JP2005146538A - 太陽電池モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】安価に製造することができると共に、屋根に屋根材と共に太陽電池モジュールを外観上体裁よく配置することができ、また、屋根材を中途半端に切断する必要がなくて、屋根材及び太陽電池モジュールの屋根への設置が簡単で、屋根材の廃材が生じ難く経済的になるようにする。
【解決手段】寄棟屋根等の屋根1に、屋根材3と共に配置される太陽電池モジュールにおいて、太陽電池モジュールの縦幅D2又は横幅W2の一方が、屋根材3の同方向の働き寸法D1,W1の整数倍に設定されている。また、太陽電池モジュールの縦幅D2が、屋根材3の縦方向の働き寸法D1の整数倍に設定され、太陽電池モジュールを、順次幅方向に1枚、1/2枚、1/3枚又は1/4枚ずつずらして屋根1の屋根流れ方向に並べたときに、複数の太陽電池モジュールが、屋根1の隅棟稜線Aと略平行に並ぶように、太陽電池モジュールの横幅W2が設定されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、寄棟屋根等の屋根に、屋根材と共に配置される太陽電池モジュールに関するものである。
従来、寄棟屋根等の屋根に、屋根材と共に配置される太陽電池モジュールのサイズ、即ち、太陽電池モジュールの縦幅(屋根流れ方向の寸法)及び太陽電池モジュールの横幅(桁行方向の寸法)は、太陽電池のセルサイズから決定され、屋根材や住宅の屋根のサイズは無視されていた(例えば、特許文献1及び特許文献2)。
また、屋根材1枚の働き寸法に合わせた太陽電池モジュールを製造したものがある(例えば、特許文献3)。
特開2002−194866号公報 特開2000−282649号公報 特開2000−282650号公報
しかし、前者の従来の場合、寄棟屋根等の屋根に、屋根材と共に太陽電池モジュールを配置すると、屋根材の配置と太陽電池モジュールの配置とが相互に対応しなくなり、屋根の美観を損ねるという問題があった。また、太陽電池モジュールに隣接する屋根材を太陽電池モジュールの端部形状に合致するように切断する必要が生じ、屋根材に無駄な多くの廃材が生じて不経済になったり、屋根材の切断等のために屋根材及び太陽電池モジュールの設置作業に面倒を要した。
また、後者の従来の場合、太陽電池モジュールのサイズを屋根材の働き寸法に合わせるため、太陽電池モジュールが必要以上に小型化し、太陽電池モジュールの1枚毎の製造コストがアップするという問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑み、安価に製造することができると共に、屋根に屋根材と共に太陽電池モジュールを外観上体裁よく配置することができ、また、屋根材を中途半端に切断する必要がなくて、屋根材及び太陽電池モジュールの屋根への設置が簡単で、屋根材の廃材が生じ難く経済的になるようにしたものである。
この技術的課題を解決するための本発明の技術的手段は、寄棟屋根等の屋根1に、屋根材3と共に配置される太陽電池モジュールにおいて、
太陽電池モジュールの縦幅D2又は横幅W2の一方が、屋根材3の同方向の働き寸法D1,W1の整数倍に設定されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、太陽電池モジュールの縦幅D2が、屋根材3の縦方向の働き寸法D1の整数倍に設定され、太陽電池モジュールを、幅方向に1枚、1/2枚、1/3枚又は1/4枚ずつずらして順次屋根1の屋根流れ方向に並べたときに、複数の太陽電池モジュールが、屋根1の隅棟稜線Aと略平行に並ぶように、太陽電池モジュールの横幅W2が設定されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、太陽電池モジュールの横幅W2が、屋根材3の横方向の働き寸法W1の整数倍に設定され、太陽電池モジュールを、幅方向に1枚、1/2枚、1/3枚又は1/4枚ずつずらして順次屋根1の屋根流れ方向に並べたときに、複数の太陽電池モジュールが、屋根1の隅棟稜線Aと略平行に並ぶように、太陽電池モジュールの縦幅D2が設定されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、太陽電池モジュールの縦幅D2が、屋根材3の縦方向の働き寸法D1の整数倍に設定され、太陽電池モジュールの横幅W2が、屋根材3の横方向の働き寸法W1の整数倍に設定されている点にある。
本発明のよれば、太陽電池モジュールを安価に製造することができると共に、屋根に屋根材と共に太陽電池モジュールを外観上体裁よく配置することができる。また、屋根材を中途半端に切断する必要がなくて、屋根材及び太陽電池モジュールの屋根への設置が簡単で、屋根材の廃材が生じ難く経済的になる。
以下、本発明を図示の実施の形態に従って説明する。
図1において、1は住宅等の建物の寄棟屋根で、この寄棟屋根1は、例えば5寸勾配に形成されて、ストレート瓦等の多数の屋根材3と共に多数の太陽電池モジュール4が配置され、寄棟屋根1の桁行方向の両端側に隅棟稜線Aを有している。
各屋根材3は、屋根瓦としての機能を持つ通常の屋根材であって、縦方向(屋根流れ方向)の働き寸法D1が280mmに設定され、横方向(桁行方向)の働き寸法W1が303mmに設定されている。
各太陽電池モジュール4は、通常の屋根材と同じように野地板にレール無しで葺き上げることができる屋根瓦としての機能を併せ持つ屋根材一体型のもので、図2に示すように、ソーラーセルをガラスで封入してなる複数の太陽電池5を板金製の矩形のモジュール基板6の上面に張り付けて構成され、太陽電池モジュール4は、縦幅(屋根流れ方向の寸法)D2が280mmに設定され、横幅(桁行方向の寸法)W2が500mmに設定されている。従って、太陽電池モジュール4の縦幅D2が、屋根材3の縦方向の働き寸法D1の整数倍(1倍)に設定されている。
そして、太陽電池モジュール4は、寄棟屋根1の中央側に、屋根流れ方向に隣り合う太陽電池モジュール4同士が幅方向(桁行方向)に1/2枚ずつずれるように配置され、多数の太陽電池モジュール4は、寄棟屋根1の中央側に全体として台形状に配置され、台形状に並べられた太陽電池モジュール4の外周を屋根材3が取り囲んだ状態になっている。従って、桁行方向両端側の太陽電池モジュール4は、順次幅方向に1/2枚ずつずれて寄棟屋根1の屋根流れ方向に並べられている。
そして、縦幅D2を屋根材3の縦方向の働き寸法D1と同一の280mmに設定した太陽電池モジュール4の横幅W2を、500mmに設定することによって、太陽電池モジュール4を、順次幅方向に1/2枚ずつずらして屋根流れ方向に並べたときに、複数の太陽電池モジュール4が、隅棟屋根1の隅棟稜線Aと略平行に並ぶようになっている。即ち、桁行方向の外端側に屋根流れ方向に並ぶ太陽電池モジュール4を、順次1/2枚ずつずらして屋根流れ方向に並べると、例えば桁行方向の外端側の太陽電池モジュール4の幅方向外端側の上側頂点a(図3参照)を結ぶ線分Bと、これに隣接する側の隅棟稜線Aとが略平行になるようになっている。
上記実施の形態によれば、屋根材3は、縦方向の働き寸法D1が280mm、横方向の働き寸法W1が303mmに設定され、これに対して、太陽電池モジュール4は、縦幅D2が280mm、横幅W2が500mmに設定されており、多数の太陽電池モジュール4を、寄棟屋根1の中央側に、屋根流れ方向に隣り合う太陽電池モジュール4同士が幅方向に1/2枚ずつずれるように配置して、多数の太陽電池モジュール4を、寄棟屋根1の中央側に全体として略台形状に配置すると共に、太陽電池モジュール4の外周に、多数の屋根材3を取り囲むように配置すると、太陽電池モジュール4の縦方向の両端縁と屋根材3の縦方向の両端縁とを一致させることができて、これにより、屋根材3の配置と太陽電池モジュール4の配置とを統一させて、隅棟屋根1の全体を調和の取れた外観上の体裁のよいものになすことができる。
しかも、台形状に配置した太陽電池モジュール4のうちの桁行方向の両外端側の太陽電池モジュール4を、隅棟屋根1の隅棟稜線Aと略平行に並ぶように配置することができ、この点からも、太陽電池モジュール4の配置を、隅棟屋根1の全体から見ても調和と統一の取れた外観上の体裁のよいものになし得る。
図3は他の実施形態を示し、屋根材3は、縦方向の働き寸法D1が280mm、横方向の働き寸法W1が303mmに設定され、これに対して、太陽電池モジュール4は、縦幅D2が560mm、横幅W2が500mmに設定されている。従って、太陽電池モジュール4の縦幅D2が、屋根材3の縦方向の働き寸法D1の整数倍(2倍)に設定され、太陽電池モジュール4を、順次幅方向に1枚ずつずらして隅棟屋根1の屋根流れ方向に並べたときに、複数の太陽電池モジュール4が、隅棟屋根1の隅棟稜線Aと略平行に並ぶように、太陽電池モジュール4の横幅W2が500mmに設定されている。その他の点は前記実施の形態の場合と同様の構成である。
上記実施の形態によれば、多数の太陽電池モジュール4を、寄棟屋根1の中央側に、屋根流れ方向に隣り合う太陽電池モジュール4同士が幅方向に1枚ずつずれるように配置して、多数の太陽電池モジュール4を、寄棟屋根1の中央側に全体として台形状に配置すると共に、太陽電池モジュール4の外周に、多数の屋根材3を取り囲むように配置すると、太陽電池モジュール4の縦方向の両端縁を、屋根流れ方向に2段毎の屋根材3の縦方向の両端縁に一致させることができて、これにより、屋根材3の配置と太陽電池モジュール4の配置とを統一させることができ、しかも、台形状に配置した太陽電池モジュール4のうちの桁行方向の両外端側の太陽電池モジュール4を、隅棟屋根1の隅棟稜線Aと略平行に並ぶように配置することができ、この点からも、太陽電池モジュール4の配置を、隅棟屋根1の全体から見ても調和と統一の取れたものになし得て、外観上の体裁がよくなる。
図4は他の実施形態を示し、屋根材3は、縦方向の働き寸法D1が280mm、横方向の働き寸法W1が303mmに設定され、これに対して、太陽電池モジュール4は、縦幅D2が560mm、横幅W2が1000mmに設定されている。従って、太陽電池モジュール4の縦幅D2が、屋根材3の縦方向の働き寸法D1の整数倍(2倍)に設定され、太陽電池モジュール4を、順次幅方向に1/2枚ずつずらして隅棟屋根1の屋根流れ方向に並べたときに、複数の太陽電池モジュール4が、隅棟屋根1の隅棟稜線Aと略平行に並ぶように、太陽電池モジュール4の横幅W2が1000mmに設定されている。その他の点は前記実施の形態の場合と同様の構成である。
上記実施の形態によれば、前記実施の形態の場合と同様に、屋根流れ方向に隣り合う太陽電池モジュール4同士が幅方向に1/2枚ずつずれるように、太陽電池モジュール4を配置すると、太陽電池モジュール4の縦方向の両端縁を、屋根流れ方向に2段毎の屋根材3の縦方向の両端縁に一致させることができて、屋根材3の配置と太陽電池モジュール4の配置とを統一させることができ、しかも、台形状に配置した太陽電池モジュール4のうちの桁行方向の両外端側の太陽電池モジュール4を、隅棟屋根1の隅棟稜線Aと略平行に並ぶように配置することができ、太陽電池モジュール4の配置を、隅棟屋根1の全体から見ても調和と統一の取れたものになし得て、外観上の体裁がよくなる。
図5は他の実施形態を示し、例えば5寸勾配に形成された菱形形状の屋根1に、多数の屋根材3と共に多数の太陽電池モジュール4が配置され、屋根材3は、縦方向の働き寸法D1が280mm、横方向の働き寸法W1が303mmに設定され、これに対して、太陽電池モジュール4は、縦幅D2が560mm、横幅W2が1500mmに設定されている。従って、太陽電池モジュール4の縦幅D2が、屋根材3の縦方向の働き寸法D1の整数倍(2倍)に設定され、太陽電池モジュール4を、順次幅方向に1/3枚ずつずらして屋根1の屋根流れ方向に並べたときに、複数の太陽電池モジュール4が、隅棟屋根1の隅棟稜線Aと略平行に並ぶように、太陽電池モジュール4の横幅W2が1500mmに設定されている。その他の点は前記実施の形態の場合と同様の構成である。
上記実施の形態によれば、多数の太陽電池モジュール4を、屋根1の中央側に、屋根流れ方向に隣り合う太陽電池モジュール4同士が幅方向に1/3枚ずつずれるように配置して、多数の太陽電池モジュール4を、屋根1の中央側に全体として一列状に配置すると共に、太陽電池モジュール4の外周に、多数の屋根材3を取り囲むように配置すると、配置した太陽電池モジュール4の縦方向の両端縁を、屋根流れ方向に2段毎の屋根材3の縦方向の両端縁に一致させることができて、これにより、屋根材3の配置と太陽電池モジュール4の配置とを統一させることができ、しかも、太陽電池モジュール4を、隅棟屋根1の隅棟稜線Aと略平行に並ぶように配置することができ、この点からも、太陽電池モジュール4の配置を、隅棟屋根1の全体から見ても調和と統一の取れたものになし得て、外観上の体裁がよくなる。
図6は他の実施形態を示し、菱形形状の屋根1に、多数の屋根材3と共に多数の太陽電池モジュール4が配置され、屋根材3は、縦方向の働き寸法D1が280mm、横方向の働き寸法W1が303mmに設定され、これに対して、太陽電池モジュール4は、縦幅D2が560mm、横幅W2が2000mmに設定されている。従って、太陽電池モジュール4の縦幅D2が、屋根材3の縦方向の働き寸法D1の整数倍(2倍)に設定され、太陽電池モジュール4を、順次幅方向に1/4枚ずつずらして屋根1の屋根流れ方向に並べたときに、複数の太陽電池モジュール4が、屋根1の隅棟稜線Aと略平行に並ぶように、太陽電池モジュール4の横幅W2が2000mmに設定されている。その他の点は前記実施の形態の場合と同様の構成である。
上記実施の形態によれば、前記実施の形態の場合と同様に、屋根流れ方向に隣り合う太陽電池モジュール4同士が幅方向に1/3枚ずつずれるように、複数の太陽電池モジュール4を配置すると、太陽電池モジュール4の縦方向の両端縁を、屋根流れ方向に2段毎の屋根材3の縦方向の両端縁に一致させることができて、屋根材3の配置と太陽電池モジュール4の配置とを統一させることができ、しかも、太陽電池モジュール4を、隅棟屋根1の隅棟稜線Aと略平行に並ぶように配置することができ、太陽電池モジュール4の配置を、隅棟屋根1の全体から見ても調和と統一の取れたものになし得て、外観上の体裁がよくなる。
図7は他の実施形態を示し、寄棟屋根等の屋根1に、多数の屋根材3と共に太陽電池モジュール4が配置され、屋根材3は、縦方向の働き寸法D1が280mm、横方向の働き寸法W1が303mmに設定され、これに対して、太陽電池モジュール4は、縦幅D2が560mm、横幅W2が910mmに設定されている。従って、太陽電池モジュール4の縦幅D2が、屋根材3の縦方向の働き寸法D1の整数倍(2倍)に設定され、太陽電池モジュール4の横幅W2が、屋根材3の横方向の働き寸法W1の整数倍(3倍)に設定されている。その他の点は前記実施の形態の場合と同様の構成である。
太陽電池モジュール4は、図8にも示すように、ソーラーセルをガラスで封入してなる複数の太陽電池5を板金製の矩形のモジュール基板6の上面に張り付けて構成され、太陽電池モジュール4は、縦幅が280mm(屋根材3の縦方向の働き寸法D1と同一)の棟側モジュール部4aと、縦幅が280mm(屋根材3の縦方向の働き寸法D1と同一)の軒側モジュール部4bとを一体に有してなる。
上記実施の形態によれば、太陽電池モジュール4を、屋根1の中央側に、1枚又は複数枚配置すると共に、太陽電池モジュール4の外周に、多数の屋根材3を取り囲むように配置すると、太陽電池モジュール4の縦方向の両端縁を、屋根流れ方向に2段毎の屋根材3の縦方向の両端縁に一致させることができて、これにより、屋根材3の配置と太陽電池モジュール4の配置とを統一させて、隅棟屋根等の屋根1の全体を調和の取れた外観上の体裁のよいものになすことができる。しかも、太陽電池モジュール4は、横方向に並べた屋根材2の3枚分に相当するため、例えば、屋根材3を屋根流れ方向に順次1/2枚ずつずらして配置した場合に、太陽電池モジュール4に桁行方向に対応する2段の屋根材3のうちの一方(図例では軒側の屋根材3)については、太陽電池モジュール2の幅方向の両端縁にそれぞれ両側から接当させるように配置すればよく、屋根材3を全く切断することなく太陽電池モジュール4の幅方向両側に隣接して配置することができる。また、太陽電池モジュール4に隣接する2段の屋根材3のうちの他方(図例では下段の屋根材3)については、屋根材3を幅方向に2分割して、2分割した一方の分割屋根材3を、太陽電池モジュール2の幅方向の一端側に隣接するように配置すると共に、2分割した他方の分割屋根材3を、太陽電池モジュール4の幅方向の他端側に隣接するように配置すればよい。
従って、太陽電池モジュール4に隣接する屋根材3を太陽電池モジュール4の端部形状に合致するように屋根材3を中途半端に切断する必要がなくなり、屋根材3の切断等のために屋根材3及び太陽電池モジュール4の設置作業が面倒になるのを防止することができるし、屋根材1に無駄な廃材が生じなくなり、経済的にも有利になる。
図9は図7及び図8における太陽電池モジュール4の変形例を示す実施形態を示し、太陽電池モジュール4は、ソーラーセルをガラスで封入してなる複数の太陽電池5を板金製の矩形のモジュール基板6の上面に張り付けて構成され、太陽電池モジュール4は、縦幅が280mm(屋根材3の縦方向の働き寸法D1と同一)の棟側モジュール部4aと縦幅が280mm(屋根材3の縦方向の働き寸法D1と同一)の軒側モジュール部4bとを一体に有し、棟側モジュール部4aと軒側モジュール部4bとの間に段差Eが形成されている。その他の点は前記図7及び図8の実施形態の場合と同様の構成である。
この場合、屋根流れ方向に隣り合う屋根材3間に比較的大きな段差があるときには、太陽電池モジュール4の屋根流れ方向の傾斜を、屋根流れ方向に隣り合う各屋根材3により良好に合致させることができるし、屋根流れ方向に隣り合う屋根材3同士の段差に対し、棟側モジュール部4aと軒側モジュール部4bとの間の段差Eをより適合させることができ、これらの点からも、屋根材3の配置と太陽電池モジュール4の配置とを統一させ、屋根1全体をより調和の取れたものになし得る。
なお、前記図1及び図2、図3、図4、図5又は図6の実施の形態では、太陽電池モジュール4の縦幅D2が、屋根材3の縦方向の働き寸法D1の整数倍に設定され、太陽電池モジュール4を、順次幅方向に1枚、1/2枚、1/3枚又は1/4枚ずつずらして屋根1の屋根流れ方向に並べたときに、複数の太陽電池モジュール4が、屋根1の隅棟稜線Aと略平行に並ぶように、太陽電池モジュール4の横幅(桁行方向の寸法)W2が設定されているが、これに代え、太陽電池モジュール4の横幅(桁行方向の寸法)W2を、屋根材3の横方向の働き寸法W1の整数倍に設定し、太陽電池モジュール4を、順次幅方向に1枚、1/2枚、1/3枚又は1/4枚ずつずらして屋根の屋根流れ方向に並べたときに、複数の太陽電池モジュール4が、屋根1の隅棟稜線Aと略平行に並ぶように、太陽電池モジュール4の縦幅D2を設定するようにしてもよい。
この場合、太陽電池モジュール4は、横方向に並べた屋根材2の複数枚分に相当するため、太陽電池モジュール4に隣接する屋根材3を太陽電池モジュール4の端部形状に合致するように屋根材3を中途半端に切断する必要がなくなり、屋根材3の切断等のために屋根材3及び太陽電池モジュール4の設置作業が面倒になるのを防止することができるし、屋根材1に無駄な廃材が生じなくなり、経済的にも有利になる。しかも、台形状等に配置した太陽電池モジュール4のうちの桁行方向の両外端側の太陽電池モジュール4を、屋根1の隅棟稜線Aと略平行に並ぶように配置することができ、この点から、太陽電池モジュール4の配置を、屋根1の全体から見て、調和と統一の取れた外観上の体裁のよいものになし得る。
また、前記図1及び図2、図3、図4、図5又は図6の実施の形態で使用される太陽電池モジュール4は、図2に示すような構成のものに限定されず、太陽電池モジュール4は、例えば図7及び図8に示すように、棟側モジュール部4aと軒側モジュール部4bとを一体に有してなるものであってもよいし、また、図9に示すように、棟側モジュール部4aと軒側モジュール部4bとの間に段差Eが形成されたものであってもよい。
また、前記実施の形態では、屋根材3は、縦方向の働き寸法D1が280mmに設定され、横方向の働き寸法W1が303mmに設定されているが、屋根1に太陽電池モジュール4と共に配置される屋根材3はこのような寸法のものに限定されない。また、屋根1のの勾配は5寸勾配のものに限定されず、6寸勾配その他の勾配であってもよい。
住宅等の建物の寄棟屋根等の屋根に、屋根材と共に配置される太陽電池モジュールに利用することができる。
本発明の一実施の形態を示す寄棟屋根の平面図である。 同太陽電池モジュールの平面図である。 他の実施形態を示す寄棟屋根の平面図である。 他の実施形態を示す寄棟屋根の平面図である。 他の実施形態を示す屋根の平面図である。 他の実施形態を示す屋根の平面図である。 他の実施形態を示す屋根の平面図である。 同太陽電池モジュールの側面図である。 他の太陽電池モジュールの側面図である。
符号の説明
1 寄棟屋根
3 屋根材
4 太陽電池モジュール
D1 縦方向の働き寸法
W1 横方向の働き寸法
D2 縦幅
W2 横幅

Claims (4)

  1. 寄棟屋根等の屋根(1)に、屋根材(3)と共に配置される太陽電池モジュールにおいて、
    太陽電池モジュールの縦幅(D2)又は横幅(W2)の一方が、屋根材(3)の同方向の働き寸法(D1,W1)の整数倍に設定されていることを特徴とする太陽電池モジュール。
  2. 太陽電池モジュールの縦幅(D2)が、屋根材(3)の縦方向の働き寸法(D1)の整数倍に設定され、太陽電池モジュールを、幅方向に1枚、1/2枚、1/3枚又は1/4枚ずつずらして順次屋根(1)の屋根流れ方向に並べたときに、複数の太陽電池モジュールが、屋根(1)の隅棟稜線(A)と略平行に並ぶように、太陽電池モジュールの横幅(W2)が設定されていることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュール。
  3. 太陽電池モジュールの横幅(W2)が、屋根材(3)の横方向の働き寸法(W1)の整数倍に設定され、太陽電池モジュールを、幅方向に1枚、1/2枚、1/3枚又は1/4枚ずつずらして順次屋根(1)の屋根流れ方向に並べたときに、複数の太陽電池モジュールが、屋根(1)の隅棟稜線(A)と略平行に並ぶように、太陽電池モジュールの縦幅(D2)が設定されていることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュール。
  4. 太陽電池モジュールの縦幅(D2)が、屋根材(3)の縦方向の働き寸法(D1)の整数倍に設定され、太陽電池モジュールの横幅(W2)が、屋根材(3)の横方向の働き寸法(W1)の整数倍に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュール。
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