JP2005146399A - めっき装置及び接点の接触状態検査方法 - Google Patents

めっき装置及び接点の接触状態検査方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 基板の導電体層に陰極電位を与える接点に接触不良が生じているか否かを、基板をセッティングした状態で検査し、接点に接触不良が生じていた場合は、基板を再度セッティングし直すことで、歩留りを向上させることができるようにする。
【解決手段】 基板Wの表面に形成した導電体層に接触して陰極電位を与える接点300を有する複数の接点部材88を備え、電圧を印加してカソードとした導電体層とアノードとの間にめっき液を満たしてめっきを行うめっき装置において、接点部材88の少なくとも2つ以上を、導電体層を介して直列に接続して検査用回路304を形成する検査回路部302と、検査用回路304に所定電圧または電流を与える検査用電源310と、検査用回路304の電気特性値を測定する測定器312を有する。
【選択図】 図10

Description

本発明は、めっき装置及び接点の接触状態検査方法に関し、特に半導体ウェーハ等の基板の表面に形成され、導電体層で覆われた微細配線パターン(窪み)に銅等の金属(配線材料)を埋込んで配線を形成するのに使用されるめっき装置、及びこのめっき装置に備えられ、前記導電体層に接触して陰極電位を与える接点の接触状態を検査する接触状態検査方法に関する。
本発明はまた、例えばポリイミド等をシリコンウェーハに電着させたり、CSP (Chip Size Package)やSIP(Size In Package)等のパッケージをプリント基板に実装したりする時等にも広く使用される。
近年、半導体基板上に配線回路を形成するための金属材料として、アルミニウムまたはアルミニウム合金に代えて、電気抵抗率が低くエレクトロマイグレーション耐性が高い銅(Cu)を用いる動きが顕著になっている。この種の銅配線は、基板の表面に設けた微細凹みの内部に銅を埋込むことによって一般に形成される。この銅配線を形成する方法としては、CVD、スパッタリング及びめっきといった手法があるが、いずれにしても、基板のほぼ全表面に銅を成膜し、化学的機械的研磨(CMP)により不要な銅を除去するようにしている。
図14は、この種の銅配線基板Wの製造例を工程順に示す。先ず、図14(a)に示すように、半導体素子を形成した半導体基材1上の導電層1aの上にSiOからなる酸化膜やLow−k材膜等の絶縁膜2を堆積し、リソグラフィ・エッチング技術によりコンタクトホール3と配線溝4を形成し、その上にTaN等からなるバリア膜5、更にその上に電解めっきの給電層としてシード層7を形成する。
そして、図14(b)に示すように、基板Wの表面に銅めっきを施すことで、基板Wのコンタクトホール3及び配線溝4内に銅を充填するとともに、絶縁膜2上に銅膜6を堆積する。その後、化学的機械的研磨(CMP)により、絶縁膜2上の銅膜6、シード層7及びバリア層5を除去して、コンタクトホール3及び配線溝4に充填させた銅膜6の表面と絶縁膜2の表面とをほぼ同一平面にする。これにより、図14(c)に示すように、銅膜6からなる配線が形成される。
ここで、この種の銅膜を形成する電解めっきにあっては、基板の全面に亘って、より均質で、均一な膜厚のめっき膜(銅膜)を成膜することが要求される。このため、基板Wの外周縁に沿った位置に、等ピッチで配置された多数の接点を有し、円周方向に複数に分割された接点部材を配置し、この多数の接点を基板の表面に形成したシード層等の導電体層に同時に接触させた状態で、各接点部材に独立に電圧を印加して導電体層に陰極電位を与えることで、めっきを行う時に、基板の表面(導電体層)とアノードとの間に、基板の全面に亘って、より均等に電界が分布するようにすることが行われている。
しかしながら、従来例にあっては、基板をセッティングした時における、基板に形成された導電体層と各接点との接触状態、つまり接触不良を起こしているか否かを検査する手段が一般に備えられていなかった。このため、接点と導電体層との間に接触不良が発生している状態で基板がセッティングされた場合であっても、各接点と導電体層との間に、電源側から強制的に電圧または電流が加えられてめっき処理が行われ、この結果、接触不良(導通不良)を起こしていた接点と導電体層との間に過渡的に大電流が流れて、半導体ウェーハや接点の損傷を招くことがあるという問題点があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、基板の導電体層に陰極電位を与える接点に接触不良が生じているか否かを、基板をセッティングした状態で検査し、接点に接触不良が生じていた場合は、基板を再度セッティングし直すことで、歩留りを向上させることができるようにしためっき装置及び接点の接触状態検査方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、基板の表面に形成した導電体層に接触して陰極電位を与える接点を有する複数の接点部材を備え、電圧を印加してカソードとした導電体層とアノードとの間にめっき液を満たしてめっきを行うめっき装置において、前記接点部材の少なくとも2つ以上を、前記導電体層を介して直列に接続して検査用回路を形成する検査回路部と、前記検査用回路に所定電圧または電流を与える検査用電源と、前記検査用回路の電気特性値を測定する測定器を有することを特徴とするめっき装置である。
これにより、例えば、少なくとも2つ以上の接点部材を、導電体層を介して直列に接続して検査用回路を形成し、この検査用回路に電圧を印加して該検査用回路を流れる電流を測定して、接点部材に備えられている接点と導電体層との間の接触抵抗を測定し、この特性値が、ある電圧条件の下で、基準となる接触抵抗以下にならなけければ、接点部材の少なくとも1つの接点と導電体層との間に接触不良(導通異常)があると判断することができる。
この原理を図1及び図2を参照して説明する。図1は、基板Wの表面全域に形成したシード層等の導電体層200に接触して電位陰極を与える4個の接点(接点部材)202a,202b,202c,202dの内の2つの接点202a,202bを、導電体層200を介して直列に接続して第1の検査用回路204aを形成し、他の2つの接点202c,202dを、導電体層200を介して直列に接続して第2の検査用回路204bを形成した状態を示している。この各検査用回路204a,204bには、検査用回路204a,204bにパルス電圧を印加する検査用電源(パルスジェネレータ)206と、検査用回路204a,204bを流れる電流を測定して間接的に抵抗値(接触抵抗)を測定する抵抗測定器としての電流計208がそれぞれ介装されている。
この状態で、検査用回路204a,204bに電圧を印加しながら、電圧を徐々に上げてゆくと、図2に示すように、ある電圧を境に、抵抗値が急激に減少する挙動が見られることがある。これは、接点202a〜202dと導電体層200との間に存在した自然酸化膜などの抵抗体が絶縁破壊し、これにより導電性を増したためであると考えられる。つまり、接点202a〜202dと導電体層200との間の接触が良好であれば、例え導電体層200の表面に自然酸化膜等が生成されていたとしても、ある電圧条件の下では、抵抗値が急激に低下する。
これに対して、例えば、接点202aと導電体層200との間に接触不良が生じていると、検査用回路204aに電圧を印加しながら、電圧を徐々に上げていっても、導電体層200の表面に自然酸化膜が生成されている場合は勿論、自然酸化膜が生成されていない場合にあっても、高い抵抗値を維持したままとなる。
これによって、ある電圧条件の下で、基準となる抵抗値以下にならなけければ、接点と導電体層との間に接触不良(導通異常)があると判断することができる。
請求項2に記載の発明は、前記検査用回路を、前記導電体層と前記アノードのとの間にめっき液を満たす前に形成することを特徴とする請求項1記載のめっき装置である。
これにより、めっき処理を行う前に検査用回路を形成し、接点に接触不良が生じているか否かを判断して、接点に接触不良が生じていると判断した場合に、基板をセッティング(クランピング)し直すことで、接点に接触不良が生じたまま、めっき処理が行われてしまうことを防止することができる。
請求項3に記載の発明は、前記電気特性値は、前記検査用回路を構成する前記接点と前記導電体層との間の接触抵抗であることを特徴とする請求項1または2記載のめっき装置である。この接触抵抗は、検査用回路に所定の電圧を印加した場合にあっては、この回路を流れる電流を測定することで間接的に測定することができる。なお、この電圧、電流及び抵抗の組合せは、プロセス上測定し易いものを任意に選択して用いればよい。
請求項4に記載の発明は、前記検査用回路に与える所定電圧または電流は、パルス電圧またはパルス電流であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のめっき装置である。
請求項5に記載の発明は、基板の表面に形成された導電体層に接触して陰極電位を与える接点を有する複数の接点部材を備え、電圧を印加してカソードとした導電体層とアノードとの間にめっき液を満たしてめっきを行うめっき装置における前記接点の接触状態を検査する接点の接触状態検査方法であって、前記接点部材の少なくとも2つを、前記導電体層を介して直列に接続して検査用回路を形成し、前記検査用回路に所定電圧または電流を与えて該検査用回路の電気特性値を測定することを特徴とする接点の接触状態検査方法である。
請求項6に記載の発明は、前記検査用回路を、前記導電体層と前記アノードとの間にめっき液を満たす前に形成し、前記検査用回路に所定電圧または電流を与えて該検査用回路の電気特性値を測定することを特徴とする請求項5記載の接点の接触状態検査方法である。
請求項7に記載の発明は、前記電気特性値は、前記検査用回路を構成する前記接点と前記導電体層との間の接触抵抗であることを特徴とする請求項5または6記載の接点の接触状態検査方法である。
請求項8に記載の発明は、前記検査用回路に、パルス電圧またはパルス電流を与えることを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載の接点の接触状態検査方法である。
本発明によれば、基板をセッティングした状態で、接点と導電体層との間に接触不良が生じているか否かを、例えばめっき処理を行う前に検出することができ、これによって、接点に接触不良(異常)が生じている場合に、基板を再度セッティングし直すことで、接点と導電体層との間に接触不良を起こしたままの状態でめっき処理を行うことをなくして、接点の損傷を防止するとともに、歩留りを向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。この実施の形態は、半導体基板の表面に設けた配線用の微細窪みに銅を埋込んで銅層からなる配線を形成するようにした例を示す。
図3は、本発明の実施の形態に係るめっき装置を備えた基板処理装置の全体配置図を示す。図3に示すように、この基板処理装置には、同一設備内に位置して、内部に複数の基板Wを収納する2基のロード・アンロード部10と、めっき処理を行う2基のめっき装置12と、ロード・アンロード部10とめっき装置12との間で基板Wの受渡しを行う搬送ロボット14と、めっき液タンク16を有するめっき液供給設備18が備えられている。
めっき装置12には、図4に示すように、めっき処理及びその付帯処理を行う基板処理部20が備えられ、この基板処理部20に隣接して、めっき液を溜めるめっき液トレー22が配置されている。また、回転軸24を中心に揺動する揺動アーム26の先端に保持されて基板処理部20とめっき液トレー22との間を揺動する電極ヘッド28を有する電極アーム部30が備えられている。更に、基板処理部20の側方に位置して、プレコート・回収アーム32と、純水やイオン水等の薬液、更には気体等を基板に向けて噴射する固定ノズル34が配置されている。この例にあっては、3個の固定ノズル34が備えられ、その内の1個を純水の供給用に用いている。
基板処理部20には、図5に示すように、基板の表面(被めっき面)を上向きにして基板Wを保持する基板保持部36と、この基板保持部36の上方に該基板保持部36の周縁部を囲繞するように配置された電極部38が備えられている。更に、基板保持部36の周囲を囲繞して処理中に用いる各種薬液の飛散を防止する有底略円筒状のカップ40が、エアシリンダ(図示せず)を介して上下動自在に配置されている。
ここで、基板保持部36は、エアシリンダ44によって、下方の基板受渡し位置Aと、上方のめっき位置Bと、これらの中間の前処理・洗浄位置Cとの間を昇降し、図示しない回転モータ及びベルトを介して、任意の加速度及び速度で電極部38と一体に回転するように構成されている。この基板受渡し位置Aに対向して、めっき装置12のフレーム側面の搬送ロボット14側には、基板搬出入口(図示せず)が設けられ、また基板保持部36がめっき位置Bまで上昇した時に、基板保持部36で保持された基板Wの周縁部に下記の電極部38のシール材90と接点部材88が当接するようになっている。一方、カップ40は、その上端が基板搬出入口下方に位置し、図5に仮想線で示すように、上昇した時に基板搬出入口を塞いで電極部38の上方に達するようになっている。
めっき液トレー22は、めっき処理を実施していない時に、電極アーム部30の下記の高抵抗構造体110及びアノード98をめっき液で湿潤させるためのもので、この高抵抗構造体110が収容できる大きさに設定され、図示しないめっき液供給口とめっき液排水口を有している。また、フォトセンサがめっき液トレー22に取付けられており、めっき液トレー22内のめっき液の満水、即ちオーバーフローと排水の検出が可能になっている。
電極アーム部30は、下記のように、サーボモータからなる上下動モータ132とボールねじ134を介して上下動し、旋回モータを介して、めっき液トレー22と基板処理部20との間を旋回(揺動)するようになっているが、空気圧アクチュエータを使用しても良い。
また、プレコート・回収アーム32は、図6に示すように、上下方向に延びる支持軸58の上端に連結されて、ロータリアクチュエータ60を介して旋回(揺動)し、エアシリンダ(図示せず)を介して上下動するよう構成されている。このプレコート・回収アーム32には、その自由端側にプレコート液吐出用のプレコートノズル64が、基端側にめっき液回収用のめっき液回収ノズル66がそれぞれ保持されている。そして、プレコートノズル64は、例えばエアシリンダによって駆動するシリンジに接続されて、プレコート液がプレコートノズル64から間欠的に吐出され、また、めっき液回収ノズル66は、例えばシリンダポンプまたはアスピレータに接続されて、基板上のめっき液がめっき液回収ノズル66から吸引されるようになっている。
基板保持部36は、図7乃至図9示すように、円板状の基板ステージ68を備え、この基板ステージ68の周縁部の円周方向に沿った6カ所に、上面に基板Wを水平に載置して保持する支持腕70が立設されている。この支持腕70の1つの上端には、基板Wの端面に当接して位置決めする位置決め板72が固着され、この位置決め板72を固着した支持腕70に対向する支持腕70の上端には、基板Wの端面に当接し回動して基板Wを位置決め板72側に押付ける押付け片74が回動自在に支承されている。また、他の4個の支持腕70の上端には、回動して基板Wをこの上方から下方に押付けるチャック爪76が回動自在に支承されている。
ここで、押付け片74及びチャック爪76の下端は、コイルばね78を介して下方に付勢した押圧棒80の上端に連結されて、この押圧棒80の下動に伴って押付け片74及びチャック爪76が内方に回動して閉じるようになっており、ステージ68の下方には、押圧棒80に下面に当接してこれを上方に押上げる支持板82が配置されている。
これにより、基板保持部36が図5に示す基板受渡し位置Aに位置する時、押圧棒80は支持板82に当接し上方に押上げられて、押付け片74及びチャック爪76が外方に回動して開き、基板ステージ68を上昇させると、押圧棒80がコイルばね78の弾性力で下降して、押付け片74及びチャック爪76が内方に回転して閉じるようになっている。
前記電極部38は、図10及び図11に示すように、支持板82(図9等参照)の周縁部に立設した支柱84の上端に固着した環状の枠体86と、この例では、円周方向に沿って6分割して枠体86の下面に配置した接点部材88と、この接点部材88の上方を覆うように枠体86の上面に取付けた環状のシール材90とを有している。シール材90は、その内周縁部が内方に向け下方に傾斜し、かつ徐々に薄肉となって、内周端部が下方に垂下するように構成されている。
各接点部材88は、電源114(図13参照)から個別に電圧が印加されるよう構成されているとともに、各接点部材88には、所定のピッチで内方に板ばね状に突出して突出端が下方に垂下する複数の接点300が、この例では、接触部材88毎に各7個が設けられている。なお、この接点部材88の数(分割数)や、各接点部材88に設けられる接点300の数は、任意に設定され、設定部材毎に1個の接点を有するようにしてもよい。
これにより、図5に示すように、基板保持部36がめっき位置Bまで上昇した時に、この基板保持部36で保持した基板Wの周縁部に接点部材88の各接点300が押付けられて通電し、同時にシール材90の内周端部が基板Wの周縁部上面に圧接し、ここを水密的にシールして、基板の上面(被めっき面)に供給されためっき液が基板Wの端部から染み出すのを防止するとともに、めっき液が接点部材88を汚染することを防止するようになっている。
また、このように、基板Wの外周縁に沿った位置に、等ピッチで配置された多数の接点300を有し、円周方向に複数に分割された接点部材88を配置し、この多数の接点300を基板Wの表面に形成したシード層7(図14参照)等の導電体層に同時に接触させた状態で、各接点部材88に独立に電圧を印加して導電体層(シード層7)に陰極電位を与えることで、めっきを行う時に、基板Wの表面(導電体層)とアノード98との間に、基板Wの全面に亘って、より均等に電界を分布させることができる。
そして、この例では、接点300のシード層7(図14参照)等の導電体層との接触状態を検出するために、以下のような構成が備えられている。すなわち、スイッチ302を入れることで、2つの接触部材88,88を導電体層を介して直列に接続して検査用回路304を形成する検査回路部306が備えられている。そして、この検査回路部306には、前述のようにして形成した検査用回路304に、例えばパルス電圧を印加する検査用電源(パルスジェネレータ)310と、検査用電源310からパルス電圧を印加したときに検査用回路304を流れる電流を測定して、間接的に抵抗値(接触抵抗)を測定する抵抗測定器としての電流計312がそれぞれ介装されている。
これによって、前述のようにして、全ての接点300を基板Wに形成した導電体層としてのシード層7(図14参照)に接触させた状態で、スイッチ302を入れることで、該シード層7を介して直列に接続させた検査用回路304を形成する。そして、この検査用回路304に、検査用電源310からパルス電圧を印加して、この検査用回路304を流れる電流を電流計312で測定することで、接点部材88に備えられている接点300と導電体層(シード層7)との間の接触抵抗を間接的に測定し、ある電圧条件の下で、この測定値が基準となる接触抵抗以下にならなけければ、接点部材88の少なくとも1つの接点300と導電体層(シード層7)との間に接触不良(導通異常)があると判断するようになっている。これにより、基板Wをセッティングした状態で、接点300と導電体層(シード層7)との間に接触不良が生じているか否かを、例えばめっき処理を行う前に検出することができる。
この例において、電極部38は、上下動不能で基板保持部36と一体に回転するようになっているが、上下動自在で、下降した時にシール材90が基板Wの被めっき面に圧接するように構成しても良い。
前記電極アーム部30の電極ヘッド28は、図12及び図13に示すように、揺動アーム26の自由端にボールベアリング92を介して連結したハウジング94と、このハウジング94の下端開口部を塞ぐように配置された高抵抗構造体110とを有している。すなわち、このハウジング94の下部には、内方に突出した内方突出部94aが、高抵抗構造体110の上部にはフランジ部110aがそれぞれ設けられ、このフランジ部110aを内方突出部94aに引っ掛け、更にスペーサ96を介装することで、ハウジング94に高抵抗構造体110が保持されている。これによって、ハウジング94の内部に中空のめっき液室100が区画形成されている。
この高抵抗構造体110は、アルミナ,SiC,ムライト,ジルコニア,チタニア,コージライト等の多孔質セラミックスまたはポリプロピレンやポリエチレンの焼結体等の硬質多孔質体、あるいはこれらの複合体、更には織布や不織布で構成される。例えば、アルミナ系セラミックスにあっては、ポア径30〜200μm、SiCにあっては、ポア径30μm以下、気孔率20〜95%、厚み1〜20mm、好ましくは5〜20mm、更に好ましくは8〜15mm程度のものが使用される。この例では、例えば気孔率30%、平均ポア径100μmでアルミナ製の多孔質セラミックス板から構成されている。そして、この内部にめっき液を含有させることで、つまり多孔質セラミックス板自体は絶縁体であるが、この内部にめっき液を複雑に入り込ませ、厚さ方向にかなり長い経路を辿らせることで、めっき液の電気伝導率より小さい電気伝導率を有するように構成されている。
このように高抵抗構造体110をめっき液室100内に配置し、この高抵抗構造体110によって大きな抵抗を発生させることで、シード層7(図14参照)の抵抗の影響を無視できる程度となし、基板Wの表面の電気抵抗による電流密度の面内差を小さくして、めっき膜の面内均一性を向上させることができる。
前記めっき液室100内には、アノード98が、この上方に配置しためっき液導入管104の下面に取付けられて配置されている。そして、このめっき液導入管104には、めっき液導入口104aが設けられ、このめっき液導入口104aにめっき液供給設備18(図3参照)から延びるめっき液供給管102が接続され、更に、ハウジング94の上面に設けられためっき液排出口94bにめっき液室100に連通するめっき液排出管106が接続されている。
めっき液導入管104は、被めっき面に均一にめっき液を供給できるように、マニホールド構造が採用されている。即ち、その長手方向に沿った所定の位置に、この内部に連通する多数の細管112を連結している。そして、アノード98及び高抵抗構造体110のこの細管112に対応する位置には細孔が設けられ、細管112は、これらの細孔内を下方に延びて、高抵抗構造体110の下面乃至該下面付近に達するように構成されている。
これにより、めっき液供給管102からめっき液導入管104に導入されためっき液は、細管112を通過して高抵抗構造体110の下方に達し、この高抵抗構造体110の内部を通過してめっき液室100内を満たしてアノード98をめっき液中に浸漬させ、めっき液排出管106を吸引することで、めっき液排出管106から排出されるようになっている。
ここで、アノード98は、スライムの生成を抑制するため、含有量が0.03〜0.05%のリンを含む銅(含リン銅)で構成されているが、不溶解のものを使用してもよい。
また、各接点部材88は、めっき電源114の陽極に、アノード98はめっき電源114の陰極にそれぞれ電気的に接続される。
更に、ボールベアリング92は、保持部124を介して揺動アーム26に吊下げ保持されている。また、揺動アーム26は、サーボモータからなる上下動モータ132とボールねじ134を介して上下動するように構成されている。この上下機構は空気圧アクチュエータであってもよい。
そして、電解めっきを行うときには、基板保持部36がめっき位置B(図5参照)にある時に、基板保持部36で保持した基板Wと高抵抗構造体110との隙間が、例えば0.1〜3mm程度となるまで電極ヘッド28を下降させ、この状態で、めっき液供給管102からめっき液(めっき液)を供給して、高抵抗構造体110にめっき液を含ませながら、基板Wの上面(被めっき面)からめっき液室100の内部をめっき液で満たす。これによって、基板Wの被めっき面にめっきを施す。
次に、前記のめっき装置を備えた基板処理装置の操作について説明する。
先ず、ロード・アンロード部10からめっき処理前の基板Wを搬送ロボット14で取出し、表面(被めっき面)を上向きにした状態で、フレームの側面に設けられた基板搬出入口から一方のめっき装置12の内部に搬送する。この時、基板保持部36は、下方の基板受渡し位置Aにあり、搬送ロボット14は、そのハンドがステージ68の真上に到達した後に、ハンドを下降させることで、基板Wを支持腕70上に載置する。そして、搬送ロボット14のハンドを、前記基板搬出入口を通って退去させる。
搬送ロボット14のハンドの退去が完了した後、カップ40を上昇させ、同時に基板受渡し位置Aにあった基板保持部36を前処理・洗浄位置Cに上昇させる。この時、この上昇に伴って、支持腕70上に載置された基板は、位置決め板72と押付け片74で位置決めされ、チャック爪76で確実に把持される。
一方、電極アーム部30の電極ヘッド28は、この時点ではめっき液トレー22上の通常位置にあって、高抵抗構造体110あるいはアノード98がめっき液トレー22内に位置しており、この状態でカップ40の上昇と同時に、めっき液トレー22及び電極ヘッド28にめっき液の供給を開始する。そして、基板のめっき工程に移るまで、新しいめっき液を供給し、併せてめっき液排出管106を通じた吸引を行って、高抵抗構造体110に含まれるめっき液の交換と泡抜きを行う。なお、カップ40の上昇が完了すると、フレーム側面の基板搬出入口はカップ40で塞がれて閉じ、フレーム内外の雰囲気が遮断状態となる。
カップ40が上昇するとプレコート処理に移る。即ち、基板Wを受取った基板保持部36を回転させ、待避位置にあったプレコート・回収アーム32を基板と対峙する位置へ移動させる。そして、基板保持部36の回転速度が設定値に到達したところで、プレコート・回収アーム32の先端に設けられたプレコートノズル64から、例えば界面活性剤からなるプレコート液を基板の被めっき面に間欠的に吐出する。この時、基板保持部36が回転しているため、プレコート液は基板Wの被めっき面の全面に行き渡る。次に、プレコート・回収アーム32を待避位置へ戻し、基板保持部36の回転速度を増して、遠心力により基板Wの被めっき面のプレコート液を振り切って乾燥させる。
プレコート完了後にめっき処理に移るのであるが、このめっき処理に先立って、各接点部材88の各接点300の接触状態を検査する。つまり、基板保持部36を、この回転を停止させた状態で、めっきを施すめっき位置Bまで上昇させ、これによって、基板Wの周縁部を接点部材88の接点300に接触させて通電可能な状態となし、同時に基板Wの周縁部上面にシール材90を圧接させて、基板Wの周縁部を水密的にシールする。この状態で、前述のように、スイッチ302を入れて、基板Wの表面に形成したシード層7(図14参照)を介して直列に接続させた検査用回路304を形成する。そして、この検査用回路304に、検査用電源310からパルス電圧を印加して、接点部材88に備えられている接点300と導電体層(シード層7)との間の接触抵抗を、電流計312を介して間接的に測定する。そして、この接触抵抗が、ある電圧条件の下で、基準となる接触抵抗以下にならなけければ、接点部材88の少なくとも1つの接点300とシード層7との間に接触不良(導通異常)があると判断する。
このように、接点部材88の少なくとも1つの接点300とシード層7との間に接触不良(導通異常)があると判断した場合には、基板保持部36を基板受渡し位置Aまで一旦下降させ、しかる後、再度めっき位置Bまで上昇させることで、基板Wのセッティングをやり直す。このように、接点300に接触不良(異常)が生じている場合に、基板Wを再度セッティングし直すことで、接点300と導電体層(シード層7)との間に接触不良を起こしたままの状態でめっき処理を行うことをなくして、接点300の損傷を防止するとともに、歩留りを向上させることができる。
そして、接点300に接触異常がないと判断した時に、電極アーム部30をめっき液トレー22上方からめっき処理を施す位置の上方に電極ヘッド28が位置するように水平方向に旋回させ、この位置に到達した後に、電極ヘッド28を電極部38に向かって下降させる。この時、高抵抗構造体110を基板Wの被めっき面に接触することなく、0.1mm〜3mm程度に近接した位置とし、電極ヘッド28の下降が完了した時点で、めっき処理を開始する。
つまり、めっき電源114の陰極を接点部材88に、陽極をアノード98にそれぞれ接続し、接点部材88とアノード98との間に、例えば一定の電圧を印加する定電圧制御を行いながら、めっき液供給管102からめっき液を電極ヘッド28の内部に供給して、高抵抗構造体110にめっき液を含ませながら、基板Wの上面(被めっき面)からめっき液室100の内部をめっき液で満たす。
そして、液張りの終了後に、接点部材88とアノード98との間に、例えば一定の電流を流す定電流制御を行いながら、基板の表面(シード層7)にめっき膜を成長させる。この時、必要に応じて、基板保持部36を低速で回転させる。
めっき処理が完了すると、電極アーム部30を上昇させ旋回させてめっき液トレー22上方へ戻し、通常位置へ下降させる。次に、プレコート・回収アーム32を待避位置から基板Wに対峙する位置へ移動させて下降させ、めっき液回収ノズル66から基板W上のめっき液の残液を回収する。この残液の回収が終了した後、プレコート・回収アーム32を待避位置へ戻し、基板のめっき面のリンスのために、純水用の固定ノズル34から基板Wの中央部に純水を吐出し、同時に基板保持部36をスピードを増して回転させて基板Wの表面の被めっき液を純水に置換する。このように、基板Wのリンスを行うことで、基板保持部36をめっき位置Bから下降させる際に、めっき液が跳ねて、電極部38の接点部材88が汚染されることが防止される。
リンス終了後に水洗工程に入る。即ち、基板保持部36をめっき位置Bから前処理・洗浄位置Cへ下降させ、純水用の固定ノズル34から純水を供給しつつ基板保持部36及び電極部38を回転させて水洗を実施する。この時、電極部38に直接供給した純水、又は基板Wの面から飛散した純水によってシール材90及び接点部材88も基板と同時に洗浄することができる。
水洗完了後にドライ工程に入る。即ち、固定ノズル34からの純水の供給を停止し、更に基板保持部36及び電極部38の回転スピードを増して、遠心力により基板表面の純水を振り切って乾燥させる。併せて、シール材90及び接点部材88も乾燥される。ドライ工程が完了すると基板保持部36及び電極部38の回転を停止させ、基板保持部36を基板受渡し位置Aまで下降させる。すると、チャック爪76による基板Wの把持が解かれ、基板Wは、支持腕70の上面に載置された状態となる。これと同時に、カップ40も下降させる。
以上でめっき処理及びそれに付帯する前処理や洗浄・乾燥工程の全て工程を終了し、搬送ロボット14は、そのハンドを基板搬出入口から基板Wの下方に挿入し、そのまま上昇させることで、基板保持部36から処理後の基板Wを受取る。そして、搬送ロボット14は、この基板保持部36から受取った処理後の基板Wをロード・アンロード部10に戻す。
なお、上記の例では、検査用回路にパルス電圧を印加するようにした例を示しているが、このパルス電圧の代わりにパルス電流を印加したり、一定電流または電圧を印加したりするようにしてもよい。また、検査用回路を流れる電流を測定して、接触抵抗を間接的に測定するようにした例を示しているが、この電圧、電流及び抵抗の組合せは、プロセス上測定し易いものを任意に選択して用いればよい。
本発明の原理の説明に付する検査用回路を構成した状態を示す図である。 図1に示す検査用回路にパルス電圧を印加しながら、電圧を変えた時の電圧と接触抵抗との関係を示すグラフである。 本発明の実施の形態のめっき装置を備えた基板処理装置の全体を示す平面図である。 図3に示すめっき装置を示す平面図である。 図4に示すめっき装置の基板保持部及び電極部の拡大断面図である。 図4に示すめっき装置のプレコート・回収アームを示す正面図である。 図4に示すめっき装置の基板保持部の平面図である。 図7のB−B線断面図である。 図7のC−C線断面図である。 図4に示すめっき装置の電極部の平面図である。 図10のD−D線断面図である。 図4に示すめっき装置の電極アーム部の平面図である。 図4に示すめっき装置の電極ヘッド及び基板保持部を概略的に示す電解めっき時における断面図である。 めっき処理によって銅配線を形成する例を工程順に示す図である。
符号の説明
6 銅膜
7 シード層(導電体層)
12 めっき装置
20 基板処理部
26 揺動アーム
28 電極ヘッド
30 電極アーム部
36 基板保持部
38 電極部
68 基板ステージ
70 支持腕
88 接点部材
94 ハウジング
98 アノード
110 高抵抗構造体
114 電源
200 導電体層
202a,202b,202c,202d,300 接点
204a,204b,304 検査用回路
206,310 検査用電源
208,312 電流計(測定器)
302 スイッチ
306 検査回路部

Claims (8)

  1. 基板の表面に形成した導電体層に接触して陰極電位を与える接点を有する複数の接点部材を備え、電圧を印加してカソードとした導電体層とアノードとの間にめっき液を満たしてめっきを行うめっき装置において、
    前記接点部材の少なくとも2つ以上を、前記導電体層を介して直列に接続して検査用回路を形成する検査回路部と、
    前記検査用回路に所定電圧または電流を与える検査用電源と、
    前記検査用回路の電気特性値を測定する測定器を有することを特徴とするめっき装置。
  2. 前記検査用回路を、前記導電体層と前記アノードのとの間にめっき液を満たす前に形成することを特徴とする請求項1記載のめっき装置。
  3. 前記電気特性値は、前記検査用回路を構成する前記接点と前記導電体層との間の接触抵抗であることを特徴とする請求項1または2記載のめっき装置。
  4. 前記検査用回路に与える所定電圧または電流は、パルス電圧またはパルス電流であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のめっき装置。
  5. 基板の表面に形成した導電体層に接触して陰極電位を与える接点を有する複数の接点部材を備え、電圧を印加してカソードとした導電体層とアノードとの間にめっき液を満たしてめっきを行うめっき装置における前記接点の接触状態を検査する接点の接触状態検査方法であって、
    前記接点部材の少なくとも2つ以上を、前記導電体層を介して直列に接続して検査用回路を形成し、
    前記検査用回路に所定電圧または電流を与えて該検査用回路の電気特性値を測定することを特徴とする接点の接触状態検査方法。
  6. 前記検査用回路を、前記導電体層と前記アノードとの間にめっき液を満たす前に形成し、前記検査用回路に所定電圧または電流を与えて該検査用回路の電気特性値を測定することを特徴とする請求項5記載の接点の接触状態検査方法。
  7. 前記電気特性値は、前記検査用回路を構成する前記接点と前記導電体層との間の接触抵抗であることを特徴とする請求項5または6記載の接点の接触状態検査方法。
  8. 前記検査用回路に、パルス電圧またはパルス電流を与えることを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載の接点の接触状態検査方法。
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