JP2005136126A - 積層セラミック電子部品の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】焼成時の内部欠陥、圧着積層体の変形そして耐電圧性の低下を防止しつつ、容量ばらつきや絶縁抵抗などの信頼性の低下を防止できる積層セラミック電子部品の製造方法を提供する。
【解決手段】第1バインダ樹脂を含有する複数のセラミックグリーンシート2を、間に、並設された内部電極(導体層)3、4及び第2バインダ樹脂を含有するセラミック層12を並設・介在させて積層することにより積層素体を形成するとともに、積層素体を積層方向に温度Tで加熱しつつ積層方向に加圧することにより圧着積層体を形成し、圧着積層体を焼成して積層セラミック電子部品を得る積層セラミック電子部品の製造方法であって、第1バインダ樹脂の軟化温度をT、第2バインダ樹脂の軟化温度をTとした場合、T<T<Tの関係を満足する。
【選択図】図1

Description

本発明は積層セラミック電子部品の製造方法に関するものである。
代表的な積層セラミック電子部品として、積層セラミックコンデンサを用いて説明する。
従来の積層セラミックコンデンサの製造方法としては、まず、チタン酸バリウム(BaTiO)などの誘電体材料を主成分とするセラミック粉末、第1バインダ樹脂、溶剤などを混合したセラミックスラリーを、シート状に成形するとともに乾燥し、誘電体層となるセラミックグリーンシートを形成する。
次に、このセラミックグリーンシート上に、スクリーン印刷法などにより、Cu、Niなどの金属粉末、第3バインダ樹脂、溶剤などを混合した導体ペーストを薄膜状に塗布するとともに乾燥し、導体層である内部電極を形成する。
そして、セラミックグリーンシート上であって内部電極の周囲に、スクリーン印刷法などにより、チタン酸バリウム(BaTiO)などの誘電体材料を主成分とするセラミック粉末、第2バインダ樹脂、溶剤などを混合したセラミックペーストを薄膜状に塗布するとともに乾燥し、セラミック層を形成する。
導体層及びセラミック層が形成されたセラミックグリーンシートを積層した積層素体を温度Tで加熱しつつ積層方向に加圧することにより、圧着積層体を形成する。
圧着積層体を各素子領域に切断、焼成することによって、積層体を形成するとともに、積層体端部に内部電極と接続する外部電極を形成し、積層セラミックコンデンサを得る。
前記圧着積層体の形成に際して、第1バインダ樹脂の軟化温度をTとした場合、T<Tの関係を満足する積層セラミックコンデンサの製造方法が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
当該製造方法によれば、積層素体を加熱しつつ積層方向に加圧する際に、積層方向に隣接するセラミックグリーンシートが塑性流動することにより十分密着するようにし、焼成時の層間剥離などの内部欠陥を防止していた。
しかしながら上述の積層セラミック電子部品の製造方法によれば、セラミックグリーンシートが塑性流動して厚みにばらつきが生じることにより、圧着積層体が変形したり、積層セラミックコンデンサの耐電圧性が低下するという問題点があった。
そこで、導体層に含有される第3バインダ樹脂の軟化温度をTとした場合、T<T<Tの関係を満足する積層セラミックコンデンサの製造方法が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
当該製造方法によれば、T<Tの関係を満足するため、積層素体を加熱しつつ積層方向に加圧する際に、セラミックグリーンシートの流動が生じず、圧着積層体の変形や、耐電圧性の低下を防止することができた。また、T<Tの関係を満足するため、導体層が塑性流動することにより、導体層を並設・介在させて積層されるセラミックグリーンシートが十分密着するようにし、焼成時の層間剥離などの内部欠陥を防止していた。
特開平08−167537号公報(3−4頁、図1−2) 特開平09−275030号公報(3−5頁、図面なし)
しかしながら、上述の積層セラミックコンデンサの製造方法によれば、積層素体を積層方向に温度Tで加熱しつつ積層方向に加圧する際に、導体層が塑性流動するため、導体層の面積ばらつきによる容量ばらつきが発生したり、サイドマージンやエンドマージンが小さくなることにより、絶縁抵抗などの信頼性が低下するという問題点があった。ここで、エンドマージンとは、内部電極層の長手方向端辺と積層体の長手方向側端面との間の距離を言い、サイドマージンとは、内部電極層の側辺と積層体の側面との間の距離を言う。
本発明は、上述の問題点に鑑み案出されたものであり、その目的は、焼成時の内部欠陥、圧着積層体の変形そして耐電圧性の低下を防止しつつ、容量ばらつきや絶縁抵抗などの信頼性の低下を防止できる積層セラミック電子部品の製造方法を提供することにある。
本発明は、第1バインダ樹脂を含有する複数のセラミックグリーンシートを、間に、導体層及び第2バインダ樹脂を含有するセラミック層を並設・介在させて積層することにより積層素体を形成するとともに、該積層素体を温度Tにて加熱しつつ積層方向に加圧することにより圧着積層体を形成し、該圧着積層体を焼成することによって積層セラミック電子部品を得る積層セラミック電子部品の製造方法であって、前記第1バインダ樹脂の軟化温度をT、前記第2バインダ樹脂の軟化温度をTとした場合、T<T<Tの関係を満足することを特徴とするものである。
また、前記導体層に第3バインダ樹脂が含有されており、該第3バインダ樹脂の軟化温度をTとした場合、T<T<T<Tの関係を満足することを特徴とするものである。
本発明によれば、第1バインダ樹脂の軟化温度をT、前記第2バインダ樹脂の軟化温度をTとした場合、T<T<Tの関係を満足することから、セラミックグリーンシートの流動による圧着積層体の変形や耐電圧性の低下を防止するとともに、セラミック層を介してセラミックグリーンシート同士の密着強度を上げることにより焼成時の層間剥離などの内部欠陥を防止することができる。
また、第3バインダ樹脂の軟化温度をTとした場合、T<T<T<Tの関係を満足することから、上記効果に加えて、導体層は塑性流動しないため、導体層の面積ばらつきによるコンデンサ容量のばらつき並びにサイドマージンやエンドマージンが小さくなることによる絶縁抵抗などの信頼性の低下を防止することができる。
以下、本発明を添付図面に基づいて詳細に説明する。
代表的な積層セラミック電子部品として、積層セラミックコンデンサの製造方法を用いて説明する。
図1は、本発明の積層セラミックコンデンサの製造方法を示す図であり、積層・加圧加熱工程を示す断面図である。図2は、本発明の製造方法を用いて作製された積層セラミックコンデンサを示す図であり、(a)外観斜視図、(b)平面断面図、(c)縦断面図である。
図において、積層セラミックコンデンサ10は、矩形状の誘電体層2を複数積層して成る積層体1と、誘電体層2間に複数配列されるとともに、その一端が積層体1の端面から露出する導体層としての内部電極3、4と、誘電体層間、且つ内部電極3、4の周辺に配置しているセラミック層12と、積層体1の両端部に形成され、内部電極3、4に夫々接続される複数の外部電極5、6とからなる。
以下、本発明の積層セラミックコンデンサ10の製造方法について説明する。なお、図番は、加熱加圧及び焼成の前後で区別しないことにする。
まず、PETフィルムなどのキャリアフィルム20上に、チタン酸バリウム(BaTiO)などの誘電体材料を主成分とするセラミック粉末、第1バインダ樹脂、溶剤、可塑剤、分散剤などを混合したセラミックスラリーを、ドクターブレード法、引き上げ法、ダイコーター、グラビアロールコータなどにより、シート状に成形するとともに乾燥し、誘電体層となるセラミックグリーンシート2を形成する。第1バインダ樹脂としては、セラミックグリーンシート2の強度を比較的大きくするため、例えば、ポリビニルブチラール(ガラス転移温度Tg:50℃)及びポリビニルアルコール(Tg:60〜85℃)を所定の割合で混合して、第1バインダ樹脂の軟化温度Tを65〜80℃にすればよい。ここで、軟化温度とは、バインダ樹脂を含有するセラミックグリーンシート2、セラミック層12そして内部電極3、4が塑性流動を開始する温度のことを言い、バインダ樹脂が複数の成分を含有する場合は、一般にガラス転移温度(Tg)の低い成分のTgに支配されることが多い。
次に、セラミックグリーンシート2上に、スクリーン印刷法などにより、Cu、Niなどの金属粉末、第3バインダ樹脂、溶剤などを混合した導体ペーストを薄膜状に塗布するとともに乾燥し、内部電極3、4を形成する。第3バインダ樹脂としては、例えば、エチルセルロース(Tg:100〜120℃)及びアルキド樹脂(Tg:−40〜10℃)を所定の割合で混合して第3バインダ樹脂の軟化温度Tを55〜75℃にすればよい。
次に、セラミックグリーンシート2上の内部電極3、4の周囲に、スクリーン印刷法などにより、チタン酸バリウム(BaTiO)などの誘電体材料を主成分とするセラミック粉末、第2バインダ樹脂、溶剤などを混合したセラミックペーストを薄膜状に塗布するとともに乾燥し、セラミック層12を形成する。第2バインダ樹脂としては、エチルセルロース(Tg:100〜120℃)及びアルキド樹脂(Tg:−40〜10℃)を所定の割合で混合して第2バインダ樹脂の軟化温度Tを20℃にすればよい。この第2バインダ樹脂及び第3バインダ樹脂に、相溶性が良好であるエチルセルロース及びアルキド樹脂を用いることから、均一な導体ペースト、セラミックペーストを作製することができる。
ここで内部電極3、4は、セラミックグリーンシート2上にセラミック層12を形成した後で形成するようにしても良い。このことにより、導体ペーストの粘度が小さい場合も、セラミック層12の存在によりにじみを防止できる。またこのとき、セラミックグリーンシート2とセラミック層12の色が同一である場合、画像処理装置などによりセラミック層12の位置を認識しにくくなるため、セラミックグリーンシート2あるいはセラミック層12の一方に、着色剤を添加しておくと良い。
次に、内部電極3、4及びセラミック層12が形成されたセラミックグリーンシート2を下パンチ22上に載置させ、積層素体11を形成するとともに、キャリアフィルム20側の上パンチ21及び/または下パンチ22により、積層素体11をT<T<Tの関係を満足するような温度T(例えば、60℃〜70℃)で加熱しつつ積層方向に加圧することにより、圧着積層体11を形成する。この後、上パンチ21及びキャリアフィルム20を上昇させ、キャリアフィルム20を圧着積層体11から離間させる。これらの工程を繰り返すことにより、セラミックグリーンシート2と内部電極3、4が交互に積層された圧着積層体11が形成される。
このように、T<T<Tの関係を満足する温度Tで加熱しつつ積層方向に加圧することにより、セラミックグリーンシート2の流動による圧着積層体11の変形や耐電圧性の低下を防止するとともに、セラミック層12を介してセラミックグリーンシート同士の密着強度を上げることにより焼成時の層間剥離などの内部欠陥を防止することができる。
また、T<T<T<Tの関係を満足することにより、上記効果に加えて、内部電極(導体層)3、4は塑性流動しないため、内部電極3、4の面積ばらつきによるコンデンサ容量のばらつき並びにサイドマージンやエンドマージンが小さくなることによる絶縁抵抗などの信頼性の低下を防止することができる。
一体化された圧着積層体11は、各素子領域に切断することにより得た未焼成状態の積層体1を焼成して積層体1を得る。
得られた積層体1の両端面に、内部電極3、4に接続するように、夫々外部電極5、6を形成することにより、図2に示すような積層セラミックコンデンサ10が作製される。
なお、本発明は以上の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更・改良を加えることは何ら差し支えない。
例えば、セラミック層12の厚みが内部電極3、4の厚みより大きくなるようにしても良い。このことにより、セラミック層12が流動することにより、セラミックグリーンシート2がさらに効果的に密着するとともに、積層素体11を積層方向に加圧する際に、セラミック層2が加圧された後で内部電極3、4が加圧されるため、内部電極3、4の変形を防止できるという効果もある。
また、上記実施の形態では、積層セラミック電子部品として、積層セラミックコンデンサを用いて説明したが、本発明は、回路基板、積層圧電部品、半導体部品など、あらゆる積層セラミック電子部品に適用できる。
さらに、セラミックグリーンシート2を下パンチ22上に載置させ、加熱しつつ積層方向に加圧した後、内部電極3、4を形成することを繰り返すことにより、圧着積層体1を形成するようにしても良い。
また、セラミックグリーンシート2を吸着ヘッドなどにより吸着することにより、下パンチ22上に載置するようにしても良い。
本発明者は、本発明の作用効果を確認するために、評価を行った。
上記製造方法により、第1バインダ樹脂を含有する複数のセラミックグリーンシート2を、間に、並設された第3バインダ樹脂を含有する内部電極(導体層)3、4及び第2バインダ樹脂を含有するセラミック層12を並設・介在させて積層することにより積層素体11を形成するとともに、積層素体11を積層方向に温度Tで加熱しつつ積層方向に加圧することにより圧着積層体11を形成した。形成された圧着積層体11を各素子領域に切断することにより、未焼成状態の積層体1を形成した。形成された未焼成状態の積層体1を焼成することにより、積層体1を得た。
このとき、表1に示すように、第1バインダ樹脂は、ポリビニルブチラールとポリビニルアルコールを所定の割合で混合することにより、軟化温度Tを55℃〜80℃に調節した。また、第2バインダ樹脂は、エチルセルロールとアルキド樹脂を80:20の割合で混合することにより、軟化温度Tを20℃〜110に調節した。さらに、第3バインダ樹脂は、エチルセルロールとアルキド樹脂を所定の割合で混合することにより、軟化温度Tを55℃〜110℃に調節した。そして、加熱温度Tは、60℃と70℃の2通りに調節した。
得られた圧着積層体11について、内部電極(導体層)3、4の変形率、サイドマージン小発生率、層間剥離発生率を評価した。それぞれについての測定・判断方法は以下の通りである。
変形率は、印刷直後と積層後の内部電極(導体層)3、4の寸法変化を調べることにより測定した。この場合、印刷直後の寸法は、印刷後に測定顕微鏡を用いて、積層後は積層体を切断した断面に露出した内部電極(導体層)3、4について、これも測定顕微鏡を用いて測定した。
サイドマージン小発生率として、圧着積層体11を切断後の未焼成状態の積層体1の端面を測定顕微鏡を用いて、サイドマージンが所定の長さに満たない未焼成状態の積層体1の割合を求めた。
層間剥離発生率は、焼成直後の積層体1と、この積層体1を340℃の半田槽に2秒間浸漬(熱衝撃試験)し、誘電体層2と第1の内部電極3、第2の内部電極4の間に剥離が発生した割合を求めた。
サイドマージン小発生率及び層間剥離発生率の評価は、100個の試料について、研磨面を金属顕微鏡で観察することにより評価した。
判定方法として、変形率が0%、サイドマージンが60μm未満である割合が0%、焼成直後の積層体1の層間剥離発生率が0%である場合を良品として○印とした。良品の内、サイドマージンが70μm未満である割合が0%、熱衝撃試験後の層間剥離の発生率が0%である場合を◎印とした。一方、良品以外のものを不良品として×印とした。
結果を表1に示す。
Figure 2005136126
表1に示す通り、T<T<Tの関係を満足する本実施例(試料番号1〜5)では、変形率が0%、サイドマージンが60μm未満である割合が0%、焼成直後の積層体1の層間剥離発生率が0%となった。特に、T<T<T<Tの関係を満足する場合(試料番号1、5)、サイドマージンが70μm未満である割合が0%、熱衝撃試験後の層間剥離の発生率が0%となった。
これに対し、T<T(<T、T)の関係を満足する比較例(試料番号6)では、焼成直後の積層体1の層間剥離発生率が5%となった。一方、T<T(<T、T)の関係を満足する比較例(試料番号7)では、変形率が0%、サイドマージンが60μm未満である割合が5%となった。また、T<T<T(、T)の関係を満足する比較例(試料番号8)では、サイドマージンが60μm未満である割合が10%となった。
これらの結果から、本発明の積層セラミックコンデンサ10の製造方法によれば、プレス温度をT、第1バインダ樹脂の軟化温度をT、第2バインダ樹脂の軟化温度をTとした場合、T<T<Tの関係を満足するため、焼成時の内部欠陥や、積層体の変形を防止しつつ、(内部電極)導体層の流動によるサイドマージンが小さくなることを防止できすることがわかり、容量ばらつきや、絶縁抵抗などの信頼性の低下を防止できることがわかる。
本発明の積層セラミックコンデンサの製造方法を示す図であり、積層・加圧加熱工程を示す断面図である。 本発明の製造方法を用いて作製された積層セラミックコンデンサを示す図であり、(a)外観斜視図、(b)平面断面図、(c)縦断面図である。
符号の説明
10・・積層セラミックコンデンサ
1・・・積層体
2・・・誘電体層(セラミックグリーンシート)
3、4・内部電極(導体層)
5、6・外部電極
12・・セラミック層
11・・圧着積層体(積層素体)
20・・支持体(キャリアフィルム)
21・・上パンチ
22・・下パンチ

Claims (2)

  1. 第1バインダ樹脂を含有する複数のセラミックグリーンシートを、間に、導体層及び第2バインダ樹脂を含有するセラミック層を並設・介在させて積層することにより積層素体を形成するとともに、該積層素体を温度Tにて加熱しつつ積層方向に加圧することにより圧着積層体を形成し、該圧着積層体を焼成することによって積層セラミック電子部品を得る積層セラミック電子部品の製造方法であって、
    前記第1バインダ樹脂の軟化温度をT、前記第2バインダ樹脂の軟化温度をTとした場合、T<T<Tの関係を満足することを特徴とする積層セラミック電子部品の製造方法。
  2. 前記導体層に第3バインダ樹脂が含有されており、該第3バインダ樹脂の軟化温度をTとした場合、T<T<T<Tの関係を満足することを特徴とする請求項1に記載の積層セラミック電子部品の製造方法。
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