JP2005137815A - 穿刺針 - Google Patents
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Abstract
【課題】スタイレットによって針管内に採取されている病変組織の取り出しを確実に行える一方、スタイレットによる湾曲部の湾曲性能の低下や、シースを傷つける等の不具合の発生を防止した穿刺針を提供すること。
【解決手段】穿刺針1の吸引用口金32とスタイレット操作部41との間に、長さ寸法をLに設定したスペーサ42を配置すると、挿入部2を構成する針管4の先端面からスペーサ42の長さ寸法に対応する距離Lだけ後退した位置にスタイレット5の先端が配置される。そして、スペーサ42をスタイレット5から取り外した後、吸引用口金32の基端面にスタイレット操作部41の先端面を当接させることによって、スタイレット5の先端が針管4の先端面から突出した状態になる。
【選択図】図3
【解決手段】穿刺針1の吸引用口金32とスタイレット操作部41との間に、長さ寸法をLに設定したスペーサ42を配置すると、挿入部2を構成する針管4の先端面からスペーサ42の長さ寸法に対応する距離Lだけ後退した位置にスタイレット5の先端が配置される。そして、スペーサ42をスタイレット5から取り外した後、吸引用口金32の基端面にスタイレット操作部41の先端面を当接させることによって、スタイレット5の先端が針管4の先端面から突出した状態になる。
【選択図】図3
Description
本発明は、針管内にスタイレットが挿通配置されて構成される穿刺針に関する。
近年、超音波内視鏡の処置具挿通用チャンネル(以下、処置具チャンネルと略記する)を介して体腔内に穿刺針を導入し、超音波内視鏡による超音波断層像観察下において前記穿刺針を構成する針管を病変組織に対して複数穿刺して、生体組織を採取することによって病理確定診断が行われている。
このような手技に用いられる穿刺針として、例えば特開2003−190179号公報には、超音波画像下で、針管の先端部の位置を明瞭に描出させて、目的部位への穿刺を確実に行えるために針管の先端部表面に複数の円環溝を千鳥配列で設けた、超音波用穿刺針が開示されている。
前記穿刺針ではスタイレットの基端部がスタイレット操作部に固定されており、このスタイレット操作部を前記スライダの基端面に当接させることによって、スタイレットの先端面が所定位置である例えば前記針管より突出した位置に配置されるようになっていた。そして、このスタイレットの先端面を針管より突出させることによって、針管の先端部内に病変組織等が採取されている状態のとき、スタイレットの押し出し操作を行うことによって、針管内に採取された病変組織の取り出しを容易に行える。
特開2003−190179号公報
しかしながら、前記特開2003−190179号公報の超音波用穿刺針等では、スタイレットの押し出し操作を行うことによって針管内に採取された病変組織の取り出しを行えるようになっており、スタイレット操作部をスライダの基端面に当接させた状態のとき、スタイレットの先端面が針管の先端面より突出した状態になる。このため、例えば穿刺針を超音波内視鏡の挿入部に設けられている処置具チャンネル内に挿通配置させた状態で、この超音波内視鏡の挿入部を湾曲した管腔内に挿入していくとき、スタイレットが挿入された状態の針管が湾曲部内に配置されていることによって、この湾曲部の湾曲操作性が損なわれるおそれがあった。
また、針管に挿入されたスタイレットが針管の先端面から突出しているため、前記挿入部が湾曲した管腔内を通過するとき、或いは、湾曲部が湾曲した状態で処置具チャンネル内に穿刺針を挿通させるとき等に、前記スタイレットの先端が穿刺針を構成するシースに刺さってしまう等の不具合が発生するおそれがあった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、スタイレットによって針管内に採取されている病変組織の取り出しを確実に行える一方、スタイレットによる湾曲部の湾曲性能の低下や、シースを傷つける等の不具合の発生を防止した穿刺針を提供することを目的にしている。
本発明の穿刺針は、内視鏡の処置具挿通チャンネルに進退自在に挿通されるシースと、このシースの基端部が固設される操作部本体と、前記シース内に挿通配置され、体腔内組織に穿刺される針管と、前記操作部本体に対して摺動自在に設けられ、前記針管の基端部が固設され、穿刺の際にこの針管を移動させるスライダと、前記針管内に挿通配置され、この針管内に採取された検体を針管内から押し出し可能な長さ寸法を有するスタイレットと、このスタイレットの基端部が固設されるスタイレット操作部と、このスタイレット操作部先端面と前記スライダ基端面との間に取り外し可能に配置され、前記スタイレットの先端を前記針管先端面に対して所定距離、後退配置させるスタイレット先端位置調整部材とを具備している。
また、前記スタイレット先端位置調整部材は、長さ寸法が前記所定距離に対応する、前記スタイレットが挿通配置される貫通孔と、この貫通孔と外部とを連通するスリットとを有する弾性管状部材である。
さらに、前記スタイレット先端位置調整部材は、幅寸法が前記所定距離に対応する、前記スタイレットに被覆配置されるシート状部材である。
この構成によれば、スタイレット先端位置調整部材がスタイレット操作部先端面と前記スライダ基端面との間に配置されている状態のとき、スタイレットの先端位置は針管先端面に対して所定距離、後退した位置に配置される。したがって、穿刺針に所定長さ寸法を有するスタイレット先端位置調整部材を配設することによって、穿刺針を超音波内視鏡の処置具チャンネル内に挿通配置させたとき、超音波内視鏡の湾曲部より基端側にスタイレットの先端位置を配置させることが可能になる。そして、必要に応じて、スタイレット先端位置調整部材を、スタイレット操作部先端面とスライダ基端面との間から取り外すことによって、スタイレットの先端が針管の先端より突出可能になる。
また、弾性管状部材の貫通孔内にスタイレットが挿通した状態のとき、スタイレットの先端位置が針管先端面に対して所定距離、後退した位置になる。そして、弾性管状部材のスリットの有する付勢力に抗してこの弾性部材を前記スタイレットから取り外すことによって、スタイレットの先端を針管の先端より突出させることが可能になる。
さらに、シート状部材がスタイレットを覆うように折り曲げ配置されているとき、スタイレットの先端位置が針管先端面に対して所定距離、後退した位置になる。そして、シース状部材の幅方向を切断してこのシース状部材をスタイレットから取り外すことによって、スタイレットの先端を針管の先端より突出させることが可能になる。
本発明によれば、スタイレットによって針管内に採取されている病変組織の取り出しを確実に行える一方、スタイレットによる湾曲部の湾曲性能の低下や、シースを傷つける等の不具合の発生を防止した穿刺針を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1ないし図4は本発明の一実施形態に係り、図1は穿刺針の構成を説明する図、図2はスタイレット先端位置調整部材の一構成例を説明する図、図3はスタイレット先端位置調整部材の作用を説明する図、図4はスタイレット先端位置調整部材の他の構成を説明する図である。
図1ないし図4は本発明の一実施形態に係り、図1は穿刺針の構成を説明する図、図2はスタイレット先端位置調整部材の一構成例を説明する図、図3はスタイレット先端位置調整部材の作用を説明する図、図4はスタイレット先端位置調整部材の他の構成を説明する図である。
なお、図2(a)はスペーサの長手軸に直交する方向の断面図、図2(b)スペーサの長手方向断面図、図3(a)は吸引用口金とスタイレット操作部との間にスペーサを配置した状態における針管とスタイレットとの位置関係を説明する図、図3(b)は吸引用口金にスタイレット操作部を当接させた状態における針管とスタイレットとの位置関係を説明する図、図4(a)はシート状部材の長手軸に直交する方向の断面図、図4(b)はシート状部材の長手方向断面図である。
図1に示すように本実施形態の穿刺針1は、例えば超音波内視鏡(不図示)に設けられている処置具挿通用チャンネル(以下、処置具チャンネルと略記する)に挿入される挿入部2と、この挿入部2の基端部に配置された把持部を兼ねる操作部10とで主に構成されている。本実施形態においては穿刺針1は使い捨てタイプとして構成している。
前記挿入部2は、シース3と、針管4と、スタイレット5とで主に構成されている。◎ 前記シース3は前記挿入部2の外装を構成する。このシース3は、コスト低減が可能な、例えばポリエーテルサルホンやテフロン(登録商標)などの樹脂部材で形成されている。
前記針管4は生体組織に穿刺されて病変組織等の採取を行うものであり、前記シース3内に進退自在に挿通配置される。この針管4は細長で薄肉の例えばステンレスパイプで形成され、先端部は生体組織への穿刺性を考慮した形状に形成されている。
前記スタイレット5は前記針管4の先端部内に採取された病変組織等を押し出すとき等に使用され、前記針管4内に進退自在に挿通配置される。このスタイレット5は、細長な例えばステンレス棒状部材や、ニッケルチタン合金製棒状部材で形成されている。
一方、前記操作部10は、操作部本体20と、スライダ30と、スタイレット操作部41と、スタイレット先端位置調整部材(以下、スペーサと略記する)42で主に構成されている。
前記操作部本体20は、例えば樹脂製の本体部材21と、この本体部材21の先端部に固設される例えば樹脂製の連結部材22とで構成されている。この連結部材22の先端部には超音波内視鏡の操作部に設けられている処置具挿通用口金に対応する図示しない連結部が形成されている。前記シース3の基端部はこの連結部材22に固設されている。
前記操作部本体20にはストッパ部50が摺動自在に配置されるようになっている。このストッパ部50は、前記本体部材21に矢印に示すように摺動自在に配置される例えば樹脂製のストッパ本体51と、このストッパ本体51に螺合配置される例えば金属製の固定ネジ52とで構成されている。前記ストッパ本体51を所望する位置に配置させた状態にして、前記固定ネジ52を締結状態にすることによって、このストッパ本体51と前記本体部材21とが一体になる。つまり、ストッパ部50が操作部本体20の所望の位置に固定されて、前記スライダ30の突出距離が設定される。
前記スライダ30は、樹脂製のスライダ本体31と、このスライダ本体31の基端部に固設される樹脂製の吸引用口金32と構成されている。このスライダ本体31の先端部は前記本体部材21に矢印に示すように摺動自在に配置される。前記針管4の基端部は前記吸引口金32に固設されている。
前記スタイレット操作部41は樹脂部材で形成されており、前記スタイレット5の基端部が固設されている。このスタイレット操作部41を前記スライダ30の吸引用口金32に当接させたとき、前記スタイレット5の先端が前記針管4の先端面より所定量突出するように、このスタイレット5及び前記針管4の長さ寸法が設定されている。
図1ないし図2(b)に示すように前記スペーサ42は長さ寸法を所定長さ寸法に形成した、貫通孔42aを有する弾性管状部材である。このスペーサ42には前記貫通孔42aと外部とを連通するスリット42bが形成されている。このスリット42bの幅寸法は、前記スタイレット5の外径寸法より幅狭に形成されている。
上述のように構成した穿刺針1の作用を説明する。
図3(a)に示すように穿刺針1のスライダ30を構成する吸引用口金32とスタイレット操作部41との間に、例えば図示しない超音波内視鏡の挿入部先端面から湾曲部の基端までの長さ寸法を考慮した、長さ寸法をLに設定したスペーサ42を予め配置する。すると、前記挿入部2を構成する針管4の先端面から前記スペーサ42の長さ寸法に対応する距離Lだけ後退した位置にスタイレット5の先端が配置された状態になる。
図3(a)に示すように穿刺針1のスライダ30を構成する吸引用口金32とスタイレット操作部41との間に、例えば図示しない超音波内視鏡の挿入部先端面から湾曲部の基端までの長さ寸法を考慮した、長さ寸法をLに設定したスペーサ42を予め配置する。すると、前記挿入部2を構成する針管4の先端面から前記スペーサ42の長さ寸法に対応する距離Lだけ後退した位置にスタイレット5の先端が配置された状態になる。
一方、図3(b)に示すように前記吸引用口金32と前記スタイレット操作部41との間に、前記スペーサ42を配置させることなく、このスタイレット操作部41の先端面を前記吸引用口金32に当接させることによって、スタイレット5の先端が針管4の先端面から突出した状態になる。
そして、前記図3(a)に示した穿刺針1においては、前記スペーサ42にスリット42bが設けてあるので、いつでも、このスリット42bの有する付勢力に抗して、前記スペーサ42をスタイレット5から取り外した後、吸引用口金32の基端面にスタイレット操作部41の先端面を当接させることによって、前記スタイレット5の先端を前記針管4の先端面から突出させた状態にすることが可能である。
したがって、本実施形態において、前記吸引用口金32と前記スタイレット操作部41との間に、前記スペーサ42を配置して穿刺針1を構成し、その後、この穿刺針1を滅菌消毒して、図示しない滅菌袋に収納する。
このことによって、滅菌袋に収納されている穿刺針1を取り出し、この穿刺針1の挿入部2を図示しない超音波内視鏡の処置具チャンネルに挿通配置させたとき、穿刺針1を構成するスタイレット5の先端が前記内視鏡挿入部に設けられている湾曲部より後方側に配置される。
したがって、前記スタイレット5が前記シース3に当接することが確実に防止される。また、穿刺針1を超音波内視鏡の処置具チャンネル内に挿通配置させた状態で、この超音波内視鏡の湾曲部を湾曲操作したとき、前記スタイレット5によって湾曲性が損なわれることなく、前記湾曲部がスムーズに湾曲動作する。
また、前記スペーサ42を前記吸引用口金32と前記スタイレット操作部41との間から取り外し、スタイレット操作部41の先端面を吸引用口金32に当接させることによって、前記スタイレット5の先端が針管4の先端面から突出した状態になる。したがって、例えば、前記内視鏡挿入部を目的観察部位まで挿入させた段階で、前記スペーサ42を取り外し、その後、スタイレット操作部41の先端面を吸引用口金32に当接させることによって、前記スタイレット5の先端を針管4の先端面から突出した状態にして、穿刺針1による穿刺を行える。
このように、本実施形態の穿刺針によれば、術者が、スペーサを、穿刺針を構成するスライダの吸引用口金と、スタイレット操作部との間に配置させるか否かを適宜選択することによって、スタイレットの先端の位置を針管の先端面から後退させた状態と、スタイレットの先端を針管の先端面から突出させた状態とに任意に設定することができる。
また、スペーサをスライダの吸引用口金と、スタイレット操作部との間に配置した状態であっても、スペーサにスリットが形成されていることによって、術者がスリットの有する付勢力に抗して、このスペーサをスタイレットから取り外すことによって、いつでも、スタイレットの先端を針管の先端面から突出させた状態にすることができる。
なお、前記スタイレット先端位置調整部材42は、図2等に示したスペーサ42に限定されるものではなく、例えば図4(b)に示すように幅寸法を、図示しない超音波内視鏡の挿入部先端面から湾曲部の基端までの長さ寸法に設定したシート状部材である例えば和紙43で構成するようにしてもよい。
この和紙43では、図4(a)に示すようにスタイレット5を和紙同士で挟持するように折り曲げ部43aを形成し、その後、和紙の端面部43bどうしを糊、或いは接着剤等一体的に固定する。
このことによって、穿刺針1のスライダ30を構成する吸引用口金32とスタイレット操作部41との間に、前記和紙43を配置させることによって、上述した実施形態と同様に、挿入部2を構成する針管4の先端面から前記スペーサ42の長さ寸法に対応する距離Lだけ後退した位置にスタイレット5の先端が配置された状態にすることができる。
そして、前記和紙43を切断して、この和紙43を前記吸引用口金32と前記スタイレット操作部41との間から取り除くことによって、スタイレット操作部41の先端面を前記吸引用口金32に当接させてスタイレットの先端を針管4の先端面から突出させることができる。
なお、本発明は、以上述べた実施形態のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
[付記]
以上詳述したような本発明の上記実施形態によれば、以下の如き構成を得ることができる。
以上詳述したような本発明の上記実施形態によれば、以下の如き構成を得ることができる。
(1)内視鏡の処置具挿通チャンネルに進退自在に挿通されるシースと、
このシースの基端部が固設される操作部本体と、
前記シース内に挿通配置され、体腔内組織に穿刺される針管と、
前記操作部本体に対して摺動自在に設けられ、前記針管の基端部が固設され、穿刺の際にこの針管を移動させるスライダと、
前記針管内に挿通配置され、この針管内に採取された検体を針管内から押し出し可能な長さ寸法を有するスタイレットと、
このスタイレットの基端部が固設されるスタイレット操作部と、
このスタイレット操作部先端面と前記スライダ基端面との間に取り外し可能に配置され、前記スタイレットの先端を前記針管先端面に対して所定距離、後退配置させるスタイレット先端位置調整部材と、
を具備する穿刺針。
このシースの基端部が固設される操作部本体と、
前記シース内に挿通配置され、体腔内組織に穿刺される針管と、
前記操作部本体に対して摺動自在に設けられ、前記針管の基端部が固設され、穿刺の際にこの針管を移動させるスライダと、
前記針管内に挿通配置され、この針管内に採取された検体を針管内から押し出し可能な長さ寸法を有するスタイレットと、
このスタイレットの基端部が固設されるスタイレット操作部と、
このスタイレット操作部先端面と前記スライダ基端面との間に取り外し可能に配置され、前記スタイレットの先端を前記針管先端面に対して所定距離、後退配置させるスタイレット先端位置調整部材と、
を具備する穿刺針。
(2)前記スタイレット先端位置調整部材は長さ寸法が前記所定距離に対応する、前記スタイレットが挿通配置される貫通孔と、この貫通孔と外部とを連通するスリットとを有する弾性管状部材である付記1に記載の穿刺針。
(3)前記スリットの幅寸法は、前記スタイレットの直径寸法より幅狭である付記2に記載の穿刺針。
(4)前記スタイレット先端位置調整部材は幅寸法が前記所定距離に対応する、前記スタイレットに被覆配置されるシート状部材である付記1に記載の穿刺針。
(5)前記シート状部材に折り曲げ部を形成する一方、端部どうしを固定部材によって一体的に固定して、前記スタイレットに被覆配置した付記4に記載穿刺針。
1…穿刺針
2…シース
3…針管
4…スタイレット
10…操作部
20…操作部本体
30…スライダ
41…スタイレット操作部
42…スタイレット先端位置調整部材
代理人 弁理士 伊藤 進
2…シース
3…針管
4…スタイレット
10…操作部
20…操作部本体
30…スライダ
41…スタイレット操作部
42…スタイレット先端位置調整部材
代理人 弁理士 伊藤 進
Claims (3)
- 内視鏡の処置具挿通チャンネルに進退自在に挿通されるシースと、
このシースの基端部が固設される操作部本体と、
前記シース内に挿通配置され、体腔内組織に穿刺される針管と、
前記操作部本体に対して摺動自在に設けられ、前記針管の基端部が固設され、穿刺の際にこの針管を移動させるスライダと、
前記針管内に挿通配置され、この針管内に採取された検体を針管内から押し出し可能な長さ寸法を有するスタイレットと、
このスタイレットの基端部が固設されるスタイレット操作部と、
このスタイレット操作部先端面と前記スライダ基端面との間に取り外し可能に配置され、前記スタイレットの先端を前記針管先端面に対して所定距離、後退配置させるスタイレット先端位置調整部材と、
を具備することを特徴とする穿刺針。 - 前記スタイレット先端位置調整部材は長さ寸法が前記所定距離に対応する、前記スタイレットが挿通配置される貫通孔と、この貫通孔と外部とを連通するスリットとを有する弾性管状部材であることを特徴とする請求項1に記載の穿刺針。
- 前記スタイレット先端位置調整部材は幅寸法が前記所定距離に対応する、前記スタイレットに被覆配置されるシート状部材であることを特徴とする請求項1に記載の穿刺針。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003380452A JP2005137815A (ja) | 2003-11-10 | 2003-11-10 | 穿刺針 |
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JP2003380452A JP2005137815A (ja) | 2003-11-10 | 2003-11-10 | 穿刺針 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003380452A Withdrawn JP2005137815A (ja) | 2003-11-10 | 2003-11-10 | 穿刺針 |
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-
2003
- 2003-11-10 JP JP2003380452A patent/JP2005137815A/ja not_active Withdrawn
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