JP2005145548A - 流体供給装置 - Google Patents

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直 佐々木
Kazuhiro Obara
一洋 小原
Eizo Yazawa
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Abstract

【課題】 本発明は複数の容器を組み合わせて給液を行う場合に設定量が正しいことを確認できることを課題とする。
【解決手段】 計量機に設けられた表示器34,36は、購入したプリペイドカードをカードリーダに挿入してカード情報を読み取らせると、カード情報に基づいて設定量表示部48に設定量が表示され、且つ缶数表示部50に容器容量及び函数(ポリ容器数)を表示する。そのため、顧客は、給液を開始する前に設定量(供給量)とポリ容器44の容量及び函数を確認することができ、設定量を誤って設定した場合には、缶数表示部50に表示された容器容量及び函数が所持している容器容量及び函数と異なる値になるため、設定間違いであることを容易に確認することができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は流体供給装置に係り、特に流体供給を開始する前に大きさの異なる被供給容器の個数が分かるように構成された流体供給装置に関する。
近年、給液所以外でも、灯油の販売が行われている。このように、灯油の販売を行う店舗では、セルフサービス方式の灯油専用計量機が設けられており、顧客が空のポリ容器(被供給容器)を持参して計量機の給液ノズルをポリ容器の給液口に差し込んで給液を行う(例えば、特許文献1参照)。
また、灯油専用の計量機は、計量機から導出される可撓性を有する給液ホースと、その給液ホース先端に設けられてポリ容器の給液口に挿入される給液ノズルとを有している。
このようなセルフサービス方式の灯油専用計量機を用いてポリ容器に灯油を供給する場合、顧客は、予め供給量に応じた金額の紙幣を券売機に投入してプリペイドカードを購入する。次に顧客は、購入したプリペイドカードをカードリーダに挿入してカード情報を読み込ませる。
そして、計量機に設けられた給液ノズルの吐出パイプをポリ容器の給液口に挿入した後、給液ノズルのノズルレバーを開弁方向に操作して灯油の供給を開始する。
そして、ポリ容器内の液面が上昇して給液ノズルの吐出パイプに達するとノズルレバーを閉弁方向に操作して給液ノズルの主弁が閉弁する。このとき、目標とする20リットルあるいは18リットルに達していないので、顧客は給液ノズルのノズルレバーを半開に操作して少流量で給液を行う。そして、計量機の表示器に20リットルあるいは18リットルが表示されるまで、少量給液操作を行う。
さらに、計量機には、カードリーダによって読み込まれたプリペイドカードのカード情報に基づき、供給可能な総供給量がプリセットされ、計量機では給液開始釦が押圧操作されて給液ポンプが起動され、プリセットされた設定量が給液されるまで給液ポンプが駆動される。
また、上記特許文献1では、プリペイドカードをポリ容器毎に購入する方式であり、給液すべきポリ容器の数だけの枚数のプリペイドカードを購入しなければならず、複数のポリ容器への給液を行う場合には、カード枚数が増えて面倒である。そのため、複数のポリ容器の容量を合計した値を1枚のプリペイドカードにまとめて記憶させることにより、カード発行枚数を減らすことが考えられている。
特開2000−203698号公報
しかしながら、顧客が複数のポリ容器の総容量に相当するカード情報としての総供給量が記憶されたプリペイドカードを購入する場合には、まず供給すべき総供給量を入力し、その総供給量に相当する給液料金を投入することで購入できるが、顧客が各ポリ容器の容量を確認せずにプリペイドカードを購入してしまう場合があり、この場合には顧客が用意したポリ容器の個数では購入したプリペイドカードに記憶された総供給量を全て給液することができなくなることがある。
また、計量機では、プリペイドカードがカードリーダに挿入されてカード情報が読み込まれると、その総供給量を表示するだけであるので、顧客は、プリペイドカードのカード情報によって設定される総供給量に対してどの容量のポリ容器を何個ずつ用意すれば良いのかが分からず、例えば、カード情報の総供給量が58リットルの場合には、20リットルポリ容器が2個、18リットルポリ容器が1個といった具合に大きさの異なる各ポリ容器の個数を確認しなければならず、各ポリ容器の個数及び容量の合計値を正確に求めることが難しくなる。
そこで、本発明は上記課題を解決した流体供給装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、
被供給容器へ流体を供給する流体供給手段と、
前記流体供給手段により供給しようとする流体の供給量を設定量として設定する供給量設定手段と、
該供給量設定手段により設定された設定量を記憶する設定量記憶手段と、
前記流体供給手段による前記流体の供給量が前記設定量記憶手段に記憶された設定量に達したときに前記流体の供給を停止するように前記流体供給手段を制御する制御手段とを有する流体供給装置において、
前記設定量記憶手段に記憶された設定量を供給するために必要な前記被供給容器の個数を演算するための容器個数演算手段と、
前記容器個数演算手段により演算された前記被供給容器の個数を報知する報知手段と、
を備えたことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、前記容器個数演算手段が、容量の異なる被供給容器の容量で除算して供給可能な各被供給容器毎の個数を演算し、
前記報知手段は、前記容器個数演算手段により演算された各被供給容器毎の個数を報知することを特徴とするものである。
請求項3記載の発明は、前記供給量設定手段が、予め購入されたカードに記憶された情報を読み取り、当該情報に基づき設定量を設定可能とすることを特徴とするものである。
請求項4記載の発明は、流体供給開始が行われない場合には、前記カードを返却することを特徴とするものである。
請求項5記載の発明は、流体の供給が行われると、前記カードを返却できないように回収することを特徴とするものである。
上記請求項1の発明によれば、設定量記憶手段に記憶された設定量を供給するために必要な被供給容器の個数を演算し、演算された被供給容器の個数を報知することにより、給液を開始する前に被供給容器が何個あれば良いのかが分かる。
また、請求項2の発明によれば、容量の異なる被供給容器の容量で除算して供給可能な各被供給容器毎の個数を演算することにより、容量の異なる各被供給容器の組み合わせの場合でも報知することができる。
また、請求項3の発明によれば、予め購入されたカードに記憶された情報を読み取り、当該情報に基づき設定量を設定可能とするので、設定量の設定操作が簡略化され、比較的容易に設定量の設定を行えると共に、設定釦を操作する場合よりも操作ミスによる誤設定を防止できる。
また、請求項4の発明によれば、流体供給開始が行われない場合には、カードを返却することにより、間違ったカード情報が記憶されたカードのカード情報を修正することが可能になる。
また、請求項5の発明によれば、流体の供給が行われると、カードを返却できないように回収することにより、使用済みのカードを用いたカード偽造や改造などの不正使用を防止できる。
以下、図面と共に本発明の一実施例について説明する。
図1は本発明になる流体供給装置の一実施例が適用された燃料供給システムを示す構成図である。
図1に示されるように、燃料供給システム10は、灯油をセルフサービス方式で販売するためのシステムであり、POS本体12と、カードリーダ14と、計量機16と、カード自動販売機(券売機)18とから構成されている。また、POS本体12及びカードリーダ14は、シリアル回線からなるSS−LAN20を介して計量機16と接続されている。
カード自動販売機18は、顧客が入力した供給量に応じた料金を投入することで、当該供給量をカード情報として記憶されたプリペイドカードを発行する。
また、POS本体12は、管理キースイッチ、カードリーダ、各種操作スイッチ釦、各種メーセージを表示する表示器などが配設されている。また、POS本体12は、SS−LAN20を介して計量機16及びカードリーダ14と通信可能に接続されており、カードリーダ14にプリペイドカードが挿入されると、計量機16に対し給液許可信号を出力すると共に、プリペイドカードに記憶されたカード情報に基づいて給液すべき供給量を設定量としてプリセットする。
また、カードリーダ14には、カード自動販売機18で購入されたプリペイドカードが挿入されるカード挿入部14aを有する。本実施例では、プリペイドカードに磁気記録方式の磁気カードを用いた場合を一例として説明する。
カードリーダ14は、プリペイドカードが挿入されると、プリペイドカードの磁気記憶部に記憶されたカード情報(供給量)を読み込む。そして、プリペイドカードから読み込んだカード情報(供給量)を設定量として計量機16に転送し、給液が終了した時点で挿入されたプリペイドカードを返却せずに回収するよう構成されている。
計量機16は、左右側面にセルフサービス給液を行なう給液系統24,26が設けられている。給液系統24,26は、夫々給液ノズル28、給液ホース30を有している。
カード自動販売機18は、紙幣投入口18a、コイン投入口18b、給液すべき供給量を指定するための入力操作部18c、指定された供給量がカード情報として記憶されたカードを排出するカード排出部18d、釣り銭払出し部18eを有する。尚、入力操作部18cとしては、タッチパネル式の入力方法でも良いし、あるいはテンキーや各供給量毎のプッシュ式スイッチを複数個設けるようにしても良い。
図2は計量機16の正面図である。
図2に示されるように、計量機16は、前面に給液系統24,26に対応する表示器(報知手段)34,36と、ノズル掛け38,40とが設けられている。また、ノズル掛け38,40には、給液ノズル28が掛止された状態でオフになるノズルスイッチ42が設けられている。
給液を行う際には、ポリ容器44を計量機16の側方に置いて、ノズル掛け38,40から給液ノズル28を外してポリ容器44の給液口44aに給液ノズル28の吐出パイプを挿入する。計量機16は、カードリーダ14からカード情報(供給量)が入力されると、給液ポンプを起動させる。
そして、給液ノズル28のノズルレバーが開弁位置に操作されると、給液ホース30及び給液ノズル28を介してポリ容器44への給液を開始する。顧客は、ポリ容器44の給液口44aに液面が上昇すると、少量給液を行ない、ポリ容器44が満タンになると、給液ノズル28のノズルレバーを閉弁位置に戻して当該ポリ容器44への給液操作が終了する。
また、計量機16の前面には、表示器34,36の表示された数値をみて設定量が間違っていることに気付いた顧客が今回の給液をキャンセルするためのキャンセル45が設けられている。尚、キャンセルスイッチ45がオンに操作された場合には、カードリーダ14に挿入されたプリペイドカードが返却される。
図3は表示器34,36を拡大して示す正面図である。
図3に示されるように、表示器34,36は、ポリ容器44に給液された供給量を表示する供給量表示部46と、プリペイドカードから読み込んだカード情報(供給量)により設定された設定量を表示する設定量表示部48と、設定量からポリ容器44の容量(18リットルまたは20リットル)で割り切れる整数を給液する際に用意すべき缶数として表示する缶数表示部50とが設けられている。
従って、表示器34,36は、購入したプリペイドカードをカードリーダ14に挿入してカード情報を読み取らせると、カード情報に基づいて設定量表示部48に設定量が表示され、且つ缶数表示部50に容器容量及び函数(ポリ容器数)が表示される。そのため、顧客は、給液を開始する前に設定量(供給量)とポリ容器44の容量及び函数を確認することができ、設定量を誤って設定した場合には、缶数表示部50に表示された容器容量及び函数が所持している容器容量及び函数と異なる値になるため、設定間違いであることを確認することが可能になる。
図4は計量機16の各機器の構成を示すブロック図である。
図4に示されるように、計量機16はコンピュータからなる制御回路52を有する。尚、制御回路52は、給液系統24,26を制御しているが、図4では一方のみの構成が示されている。
制御回路52には、各給液経路に設けられた表示器34、キャンセルスイッチ45、電磁弁54、給液ポンプ56、流量計58、メモリ60と、ノズル掛け38に設けられたノズルスイッチ42、スピーカ66、カード駆動モータ68、カード検出センサ70が接続されている。また、制御回路52には、前述したPOS本体12と、カードリーダ14とが接続されている。
メモリ60には、プリペイドカードのカード情報により設定された設定量を記憶する記憶エリア(設定量記憶手段)が設けられている。また、メモリ60には、プリペイドカードのカード情報を読み取ったカードリーダ14からの指示により供給を開始し、供給量が設定量に達したときに供給を停止するように制御する制御プログラム(制御手段)と、プリペイドカードに記憶された設定量を供給するために必要なポリ容器44の個数を演算するための制御プログラム(容器個数演算手段)と、演算されたポリ容器44の個数を報知する制御プログラム(報知手段)とが格納されている。
また、メモリ60には、予めポリ容器44の容量が記憶されており、本実施例では例えば、18リットル、20リットルが登録されている。尚、ポリ容器44の種類によっては、18リットル、20リットル以外の容量を有するポリ容器の容量を記憶させることも可能である。
図5はカードリーダ14の概略構成を示す図である。
図5に示されるように、カードリーダ14は、カード挿入口14aに挿入された料金先払い方式のプリペイドカード(以下「カード」と言う)72を検出するカード検出機構73と、挿入されたカード72を搬送するカード搬送機構74と、カード搬送機構74により内部に搬送された新規のカード72に記憶されたカード情報を読み取る磁気ヘッド76と、設定量の供給が終了すると使用済みのカード72を回収するカード収納部80とを有する。
カード検出センサ70は、発光素子82、受光素子84、発光回路86、受光回路88により構成されている。カード挿入口14aには、発光素子82と受光素子84とが対向するように設けられている。カード72がカード挿入口14aに挿入された状態のときは、発光素子98からの光がカード72によって遮断されて受光素子84の出力がLレベルに低下する。そして、カード72がカード挿入口14aを通過すると、発光素子82からの光が受光素子84に受光されるため、受光素子84の出力がHレベルに変化する。
従って、発光素子82は、発光回路86により光を下方に向けて照射し、受光素子84は受光した光量に応じたレベルの信号を受光回路88へ出力する。そして、制御回路52は、受光回路88から出力されたカード検出信号により、カード駆動モータ68を所定時間順方向に回転駆動してカード72を挿入方向(A方向)に搬送する。
カード搬送機構74は、カード挿入口14aの内側に設けられたカード搬送用ローラ92〜95と、カード搬送用ローラ92〜95を回転駆動するカード駆動モータ68とから構成されている。また、カード駆動モータ68は、キャンセルスイッチ45がオンに操作された場合、カード搬送用ローラ92〜95を逆方向に回転駆動してカード72を排出方向(B方向)に搬送する。
磁気ヘッド76で読み取られたカード情報は、磁気ヘッド読み取り回路78により設定量を示す設定データに変換されて制御回路52に入力される。また、カード72は、カード情報が磁気ヘッド76により読み取られた後、カード搬送機構74によって挿入状態に保持されており、カード情報に基づいて設定された設定量(供給量)が供給し終わると、カード搬送機構74によりカード収納部80に搬送されて回収される。このように、カード72が顧客に返却されないため、カード72の偽造や、カード72の不正使用が防止される。
ここで、制御回路52が実行する制御処理について図6及び図7のフローチャートを参照して説明する。
図6に示されるように、S11において、カード挿入が検出されたかどうかを確認する。S11でカード検出センサ70からカード検出信号が出力されたとき、カード72がカード挿入口14aに挿入されたものと判断してS12に進む。S12では、カード72に記憶されたカード情報から供給量を読み込む。
S13では、カード72から読み込まれた供給量Xをポリ容器44の容量の一つである18リットルで除算した値Nを求める(容器個数演算手段)。
続いて、S14に進み、上記S13で算出された数値Nが整数かどうかを確認する。S14において、S13で算出された数値Nが整数である場合には、S15に進み、供給量X、18リットル缶、ポリ容器44の個数としてN個を表示器34の供給量表示部46、設定量表示部48、缶数表示部50に表示する(報知手段、図3参照)。
また、上記S14において、上記S13で算出された数値が整数でない場合は、S16に進み、カード72から読み込まれた供給量Xをポリ容器44の容量の一つである20リットルで除算した値Nを求める(容器個数演算手段)。
続いて、S17に進み、上記S16で算出された数値Nが整数かどうかを確認する。S14において、S16で算出された数値Nが整数である場合には、S18に進み、供給量X、20リットル缶、ポリ容器44の個数としてN個を表示器34の供給量表示部46、設定量表示部48、缶数表示部50に表示する(報知手段)。
また、S17において、S16で算出された数値Nが整数でない場合は、S19に進む。S19では、供給量Xを18リットルの整数倍の値Yと20リットルの整数倍の値Zとの合計値となるように上記数値Y,Zを求める(容器個数演算手段)。そして、次のS20では、数値Y,Zが共に整数となる組み合わせが有るかどうかを確認する。S20において、数値Y,Zが共に整数となる組み合わせが無い場合は、S21に進み、供給量Xのみを表示器34の供給量表示部46に表示する(報知手段)。
また、S20において、数値Y,Zが共に整数となる組み合わせがある場合は、S22に進み、供給量X、18リットル缶の個数としてY個、20リットル缶の個数としてZ個を表示器34の供給量表示部46、設定量表示部48、缶数表示部50に表示する。
このように、表示器34に供給量に応じたポリ容器44の容量と個数が自動的に表示されるため、顧客は、給液前に表示器34に表示された数値により供給量だけでなくポリ容器44の容量と個数を確認することができる。
そのため、顧客自身が所持しているポリ容器44の容量と個数が表示器34に表示された数値と一致していれば、供給量を各ポリ容器44に供給可能であることが分かる。また、顧客自身が所持しているポリ容器44の容量と個数が表示器34に表示された数値と一致していない場合には、供給量が間違っているので、キャンセルスイッチ45をオンにして給液操作を中止し、カード駆動モータ68によりカード搬送用ローラ92〜95を逆方向に回転駆動してカード72をカードリーダ14から排出させることができる。
次のS23では、ノズルスイッチ42がオフかどうかを確認する。S23において、ノズルスイッチ42がオンの場合は、S23aに進み、キャンセルスイッチ45がオンかどうかを確認する。S23aにおいて、キャンセルスイッチ45がオンに操作されないときは、上記S23に戻り、顧客自身がキャンセルスイッチ45をオンに操作した場合は、後述するS28に移行する。
また、顧客が給液ノズル28をノズル掛け38から持ち上げると、ノズルスイッチ42がオフに切り替わる。このように、S23において、ノズルスイッチ42がオフになると、図7のS24に進み、ポンプ駆動信号を給液ポンプ56に出力する。
続いて、S25に進み、供給量Xをプリセット値として設定する。次のS26では、流量計58からの流量パルスが入力されたかどうかを確認する。S26において、流量計58からの流量パルスが入力されないときは、S27に進み、ノズルスイッチ42がオンかどうかを確認する。
S27において、ノズルスイッチ42がオンの場合は、給液操作を中止して給液ノズル28がノズル掛け38に戻されているため、S27aに進み、ポンプ駆動信号の出力を停止する。そして、S28に進み、カード駆動モータ68によりカード搬送用ローラ92〜95を逆方向に回転駆動してカード72をカードリーダ14から排出させる。また、S27において、ノズルスイッチ42がオフの場合は、給液ノズル28がノズル掛け38に戻されていないため、上記S26に戻る。
このように、給液が中止された場合は、カード72を返却する。そのため、顧客は返却されたカード72のカード情報を事務所(図示せず)で正しい供給量に修正してから再度、操作をやり直すことができる。そして、S29では、プリセット値をリセットして今回の制御処理を終了する。
また、上記S27において、ノズルスイッチ42がオフの場合は、給液ノズル28がノズル掛け38から外された状態であるので、上記S26に戻る。そして、S26において、流量計58からの流量パルスが入力されたときは、S30に進み、積算流量Qを計数する。続いて、S31では、積算流量を表示器34の供給量表示部46に表示する。
次のS32では、ノズルスイッチ42がオフかどうかを確認する。S32において、ノズルスイッチ42がオフの場合は、給液が継続しているものと判断してS38に進み、積算流量Qがプリセットされた供給量Xと等しいかどうかを確認する。上記S38において、積算流量Qがプリセットされた供給量Xと等しい場合には、給液が終了したため、後述するS42に進む。
上記S38において、積算流量Qがプリセットされた供給量Xに達していない場合には、S39に進み、流量計58からの流量パルスが入力されたかどうかを確認する。S39において、流量計58からの流量パルスが入力されないときは、上記S32に戻る。また、S39において、流量計58からの流量パルスが入力されたときは、S40に進み、積算流量Qを計数する。続いて、S41では、積算流量を表示器34の供給量表示部46に表示する。そして、上記S32に戻る。
また、上記S32において、ノズルスイッチ42がオンの場合は、給液ノズル28がノズル掛け38に戻されて、各ポリ容器44への給液がすべて終了したものと判断するため、S42に進み、ポンプ駆動信号の出力を停止し、S43でカード72をカード収納部80に回収する。このように、使用済みのカード72をカード収納部80に回収するため、カード72の不正使用を未然に防ぐことが可能になる。そして、S44では、表示器34の表示を消去して今回の制御処理を終了する。
尚、上記実施例では、磁気記録方式のプリペイドカードによる精算方式を灯油販売の燃料供給システムに適用した場合について説明したが、これ以外の記録方式のカード(例えば、ICチップを埋め込んだICカード等)を用いても良いし、あるいはプリペイドカード以外の精算方式(例えば、現金、クレジットカード)で行う場合にも本発明を適用できるのは勿論である。
上記実施例では、顧客自身が給液操作を行うセルフサービス方式の燃料供給システムを一例として挙げたが、これに限らず、係員が給液操作を行う場合にも適用できるのは勿論である。
また、上記実施例では、灯油を販売する燃料供給システムについて説明したが、これに限らず、灯油以外の燃料(例えば、ガソリン、軽油、燃料電池車で消費される水素、あるいはLPG車やCNG車などで燃料として消費されるガス等)や飲料水や化学薬品等を供給する流体供給装置にも適用できるのは勿論である。
また、上記実施例では、供給量に対応するポリ容器44の容量と個数を表示器34に表示する代わりにスピーカ66から音声により報知するようにしても良い。あるいは、供給量に対応するポリ容器44の容量と個数を表示器34に表示すると共に、音声により報知するようにしても良い。
本発明になる流体供給装置の一実施例が適用された燃料供給システムを示す構成図である。 計量機16の正面図である。 表示器34,36を拡大して示す正面図である。 計量機16の各機器の構成を示すブロック図である。 カードリーダ14の概略構成を示す図である。 制御回路52が実行する制御処理を説明するためのフローチャートである。 図6の処理に続いて制御回路52が実行する制御処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10 燃料供給システム
12 POS本体
14 カードリーダ
16 計量機
18 カード自動販売機
24,26 給液系統
28 給液ノズル
30 給液ホース
34,36 表示器
38,40 ノズル掛け
42 ノズルスイッチ
44 ポリ容器
45 キャンセルスイッチ
46 供給量表示部
48 設定量表示部
50 缶数表示部
52 制御回路
56 給液ポンプ
58 流量計
60 メモリ
68 カード駆動モータ
70 カード検出センサ
72 カード
73 カード検出機構
74 カード搬送機構
76 磁気ヘッド
80 カード収納部
92〜95 カード搬送用ローラ

Claims (5)

  1. 被供給容器へ流体を供給する流体供給手段と、
    前記流体供給手段により供給しようとする流体の供給量を設定量として設定する供給量設定手段と、
    該供給量設定手段により設定された設定量を記憶する設定量記憶手段と、
    前記流体供給手段による前記流体の供給量が前記設定量記憶手段に記憶された設定量に達したときに前記流体の供給を停止するように前記流体供給手段を制御する制御手段とを有する流体供給装置において、
    前記設定量記憶手段に記憶された設定量を供給するために必要な前記被供給容器の個数を演算するための容器個数演算手段と、
    前記容器個数演算手段により演算された前記被供給容器の個数を報知する報知手段と、
    を備えたことを特徴とする流体供給装置。
  2. 前記容器個数演算手段は、容量の異なる被供給容器の容量で除算して供給可能な各被供給容器毎の個数を演算し、
    前記報知手段は、前記容器個数演算手段により演算された各被供給容器毎の個数を報知することを特徴とする請求項1記載の流体供給装置。
  3. 前記供給量設定手段は、予め購入されたカードに記憶された情報を読み取り、当該情報に基づき設定量を設定可能とすることを特徴とする請求項1または2記載の流体供給装置。
  4. 前記供給量設定手段は、流体供給開始が行われない場合には、前記カードを返却することを特徴とする請求項3記載の流体供給装置。
  5. 前記供給量設定手段は、流体の供給が行われると、前記カードを返却できないように回収することを特徴とする請求項3記載の流体供給装置。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017084410A (ja) * 2007-09-06 2017-05-18 ザ コカ・コーラ カンパニーThe Coca‐Cola Company 消費者とディスペンサとの相互作用を容易にするためのシステムおよび方法

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JP2017084410A (ja) * 2007-09-06 2017-05-18 ザ コカ・コーラ カンパニーThe Coca‐Cola Company 消費者とディスペンサとの相互作用を容易にするためのシステムおよび方法

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