JP2005140261A - 転がり軸受用シール部材および転がり軸受 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 転がり軸受に封入されるグリースを封止するため、該グリースに接触するゴム成形体を有する転がり軸受用シール部材であって、上記ゴム成形体がテトラフルオロエチレンと、プロピレンと、水素原子の一部がフッ素原子で置換された炭素数2〜4の不飽和炭化水素からなる架橋用単量体とを含む共重合体からなる加硫可能なフッ素ゴム組成物の成形体である。
【選択図】 図1
Description
これら電装部品、補機等には転がり軸受が使用されており、転がり軸受の潤滑には主としてウレア系グリースが使用されている。また、さらに温度条件が厳しい場合はフッ素グリースが使用されるが、フッ素グリースはきわめて高価なため、これと同等の性能をより経済的に実現する方法として本発明者等は不特定のウレア系グリースとフッ素グリースを混合したものを特願2002−100556で提案した。
従来使用されているフッ素ゴムとしては、フッ化ビニリデンとヘキサフルオロプロピレンの2元共重合体(VDF−HFP)や、これにテトラフルオロエチレンを加えた3元共重合体(VDF−HFP−TFE)、いわゆるFKMが一般的である。これらのフッ素ゴムはフッ素グリースを組み合わせて使用すると十分な耐久性が得られる。
しかし、フッ素ゴムとウレア系グリースとの組み合わせでは、ウレア化合物によりフッ素ゴムの架橋が進行し硬化するという問題がある。
これに対し、フッ素ゴムとしてフッ化ビニリデン−テトラフルオロエチレン−プロピレンの3元共重合体、またはテトラフルオロエチレン−プロピレン2元共重合体を採用することにより、ウレア系グリースとの組み合わせにおいて、転がり軸受の耐久性を向上させる方法が提案されている(特許文献1参照)。
シール部材に用いられているゴム弾性体が硬化するとシール性が悪化するため、グリースの漏洩が発生し、軸受寿命が短くなる問題を生ずる。また、シール面での接触圧力が高くなり、軸受の回転トルクが大きくなったり、それにより摩擦発熱し、グリースの劣化がいっそう進むことになる。
また、上記架橋用単量体がトリフルオロエチレン、3,3,3−トリフルオロプロペン−1、1,2,3,3,3−ペンタフルオロプロペン、1,1,3,3,3−ペンタフルオロプロピレン、2,3,3,3−テトラフルオロプロペンから選ばれた少なくとも一つの単量体であることを特徴とする。
また、上記共重合体がフッ化ビニリデンを含むことを特徴とする。
特に、ウレア化合物を含有するグリースがフッ素グリースとウレアグリースとの混合グリースであることを特徴とする。
水素原子の一部がフッ素原子で置換された炭素数2〜4の不飽和炭化水素からなる架橋用単量体としては、トリフルオロエチレン、3、3、3−トリフルオロプロペン−1、1、2、3、3、3−ペンタフルオロプロペン、1、1、3、3、3−ぺンタフルオロプロピレン、2、3、3、3−テトラフルオロプロペンが挙げられる。好ましい架橋用単量体は3、3、3−トリフルオロプロペン−1である。
また、フッ化ビニリデンを共重合させる場合は、フッ化ビニリデンが2〜20重量%、好ましくは10〜20重量%である。20重量%をこえるとウレア化合物ヘの耐性が低下する。
これらのフッ素ゴムを加硫可能とするため、ポリヒドロキシ(ポリオール)加硫剤、第4アンモニウム塩、第4ホスホニウム塩、第3スルホニウム塩などから選ばれる加硫促進剤、水酸化カルシウムや酸化マグネシウム等の受酸剤、カーボンブラック、クレー、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、珪酸マグネシウムなどの充填剤、オクタデシルアミン、ワックスなどの加工助剤、熱老化防止剤、顔料などが配合できる。例えば、それぞれの配合量は、共重合体を100重量部として、加硫剤が0.1〜20重量部、好ましくは0.5〜3重量部、加硫促進剤が0.1〜20重量部、好ましくは0.5〜3重量部、受酸剤が1〜30重量部、好ましくは1〜7重量部、充填剤が5〜100重量部、加工助剤が0.1〜20重量部である。
これらの組成物を混合、または成形する方法は一般のゴム加工に用いるプロセスを採用することができ、オープンロール、バンバリーミキサー、ニーダ、各種密封式ミキサーなどにより混練した後、プレス成形(プレス加硫)、押し出し成形、、射出成形などに供すればよい。また、特性を向上させるため、成形後には2次加硫を行なうことが好ましく、これはオーブン中で十分加熱(例えば200℃、24時間)することにより行なう。
深溝玉軸受1は、外周面に内輪転走面2aを有する内輪2と内周面に外輪転走面3aを有する外輪3とが同心に配置され、内輪転走面2aと外輪転走面3aとの間に複数個の転動体4が配置される。この複数個の転動体4を保持する保持器5および外輪3等に固定されるシール部材6が内輪2および外輪3の軸方向両端開口部8a、8bにそれぞれ設けられている。少なくとも転動体4の周囲にグリース7が封入される。
ゴム成形体と金属板との複合体からなるシール部材6の一例を図2に示す。シール部材6は鋼板などの金属板6aにフッ素ゴム成形体6bを固着して得られる。固着方法としては、機械的固着、化学的固着のいずれも方法であってもよい。好ましい固着方法としては、フッ素ゴム成形体を加硫時に、加硫型内に金属板を配置し、成形および加硫を同時に行ない固着する方法が挙げられる。
上記いずれの装着方法においても、封入グリース7がシール部材6を構成するゴム成形体6bと接触する。ゴム成形体6bは少なくとも封入グリース7と接触する部分が上述したフッ素ゴム成形体で形成される。例えばゴム成形体6bを上述した単体のフッ素ゴム成形体としてもよく、グリース7と接触する部分に上述したフッ素ゴム成形体を背面に従来のゴム成形体を積層した積層体としてもよい。
ウレア系グリースの基油には、パラフィン系鉱油やナフテン系鉱油等の鉱油類、ポリ−α−オレフィン油(PAO)などの合成炭化水素油類、ジアルキルジフェニルエーテル油、アルキルトリフェニルエーテル油、アルキルテトラフェニルエーテル油等のエーテル油類、ジエステル油、ポリオールエステル油またはこれらの、コンプレックスエステル油、芳香族エステル油、炭酸エステル油等のエステル油類等を単独で、あるいは相互に混合して使用できる。
これらの中で、高温、高速での潤滑性能並びに潤滑寿命を考慮すると、アルキルジフェニルエーテル油、エステル油、ポリ−α−オレフィン油(PAO)等が好ましい。
フッ素グリースは、ポリテトラフルオロエチレンを増ちょう剤とし、パーフルオロポリエーテル(PFPE)を基油としたものが好ましい例である。
フッ素グリースは、該グリース全体量に対して、パーフルオロポリエーテル油を 50〜90 重量%、フッ素樹脂粒子を 50〜10 重量%配合することが好ましい。この範囲の配合とすることにより、軸受封入グリースとして洩れが少なく、長時間トルクを下げられる好ましいちょう度に調整できる。
(1)ウレア系グリース
クリューバ社製:アソニックHQ72−102(増ちょう剤:脂肪族ジウレア、基油:芳香族ポリエステル油、40 ℃における動粘度 100 mm2/s )
(2)混合グリース
グリース全体に対して、パーフルオロポリエーテル油(デュポン社製商品名、クライトックス240AC) 67 重量%に、フッ素樹脂粉(デュポン社製商品名、バイダックス) 33 重量%を加え撹拌した後、ロールミルに通し、「増ちょう剤にPTFE粉、基油にPFPEを用いたグリース」である半固形状のフッ素グリースを得た。
次にグリース全体に対して、芳香族エステル油(旭電化工業社製商品名、プルーバーT90) 88 重量%の半量に 1 モルのジイソシアネートを溶かし、残りの半量に 2 モルのモノアミンを溶かして上記半量の基油に撹拌しながら加えた後、100〜120 ℃で 30 分間撹拌を続けて反応させ、ウレア化合物(化1において、R1およびR3が脂肪族基、R2がジフェニルメタン基である脂肪族ジウレア) 12 重量%を基油に析出した。その後、ロールミルに通し「増ちょう剤にウレア化合物、基油に合成油を用いたグリース」である半固形状のウレア系グリースを得た。
上記フッ素グリースを 40 重量%、ウレア系グリースを 59 重量%、鉱油をベースにしたアミン系防錆添加剤を 1 重量%混合撹袢し、フッ素グリースとウレア系グリースの混合グリースを得た。
表1に示す配合組成でロール温度 50 ℃にてオープンロールを用いて混練することにより、未加硫ゴム組成物を得た。表1に用いた各材料を以下に示す。
(1)フッ素ゴム1:デュポン・ダウ・エラストマー社製;VTR8802(加硫剤配合済)
(2)フッ素ゴム2:旭硝子社製;アフラス150
(3)フッ素ゴム3:デュポン・ダウ・エラストマー社製;A32J
(4)アクリルゴム:日本ゼオン社製;AR71
(5)酸化マグネシウム:協和化学工業社製;キョウワマグ150
(6)水酸化カルシウム:近江化学工業社製;カルビット
(7)カーボン1:エンジニアード社製;N990
(8)共架橋剤:日本化成社製;TAIC
(9)加硫剤:化薬アクゾ社製;パーカドックス14
(10)カーボン2:東海カーボン社製;シースト3
(11)硫黄:鶴見化学工業社製;サルファックスPMC
(12)老化防止剤:大内新興化学社製;ノクラックCD
(13)ステアリン酸ナトリウム:花王社製;NSソープ
(14)ステアリン酸カリウム:日本油脂社製;ノンサールSK−1
上記未加硫ゴム組成物を用いて加硫プレス機にて加硫成形物を得た。金型実温度は 170 ℃、加硫時間は1次加硫として 170 ℃で 12 分間で加硫した。次いで恒温槽内で2次加硫を行なった。2次加硫条件は、配合例1〜3が 200 ℃で 24 時間、配合例4が 170 ℃で 4 時間である。
得られた加硫成形物をJIS K 6251 3号試験片の形状に打ち抜き試験片を作製した。試験片を上記ウレア系グリースおよび上記混合グリースに( 170 ℃または 200 ℃)×1000 時間の条件で埋め込み浸漬して、浸漬前後の物性値を測定した。測定した物性値は硬度、引張り強度、引張り伸び、体積を測定し、浸漬前の物性値に対する硬度変化、引張り強度変化率、引張り伸び変化率、体積変化率をそれぞれ評価した。測定条件はJIS K 6251K、JIS K 6253K、JIS K 6258に準じた。結果を表2〜4に示す。なお、表3および表4において*印は測定不能を表す。
比較例2、3、6、7は、ウレア化合物を含有するグリースに浸漬された場合の物性劣化が著しい。また、比較例1、4、5、8は 170 ℃の低温条件でのグリース浸漬や、高温条件で短時間( 72 時間程度)の浸漬では物性変化は比較的小さいが、200 ℃で長時間の浸漬では大きな物性低下がみられた。
配合例1の未加硫ゴム組成物を鉄板製心金に成形し、6204軸受(内径:20 mm、外径:47 mm、幅:14 mm )用の非接触型ゴムシール(図2)を得た。これを石油ベンジンでよく洗浄した軸受に組み込むとともに、軸受内部に全空間容積の 38 %のフッ素グリースとウレア系グリースの混合物を封入して試験用軸受を作製した。得られた転がり軸受を高温耐久試験にて評価した。結果を表5に示す。
高温耐久試験は、ラジアル荷重 67 N 、スラスト荷重 67 N 、回転数 10000 rpm 、雰囲気温度 220 ℃にて軸受を回転させ、過負荷によりモータが停止するまでの時間を測定した。なお、試験時間は 1000 時間を上限とした。
2 内輪
3 外輪
4 転動体
5 保持器
6 シール部材
7 グリース
Claims (5)
- 転がり軸受に封入されるグリースを封止するため、該グリースに接触するゴム成形体を有する転がり軸受用シール部材であって、
前記ゴム成形体がテトラフルオロエチレンと、プロピレンと、水素原子の一部がフッ素原子で置換された炭素数2〜4の不飽和炭化水素からなる架橋用単量体とを含む共重合体からなる加硫可能なフッ素ゴム組成物の成形体であることを特徴とする転がり軸受用シール部材。 - 前記架橋用単量体がトリフルオロエチレン、3,3,3−トリフルオロプロペン−1、1,2,3,3,3−ペンタフルオロプロペン、1,1,3,3,3−ペンタフルオロプロピレン、2,3,3,3−テトラフルオロプロペンから選ばれた少なくとも一つの単量体であることを特徴とする請求項1記載の転がり軸受用シール部材。
- 前記共重合体がフッ化ビニリデンを含むことを特徴とする請求項1または請求項2記載の転がり軸受用シール部材。
- 内輪および外輪と、この内輪および外輪間に介在する複数の転動体と、この転動体の周囲にグリースを封止するためのシール部材を前記内輪および外輪の軸方向両端開口部に設けてなる転がり軸受であって、
前記グリースはウレア化合物を含有するグリースであり、前記シール部材は請求項1記載の転がり軸受用シール部材であることを特徴とする転がり軸受。 - 前記ウレア化合物を含有するグリースがフッ素グリースとウレアグリースとの混合グリースであることを特徴とする請求項4記載の転がり軸受。
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