JP2005138519A - 「摩擦力・スライドアーム方式」1枚分離機構およびページめくり器 - Google Patents

「摩擦力・スライドアーム方式」1枚分離機構およびページめくり器 Download PDF

Info

Publication number
JP2005138519A
JP2005138519A JP2003379358A JP2003379358A JP2005138519A JP 2005138519 A JP2005138519 A JP 2005138519A JP 2003379358 A JP2003379358 A JP 2003379358A JP 2003379358 A JP2003379358 A JP 2003379358A JP 2005138519 A JP2005138519 A JP 2005138519A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
page
book
slide arm
paper
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003379358A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4508605B2 (ja
Inventor
Susumu Kitazawa
進 北沢
Hidetoshi Kobayashi
英敏 小林
Masaru Nakazawa
賢 中沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NISHIZAWA DENKI KEIKI SEISAKUS
NISHIZAWA DENKI KEIKI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
NISHIZAWA DENKI KEIKI SEISAKUS
NISHIZAWA DENKI KEIKI SEISAKUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NISHIZAWA DENKI KEIKI SEISAKUS, NISHIZAWA DENKI KEIKI SEISAKUSHO KK filed Critical NISHIZAWA DENKI KEIKI SEISAKUS
Priority to JP2003379358A priority Critical patent/JP4508605B2/ja
Publication of JP2005138519A publication Critical patent/JP2005138519A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4508605B2 publication Critical patent/JP4508605B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Abstract

【課題】 本のページを確実にめくれる小形で経済的なページめくり器を提供する。
【解決手段】 本の開ページ面のコーナー部を摩擦力により座屈させることにより、用紙の1枚分離を確実にする。小形の「摩擦力・スライドアーム方式」1枚分離機構を書見台の開ページのコーナー部に設け、用紙のコーナー部を座屈させることにより1枚分離を行ない、1枚分離した用紙をページめくりロッドによりめくり移動することにより、確実にめくれる小形・経済的なページめくり器を実現する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、読書介助装置又は拡大読書装置の画像取得において、ページめくりを自動的に、確実に行なえるページめくり器に関する。
従来、書物等のページをめくる機構としては、吸着パッドによるものや、静電気吸着によるもの、めくりローラを用いたものなどが知られている。
本発明は、摩擦ラバー付きアームと固定パッド(プレスダウンパッドと呼称する)により紙を座屈させることにより用紙を1枚分離してページをめくる機構・装置に関する。
従来のめくりローラを用いたページめくり装置(図14、図15参照)では、めくりローラと押さえローラを書物等のページ面に押し当てて、該めくりローラを回転させることにより用紙とめくりローラとの摩擦力を利用して用紙の1枚分離を行ない、ページをめくるようにしているが、この方法では用紙と用紙との摩擦力が大きくなるために、紙質によっては確実に1ページずつめくることが困難な問題点があった。
具体的には、用紙と用紙との分離が不十分であるために、めくりローラを書物等のページに押し当てる力を調節する必要があった。しかしこの力の調節が難しく、2枚以上同時にめくってしまう場合や、めくりができない場合があった。
これは、めくりローラと用紙との摩擦力および用紙と用紙との摩擦力の関係が用紙の1枚分離に大きく影響するためであり、確実に用紙の分離をするためには、「ローラと用紙の摩擦力」>「用紙1枚目と用紙2枚目の摩擦力」>「用紙2枚目と用紙3枚目の摩擦力」という関係を成り立たせる必要があり、従来の前記めくりローラを使ったページめくり装置ではこの関係をなりたたせるための力の調節が面倒であった。
即ち、めくりローラと押さえローラを用紙の中央部付近で用紙に押し当てることから、「ローラと用紙の摩擦力」>「用紙1枚目と用紙2枚目の摩擦力」の関係を満足させるためにはローラを用紙に比較的強く押し当てる必要があった。そのため、用紙と用紙の摩擦力も大きくなり、用紙の1枚分離が難しいという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、確実にページを1ページずつめくれるページめくり器を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するための解決手段として、請求項1に係る「摩擦力・スライドアーム方式」1枚分離機構は、ページ面をページの一部分を上部から局部的にラバーで押圧しながらスライド移動する「ラバー付スライドアーム」と、ページ面の一部分を上部から局部的に押圧する「プレスダウンパッド」と、ページ面の用紙を座屈させた後に該用紙をすくいあげる「スクレーパ」と、前記ラバー付スライドアームがモータ軸を中心にしてページの紙面をスライド移動する「モータ機構部」および前記スライドアームに用紙への押圧力を与えるためのスプリングばねを取り付けた「スプリング機構」を有し、前記ラバー付スライドアームを前記プレスダウンパッドの方向にスライド移動させることにより、該プレスダウンパッドと用紙との摩擦力および該スライドアームラバーと用紙との摩擦力により、該用紙を該プレスダウンパッドと該スライドアームラバーとの間で座屈を生じさせ、該座屈により、用紙の1枚分離を行なうものである。ページ面の一部分を局部的に押圧すればよいので小型で経済的な1枚分離機構が得られる。
請求項2に係るページめくり器は、上記請求項1の「摩擦力・スライドアーム方式」1枚分離機構を書見台上の本の開ページコーナー部に設け、該1枚分離機構により、該ページの用紙の一部分であるコーナー部のみを座屈させることにより1枚分離を行なうことを特徴とする。
1枚分離した用紙は、記述していないページめくりロッド等によりめくり移動する。本ページめくり器はページのコーナー部のみを座屈させる方式ために、ページ面の中央部を座屈させる方式に比べてページ面用紙の座屈部面積が小さくなり、座屈力も小さくなる。
このため、スライドアームラバーと用紙との摩擦力が小さくて済む。すなわちスライドアームラバーと用紙との接触圧力が小さくできる。スライドアームラバーと用紙との接触圧力が小さければ、用紙と用紙との接触圧力が小さくなり、用紙と用紙との摩擦力も小さくなる。スライドアームラバーと用紙との接触圧力を小さくできることにより、「スライドアームラバーと用紙との摩擦力」>「用紙1枚目と用紙2枚目の摩擦力」>「用紙2枚目と用紙3枚目の摩擦力」の関係が成立し易くなり、用紙の座屈による1枚分離が容易になる。
つぎに、請求項3に係るページめくり器は、前記ページのコーナー部で摩擦力により用紙を座屈させる前記「摩擦力・スライドアーム方式」1枚分離機構3を有するページめくり器において、本の背表紙を固定する「背表紙固定機構」6と、本の開ページ面の中心ライン(本の綴じライン)の位置が常に一定になるようにする「本の綴じライン補償機構」7と、1枚分離した用紙をめくり移動させる「ロッド機構」14と、ページ面の上端及び又は下端及び又は左右端をそれぞれページ面押圧アームにより書見台に押圧して本の位置を固定する「ページ面押圧機構」16,17,18とを有することを特徴とする。
前記各機構の働きにより書見台上で本の開ページのコーナー部が本の厚さや開くページの大小と関係なく常に一定位置になり、前記「摩擦力・スライドアーム方式」1枚分離機構の摩擦ラバーを前記ページのコーナー部に常に安定して接触させることができるため、ページめくり動作が確実にできる。
以上説明したように、本発明の「摩擦力・スライドアーム方式」1枚分離機構(請求項1)によれば、小型で経済的な1枚分離機構が実現できるため、開ページのコーナー部で用紙を座屈させ1枚分離する方式の小型で経済的なページめくり器を提供することが出来る。
また、本発明の「摩擦力・スライドアーム方式」1枚分離機構を書見台上の開ページのコーナー部に設け、開ページのコーナー部を座屈することにより1枚分離するページめくり器(請求項2)によれば、様々な本の紙質に対して用紙の座屈がし易くなることから、用紙の1枚分離の確実性が高く、めくり動作の確実性の高いページめくり器を提供することが出来る。即ち、「ラバーと用紙との摩擦力」>「用紙1枚目と用紙2枚目との摩擦力」>「用紙2枚目と用紙3枚目との摩擦力」の関係が実現しやすいページめくり器を提供できる。
また、本発明のページめくり器(請求項3)によれば、本の綴じライン補償機構のはたらきにより、本の厚さや開くページの大小に関係なく本のコーナー部を常に一定位置に保つことができるので、1枚分離機構のスライドアームラバーを一枚分離動作させる度に本のページのコーナー部に確実に接触させることができ、安定にページの1枚分離動作が出来る。
また、開ページ面押圧機構の働きでページめくり完了時の開ページ面の紙しわが少なく、読みやすい開ページ面に保つことができる。この結果、めくり動作が確実で、操作が簡単であり、紙面が読みやすく、経済的なページめくり器を提供することができる。
以下、この発明に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明の「摩擦力・スライドアーム方式」1枚分離機構を示す斜視図である。図2は、この発明の「摩擦力・スライドアーム方式」1枚分離機構を書見台下部のコーナー部に設けた場合の平面図である。書見台と本の開ページ面および1枚分離機構との位置関係を示す。図3は、図2に示した前記1枚分離機構において、スライドアーム5の位置がAにある場合の正面図である。スライドアームラバーが本の開ページ面を押圧する位置関係を示す。なお、スライドアームラバー10はスプリング9により、開ページ面への押圧力を得ている。図4は、図2に示した前記1枚分離機構において、スライドアーム5の位置がBにある場合の正面図である。開ページ面の用紙がプレスダウンパッド6とスライドアームラバー10の間で座屈している状態11を示す。図5は、本発明のページめくり器の機構を示す斜視図である。図6は、本発明のページめくり器の構成を示す機能ブロック図(平面図)である。
このページめくり器は、書見台1、1’と1枚分離機構3、3’と本の背表紙固定機構12とロッド機構14と本の綴じライン補償機構13およびページ押さえ機構16、17、18とから構成されている。書見台1、1’は、左右2分割の構造にしてあり、その中央部に本の背表紙を固定する背表紙固定機構12および本の綴じライン補償機構13を設けてある。
前記1枚分離機構3は、図3に示すように、ラバー10付きスライドアーム5とプレスダウンパッド6とスクレーパ7とモータ機構部8およびスプリング機構部9から構成されている。 スライドアームラバー10とプレスダウンパッド6のはたらきにより、開ページ面の用紙1枚のみをプレスダウンパッド6とスライドアームラバー10間で座屈させ、該用紙の1枚分離をする機能を有している。
スライドアームラバー10は、スプリング9のばね作用により、開ページ面に所定の力で押し当てられる。また、図2に示すように、スライドアーム5に結合したモータ8の働きによりスライドアームラバー10を開ページ面上でプレスダウンパッド6の方向に回転移動および戻り移動をする。この開ページ面上で、A点からB点までのスライド移動時に、用紙とスライドアームラバーとの摩擦力および用紙とプレスダウンパッドとの摩擦力により、ページ面の用紙を座屈させる。この座屈させる力を座屈力と呼ぶ。
本の綴じライン補償機構13は、本の開ページを初めのページからから末尾まで様々に変えても開ページのコーナー部の位置が常に所定の一定位置になるように、背表紙固定機構の背表紙固定板の位置および背表紙固定板の角度を左側または右側にずらすことにより補償する機能を有する機構である。
図7は、本開ページの綴じライン補償機構の実施例説明図である。図7において、図7(a)は本を全ページのほぼ半分のところで開いた場合であり、本の開ページ面の高さを開ページの左右のページで等しくするために、書見台1、1’の高さも左右が等しい高さになる。なお、この場合は、背表紙固定板19は書見台上面に対して平行になり、本の綴じラインは背表紙固定板19のほぼ中央、即ち書見台1、1’のほぼ中央になっている。
図7(b)は、本を最初のページかまたは末尾のページを開いた場合であり、本の開ページ面の高さを左右のページで等しくするために、書見台1、1’の高さは本の厚み分だけ一方の書見台が他方よりも低くなる。即ち、図7(b)に示すように本の用紙枚数の多い方の書見台1’の高さが低くなり、用紙枚数の少ないほうの書見台の高さが高くなる。その結果、開ページ面の左右の高さが等しくなる。また、この場合、背表紙固定板19は書見台の上面に対して平行にはならないで、用紙枚数の多いほうに傾斜した状態になり、かつ、用紙枚数の多いほうに距離Xだけ移動した状態になる。なお、本の綴じラインは図7(b)にしめすように書見台1、1’のほぼ中央になっている。このように背表紙固定板6を動かす機構にしてあるので、本の開ページが大きい場合でも小さい場合でも本の開ページ綴じライン位置が常に書見台1、1’のほぼ中央になるように補償動作する。即ち、本の開ページのコーナー部が常に一定の位置になるように補償動作をする。
図8はページめくり用ロッド機構の実施例説明図である。図のようにページめくりロッド20がモータシャフト21を介してモータ22に結合し、該モータ22によりページめくりロッド20が回転(正転および逆転)できるようにしてある。ページめくりロッドの回転位置検出用フォトセンサ23を、モータシャフト21に固定したセンサーカム24と組み合わさるように、該センサーカムの近傍に設けている。ページめくりロッドの回転位置検出は、モータシャフト21に固定したセンサーカム24に設けたスリットを、フォトセンサの光が通過した瞬間のロッド位置として検出している。
図9は本の背表紙固定機構の実施例説明図である。本の背表紙固定板19と、本の背表紙固定用ワイヤー25と、ワイヤーゆるみ防止具26および本載置板27から構成している。本の背表紙固定方法は、ワイヤー緩み防止具26を操作して背表紙固定用ワイヤー25をゆるめてから、本を開いて該本の背表紙を背表紙固定板19に押し当て、そのままスライドさせて本載置板27に載せ、ワイヤー緩み防止具26を介して前記ワイヤー25を強く引くことにより本の背表紙固定が完了する。
図10は、開ページ面押圧機構の実施例説明図である。ページ面押圧用モータ28により、歯車31、31′、32およびシャフト29を介してページ面押圧用爪30、30′を駆動し、開ページ面を押圧するようにしてある。この開ページ面押圧機構を書見台の上下端や左右端に設けることにより、開ページ面をきちんと開いて用紙のしわをなくして本を読みやすくすることができる。また、この開ページ面押圧機構の他の役割としては、ページめくり用ロッドの動作と協調して、1枚分離した用紙を確実に反対側ページの書見台にめくり移動させることである。
この開ページ面押圧機構がないと、開ページ面の用紙がめくりロッドに当たるなどしてめくり移動がうまくできない問題や、めくり移動直後に本自体の復元力により元の状態に戻ろうとして用紙が閉じかかるなどの問題があった
図11は、電気制御部の構成を示す機能ブロック図である。ページめくり操作の操作信号および装置各部のセンサー信号を受けて、用紙の1枚分離を行なう1枚分離機構のモータ制御と、ページめくり用ロッドを動かすロッド機構のモータ制御およびページ面の上下端や左右端を押圧するページ面押圧機構のモータ制御を行なうマイコン制御部とモータ駆動回路部および表示・警報回路部および電源部から構成されている。
図12は、上記電気制御部の制御に基づくページめくり器の主動作を示すフローチャートである。
初期状態では、開ページ面の上下端および左右端がページ面押圧アームにより押圧された状態にあり、ページめくりロッドは書見台の下部左側または下部右側で待機しており、1枚分離機構は書見台下部の左右端でそれぞれ待機している。
左めくりまたは右めくり操作信号を入れると、まずステップS1により、ページめくりロッドがめくり側にあるかどうかを判定する。ロッドがめくり側にない場合にはステップS2により、ロッドをめくり側に移動する。
つぎに、ステップS3により、左右端の開ページ面押圧を開放する。
次いで、ステップS4により、1枚分離機構が働いて、開ページ面コーナー部において用紙を座屈させる。
次いで、ステップS5により左右端の開ページ面を押圧する。
次いで、ステップS6により、1枚分離機構が働いて、前記座屈した用紙をスクレーパに乗せる。
次いで、ステップS7により、開ページ面下端の押圧を開放する。
次いで、ステップS8により、ロッドによる1枚分離した用紙のめくり移動を開始する。
次いで、ステップS9により、開ページ面上端の押圧を開放する。
次いで、ステップS10により、ロッド移動が終了する前に開ページ面上端を押圧する。
次いで、ステップS11により、ロッドのめくり移動が終了する。
次いで、ステップS12により、開ページ面下端を押圧する。
次いで、ステップS13により、開ページ面左右端の押圧を開放する。
つぎに、ステップS14により、開ページ面左右端を押圧する。
図13は、本発明に係るページめくり器の一実施例の動作手順を示す図である。図13において、(1)〜(13)は動作手順の番号である。以下、動作手順を説明する。
(1):ページめくりの操作信号を入れる前は、開ページ面の上下端および左右端がページ面押圧アームにより押圧された状態になっている。この状態が書籍を読む状態である。
(2):ページめくりの操作信号が入ると、ロッドをめくりたいページの側にするためにロッド機構を動作させてロッドをめくりたい側に移動する。(予め、ロッドがめくりたいページ側にある場合にはロッド移動をさせない。)
(3):つぎに、書見台左右端の開ページ面押圧機構を動作させて、開ページ面の左右端の押圧を開放する。
(4):つぎに、めくりたいページ側の1枚分離機構を動作させて、スライドアームラバーの移動とプレスダウンパッドのはたらきにより、開ページ面の用紙のコーナー部を座屈させる。
(5):つぎに、書見台左右端の開ページ面押圧機構を動作させて、開ページ面の左右端を押圧する。(このとき、(4)で座屈させた用紙は押圧をしない)
(6):つぎに、前記の1枚分離機構を動作させて、スライドアームを反転移動させることにより、(4)で座屈させた用紙を座屈解除しながらスクレーパに乗せる。
以上により、1枚分離動作が完了する。
(7):つぎに、書見台下部の開ページ面押圧機構を動作させて、開ページ面の下端の押圧を開放する。
(8):つぎに、ロッド機構を動作させて、前記1枚分離した用紙をロッドによりめくり移動する。
(9):前記ロッドが移動して、ページの中間所定位置を通過すると、書見台上部の開ページ面押圧機構を動作させて、開ページ面上端の押圧を開放する。
(10):前記ロッドが更に移動して、反対側ページの中間所定位置を通過すると、書見台上部の開ページ面押圧機構を動作させて、押圧アームにより開ページ面上端を押圧する。
(11):前記ロッドがめくり移動の終点に達すると、書見台下部の開ページ面押圧機構を動作させて、押圧アームにより開ページ面下端を押圧する。
(12):つぎに、書見台左右端の押圧機構を動作させて、該左右端の押圧アームを一旦開放させた後に再度開ページ面を押圧する。
(13)つぎに、書見台上部および下部の開ページ面押圧機構を動作させて、開ページ面上下端の押圧を一旦開放させた後に再度押圧アームにより開ページ面を押圧する。
以上の(1)〜(13)項の動作により、ページめくり動作が完了する。
本発明の「摩擦力・スライドアーム方式1枚分離機構」を示す斜視図である 本発明の「摩擦力・スライドアーム方式1枚分離機構」の動作を示す説明図である。 本発明の「摩擦力・スライドアーム方式1枚分離機構」の動作を示す説明図である。 本発明の「摩擦力・スライドアーム方式1枚分離機構」の動作を示す説明図である。 本発明のページめくり器の機構を示す斜視図である。 本発明のページめくり器の構成を示す機能ブロック図である。 開ページの綴じライン補償機構の一実施例を示す。 ページめくりロッド機構の一実施例を示す。 本の背表紙固定機構の一実施例を示す。 開ページ面押圧機構の一実施例を示す。 電気制御部の構成を示す機能ブロック図を示す。 ページめくり器の主動作を示すフローチャートである。 ページめくり器の一実施例の動作手順を示す。 従来のページめくり器の機構図を示す。 従来のページめくり器のページめくり動作を説明する模式図である。
符号の説明
1,1’ 書見台
2,2’ 本の開ページ面
3,3’ 1枚分離機構
4 本の開ページの綴じライン
5 スライドアーム
6 プレスダウンパッド
7 スクレーパ
8 モータ
9 スプリング
10 ラバー
11 モータ軸
12 本の背表紙固定機構
13 本の綴じライン補償機構
14 ロッド機構
15 ロッド移動用モータ
16,16’ ページ面の左右端押圧機構
17 ページ面下端押圧機構
18 ページ面上端押圧機構
19 本の背表紙固定板
20 ロッド
21 ロッド移動用モータシャフト
22 ロッド移動用モータ
23 フォトセンサ
24 フォトセンサカム
25 背表紙固定用ワイヤー
26 ワイヤー緩み防止具
27 本載置板

Claims (3)

  1. 書見台にセットした本の開ページ面の一部分を上部から局部的に押圧しながらスライド移動する「ラバー付スライドアーム」と、開ページ面の他の一部分を上部から局部的に押圧する「プレスダウンパッド」と、開ページ面で座屈させた用紙をすくいあげる「スクレーパ」と、前記ラバー付スライドアームがモータ軸と結合してスライド回転する「モータ機構部」および前記ラバー付スライドアームに用紙への押圧力を生じさせるスプリングを取り付けた「スプリング機構部」とを有し、前記ラバー付スライドアームを前記プレスダウンパッドの方向にスライド移動させることにより、前記プレスダウンパッドと用紙との摩擦力および前記スライドアームラバーと前記用紙との摩擦力によって該用紙を前記プレスダウンパッドと前記スライドアームラバーとの間で座屈を生じさせ、該座屈により用紙の1枚分離をおこなうことを特徴とする「摩擦力・スライドアーム方式」1枚分離機構。
  2. 前記「摩擦力・スライドアーム方式」1枚分離機構を、書見台上の開ページのコーナー部に設け、該1枚分離機構の働きにより前記開ページのコーナー部を座屈・1枚分離し、該1枚分離した用紙を「めくり移動用ロッド」によりめくり移動させてページをめくることを特徴とするページめくり器。
  3. 開ページのコーナー部で、摩擦力により用紙を座屈させる前記「摩擦力・スライドアーム方式」1枚分離機構を有するページめくり器において、本の背表紙を固定する「背表紙固定機構」と、本の開ページ面の中心ライン(本のとじライン)の位置を常に書見台の中心ライン(2分割した書見台のセンター)になるように補償動作する「本のとじライン補償機構」と、1枚分離した用紙をめくり移動させるためにモータ結合をさせたロッドを有する「ロッド機構」と、ページ面押圧用アームによりページ面の上下端およびまたは左右端をそれぞれ書見台に押圧して本の位置がずれないように固定するための「ページ面押圧機構」とを有するページめくり器。
JP2003379358A 2003-11-10 2003-11-10 「摩擦力・スライドアーム方式」1枚分離機構およびページめくり器 Expired - Fee Related JP4508605B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003379358A JP4508605B2 (ja) 2003-11-10 2003-11-10 「摩擦力・スライドアーム方式」1枚分離機構およびページめくり器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003379358A JP4508605B2 (ja) 2003-11-10 2003-11-10 「摩擦力・スライドアーム方式」1枚分離機構およびページめくり器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005138519A true JP2005138519A (ja) 2005-06-02
JP4508605B2 JP4508605B2 (ja) 2010-07-21

Family

ID=34689433

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003379358A Expired - Fee Related JP4508605B2 (ja) 2003-11-10 2003-11-10 「摩擦力・スライドアーム方式」1枚分離機構およびページめくり器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4508605B2 (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102963151A (zh) * 2012-11-16 2013-03-13 大连民族学院 一种自动翻书机
CN103978802A (zh) * 2014-05-04 2014-08-13 上海交通大学 一种高速批量图书电子化机构
CN104029526A (zh) * 2014-06-28 2014-09-10 田家林 一种带有语音识别和扫描读字的自动翻书装置
CN107599668A (zh) * 2017-10-31 2018-01-19 刘丹丹 一种自动翻书机及其控制方法
CN107599667A (zh) * 2017-10-31 2018-01-19 刘丹丹 一种自动翻书机
JP2018039235A (ja) * 2016-09-09 2018-03-15 カシオ計算機株式会社 頁押さえ装置、及び頁めくり装置
CN107928115A (zh) * 2017-10-31 2018-04-20 杭州科技职业技术学院 多功能助阅机械装置
CN108378965A (zh) * 2018-04-28 2018-08-10 浙江机电职业技术学院 辅助阅读装置
CN110556088A (zh) * 2019-09-10 2019-12-10 河南理工大学 一种钢琴演奏用能够智能翻页的乐谱架
CN112735199A (zh) * 2021-01-05 2021-04-30 河北建材职业技术学院 一种适用于汉语言文学专业教学演示设备
CN113232437A (zh) * 2021-06-03 2021-08-10 嘉兴学院 一种基于模糊控制的翻书器
KR102379710B1 (ko) * 2021-12-02 2022-03-29 최지훈 자동 고정장치를 구비한 독서대

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5012853U (ja) * 1973-06-04 1975-02-10
JPS6040345U (ja) * 1983-08-24 1985-03-20 富士ゼロックス株式会社 頁捲り装置
JPS62187094A (ja) * 1986-02-14 1987-08-15 株式会社 カレンズ 書籍等の自動めくり機
JPH07237371A (ja) * 1994-02-28 1995-09-12 Pentel Kk シ−トめくり装置
JPH11157252A (ja) * 1997-11-28 1999-06-15 Double Giken Kk ページめくり機構

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5012853U (ja) * 1973-06-04 1975-02-10
JPS6040345U (ja) * 1983-08-24 1985-03-20 富士ゼロックス株式会社 頁捲り装置
JPS62187094A (ja) * 1986-02-14 1987-08-15 株式会社 カレンズ 書籍等の自動めくり機
JPH07237371A (ja) * 1994-02-28 1995-09-12 Pentel Kk シ−トめくり装置
JPH11157252A (ja) * 1997-11-28 1999-06-15 Double Giken Kk ページめくり機構

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102963151A (zh) * 2012-11-16 2013-03-13 大连民族学院 一种自动翻书机
CN103978802A (zh) * 2014-05-04 2014-08-13 上海交通大学 一种高速批量图书电子化机构
CN104029526A (zh) * 2014-06-28 2014-09-10 田家林 一种带有语音识别和扫描读字的自动翻书装置
JP2018039235A (ja) * 2016-09-09 2018-03-15 カシオ計算機株式会社 頁押さえ装置、及び頁めくり装置
CN107804087A (zh) * 2016-09-09 2018-03-16 卡西欧计算机株式会社 书页按压装置及翻页装置
CN107599668A (zh) * 2017-10-31 2018-01-19 刘丹丹 一种自动翻书机及其控制方法
CN107599667A (zh) * 2017-10-31 2018-01-19 刘丹丹 一种自动翻书机
CN107928115A (zh) * 2017-10-31 2018-04-20 杭州科技职业技术学院 多功能助阅机械装置
CN107928115B (zh) * 2017-10-31 2024-05-24 杭州科技职业技术学院 多功能助阅机械装置
CN108378965A (zh) * 2018-04-28 2018-08-10 浙江机电职业技术学院 辅助阅读装置
CN108378965B (zh) * 2018-04-28 2023-10-31 浙江机电职业技术学院 辅助阅读装置
CN110556088A (zh) * 2019-09-10 2019-12-10 河南理工大学 一种钢琴演奏用能够智能翻页的乐谱架
CN112735199A (zh) * 2021-01-05 2021-04-30 河北建材职业技术学院 一种适用于汉语言文学专业教学演示设备
CN113232437A (zh) * 2021-06-03 2021-08-10 嘉兴学院 一种基于模糊控制的翻书器
KR102379710B1 (ko) * 2021-12-02 2022-03-29 최지훈 자동 고정장치를 구비한 독서대

Also Published As

Publication number Publication date
JP4508605B2 (ja) 2010-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1438835B1 (en) Automatic book page turner for imaging
JP4508605B2 (ja) 「摩擦力・スライドアーム方式」1枚分離機構およびページめくり器
US20030063335A1 (en) Automatic book page turner for imaging
US20070139727A1 (en) System, method, and apparatus for automated imaging of a book
JPH09205526A (ja) ページ捲り機を有するブックイメージャ及びブックページの画像形成方法
KR20010029608A (ko) 매체 시트의 양면상에 프린팅하기 위한 방법 및 프린트레코딩 장치 및 호스트 프린트 레코딩 시스템용 콘트롤러
JPH09205525A (ja) ブックイメージャ及びブックページの画像形成方法
JP2003341863A (ja) 画像形成装置および方法
US6762356B2 (en) System for turning pages of a material
EP2022638B1 (en) Printer and image output apparatus
US8231286B2 (en) System for printing a book on pre-bound pages
JP2001219674A (ja) 冊子の頁捲り装置
US7440148B2 (en) System for manipulating pages of a material
JP2010137544A (ja) 予め装丁されたページで冊子に印刷するシステム
US8388245B2 (en) Incorporated printer with separate-sheet printing and book printing capabilities
JP2010228124A (ja) ページめくり装置およびこのページめくり装置を備える画像読取システム
JP2002052864A (ja) 冊子のページめくり機構とページめくり方法
JPH0789260A (ja) 自動ページめくり装置
JPH03213399A (ja) 頁めくり装置
GB2470726A (en) Printer with separate sheet printing and book printing capabilities
JP3411056B2 (ja) 画像形成装置における用紙種類検出方法と装置
JPH0716667Y2 (ja) 媒体引き寄せ機構
JPH03203700A (ja) 頁めくり装置
JP2005145595A (ja) 給紙装置
JPS6347197A (ja) 自動ペ−ジめくり装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061020

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100225

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100315

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100422

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100427

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees