された透明パネルと、前記本体部側に設けられ、前記前面パネルの裏面側に向けて光を発する発光部と、前記前面パネルの裏面側に着脱可能に固定され、前記発光部からの光を遮光する遮光カバーと、前記遮光カバー内に着脱可能に固定され、前記発光部の発する光を取り込んで導く導光部と、該導光部により導かれた光を前記表示面から外部に向けて発する表示部とで構成されたプリズムと、を備え、前記プリズムの表示部は、前記表示面と対向する面と、その面に隣接する面とが前記前面パネルで覆われると共に、前記透明パネルとの間に挟持され、前記発光部からの光を前記導光部から前記表示部へと導いて、前記表示部の前記表示面から外部へ光を発することを特徴とする。
また、本発明は、本体部と、前記本体部の前面の少なくとも一部を覆い、前記本体部に対して開閉可能に支持された不透明パネルからなる前面パネルと、前記前面パネルの一部を覆い、前記前面パネルと対向する裏面側に裏面塗装が施されると共に、表示面となる部分に切欠き部が設けられた透明パネルと、前記本体部側に設けられ、前記前面パネルの裏面側に向けて光を発する発光部と、前記前面パネルの裏面側に着脱可能に固定され、前記発光部からの光を遮光する遮光カバーと、前記遮光カバー内に着脱可能に固定され、前記発光部の発する光を取り込んで導く導光部と、該導光部により導かれた光を前記表示面から外部に向けて発する表示部とで構成されたプリズムと、を備え、前記プリズムの表示部は、前記表示面と対向する面と、その面に隣接する面とが前記前面パネルで覆われると共に、前記透明パネルの前記切欠き部と嵌合して挟持され、前記切欠き部から前記表示部の一部を露出させ、前記発光部からの光を前記導光部から前記表示部へと導いて、前記表示部の前記表示面から外部へ光を発することを特徴とする。
また、本発明は、前記プリズムの表示部は、前記前面パネルと前記透明パネルとの間に挟持され、前記透明パネルの前記切欠き部と嵌合して、前記表示部の一部が露出するように断面形状がT字型に構成されていることが好ましい。
また、本発明は、前記プリズムの導光部は、前記発光部から前記表示部の前記表示面までの間を導光する導光路で構成されていることが好ましい。
また、本発明は、前記透明パネルは、裏面塗装が施される面に凹凸部を設けたことが好ましい。
また、本発明は、前記プリズムの表示部は、その表面の少なくとも一部に光を拡散させる凹凸部を設けたことが好ましい。
本発明によれば、本体部の前面パネル上に自由にレイアウトが可能であって、意匠性が高く、良好な表示状態が得られる表示部を備えた空気調和機が得られるという効果を奏する。
図1は、本発明にかかる空気調和機全体の外観斜視図である。 図2は、図1の空気調和機の前面パネルの外観斜視図である。 図3は、図2の前面パネルの透明パネルとプリズムとを示す外観斜視図である。 図4は、図2の前面パネルから透明パネルを取り外した状態を示す外観斜視図である。 図5は、図2の前面パネルを裏側から見た外観斜視図である。 図6は、図3の透明パネルを裏側から見た外観斜視図である。 図7は、図6のプリズムとプリズムカバーとを拡大した外観斜視図である。 図8は、本実施例1におけるプリズム形状を示す外観斜視図である。 図9は、図8のプリズムを図3のように透明パネルに装着した状態を拡大した外観斜視図である。 図10は、本実施例2におけるプリズム形状を示す外観斜視図である。 図11は、図10のプリズムを図3のように透明パネルに装着した状態を拡大した外観斜視図である。
以下に、本発明にかかる空気調和機の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本発明にかかる空気調和機全体の外観斜視図であり、図2は、図1の空気調和機の前面パネルの外観斜視図であり、図3は、図2の前面パネルの透明パネルとプリズムとを示す外観斜視図であり、図4は、図2の前面パネルから透明パネルを取り外した状態を示す外観斜視図であり、図5は、図2の前面パネルを裏側から見た外観斜視図であり、図6は、図3の透明パネルを裏側から見た外観斜視図であり、図7は、図6のプリズムとプリズムカバーとを拡大した外観斜視図であり、図8は、本実施例1におけるプリズム形状を示す外観斜視図であり、図9は、図8のプリズムを図3のように透明パネルに装着した状態を拡大した外観斜視図である。
図1に示すように、実施例1の空気調和機の室内機100は、外形が横長の直方体状に形成されている。室内機100の筐体の前面には、不透明パネル10aからなる前面パネル10が本体部100aに対して着脱可能に設置されると共に、その前面パネル10の一部が発光表示を行う表示面12を含む透明パネル14で覆われている。本体部100aの上部には、不図示の吸込口が形成されており、筐体の下部には、吹出口150が形成されている。
図1の室内機100の前面パネル10部分を取り外した斜視図が図2である。図2に示すように、前面パネル10は、取付け部10bにより本体部100aに対して着脱可能に支持されている。前面パネル10を構成する不透明パネル10aは、プラスチックを射出成形したもので、ここでは、裏面塗装が施された透明パネル14により、不透明パネル10aの一部が覆われている。透明パネル14は、中央付近に裏面塗装が施されていない矩形状のクリアな表示面12が形成されている。この表示面12は、後述するプリズムの表示部が発する光を外部へ表示する面である。このように、裏面塗装が施された透明パネル14は、不透明パネル10aの平面的な質感と異なり、奥行き感のある立体的な質感が得られるため、より意匠性を高めることができる。なお、本実施例1では、表示面12を、オゾンとイオンを空気中に放出して室内機100の内部や室内空間を除菌作用によりクリーンにするツイン除菌用の表示面として用いているが、これに限定されない。
図2の前面パネル10から透明パネル14部分を取り外した斜視図が図3である。図3に示すように、透明パネル14は、裏面塗装が施されている裏面塗装部14aと、裏面塗装の施されていない表示面12を構成するクリア部14bとに分かれている。また、透明パネル14の側面には、取付け用のピン14cが所定間隔毎に配置されている。このピン14cは、図2の不透明パネル10aに設けられた不図示の取付け孔に嵌合させて固定するものである。クリア部14bの裏面側には、表示面12から光を発生させるためのプリズム20が配置されている。プリズム20は、光を導く導光部20aと、導かれた光を発光させる表示部20bとで構成されている。導光部20aは、LED素子などの発光部から光を取り込む光入射面20cと、取り込んだ光を特定方向に反射させる反射面20dとを備えている。
図2の前面パネル10から透明パネル14を取り外した斜視図が図4である。図4に示すように、透明パネル14を取り付ける前面パネル10の部分は、透明パネル14の厚さ分だけ奥行き方向に後退させた不透明パネルからなる下地パネル10cで構成されている。下地パネル10cの中央部付近には、図3に示したプリズム20の表示部20bを裏面側から嵌合支持する表示部用溝10dと、表示部20bの端面20gからの光漏れを防ぐ突き当て壁10eとが設けられている。また、プリズム20の導光部20aは、表示部用溝10dの開口部10fから不透明パネル10aの裏面側に突き出して設置される。
図2の前面パネル10を裏側から見た斜視図が図5である。図5に示すように、下地パネル10cの表示部用溝10dには、プリズム20が装着され、開口部10fから導光部20aが延設されている。プリズム20の導光部20aと前面パネル10との間には、光が不透明パネル10aを透過して、光が前面側に漏れるのを防止するための遮光カバーとしてのプリズムカバー18が配置されている。このプリズムカバー18には、不透明パネル10aの裏面側に突き出た2つの取付け爪10gに挟持される爪受け部18aが形成されている。また、プリズムカバー18内には、プリズム20の導光部20aを固定するための内爪18bが形成されている。このため、前面パネル10の不透明パネル10aの裏面側には、1組の取付け爪10gを形成するだけで、プリズムカバー18とプリズム20の導光部20aとを一緒に固定することができる。このように、前面パネル10の裏面側には、表示部関連の部品を固定するための突起を設ける場合であっても、必要最小限の突起を設けるだけで済むため、前面パネル10の射出成形時におけるヒケの発生を抑えることができる。
なお、取付け爪10gの直下に配設されている固定爪10hは、前面パネル10が取付け部10bを介して本体部100aと接続され、白抜き矢印A方向に開いた後、閉じる際に本体部100aに固定するための爪である。
図3の透明パネルを裏側から見た斜視図が図6である。図6に示すように、透明パネル14の裏側は、裏面塗装が施されるが、本実施例1の裏面形状は平面ではなく、筋状の凹凸部(ローレット加工)14dが施されている。このように、透明パネル14は、裏面側をローレット加工してから裏面塗装を施すことにより、裏面塗装による奥行き感に加えて、ローレット加工による陰影が加わり、一層立体感のある意匠効果を得ることができる。実施例1では、透明パネル14の裏面側をローレット加工した例で説明したが、これに限定されず、レリーフ状の起伏のある文様や文字や図柄を入れて裏面塗装を行うようにしても良い。これにより、実施例1における空気調和機の室内機100は、前面パネル部分に意匠性の高いデザインを、自由かつ容易に施すことができるという効果を奏する。
図6のプリズムカバー18にプリズム20が装着された状態を拡大した斜視図が図7である。図7に示すように、プリズム20は、プリズムカバー18の内爪18bを介して保持されると共に、プリズム20の段差部20fにプリズムカバー18の当接部18cを当接させることにより位置決めされる。位置決めされたプリズム20とプリズムカバー18は、図5に示すように、表示部用溝10dの開口部10fに対してプリズム20の表示部20bを摺動させながら挿入し、プリズムカバー18の爪受け部18aに前面パネル10の裏面側に設けられた取付け爪10gを係合させることにより、所定位置に固定することができる。プリズム20とプリズムカバー18を前面パネル10から取り外す場合は、図7に示すように、プリズムカバー18の爪受け部18aの内側に空洞が設けられ、可撓性を有しているため、両側から爪受け部18aを摘んで引き抜きながら摺動させることで容易に取り外すことができる。このように、実施例1のプリズム20とプリズムカバー18とは、前面パネル10に対して容易に着脱することが可能である。
また、図7に示すように、実施例1のプリズム20の表示部20bは、表示面12と対向する面に微細な凹凸部(シボ加工)20eが施されている。この凹凸部20eは、入射光を散乱させて、発光状態を変化させることにより、一定の視覚効果を得ることができる。また、凹凸部20eの大きさや、形状、配列状態等を変えることにより、さらに種々の視覚効果を得ることができる。なお、この実施例1では、凹凸部20eを表示面12と対向する面にのみ施した例を示したが、この面と隣接する面、あるいは、表示面12の一部または全部に施すようにしても良い。
本実施例1におけるプリズム20の形状を示す斜視図が図8である。図8に示すように、実施例1のプリズム20は、導光部20aと表示部20bとで構成されている。導光部20aは、LED素子16から光を取り込む光入射面20cと、取り込んだ光を特定方向に反射させる反射面20dとを備えている。また、導光部20aと表示部20bとの境目は、幅方向に段差部20fが設けられているが、厚さ方向には僅かな段差部があるだけで、略同じ厚さに構成されている。これは、実施例1のプリズム20の表示面12は、図9に示すように、透明パネル14のクリア部14bの裏面側に配置されているため、プリズム20の導光部20aと表示部20bとを略同じ厚さにすることができる。これに対して、特許文献1のプリズムは、前面パネルの厚さに、LEDからの光を導く導光部と、その導光部から導かれた光を発光させる表示部との厚さが加わるため、プリズムを厚く成形せざるを得なかった。このように、実施例1のプリズム20は、引用文献1よりも厚さを薄く成形できることから、アクリル系樹脂を使って射出成形する場合でも、射出成形後の冷却時に温度ムラが発生し難く、収縮差により厚さが不均一となるヒケの発生を効果的に抑制することができる。その結果、プリズム20の表示性能が安定し、良好な表示性能が得られると共に、プリズム20の製造時における歩留りを向上させることができる。
図10は、本実施例2におけるプリズム形状を示す外観斜視図であり、図11は、図10のプリズムを図3のように透明パネルに装着した状態を拡大した外観斜視図である。
図10に示すように、実施例2におけるプリズム200は、導光部200aと表示部200bとで構成されている。上記実施例1と異なる点は、表示部200bの断面形状(端面200gの形状)をT字型とし、図11に示す透明パネル140に設けられた切欠き部140bからプリズム200の表示部200bの表示面12が露出するように構成した点にある。
図10に示すプリズム200は、図1の室内機100の本体部100a側に設けられた発光部としてのLED素子16から発せられた光が、光入射部200cから入射されると、入射光に対して反射面200dが傾斜して配置されているため、反射面200dで反射され、導光部200aから表示部200bに導かれて発光し、表示面12から外部へ発光表示される。
本実施例2における表示部200bは、透明パネル140の表示面12に相当する部分に切欠き部140bが設けられ、その切欠き部140bに表示部200bの断面T字型の一部が露出するように嵌合させる。切欠き部140bに表示部200の一部を嵌合させた状態を示したのが、図11である。このように、表示面12は、透明パネル140の切欠き部140bから露出するように構成したため、切欠き部140b以外の透明パネル140は全て裏面塗装部140aとすることができる。このため、実施例1において透明パネル14に裏面塗装する場合は、表示面12に相当する部分にマスキングを施して行う必要があるが、本実施例2では、マスキングすることなく裏面全体を塗装すれば良いため、塗装の処理工程を減らすことができる。
なお、上記実施例1および2においては、発光部として単色のLED素子16を用いて実施したが、これに限定されず、赤色、緑色、青色の3色のLED素子を1組の発光部として用いるようにしても良い。その際、赤色、緑色、青色の3色のLED素子を同時発光させた場合は、白色光を得ることができ、3色のLED素子のいずれか1色、あるいは2色を組み合わせて発光させることにより、種々の色で表示面12を発光表示させることができる。
また、上記実施例1および2では、プリズムの表示部における表面の一部または全部をシボ加工により凹凸部を設けた例を示している。しかし、これ以外の実施例としては、プリズムの表示部の内部に光拡散部材をランダムに散在させたり、プリズム製造後にレーザ等を照射して表示部内のアクリル系樹脂に気泡を発生させたりすることにより、導光部から導かれた光を表示部内でも拡散させることが可能となり、光拡散部材の配置位置や密度に応じて発光表示状態を変化させるようにしても良い。
また、上記実施例1および2では、プリズムに使用したアクリル系樹脂は、無色透明なものを使用したが、必ずしもこれに限定されず、交換用のプリズムとして種々の色に着色したアクリル系樹脂を予め用意しておき、ユーザが状況に応じて自分の好きな色のプリズムに交換することにより、ユーザの好みに合った発光表示を楽しめるようにすることも可能である。また、プリズムに用いられる樹脂は、アクリル系樹脂に限定する趣旨ではなく、種々のプリズム材料を用いることができる。
また、上記実施例1および2では、プリズムが導光部と表示部とで構成されており、図8や図10に示すような直線形状のものが用いられているが、導光部は必ずしも直線形状である必要はなく、導光路のように複数の反射面を介して所望の方向へ光を屈曲させることが可能である。このため、上記以外の実施例に係るプリズム形状としては、表示面の位置と本体部側に設けられたLED素子などの発光部の位置とが離れてレイアウトされていても、それらの間をつなぐようにプリズムの導光部を屈曲させて配置することにより、発光表示を行うことが可能となる。このように、導光部を屈曲可能なプリズムで構成した場合は、表示面と発光部のレイアウトの自由度が上がるため、前面パネルのどの場所であっても表示面を設けることが可能となる。
以上のように、本発明にかかる空気調和機は、前面パネルに発光表示させる表示面を備えた空気調和機に有用であり、特に、意匠性の高い前面パネルを備えた空気調和機に適している。
10 前面パネル
10a 不透明パネル
10b 取付け部
10c 下地パネル
10d 表示部用溝
10e 突き当て壁
10f 開口部
10g 取付け爪
12 表示面
14 透明パネル
14a 裏面塗装部
14b クリア部
14c ピン
14d 凹凸部
16 LED素子
18 プリズムカバー
18a 爪受け部
18b 内爪
18c 当接部
20 プリズム
20a 導光部
20b 表示部
20c 光入射面
20d 反射面
20e 凹凸部
20f 段差部
20g 端面
100 室内機
100a 本体部
140 透明パネル
140a 裏面塗装部
140b 切欠き部
140c ピン
150 吹出口
200 プリズム
200a 導光部
200b 表示部
200c 光入射面
200d 反射面
200f 段差部
200g 端面

Claims (6)

  1. 本体部と、
    前記本体部の前面の少なくとも一部を覆い、前記本体部に対して着脱可能に支持された不透明パネルからなる前面パネルと、
    前記前面パネルの一部を覆い、前記前面パネルと対向する裏面側を、表示面を除いて裏面塗装が施された透明パネルと、
    前記本体部側に設けられ、前記前面パネルの裏面側に向けて光を発する発光部と、
    前記前面パネルの裏面側に着脱可能に固定され、前記発光部からの光を遮光する遮光カバーと、
    前記遮光カバー内に着脱可能に固定され、前記発光部の発する光を取り込んで導く導光部と、該導光部により導かれた光を前記表示面から外部に向けて発する表示部とで構成されたプリズムと、
    を備え、前記プリズムの表示部は、前記表示面と対向する面と、その面に隣接する面とが前記前面パネルで覆われると共に、前記透明パネルとの間に挟持され、前記発光部からの光を前記導光部から前記表示部へと導いて、前記表示部の前記表示面から外部へ光を発することを特徴とする空気調和機。
  2. 本体部と、
    前記本体部の前面の少なくとも一部を覆い、前記本体部に対して開閉可能に支持された不透明パネルからなる前面パネルと、
    前記前面パネルの一部を覆い、前記前面パネルと対向する裏面側に裏面塗装が施されると共に、表示面となる部分に切欠き部が設けられた透明パネルと、
    前記本体部側に設けられ、前記前面パネルの裏面側に向けて光を発する発光部と、
    前記前面パネルの裏面側に着脱可能に固定され、前記発光部からの光を遮光する遮光カバーと、
    前記遮光カバー内に着脱可能に固定され、前記発光部の発する光を取り込んで導く導光部と、該導光部により導かれた光を前記表示面から外部に向けて発する表示部とで構成されたプリズムと、
    を備え、前記プリズムの表示部は、前記表示面と対向する面と、その面に隣接する面とが前記前面パネルで覆われると共に、前記透明パネルの前記切欠き部と嵌合して挟持され、前記切欠き部から前記表示部の一部を露出させ、前記発光部からの光を前記導光部から前記表示部へと導いて、前記表示部の前記表示面から外部へ光を発することを特徴とする空気調和機。
  3. 前記プリズムの表示部は、前記前面パネルと前記透明パネルとの間に挟持され、前記透明パネルの前記切欠き部と嵌合して、前記表示部の一部が露出するように断面形状がT字型に構成されていることを特徴とする請求項2に記載の空気調和機。
  4. 前記プリズムの導光部は、前記発光部から前記表示部の前記表示面までの間を導光する導光路で構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の空気調和機。
  5. 前記透明パネルは、裏面塗装が施される面に凹凸部を設けたことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の空気調和機。
  6. 前記プリズムの表示部は、その表面の少なくとも一部に光を拡散させる凹凸部を設けたことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の空気調和機。

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