JP2005143230A - マトリクスコンバータのフィルタ装置 - Google Patents

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健二 山田
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Abstract

【課題】PWMに起因するEMI、サージ、洩れ電流、電蝕、PCWキャリア騒音等の問題を防止できるマトリクスコンバータのフィルタ回路を提供する。
【解決手段】マトリクスコンバータにおいて、交流電源1マトリクスコンバータ4との間に挿入された入力用三相交流リアクトル2と、入力用三相交流リアクトルとマトリクスコンバータとの接続点に並列接続された三相星型結線の受動素子群3からなる受動フィルタを備え、マトリクスコンバータの出力においては、出力の中性点検出手段5と、第四巻線を具備した三相コモンモードトランス6からなるコモンモード成分低減回路を備え、コモンモードトランスの第四巻線の一端をマトリクスコンバータの出力の中性点検出手段に接続し、他端をマトリクスコンバータの入力側の三相星型結線の受動素子群の中性点に接続している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、マトリクスコンバータの入出力において複数の種類で構成するマトリクスコンバータのフィルタ装置に関するものである。マトリクスコンバータ(PWMサイクロコンバータとも称される)は、交流から直流交流の可変周波数・可変電圧に変換するAC/AC変換装置である。
従来より、PWM制御を用いた電力変換装置の普及に伴い,伝導ノイズ,放射ノイズ,モータ端子のサージ電圧,モータベアリングの電食など,高周波スイッチングに起因する問題が顕在化している。これらに対する対策としては、さまざまなフィルタ装置が開発され、必要に応じてオプション対応にて対処している。 例えば、特許文献1の「インバータのコモンモード電圧の抑制方法とその装置」には、図7の原理構成図に示すようなコモンコードフィルターの例が開示されている。図7において、PWインバータ回路133のトランジスタのスイッチング毎にインバータ103の出力側のコモンモード電圧が変化する。入力側フィルタとして挿入される雑音端子電圧抑制フィルタ102のフィルタコンデンサ122の中性点が接地されているので、出力側コモンモード電圧により、コモンモード洩れ電流が誘導電動機107の巻線とフレーム間の浮遊容量を通してインバータ103の直流母線からアースに流れることになる。中性点検出トランス105で検出されたコモンモード電圧は、巻数比1:1のコモンモードトランス106の2次側に加えられ、逆相に接続されているので負荷側のコモンコード電圧がキャンセルされ抑止されることになる。
また、特許文献2には、図8の回路図に示す「PWMインバータ用フィルタ回路」によるコモンコード電圧の低減例が開示されている。特許文献2の回路は、LCフィルタ回路の同調周波数がPWMキャリヤ周波数、又は、インバータの出力基本波周波数に近い場合には、基本波成分の波形に歪みが発生する等、制御系の応答性に悪影響を及ぼすので、この対策として、図8のPWMインバータ用フィルタ回路では、出力側に挿入されるコモンコードリアクトル201のインダクタンスL1とコンデンサ202のキャパシタンスC1によるローパスフィルタは、共振周波数fr=1/[2π(L1・C1)1/2]、で表せるので、図9に示すように、この共振周波数frを、キャリヤ周波数fcと基本周波数f0との中間に置き、且つ、双方からできるだけ離すように、例えば、両者の相乗平均値付近になるように設定することによって、キャリヤ周波数を大幅に減衰し相互干渉による悪影響を無くすように構成されている。
また、特許文献3には、図10のシステム構成図に示す「PWMサイクロコンバータ」について、AC−AC変換を行うマトリクスコンバータの例が開示されている。図において、マトリクスコンバータは三相交流電源301とモータ305の間に、計9個の双方向半導体スイッチ群304を用いて接続し、交流電源電圧を直流に変換することなく任意の周波数・電圧を出力できる。しかし、双方向半導体スイッチ群304の入力段にはパルス状電流が流れるので、入力側の受動フィルタとしてリアクトル302とキャパシタ303によりローパスフィルタを構成して阻止しているが、この場合リアクトル302とキャパシタ303による共振電流が流れて入力電流の歪み率が悪化するので、別に小型の補正用PWMコンバータ307を設けて、電流検出用CT310により検出した入力電流信号309をPWMコンバータ307の制御部へ入力して正規の波形と比較し、その補正分の電流を供給することによって歪みの無い電流波形に整形して出力するようにしている。
特開平11−299264号公報(第2〜4頁、図1) 特開平09−84357号公報(第2〜4頁、図1) 特開2003−244960号公報(第2、3頁、図1)
しかしながら、特許文献3のマトリクスコンバータは,交流―交流直接変換の電力変換装置であって、入力段のリアクトルとキャパシタによるローパスフィルタにより放射、伝導ノイズ等を抑制し、ローパスフィルタの共振電流による入力電流の歪みを別のコンバータ出力により補正しているが、特許文献1及び特許文献2に挙げた従来のPWMインバータ等のインバータが有するPMW処理に起因するEMI、サージ、洩れ電流、軸受け部材の電食等の問題点は,コンバータにも共通であって、近年設置環境に関する規制等により、フィルタ装置に対する必要性が高くなっている状況から、コンバータ装置に於いても入力段だけではなく出力側でのコモンモード対策を含め、サージ、洩れ電流及び電食、PWMキャリア騒音等に対する対策を、早急に完備する必要があるという問題がある。
そこで、本発明は、マトリクスコンバータの回路構成の特徴を生かしたフィルタ装置を構成することにより、コモンモード電圧に起因するEMI、サージ、洩れ電流及び電食、PWMキャリア騒音等の問題点を解決できるマトリクスコンバータのフィルタ装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、交流―交流直接変換装置としてのマトリクスコンバータにおいて、交流電源とマトリクスコンバータとの間に挿入された入力用三相交流リアクトルと、前記入力用三相交流リアクトルとマトリクスコンバータとの接続点に並列接続された三相星型結線の受動素子群からなる受動フィルタを備え、前記マトリクスコンバータの出力においては、出力の中性点検出手段と、第四巻線を具備した三相コモンモードトランスからなるコモンモード成分低減回路を備え、前記コモンモードトランスの第四巻線の一端を前記マトリクスコンバータの出力の中性点検出手段に接続し、他端を前記マトリクスコンバータの入力側の三相星型結線の受動素子群の中性点に接続することを特徴としている。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載のマトリクスコンバータのフィルタ装置において、前記入力用三相リアクトルと三相星型結線の受動素子群からなる受動フィルタのうち、三相星型結線の受動素子群を、コンデンサによって三相分星型結線にした事を特徴としている。
また、請求項3記載の発明は、交流−交流直接変換装置としてのマトリクスコンバータにおいて、交流電源とマトリクスコンバータとの間に挿入された入力用三相交流リアクトルと、前記入力用三相交流リアクトルとマトリクスコンバータとの接続点に並列接続された三相星型結線の受動素子群からなる受動フィルタを備え、前記マトリクスコンバータの出力においては、前記マトリクスコンバータとその駆動対象負荷との間に挿入された出力用三相交流リアクトルと、前記出力用三相交流リアクトルと前記駆動対象負荷との接続点に並列接続された三相星型結線の受動素子群からなるノーマルモードフィルタを備え、この出力側の三相星型結線の受動素子群の中性点を出力の中性点検出手段として、前記駆動対象負荷との間に挿入されコモンモード成分低減回路を構成する三相コモンモードトランスの第四巻線の一端を接続し、前記第四巻線の他端は前記入力側の三相星型結線の受動素子群の中性点に接続することを特徴としている。
また、請求項4記載の発明は、請求項3記載のマトリクスコンバータのフィルタ装置において、前記出力用三相リアクトルと三相星型結線の受動素子群からなる受動フィルタのうち、三相星型結線の受動素子群をコンデンサによって三相分星型結線にした事を特徴としている。
また、請求項5に記載の発明は、請求項3又は4記載のマトリクスコンバータのフィルタ装置において、前記出力用三相交流リアクトルの代わりに,出力用単相交流リアクトル三個をそれぞれ各相に挿入したことを特徴としている。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1又は3記載のマトリクスコンバータのフィルタ装置において、前記フィルタ装置のマトリクスコンバータの出力側におけるコモンモード成分低減回路において、前記中性点検出手段と前記第四巻線を具備する三相コモンモードトランスの第四巻線の一端への接続を受動素子からなる受動回路を介して接続することを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1又は3記載のマトリクスコンバータのフィルタ装置において、前記入力側の三相星型結線の受動素子群の中性点と前記出力側の第四巻線を具備する三相コモンモードトランスの第四巻線の接続を、受動素子を介して接続することを特徴としている。
また、請求項8に記載の発明は、請求項1又は3記載のマトリクスコンバータのフィルタ装置において、前記第四巻線を具備する三相コモンモードトランスの第四巻線の両端を、振動抑制用の抵抗器を介して接続したことを特徴としている。
以上のように、このマトリクスコンバータのフィルタ装置によれば、本発明では、マトリクスコンバータを含めた電力変換装置にもともと必要な、入力段での受動フィルタ回路で作られる入力の中性点を基準として利用し、出力側で構成する各種フィルタとの接続点をこの入力側の中性点とすることで、必要な組合せを容易に実現することができる。
本発明によれば、マトリクスコンバータに付加する入出力におけるフィルタ装置を合理的に構成できるという利点があり、具体的な効果としては、
1、出力線間電圧を正弦波にすることにより、モータ端子間サージ電圧やキャリヤ騒音の抑制効果。
2、出力コモンモード電圧を抑制することにより、高周波洩れ電流の低減やベアリングの電蝕防止効果。
3、高周波洩れ電流の低減による、伝導ノイズの低減効果。
等が期待できる。
また、本発明の各フィルタ装置は、複数の種類の組み合わせにより、共通化や簡素化が可能であり、それによって各種の安価、省スペースのフィルタ装置を構成することができるという効果がある。
以下、本発明を図に基づいて具体的に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態に係るマトリクスコンバータのフィルタ装置の回路構成図である。
図において、三相交流電源1とマトリクスコンバータ主回路4の間に入力用三相交流リアクトル2が直列に接続され、入力用三相交流リアクトル2とマトリクスコンバータ主回路4との接続点に並列に三相星型結線の受動素子群3を接続し、入力の受動フィルタを構成している。この図1の構成は、三相星型結線の受動素子群3を請求項2に記載のコンデンサによる三相分星型結線にした例である。
また、図中マトリクスコンバータ4と負荷モータ7(ここではモータとしたが、限定されるものではなく他の負荷でもよい)との間に、出力側の出力の中性点検出手段5と、第四巻線を具備した三相コモンモードトランス6からなるコモンモード成分低減回路を備えている。なお、マトリクスコンバータ主回路4は図示はされていないが、例えば、双方向スイッチを3個用いたモジュールを並列に3段構成にしたもの等である。
以上の構成において、出力側の中性点検出手段5の中性点には、マトリクスコンバータのPWM制御によって発生するコモンモード電圧が現れ、三相コモンモードトランスの第四巻線の両端にも同じくコモンモード電圧が現れる。これらを入力側の三相星型結線の受動素子群3の中性点を基準として足し合わせることで、コモンモード電圧を相殺し抑止できる。また、この場合は入力の受動フィルタにより外部への伝導、放射ノイズの流入を阻止すると共に、受動素子群3や出力側の中性点検出手段5を接地せずに中性点を接続しているので漏洩電流が低減される。
また、この場合のLCフィルタ回路の共振周波数については、特許文献2の図9の場合と同様にPMWのキャリヤ周波数と基本周波数の中間に、例えば、両者の相乗平均値付近になるように設定すればよい。
マトリクスコンバータは交流電源を直接任意の電圧・周波数に変換する交流-交流直接変換装置であるが、その原理上入力にはパルス上の電流がながれる。これを入力用三相星型結線受動素子群3と入力用三相交流リアクトル2からなるLCフィルタによりフィルタリングすることにより、入力電流を正弦波に制御することができる。また図中マトリクスコンバータ4と負荷モータ7(ここではモータとしたが、限定されるものではない)との間に出力用三相コモンモードトランス(出力用三相交流リアクトルでもよい)を直列に接続し、出力用三相コモンモードトランス5と負荷モータ7との接続点に並列に出力用中性点検出手段6を接続し、出力側のLCフィルタを構成している。これによりPWM出力だったマトリクスコンバータ出力線間電圧を正弦波にすることが可能となり、入出力の電圧と電流の両方共に正弦波の変換装置が実現できる。また、入力、出力いずれのLCフィルタにおいても、電圧の外乱によりフィルタが共振現象を引き起こすは、コンデンサやリアクトルに並列に抵抗等のダンピング要素を付加することにより共振抑制を図ることができる。
図2は本発明の第2の実施の形態に係るマトリクスコンバータのフィルタ装置の回路構成図である。
図2において、この場合は、マトリクスコンバータ主回路4と三相コモンモードトランス6の間に出力側三相交流リアクトル8と出力側の三相星型結線の受動素子群9による受動フィルタを挿入し、三相星型結線の受動素子群9の中性点を図1に示した出力側の中性点検出手段5の代わりに用いる。この図2に示した三相星型結線の受動素子群9は請求項4に記載のコンデンサによる三相分星型結線にした例である。なお、出力側のコモンモードトランス6、及び入力側の入力用三相交流リアクトル2と受動素子群3による受動フィルタ等については図1と同じである。
従って、図1に示す前実施の形態と異なる点は、出力側三相交流リアクトル8と三相星型結線受動素子群9による受動フィルタ(ノーマルモードフィルタ)の追加により、ノーマルモードのスパイク等の低減を図った点である。この場合も出力側三相交流リアクトル8と三相星型結線受動素子群9による共振周波数をキャリヤ周波数と基本周波数との中間位置に設定すれば、より正弦波に近い線間波形が得られる。また、コモンモードフィルタの共振周波数についても、三相コモンモードトランス6のインダクタンスと三相星型結線受動素子群9のキャパシタンスで決定される共振周波数を、前述のようにキャリヤ周波数と基本周波数の中間、例えば、両者の相乗平均値付近に設定すればよい。なお、この第2の実施の形態は、請求項3に開示のフィルタ装置に該当するものである。
以上の構成によって、出力側三相交流リアクトル8と出力側の三相星型結線の受動素子群9による受動フィルタは、マトリクスコンバータの出力相間におけるPWMパルスのエッジを鈍らせたり、PWMパルスを正弦波に近づけるフィルタであり、図1に示した前実施の形態によるコモンモード電圧の相殺及びその他の効果に加えて、ノーマルモードのスパイクを抑制する効果をもつフィルタ装置の組合せになるものである。
図3は本発明の第3の実施の形態に係るマトリクスコンバータのフィルタ装置の回路構成図である。
図3において、第3の実施の形態が図2に示した第2の実施の形態と異なる構成は、図2に示した出力側三相交流リアクトル8の代わりに、単相交流リアクトル10−1、10−2、10−3を三台用いた場合の例であり、請求項5に開示のフィルタ装置に該当するものであって、単相交流リアクトル10と出力用三相星型結線受動素子群9によりノーマルモードフィルタを構成するもので、作用・効果については図2に示す第2実施の形態と同じである。
図4は本発明の第4の実施の形態に係るマトリクスコンバータのフィルタ装置の回路構成図である。
図4において、第4の実施の形態は請求項6を実現する回路で、図2に示した第2の実施の形態の回路構成に請求項6に開示の受動回路を加えた構成であり、出力側の三相星型結線受動素子群9と三相コモンモードトランス6の第四巻線を受動回路11を介して接続している。この受動回路11を、抵抗とコンデンサで構成した例である。
第4の実施の形態では、このような受動回路11を用いることで、マトリクスコンバータの出力側で発生するコモンモード電圧のパルスのエッジを鈍らせることができ、前述のコモンモード電圧を相殺する方式に比べ三相コモンモードトランスが小型化できる。
図5は本発明の第5の実施の形態に係るマトリクスコンバータのフィルタ装置の回路構成図である。
図5において、第5の実施の形態は請求項7を実現する回路であって、図2に示した第2の実施の形態の構成に請求項7に開示のように受動回路を挿入したものであり、受動回路11の挿入位置を入力側の三相星型結線の受動素子群3の中性点と三相コモンモードトランス6の第四巻線の接続線上としている。この図5に示す受動回路11は、抵抗とコンデンサで構成した例である。
この図5に示す回路は図4の回路と同様に、受動回路11を用いることで,マトリクスコンバータの出力側で発生するコモンモード電圧のパルスのエッジを鈍らせることができ、前述のコモンモード電圧を相殺する方式に比べて、三相コモンモードトランスが小型化できる。
図6は本発明の第6の実施の形態に係るマトリクスコンバータのフィルタ装置の回路構成図である。
図6において、第6の実施の形態は請求項8を実現する回路であって、前実施の形態の図5の回路構成に請求項8を適用したもので、三相コモンモードトランス6の第四巻線の両端を抵抗器12を介して接続することで、振動が発生した場合の振動抑制を行うことが可能である。
以上、本発明で説明した各フィルタ装置は、それに限定されるものではなく、各種の組み合わせにより、共通化や簡素化が可能であり、そらは全て本発明の範囲内であることは勿論である。
本発明の第1の実施の形態に係るマトリクスコンバータのフィルタ装置の回路構成図である。 本発明の第2の実施の形態に係るマトリクスコンバータのフィルタ装置の回路構成図である。 本発明の第3の実施の形態に係るマトリクスコンバータのフィルタ装置の回路構成図である。 本発明の第4の実施の形態に係るマトリクスコンバータのフィルタ装置の回路構成図である。 本発明の第5の実施の形態に係るマトリクスコンバータのフィルタ装置の回路構成図である。 本発明の第6の実施の形態に係るマトリクスコンバータのフィルタ装置の回路構成図である。 従来のインバータのコモンモード電圧の抑制方法とその装置の構成図である。 従来のPWMインバータ用フィルタ回路の回路図である。 図8に示すフィルタ回路の共振周波数の説明図である。 従来のPWMサイクロコンバータのシステム構成図である。
符号の説明
1 三相交流電源
2 入力用三相交流リアクトル
3 入力用三相星型結線受動素子群
4 マトリクスコンバータ主回路
5 出力用中性点検出手段
6 出力用三相コモンモードトランス
7 負荷(モータ)
8 出力用三相交流リアクトル
9 出力用三相星型結線受動素子群
10−1 出力用単相交流リアクトル1
10−2 出力用単相交流リアクトル2
10−3 出力用単相交流リアクトル3
11 受動回路
12 抵抗器

Claims (8)

  1. 交流―交流直接変換装置としてのマトリクスコンバータにおいて、交流電源とマトリクスコンバータとの間に挿入された入力用三相交流リアクトルと、前記入力用三相交流リアクトルとマトリクスコンバータとの接続点に並列接続された三相星型結線の受動素子群からなる受動フィルタを備え、前記マトリクスコンバータの出力においては、出力の中性点検出手段と、第四巻線を具備した三相コモンモードトランスからなるコモンモード成分低減回路を備え、前記コモンモードトランスの第四巻線の一端を前記マトリクスコンバータの出力の中性点検出手段に接続し、他端を前記マトリクスコンバータの入力側の三相星型結線の受動素子群の中性点に接続することを特徴とするマトリクスコンバータのフィルタ装置。
  2. 前記入力用三相リアクトルと三相星型結線の受動素子群からなる受動フィルタのうち、三相星型結線の受動素子群を、コンデンサによって三相分星型結線にした事を特徴とする請求項1記載のマトリクスコンバータのフィルタ装置。
  3. 交流−交流直接変換装置としてのマトリクスコンバータにおいて、交流電源とマトリクスコンバータとの間に挿入された入力用三相交流リアクトルと、前記入力用三相交流リアクトルとマトリクスコンバータとの接続点に並列接続された三相星型結線の受動素子群からなる受動フィルタを備え、前記マトリクスコンバータの出力においては、前記マトリクスコンバータとその駆動対象負荷との間に挿入された出力用三相交流リアクトルと、前記出力用三相交流リアクトルと前記駆動対象負荷との接続点に並列接続された三相星型結線の受動素子群からなるノーマルモードフィルタを備え、この出力側の三相星型結線の受動素子群の中性点を出力の中性点検出手段として、前記駆動対象負荷との間に挿入されコモンモード成分低減回路を構成する三相コモンモードトランスの第四巻線の一端を接続し、前記第四巻線の他端は前記入力側の三相星型結線の受動素子群の中性点に接続することを特徴とするマトリクスコンバータのフィルタ装置。
  4. 前記出力用三相リアクトルと三相星型結線の受動素子群からなる受動フィルタのうち、三相星型結線の受動素子群をコンデンサによって三相分星型結線にした事を特徴とする請求項3記載のマトリクスコンバータのフィルタ装置。
  5. 前記出力用三相交流リアクトルの代わりに,出力用単相交流リアクトル三個をそれぞれ各相に挿入したことを特徴とする請求項3又は4記載のマトリクスコンバータのフィルタ装置。
  6. 前記フィルタ装置のマトリクスコンバータの出力側におけるコモンモード成分低減回路において、前記中性点検出手段と前記第四巻線を具備する三相コモンモードトランスの第四巻線の一端への接続を受動素子からなる受動回路を介して接続することを特徴とする請求項1又は3記載のマトリクスコンバータのフィルタ装置。
  7. 前記入力側の三相星型結線の受動素子群の中性点と前記出力側の第四巻線を具備する三相コモンモードトランスの第四巻線の接続を受動素子を介して接続することを特徴とする請求項1又は3記載のマトリクスコンバータのフィルタ装置。
  8. 前記第四巻線を具備する三相コモンモードトランスの第四巻線の両端を、振動抑制用の抵抗器を介して接続したことを特徴とする請求項1又は3記載のマトリクスコンバータのフィルタ装置。
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