JP2005135304A - 書類管理方法および装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
オフィス等に設置された机上の重要書類や書棚等に収納された書籍等の媒体に磁性タグを付与し、これら磁性タグが付与された媒体が無断で持ち出されようとした際には、媒体に付与された磁性タグを検知して警報を発することにより重要書類や書籍等の媒体が無断で持ち去られることを防止する書類管理方法および装置を提供する。
【解決手段】
所定の領域に載置された書類のうちの管理対象の書類に磁界を供与することにより所定のタグ情報を発生する磁気タグを付与するとともに、所定の領域に沿った検知領域に書類に付与された磁気タグに供与する磁界を発生する磁界発生手段と、磁気タグから発生されたタグ情報を検知する検知手段とを設け、所定の領域から磁気タグが付与された管理対象の書類が持ち出される際に、検知領域を通過した書類の磁気タグから発生されたタグ情報を検知手段で検知して報知する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、書類管理方法および装置に関し、特に、オフィス等に設置された机上の重要書類や書棚等に収納された書籍等の媒体に磁性タグを付与し、これら磁性タグが付与された媒体が無断で持ち出されようとした際には、媒体に付与された磁性タグを検知して警報を発することにより重要書類や書籍等の媒体が無断で持ち去られることを防止する書類管理方法および装置に関する。
近年、ICタグを商品に付けて商品を管理するシステム、例えば、ACCUWAVEシステム(大日本印刷株式会社製)を用いてICタグ(通信周波数を例えば13.56MHz)を洋服等の商品につけて個々の商品を管理するようなシステムが提供されている。
また、磁気タグを商品や書類等の媒体に付与し、この磁気タグが付与された媒体が出入口付近に設置されたゲート状に形成されたタグ検知装置を通過した際に、タグ検知装置が磁気タグ の情報を検知し、持ち出し可否を判断して万引盗難や機密書類の漏洩等を防止するようなシステムが提供されている。
また、特許文献1に示されるように、非接触型ICカードが負荷の大きさの程度により、データ等の信号に不都合な動作を生じることを防止し、非接触型ICカードをより確実に検知可能とするような非接触型ICカードおよび送受信回路が提案されている。
特開平10−322250号公報
しかしながら、上記提案の特許文献1におけるICタグを用いたシステムにおいては、ICタグをつけた商品が重なり合うことにより、ICタグが略接触状態(〜2cm以下)になると、ICタグが互いに干渉してICタグから情報を検知することが困難となる場合がある。
また、複数の商品にそれぞれ付けられた複数のICタグの情報を同時に検知し識別するためには、ICチップの中に複数のICタグの中から各ICタグが特定できるような専用ロジックのプログラムまたは回路を持たせる必要があり、ICチップのサイズが大型化する。
また、磁気タグを用いた商品の万引盗難や機密書類の漏洩等を防止するシステムのタグ検知装置を、例えば、机上の書類を許可された者以外の者が無断で持ち出すことを防止したり、机上の複数の特定領域から重要書類等の特定書類を無断で持ち出されることを防止する装置へ適用しようとすると、装置が大型化し複雑となる。
そこで、この発明は、オフィス等に設置された机上の重要書類や書棚等に収納された書籍等の媒体に磁性タグを付与し、これら磁性タグが付与された媒体が無断で持ち出されようとした際に、媒体に付与された磁性タグを検知して警報を発して重要書類や書籍等の媒体が無断で持ち去られることを防止する書類管理方法および装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、所定の領域に載置された書類を管理する書類管理方法において、前記所定の領域に載置された書類のうちの管理対象の書類に磁界を供与することにより所定のタグ情報を発生する磁気タグを付与するとともに、前記所定の領域に沿った検知領域に前記書類に付与された磁気タグに供与する磁界を発生する磁界発生手段と、前記磁気タグから発生されたタグ情報を検知する検知手段とを設け、前記所定の領域から前記磁気タグが付与された管理対象の書類が持ち出される際に、前記検知領域を通過した書類の磁気タグから発生されたタグ情報を前記検知手段で検知して報知することを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記所定の領域に接近した物体を検知する赤外線センサを設け、前記赤外線センサの検知出力に基づき前記磁界発生手段および前記検知手段を起動することを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1または2の発明において、前記管理対象の書類を前記所定の領域から持ち出すことを許可する許可者を識別する識別情報を検知する識別情報検知手段を備え、前記識別情報検知手段の検知出力に基づき前記磁界発生手段若しくは前記検知手段の少なくとも一方の起動を禁止することを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかの発明において、前記書類は、所定の机上に載置され、前記検知領域は、前記机の上方の領域に設定されることを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項4の発明において、前記検知領域は、前記机の上方の領域に設定されることを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項4の発明において、前記赤外線センサは、前記机に接近した人の存在を検知することを特徴とする。
また、請求項7の発明は、請求項4の発明において、前記磁界発生手段は、前記机の側部に配設され、前記検知手段は、前記机の下部に配設されることを特徴とする。
また、請求項8の発明は、請求項4の発明において、前記磁界発生手段および前記検知手段は、前記机の下部に配設されることを特徴とする。
また、請求項9の発明は、請求項4の発明において、前記磁界発生手段および前記検知手段は、前記机の側部に配設されることを特徴とする。
また、請求項10の発明は、所定の領域に載置され、磁界を供与することにより所定のタグ情報を発生する磁気タグが付与された管理対象の書類を管理する書類管装置において、前記所定の領域に載置された管理対象の書類に付与された磁気タグに磁界を供与する磁界発生手段と、前記磁気タグから発生されたタグ情報を検知する検知手段と、前記検知手段の検知出力に基づき前記所定の領域から前記磁気タグが付与された管理対象の書類が持ち出されたことを報知する報知手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項11の発明は、請求項10の発明において、前記所定の領域に接近した物体を検知する赤外線センサと、前記赤外線センサの検知出力に基づき前記磁界発生手段および前記検知手段を起動する起動制御手段とを更に具備することを特徴とする。
また、請求項12の発明は、請求項10または11のいずれかの発明において、前記管理対象の書類を前記所定の領域から持ち出すことを許可する許可者を識別する識別情報を検知する識別情報検知手段と、前記識別情報検知手段の検知出力に基づき前記磁界発生手段若しくは前記検知手段の少なくとも一方の起動を禁止する起動禁止制御手段とを更に具備することを特徴とする。
また、請求項13の発明は、請求項10乃至12のいずれかの発明において、前記書類は、所定の机上に載置され、前記検知領域は、前記机の上方の領域に設定されることを特徴とする。
また、請求項14の発明は、請求項13の発明において、前記検知領域は、前記机の上方の領域に設定されることを特徴とする。
また、請求項15の発明は、請求項13の発明において、前記赤外線センサは、前記机に接近した人の存在を検知することを特徴とする。
また、請求項16の発明は、請求項13の発明において、前記磁界発生手段は、前記机の側部に配設され、前記検知手段は、前記机の下部に配設されることを特徴とする。
また、請求項17の発明は、請求項13の発明において、前記磁界発生手段および前記検知手段は、前記机の下部に配設されることを特徴とする。
また、請求項18の発明は、請求項13の発明において、前記磁界発生手段および前記検知手段は、前記机の側部に配設されることを特徴とする。
この発明の書類管理方法および装置によれば、所定の領域に載置された書類のうちの管理対象の書類に磁界を供与することにより所定のタグ情報を発生する磁気タグを付与するとともに、所定の領域に沿った検知領域に書類に付与された磁気タグに供与する磁界を発生する磁界発生手段と、磁気タグから発生されたタグ情報を検知する検知手段とを設け、所定の領域から磁気タグが付与された管理対象の書類が持ち出される際に、検知領域を通過した書類の磁気タグから発生されたタグ情報を検知手段で検知して報知する構成としたので、オフィス等に設置された机上の重要書類や書棚等に収納された書籍等の媒体が無断で持ち去られることを防止することができる。
また、重要書類や書棚等の媒体に付与された多ビット情報が表現された磁性タグを検知することにより、無断で持ち出された媒体等を特定することができる。
更に、ICタグを用いた場合の装置と比べてタグのコストを大幅に低減できるという効果を奏する。
この発明に係わる書類管理方法および装置は、例えば、オフィス等に設置された机上の重要書類や書棚等に収納された書籍等の媒体に磁性タグを付与し、これら磁性タグが付与された媒体が無断で持ち出されようとした際に、媒体に付与された磁性タグを検知して警報を発して重要書類や書籍等の媒体が無断で持ち去られることを防止するための装置として用いられる。
図1は、この発明に係わる書類管理方法を適用した書類管理装置の一実施例の全体構成を示す図である。
図1において、図1(a)は、書類管理装置100が動作する全体構成を示す概略の平面図であり、図1(b)は、書類管理装置100の概略の正面図、図1(c)は、図1(b)に対応した書類管理装置100の概略の側面図である。
図1に示すように、会社等のオフィス内には各社員に割り当てられた社員用のオフィス机1(以下、「机1」という。)が複数設置されており、書類管理装置100は、これら机1に一体化されて配設されて各机1の上に置かれた重要書類や機密文書、書籍等が机1の机上から無断で持ち出されることを防止する装置である。
机1の上には、例えば、サーバ20とネットワーク2を介して接続されたコンピュータ3と、電話機4と、重要書類を含む複数の書類がファイリングされた複数のファイル5と書籍6が収納された書籍棚7と、機密文書8を含む複数の文書9が置かれている。
ファイル5は、机1の書棚7に書籍6とともに収納されており、重要書類がファイリングされたファイル5と機密文書8には、それぞれ磁性タグ10が付与されている。
机1の両脇側面には、磁性タグ10を励磁するための後述する励磁装置の励磁用コイル11が配設され、励磁装置の電源が投入(ON)されることにより磁性タグ10を励磁可能とする所定の励磁領域12(一点鎖線で囲まれた領域)が励磁用コイル11を介して机1の上面の所定空間に形成される。
励磁領域12は、図1(b)、(c)に示すように、機密文書8を含む複数の文書9を机1の上面に通常に置いた状態では、これらの書類が励磁領域12に入らないように机1の上面から所定の高さHだけ離れた位置から所定の空間に形成され、また、書棚7の位置が励磁領域12に入らないように励磁用コイル11の形状や配置位置等が調整されて机1の両脇側面の所定位置に配設されている。
図1(b)、(c)に示すように、机1の下面には励磁された磁性タグ10を検知するための後述する検知装置の検知用コイル13が配設されており、検知装置の電源が投入(ON)されることにより励磁用コイル11が形成した励磁領域12内の磁性タグが励磁され、励磁された磁性タグ10が検知用コイル13を介して検知装置によって検知される。 なお、励磁用コイル11が形成する励磁領域12及び検知用コイル13が励磁された磁性タグ10を検知可能とする検知領域14(二点鎖線で囲まれた領域)は、各コイルの配置や形状、巻き数、透磁率等のコイル仕様によって任意の空間領域に形成することが可能である。
机1の正面、すなわち、机1と椅子15との間には赤外線センサ16の赤外線ビーム17が出力されており、机1の両脇側面には赤外線センサ16の送受信機が配置され、机1に人が近づいて赤外線センサ16の赤外線ビーム17が遮断されると、励磁装置と検知装置の電源が投入されるように構成されている。
励磁装置と検知装置の電源が投入されると、前に述べたように励磁装置が励磁用コイル11を介して所定の励磁領域12を机上の所定空間に形成するとともに、検知装置の検知用コイル13を介して検知領域14が机上の所定空間に形成される。
通常、机1の使用者が机1に近づいたり、椅子15に座わった状態では、使用者が携帯するICタグ等の個人IDカードの情報を図示せぬICタグ読取装置が読取り、読取った個人IDカードの情報が机1の使用者か、もしくは許可された者(以下、総称して「許可者」という。)と認証された場合は、赤外線センサ16の電源が切断(OFF)される。
赤外線センサ16の電源が切断(OFF)されると、励磁装置及び検知装置の電源が投入されないので、磁性タグ10が付与されたファイル5や機密文書8を机1の机上から移動させて持ち出しても磁性タグ10は励磁されることなく、検知されることもない。
なお、赤外線センサ16のON(=投入)、OFF(=切断)は、机1の利用者のみが知る机1下の所定位置に赤外線センサ16のスイッチを配置し、利用者がスイッチをON、OFFするようにしてもよく、励磁装置及び検知装置の電源の投入、切断を赤外線センサ16とは他のセンサや方法を用いてもよい。
机1に人が近づくと、人が携帯する個人IDカードの情報をICタグ読取装置が読取り、読取った個人IDカードの情報が机1の許可者か否かを判別し認識する。
なお、ICタグ読取装置が読取った個人IDカードの情報が予め登録された許可者の許可者登録情報と一致したのみ許可者と判断し、一致しなかった場合は許可者以外の者(以下、「不許可者」という。)として判断する。
机1に近づいた人が不許可者であると認識されると、赤外線センサ16の電源が切断されず、赤外センサ16が人を感知して励磁装置及び検知装置の電源を投入し、励磁領域12と検知領域14が励磁用コイル11と検知用コイル13によって机1の机上の所定空間に形成される。
励磁領域12と検知領域14が形成された後、机1の机上に置かれた機密文書200を持ち出そうとして移動させ、機密文書200に付与された磁性タグ10が励磁領域12の中に入ると、磁性タグ10が励磁され、励磁された磁性タグ10が検知領域14を形成する検知用コイル13を介して検知装置によって検知される。
なお、励磁領域12と検知領域14は、励磁領域12と検知領域14とが全て重なるような空間領域で形成してもよく、励磁領域12と検知領域14とのうちのどちらかが包含されるような空間領域で形成してもよく、励磁領域12と検知領域14とが一部重なるような空間領域で形成してもよい。
このように所望の励磁領域12と検知領域14を形成することにより磁性タグ10の検知の誤動作を防止することが可能となる。
励磁された磁性タグ10が検知装置によって検知されると、警報装置18を介して不許可者が機密文書8を無断で持ち出そうとしている旨を警報ランプや音等によって知らせる。
警報装置18は、例えば書類管理装置100に警報用の点滅ランプや音声出力装置等を配置して用いることが可能であり、この実施例では、警報ランプ18を点滅させて警報する例を想定して示してある。
ところで、重要書類がファイリングされたファイル5や機密文書8に付与する磁性タグ10は、例えば磁性タグ10に対して所定の交番磁界を与えることにより、磁性タグ10が有する固有の保磁力を超える磁界強度の交番磁界を受けて磁化反転する際に急峻なパルス信号を発する、いわゆる大バルクハウゼン効果特性を有するような磁性タグを用いてもよく、磁性タグ10に対して所定周波数の交番磁界を与えることにより、磁性タグ10が磁歪振動する、いわゆる磁歪振動特性を有するような磁性タグを用いてもよい。
ここで、大バルクハウゼン磁性タグ、磁歪振動磁性タグの特性について図2及び図3を参照しながら簡単に説明する。
図2は、大バルクハウゼン磁性タグの特性を説明する図であり、図2(a)は、大バルクハウゼン磁性タグを構成する長さの異なる複数の磁性素子L、2L、3L、4Lが形成された機密文書200の一例を示す図であり、図2(b)は、図2(a)に示した磁性素子L、2L、3L、4Lが交番磁界を受けて磁化反転時に発する固有パルス信号を示す図である。
なお、各磁性素子L211、2L212、3L213、4L214の長さは、L<2L<3L<4Lの順に長いものとする。
各磁性素子L211、2L212、3L213、4L214は、例えば、Fe−Co系アモルファス材の磁性素子であり、これらの各磁性素子を所定の交番磁界中に置くと、各磁性素子L211、2L212、3L213、4L214が有する固有の保磁力を超える磁界強度の交番磁界を受けて磁化反転し、その際に急峻なパルス信号を発する特性を有している。
各磁性素子L211、2L212、3L213、4L214が有する各磁性素子固有の保磁力は、各磁性素子の大きさ等によって異なり、例えば磁性素子L211の保磁力がH1、磁性素子2L212の保磁力がH2、磁性素子3L213の保磁力がH3、磁性素子4L214の保磁力がH4とすると、これらの各磁性素子が図2(b)に示すような所定周波数の交番磁界201を受けることにより磁化反転し、パルス信号A、B、C、Dを発する。
例えば、交番磁界201の磁界強度がそれぞれH1、H2、H3、H4を超える時間t1、t2、t3、t4の時に、各磁性素子L211、2L212、3L213、4L214がそれぞれ磁化反転し、その際にパルス信号A、B、C、Dを発する。
パルス信号Aは、磁性素子L211が磁化反転時に発するパルス信号、パルス信号Bは、磁性素子2L212が磁化反転時に発するパルス信号、パルス信号Cは、磁性素子3L213が磁化反転時に発するパルス信号、パルス信号Dは、磁性素子4L214が磁化反転時に発するパルス信号をそれぞれ示している。
このように、大バルクハウゼン磁性タグ220に対して所定周波数の交番磁界を与えることにより、大バルクハウゼン磁性タグ220が磁化反転時に急峻なパルス信号を発し、このパルス信号を検出することにより、大バルクハウゼン磁性タグ220を検知することができる。
また、大バルクハウゼン磁性タグ220を構成する各磁性素子は、その大きさ等に応じて保磁力が異なるので、保磁力の異なる磁性素子を複数用意して図2(a)に示した機密文書200のように複数の磁性素子を組合わせて所望の重要書類に大バルクハウゼン磁性タグ220を付与すれば、検知したパルス信号のパターンに基づいて大バルクハウゼン磁性タグ220を構成する磁性素子の組合せが特定でき、特定された磁性素子の組合せに対応した大バルクハウゼン磁性タグ220が付与された重要書類の特定も可能となる。
なお、図2の例では、所望の重要書類に複数の磁性素子を組合わせた大バルクハウゼン磁性タグの例を示したが、大バルクハウゼン磁性タグを一つの磁性素子で形成し、重要書類に付与するようにしてもよい。
図3は、磁歪振動磁性タグの特性を説明する図であり、図3(a)から(c)は、磁歪振動特性を有する長さの異なる細い薄箔の形状に形成された磁歪素子1M311、2M312、3M313がそれぞれ漉き込まれて付与された機密文書301、302、303を示す図であり、図3(d)から(f)は、各磁歪素子1M311、2M312、3M313がそれぞれ有する固有の残留磁歪振動の共振周波数特性を示す図である。
各磁歪素子1M311、2M312、3M313は、フェライトやアモルファス等の素子であり、このアモルファス等の磁歪素子は、外部から磁界を与えると寸法変化を起こすような、いわゆる磁歪する特性を有している。
なお、図3(a)から(c)において、磁歪素子1M311、2M312、3M313の長さはM<2M<3Mの順に長いものとする。
このような磁歪特性を有する磁歪素子で形成された磁歪振動磁性タグに対して所定周波数の交番磁界を与えると、磁歪素子が交番磁界の周波数に共振して磁歪振動する。
この磁歪素子が磁歪振動する周波数は、磁歪素子の大きさや形状等によってそれぞれ異なり、磁歪素子の大きさや形状等に応じた固有の磁歪振動する周波数(以下、「共振周波数」という。)を有する。
この磁歪素子の磁歪振動は、磁歪素子へ与える交番磁界を停止しても短時間の間は収束しながら持続される。
なお、ここでは、説明の便宜上、磁歪素子が磁歪素子固有の共振周波数近傍の交番磁界を受けて磁歪振動し、磁歪振動後、磁歪素子に与える交番磁界を停止しても短時間の間、磁歪素子の磁歪振動が持続されている振動のことを「残留振動」という。
また、逆に磁歪特性を有す磁歪素子に対して外部から力を加えて寸法変化させると、磁歪素子の磁化状態が変化し、磁歪素子の自己共振周波数近傍の周波数の交番磁界を磁歪素子に与えて磁歪振動させれば、磁歪振動している磁歪素子からは磁歪振動周波数に対応した電磁波が放出される。
図3(a)から(c)に示すように、長さの異なる各磁歪素子1M311、2M312、3M313で形成された各磁歪振動磁性タグが付与された各機密文書301、302、303に対して交番磁界の周波数を例えば低周波から高周波へ順次変化させながら交番磁界を一定時間与えた後、一定時間、各磁歪振動磁性タグ1M311、2M312、3M313の残留振動により発せられる電磁波を検出すると、図3(d)から(f)で示すような各磁歪振動磁性タグ1M301、2M302、3M303に対応した各磁歪振動磁性タグ固有の共振周波数E、F、Gのパルス信号が検出される。
なお、パルス信号Eは、磁歪振動磁性タグ1M301の共振周波数を示すパルス信号であり、パルス信号Fは、磁歪振動磁性タグ2M302の共振周波数を示すパルス信号、パルス信号Gは、磁歪振動磁性タグ3M303の共振周波数を示すパルス信号である。
このように、磁歪振動特性を有する磁歪振動磁性タグに対して低周波から高周波へ、もしくは高周波から低周波へ順次変化する交番磁界を与え、磁歪振動磁性タグの磁歪振動によって発する電磁波を検出してパルス信号の共振周波数を特定することにより、磁歪振動磁性タグを検知することが可能である。
また、磁歪振動磁性タグは、その大きさ等に応じて固有の磁歪振動の共振周波数を有しているので、共振周波数の異なる磁歪素子を複数用意して重要書類に付与すれば、検知した共振周波数に対応した磁歪素子で形成された磁歪振動磁性タグが特定でき、特定された共振周波数の磁歪振動磁性タグが付与された重要書類の特定も可能となる。
なお、図3の例では、所望の機密文書に一つの磁歪素子で一つの磁歪振動磁性タグを形成する例を示したが、複数の磁歪素子を組合わせて磁歪振動磁性タグを形成するようにしてもよい。
図4は、図2及び図3で示した磁性タグを機密文書8等の媒体に付与し、この機密文書8等に付与された磁性タグを図1で示した書類管理装置100が検知して機密文書8が無断で持ち出されること防止する動作を説明するための書類管理装置100の構成を簡略化して示したブロック図である。
図1及び図4を参照しながら書類管理装置100の動作について説明する。
なお、磁性タグとして図2で示した大バルクハウゼン効果特性を有する磁性タグを用いた場合を例に説明する。
図4に示すように、通常、机1近傍に許可者(机1の通常の利用者及び許可された者)が不在の場合は、書類管理装置100の励磁装置40及び検知装置41の電源43のスイッチ44が切断状態に設定され、赤外センサ16の電源43のスイッチ45が投入状態に設定されて、赤外線ビーム17が机1と椅子15との間に、机1と椅子15との方向に対して交差するように走査されるとともに、書類管理装置100が設置された会社内の社員が携帯する個人IDカードのICタグ読取装置46が動作している。
なお、書類管理装置100は、図1で説明したように会社内に設置された各机に一体化されて配設されて構成されている。
人が机1に近づくと、人が携帯する個人IDカードの情報をICタグ読取装置46が
読取り、机1の許可者が否かを判別し認識する。
許可者が否かの判別は、ICタグ読取装置46が読取った個人IDカードの情報が予め登録された許可者の許可者登録情報と一致したのみ許可者と認識し、一致しなかった場合は許可者以外の者(不許可者)として認識する。
机1に近づいた人が許可者であると認識されると、ICタグ読取装置46が赤外線センサ制御装置42の電源43の投入スイッチが切断状態(OFF)に設定され、赤外線センサ16の動作を停止させる。
なお、赤外線センサ16の動作を停止させる方法は、例えばネットワーク2を介して接続されたサーバ20やコンピュータ3等からパスワード等を入力して所望の机1の赤外線センサ制御装置42へ供給する電源43を切断するように構成してもよい。
不許可人が机1の所定範囲内に近づき赤外線ビーム17が遮断されると、赤外線センサ16の赤外線センサ制御装置42が励磁装置40及び検知装置41の電源43の投入スイッチ44を投入(ON)する。
励磁装置40及び検知装置41の電源43が投入されると、励磁装置40が、例えば1KHzの電流を励磁用コイル11へ流すような制御を行うことにより、励磁用コイル11から1KHzの所定の磁界強度以上の交番磁界を所定空間12(励磁領域12)に形成し、検知装置41が検知用コイル13で受信された信号を検知する処理動作を行う。
なお、検知装置41が動作すると、検知用コイル13のコイル径や巻き数等のコイル仕様や信号処理能力に応じた検知可能な領域空間14(検知領域14)が形成される。
励磁装置40及び検知装置41が動作した状態で、例えば大バルクハウゼン効果特性を有する磁性タグ10が付与された機密文書8が励磁領域12に入ると交番磁界を受けた磁性タグ10が磁化反転し、その際に急峻なパルス信号を発する。
このパルス信号は、検知用コイル13によって受信され、検知装置41がパルス信号に基づいて磁性タグ10であることを認識する。
検知装置41が磁性タグ10を認識すると、警報装置18へ警報ランプを点滅するような指示信号を入力して警報ランプを点滅させるとともに、サーバ20へ認識した磁性タグ10の情報信号をネットワーク2を介して出力する。
サーバ20へ入力された磁性タグ10の情報信号は、サーバ20によって磁性タグ10と対応した機密文書8が特定され、無断で持ち出された機密文書情報としてサーバ20の図示せぬ記憶装置の管理テーブルへ管理される。
なお、検知装置41には、磁性タグ10を特定可能とする磁性タグに対応したパルス信号情報がテーブル化されて参照テーブルに記憶管理されており、この参照テーブルを参照して磁性タグを認識する。
また、検知装置41が磁性タグ10を認識した場合は、機密管理者や警備者等へ通知するような構成にしてもよい。
また、図4において、磁性タグ10を図3で示した磁歪振動特性を有するような磁性タグを適用した場合は、励磁装置40及び検知装置41は、励磁装置40及び検知装置41の電源43が投入されると、励磁装置40が交番磁界の周波数を例えば低周波から高周波へ順次変化させながら各周波数の交番磁界を一定時間与えた後、一定時間、各周波数毎に検知装置41が磁性タグ10の残留振動により発せられる電磁波を検出するように構成することで、機密文書8等の媒体に付与された磁性タグ10が検知された際に警報を発して、磁歪振動特性を有するような磁性タグ10が付与された機密文書8等の媒体が無断で持ち出されることを防止することが可能となる。
図5は、この発明に係わる書類管理方法の流れを示すフローチャートである。
図5を参照しながら書類管理方法について説明する。
図5に示すように、通常、机の使用者及び許可された者(許可者)が机近傍に不在の場合には、例えばICタグ読取装置や赤外線センサ等の各センサが動作し(ステップ500)、机に人が近づくと、机に配置されたICタグ読取装置が人を感知し、感知した人が机の許可者であるか否かを判別し認識する(ステップ501)。
感知した人が机の許可者であると認識した場合は(ステップ501でYES)、赤外線センサに供給する電源を切断して赤外線センサの動作を停止し、媒体管理の動作を終了する。
机に近づいた人が許可者以外の者(不許可人)と認識した場合(ステップ501でNO)において、人が机の所定範囲内に近づくと赤外線センサが人を感知して書類管理装置100の励磁装置40及び検知装置41の電源を投入して所定の励磁領域12及び検知領域14を形成する(ステップ503、504)。
この状態で、人が机上もしくは書棚に収納された磁性タグが付与された重要書類を持ち出そうとして移動させると、重要書類に付与された磁性タグが励磁領域及び検知領域内に入り、励磁領域内の磁性タグが励磁されて、例えば、大バルクハウゼン効果特性を有する磁性タグであれば磁化反転時のパルス信号を発生し、磁歪振動特性を有する磁性タグであれば磁歪振動による電磁波を発生し、これらのパルス信号や電磁波を検知装置が検出する。
検出されたパルス信号や電磁波に基づいて磁性タグと磁性タグが付与された機密文書等が特定されて記憶管理されるとともに(ステップ505でYES)、磁性タグが付与された重要書類が無断で持ち出されようとしている旨を例えば警報ランプや音声警報装置等の警報装置18を介して管理者等へ通知する(ステップ506)。
このように所望の励磁領域及び検知領域の空間位置に対応して励磁領域を形成する励磁用コイル及び検知領域を形成する検知用コイルの形状や配置位置を調整して配設することにより、重要書類等に付与されたが磁性タグが所望の空間位置で検知され、磁性10が付与された重要書類等が不正に持ち出されることを防止することが可能となる。
以上の説明においては、励磁用コイルを机の両脇側面に配置し、検知用コイルを机下面に配置して励磁領域と検知領域とが互いの交差するような励磁領域及び検知領域を形成する例を示したが、例えば、図6(a)、(b)に示すように励磁領域と検知領域とが互いに平行になるように励磁用コイルと検知用コイルをそれぞれ机の両側面、もしくは机の下面に配置してもよい。
例えば、図6(a)に示した例は、励磁用コイル11と検知用コイル13を机1の下面直下の一部分に配置し、励磁用コイル11が形成する励磁領域12(一点鎖線で囲まれた領域)と検知用コイル13が形成する検知領域14(二点鎖線で囲まれた領域)とが互いに平行になるようにして磁性タグが付与された重要書類が机上の所定領域を移動した際に磁性タグを検知して磁性タグが付与された重要書類が無断で持ち出されることを防止するように構成した例である。
図6(b)に示した例は、励磁用コイル11と検知用コイル13を机1の両側面の一部分に配置し、励磁用コイル11が形成する励磁領域12と検知用コイル13が形成する検知領域14とが互いに平行になるようにして磁性タグが付与された重要書類が机上面から所定の高さの空間領域を移動した際に磁性タグを検知して磁性タグが付与された重要書類が無断で持ち出されることを防止するように構成した例である。
また、図7に示すように、所定の複数の領域に対応して励磁用コイルと検知コイルを複数配置し、所定の複数の空間領域に対応して励磁領域と検知領域を形成するようにしてもよい。
例えば図7に示した例は、励磁用コイル11と検知用コイル13を机1の下面直下の複数の部分に配置し、励磁用コイル11が形成する複数の励磁領域12と検知用コイル13が形成する複数の検知領域14とがそれぞれ互いに平行になるようにして磁性タグが付与された重要書類が机上の複数の所定領域のいずれかを移動した際に磁性タグを検知して磁性タグが付与された重要書類が無断で持ち出されることを防止するように構成した例である。
このように、この発明に係わる書類管理方法および装置は、所望の空間位置に励磁領域や検知領域を形成可能なように励磁用コイル及び検知用コイルのそれぞれの形状と配置位置が調整され配設されているので、机上等の所望の領域から磁性タグが付与された媒体が無断で持ち出されることを防止することができる。
この発明に係わる書類管理装置が動作する全体の構成を示す図 大バルクハウゼン効果特性を有する磁性タグの特徴を示す図 磁歪振動特性を有する磁性タグの特徴を示す図 書類管理装置100の構成を示すブロック図 この発明に係わる書類管理方法の流れを示すフローチャート 励磁用コイルと検知用コイルの配置の一例を示す図 図6に示した励磁用コイルと検知用コイルの配置とは他の配置例を示す図
符号の説明
1 机
2 ネットワーク
3 コンピュータ
4 電話
5 ファイル
6 書籍
7 書棚
8 機密文書
9 文書
10 磁性タグ
11 励磁用コイル
12 励磁領域
13 検知用コイル
14 検知領域
15 椅子
16 赤外線センサ
17 赤外線ビーム
18 警報装置
20 サーバ
40 励磁装置
41 検知装置
42 赤外線センサ制御装置
43 電源
44、45 電源投入スイッチ
46 ICタグ検知装置
100 書類管理装置
200 用紙
211 磁性タグ(大バルクハウゼン効果特性を有し、長さがL)
212 磁性タグ(大バルクハウゼン効果特性を有し、長さが2L)
213 磁性タグ(大バルクハウゼン効果特性を有し、長さが3L)
214 磁性タグ(大バルクハウゼン効果特性を有し、長さが4L)
301、302、303 用紙
311 磁性タグ(磁歪振動特性を有し、長さがM)
312 磁性タグ(磁歪振動特性を有し、長さが2M)
313 磁性タグ(磁歪振動特性を有し、長さが3M)

Claims (18)

  1. 所定の領域に載置された書類を管理する書類管理方法において、
    前記所定の領域に載置された書類のうちの管理対象の書類に磁界を供与することにより所定のタグ情報を発生する磁気タグを付与するとともに、
    前記所定の領域に沿った検知領域に前記書類に付与された磁気タグに供与する磁界を発生する磁界発生手段と、
    前記磁気タグから発生されたタグ情報を検知する検知手段と
    を設け、
    前記所定の領域から前記磁気タグが付与された管理対象の書類が持ち出される際に、前記検知領域を通過した書類の磁気タグから発生されたタグ情報を前記検知手段で検知して報知する
    ことを特徴とする書類管理方法。
  2. 前記所定の領域に接近した物体を検知する赤外線センサを設け、
    前記赤外線センサの検知出力に基づき前記磁界発生手段および前記検知手段を起動する ことを特徴とする請求項1記載の書類管理方法。
  3. 前記管理対象の書類を前記所定の領域から持ち出すことを許可する許可者を識別する識別情報を検知する識別情報検知手段
    を備え、
    前記識別情報検知手段の検知出力に基づき前記磁界発生手段若しくは前記検知手段の少なくとも一方の起動を禁止する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の書類管理方法。
  4. 前記書類は、所定の机上に載置され、
    前記検知領域は、前記机の上方の領域に設定される
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の書類管理方法。
  5. 前記検知領域は、前記机の上方の領域に設定される
    ことを特徴とする請求項4記載の書類管理方法。
  6. 前記赤外線センサは、前記机に接近した人の存在を検知する
    ことを特徴とする請求項4記載の書類管理方法。
  7. 前記磁界発生手段は、前記机の側部に配設され、
    前記検知手段は、前記机の下部に配設される
    ことを特徴とする請求項4記載の書類管理方法。
  8. 前記磁界発生手段および前記検知手段は、前記机の下部に配設される
    ことを特徴とする請求項4記載の書類管理方法。
  9. 前記磁界発生手段および前記検知手段は、前記机の側部に配設される
    ことを特徴とする請求項4記載の書類管理方法。
  10. 所定の領域に載置され、磁界を供与することにより所定のタグ情報を発生する磁気タグが付与された管理対象の書類を管理する書類管装置において、
    前記所定の領域に載置された管理対象の書類に付与された磁気タグに磁界を供与する磁界発生手段と、
    前記磁気タグから発生されたタグ情報を検知する検知手段と、
    前記検知手段の検知出力に基づき前記所定の領域から前記磁気タグが付与された管理対象の書類が持ち出されたことを報知する報知手段と
    を具備することを特徴とする書類管理装置。
  11. 前記所定の領域に接近した物体を検知する赤外線センサと、
    前記赤外線センサの検知出力に基づき前記磁界発生手段および前記検知手段を起動する 起動制御手段と
    を更に具備することを特徴とする請求項10記載の書類管理装置。
  12. 前記管理対象の書類を前記所定の領域から持ち出すことを許可する許可者を識別する識別情報を検知する識別情報検知手段と、
    前記識別情報検知手段の検知出力に基づき前記磁界発生手段若しくは前記検知手段の少なくとも一方の起動を禁止する起動禁止制御手段と
    を更に具備することを特徴とする請求項10または11のいずれかに記載の書類管理装置。
  13. 前記書類は、所定の机上に載置され、
    前記検知領域は、前記机の上方の領域に設定される
    ことを特徴とする請求項10乃至12のいずれかに記載の書類管理装置。
  14. 前記検知領域は、前記机の上方の領域に設定される
    ことを特徴とする請求項13記載の書類管理装置。
  15. 前記赤外線センサは、前記机に接近した人の存在を検知する
    ことを特徴とする請求項13記載の書類管理装置。
  16. 前記磁界発生手段は、
    前記机の側部に配設され、
    前記検知手段は、
    前記机の下部に配設される
    ことを特徴とする請求項13記載の書類管理装置。
  17. 前記磁界発生手段および前記検知手段は、
    前記机の下部に配設される
    ことを特徴とする請求項13記載の書類管理装置。
  18. 前記磁界発生手段および前記検知手段は、
    前記机の側部に配設される
    ことを特徴とする請求項13記載の書類管理装置。


















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