JP2005142324A - 半導体レーザー測定装置 - Google Patents

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保宏 村岡
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Yoshio Kameyama
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Abstract

【課題】半導体レーザーのキンク特性は速度応答を有し、この速度応答を考慮しないと、半導体レーザーのキンク特性を検出することが出来ない。
【解決手段】光学ヘッドの半導体レーザー1からの出射光を受光するモニタ受光素子3と、レーザードライバ2を制御する制御信号を発生する信号発生回路8,9によりレーザー駆動信号のパルス波形におけるライトパワー値を発生させる期間に対応するタイミングで前記モニタ受光素子3により得られるモニタ出力を測定する測定回路22とを備え、レーザードライバから発生されるレーザー駆動信号の出力レベルを所定刻みに変化させ、その都度、前記測定回路22によりモニタ受光素子3からのモニタ出力を測定し、このモニタ出力の測定値のレーザー駆動信号の出力レベルに対する変化の直線性を検出して半導体レーザー1の品質を判断する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光学ヘッドの半導体レーザーをレーザードライバから出力されるパルス波形のレーザー駆動信号により駆動して記録媒体にデータ記録を行う光記録装置に使用される半導体レーザーを測定する半導体レーザー測定装置に関し、特に、半導体レーザーの特性のキンクを検出する半導体レーザー測定装置に関する。
光学ヘッドからの光ビームを用いてディスクにデジタルのデータ信号を記録する光ディスク記録装置としては、CD(Compact Disc)ファミリーのCD−R(Recordable)及びCD−RW(ReWritable)、あるいはDVD(Digital Versatile Disc)ファミリーのマイナス(−)系及びプラス(+)系のR(Recordable)、−系及び+系のRW(ReWritable)、及びRAMに対応するドライブ装置が良く知られており、この光ディスク記録装置においては、記録速度の高速化が図られている。
ところで、このような光記録装置に使用される光学ヘッドにおいて、光源となる半導体レーザー(レーザーダイオード)が不良であったり、劣化することにより半導体レーザーの特性が規格外であると、光学ヘッドから出射されるレーザー出力が意図した値とならず、記録不良を発生させる。
その為、光学ヘッドの半導体レーザーの特性を測定し、半導体レーザーの特性が規格外である場合に光記録装置に使用するのを止めたり、あるいは記録動作を禁止して記録不良のディスク等の記録媒体が作成されないようにする必要がある。
ところで、半導体レーザーの特性の1つとしては、半導体レーザーの駆動電流と半導体レーザーのレーザー出力との関係において線形性が無くなるキンク(KINK)と呼ばれる現象がある。
その為、光学ヘッドの半導体レーザーの特性にキンクがあるか否かを測定し、これにより半導体レーザーの特性が規格外であることを判断することが行われている。(特許文献1参照)
特開2000−187867号公報
特許文献1に示される半導体レーザー測定装置においては、図2の半導体レーザーの駆動電流と半導体レーザーのレーザー出力との関係を示す特性図に示されるような半導体レーザーの局所的なキンクを測定するようになっていない。
ところで、光記録装置において記録速度の高速化が図られ、これに対応してライトストラテジによりレーザー駆動信号のパルス波形のパルス幅が狭くなるので、記録速度に対応したパルス波形のパルス幅に基づく半導体レーザーの特性を測定しなければ、実使用に即した半導体レーザーの特性を測定することが出来ず、特に、半導体レーザーのキンク特性は速度応答を有し、この速度応答を考慮し、記録速度の高速化に対応させてパルス幅の狭いパルス波形のレーザー駆動信号により半導体レーザーを駆動させた状態で半導体レーザーのキンク特性を測定しないと、そのキンク特性を検出することが出来ない。
本発明は、光学ヘッドの半導体レーザーからの出射光を受光するモニタ受光素子と、レーザードライバを制御する制御信号を発生する信号発生回路によりレーザー駆動信号のパルス波形におけるライトパワー値を発生させる期間に対応するタイミングで前記モニタ受光素子により得られるモニタ出力を測定する測定回路とを備え、レーザードライバから発生されるレーザー駆動信号の出力レベルを所定刻みに変化させ、その都度、前記測定回路によりモニタ受光素子からのモニタ出力を測定し、このモニタ出力の測定値のレーザー駆動信号の出力レベルに対する変化の直線性を検出して半導体レーザーの品質を判断する。
本発明の半導体レーザー測定装置は、レーザー駆動信号のパルス波形におけるライトパワー値を発生させる期間に対応するタイミングでモニタ受光素子により得られるモニタ出力を測定回路により測定するようにし、レーザー駆動信号の出力レベルを所定刻みに変化させ、その都度、前記測定回路により測定されるモニタ出力の測定値のレーザー駆動信号の出力レベルに対する変化の直線性を検出しているので、実使用に即した半導体レーザーの特性を測定することが出来、記録速度の高速化に対応させてパルス幅の狭いパルス波形のレーザー駆動信号により半導体レーザーを駆動させた状態での半導体レーザー特性のキンクを測定することが出来る。
特に、測定時に使用するレーザー駆動信号のパルス波形を実際の記録速度に基づくライトストラテジにより設定するようにしているので、実使用に即した半導体レーザーの局所的なキンク特性を測定することが出来る。
また、レーザードライバの制御信号を発生する信号発生回路のAPC回路をオン状態にして測定したモニタ出力を基準にして前記APC回路のオフ状態でレーザー駆動信号の出力レベルを所定刻みに変化させた際に測定したモニタ出力の変化を検出しており、光記録装置に既存の回路を使用して半導体レーザーの特性を測定することが出来る。
図1は本発明に係る半導体レーザー測定装置を備える光ディスク記録装置の一実施例を示す回路ブロック図である。
光学ヘッドの光源となるレーザーダイオード1はレーザードライバ2により駆動され、ディスク(図示せず)に対して記録及び再生を行うためのレーザービームを出射する。
光学ヘッドにはレーザーダイオード1から出射されてディスクに導かれる光路途中で分離されるレーザービームを受光するフロントモニターダイオード3が備えられており、このフロントモニターダイオード3は受光されるレーザービームの光量に応じて受光電流が流れ、この受光電流に応じた電圧信号のモニター出力を発生する。
レーザードライバ2には、エンコーダ/デコーダ4の動作に関連付けられたタイミングで切り換えられるスイッチ回路5,6により選択される信号が供給され、ディスク再生時においてリードパワー信号発生回路8から発生されるリードパワー信号が供給され、ライトワンスディスクの記録時においてリードパワー信号発生回路8から発生されるリードパワー信号と、ライトパワー信号発生回路9から発生されるライトパワー信号とにより生成されるパルス波形信号が供給される。
リードパワー信号発生回路8には、APC(Automatic Power Control)回路11からのAPC出力が入力される。このAPC回路11には、フロントモニターダイオード3に受光されるレーザービームの光量に応じたモニター出力をサンプル・ホールド回路(S/H回路)12によりエンコーダ/デコーダ4による処理動作に関連付けられてリードパワ
ー値によりレーザーダイオード1が駆動されているタイミングでサンプル・ホールドしたS/H電圧と、CPU13に記録条件、再生条件に対応してあらかじめ取得されて記憶されたデータをデジタル・アナログ変換回路(D/A回路)14によりデジタル・アナログ変換した基準電圧とが印加され、APC回路11は基準電圧に対する前記S/H電圧の差分電圧に対応してAPC出力を補正する。
その為,リードパワー信号発生回路8は、前記APC回路11からのAPC出力によりフロントモニターダイオード3からのモニター出力をリードパワー値に対応する一定に制御するべくレーザードライバ2を制御する制御信号を発生する。
ディスク再生時において、CPU13からD/A回路14に供給されるデータはレーザーダイオード1の駆動がディスク種別や記録速度等の再生条件に適切なレーザー出力となるように設定されている。その為、リードパワー信号発生回路8は再生条件に適合するディスク再生に適切な一定レベルにレーザーダイオード1からのレーザー出力を制御するべくレーザードライバ2を制御するリードパワー信号を発生する。
一方、ライトワンスディスクの記録時において、CPU13からD/A回路14に供給されるデータはレーザーダイオード1の駆動がディスク種別や記録速度等の記録条件に適合したリードパワー値に適切なレーザー出力となるように設定されている。その為、リードパワー信号発生回路8は記録条件に適合するディスク記録に適切なリードパワー値の一定レベルにレーザーダイオード1からのレーザー出力を制御するべくレーザードライバ2を制御するリードパワー信号を発生する。
ライトパワー信号発生回路9にはスイッチ回路15の切り換えによりAPC回路16からのAPC出力とACC(Automatic Current Control)回路17からのACC出力とのいずれかが選択的に入力される。
APC回路16には、フロントモニターダイオード3に受光されるレーザービームの光量に応じたモニター出力をサンプル・ホールド回路(S/H回路)18によりライトパワー値によりレーザーダイオード1が駆動されているタイミングでサンプル・ホールドしたS/H電圧と、CPU13に記録条件に対応してあらかじめ取得されて記憶されたデータをデジタル・アナログ変換回路(D/A回路)19によりデジタル・アナログ変換した基準電圧とが印加され、APC回路16は、基準電圧に対する前記S/H電圧の差分電圧に対応してAPC出力を補正する。
その為,スイッチ回路15の切り換えによりAPC回路16からのAPC出力が選択された際には、ライトパワー信号発生回路9は前記APC回路16からのAPC出力によりフロントモニターダイオード3からのモニター出力をライトパワー値に対応する一定に制御するべくレーザードライバ2を制御するライトパワー信号を発生する。この場合、ライトパワー信号発生回路9は記録条件に適合するディスク記録に適切なライトパワー値の一定レベルにレーザーダイオード1からのレーザー出力を制御するべくレーザードライバ2を制御するライトパワー信号を発生する。
一方、ACC回路17にはCPU13に記憶されるデータをデジタル・アナログ変換回路(D/A回路)20によりデジタル・アナログ変換して発生されるACC電圧が印加され、ACC回路17はこのACC電圧を基に電流一定のACC信号を発生する。
その為,スイッチ回路15の切り換えによりACC回路17からのACC出力が選択された際には、ライトパワー信号発生回路9は前記ACC回路17からのACC出力によりライトパワー値に対応してレーザードライバ2を制御するライトパワー信号を発生する。
この場合、ライトパワー信号発生回路9は記録条件に適合するディスク記録に適切なライトパワー値にレーザーダイオード1からのレーザー出力を制御するべくレーザードライバ2を制御するライトパワー信号を発生する。
切換制御回路21はエンコーダ/デコーダ4の動作に基づいてスイッチ回路15の切り換えを制御し、これによりスイッチ回路15はディスク記録時の記録直前までACC回路17からのACC出力が選択され、記録開始と同時にAPC回路16からのAPC出力が選択されるようになっている。
すなわち、ACC回路17はライト信号発生回路9によりディスク記録時の記録直前まで発生させる制御出力を設定する先出し用設定回路となっている。
このように構成される図1に示す回路は、光学ヘッドのレーザーダイオード1のキンク特性を測定する機能を有している。このレーザーダイオード1のキンク特性を測定する場合、ディスクを必要としない。
レーザーダイオード1のキンク特性を測定する操作が行われると、光学ヘッドのフォーカスサーボ及びトラッキングサーボがオフ状態になり、対応させる記録可能な最高速、あるいはこの最高速に近い所定の速度の記録状態に設定されるべくCPU13によりライトストラテジが設定されると共に、スイッチ回路15の切り換えによりAPC回路16からのAPC出力が選択される状態になる。これによりレーザーダイオード1にとって最も過酷な実使用に即したレーザーダイオード1のキンク特性が測定されることになる。
そして、CPU13によりD/A回路19に第1の所定値、例えばレーザーダイオード1を10mWのライトパワーで駆動させる場合のライトパワー設定値WDAC(10)が設定されると共に、ランダムな記録が行われるべくスイッチ回路5,6が切り換えられてリードパワー信号とライトパワー信号とにより生成されるパルス波形のテスト信号がレーザードライバ2に供給される。
その為、レーザーダイオード1はD/A回路19が第1の所定値に設定されたテスト信号に応じて駆動され、この際のAPC回路16によるAPC動作のオン状態でのフロントモニターダイオード3からのモニター出力がS/H回路18によりサンプル・ホールドされて第1のWSHO電圧y(10)としてCPU13内の測定回路22により測定されるようになっている。
第1のWSHO電圧が測定されると、次に、D/A回路19に第2の所定値、例えばレーザーダイオード1を20mWのライトパワーで駆動させる場合のライトパワー設定値WDAC(20)が設定され、第1のWSHO電圧が測定される状態と同様に、第2のWSHO電圧y(20)としてCPU13内の測定回路22により測定される。
ここで、エンコーダ/デコーダ4のエンコード動作に応じてパルス波形の記録信号が発生され、フロントモニターダイオード3からのモニター出力(記録信号に対して位相反転して出力される)が図2(イ)に示すように発生されると、このモニター出力のライトパワーに対応する期間のタイミングに同期するべくWAPC信号が図2(ロ)に示すように発生され、このWAPC信号によりS/H回路18によりサンプル・ホールドされるタイミングは決定されている。その為、CPU13内の測定回路22により測定される前記モニター出力のWSHO電圧y(n)は記録信号のライトパワー値に基づいている。
ところで、APC動作のオン状態において、フロントモニターダイオード3からのモニター出力をD/A回路19に設定される値に対応した一定値にするべくフロントモニター
ダイオード3の感度が保障されており、レーザーダイオード1を所定の2点のライトパワーで駆動させた場合における所定の第1及び第2のWSHO電圧が基準として測定され、レーザーダイオード1を駆動するライトパワーx(n)に対するフロントモニターダイオード3から得られるモニター電圧であるWSHO電圧y(n)が分かる。
すなわち、y(n)−y(10)=〔(y(20)−y(10))/(20−10)〕×(x(n)−10)の式が成り立ち、この式をx(n)について解くと、x(n)=〔(y(n)−y(10))/(y(20)−y(10)〕×(20−10)+10となる。
しかしながら、APC動作のオン状態においてはフロントモニターダイオード3からのモニター出力をD/A回路19に設定される値に対応した一定値にするように動作するからレーザーダイオード1のキンク特性を測定することが出来ない。
その為、レーザーダイオード1のキンク特性を測定する場合は、APC動作のオン状態で第1及び第2のWSHO電圧を測定したら、次に、スイッチ回路15が切り換えられ、ACC回路17からのACC出力が選択される状態になり、APC動作のオフ状態でD/A回路20に第3及び第4の所定値を設定し、それぞれフロントモニターダイオード3から得られるモニター電圧であるWSHO電圧を測定する。
APC動作のオン状態においてライトパワーx(n)に対するWSHO電圧y(n)の関係が導かれているので、この関係からAPC動作のオフ状態において測定された各WSHO電圧における各ライトパワー値を求め、APC動作のオフ状態におけるライトパワーX(n)に対するWSHO電圧Y(n)の関係を導き、これからD/A回路20に2点の所定値z(p),z(q)を設定した場合のそれぞれのレーザーダイオード1を駆動するライトパワーX(z(p)),X(z(q))を求め、逆に、レーザーダイオード1を駆動するライトパワー値X(z(n))を設定する場合のD/A回路20に設定する値z(n)を導きだす。
すなわち、X(n)−X(z(p))=〔(X(z(q))−X(z(p))/(z(q)−z(p)〕×(z(n)−z(p))の式が成り立ち、この式をz(n)について解くと、z(n)=[〔X(n)−X(z(p))〕/〔X(z(q))−X(z(p))〕]×(z(q)−z(p))+z(p)と算出できる。
このようにしてAPC動作のオフ状態においてレーザーダイオード1を任意のライトパワー値X(n)により駆動する場合のD/A回路20に設定する値z(n)が分かる状態になった後、CPU13によりレーザーダイオード1を任意のライトパワー値により駆動するようにCPU13によりこのライトパワー値に対応する設定値がD/A回路20に設定され、その都度、ライトパワー値が発生される時点でのフロントモニターダイオード3からのモニター出力をS/H回路18によりサンプル・ホールドしたWSHO電圧y(n)をCPU13内の測定回路22により測定する。
この場合、レーザーダイオード1を駆動するライトパワー値を所定の2点間で所定刻みに変えるべくD/A回路20に設定する値を変えながらWSHO電圧をCPU13内の測定回路22により測定する。例えば、前記ライトパワー値を10mWから20mWまで変化させる場合、10mWと12mWの2点、11mWと13mWの2点、…18mWと20mWの2点という具合に2点間のライトパワー値の差出力を2mWとすると共に、変化させるライトパワー値を1mW刻みに設定させるようにする。但し、2点間のライトパワー値の差出力、及び変化させるライトパワー値はレーザーダイオード1の使用可能範囲内で任意に設定可能である。
このようにして所定の2点間で所定刻みに変化されたライトパワー値であるWSHO電圧の差分はそれぞれCPU13により演算され、このWSHO値の差分から所定刻みの各2点間でのレーザーダイオード1における駆動パワーに対する出力パワーの特性の直線性、すなわちレーザーダイオード1における駆動電流に対する出力パワーの特性の直線性が判断される。
ここで、レーザーダイオード1を駆動するライトパワー値の変化は所定の2点間で所定刻みであるので、レーザーダイオード1における駆動電流Iに対する出力パワーPの特性の直線性が確保されていれば、測定されるWSHO電圧は一定間隔ずつ変化し、この変化量を監視することによりレーザーダイオード1における駆動電流に対する出力パワーの特性の直線性が判断出来、図3に示す如く、レーザーダイオード1に局所的なキンク特性があると、そのキンク部分Kのレーザーダイオード1における駆動電流Iに対する出力パワーPの特性の傾きが他の部分と相違することになる。
その為、前記WSHO電圧の差分があらかじめ設定される許容範囲を越える値になった際に前記直線性が欠落していることになるので、判断手段23は前記WSHO電圧の差分があらかじめ設定される許容範囲を越える値になっているか否かを判断し、この判断が「イエス」であると、レーザーダイオード1に局所的なキンク特性があると判断する。
半導体レーザーの納入検査をする際の局所的なキンク特性を測定する場合に適用できる。
本発明に係る半導体レーザー測定装置を備える光ディスク記録装置の一実施例を示す回路ブロック図である。 フロントモニターダイオード3から得られるモニター電圧であるWSHO電圧がS/H回路18によりサンプル・ホールドされるタイミングを示すタイミングチャートである。 局所的なキンク特性を有するレーザーダイオード1の駆動電流に対する出力パワーの特性を示す特性図である。
符号の説明
1 レーザーダイオード
2 レーザードライバ
3 フロントモニターダイオード
4 エンコーダ/デコーダ
8 リードパワー信号発生回路
9 ライトパワー信号発生回路
13 CPU
16 APC回路
17 ACC回路
18 S/H回路
19,20 D/A回路
22 測定回路
23 判断手段

Claims (3)

  1. 光学ヘッドの半導体レーザーをレーザードライバから出力されるパルス波形のレーザー駆動信号により駆動して記録媒体にデータ記録を行う光記録装置に使用される半導体レーザーを測定する半導体レーザー測定装置おいて、前記レーザードライバからパルス波形のレーザー駆動信号を発生させるべくレーザードライバを制御する制御信号を発生する信号発生回路と、記録媒体に記録する記録データに対応して前記信号発生回路から制御信号を発生させるエンコーダと、光学ヘッドの半導体レーザーからの出射光を受光するモニタ受光素子と、前記信号発生回路によりレーザー駆動信号のパルス波形におけるライトパワー値を発生させる期間に対応するタイミングで前記モニタ受光素子により得られるモニタ出力を測定する測定回路とを備え、前記レーザードライバから発生されるレーザー駆動信号の出力レベルを所定刻みに変化させ、その都度、前記測定回路によりモニタ受光素子からのモニタ出力を測定し、このモニタ出力の測定値のレーザー駆動信号の出力レベルに対する変化の直線性を検出して半導体レーザーの品質を判断することを特徴とする半導体レーザー測定装置。
  2. 前記信号発生回路によりレーザードライバから発生させるレーザー駆動信号のパルス波形を光記録装置に対応させる実際の記録速度に基づくライトストラテジにより設定することを特徴とする請求項1記載の半導体レーザー測定装置。
  3. 前記信号発生回路は前記モニタ受光素子からのモニター出力をサンプル・ホールド回路によりサンプル・ホールドしたモニター電圧に対応して発生する制御信号が補正されるAPC回路を備え、記録媒体にマーク記録を行うレーザードライバからのレーザー駆動信号のライトパワー値により半導体レーザーがレーザー発光される際のモニタ受光素子からのモニタ出力を前記APC回路をオン状態にして所定のレーザー発光出力時に測定し、前記APC回路をオフ状態にしてレーザードライバから発生されるレーザー駆動信号の出力レベルを所定刻みに変化させてレーザードライバからのレーザー駆動信号のライトパワー値により半導体レーザーがレーザー発光される際のモニタ受光素子からのモニタ出力の変化を、前記APC回路がオン状態で測定されたモニタ出力を基準にして測定したことを特徴とする請求項1記載の半導体レーザー測定装置。

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