JPH09280452A - 消防ホースの結合金具 - Google Patents

消防ホースの結合金具

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JPH09280452A
JPH09280452A JP8088300A JP8830096A JPH09280452A JP H09280452 A JPH09280452 A JP H09280452A JP 8088300 A JP8088300 A JP 8088300A JP 8830096 A JP8830096 A JP 8830096A JP H09280452 A JPH09280452 A JP H09280452A
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metal
machino
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JP8088300A
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Akira Horimoto
章 堀本
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Sakura Rubber Co Ltd
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Sakura Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】同一構造の一対の結合筒21a,21bを備
え、雌雄の区別なく互いに結合可能であるとともに、既
存の雌雄の区別のある一対の金具からなる町野式金具と
の互換性のある消防ホースの結合金具を提供する。 【解決手段】差し金具部22の周囲を囲んで受け金具部
26を設け、これら金具部は町野式金具と係合可能と
し、また上記の受け金具部の周方向の一部に切欠部35
を形成してこれら受け金具部26が互いに嵌合しかつ相
手側の差し金具22とも係合できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雌雄の区別のない
同一構造の一対の結合筒からなる消防ホースの結合金具
に関する。さらに本発明を限定すれば、本発明は既存の
雌雄のある一対の結合筒からなる結合金具に対しても互
換性を有し、これら雄金具または雌金具にも任意に結合
可能な一対の結合筒からなる消防ホースの結合金具に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の消防ホースの結合金具としては、
差し込み形の「町野式金具」と称される結合金具が汎用
されている。この町野式金具は、図1に示すように構造
のもので、日本工業規格 JIS B 9911 にそ
の形状および各部の寸法が規定されている。
【0003】ところで、上記の町野式金具は、一対の金
具から構成されているが、これらの金具の一方は受け金
具すなわち雌の金具であり、また他方の金具は差し金具
すなわち雄の金具である。この町野式金具は、消防ホー
スの一端部に差し金具、他端部に受け金具が取り付けら
れ、複数の消防ホースを延長して結合する場合には、そ
れらの端部において差し金具と受け金具とが対応するよ
うに延長させなければならない。
【0004】このため、消防ホースの結合作業の際に金
具の雄、雌に注意を払う必要があり、結合作業が面倒で
あるとともに、誤って雄同志または雌同志の金具が対応
してしまう場合もある。
【0005】上記のような不具合を解消するために、雌
雄の区別がなく、同一構造の一対の結合筒からなるホー
スの結合金具が開発された。このようなものは、雌雄の
区別なく結合ができ、結合作業が容易であるとともに、
一対の結合筒が同一構造であるので製造コストも低減す
る等の利点がある。
【0006】しかし、上記の町野式結合金具は、従来か
ら汎用されており、上記のような新たな結合金具を採用
した場合に、従来の町野式金具と結合の互換性を有し、
新たな結合金具の結合筒と、町野式金具の雄または雌の
金具とが任意に結合可能であることが望ましい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の事情に
基づいてなされたもので、一対の結合筒から構成された
消防ホースの結合金具において、これら一対の結合筒は
雌雄の区別のない同一の構造のものであり、結合作業が
容易であるとともに、これら結合筒が従来の町野式金具
の雄金具すなわち差し金具、または雌金具すなわち受け
金具に結合可能であり、既存の町野式金具と互換性を有
する結合金具を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
の消防ホースの結合金具は、一対の結合筒は雌雄の区別
のない同一の構造の結合筒から構成されており、これら
各結合筒は、雄金具を構成する筒状の差し金具部と、こ
の差し金具部の外周を囲みかつこの差し金具部の先端部
より前方に突出して設けられ雌金具を構成する受け金具
部とを備えている。そして、上記の差し金具の先端部の
形状は町野式金具の差し金具の先端部と同一の形状、寸
法をなしている。また、上記の受け金具部は上記の差し
金具部および町野式金具の差し金具に係合可能に構成さ
れているとともに、これら受け金具部は周方向の所定の
範囲にわたって切欠部が形成され、これら一対の結合筒
の受け金具部は互いに上記の切欠部内に嵌合可能であ
り、またこれら受け金具部は上記の切欠部内に互いに嵌
合した状態において相手側の結合筒の差し金具部に係合
可能である。
【0009】このような結合金具の一対の結合筒同志を
結合させる際には、上記の受け金具部を相手側の切欠部
内に互いに嵌合させ、相手側の差し金具部に互いに係合
させて結合する。これらの結合筒は、雌雄の区別がな
く、同一の構造のものであるので、消防ホースの結合作
業が容易であるとともに、製造コストも低減する。
【0010】また、このような結合金具を町野式金具と
結合する場合には、この町野式金具の差し金具に結合す
る際には上記の結合筒の先端部から突出している受け金
具部をこの町野式金具の差し金具に係合させる。この受
け金具部には切欠部が形成されているが、町野式金具の
差し金具は全周にわたって連続した筒形のものであるか
ら、係合に支障は生じない。本発明の結合金具は、その
結合筒が町野式金具の差し金具と係合可能であり、この
町野式金具との互換性を有する。
【0011】また、請求項2に記載の結合金具によれ
ば、前記の受け金具部は、前記の差し金具部に対して着
脱可能である。したがって、この受け金具部を取り外す
ことにより、差し金具部の先端部が露出するので、この
差し金具部を町野式金具の受け金具部にも係合可能であ
り、町野式金具と完全な互換性を有する。
【0012】このものは、受け金具部が着脱形であるた
め、その取り付け構造等が簡単であり、小形かつ軽量に
形成することができる。また、請求項3の結合金具によ
れば、前記の受け金具部は、前記の差し金具部に対して
軸方向の後方に摺動自在に設けられている。よって、こ
の受け金具部を後方に摺動させて前記の差し金具部の先
端部を露出させ、この差し金具を町野式金具の受け金具
にも係合させることができ、町野式金具との完全な互換
性が得られる。
【0013】このものは、受け金具部が差し金具部に摺
動自在に設けられているので、町野式金具の受け金具と
係合させる際にもこの受け金具部を取り外す必要がな
く、この受け金具部を紛失するようなことがない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
形態を説明する。まず、実施形態の説明に先立って、本
発明の結合金具との互換性の対象である町野式金具の構
造を図1を参照して説明する。なお、前述のように、こ
の町野式金具は、現在まで消防ホースの結合金具として
汎用されており、日本工業規格 JIS B 9911
にその細部の構造および寸法が規格化されており、図
1は JIS B 9911に掲載されている図面と同
じ図面である。
【0015】図中の1は雄金具である差し金具、2は雌
金具である受け金具である。これらは円筒状をなし、上
記の差し金具1の先端部外周には環状の係止突部3が形
成されている。また、上記の受け金具2の先端部には円
筒状の受け部4が形成され、上記の差し金具1の先端部
はこの受け部4内に同心状に嵌合される。また、上記の
受け部4の内周部にはゴムパッキン5が設けられ、この
ゴムパッキン5は上記の嵌合された差し金具1の先端部
の外周に密着して水密性を維持する。
【0016】また、上記の受け部4の先端部にはしめ輪
6が螺装され、このしめ輪6内には3個のつめ7が設け
られている。これらのつめ7は、図に示すように断面が
略三角形の円弧状の部材であり、それらの長さは周方向
に略60°の範囲にわたる長さに設定され、これら3個
のつめ7は周方向に等間隔に配置されている。また、こ
れらのつめ7と上記のしめ輪6のフランジ部との間には
円環状のつめ座8が介在され、これらのつめ7を径方向
に移動自在に案内している。また、これらのつめ7は、
それぞれ板ばね10により径方向内側に向けて付勢され
ている。なお、上記のしめ輪6の外周には、この金具の
保護と滑り止めのためのゴムバンド9が取り付けられて
いる。
【0017】そして、上記の受け部4内に嵌合された差
し部材1の先端部に形成された係止突部3の段部に上記
のつめ7が係合し、この差し金具1と受け金具2とを結
合する。また、この差し金具1の外周にはリング状の押
し輪11が軸方向に摺動自在に設けられている。そし
て、この差し金具1と受け金具2との結合を解除する場
合には、上記の押し輪11を前進させると、この押し輪
11が上記のつめ7の斜面部に当接して上記の板ばね1
0の付勢力に抗してこれらのつめ7を径方向外側に押し
上げ、これらつめ7と差し部材1の係止突部3との係合
を解除する。
【0018】次に、図2ないし図7を参照して本発明の
第1の実施形態を説明する。この実施形態の結合金具
は、一対の結合筒21a,21bから構成されており、
これらの結合筒21a,21bは雌雄の区別はなく、同
一の構造のもので、これらは互いに結合可能であるとと
もに、既存の町野式金具の雄金具である差し金具1およ
び受け金具2に任意に結合可能なものである。
【0019】上記の結合筒21a,21bは、それぞれ
雄金具である差し金具部22を備えている。これらの差
し金具部22の後端部には、それぞれ消防ホース23が
接続されている。そして、これらの差し金具部22は円
筒状をなし、その先端部の外周には係止突部25が一体
に突設されている。これらの差し金具部22の先端部の
係止突部25等の形状、寸法は、前述した町野式金具の
差し金具1の先端部の形状、寸法と同一に設定されてい
る。したがって、この差し金具部22の先端部は、既存
の町野式金具の受け金具に係合可能である。なお、これ
らの差し金具部22の先端面は互いに衝合されるととも
に、これらの先端面には環状のパッキン25が設けら
れ、水密を維持する。
【0020】また、これらの差し金具部22の外周に
は、全体として円筒状の受け金具部26が設けられてい
る。この受け金具部は、図2に示すように、その先端部
分が周方向に略90°の範囲にわたってそれぞれ2か所
の切欠部35が形成されている。また、この受け金具部
26の後端部には、上記の差し金具部22の後端部の外
周に螺合する螺条部31が形成され、この受け金具部2
6を回転させることにより、この差し金具部22から取
り外し可能となっている。また、この受け金具部26の
先端部は、上記の差し金具部22の先端より前方に突出
している。
【0021】したがって、上記のような一対の結合筒2
1a,21bを互いに対向させて軸方向に嵌合すると、
上記の受け金具部26の先端部は、相手側の受け金具部
26の切欠部35内に軸方向に嵌合し、これら受け金具
部26は互いに嵌合自在である。また、上記の差し金具
部22の先端部は、上記のように嵌合した相手側の受け
金具部26内に嵌合する。
【0022】また、上記の受け金具部26の先端部は受
け部27に形成され、これらの受け部27の内周面には
環状の凹部が形成され、この凹部内につめ28が収容さ
れている。このつめ28は略三角形の断面形状の円弧状
のもので、略90°の範囲にわたる長さを有し、各結合
筒の受け金具部26にそれぞれ2個が等間隔に配置され
ている。そして、これらのつめ28は環状のつめ輪29
により保持され、径方向に摺動自在に案内され、また板
ばね30によりそれぞれ径方向内側に付勢されている。
【0023】そして、上記の受け金具部26の受け部2
7の内径、つめ28の形状、寸法等は、前記の町野式金
具の受け金具2と同一の形状、寸法に設定されている。
したがって、この受け金具部26は、町野式金具の差し
金具1と係合可能である。また、上述のように、これら
の結合筒の差し金具部22の先端部は、町野式金具の差
し金具と同一の形状、寸法であるので、当然ながらこの
受け金具部26は相手側の結合筒の差し金具部22と係
合可能である。
【0024】また、これら結合筒の差し金具部22の外
周には、押し輪33が軸方向に前後に摺動自在に設けら
れている。また、上記の受け金具部26の後端部のこれ
ら押し輪33に対応した部分には、軸方向に連続した一
対のスリット32が形成されている。そして、上記の押
し輪33の外周面からは押しピン34が突設されてお
り、これらの押しピン34は上記のスリット32内に摺
動自在に案内され、上記の受け金具部26の外周面より
突出している。したがって、この押し輪33は、これら
押しピン34を介して前後に移動させることができる。
【0025】次に、上記の実施形態の結合金具の作用を
説明する。まず、通常の場合には、上記の一対の結合筒
を互いに衝合させて消防ホースの結合をなす。この場合
には、図3および図5に示すように、上記の受け金具部
26は互いに相手形の受け金具の切欠部35内に噛み合
うように嵌合する。そして、これら結合筒の差し金具部
22の先端部はこれら互いに嵌合している受け金具部2
6内に嵌合する。そして、これら差し金具部22の先端
部は、これら受け金具部26のつめ28と係合し、これ
ら結合筒21a,21bが結合されて消防ホースの接続
がなされる。また、この係合を解除する場合は、上記の
押しピン34を指で押して押し輪33を前進させ、この
押し輪33がつめ28の斜面部に当接してこれを押し上
げ、係合を解除する。
【0026】このような結合金具は、結合筒21a,2
1bに雌雄の区別がなく、同一の構造であるので、雌雄
を気にする必要はなく、結合作業が簡単でかつ確実であ
る。また、これら一対の結合筒は同一の構造であるた
め、製造コストを低減することができる。
【0027】次に、上記のような結合金具を既存の町野
式金具と結合する場合を説明する。図6には、上記の結
合筒21a,21bを町野式金具の雄金具である差し金
具に結合する場合を示す。この結合筒の受け金具部26
のつめ28等は、町野式金具の受け金具と同一の構造で
あるから、図6に示すように、この受け金具部26のつ
め28は町野式金具の差し金具1の係止突部3と係合す
る。この場合、町野式金具の受け金具2のつめ7は、周
方向に60°の長さのものが3個であるのに対して、本
発明のものはこのつめ28が周方向に90°の長さのも
のが2個であるが、この町野式金具の差し金具は全周に
連続した円筒状のものであるから、これらの係合には支
障がない。なお、町野式金具における3個のつめ7の合
計の長さは、60°×3=180°の長さに対応するも
のであるが、この実施形態のものの2個のつめ28の合
計長さも、90°×2=180°に相当する長さである
ので、強度的には支障がない。
【0028】次に、この実施形態の結合筒21a,21
bを町野式金具の受け金具2と結合する場合を図7を参
照して説明する。この場合には、この図7に示すよう
に、この結合筒の受け金具部26を回転させ、その螺条
部31の螺装を外してこの差し金具部22から取り外
す。これによって、この結合筒の差し金具部22の先端
部が露出する。この差し金具部22の先端部の係止突部
25等の形状、寸法は前記の町野式金具の差し金具1と
同一である。したがって、この結合筒の差し金具部22
は、図7に示すように町野式金具の受け金具2と係合す
ることができる。
【0029】この第1の実施形態のものは、上記の受け
金具部26が螺装によって着脱自在であるので、その構
造が簡単であるとともに比較的小形かつ軽量に構成する
ことができる。
【0030】また図8ないし図10には本発明の第2の
実施形態の結合金具を示す。このものは、受け金具部を
差し金具部から取り外す代わりに、この受け金具部を差
し金具部に対して軸方向に摺動自在とし、この受け金具
部を後方に移動させて差し金具部の先端部を露出させ、
町野式金具の受け金具に係合可能としたものである。
【0031】すなわち、図8に示すように、この第2の
実施形態では、受け金具部26が差し金具部22に対し
て軸方向前後に摺動自在となっている。また、この受け
金具部26の後端部にはフランジ状のストッパ部41が
形成され、また差し金具部22の後端部の外周にもフラ
ンジ状のストッパ部42が形成されている。また、この
受け金具部26に形成されたスリット32は、止め輪3
3のストロークに加えてこの受け金具部26の摺動スト
ローク分だけ長くなっている。なお、この第2の実施形
態のものは、上記の点以外は前記の第1の実施形態と同
様の構成であり、図8ないし図10中、前記の第1の実
施形態と対応する部分には同符号を付してその説明は省
略する。
【0032】上記のような第2の実施形態のものは、こ
れらの結合筒21a,21b同志を結合する場合には、
図8に示すように受け金具部26を前進させて結合す
る。この場合、この受け金具部26のストッパ部41と
差し金具部22のストッパ部42とが当接し、この受け
金具部26の前進位置を所定の位置に位置決めする。こ
の状態では、この第1の実施形態のものは前記の第1の
実施形態のものと同様であり、これら結合筒21a,2
1bは前記の第1の実施形態のものと同様に互いに結合
する。
【0033】また、この結合金具21a,21bを町野
式金具の差し金具1と結合する場合には、図10(a)
に示すように、上記の受け金具部26を前進させた状態
で結合し、この状態は前記の第1の実施形態のものを町
野式金具の差し金具と結合する場合と同様である。
【0034】次に、この結合筒21a,21bを町野式
金具の受け金具2と結合する場合には、図10(b)に
示すように、上記の受け金具部26を後方に移動させ、
差し金具部22の先端部を露出させ、町野式金具の受け
金具2と結合する。
【0035】この第2の実施形態のものは、上記のよう
に受け金具部26が後方に摺動して差し金具部の先端部
が露出して町野式金具の受け金具と結合するので、この
受け金具部26を差し金具部22から取り外す必要はな
く、結合作業が容易であるとともに、この受け金具部2
6を紛失することがない。
【0036】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明の消防ホースの
結合金具は、一対の結合筒に雌雄の区別がなく、同一の
構造のものであるので、消防ホースの結合作業が容易で
あるとともに、製造コストも低減する。また、本発明の
結合金具は、その結合筒が町野式金具の差し金具と係合
可能であり、この町野式金具との互換性を有するので、
既存の消防ホースとも結合可能であり、汎用性が高い。
【0037】また、請求項2に記載の結合金具によれ
ば、受け金具部を差し金具に対して着脱可能とすること
で町野式金具の受け金具部にも係合可能であり、町野式
金具と完全な互換性を有するとともに、受け金具部が着
脱形であるため、その取り付け構造等が簡単であり、小
形かつ軽量に形成することができる。
【0038】また、請求項3の結合金具によれば、受け
金具部を差し金具部に対して軸方向の後方に摺動させる
ことにより町野式金具の受け金具にも係合させることが
でき、町野式金具との完全な互換性が得られるととも
に、この受け金具部を紛失するようなことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の結合金具との互換性の対象となる町野
式金具の縦断面図。
【図2】本発明の第1の実施形態の結合金具の斜視図。
【図3】本発明の第1の実施形態の結合金具の図4の3
−3線に沿う縦断面図。
【図4】本発明の第1の実施形態の結合金具の図3の4
−4線に沿う横断面図。
【図5】本発明の第1の実施形態の結合金具の平面図。
【図6】本発明の第1の実施形態の結合金具を町野式金
具の差し金具と結合した状態の縦断面図。
【図7】本発明の第1の実施形態の結合金具を町野式金
具の受け金具と結合した状態の縦断面図。
【図8】本発明の第2の実施形態の結合金具の縦断面
図。
【図9】本発明の第2の実施形態の結合金具の平面図。
【図10】本発明の第2の実施形態の結合金具を町野式
金具と結合した状態の縦断面図。
【符号の説明】
1…(町野式金具の)差し金具 2…(町野式金具の)受け金具 21a,21b…結合筒 22…差し金具部 23…受け金具部 25…係止突部 28…つめ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の結合筒から構成される消防ホース
    の結合金具であって、これら一対の結合筒は雌雄の区別
    のない同一の構造をなしており、またこれら各結合筒
    は、雄金具を構成する筒状の差し金具部と、この差し金
    具部の外周を囲みかつこの差し金具部の先端部より前方
    に突出して設けられ雌金具を構成する受け金具部とを備
    えており、上記の差し金具の先端部の形状は町野式金具
    の差し金具の先端部と同一の形状、寸法をなしており、
    また上記の受け金具部は上記の差し金具部および町野式
    金具の差し金具に係合可能に構成されているとともに、
    これら受け金具部は周方向の所定の範囲にわたって切欠
    部が形成され、これら一対の結合筒の受け金具部は互い
    に上記の切欠部内に嵌合可能であり、またこれら受け金
    具部は上記の切欠部内に互いに嵌合した状態において相
    手側の結合筒の差し金具部に係合可能であることを特徴
    とする消防ホースの結合金具。
  2. 【請求項2】 前記の受け金具部は、前記の差し金具部
    に対して着脱可能であり、町野式金具の受け金具と係合
    する場合にはこの受け金具部を取り外して前記の差し金
    具部の先端部を露出させてこの差し金具部を町野式金具
    の受け金具に係合可能とすることを特徴とする請求項1
    の消防ホースの結合金具。
  3. 【請求項3】 前記の受け金具部は、前記の差し金具部
    に対して軸方向の前後に摺動自在に設けられており、町
    野式金具の受け金具と係合する場合にはこの受け金具部
    を後方に摺動させて前記の差し金具部の先端部を露出さ
    せてこの差し金具を町野式金具の受け金具に係合可能と
    することを特徴とする請求項1の消防ホースの結合金
    具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2015074124A (ja) * 2013-10-07 2015-04-20 株式会社ミマキエンジニアリング 接続部材、および当該接続部材を備えたインクジェット記録装置

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