JP2005144965A - 輪転機における紙コースの自動設定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 熟練者による面割表の作成作業を無くし、手作業による紙コース及び面割表示の入力の手間を省くことができる新聞輪転機の紙コース自動設定方法を提供する。
【解決手段】 印刷しようとする新聞の構成に基づき、新聞の総頁数、セクション、折機情報等の印刷に必要な条件の入力を促す画面を表示させ、入力された前記条件に対応する初期画面を頁番号とともに表示させ、多色印刷を行う頁の番号を前記画面上から指定し、前記指定に基づき、指定された前記頁番号の表示を単色印刷の表示から多色印刷の表示に切り換え、前記印刷部の機械構成及び前記レールフレーム部の機械構成と指定された多色印刷の頁とから、選択可能な紙コースを割り出し、割り出された紙コースから任意の紙コースを決定し、決定された一つの前記紙コースから、前記給紙部にセットされる巻き取り紙の種類を決定する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、輪転機の紙コースを自動的に設定する紙コースの自動設定方法に関し、特に、オペレータが紙面構成に基づいて多色印刷を行う頁の設定を行うことで、紙コースを自動的に設定することのできる輪転機における紙コースの自動設定方法に関する。
近年新聞の多色印刷面が増加する傾向にあり、多色印刷が可能な印刷部を複数備えた輪転機が普及してきている。
図17に、新聞の印刷に使用されている輪転機の一例を示す。
輪転機1は、ローラ状の巻き取り紙から用紙を供給する複数の給紙部2と、この給紙部から供給された用紙の片面又は両面に印刷を行う複数の印刷部T5,P4,P3,P2,T1と、この印刷部T5,P4,P3,P2,T1で印刷された用紙の紙コースを決定するレールフレーム部10と、このレールフレーム部10を通過した用紙を集めて重ね合わせるガイドローラ部6と、このガイドローラ部6を経て重ね合わされた用紙を折り畳み、所定寸法に断裁して排出する折り部7とを有している。
このような輪転機においては、印刷開始前の準備段階で、紙通しと面割(印刷部の各版胴に対する紙面の割り付け)とを行う。
紙通しは、新聞を構成する紙面の総頁数及び多色面情報から、図16に示すような色面構成表によって紙通しパターンNOを探し出し、そのパターンNOに相当する紙コースを探して、巻き取り紙を準備し、紙通しを行う。前記した色面構成表は、輪転機を製造するメーカー等が、輪転機の機械構成に応じて、輪転機ごとに作成し、ユーザーに提供している。
図16に示すような色面構成表を使って、例えば、紙面の1頁〜8頁のいずれか、及び33頁〜40頁のいずれかに多色印刷を行う場合は、パターン1を利用し、このパターン1に相当する紙コースを探して、紙通しを行う。
一方、どの用紙にどの頁を割り付けるかという面割については、上流工程の熟練者が輪転機の全体配列から図16の色面構成表及び図17の紙コース図に基づいて、その後の印刷に適応した面割表を作成している。
あるいは、オペレータが、PCS(新聞輪転機コンソールシステム)へ任意のパターンNOを登録し、その登録されたパターンNOに対して、同様に色面構成表及び紙コース図に基づいて、紙コースと面割情報を手作業によって入力・登録している。
一つの印刷が終わり、その次に形態の異なる印刷をする場合や、印刷途中で頁数変更や多色印刷面の変更があった場合には、同様な操作を行って、紙通しと面割とを行う必要があるが、その都度上記の作業を繰り返さなければならず、オペレータ等の作業者の負担になっていた。
なお、このようなオペレータ等の作業負担軽減のため、複数の紙コースのそれぞれに対応するコンペンセータローラをコンピュータに記憶させておき、操作盤の押釦の配列順序と用紙の重なり順序とを紙コースに応じて常に所定の関係になるように、押釦とコンペンセータローラとを自動的に選択接続する技術(特許文献1)や、紙コースを示す表示を行う表示装置に関する技術(特許文献2)等が種々提案されている。
実開平3−31545号公報 特開平1−225557号公報
しかし、上記特許文献1,2に記載されたいずれの技術も、用紙のそれぞれがHS紙なのか、GS紙なのか、あるいはベイウィンド紙なのかの判断はオペレータ等に委ねられていて、用紙のそれぞれについて正確な紙コースを迅速かつ的確に判断できるものではない。
本発明は、このような問題を解決するために提案されたものであり、上記のような熟練者による面割表の作成作業を無くし、従来のPCSでの手作業による紙コース及び面割表示の入力の手間を省くことができる新聞輪転機における紙コースの自動設定方法の提供を目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、複数の給紙部と、この給紙部から供給された用紙の片面又は両面に印刷を行う印刷部と、この印刷部の一部に設けられた多色印刷を行う印刷部と、前記用紙の紙コースを決定するレールフレーム部と、このレールフレーム部の近傍に設けられ、必要に応じて前記レールフレーム部でスリッターナイフにより二分された新聞紙を重ね合わせ、折り畳んで新聞を形成する折り部とを有する輪転機における紙コースの自動設定方法において、印刷しようとする新聞の構成に基づき、新聞の総頁数、セクション、折機情報等の印刷に必要な条件の入力を促す画面を表示させるステップと、入力された前記条件に対応する初期画面を頁番号とともに表示させるステップと、多色印刷を行う頁の番号を前記画面上から指定するステップと、前記指定に基づき、指定された前記頁番号の表示を単色印刷の表示から多色印刷の表示に切り換えるステップと、前記印刷部の機械構成及び前記レールフレーム部の機械構成と、指定された多色印刷の頁とから、選択可能な紙コースを割り出すステップと、割り出された紙コースから任意の紙コースを決定するステップと、決定された一つの前記紙コースから、前記給紙部にセットされる巻き取り紙の種類を決定するステップとを有する方法である。
この場合、請求項2に記載するように、決定された前記巻き取り紙の種類と前記紙コースとから、面割データを得るようにするとよい。すなわち、紙コースが決定されると、それにともなって給紙部にセットされる巻き取り紙の種類も決定されるが、この巻き取り紙の種類(A巻:新聞4頁巾、C巻:3頁巾、D巻:2頁巾)が決まると、面割も自動的に決定されるわけである。
また、請求項3に記載するように、前記頁番号を、用紙ごとに区分けし、区分けされた区分ごとに前記表示の変更を行うようにしてもよい。さらにこの場合は、請求項4に記載するように、ベイウィンドによって移動させる用紙の幅が半幅か両幅かを指定して入力し、この指定に基づいて、前記区画ごとに、多色印刷及び単色印刷の表示の切り替えを行うようにしてもよい。
また、請求項5に記載するように、多色印刷を行う頁番号の指定に基づいて決定された紙コースを、前記画面上に用紙と対応させた一覧表として選択的に表示させるようにしてもよいし、請求項6に記載するように、多色印刷を行う頁番号の指定に基づいて決定された紙コースを、選択的に前記画面に表示させるようにしてもよい。
本発明によれば、上流工程から提示された新聞構成に基づいて、オペレータがどの頁に多色印刷を行うかを画面上で指定するだけで、紙コースが自動的に設定される。そのため、熟練者による面割表の作成作業を無くし、従来のPCSでの手作業による紙コース及び面割表示の入力の手間を省くことができ、オペレータの熟練度に関係なく、印刷しようとする新聞構成に基づいて簡単、迅速かつ正確に紙コースを決定し、適正な面割を得ることができる。
[発明の実施の形態]
以下、本発明の好適な実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
なお、以下で説明する輪転機は、図17に示した輪転機と同一構成のものとする。
[紙コースの条件設定の説明]
図1(a)は、給紙部2(図17参照)から印刷部T5,P4,P3,P2,T1を経て送り出された用紙が選択可能な紙コースを示す図で、レールフレーム部10の拡大図である。
印刷部T5,P4,P3,P2から送り出された用紙(説明の便宜上、印刷部と同じ符号を用い、用紙T5,P4,P3,P2と記載する)は、この輪転機の機械構成上、上から用紙T5,P4,P3,P2の順で、レールフレーム部10に導入される。レールフレーム部10の導入側には、五つのドラッグローラ115〜119が設けられ、このドラッグローラ115〜119のいずれかにおいて、図示しないスリッタで、用紙T5,P4,P3,P2のそれぞれが、HS紙とGS紙の二つに分断される。
この輪転機においては、レールフレーム部10の用紙導入側(図1の左側)に、上から順に、符号101〜110で示す十個のターンバーが準備されている。各ターンバー101〜110の導入側と導出側には、分断される用紙T5,P4,P3,P2のHS紙とGS紙とを案内するガイドローラが設けられている。なお、図には現れないが、各ターンバー101〜110と組み合わせてベイウィンドローラが設けられ、多色印刷された用紙T5(又は用紙T1)のGS紙及びHS紙のいずれか一方又は両方の紙コースを変えて、任意のターンバー102〜110の位置に割り込ませることができるようになっている。
ターンバー101〜110の下流側には、上から順に、符号121〜131で示す十一個のコンペセーターが設けられている。各コンペンセータ121〜131の導入側と導出側には、各用紙T5,P4,P3,P2のHS紙及びGS紙を案内するガイドローラが設けられている。
コンペンセータ121〜131から導出された用紙T5,P4,P3,P2のHS紙及びGS紙は、ガイドローラを経て、折り部に導かれる。
また、印刷部T5,P4,P3,P2に対して折り部の反対側にある多色印刷の印刷部T1から送り出された用紙T1は、図示しないスリッタによってGS紙、HS紙の二つに分断され、図示しないターンバー、コンペンセータを経て、ガイドローラによって他の用紙T5,P4,P3,P2と合流し、折り部に導かれる。
さらに、この実施形態の輪転機では、スリッタによって切断される前の用紙T5の全幅を移動させる全幅用のベイウィンドと、スリッタによって切断された用紙T5,T1のHS紙、GS紙のそれぞれを移動させることのできるHS紙用のベイウィンド及びGS紙用のベイウィンドとを有している。前記した全幅用のベイウィンドは、レールフレーム部10のスリッタよりも上流に設けられ、半幅紙用の二つのベイウィンド(HS紙用のベイウィンド及びGS紙用のベイウィンド)は、ターンバーに対して同じ側に設けられているものとする。
図1(b)は、新聞の構成を示す図で、用紙T5,P4,P3,P2,T1と紙面の頁番号との関係を示す図である。
図1(b)に示す新聞は、10枚の用紙(便宜上、図面右側の紙面から順に(1)〜(10)の番号を付す)からなる40頁版で、最大16頁の多色印刷が可能な構成となっている。なお、各用紙の下に付した符号H,Gは、それぞれ、HS紙、GS紙を示している。
図1(b)に示す新聞は、基本となる標準コース(標準面割)のもので、この紙コースを経たものは、1頁〜8頁と33頁〜40頁、つまり、(1)番目〜(4)番目の用紙の表裏面に多色印刷が可能である。
図1(a)の紙コース図及び図1(b)の新聞構成においては、説明の便宜上、用紙T5,P4,P3,P2,T1の区別を線種の違いで表している。図1(a)に示すように、この標準紙コースでは、多色印刷の用紙T1のHS紙とGS紙が(1)番目と(2)番目に、多色印刷の用紙T5のHS紙とGS紙が(3)番目と(4)番目になっている。また、単色印刷の用紙P4のHS紙とGS紙が(5)番目と(6)番目に、単色印刷の用紙P3のHS紙とGS紙が(7)番目と(8)番目に、単色印刷の用紙P2のHS紙とGS紙が(9)番目と(10)番目にきている。
多色印刷が可能な用紙T1のHS紙とGS紙,用紙T5のHS紙とGS紙とは、前述したようにベイウィンドによって用紙順の変更が可能であるが、他の用紙P4,P3,P2については、この輪転機においては、用紙順が不変であることを前提とする。また、テンションの安定したストレート紙であるHS紙は、なるべく紙コースを変更しないことが好ましいから、半幅の用紙でベイウィンドを使用して紙コースを変更する場合は、GS紙を優先させることを条件とする。
さらに、この実施形態の輪転機は、図2に示すように、GS紙用のベイウィンドBBとHS紙用のベイウィンドBAとが同じ側にあることから、GS紙とHS紙の両方をベイウィンドBA,BBで移動させる場合は、HS紙とGS紙の上下関係が逆転することを条件とする。
また、図1(a)には、図1(b)の用紙順(1)〜(10)に対応する番号を付しているが、折り部の手前で、新聞を構成する用紙順(1)〜(10)と同じ用紙順になるように、レールフレーム部10を通過する各用紙T5,P4,P3,P2のHS紙,GS紙及び用紙T1のHS紙,GS紙の紙コースが選択されなければならない。この場合、同一用紙においてHS紙とGS紙は、HS紙が上に、GS紙が下になることを条件とする。
ここで、レールフレーム部10のターンバー101〜110において、多色印刷の用紙T5のHS紙及びGS紙が選択できる紙コースは、最大で、ターンバー101〜110の全てである。用紙P2〜P4は、用紙T5の下からレールフレーム部10に導入されるが、これら用紙の紙コースは、用紙T5のHS紙及びGS紙が選択した紙コースを除く紙コースで、かつ、上から用紙P4,P3,P2の順になることを条件とする。
図1(a)に示す例では、多色印刷を行った用紙T5は、ドラッグローラ115のところでHS紙とGS紙に分断され、GS紙は、上から三番目のターンバー(ターンバー103)を通り、ストレートのHS紙は、ターンバー102とターンバー103の間を通っている。そのため、用紙T5の一つ下からレールフレーム部10に導入され、ドラッグローラ116のところで分断された用紙P4のHS紙及びGS紙が選択できる紙コースは、三番目より下のターンバー(104〜110のいずれか)である。
また、図1(a)に示す例では、用紙P4は、ドラッグローラ117のところで分断される。そして、そのHS紙は三番目のターンバー(103)と四番目のターンバー(104)との間を通り、GS紙はターンバー104を通っている。そのため、用紙P4の下の用紙P3が選択できる紙コースは、このターンバー104より下となる。
このように、輪転機の機械構成に応じて、各用紙T5,P4,P3,P2,T1のHS紙及びGS紙が選択し得る紙ルートを、上記したベイウィンドBA,BBを使用する上での条件、用紙順、HS紙,GS紙の順序等の規制条件とともに、予め制御装置に設定することができる。
ここで、HS紙とは、ドラッグローラ115〜119のところで分断された後にストレートの紙コースを辿るものをいい、GS紙とは、折り機でHS片出しを条件としているため、ターンバーによってHS紙の下に紙コースが変更されるものをいう。図1(b)に示すように、標準の紙コースでは、HS紙とGS紙とは交互に現れる。
図3は、印刷部における一組の版胴10SD,13SDと用紙に印刷される紙面の頁番号との関係を説明する斜視図である。
図3に示すように、新聞4頁巾のA巻の用紙に対して、一つの版胴10SD(13SD)で、片側四頁分の印刷が同時に行われる。図3では、一方の版胴10SDで、用紙T1の38頁,3頁,40頁,1頁の紙面が一度に印刷される状態を示している。
版胴は、図示するように対向して二つ配置されているので、この二つの版胴10SD,13SDによって、一枚の用紙の両面に、八頁分の紙面の印刷が同時に行われるわけである。
なお、HS,HCは、印刷部を使った頁建てで基本となるストレートのもの(これらを総称してHS紙という)の印刷を行う部分で、GS,GCは、その下側に反転されずに入るもの(同GS紙という)の印刷を行う部分である。
[紙コースの自動設定の処理手順の説明]
次に、本発明の紙コースの自動設定方法の処理手順について説明する。以下の説明では、まず、電源投入後、紙コース未設定の状態から紙コースの設定を行う場合について、図4,図5のフローチャート及び図6〜図11の操作画面を参照しながら説明する。
オペレータは、まず、上流工程から提供された新聞の紙面構成情報に従って、どの頁に多色印刷を行うかを判断する(ステップS1)。
次に、電源を投入して、操作画面をディスプレイに表示させる(ステップS2)。
次に、制御装置の電源を投入し、図示しないメインコンソールの操作パネルからメニュー画面/カラー頁入力を選択することで、図6に示すような操作画面(初期画面)を表示させる。
図6に示す操作画面20には、登録パターン番号欄21、印刷条件設定欄22、カラー頁指定欄23、リール指定欄24等が表示される。
なお、前記のメニュー画面/カラー頁入力を選択した段階では、登録パターン番号欄21、印刷条件設定欄22、多色印刷頁指定欄23及びリール指定表示欄24の各欄には、その内容は表示されず、図6に示すように空白になっている。
次に、各種条件の入力を行う(ステップS3)。
図5は、ステップS3において各種の条件を入力するための処理を示すフローチャートである。
まず、印刷条件設定欄22の「総頁数」に、上流工程から提供された新聞構成情報に基づいて、新聞の総頁数を入力する(ステップS31)。この実施形態では、印刷しようとする新聞の総頁数は40頁であるから、キー入力等により、この欄に「40」を入力する。これにより、制御装置に印刷条件として総頁数40頁が入力される。
次に「セクション」について、上流工程から提供された新聞構成情報に基づいて、有無の中から「無」を選択し、入力する(ステップS32)。これにより、制御装置に、印刷条件としてセクション無しが入力される。
次に、「折機情報」について、上流工程から提供された新聞構成情報に基づいて、「片出し」及び「両出し」のうちのいずれか一方を選択する(ステップS33)。この場合は、「片出し」を選択する。これにより、制御装置に折機情報の片出しが入力される。
以上の条件を入力すると、40頁紙面の紙コースが選択されて、図7に示すような画面が表示される。図7に示す画面では、印刷条件設定欄22に、先ほど入力した総頁、セクション、折機情報の入力内容が表示され、多色印刷頁指定欄23には、総頁数40頁、セクション無し、片出しの頁番号が表示される(ステップS34)。この段階では、未だカラー頁の指定は行われておらず、各頁番号の表示は単色印刷及び多色印刷の区別なく、例えば青で表示される。また、登録パターン番号表示欄21及びリール表示欄24も空白のままである。
ここで、多色印刷頁指定欄23は、一枚の用紙に印刷される頁番号が、用紙ごとに区分けされて表示される。例えば、頁番号1,2,39,40の区画は、用紙T1のHS紙を指し、その隣の頁番号3,4,37,38の区画は、用紙T1のGS紙を指している。以後、順に、T5,HS、T5,GS、P4,HS、P4,GS、P3,HS、P3,GS、P2,HS、P1,GSとなる。各区画がどの用紙に該当するのかをわかりやすくするために、図7の画面の多色印刷頁指定欄23の下に、用紙T1,HS,GS、用紙T5,HS,GS・・・を表示させるようにしてもよい。
次に、図7の画面上から、多色印刷頁番号の指定を行う(ステップS36)。多色印刷を行う頁を、図7の多色印刷頁指定欄23の頁番号の中から選んで、当該頁番号をクリックすることにより入力を行う。任意の頁番号をクリックすれば、クリックされた頁番号を含む面の反対側の面の頁番号も同時に入力される。例えば、頁番号(39)をクリックして、一側面及び他側面の頁番号(1,2,39,40)を青色表示から赤色表示に変更させることで、多色印刷を行う頁の指定入力が完了する。
この入力を行うに先立ち、図示しない「二枚」「四枚」を予め設定することによって、入力する頁設定範囲を半幅分あるいは両幅分に設定することができる(ステップS35)。ここで、「二枚」とは新聞二枚分、つまり四頁半幅を意味し、「四枚」とは新聞四枚分、つまり八頁両幅を意味する。多色印刷を行う頁番号が一枚の用紙内に納まっているときは、「二枚」を選択し、用紙二枚に跨っている場合は「四枚」を選択する(ステップS37)。
ステップS37で、「二枚」を選択している場合(ステップS37)は、多色印刷を行う頁番号を含む一区画分(用紙一枚分、四頁)の表示が切り替わり(ステップS38)、「四枚」を選択すると、多色印刷を行う頁番号を含む二区画分(用紙二枚分、八頁)の表示が切り替わる(ステップS39)。
図8は、1〜4頁及び37〜40頁の中の少なくとも一頁、5,6,35,36頁の中の少なくとも一頁及び19,20,22,21頁の中の少なくとも一頁を、多色印刷頁番号として指定した場合の表示画面を示している。
なお、この表示画面は、前記の「二枚」又は「四枚」に対して、「二枚」が選択されているときのものを示している。図8に示すように、この場合は1〜4頁及び37〜40頁、5,6,35,36頁及び19,20,22,21頁が多色印刷の表示に切り替わる。
なお、図8では、図示の便宜上、多色印刷を行う頁番号を斜体及び下線を付して示して単色印刷のものと区別しているが、多色印刷を行う頁番号と単色印刷を行う頁番号を識別できる表示であれば上記に限らず、例えば、色分けによって行うことも可能である。この場合は、単色印刷を行う用紙の頁番号を例えば青で、多色印刷を行う用紙の頁番号を例えば赤で表示するようにしてもよい。
図8の操作画面を表示させた後、画面上の「紙コース検索」ボタンを押して、印刷しようとする新聞紙の紙面構成にしたがった紙コースの検索を開始させる(ステップS4)。この紙コースの検索により、全ての用紙T5,P4,P3,P2,T1のHS紙及びGS紙の紙コースの検索が行われる。この際、全ての用紙T5,P4,P3,P2,T1のHS紙及びGS紙について、紙コースの選択が行われる。この選択は、選択可能な紙コースの条件に従って行われる。
なお、この実施形態では、制御装置は、図4のステップS4で選択された紙コースから、多色印刷を行う用紙T5,T1についてベイウィンドによる割り込み操作が必要であるかを判断する(ステップS5)。ベイウィンドを使用する用紙はGS紙であることが好ましいから、制御装置には予めベイウィンドを通す用紙がGS紙であることが設定されている。制御装置は、図4のステップS5でベイウィンドによる割り込みを行うかどうかを判断し、割り込みを行う場合は、その用紙が全幅紙であるかどうかを判断する(ステップS6)。
全幅紙でない場合は、入力された多色印刷の頁番号の並び方から、半幅か両幅かを判断する。そして、半幅紙である場合、その用紙がGS紙かどうかを判断し(ステップS10)、GS紙でない場合は、HS紙,GS紙の双方の割り込みを行うかどうかを判断するとともに、HS紙,GS紙の順序を判断する(ステップS11)。前記したように、この実施形態の輪転機では、図2に示すようにHS紙とGS紙の上下関係が逆転するようなベイウィンド配置となっている。そのため、HS紙,GS紙の順序を判断した結果、GS紙がHS紙の下にきている場合は、この紙コースは有効ではないとして、図4のステップS4に戻り、再度紙コースの検索を行う。
ステップS5で、ベイウィンドを使った割り込みが必要ないと判断した場合、若しくは、ベイウィンドを使って割り込みを行う場合に、ステップS6で割り込みを行う用紙が全幅である、又はステップS10で半幅でGS紙である、若しくは、ステップS11でHS紙,GS紙の両幅で、GS紙がHS紙の上にきている、と判断した場合には、いずれの用紙T5,P4,P3,P2,T1のHS紙及びGS紙についても紙コースに干渉が生じていないことを条件に(ステップS7)、各用紙T5,P4,P3,P2,T1のHS紙及びGS紙の紙コースが決定される(ステップS8)。
ステップS7における判断の手順を、図12を参照しながら説明する。
印刷部T5から送り出された用紙T5は、ターンバー101〜110のいずれの紙コースも選択可能である。
図12に示すように、今、制御装置が、用紙T5を三番目のターンバー103に割り付けたとする。すると、印刷部P4から送り出された用紙P4の紙コースは、ターンバー103よりも下のターンバー104〜110のいずれかに制限されることになる。
図8の画面で指定した多色印刷頁によれば、用紙T5のGS紙は、用紙P2のGS紙よりも下方に割り付けられなければならず、ベイウィンドを使って紙コースを変更する必要がある。
ここで、制御装置は、図12に示すように、用紙P4をターンバー104に割り付けるものとする。また、用紙P3及び用紙P2は、順次、ターンバー106及びターンバー108に割り付ける。そして、ベイウィンドを使って用紙T5のGS紙をターンバー108よりも下方のターンバー110に割り付けるものとする。
また、用紙T5のHS紙は、コンペンセータ123に割り付けられ、以下、順に、用紙P4のHS紙がコンペンセータ124に、用紙P4のGS紙がコンペンセータ125に、用紙P3のHS紙がコンペンセータ126に、用紙P3のGS紙がコンペンセータ127に、用紙P2のHS紙がコンペンセータ129に、用紙P2のGS紙がコンペンセータ130に割り付けられ、一番下の用紙T5のGS紙がコンペンセータ131に割り付けられる。
この割り付けの過程では、用紙T5のHS紙、用紙P4のHS紙,GS紙、用紙P3のHS紙,GS紙、用紙P2のHS紙,GS紙及び用紙T5のGS紙のいずれにも干渉が生じない。つまり、有効な紙コースが存在することから、制御装置は、この選択における紙コースを有効なものの一つとして候補に挙げる。
このように、制御装置は、多色印刷指定に基づき、組み合わせ可能な紙コースの一部又は全てについて干渉が生じるか否かの検証を行い、有効な紙コースと面割データとを一つ又は複数候補として挙げる。
紙コースが発見されると、図11に示すように、工程図が表示される。有効な紙コースが複数発見された場合は、例えば、最初に作成された候補を画面上に表示させるとともに、いくつの紙コースが発見されたかが画面に表示される。図11に示す例では、有効な紙コースが2個発見された場合を示しているが、図示するように、「紙コースが2個発見されました」と表示される。
各紙コースは、図中の「次へ」又は「前へ」ボタンを操作することで表示させ、他の候補に切り換えて、最適なものを選択するようにしてもよい。
紙コースが発見されると、図9に示すように、発見された紙コースにおけるリール構成の内容と、このリール構成に基づく登録パターンの内容とが、それぞれ、リール表示欄24及び登録パターン番号表示欄21に表示される(ステップS9)。リール表示欄24には、使用する巻き取り紙が、例えば赤色で表示される。また、登録パターンが登録パターン番号表示欄21に「400AAA・・・」のように表示される。
また、複数の紙コースから一つの紙コースを決定すると、図11の「紙コース情報表示」釦を操作することで、図13に示すような一覧表が画面に表示される。
なお、図9、図11及び図13の各画面は、各画面中の所定の釦を操作することによって、適宜に切り替えることが可能である。
図13は、図11の「紙コース情報表示」を操作することで表示される紙コースを一覧表として表示させたものである。
この一覧表において、ドラッグローラ、ターンバー、コンペンセータの各番号は、図1,図11及び図14のドラッグローラ115〜119、ターンバー101〜110及びターンバー141,142、コンペンセータ121〜131及びコンペンセータ151,152に対応している。
この一覧表によれば、ターンバー103に導入された用紙T5のGS紙が、ベイウィンドによって最下層のターンバー110に移動させられ、コンペンセータ131を経て、折り機に導入されていることがわかる。
図13の画面左下の「イメージ図表示」釦を押すことで、図11に示す紙コース図に、図示しないイメージ画面を表示させることができる。また、図11の画面で、「紙コース展開」を操作することで、図14に示すような紙コース図が表示される。これにより、オペレータは、用紙T5,P4,P3,P2,T1のそれぞれがどの紙コースを辿っているかを一目で判断することができる。
なお、上記した画面の表示内容は、プリンターによって印刷することも可能である。
この後、再び図9の操作画面に戻り、多色印刷頁指定欄の表示と上流工程から指示された印刷情報とが一致しているかどうかを確認し、画面中の「パターンNO登録」釦を選択して、オペレータが登録パターン番号22の末尾2桁を入力して登録する。この末尾2桁が、オペレータの管理用整理番号となる。
以後の印刷で同じ印刷形態の場合には、この管理用整理番号、あるいは、先に説明したようにプログラムが自動作成した「400AAA・・・」の登録番号を呼び出すことで、簡単に紙コースの設定を行うことが可能になる。
なお、図14に示すような紙コース図から、釦操作によって、図10に示すような面割データ画面を表示させることも可能である。図10に示す面割データ画面では、各印刷部T5,P4,P3,P2,T1から送り出された用紙T5,P4,P3,P2,T1が、HS紙及びGS紙の別及び各用紙T5,P4,P3,P2,T1に割り付けられる頁番号とともに、面割データ26として一覧表示される。また、その下方には、図10に示すように、印刷しようとする新聞の構成にしたがった色面構成図27を表示させてもよい。図10、図13又は図14のいずれの画面を表示させるかは、オペレータの任意である。
上記の説明では、40頁建ての紙面構成の場合について説明したが、32頁建ての紙面構成の場合も同様である。
また、40頁建ての紙面構成の新聞印刷後に、32頁建ての紙面構成の新聞の印刷を行う場合、つまり、40頁建ての新聞印刷から32頁建ての新聞印刷に切り替える場合は、以下の手順に従う。
40頁建ての新聞印刷が終了した後、例えば図7の画面において、印刷条件設定欄22の「総頁数」を32頁に変更する。セクション指定及び折機指定は、前回(40頁建て)と同様で、変更しないものとする。これにより、図7に示す画面でのカラー頁指定欄が、32頁建てに対応した1〜32の頁番号に変更される。なお、前記したように、この段階では、未だカラー頁の指定は行われておらず、各頁番号(1〜32)の表示は単色印刷及び多色印刷の区別なく、例えば青色で表示される。
次に、40頁建ての場合と同様に、多色印刷を行う頁番号をクリックして、例
えば、表示を青色から赤色に変えることで、多色印刷頁の指定を行う。このとき表示される画面は、図8と同様のものである。そして、「紙コース設定」を操作して、紙コースの選択と決定を行う。
紙コースが発見されると、図11を参照しながら説明したように、工程図が表示され、複数の紙コースが発見された場合は、例えば、最初に作成された候補を画面上に表示させるとともに、いくつの紙コースが発見されたかが画面に表示される。そして、発見された紙コースから任意の紙コースを選択すると、選択された紙コースに対応するリール構成の内容と、このリール構成に基づく登録パターンの内容とが、それぞれ、リール表示欄24及び登録パターン番号表示欄21(図7B参照)に表示される。
リール構成は、制御装置が、32頁建て及び選択された紙コースに応じて、四頁幅のA巻、三頁幅のC巻、二頁幅のD巻を組み合わせて行う。この場合、制御装置は、リール表示欄24の用紙の中から、用紙二枚分を除去する。この除去は、例えば、赤色表示を青色表示に切り替えることで行う。図15は、制御装置が、印刷部P2のGS,GC及び印刷部P3のGS,GCを選択して除去した状態を示している。除去せずに残す部分は、説明及び図示の便宜上、斜体及び下線で示している。この場合のリール構成は、A巻三つとD巻二つの「AADDA」(この表示は、印刷部T5,P4,P3,P2,Tlの配置順に対応する)である。
なお、一定の条件下で選択できる32頁建てのリール構成は、例に挙げた「AADDA」の他、「AAA A」,「AAADD」・・・のようにいくつかあるが、発見された紙コースに対応して選択指定し決定できるようにするとよい。この決定が行われると、リール表示欄24には、使用する巻き取り紙が、例えば赤色で表示される。また、登録パターンが、登録パターン番号表示欄21に「320AADDA・・・・」のように表示される。
以後の処理は、40頁建ての場合と同様である。
次に、40頁建て新聞印刷終了後に、例えば図9の画面から「オール」を操作して32頁建ての新聞印刷に切り替える手順について説明する。
図9の画面において、「オール」を操作すると、リール表示欄24の巻き取り紙の表示が全て未指定の状態、例えば青色表示に切り替わり、多色印刷頁指定欄23の番号も、1〜40が全て単色印刷の表示、例えば、青色に切り替わる。
この状態で、上記と同様に、印刷条件設定欄22の「総頁数」を40頁から32貢に変更すると、多色印刷頁指定欄23の番号も1〜32に変更される。そして、多色印刷頁指定欄23の番号の中から多色印刷しようとする番号を選んで、表示を変更する(例えば、番号をクリックして青色表示を赤色表示に切り替える)。以後、上記と同様に、紙コース設定で紙コースが決定され、決定された紙コースに対応するリール構成の内容と、このリール構成に基づく登録パターンの内容とが、それぞれ、リール表示欄24及び登録パターン番号表示欄21に表示される。
次に、リール構成を最初に指定して40頁建ての新聞印刷から32頁建ての新聞印刷に切り替える場合について説明する。
40頁建ての新聞印刷では、A巻を五つ使っていたが、オペレータの判断により、四頁幅のA巻、三頁幅のC巻、二頁幅のD巻を適当に組み合わせ、32頁建ての新聞印刷に切り替える。オペレータは、上流工程から提供された新聞構成情報から、多色印刷に必要な巻き取り紙、すなわち、印刷部Tl及び印刷部T5に使用する巻き取り紙と新聞の総頁数とから、前記の組み合わせを判断する
例えば、A巻三つと、D巻二つの組み合わせを選択すること、つまり、リール構成を、例えば「AADDA」とすることで、32頁建ての新聞印刷に切り替えることができる。そして、この場合は、リール表示欄24の中から、オペレータが不要と判断した部分四つをクリックして、赤色から青色に変更する。この手順では、図15に示す印刷部P2のGS,GC及びP3のGS,GCをクリックして、色の反転(例えば、赤表示から青表示への切り替え)を行う。これにより、A巻三つと、D巻二つの組み合わせが選択されたことになる。
以上の手順による巻き取り紙の決定により、多色印刷頁指定欄23には、その巻き取り紙に応じた頁番号(1〜32)が青色で革示される。以後は、40頁建ての場合と同様に、多色印刷頁指定欄23で多色印刷を行う頁番号をクリックし、青色表示を赤色表示に変更して、紙コースの選択と決定を行う。以後の手順は上記と同じである。
なお、上記の例のように8頁分の印刷が不要になる場合は、例えば、除去する用紙として印刷部P2のGS,GC,HC,HSを選択することで、A巻四つによる32頁建ての新聞印刷、つまり、「AAA_A」のリール構成となる。このようにすることで、使用する印刷部と給紙部が四つで済み、省電力、省労力などの点で有利である。
また、リール構成を最初に指定して40頁建てを32頁建てに切り替える手順においても、例えば図9の画面から「オール」を操作することによって可能である。この場合も、図9の画面において、「オール」を操作すると、リール表示欄24の巻き取り紙の表示が全て未指定の状態、例えば青色表示に切り替わるので、この状態から、除去する用紙を赤色表示に切り替えて指定する。以後の手順は上記と同じである。
本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記の説明に限定されるものではない。
例えば、上記の説明では、折り部の一側(図面左側)に多色印刷用の用紙を送り出する印刷部T5と、単色印刷用の用紙を送り出する印刷部p4,P3,P2がこの順で配置され、折り部の他側(図面右側)に、多色印刷用の用紙を送り出する印刷部Tlが配置された輪転機を例に挙げて説明したが、折り部に対して同じ側に複数の印刷部を有するものや、ターンバーの数が異なる他のあらゆる形態の輪転機に適用が可能である。
また、上記の説明では、40頁建て及び32頁建ての紙面構成を例に挙げて説明したが、36頁建て等他の頁建ての紙面構成についても上記と同様である。
給紙部から印刷部を経て送り出された用紙が選択可能な紙コースを示す図で、レールフレーム部の拡大図である。 この実施形態におけるGS紙用のベイウィンドとHS紙用のベイウィンドの配置関係を示す図である。 印刷部における一組の版胴と用紙に印刷される紙面の頁番号との関係を説明する斜視図である。 紙コースの自動設定方法の処理手順を説明するフローチャートである。 図4のフローチャートのステップS3において各種の条件を入力するための処理を示すフローチャートである。 紙コースの自動設定を行うための操作画面を示す図で、電源投入時の初期画面である。 紙コースの自動設定を行うための操作画面を示す図で、総頁数やセクション等の印刷条件が入力されたときに表示される画面である。 図7の画面において多色印刷頁を指定したときに表示される画面である。 紙コース発見後に表示される画面である。 釦操作によって表示される面割データの画面の一例を示すものである。 紙コース発見後に画面に表示される工程図の一例を示す図である。 図4のステップS7における判断の手順を説明する図である。 図11の「紙コース情報表示」を操作することで表示される紙コースを一覧表として表示させたものである。 図11の画面の「紙コース展開」を操作することで表示される紙コース図を示すものである。 32頁建ての新聞印刷に切り替える場合の用紙除去の一例を示すもので、印刷部P2のGS,GC及びP3のGS,GCを除去した場合を示している。 色面構成表の一部を示す図である。 輪転機の一例を示す図である。
符号の説明
10 レールフレーム部
20 操作画面
21 登録パターン番号表示欄
22 印刷条件設定欄
23 多色印刷頁指定欄
24 リール表示欄
101〜110 ターンバー
121〜131 コンペンセータ

Claims (6)

  1. 複数の給紙部と、この給紙部から供給された用紙の片面又は両面に印刷を行う印刷部と、この印刷部の一部に設けられた多色印刷を行う印刷部と、前記用紙の紙コースを決定するレールフレーム部と、このレールフレーム部の近傍に設けられ、必要に応じて前記レールフレーム部でスリッターナイフにより二分された新聞紙を重ね合わせ、折り畳んで新聞を形成する折り部とを有する輪転機における紙コースの自動設定方法において、
    印刷しようとする新聞の構成に基づき、新聞の総頁数、セクション、折機情報等の印刷に必要な条件の入力を促す画面を表示させるステップと、
    入力された前記条件に対応する初期画面を頁番号とともに表示させるステップと、
    多色印刷を行う頁の番号を前記画面上から指定するステップと、
    前記指定に基づき、指定された前記頁番号の表示を単色印刷の表示から多色印刷の表示に切り換えるステップと、
    前記印刷部の機械構成及び前記レールフレーム部の機械構成と、指定された多色印刷の頁とから、選択可能な紙コースを割り出すステップと、
    割り出された紙コースから任意の紙コースを決定するステップと、
    決定された一つの前記紙コースから、前記給紙部にセットされる巻き取り紙の種類を決定するステップと、
    を有することを特徴とする輪転機における紙コースの自動設定方法。
  2. 決定された前記巻き取り紙の種類と前記紙コースとから、面割データを得ることを特徴とする請求項1に記載の輪転機における紙コースの自動設定方法。
  3. 前記頁番号を、用紙ごとに区分けし、区分けされた区分ごとに前記表示の切り換えを行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の輪転機における紙コースの自動設定方法。
  4. ベイウィンドによって移動させる用紙の幅が半幅か両幅かを判断して入力し、この判断に基づいて、前記区画ごとに、多色印刷及び単色印刷の表示の切り替えを行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の輪転機における紙コースの自動設定方法。
  5. 多色印刷を行う頁番号の指定に基づいて決定された紙コースを、前記画面上に用紙と対応させた一覧表として選択的に表示させることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の輪転機における紙コースの自動設定方法。
  6. 多色印刷を行う頁番号の指定に基づいて決定された紙コースを、選択的に前記画面に表示させることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の輪転機における紙コースの自動設定方法。
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