JP2005137078A - 電磁アクチュエータ - Google Patents

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Abstract

【課題】径方向の設置スペースの制約が小さい電磁アクチュエータを提供する。
【解決手段】環状端面11a、11bが複数磁極に着磁されている永久磁石からなる円筒状のステータ11と、該ステータ11の中空部11cに固定配置される、円筒状のコイル13と、該コイル13の中央を貫通してボビン15に回転自在に支持される回転軸17と、回転軸17と一体に回動するように設けられ、回動軸17の両端部から放射状に延びて前記ステータ11の前記環状端面11a、11bに対向する複数のロータアーム19、21を有する軟磁性体のロータ19を備えた。一方の端部の主ロータアーム19a乃至19dは、前記環状端面11aの磁極に対して同一位相に設け、他方の端部の主ロータアーム21d乃至21cは前記環状端面11bの磁極に対して、前記一方の主ロータアーム19a乃至19dとは逆位相となるように設けられ、前記回転方向決定ロータアーム21dをこれらの位相からずらして設けてある。
【選択図】 図1

Description

本発明は、1相励磁駆動により回動する電磁アクチュエータに関する。
従来DCモータにおいて、ロータを永久磁石、ステータをコイルとし、ステータコイルが永久磁石のロータの回転軸を中心とした周方向に設けられたブラシレスモータが提案されている(非特許文献1)。
「モーターがわかる本」 内田隆祐著 オーム社 2000年12月25日出版、P66およびP67
しかしながら従来のブラシレスモータは、ロータを囲むように回転軸の周方向にステータコイルを配置しているので、径方向の設置スペースが制約を受けるという問題があった。
そこで本発明は、前記従来のブラシレスモータの問題に鑑みてなされたものであって、径方向の設置スペースの制約が小さい電磁アクチュエータを提供することを目的とする。
前記問題を解決するために本発明は、環状端面が複数磁極に着磁してある永久磁石からなる円筒状ステータと、該ステータの中空内部に固定配置してある円筒状コイルと、該円筒状コイルの中央を貫通させて回転自在に支持してある回転軸と、前記ステータの前記環状端面に対向する複数のロータアームを有し、前記回転軸と一体に回動するように設けてある軟磁性体のロータとを備えていることに特徴を有する。
前記ロータは、前記ステータの少なくとも一方の環状端面側に配置する。
より実際的には、前記ロータアームは、前記回転軸の両端部から前記ステータの環状端面方向に延びた、前記環状端面に対向する2以上の主ロータアーム、及び前記主ロータアームの数よりも少ない1以上の回転方向決定ロータアームとからなり、一方の環状端面側に配置してある主ロータアームは、前記環状端面の磁極に対して同一位相に配置してあり、他方の環状端面側に配置してある主ロータアームは、前記環状端面の磁極に対して前記位相とは逆位相になるように配置してあり、前記回転方向決定ロータアームは、前記環状端面の磁極に対して一定角度ずらして設置する。
あるいは、前記ロータアームは、前記回転軸の両端部から前記ステータの環状端面方向に延びた、前記環状端面に対向する2以上の主ロータアームと前記主ロータアームの数よりも少ない1以上の回転方向決定ロータアームとからなり、各環状端面側に配置してある主ロータアームは、前記環状端面の磁極に対して同一位相に配置されており、前記回転方向決定ロータアームは、前記環状端面の磁極に対して前記位相から一定角度ずらして設置する。
前記コイルには、前記回転軸を回転自在に支持する軸受が固定されることがある。このとき前記軸受は、前記コイルを巻回するコイルボビンに設けるのが好適である。
この電磁アクチュエータは、前記コイルに交流又は任意周期で正負が切り換えられる電流が流されたときに、前記電流が変化する毎に前記ロータが前記磁極単位で同一方向にステップ回転する。
本発明にかかる電磁アクチュエータによれば、回転軸方向に永久磁石の着磁が可能になり、さらに回転軸方向にコイルのロータの巻き長を増加できるため直径を小さくすることが可能になって周方向のスペースに制約を受けず、かつ1相励磁で十分な回転トルクを発生する電磁アクチュエータを提供できる。
ロータの慣性モーメントが小さいため、電磁アクチュエータ駆動時の消費電力を少なくできる。
本発明の実施形態について、図を参照して説明する。図1は、本発明を適用した電磁アクチュエータの実施形態を分解して示す斜視図である。
この電磁アクチュエータは、環状端面11a、11bが複数磁極に着磁されている永久磁石からなる円筒状のステータ11と、該ステータ11の中空部11cに固定配置される、円筒状のコイル13と、該コイル13の中央を貫通してボビン15に回転自在に支持される回転軸17と、回転軸17と一体に回動するように設けられ、回動軸17の両端部から放射状に延びて前記ステータ11の前記環状端面11a、11bに対向する複数のロータアーム19、21を有する軟磁性体のロータを備えている。円筒状のコイル13は、回転軸17を軸支する軸受を兼ねた絶縁材からなる円筒状のボビン15に巻かれ、回転軸17はボビン15を貫通して回動自在に軸受されている。なお、軸受とボビンとは別部材として形成してもよい。
円筒状のステータ11は強、硬磁性材で形成されていて、両側の環状端面11a、11bに対して垂直に磁化され、中空部11cを囲むように円周方向に等間隔で並ぶ複数の永久磁石部を有する永久磁石である。つまりステータ11の両側の環状端面11a、11bには、軸方向に延びる複数個の永久磁石の磁極が一定間隔で交互に存在している。
磁石の数、つまり分割数nは偶数となるが、この実施形態の分割数nは8である。つまり、ステータ11の環状端面11a、11bには、8個のS/N極が交互に45゜間隔で並んでいる。
回転軸17は、ボビン15の中空部15aに滑らかにかつぶれずに回転するように支持される軸部17cと、該軸部17cの両端部から同軸上に突出した細径の駆動軸17a、17bを備えている。この軸部17cと駆動軸17a、17bとの境界部近傍に第1、第2のロータアーム19、21が固定され、駆動軸17a、17bが第1、第2のロータアーム19、21から軸方向に突出している。
第1のロータアーム19は、回転軸17を中心として等間隔に、十字形状に形成された4極の主ロータアーム19a、19b、19c、19dを備えている。これらの各主ロータアーム19a、19b、19c、19dはそれぞれ、隣接する主ロータアーム19a乃至19dと成す角度が90゜に設定されている。つまり各主ロータアーム19a乃至19dは、対向するステータ11の環状端面11aの磁極に対して同一位相となるように形成されている。
第2のロータアーム21は、回転軸17を中心として、T字状に形成された3極の主ロータアーム21a、21b、21cと、直径方向に延びる主ロータアーム21a、21c間から主ロータアーム21bとは反対側に延びる1極の回転方向決定ロータアーム21dの計4極を備えている。3極の主ロータアーム21a乃至21cは、中央の主ロータアーム21bに対して他の主ロータアーム21a、21cが90゜をなすように等間隔で形成されている。回転方向決定ロータアーム21dは、主ロータアーム21a乃至21cに対して90゜とは異なる角度で形成されている。つまり、主ロータアーム21a乃至21cは、対向するステータ11の環状端面11bの磁極に対して同一位相となるように、かつ回転方向決定ロータアーム21dはこの位相に対して所定角度(オフセット角α)ずれるように配置されている。
図2、図3には、コイル13が巻かれたボビン15をステータ11に挿入して固定し、さらに回転軸17をボビン15に挿入し、ボビン15から突出した回転軸17の両方の端部に第1、第2のロータアーム19、21を固定した、組み立て後の同実施形態の電磁アクチュエータを、正面側から見た斜視図および背面側から見た斜視図として示している。
第1、第2のロータアーム19、21の一方は回転軸17と一体として形成され、他方は回転軸17と別体として形成されている。別体として形成された方のロータアームは、回転軸17がボビン15を貫通した後に固定される。その祭、第1のロータアーム19と第2のロータアーム21は、主ロータアーム19a乃至19cの位相に対して主ロータアーム21a乃至21cの位相が逆位相となるように、この実施形態では、回転軸17方向に投影していずれの主ロータアーム19a乃至19cと主ロータアーム21a乃至21cとが重複するように固定配置される。
ロータアーム19a乃至19d、21a乃至21dおよびステータ11の環状端面11a、11bは平行に、かつぞれぞれ平滑平面に形成されている。第1、第2のロータアームの軸部とボビン15との間にスペーサを介在させるなどしてロータアーム19a乃至19d、21a乃至21dとステータ11の環状端面11a、11bとは所定間隔離反させて非接触とされている。
この実施形態の電磁アクチュエータは、電源23からコイル13に交流または所定時間毎に正負が逆転する電流が流される。この電流の方向が変化する毎に、第1、第2のロータアーム19、21、回転軸17が磁極単位で同一方向にステップ回転する。回転力は、電磁アクチュエータの両端から突出している駆動軸17a、17bを介して外部に伝達される。
この実施形態の回転方向決定ロータアーム21dは、主ロータアーム21a乃至21cの角度90゜から所定のオフセット角αずらして形成されている。このオフセット角αにより、この電磁アクチュエータを右回転にするか左回転にするかが決まる。この実施形態のオフセット角αは、主ロータアーム19cに対して成す角度が、ピッチ角90゜よりも小さい角度となるように、α=22.5゜に設定されている。この設定により、第1、第2のロータアーム19、21および回動軸17(17a乃至17c)、は右回転する。
なお、第1、第2のロータアーム19、21において各ロータアーム19a乃至19d、21a乃至21dを一体に形成すればアーム間の調整が不要になるなど組み立て効率が上がるが、それぞれ別体として形成してもよい。また、第2のロータアーム21は、主ロータアーム21a乃至21cは一体として形成し、回転方向決定ロータアーム21dのみ別体として形成してもよい。この構成によれば、回転方向決定ロータアーム21dを固定する際の位相調整により、最高回転速度等の調整や、回転方向の切替が可能になる。
また、ロータアーム19a乃至19d、21a乃至21dの幅は、ステータ11の環状端面11a、11b上における磁極の円周方向幅(最も内径側の幅)よりも狭くなるように設定してある。なお、各ロータアーム19a乃至19d、21a乃至21dは等幅でもよいが、外周ほど広くなる扇型でもよい。
この電磁アクチュエータ10の回転動作について、図4および図5に示した動作図を参照して説明する。これらの図は、ステータ11および第1、第2のロータアーム19、21を直線状に展開し、展開したステータ11の環状端面11a、11bと対応する位置に第1、第2のロータアーム19、21の各ロータアーム19a乃至19d、21a乃至21dを示してある。なお、図4、図5において、角度+方向(図において右方向)が第1、第2のロータアーム19、21の右回転方向である。
先ず、第1、第2のロータアーム19、21が図4(0)の安定(静止、平衡)位置に保持されているものとする。この安定位置は、第1のロータアーム19の4極の主ロータアーム19a乃至19dおよび第2のロータアーム21の3極の主ロータアーム21a乃至21cが対向する環状端面11a、11bの磁極との間に作用する反発/吸着力により安定状態となるまで回転しようとする回転モーメントと、回転方向決定ロータアーム21dと対向する磁極との間に作用する反発/吸着力により安定状態まで回転しようする回転モーメントとが平衡する位置である。図示実施例におけるロータアーム19a乃至19d、21a乃至21dは、回転方向決定ロータアーム21dが存在しなかった場合の安定位置から微小角度βだけ右回転、図では右方向に移動して停止している。このように回転方向決定ロータアーム21dの作用により、第1、第2のロータアーム19、21が主ロータアーム19a乃至19dおよび主ロータアーム21a乃至21cのみによる安定位置よりもやや右方向に回転した状態に保持される。
図4(0)の安定位置においてコイル13に正方向電流が流されると、ロータアーム19a乃至19dがN極に磁化され、ロータアーム21a乃至21dがS極に磁化される。すると、主ロータアーム19a乃至19d、ロータアーム21a乃至21dはそれぞれ最も近い隣接するN極、S極に吸引されて右回転し、1ステップ(45゜)だけ回転した安定位置で停止する(図4(1))。ここでコイルへの電流が遮断されても、ロータアーム19a乃至19d、21a乃至21dは安定位置に保持される。
図4(1)の安定位置において、コイル13に逆方向電流が流されると、主ロータアーム19a乃至19d、ロータアーム21a乃至21dの磁極が逆転し、主ロータアーム19a乃至19dがS極に磁化され、ロータアーム21a乃至21dがN極に磁化される。すると、主ロータアーム19a乃至19dは、最も近くに位置する回転方向側のN極に吸引され、主ロータアーム21a乃至21dは最も近くに位置する回転方向側のS極に吸引されるので、主ロータアーム19a乃至19d、ロータアーム21a乃至21dおよび回転軸17は1ステップ分、右回転して安定位置で停止する(図4(2)。
以後、コイル13への電流方向が変わる毎に、ロータアーム19a乃至19d、ロータアーム21a乃至21dおよび回転軸17は、1ステップ右回転して安定位置で停止する、ステップ回転を繰り返す(図4(3)乃至(8))。つまりこの電磁アクチュエータ10は、電源23から出力される電流の方向が切り換わる毎に駆動軸17a、17bが45゜単位で右方向にステップ回転する。
この実施形態において、回転方向決定ロータアーム21dのオフセット角αは22.5゜としてあるが、所定範囲に変更することで、左回転させることができる。図示実施形態において、回転方向決定ロータアーム21dのオフセット角αと回転方向との関係は、下記の通りになる。このオフセット角αは、図において、主ロータアームのピッチ角(位相)から左に測った角度を正、右に測った角度を負とする。
0゜<α<45゜ ・・・右回転
45゜<α<90゜ ・・・左回転
0゜>α>−45゜ ・・・左回転
−45゜>α>−90゜・・・右回転
なお、オフセット角αが0゜、45゜(=90゜/2)、90゜のときは、左右いずれの方向に回転するか定まらない。
ステータ11の分割磁極数、主ロータアームの極数、回転方向決定ロータアームの極数はこの実施形態に限定されない。図示実施形態では、第2のロータアーム21のみに回転方向決定ロータアームを設けたが、第1のロータアーム19も第2のロータアーム21と同一構造としてもよい。また第2のロータアーム21の主ロータアームの極数は第1の主ロータの主ロータアームの極数と同一とし、いずれかの主ロータアームの間に回転方向決定ロータアームを設けてもよい。
また、回転方向決定ロータアームは1極でなくてもよく、複数設けてもよい。要するに回転方向決定ロータアームは、主ロータアームが、ステータの磁極の中央または境界で停止しないように数、形状等を設定する。
図示実施形態ではステータ11の分割着磁数を8個、第1、第2のロータアームの極数(ロータアーム19a乃至19d、21a乃至21d)を計8個としたが、本発明はこれに限定されない。ステータ11の分割磁極数をmとすると、第1、第2のロータアームの極数X、Xはいずれも、m/2以下になる。ステータの分割磁極数を増やせば、ロータの回転ステップ角を小さくできる。
また、回転方向を決定する回転方向決定ロータアームの極数Yは、第1、第2のロータアームの磁極を、ステータの磁極の中心から一定方向にずらせればよいのでその数は限定されないが、、通常、1<=Y<(X+X) となる。回転方向決定ロータアームの最適な極数Yはまた、その材質、形状等に基づいて設定される。
図6、図7および図8には、本発明の実施形態を実現できる最低本数のロータアームで構成した電磁アクチュエータの実施形態を示した。この実施形態では、回転軸17の一方の端部に1本のロータアーム25(主ロータアーム25a)を、他方の端部に2本のロータアーム27(主ロータアーム27aおよび回転方向決定ロータアーム27b)を備えている。この実施例の電磁アクチュエータの他の構成は図1、図2、図3に示した実施形態と同様である。主ロータアーム25a、27aは同位相に形成されている。回転方向決定ロータアーム27bは、主ロータアーム25a、27aと同位相とならないように、主ロータアーム27aの位相から所定のオフセット角αだけ位相がずれるように形成してある。オフセット角αは、少なくとも、α≠0゜、α≠180゜であり、かつ、安定位置において、主ロータアームが磁極の中間および境界に位置しない角度である。
この実施形態も、コイルに交流または所定時間毎に正負が替わる電流が流されると、電流の方向が変わる毎に一定方向に45゜単位でステップ回転する。
以上の通り本発明の実施形態によれば、コイル13が回転軸17を囲むように巻かれているので電磁アクチュエータ全体の直径を細くでき、かつコイル13を軸方向に伸ばすことで直径を変えずに巻き数を容易に増加させることもできる。しかも永久磁石が円筒形状に勝つ軸方向に延びているので磁力が強くなり、回転トルク、ディテントトルクを大きくできる。
以上の実施形態ではロータアームを回転させたが、本発明の別の実施形態では、回転軸、ロータアームを固定し、分割着磁した筒状の永久磁石をロータとして回転させる構成でもよい。この場合はコイルも永久磁石と一体として回転するので、コイルにはブラシ構造等により電流を供給する。
本発明を適用した電磁アクチュエータの実施形態を分解して示す斜視図である。 同実施形態を組み立て状態で、正面側から見た斜視図である。 同実施形態を組み立て状態で、背面側から見た斜視図である。 同実施形態の電磁アクチュエータの動作を説明する、ステータおよびロータアームを直線状に展開した図である。 同実施形態の電磁アクチュエータの動作を説明する、ステータおよびロータアームを直線状に展開した図である。 本発明を適用した電磁アクチュエータの他の実施形態を分解して示す斜視図である。 同他の実施形態を組み立て状態で、正面側から見た斜視図である。 同他の実施形態を組み立て状態で、背面側から見た斜視図である。
符号の説明
11 ステータ
11a 11b 環状端面
11c 中空部
13 コイル
15 ボビン
15a 中空部
17 回転軸
17a 17b 駆動軸
17c 軸部
19 第1のロータアーム
19a 19b 19c 19d 主ロータアーム
21 第2のロータアーム
21a 21b 21c 主ロータアーム
21d 回転方向決定ロータアーム
23 電源
α オフセット角

Claims (7)

  1. 環状端面が複数磁極に着磁してある永久磁石からなる円筒状ステータと、
    該ステータの中空内部に固定配置してある円筒状コイルと、
    該円筒状コイルの中央を貫通させて回転自在に支持してある回転軸と、
    前記ステータの前記環状端面に対向する複数のロータアームを有し、前記回転軸と一体に回動するように設けてある軟磁性体のロータと、
    を備えていることを特徴とする電磁アクチュエータ。
  2. 前記ロータは、前記ステータの少なくとも一方の環状端面側に配置してあることを特徴とする請求項1に記載の電磁アクチュエータ。
  3. 前記ロータアームは、前記回転軸の両端部から前記ステータの環状端面方向に延びた、前記環状端面に対向する2以上の主ロータアーム、及び前記主ロータアームの数よりも少ない1以上の回転方向決定ロータアームとからなり、一方の環状端面側に配置してある主ロータアームは、前記環状端面の磁極に対して同一位相に配置してあり、他方の環状端面側に配置してある主ロータアームは、前記環状端面の磁極に対して前記位相とは逆位相になるように配置してあり、前記回転方向決定ロータアームは、前記環状端面の磁極に対して一定角度ずらして設置してあることを特徴とする請求項1または2に記載の電磁アクチュエータ。
  4. 前記ロータアームは、前記回転軸の両端部から前記ステータの環状端面方向に延びた、前記環状端面に対向する2以上の主ロータアームと前記主ロータアームの数よりも少ない1以上の回転方向決定ロータアームとからなり、各環状端面側に配置してある主ロータアームは、前記環状端面の磁極に対して同一位相に配置されており、前記回転方向決定ロータアームは、前記環状端面の磁極に対して前記位相から一定角度ずらして設置してあることを特徴とする請求項1または2に記載の電磁アクチュエータ。
  5. 前記コイルには、前記回転軸を回転自在に支持する軸受が固定されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の電磁アクチュエータ。
  6. 前記軸受は、前記コイルを巻回するコイルボビンに設けてあることを特徴とする請求項5に記載の電磁アクチュエータ。
  7. 前記コイルに交流又は任意周期で正負が切り換えられる電流が流されたときに、前記電流が変化する毎に前記ロータが前記磁極単位で同一方向にステップ回転する請求項1乃至6のいずれか一項に記載の電磁アクチュエータ。
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