JP2005135847A - コネクタ - Google Patents

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    • H01R13/4361Insertion of locking piece perpendicular to direction of contact insertion

Abstract


【課題】 解除治具によるリテーナの嵌め込み解除を容易に可能とするコネクタを提供する。
【解決手段】 ハウジング11にリテーナ12を組付けてなるコネクタ10において、リテーナ12に設けられた治具挿入部17に解除治具Dの引掛部D1を引掛けててこの原理で本係止位置に係止されたリテーナ12の係止解除を行うが、解除治具Dの支点となる支点部18をハウジング11の外方に突出形成し、作用点となるリテーナ12の治具挿入部17と支点となる支点部18との距離を従来のものよりも離すことができた。これにより、解除治具Dを用いた係止解除において、従来のものに比べて傾動量が少なくてもリテーナ12を十分に係止解除できる位置まで持ち上げられると共に、作用点に生ずる荷重が大きくなって係止解除がより容易にできるようになった。
【選択図】 図1

Description

本発明は、リテーナを備えたコネクタ関する。
従来、例えば、特許文献1に示すもののようにハウジング2の側面の開口部からリテーナ収容部4へ嵌め込んだリテーナ3を端子金具に直接係止させる構造のコネクタ1があった。このようなコネクタ1では、嵌め込んだリテーナ3が相手側ハウジング5等の部材に引っ掛からないように、嵌め込んだリテーナ3の外面とハウジング2の側面とがほぼ面一となるように形成されている(図13参照)と共に、嵌め込んだリテーナ3が容易に嵌め込み解除されないように、ハウジング2に対して比較的強固に係合されている。このため、このように強固に組み付けられたリテーナ3の嵌め込みを解除するには、マイナスドライバーのような解除治具を用いて、解除治具の先端をリテーナ3に引っ掛けると共に、リテーナ収容部4の開口端縁部を支点にし、てこの原理を利用してリテーナ3を持ち上げるようにして嵌め込み解除を行っている。
特開2000−311747公報(第5図、第6図)
しかしながら、上記のようにてこの原理を利用してリテーナ3の嵌め込み解除を行う場合、てこの支点であるリテーナ収容部4の開口端縁部と作用点である解除治具の先端との距離は、作業者の解除治具の把持部分(力点)とリテーナ収容部の開口端縁(支点)との距離に比べてはるかに短いので、解除治具の把持部分を大きく傾動させないと解除治具の先端をリテーナ3の嵌め込みを解除できる位置まで持ち上げられない。このため、解除治具の傾動方向に障害物等が存在すると十分な動作範囲を確保できず、リテーナ3の嵌め込み解除が困難になる恐れがあった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、解除治具によるリテーナの嵌め込み解除を容易にするコネクタの提供を目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、リテーナ収容部が側面に開口して形成されたハウジングと、前記ハウジングに対して挿抜される端子金具と、前記リテーナ収容部に嵌め込まれて前記端子金具を抜止し、正規の装着状態ではその外面が前記ハウジングにおける前記リテーナ収容部周りの外面とほぼ面一をなすリテーナとを備えてなり、前記リテーナ収容部の開口縁部と前記リテーナとの間には解除治具挿入部が設けられ、この解除治具挿入部に棒状の解除治具の先端を挿入した状態でてこ操作することによって、前記リテーナを前記リテーナ収容部から解離可能としてあるコネクタであって、前記ハウジングの外面には、前記解除治具のてこ操作時の支点をなす支点部が、前記正規装着状態にある前記リテーナの外面よりもさらに外方へ突出して設けられたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記ハウジングの外面には、前記リテーナの嵌め込みを解除させた前記解除治具が当接することで前記解除治具のそれ以上の傾動を規制する規制部が、前記支点部を挟んで前記リテーナとの反対側に配設されているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載のものにおいて、前記リテーナは、前記端子金具を抜止する本係止位置と、この本係止位置よりも前記ハウジングの外面側に移動して前記端子金具の挿抜を許容する仮係止位置との間で変位可能に取り付けられていると共に、前記規制部は、前記リテーナを前記本係止位置から前記仮係止位置まで移動させたときに前記解除治具と当接するように配設されてなるところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項3に記載のものにおいて、前記支点部の高さは前記仮係止位置における前記リテーナの外面と同じ高さ或いは上位に配されているところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項2又は請求項4のいずれかに記載のものにおいて、前記ハウジングは、前記端子金具を収容する端子収容部と、この端子収容部の前部にこれより外方に張り出すようにして連設され、相手側ハウジングを嵌合可能なフード部とからなるとともに、前記端子収容部に前記リテーナが装着され、かつ、前記支点部が配設されてなるコネクタにおいて、前記フード部のうち、前記端子収容部との段差をなす部分の外縁部に前記規制部が形成されているところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項1又は請求項5のいずれかに記載のものにおいて、前記支点部が、前記ハウジングの外面における前記リテーナ収容部の前方を前記キャビティへの前記端子金具挿入方向に沿って膨出して形成されることにより、前記キャビティ内には前記キャビティと連通するランス形成空間が保有され、このランス形成空間に前記端子金具に係止可能なランスが撓み可能に設けられているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
解除治具を用いてリテーナ収容部に嵌め込まれたリテーナの嵌め込みを解除する場合に、解除治具の先端を治具挿入部に突っ込む。そして支点部を支点とし、また、リテーナを作用点として解除治具をてこ操作する。その場合に支点部がリテーナの外面よりもさらに外方へ突き出して設けられているので、解除治具のてこ作用において作用点であるリテーナと支点である支点部との距離が長くなり、解除治具の傾動角度が小さくても、リテーナの嵌め込みを解除するに足る解除治具の前端の移動量が確保できるので、解除治具によるリテーナの係止解除を容易に行うことが可能となる。
<請求項2の発明>
リテーナの嵌め込みを解除させた解除治具が過度に傾動することを規制して、リテーナを過度に浮き上がらせることを防止できる。
<請求項3の発明>
規制部がリテーナが仮係止位置まで移動させた解除治具に当接して解除治具のそれ以上の傾動を規制するので、リテーナを仮係止位置へ留め置くことができる。これにより、解除治具によるリテーナの係止解除においてリテーナがハウジングから外れてしまうことがない。
<請求項4の発明>
仮係止位置のときに、リテーナが支点部と同じ高さとなって支点部よりも外方に突出しないので、異物が近付こうとしても支点部が障害となってリテーナには干渉し難く、リテーナが誤って本係止位置へ押し込まれることが防止できる。
<請求項5の発明>
フード部が規制部を兼ねるので、専用の規制部を形成する場合に比べて、ハウジングの形状を簡素化できる。
<請求項6の発明>
ハウジングの外方へ突出させて形成した隆起部の内側にランスを形成したことよりランスの形成スペースを別途確保する必要がなくなってハウジングの小型化が可能となった。
本発明の一実施形態を図1ないし図10によって説明する。
本実施形態のコネクタ10のハウジング11は、図1に示すように雄型の端子金具13を収容する端子収容部11Aとこの端子収容部11Aの前側にこれより大型に形成されて相手側ハウジング(図示なし)と嵌合可能なフード部11Bとからなっている。
端子収容部11Aには、端子金具13を後方から収容するキャビティ14がハウジング11の後端面から前方へ貫通するようにして形成されており、キャビティ内に端子金具13を収容するとフード部11B内にタブ部13Aが突出するようになっている(図6参照)。
さらに、端子収容部11Aの外面において前後方向中央部には端子金具13と係止可能なリテーナ12を装着するためのリテーナ収容部16が上方へ開口形成されている。リテーナ収容部16は、キャビティ14の前後方向中央部付近に挿通するように形成された係止空間16Aと、係止空間16Aの幅方向両側に形成された前後方向に延びる溝状のガイド溝16Bとからなる(図3参照)。
リテーナ12は端子金具13に係止可能で、前記係止空間16Aに収容される端子係止部12Aと前記ガイド溝16Bに挿入され、ハウジング11に対して仮係止位置(図1の位置)と本係止位置(図6の位置)とで係止可能なハウジング係止部12Bとからなり、全体として門型をなしている。係止部12Aには各端子金具13に当接する係止凸部12Cを備えており、仮係止位置では係止凸部12Cは端子金具13の挿抜を許容する位置に退避している(図1参照)が、リテーナ12が本係止位置にあるときはキャビティ14内に入り込んで端子金具13の箱部13Bの後端縁と係止可能である(図6参照)。
また、ハウジング係止部12Bは図9及び図10に示すようにそれぞれ窄み方向への撓み変形可能な一対の脚片12D,12Dを有している。一方、ガイド溝16B内の前後に対向する壁面には、両脚片12D,12Dに対応して、係止段部16C,16Dが形成されている。リテーナ12が仮係止位置にあるときには一方の脚片12Dが対応する係止段部16Cに係止しているが、リテーナ12が本係止位置に移行したときには、その係止が解かれ、他方の脚片12Dと対応する係止段部16Dとが係止する。
尚、リテーナ12が本係止状態(本願における「正規装着状態」に相当する)ではリテーナ収容部16の後方の外面と面一となるように形成されている。
さらに、図1及び図3に示すように、リテーナ12の係止部12Aにおける幅方向中央部には、図示2個所に治具挿入部17が凹設されている。両治具挿入部17,17は深さ方向に沿って設けられた縦孔部分とこの縦孔部分に連続し前後方向に沿って設けられた横孔部分とからなる(図1参照)。
一方、解除治具Dには、図11又は12に示すように、例えば、マイナスドライバーのように略棒状をなし、先端にいくに連れ薄肉となるテーパ状の引掛部D1を備えたものが使用可能であり、リテーナにおける縦穴部分と横穴部分の境界部分の壁面に引っかけ可能である。
さて、本実施形態のコネクタ10では、端子収容部12Aの外面におけるリテーナ12の装着側であって、リテーナ収容部16とフード部11Bとの間には支点部18が膨出されている。支点部18は図3に示すように、フード部11B寄りの部位はハウジング11の全幅に亘って形成されているが、リテーナ収容部16寄りの部位は幅狭となって(以下この部分を「幅狭部」という。)、リテーナ12の両ハウジング係止部12B,12Bの間に入り込み、かつ、端子係止部12Aと対向するように形成されている。また、この幅狭部の後端部縁には治具挿入部17へ向けて下り勾配となった傾斜面20が形成されている。このことによって、解除治具Dは傾斜面20に沿って滑り落とされることにより、治具挿入部17への挿入が案内される。
リテーナ12を本係止位置から仮係止位置へ移動させるときには、治具挿入部17へその先端が挿入された解除治具Dを、図11に示すP矢視方向への回動操作がなされる。このときには、解除治具Dの先端が作用点、傾斜面20の上縁を支点とするてこ操作となる。
また、この実施形態においては、てこ操作の過程で解除治具Dがフード部11Bの段差面をなす外縁部(図11における21で示される個所 以下「過度操作規制部21」という)に当接するようにしてある。そして、解除治具Dが過度操作規制部21に当接したときに、リテーナ12が持ち上げられる高さ位置が仮係止位置と等しくなるような設定としてある。
また、支点部18の外面の高さ位置は仮係止位置におけるリテーナ12の上面よりも僅かに高く設定されている。こうすることにより、仮係止位置にあるリテーナ12に異物が当接する事態を回避可能である。また、本実施形態では、ハウジング11の後端縁の上面に支点部18と同等の高さまで突出させた突部22が設けられており、仮係止位置にあるリテーナ12は、支点部18と突部22との間に位置しているので、異物が当接する事態を確実に回避可能である。
さらに、支点部18を膨出させたことにより、キャビティ14における支点部18との対応範囲は高さ方向に拡張されている。本実施形態では、この拡張された部分を、ランス形成空間19としており、この空間の前後方向に沿って、ランス15が設けられている。ランス15は高さ方向へ撓み変形が可能であり、端子金具13の箱部13Bに突出形成された係止突起13Cに係止可能である。
続いて、上記のように形成されたコネクタ10に関し本係止位置に組み付けられたリテーナ12の係止解除方法を説明する。
まず、図11に示すように、解除治具Dの引掛部D1を治具挿入部17へ突っ込んで引っ掛け、引掛部D1よりも基端側の棒状部分を支点部18の後端部に宛がう。このとき、本実施形態のコネクタ11では傾斜面20が治具挿入部17の開口部へ向けて斜めに延びる平面となっているので、この平面にそって、解除治具Dの案内が可能となっている。
そして、解除治具Dの把持部(図示なし)を手に持ち、図11に示すP矢視方向へ回動すると、てこの原理によって、引掛部D1に上方への力が作用して、その力でもってリテーナ12が上方へ持ち上げられる。すると図10に示す一方の脚片12Dと対応する係止段部16Dとの係止が解除され、リテーナ12が上方へ移動する。
図12に示すように、解除治具Dが過度操作規制部21に当接すると、解除治具Dのそれ以上の傾動が規制され、リテーナ12のそれ以上の持ち上げ動作も規制される。前述したように、本実施形態では、この位置が仮係止位置となっているから、作業者は特に注意を払わなくても、仮係止位置への誘導が可能である。
これにより、リテーナ12の本係止解除操作が終了する。
このように、本実施形態のコネクタ10では、支点部18をハウジング11の外方に突出させて設け、作用点となるリテーナ12の治具挿入部17と支点となる支点部18との距離を従来のものよりも離すことができた。これにより、解除治具Dを用いた係止解除において、従来のものに比べて傾動量が少なくてもリテーナ12を十分に係止解除できる位置まで持ち上げられると共に、作用点に生ずる荷重が大きくなって係止解除がより容易にできるようになった。
また、リテーナ12を本係止位置から仮係止位置まで移動させると解除治具Dが過度操作規制部21に当接してそれ以上の傾動を規制するので、誤って、リテーナ12を係止解除位置以上に持ち上げて、ハウジング11から外れて飛ばしてしまったりする恐れがない。
また、リテーナ12の係止解除時に解除治具Dを治具挿入部17へ挿入する際、傾斜面20にそって、解除治具Dの案内が可能となっているので、解除治具Dの挿入作業が容易になる。
さらに、本実施形態のコネクタ10では、ハウジング11の外方へ膨出させた支点部18の形成に伴って、作られる膨出空間(ランス形成空間19)を利用してランス15を形成するようにしたことにより、ランス15の形成スペースを別途確保する必要がなくなったので、ハウジング11の小型化が可能となった。
さらに、本実施形態においては支点部18をフード部11Bとリテーナ収容部16との間の領域に亘って平面状に形成したものを示したが、リテーナ収容部16寄りの縁に沿って局部的に突出させることにより形成したものであってもよい。但し、このような局部的な突起とした場合は外力による損傷を受けやすいが、本実施形態のようであれば、そのような心配はない。
また、本実施形態のコネクタ10では、仮係止位置におけるリテーナ12は、支点部18と突部22とで挟まれて保護されているので、このときのリテーナ12に異物等が当接して誤って本係止位置まで誤挿入されてしまうことの規制が可能である。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では支点部18をリテーナ収容部16の挿入口に隣接するように設けたが、これよりも前方へずれた位置に配置するものであってもよい。
(2)上記実施形態において、支点部18のうち、てこ動作の支点となる箇所のみを、ハウジング11の外面から部分的に突出させて形成したものであってもよい。
(3)上記実施形態において、支点部18を仮係止位置のリテーナ12の上面よりもより高い位置に形成したものであってもよく、また、仮係止位置のリテーナ12の上面よりも低い高さに形成したものであってもよい。
(4)上記実施形態では過度規制操作部21がフード部11Bに形成されていたが、フード部11Bとは別に専用の過度操作規制部21を形成するものであってもよい。また、フード部11Bを有しないコネクタ10に専用の過度操作規制部21を設けたものであってもよい。
リテーナを仮係止位置に組付けたコネクタの断面図 リテーナを仮係止位置に組付けたコネクタの側面図 リテーナを仮係止位置に組付けたコネクタの平面図 リテーナを仮係止位置に組付けたコネクタの正面図 リテーナを仮係止位置に組付けたコネクタの背面図 リテーナを本係止位置に組付けたコネクタの断面図 リテーナを本係止位置に組付けたコネクタの側面図 リテーナを本係止位置に組付けたコネクタの背面図 仮係止位置に係るリテーナのハウジング係止部の部分拡大断面図 本係止位置に係るリテーナのハウジング係止部の部分拡大断面図 本係止位置のリテーナに解除治具を宛がった状態を示す断面図 リテーナを仮係止位置まで係止解除した状態を示す断面図 従来のコネクタの断面図
符号の説明
10…コネクタ
11…ハウジング
11A…端子収容部
11B…フード部
12…リテーナ
13…端子金具
14…キャビティ
15…ランス
16…リテーナ収容部
18…支点部
21…過度操作規制部(規制部)
D…解除治具

Claims (6)

  1. リテーナ収容部が側面に開口して形成されたハウジングと、
    前記ハウジングに対して挿抜される端子金具と、
    前記リテーナ収容部に嵌め込まれて前記端子金具を抜止し、正規の装着状態ではその外面が前記ハウジングにおける前記リテーナ収容部周りの外面とほぼ面一をなすリテーナとを備えてなり、
    前記リテーナ収容部の開口縁部と前記リテーナとの間には解除治具挿入部が設けられ、この解除治具挿入部に棒状の解除治具の先端を挿入した状態でてこ操作することによって、前記リテーナを前記リテーナ収容部から解離可能としてあるコネクタであって、
    前記ハウジングの外面には、前記解除治具のてこ操作時の支点をなす支点部が、前記正規装着状態にある前記リテーナの外面よりもさらに外方へ突出して設けられたことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記ハウジングの外面には、前記リテーナの嵌め込みを解除させた前記解除治具が当接することで前記解除治具のそれ以上の傾動を規制する規制部が、前記支点部を挟んで前記リテーナとの反対側に配設されていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記リテーナは、前記端子金具を抜止する本係止位置と、この本係止位置よりも前記ハウジングの外面側に移動して前記端子金具の挿抜を許容する仮係止位置との間で変位可能に取り付けられていると共に、
    前記規制部は、前記リテーナを前記本係止位置から前記仮係止位置まで移動させたときに前記解除治具と当接するように配設されてなること特徴とする請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記支点部の高さは前記仮係止位置における前記リテーナの外面と同じ高さ或いは上位に配されていることを特徴とする請求項3に記載のコネクタ。
  5. 前記ハウジングは、前記端子金具を収容する端子収容部と、この端子収容部の前部にこれより外方に張り出すようにして連設され、相手側ハウジングを嵌合可能なフード部とからなるとともに、
    前記端子収容部に前記リテーナが装着され、かつ、前記支点部が配設されてなるコネクタにおいて、前記フード部のうち、前記端子収容部との段差をなす部分の外縁部に前記規制部が形成されていることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれかに記載のコネクタ。
  6. 前記支点部が、前記ハウジングの外面における前記リテーナ収容部の前方を前記キャビティへの前記端子金具挿入方向に沿って膨出して形成されることにより、前記キャビティ内には前記キャビティと連通するランス形成空間が保有され、このランス形成空間に前記端子金具に係止可能なランスが撓み可能に設けられていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のコネクタ。
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