JP2005147370A - 差込み式の雌型金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 組立の簡略化や部品点数の削減、強度性の向上等を図れるようにする。
【解決手段】 筒状の連結部3a及び受け口部3bを備えた受け金具3と、受け口部3bに設けた筒状の締め輪3dと、締め輪3d内に嵌合された環状の爪座4と、爪座4に等角度毎に配設されて爪座4の内方へ突出可能な複数の爪5と、締め輪3dと爪5との間に介設されて各爪5を爪座4の内方へ附勢する複数枚の板バネ6とから成る差込み式の雌型金具1に於いて、爪座4が、板状のリング部4aと、リング部4aに等角度毎に連設されて板バネ6が着脱自在に係止されるスリット溝4bを形成した複数の係止部4cと、係止部4c間に形成されて爪5が爪座4の内方へ突出可能に嵌め込まれる複数の切欠部4dとから成り、爪座4のスリット溝4bに板バネ6の中央部を挿入係止させ、板バネ6の両端部を切欠部4dに嵌め込まれた爪5の外周面へ弾性的に当接させて爪5を爪座4の内方へ附勢する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、消防用ホースと消火栓弁を連結したり、或いは消防用ホース同士等を連結したりするのに用いる差込み式の結合金具の一部を構成するものであり、消防用ホースの端部に連結され、消火栓弁の吐出口や消防用ホースの端部に連結された差込み式の雄型金具2へ着脱自在に差し込まれる差込み式の雌型金具の改良に関するものである。
一般に、消防用ホースと消火栓弁、或いは消防用ホース同士等を連結する結合金具には、消防用ホースの端部に連結された差込み式の雌型金具と、消火栓弁の吐出口や消防用ホースの端部等に連結されて前記雌型金具に着脱自在に差し込まれる差込み式の雄型金具とから成る町野式(登録商標)の結合金具が広く利用されている(例えば、特許文献1参照)。この結合金具は、消防用ホースと消火栓弁等の連結及び分離をワンタッチで行える等の利点を有する。
従来、結合金具に用いる差込み式の雌型金具10としては、図5乃至7図に示す構造のものが知られている。
即ち、前記雌型金具10は、一端部に消防用ホースHに連結される筒状の連結部11aを有すると共に、他端部に連結部11aよりも大径で且つ連結部11aに連なる筒状の受け口部11bを備えた受け金具11と、受け金具11の受け口部11bの外周面に着脱自在に螺着された筒状の締め輪12と、締め輪12内に嵌合された環状の爪座13と、爪座13に等角度毎に配設されて爪座13の内方へ突出可能な円弧状の複数の爪14と、締め輪12と爪14との間に介設されて各爪14を爪座13の内方へ附勢する複数枚の板バネ15とから成る。
又、爪座13は、板状のリング部13aと、リング部13aの片面に等角度毎に連設されて爪14の内方への突出量を規制する円弧状で且つ板状の複数の係止部13bと、係止部13b間に形成されて爪14が爪座13の内方へ突出可能に嵌め込まれる複数の切欠部13cとから成り、爪座13を嵌め込んだ締め輪12を受け金具11の受け口部11bの外周面に螺合することによって、受け金具11の受け口部11bと締め輪12との間に挾持された状態で収納されるようになっている。
更に、板バネ15は、その中央部が爪14の外周面にピン16止めされており、爪14を締め輪12内に嵌合された爪座13の切欠部13cに嵌め込んだときに、板バネ15の両端部が締め輪12の内周面に弾性的に当接し、爪14を内方へ附勢するようになっている。
尚、図5に於いて、11cは受け口部11bの外周面に形成した雄ネジ、12aは締め輪12の内周面に形成されて受け口部11bの雄ネジ11cに螺合する雌ネジ、16は受け口部11bの内周面に嵌め込まれたU型パッキンである。
ところで、従来の雌型金具10は、板バネ15の中央部を爪14に予めピン17止めし、板バネ15の両端部を締め輪12の内周面に弾性的に当接させるようにしているため、板バネ15付きの爪14を爪座13の切欠部13cに嵌め込んで当該爪座13を締め輪12に嵌め込むようにした場合、図7に示すように板バネ15の両端部が爪座13の外方へ突出することになり、板バネ15が邪魔になって爪座13を締め輪12に円滑且つ迅速に嵌め込むことができない。そのため、従来の雌型金具10に於いては、締め輪12に爪座13を嵌め込んだ後、板バネ15付きの爪14を一つずつ爪座13の切欠部13cに嵌め込まなければならず、組立が煩雑化すると云う問題があった。然も、板バネ15を爪14にピン17止めしなければならないため、加工工程が増えて組立がより煩雑化することになる。
又、従来の雌型金具10は、板バネ15の中央部を爪14にピン17止めし、板バネ15の両端部を締め輪12の内周面に当接させるようにしているため、爪座13の係止部13bと締め輪12の内周面との間に板バネ15が弾性変形できる一定の空間を形成しなければならない。そのため、爪座13の係止部13bの肉厚をあまり厚くすることができず、爪座13の肉厚が薄くなって強度性に劣ると云う問題もあった。
更に、従来の差込み式の雌型金具10は、複数の爪14を嵌め込んだ爪座13を受け金具11の受け口部11bの端面と締め輪12との間で挾持する構成となっているため、受け金具11と締め輪12を別体に形成しなければならず、部品点数が増えて組立がより一層煩雑化すると共に、コストの高騰を招くと云う問題があった。
特開平8−336613号公報
本発明は、このような問題点に鑑みて為されたものであり、その目的は組立の簡略化や部品点数の削減、強度性の向上等を図れるようにした差込み式の雌型金具を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1の発明は、消防用ホースに連結される筒状の連結部及びこれに連設されて連結部よりも大径の筒状の受け口部を備えた受け金具と、受け金具の受け口部に着脱自在に螺着された筒状の締め輪と、締め輪内に嵌合された環状の爪座と、爪座に等角度毎に配設されて爪座の内方へ突出可能な円弧状の複数の爪と、締め輪と爪との間に介設されて各爪を爪座の内方へ附勢する複数枚の板バネとから成る差込み式の雌型金具に於いて、前記爪座が、板状のリング部と、リング部の片面に等角度毎に連設されて板バネが着脱自在に係止されるスリット溝を形成した円弧状で且つブロック状の複数の係止部と、係止部間に形成されて爪が爪座の内方へ突出可能に嵌め込まれる複数の切欠部とから成り、当該爪座のスリット溝に板バネの中央部を挿入係止させ、板バネの両端部を切欠部に嵌め込まれた爪の外周面へ弾性的に当接させて爪を爪座の内方へ附勢するようにしたことに特徴がある。
本発明の請求項2の発明は、受け金具の受け口部と締め輪とを一体的に形成すると共に、締め輪の内周面に雌ネジを形成し、又、爪座の外周面に締め輪の雌ネジに螺合する雄ネジを形成し、前記締め輪に爪座を着脱自在に螺着したことに特徴がある。
本発明の請求項1に記載の差込み式の雌型金具は、爪座の係止部に板バネの中央部が着脱自在に挿入係止されるスリット溝を形成し、板バネの両端部を爪座の切欠部に嵌め込んだ爪の外周面へ弾性的に当接させているため、板バネを爪座のスリット溝に挿入しても板バネの両端部が爪座の外方へ突出すると云うことがなく、爪座に板バネ及び爪を組み付けてから爪座を締め輪に組み付けることができ、組立を簡単且つ迅速に行える。然も、板バネも、爪座の係止部に形成したスリット溝に挿入するだけで良く、板バネの組み付けも極めて簡単に行える。
又、本発明の請求項1に記載の差込み式の雌型金具は、板バネの両端部を爪座の切欠部に嵌め込んだ爪の外周面へ弾性的に当接させ、板バネを爪と締め輪との間で弾性変形させるようにしているため、爪座の係止部の肉厚を厚くすることができ、爪座の強度を向上させることができる。
本発明の請求項2に記載の差込み式の雌型金具は、受け金具の受け口部と締め輪とを一体的に形成すると共に、締め輪の内周面に雌ネジを形成し、又、爪座の外周面に締め輪の雌ネジに螺合する雄ネジを形成する構成としているため、部品点数の削減を図れ、組立がより一層簡単になると共に、コストの低減を図れる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る差込み式の雌型金具1を用いた結合金具を示すものであり、当該結合金具は、消防用ホースHと消火栓弁(図示省略)を連結したり、或いは消防用ホースH同士等を連結したりするのに用いるものであり、消防用ホースHの端部に連結された差込み式の雌型金具1と、消火栓弁の吐出口や消防用ホースHの端部に連結されて雌型金具1へ着脱自在に差し込まれる差込み式の雄型金具2とから構成されている。
本発明の実施の形態に係る雌型金具1は、図1に示す如く、一端部が消防用ホースHに連結される筒状の受け金具3と、受け金具3に一体的に形成された筒状の締め輪3dと、締め輪3d内に着脱自在に螺着された環状の爪座4と、爪座4に等角度に配設された複数の円弧状の爪5と、爪座4に係止されて各爪5を爪座4の内方へ附勢する複数の板バネ6とから構成されており、受け金具3の一端部を消防用ホースHの端部に挿入し、消防用ホースHの端部外周面に軟鋼等の金属線材(図示省略)を巻き付け固定することによって、消防用ホースHの端部に連結されている。
具体的には、前記受け金具3は、図1に示す如く、アルミ合金等の金属材により段付きの筒状に形成されており、外周面に複数の段部が形成されて消防用ホースHの端部に挿入される筒状の連結部3aと、連結部3aに連設されて連結部3aよりも大径で且つ厚肉に形成された筒状の受け口部3bとから成る。
尚、受け口部3bの奥部の内周面には、合成ゴム製のU型パッキン7が嵌め込まれる環状のパッキン収納溝3cが形成されている。
前記締め輪3dは、図1に示す如く、受け金具3と同じ材質により筒状に形成されており、受け金具3の受け口部3b外周面に側方(図1の右方向)へ突出する姿勢で連設されている。この締め輪3dの内周面には、後述する爪座4が着脱自在に螺着される雌ネジ3eが形成され、又、締め輪3dの外周面には、合成ゴム製の保護バンド(図示省略)が嵌め込まれる環状の浅溝3fが形成されている。
前記爪座4は、図1乃至図3に示す如く、アルミ合金等の金属材により環状に形成されており、厚肉板状のリング部4aと、リング部4aの片面に等角度毎に連設されて板バネ6が着脱自在に挿入係止されるスリット溝4bを形成した複数の係止部4cと、係止部4c間に形成されて爪5が爪座4の内方へ突出可能に嵌め込まれる複数の切欠部4dとから成る。
又、爪座4の各係止部4cは、リング部4aの幅と同じ幅を有する円弧状のブロック体に形成されており、各係止部4cの前面には板バネ6が挿入係止されるスリット溝4bがリング部4aの接線方向へ沿う姿勢で形成されている。
更に、各係止部4cの両端面は、リング部4aの接線方向へ沿う傾斜面に形成されており、切欠部4dに配設された爪5が爪座4の内方へ移動した際に爪5の両端部へ係止して爪5の内方への突出量を規制するようになっている。
そして、爪座4は、そのリング部4a及び各係止部4cの外周面に締め輪3dの雌ネジ3eに螺合する雄ネジ4eが夫々形成されており、雄ネジ4eを締め輪3dの雌ネジ3eにねじ込むことによって、締め輪3d内に着脱自在に取り付けられるようになっている。
前記各爪5は、図2及び図3に示す如く、青銅等の金属材により円弧状に形成されており、その両端部には爪座4の係止部4cの両端面に係止されて爪5の内方への突出量を規制する段部5aが形成されている。
又、各爪5の内周面は、雄型金具2を差し込む際にガイド面として機能するように傾斜面5bに形成されている。
前記板バネ6は、図2及び図3に示す如く、弾性材製の金属板により略山形状に形成されており、その中央部が爪座4のスリット溝4bに着脱自在に挿入係止されると共に、その両端部が切欠部4dに嵌め込まれた爪5の外周面へ弾性的に当接して爪5を爪座4の内方へ押圧附勢するようになっている。
そして、前記雌型金具1を組み立てる場合には、先ず、爪座4の各切欠部4dに爪5を夫々嵌め込むと共に、爪座4の各係止部4cのスリット溝4bに板バネ6の中央部を夫々挿入係止し、各板バネ6の両端部を爪5の外周面へ弾性的に当接させる。次に、爪5及び板バネ6を組み付けた爪座4を、その係止部4cが受け金具3の受け口部3bの端面へ向くように受け金具3へ対向させ、この状態で締め輪3dの雌ネジ3eへねじ込んで行く。最後に、締め輪3dに止めビス(図示省略)を螺挿し、締め輪3dと爪座4の螺合が緩まないようにする。
尚、前記雌型金具1に結合される雄型金具2は、消防用ホースHの端部に連結されており、従来公知のものと同様構造に構成されている。
即ち、雄型金具2は、消防用ホースHの端部に連結されて外周面に複数の段部を形成した筒状の連結部8a及び連結部8aに一体的に形成されて先端部外周面に雌型金具1の爪5に係止される環状の係止突条8bを形成した筒状の差込み部8cを備えた金属材製の差込み金具8と、差込み金具8の差込み部8cに軸線方向へスライド自在に外嵌されて雌型金具1の爪5と差込み金具8の係止突条8bとの係合を外す金属材製の筒状の押し輪9とから構成されている。
而して、上述した雌型金具1と雄型金具2とを結合する場合には、雄型金具2の差込み金具8の差込み部8cを雌型金具1の爪座4内に差し込む。そうすると、差込み金具8の差込み部8c先端が爪座4の内方へ突出している爪5に当接するが、爪5の内面が傾斜面5bとなっているために差込み金具8の押圧力によって爪5が板バネ6の弾性力に抗して外方へ押し広げられる。これにより、差込み金具8の先端部は、爪座4内に順次差し込まれて行く。
差込み金具8の差込み部8cの係止突条8bが爪5を越える位置まで差し込まれると、爪5が板バネ6の弾性力により爪座4の内方へ突出し、差込み金具8の係止突条8bの背面側へ係止されることになり、雌型金具1と雄型金具2とは抜け止めされた状態に結合される。
一方、雌型金具1と雄型金具2との結合を解除する場合には、差込み金具8の押し輪9を差込み部8cの先端部側へ移動させる。そうすると、押し輪9の先端部が爪5の傾斜面5bを押し、爪5が板バネ6の弾性力に抗して差込み金具8の係止突条8bの外径よりも外方へ押し広げられ、係止突条8bと爪5の係止が外れる。これによって、雄型金具2を雌型金具1から引き抜くことができる。
前記雌型金具1は、爪座4の係止部4cに板バネ6の中央部が着脱自在に挿入係止されるスリット溝4bを形成し、板バネ6の両端部を爪座4の切欠部4dに嵌め込んだ爪5の外周面へ弾性的に当接させるようにしているため、板バネ6の両端部が締め輪3dに当接しなくても、爪5を爪座4の内方へ押すことができるうえ、板バネ6の両端部も爪座4の外方へ突出することがない。その結果、この雌型金具1は、爪座4に板バネ6及び爪5を組み付けてから爪座4を締め輪3dに組み付けることができ、組立を簡単且つ迅速に行える。然も、板バネ6も、爪座4の係止部4cのスリット溝4bに挿入係止するだけで良く、板バネ6の組み付けも極めて簡単に行える。
又、この雌型金具1は、板バネ6の両端部を爪座4の切欠部4dに嵌め込んだ爪5の外周面へ弾性的に当接させ、板バネ6を爪5と締め輪3dとの間で弾性変形させるようにしているため、爪座4の係止部4cの肉厚を厚くすることができ、爪座4の強度を向上させることができる。
更に、この雌型金具1は、受け金具3の受け口部3bと締め輪3dとを一体的に形成し、締め輪3dの内周面に爪5及び板バネ6を組み付けた爪座4を着脱自在に螺着する構成としているため、部品点数を削減することができ、組立がより一層簡単になると共に、コストの低減等を図れる。
図4は本発明の他の実施の形態に係る差込み式の雌型金具1を示すものであり、当該雌型金具1は、爪座4のリング部4aの外周面に環状のフランジ部4fを一体的に形成し、爪座4を締め輪3dにねじ込んだときにフランジ部4fが締め輪3dの端面に当接するようにしたものであり、締め輪3dの外周面一端に形成した環状の突条と爪座4のフランジ部4fとで締め輪3dの外周面に保護バンド(図示省略)が嵌め込まれる環状の浅溝3fを形成するようにしたものである。
この雌型金具1は、爪座4にフランジ部4fを一体的に形成したこと以外は、図1に示す雌型金具1と同様構造に構成されており、図1に示す雌型金具1と同じ部材・部位には同一の参照番号を付し、その詳細な説明を省略する。
この雌型金具1も、図1に示す雌型金具1と同様の作用効果を奏することができる。
尚、上記各実施の形態に係る差込み式の雌型金具1(図1及び図4に示すもの)に於いては、何れも受け金具3の受け口部3bと締め輪3dとを一体的に形成すると共に、締め輪3dの内周面に雌ネジ3eを形成し、又、爪座4の外周面に締め輪3dの雌ネジ3eに螺合する雄ネジ4eを形成する構成としたが、他の実施の形態に於いては、図5に示す従来の雌型金具と同様に受け金具3の受け口部3bと締め輪3dを別体に形成し、締め輪3d内に爪座4と爪5と板バネ6とを組み付けたものを嵌め込んだ後、締め輪3dを受け金具3の受け口部3bに螺着するようにしても良い。この場合、受け金具3の受け口部3bの外周面に雄ネジを形成すると共に、締め輪3dの内周面に受け口部3bの雄ネジに螺合する雌ネジを形成することは勿論であり、又、爪座4の外周面に雄ネジを形成する必要はない。
本発明の実施の形態に係る差込み式の雌型金具を用いた結合金具の縦断面図である。 図1のA−A線断面図である。 雌型金具の爪座、爪及び板バネを示し、一部の部品を分解した状態の平面図である。 本発明の他の実施の形態に係る差込み式の雌型金具の縦断面図である。 従来の差込み式の雌型金具の縦断面図である。 図5のB−B線断面図である。 従来の雌型金具の爪座、爪及び板バネを示し、一部の部品を分解した状態の平面図である。
符号の説明
1は雌型金具、3は受け金具、3aは連結部、3bは受け口部、3dは締め輪、3eは雌ネジ、4は爪座、4aはリング部、4bはスリット溝、4cは係止部、4dは切欠部、4eは雄ネジ、5は爪、6は板バネ、Hはホース。

Claims (2)

  1. 消防用ホース(H)に連結される筒状の連結部(3a)及びこれに連設されて連結部(3a)よりも大径の筒状の受け口部(3b)を備えた受け金具(3)と、受け金具(3)の受け口部(3b)に着脱自在に螺着された筒状の締め輪(3d)と、締め輪(3d)内に嵌合された環状の爪座(4)と、爪座(4)に等角度毎に配設されて爪座(4)の内方へ突出可能な円弧状の複数の爪(5)と、締め輪(3d)と爪(5)との間に介設されて各爪(5)を爪座(4)の内方へ附勢する複数枚の板バネ(6)とから成る差込み式の雌型金具(1)に於いて、前記爪座(4)が、板状のリング部(4a)と、リング部(4a)の片面に等角度毎に連設されて板バネ(6)が着脱自在に係止されるスリット溝(4b)を形成した円弧状で且つブロック状の複数の係止部(4c)と、係止部(4c)間に形成されて爪(5)が爪座(4)の内方へ突出可能に嵌め込まれる複数の切欠部(4d)とから成り、当該爪座(4)のスリット溝(4b)に板バネ(6)の中央部を挿入係止させ、板バネ(6)の両端部を切欠部(4d)に嵌め込まれた爪(5)の外周面へ弾性的に当接させて爪(5)を爪座(4)の内方へ附勢するようにしたことを特徴とする差込み式の雌型金具。
  2. 受け金具(3)の受け口部(3b)と締め輪(3d)とを一体的に形成すると共に、締め輪(3d)の内周面に雌ネジ(3e)を形成し、又、爪座(4)の外周面に締め輪(3d)の雌ネジ(3e)に螺合する雄ネジ(4e)を形成し、前記締め輪(3d)に爪座(4)を着脱自在に螺着したことを特徴とする請求項1に記載の差込み式の雌型金具。
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