JP2005134340A - シート上荷重検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 荷重検出の精度に影響を及ぼす車体やシートの寸法誤差を許容できる構造を備えると共に、シート上に作用する荷重を簡単な構成で検出できるシート上荷重検出装置を提供する。
【解決手段】 シート1上に作用する荷重を検出する荷重検出手段Dが、シート1を床面Fに対して支持するレール5と床面Fに対してレール5を固定するブラケット6との間に設けられたシート上荷重検出装置10において、荷重検出手段Dに固定されて荷重検出手段Dに荷重を入力する連結部材9が、レール5に対する所定の移動を許容する隙間を介してレール5に枢支され、荷重検出手段Dは、ブラケット6上に対の支点が設けられ、支点の間に力点が設けられて固定される構成とした。
【選択図】 図3

Description

本発明は、シート上に作用する荷重を荷重センサにより検出するシート上荷重検出装置に関する。
従来のこの種のシート上荷重検出装置としては、後述の特許文献1に記載のものが公知となっている。このシート上荷重検出装置は、シートの下方に設けられるシートレールと車両フロアの取り付け部上に固定されるブラケットとの間に設けられている。シート上荷重検出装置の基体としてのベースが前述のブラケットに固定され、荷重検出部であるセンサ板に連結される一対のアームがベースの内側に設けられている。各アームは、ベースピンを介してベースの前後にてそれぞれ枢支されている。このアームには、シートレールの下面に固定されるピンブラケットがブラケットピンを用いて枢軸回転可能に連結されている。シート上に荷重が作用すると、この荷重はピンブラケット及びブラケットピンを介してアームに伝達される。これを受け、アームはベースピンを中心に回動し、各アームに連結されたセンサ板に荷重が作用する。その結果、センサ板にたわみ変形が生じ、このたわみ変形量に基づいてシート上に作用した荷重が検出される構成となっている。
特開2000−258233号公報(第3〜4頁、図1を参照)
ところで、上記の装置の一例とするシート上荷重検出装置を用いる場合、シート上に作用する荷重を精度よく検出するためには、シートやその上に座る乗員(もしくは物体)の重量以外の荷重が荷重センサ(上記の装置においてはセンサ板に相当)に作用するのを極力排除する必要がある。そのような排除するべき荷重の1つとして、車両側のシート取り付け部やシート自身に寸法誤差があるにもかかわらずシート上荷重検出装置を無理に取り付けた場合に生じる荷重が考えられる。
上記の公報に記載の装置においては、ブラケットピンが挿通されるピン孔の寸法をブラケットピンの径よりも大きく形成する等の構成によって、ピンブラケットはアームに対して若干の遊び、すなわち隙間を持たせて取り付けられており、この両者間の隙間により、車両側のシート取り付け部やシート自身の寸法誤差の影響がある程度までは許容される構成となっている。
しかしながら、装置の基体であるベースが、シート下方の左右に各1本づつ設定され、車両フロアの各取り付け部に固定された前後のブラケット間を連結して設けられてベースが車両フロアに対して固定されるという構成上、車両フロアの前後の取り付け部間に生じた寸法誤差については、ブラケット、ベースの固定によっては吸収することができない。したがって、両取り付け部間に生じた寸法誤差の程度によっては、ベースを無理に取り付けた場合に、ベースピンが挿通されるピン孔、すなわちアームの回動中心軸間のピッチが変化してしまう。その結果、アームに連結されたセンサ板に荷重が作用してしまい、本来検出するべき荷重ではない不要な荷重がセンサ板にて検出されてしまう。この場合、先に述べたブラケットピンとアーム間に設けられた隙間の意味がなくなってしまい、シート上に作用する荷重を精度よく検出することができない。
また、シート上に作用した荷重がピンブラケットを介して上方からアームに入力され、その後アームがベースピンを中心に回動して、最終的に荷重がセンサ板に対して下方から入力される構成となっており、荷重の伝達される経路が複雑であり、効率が悪い。
よって、本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、荷重検出の精度に影響を及ぼす車体やシートの寸法誤差を許容できる構造を備えると共に、シート上に作用する荷重を簡単な構成で検出できるシート上荷重検出装置を提供することを課題とする。
上記した課題を解決するために講じた技術的手段は、請求項1に記載の様に、シート上に作用する荷重を検出する荷重検出手段が、前記シートを床面に対して支持する支持部材と前記床面に対して前記支持部材を固定する固定部材との間に設けられたシート上荷重検出装置において、前記荷重検出手段に固定されて該荷重検出手段に前記荷重を入力する連結部材が、前記支持部材に対して所定の移動が許容された状態で前記支持部材に枢支され、前記荷重検出手段は、前記固定部材上に対の支点が設けられ、該支点の間に力点として前記荷重検出手段が固定される構成としたことである。
好ましくは、請求項2に記載の様に、前記連結部材は、軸部材を介して前記支持部材に枢支されると共に、前記軸部材の軸方向に沿って前記支持部材に対する所定の移動が許容される構成とすると良い。
好ましくは、請求項3に記載の様に、前記連結部材に、前記軸部材が挿通され、該軸部材との間に隙間を有する挿通孔が形成される構成とすると良い。
好ましくは、請求項4に記載の様に、前記荷重検出手段は、可撓部材からなるプレートと該プレート上に設けられた荷重センサであり、前記プレートが前記固定部材及び前記連結部材に固定される構成とすると良い。
請求項1に記載の発明によれば、シート上に作用する荷重を検出する荷重検出手段に固定されて荷重検出手段に前記荷重を入力する連結部材が、前記支持部材に対して所定の移動が許容される状態で前記支持部材に枢支される構成となっている。この連結部材と支持部材の間では支持部材に対して連結部材が所定の範囲で移動することにより、荷重検出手段を取り付け時のシートや床面に生じる寸法誤差を吸収することができ、荷重検出の精度を向上させることができる。また、連結部材はシートに対して枢支される構成となっており、その結果、許容される寸法誤差の範囲が広くなっている。これは、荷重検出の精度を向上させる上で非常に有効である。また、荷重検出手段は、固定部材上に対の支点が設けられ、支点の間に力点として荷重検出手段が固定される構成となっており、シート上に作用した荷重は対の支点の間に設けられた力点に作用し、その両側の支点を介して固定部材へと伝達される。この場合、荷重検出手段は荷重の作用する方向と同じ方向に変位することとなり、荷重による変位を簡単な構成で検出することが可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、連結部材は、軸部材を介して支持部材に枢支されると共に、軸部材の軸方向に沿って支持部材に対する所定の移動が許容される構成となっている。したがって、シートや床面に生じる寸法誤差を吸収することができ、荷重検出の精度を向上させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、連結部材に、軸部材が挿通され、軸部材との間に隙間を有する挿通孔が形成される構成となっている。この隙間により、シートや床面に生じる寸法誤差を吸収することができ、荷重検出の精度を向上させることができる。
請求項4に記載の発明によれば、荷重検出手段は、可撓部材からなるプレートとプレート上に設けられた荷重センサで構成される。このプレートが固定部材及び連結部材に固定される構成により、プレート上の荷重センサを用いて正確な荷重検出を行うことができる。この場合、荷重センサは、支点と力点に共に緩衝しない位置に設けると良い。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を基に説明する。
図1は、シート上荷重検出装置10を車両のシート1に適用した場合のシート1の構成を示す。
シート1は、図1に示す様に、着座面を有するシートクッション2と、シートクッション2に対して所定角度にリクライニング可能なシートバック3と、シートバック3の上方(図1に示す上側)に取り付けられ着座した乗員の頭部を支持する高さ調整自在なヘッドレスト4とを主要な部材として備えている。このシート1は、車両の前後方向に沿って平行に配置される左右で一対のレール5によって床面Fに対して支持され、このレール5が、その前後端部にてブラケット6を用いて車両の床面Fに対して固定される構成となっている。
この様なシート1において、シート1上に作用する荷重(例えば、乗員が着座した場合の乗員の荷重や、シート1上に物体がのせられた場合の荷重等)を検出するシート上荷重検出装置10の具体的な構造を、図2及び図3を参照して説明する。なお、以下に説明するシート上荷重検出装置10は、図1に示す如く、シートクッション2の下方における前後左右の計4ヶ所に配置されるものとしたが、これに限定されるものではない。本実施形態においては、着座面に対して前後左右の4ヶ所とも同一な構成であるため、以下では1ヶ所について説明を行う。
図2は本発明の要所を部分的に拡大した図である。この図2に示される様に、平状の鉄等からの金属から成るセンサプレート7は長方形状を呈し、シート1を床面に固定するブラケット6と、シート1を支持するレール5との間に配設される。センサプレート7とブラケット6は、図2に示す様に、ブラケット6の下方に凸状となった部位を境としてその両側において、2本のボルトB2、B3が上方からセンサプレート7とブラケット6の取付孔に挿入されて、下側からナットN2、N3をボルトB2、B3に対して螺合させることにより固定されている。一方、センサプレート7とレール5は平行な状態で取り付けられるものであり、図3に示す様にレール5の下側に開口し、レール5の直交方向(幅方向)に一対の側壁を有する断面コ字状の連結ブラケット8と、その一対の側壁の間に配設される直方体形状の連結部材9を介して互いに連結されている。具体的には、連結ブラケット8はレール5の下面5bにリベットR1、R2を用いて固定され、連結部材9は連結ブラケット8の一対の側壁8sよりも若干小さく、側壁8sとの間で隙間が形成される様、幅方向から側壁8sに対してボルトB1が挿入され、ボルトB1の先端からナットN1を螺合させることにより、連結部材9は連結ブラケット8に対して、ボルトB1により枢支されている。この場合、側壁8sに対して幅方向の長さが小さいため、連結部材9は一対の側壁8sの間で移動が許容されるものとなる。そして、連結部材9には下側にネジ部9tが一体で設けられ、ネジ部9tはセンサプレート7の後述する取り付け孔7bの中に挿通され、ネジ部9tの先端からナットNが嵌められることにより、連結部材9はセンサプレート7の取り付け孔7bの位置で固定される構成となっている。
連結ブラケット8は、上記した様に、軸方向断面が下側にコ字状を呈しており、上面8uと、上面8uの両端部から下方に屈曲して形成された一対の側面8sとを備えている。上面8uはレール5の下面5bがリベットR1、R2(図2参照)を用いて強固に固定されている。また、各側面8sには、挿通孔8hが互いに対向する位置にそれぞれ設けられている。挿通孔8hにはボルトB1が挿通される。この場合、挿通孔8hとボルトB1の径は、ボルトB1にガタツキが発生しない程度となっている。
連結部材9は、ブロック状の本体部9bに、挿通孔9hとネジ部9tとが設けられているもので、本体部9bに形成される挿通孔9hは、本体部9bの両側面9s間を貫通して形成されている。一方、ネジ部9tはこの両側面9sを除いた任意の1面から挿通孔9hと直交する方向に突出して形成されている。
連結部材9と連結ブラケット8は、各々に設けられた挿通孔8hと9hの両方にボルトB1を挿通させた後、ナットN1を用いて締結することにより互いに連結され、連結部材9がボルトB1によって連結ブラケット8に枢支されるものとなる。この場合、連結部材9の幅方向の側面9sは連結ブラケット8の側面8sの間で若干の遊び(空隙)を持たせて設けられ、ボルトB1が挿通される側面9sの挿通孔9hの孔径は連結部材9に挿通されるボルトB1の径よりも若干大きく形成されているため、連結部材9と連結ブラケット8の間に若干のクリアランスが発生する。
従って、上記した構成により、連結部材9は、連結ブラケット8に対する所定の移動を許容する隙間を介して連結ブラケット8により枢支されるものとなることから、上記した隙間により、シート1のレール5や、シート1を床面に固定するブラケット6が固定される床面Fなどに生じる寸法誤差をレール5に対して固定される連結ブラケット8に対して連結部材9が幅方向あるいは上下方向に若干移動することにより簡単な構成で効率良く、センサプレート7の取り付け誤差を吸収することができる。このため、シート上に作用する荷重を検出するセンサプレート7には取り付け誤差による不要な力が作用しなくなり、荷重検出の精度を向上させることができ、センサの信頼性を向上させることができる。この場合、レール5に対して前後に設けられる連結部材9は連結ブラケット8に対して独立して動くものとなる。
センサプレート7は、レール5の下方に連結ブラケット8と連結部材9を介して設けられている。このセンサプレート7は、上方から荷重が作用すると撓みが発生する可撓部材からなる板状の部材である。図3に示される様に、センサプレート7には、板厚方向に貫通した取り付け孔7a、7b、7cが、略中央の位置からその一方の端部に向かって順に形成されている。また、センサプレート7上には、取り付け孔7aと7bの間に2つの歪ゲージG1、G2が、またこれと同様に、取り付け孔7bと7cの間に2つの歪ゲージG3、G4が、センサプレート7の上下方向のたわみ変形を検出できるように取り付けられている。このセンサプレート7と、歪ゲージG1〜G4とによって、荷重検出手段Dが形成されている。歪ゲージG1〜G4は、周知のブリッジ回路となるように互いに結線されており、これにより、シート1上に荷重が作用した場合にセンサプレート7の上下方向のたわみ変形にともなって生じる歪を検出する荷重センサSとなる。荷重センサSによって検出された出力は、取り付け孔7a、7b、7cが形成されていない側へと導かれる。この場合、荷重センサSとしては、複数の歪センサが一体に設けられたフィルム状のフレキシブル基板を適用し、この基板をセンサプレート7上に貼り付けることによって構成することも可能である。
センサプレート7の下方には、シート1を床面Fに対して固定するブラケット6が設けられている。ブラケット6は、プレート状の金属から成る部材を屈曲させて形成したものであり、固定部6aと、支持部6b、6dと、凹部6cとを備えている。固定部6aには固定孔6eが形成されており、この固定部6aにおいては、固定ボルト(図示なし)が固定孔6eに挿通されてブラケット6が床面Fに対して固定される。支持部6b、6d及び凹部6cは、固定部6aから順に延在して形成されている。支持部6b、6dは、センサプレート7が支持される部位にあたり、同センサプレート7上の取り付け孔7a、7cの位置にそれぞれ対応して設けられた取り付け孔6f、6hが形成されている。凹部6cは、支持部6bと6dの間に設けられており、支持部6b、6dに対して下方に段差状に形成されている。この凹部6cには、センサプレート7上の取り付け孔7bの位置に対応して取り付け孔6gが設けられている。
連結部材9とセンサプレート7とは、連結部材9の本体部9bから突出して形成されたネジ部9tがセンサプレート7上の取り付け孔7bに挿通された後、センサプレート7の下方からナットNを用いて締結することによって、互いに固定される。
また、センサプレート7とブラケット6とは、ボルトB2、B3を、センサプレート7上の取り付け孔7a、7cと、これらに対応してブラケット6の支持部6b、6dに設けられた取り付け孔6f、6hとに挿通させた後、ブラケット6の下方よりナットN2、N3を用いてそれぞれ締結することによって、互いに固定される。
これにより、センサプレート7は、シート1を床面Fに対して支持するレール5に対しては連結ブラケット8及び連結部材9を介して取り付け孔7bにて固定されると共に、シート1を床面Fに対して固定するブラケット6に対してはその支持部6b、6d上に位置する取り付け孔7a、7cにて固定される構成となっている。ここで、センサプレート7は、シート1の下方における前後左右の計4ヶ所のそれぞれにおいて、床面Fに対して固定されたブラケット6に個々に固定される構成となっており、これにより、センサプレート7とブラケット6とが固定された時点ではセンサプレート7に不要な荷重が作用することはない。その結果、先に述べた連結ブラケット8と連結部材9の間に設けられた寸法誤差吸収のための隙間を最大限に機能させることができ、荷重検出の精度を向上させることができる。さらに、センサプレート7に固定されてセンサプレート7に荷重を入力する連結部材9はシート1に対して枢支される構成となっている。これにより、許容される寸法誤差の範囲が広くなり、荷重検出の精度を向上させる上で非常に有効である。
次に、シート上荷重検出装置10によって行われる荷重検出について説明する。
シート1上に荷重が作用すると、この荷重はシート1を床面Fに対して支持するレール5へと入力される。この場合、シート1は、その左右に設けられた一対のレール5の前後方向、計4ヶ所でブラケット6によって支持されており、シート1上に作用した荷重は図3に示す構造でそれぞれ取り付けられた4ヶ所のセンサプレート7によって検出される。
レール5に作用した荷重は、連結ブラケット8からボルトB1を介して連結部材9、更にはセンサプレート7の取り付け孔7bへと伝わる。その後、その荷重は取り付け孔7a、7cよりボルトB2、B3を介してブラケット6へと作用し、床面へと抜けてゆく。つまり、この様な荷重の伝達過程でセンサプレート7においては、連結部材9のネジ部9tが挿通される位置が荷重入力位置となり、ボルトB2、B3が挿通される位置が荷重出力位置となっていることから、センサプレート7においてはボルトB2、B3が挿通される取り付け孔7a、7cが支点となり、その間に設けられるボルト連結部材9のネジ部9tが挿通される取り付け孔7bが力点となる。その結果、シートに作用する荷重がレール5に作用し、上方から作用した場合には、両支点(7a,7c)にて支持されたセンサプレート7の力点にあたる部分(7b)が下方に変位する。
この変位量を、センサプレート7に一体で設けられた荷重センサSにより検出し、4ヶ所の荷重センサSによりそれぞれ検出された荷重の総和をコントローラ(図示なし)により演算し、その大きさに基づいて荷重判別(例えば、子供着座、大人着座など)を行うことにより、シート1上にどれだけの荷重が作用しているのかを検出することができる。
本発明のシート上荷重検出装置10を車両のシート1に適用した場合のシート1の構成を示す斜視図である。 本発明のシート上荷重検出装置10の構造を示す図である。 本発明のシート上荷重検出装置10の構造を示す分解斜視図である。
符号の説明
1 シート
5 レール(支持部材)
6 ブラケット(固定部材)
7 センサプレート(プレート)
9 連結部材
9h 挿通孔
10 シート上荷重検出装置
D 荷重検出手段
F 床面
B1 ボルト(軸部材)
S 荷重センサ

Claims (4)

  1. シート上に作用する荷重を検出する荷重検出手段が、前記シートを床面に対して支持する支持部材と前記床面に対して前記支持部材を固定する固定部材との間に設けられたシート上荷重検出装置において、
    前記荷重検出手段に固定されて該荷重検出手段に前記荷重を入力する連結部材が、前記支持部材に対して所定の移動が許容された状態で前記支持部材に枢支され、前記荷重検出手段は、前記固定部材上に対の支点が設けられ、該支点の間に力点として前記荷重検出手段が固定されることを特徴とするシート上荷重検出装置。
  2. 前記連結部材は、軸部材を介して前記支持部材に枢支されると共に、前記軸部材の軸方向に沿って前記支持部材に対する所定の移動が許容されることを特徴とする請求項1に記載のシート上荷重検出装置。
  3. 前記連結部材に、前記軸部材が挿通され、該軸部材との間に隙間を有する挿通孔が形成されることを特徴とする請求項2に記載のシート上荷重検出装置。
  4. 前記荷重検出手段は、可撓部材からなるプレートと該プレート上に設けられた荷重センサであり、前記プレートが前記固定部材及び前記連結部材に固定されることを特徴とする請求項3に記載のシート上荷重検出装置。
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JP2008032479A (ja) * 2006-07-27 2008-02-14 Aisin Seiki Co Ltd シート荷重検出装置
JP2008132969A (ja) * 2006-10-31 2008-06-12 Aisin Seiki Co Ltd 荷重検出装置を備えた車両用シート装置

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