JP2005134203A - イオン測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回路構成が極めて簡易で、測定精度に優れ、携帯用に適した可搬型の負イオン測定装置を安価に提供する。
【解決手段】負イオンが吸着するに伴い発生する微弱なイオン電流を、トランジスタ増幅回路12を用いて増幅するので、電圧変換を行なう場合においても信号損失が少なくて済む。そして、このトランジスタ増幅回路の入力端子13Cにイオン電流の入力経路777を接続し、さらに入力経路から分岐する形で検知電極7を開放形態で接続した構造とする。
【選択図】図2

Description

この発明は、イオン測定装置に関する。
特開平6−194340号公報 特開平10−153678号公報 特開2002−189017号公報 特開2001−13109号公報
昨今においては、健康への関心の高さや環境への配慮への意識向上は目覚しいものがあり、空気の浄化や殺菌、あるいは消臭などを目的として、イオン発生装置が使用されている。また、それに関連して、人体への影響等を慮って、大気中の正負のイオンの状態を測定するイオン測定器などが使用されている。従来、大気中のイオンを測定する技術として、検知用電極に高電圧を印加し、その電極に吸引されたイオンの電荷からイオンを測定するイオンカウンタなどが知られているが、装置が大掛かりになってしまうため、一般の生活環境下等での使用を想定した小型のイオン測定器に対する需要も高まりつつある。その一例として、特許文献1〜特許文献3に開示されたものがある。
ところで、上記特許文献1〜3に開示されたイオン測定装置は、いずれもイオン吸着に伴う検知電極の電位変化を、イオン検知情報として直接用いる構成になっているので、検知電極に対するイオン電荷の吸着が平衡状態に到達するまでに相当の時間を要し、検知応答性に難がある問題がある。特に、イオン濃度が高濃度側から低濃度側に移行する場合、被測定イオン以外の分子などとともに形成された吸着層の離脱には、吸着時よりもより時間を要するため、応答の遅れが著しくなりやすい。
また、イオン電極以外の部分、例えば装置筐体などに帯電を生ずると、仮にイオン電極の電荷吸着や離脱が速やかに進んだとしても、それ以外の部分へのイオン吸着による電位がノイズとして重畳し、測定精度と応答性の双方が大幅に悪化する問題がある。特許文献1及び特許文献2においては、帯電解消のための接地を、電池負極を用いて行なっているが、電気的に孤立した機器筐体への強い帯電を、電池負極への接地のみで解消するには根本的に無理がある。さらに、検知電極に測定開始時に相当量の電荷吸着が既に生じている場合も、大きな測定誤差を生じやすくなる。
また、特許文献3には、装置把持部に接点電極を設け、該接点電極から人体を介して接地するイオン測定装置が開示されている。この方式では、検知電極に吸着していた電荷を、人体を介してより積極的に逃がすことができるので、測定開始時における検知電極への電荷吸着はある程度解消できる。しかし、冬期における自動車等への乗降時にしばしば経験するように、人体も着衣などに強い帯電をしばしば生ずるから、人体を介した接地といえども、検知電極や筐体の帯電解消には相変わらず万全であるとはいえない。さらに、イオン検知時も含めて検知電極を、人体を介して常時接地することは、イオン吸着電位を形成するイオンの検知電極への瞬時的な滞留量を現ずることにつながり、イオン検知の感度自体は下がってしまう問題がある。つまり、吸着電荷による電位によりイオン検知する方式では、感度向上のためにイオン吸着量を増やすと応答性が鈍くなり、応答性向上のため電極接地により電荷放出を促進すると感度が低下しやすくなる二律背反に直面せざるを得ないのである。
なお、特許文献4には、検知電極に正又は負のイオン電流発生用電圧を印加し、イオンが吸着するに伴い発生するイオン電流を電圧変換し、これを、イオン量を反映した情報として表示する装置が開示されている。この方式によると、イオン電流の発生により検知電極表面での電荷交換が迅速に進むため、吸着イオンの電極表面からの離脱が速やかに進行し、応答性が向上する利点がある。しかし、特許文献4の装置は、段落0001に「同一場所において大気中に含まれる正負イオン量を測定する」と記載されていることからも明らかな通り、据え置き型の装置構成のみを意識しており、装置を小型・可搬化するための考慮は全く払われていない。具体的には、以下のような欠点がある。
(1)検知電極へのイオン電流発生用電圧の電源回路が、イオン情報の出力処理系回路と完全に分離された構造になっており、回路構成の肥大化を招いている。
(2)微弱なイオン電流を直接電圧変換する構成なので、用いるシャント抵抗も高抵抗値のものを使用せざるを得ず、信号損失が大きい。イオン電流を一旦増幅して電圧変換する方法も考えられるが、上記イオン電流発生用電圧の電源回路とイオン情報の出力処理系回路とに加え、さらに信号増幅回路が追加されるため、装置構成の複雑化は一層甚だしくなる。
(3) イオン情報の出力処理系回路は、マイクロコンピュータによりデジタル処理を施してイオン情報をディスプレイ表示する構造なので、それ自体が大掛かりかつ高価であり、可搬型の装置を安価に提供する目的に本質的に不向きである。
本発明の課題は、回路構成が極めて簡易であるにもかかわらず、負イオン量の測定精度に優れ、携帯用に適した可搬型のイオン測定装置を安価に提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を解決するために、本発明のイオン測定装置は、大気中の負イオンを吸着させる検知電極と、
検知電極に正極性のイオン電流発生用電圧を印加するイオン電流発生用電源と、
イオン電流発生用電圧が印加された検知電極に負イオンが吸着するに伴い発生するイオン電流を増幅するために、トランジスタを増幅素子として有するトランジスタ増幅回路とを備え、増幅回路のトランジスタの入力端子にイオン電流の入力経路が接続され、該入力経路から分岐する形で検知電極が開放形態で接続されてなり、増幅用バイアス電圧を、入力経路を経てトランジスタの入力端子に印加するとともに、該増幅用バイアス電圧の発生電源をイオン電流発生用電源に共用化されたバッテリー電源として装置全体を可搬に構成し、該バッテリー電源から入力経路を経てトランジスタの入力端子に、イオン電流発生用電圧を兼ねた増幅用バイアス電圧を印加し、トランジスタからイオン電流の増幅出力を得る一方、入力されたイオン電流を、トランジスタを経てバッテリー電源の負極に接地したことを特徴とする。
トランジスタとしてはバイポーラトランジスタ及び電界効果トランジスタ(Field
Effect Transistor:FET)のいずれも使用でき、バイポーラトランジスタの場合はベースを、FETの場合はゲートを入力端子として使用する。
上記本発明のイオン測定装置の構成によると、負イオン濃度を検知するに当たり、正極性のイオン電流発生用電圧を検知電極に印加しておき、その状態で被検知イオンを検知電極に吸着させ、イオン電流が発生させる。このイオン電流は、検知電極へのイオン吸着量が多いほど(すなわち、大気中のイオン濃度が高いほど)大きくなり、イオン測定情報として利用できる。イオン電流の発生により検知電極表面での電荷交換が迅速に進むため、吸着した負イオンは電極表面から速やかに離脱し、イオン濃度によらず応答性が大幅に向上する。さらに、電極表面へのイオン電荷の過剰な蓄積も当然生じないから、電極帯電によりイオン検知精度が悪化する不具合も効果的に解消できる。その結果、検知電極への過剰な帯電が効果的に回避でき、また、筐体等への帯電の影響も受けにくいので、大容量の接地を確保できない小型・可搬のイオン測定装置でありながら、感度及び応答性のいずれも良好に確保できる。
そして、本発明においては、負イオンが吸着するに伴い発生する微弱なイオン電流を、トランジスタ増幅回路を用いて増幅するので、電圧変換を行なう場合においても信号損失が少なくて済む。そして、このトランジスタ増幅回路の入力端子にイオン電流の入力経路を接続し、さらに該入力経路から分岐する形で検知電極を開放形態で接続した構造とした。この構成の採用により、増幅用バイアス電圧を、入力経路を経てトランジスタの入力端子に印加すれば、該増幅用バイアス電圧が検知電極にも印加され、これをイオン電流発生用電圧に兼用することができる。その結果、増幅用バイアス電圧の発生電源をイオン電流発生用電源と共用化でき、装置の回路構成の大幅な簡略化に寄与するとともに、該共用化された電源をバッテリー電源とすることで、極めてコンパクトでかつ高感度・高応答性の可搬型イオン測定装置が実現する。また、イオン電流を測定する方式であるため、検知電極をバッテリー電源の負極に接地する構成でも、前述のごとく検知電極や筐体などへの帯電が本質的に生じにくく、特許文献3のごとき人体アースといった複雑な機構を設けなくても済む。
増幅回路は、前述のごとく、バイポーラトランジスタ又はFET電界効果トランジスタを増幅素子として用いたものとして構成できる。そして、増幅素子のベース又はゲートを入力端子として入力経路を接続し、増幅素子のエミッタ又はドレインを、接地経路を経て接地するとともに、増幅素子のコレクタ又はソースが電流・電圧変換抵抗を介して、増幅駆動電源を兼ねるバッテリー電源に接続することができる。これにより、イオン電流は、電流・電圧変換抵抗により電圧変換しつつ増幅することができ、ノイズマージンの大きい大出力信号として出力することができる。該構成は、バイポーラトランジスタの場合は共通エミッタ型の増幅回路を、FETの場合は共通ドレイン型の増幅回路を基本としつつ、その入力端子に検知電極を分岐接続する本発明特有の構成を採用することにより、イオン電流の増幅機能と電圧変換機能とを単純なトランジスタ増幅回路に巧妙に融合できる。これにより、回路をほとんど拡張することなくイオン電流の電圧変換機能が付与することができ、増幅用バイアス電圧の発生電源とイオン電流発生用電源とを共用化することによる小型化効果を保ったまま、イオン測定情報を、その後の出力処理に好都合な電圧信号とて発生することができる。
上記のバッテリー電源は、増幅用バイアス電圧の発生電源及びイオン電流発生用電源だけでなく、当然、出力処理回路用の電源としても共用化されるものである。この場合、携帯型のイオン測定装置を安価に構成するには、出力処理回路の構成の単純・軽量化と低負荷化とを図ることが重要であり、特許文献4のごときマイクロコンピュータを用いたデジタル処理もなるべく行なわず、簡易なアナログ回路として構成することが有利であるといえる。
以下、その具体的な構成例を挙げるが、本発明はこれに限定されるものではない。
(具体例1)本発明のイオン測定装置には、イオン検知電圧と、一定の参照イオン検知量に対応した参照電圧との比較結果を出力する比較回路と、比較回路の出力に基づいて、イオン検知電圧と参照電圧との大小関係を示す表示を行なうイオン検知インジケータとを設けることができる。この構成によると、参照電圧が示すイオン濃度に到達した否かをインジケータの表示状態により簡便に知ることができる。
この場合、比較回路への参照電圧の入力値を、上限参照イオン検知量に対応した上限参照電圧と、下限参照イオン検知量に対応した下限参照電圧値との間で可変入力設定する参照電圧設定操作部を設けることができる。この構成によると、被測定雰囲気に検知電極を暴露した状態で参照電圧設定操作部を、上限参照電圧と下限参照電圧値との一方の側から他方の側に向けて、参照電圧が連続的又は段階的に変化するように操作したとき、イオン検知インジケータが、イオン検知電圧が参照電圧よりも大であることを示す第一表示状態と、同じく小であることを示す第二表示状態との間で切り替わる操作位置を、検知中のイオン量を反映した情報として読み取ることができる。つまり、参照電圧設定操作部の操作位置からイオン濃度値を直読みできるので操作及びイオン測定値読取りの利便性に優れ、しかも、参照電圧設定操作部も可変抵抗などの極めて安価な素子で構成でき、イオン電流値(もしくはその電圧変換値)をデジタル変換する煩雑な処理も一切不要である。
(具体例2)イオン検知電圧と、一定の参照イオン検知量に対応した参照電圧との比較結果を出力する比較回路を設ける場合、該参照電圧を発生するための電源を、イオン検知電圧を発生させるための増幅駆動電源とともに、安定化回路を有さない共通のバッテリー電源として構成することができる。この場合、参照電圧とイオン検知電圧とは、バッテリー電源の電圧に応じて連動変化するものとして供給される。イオン濃度の測定に際しては、検知電圧レベルの安定性を向上させるため、一般には安定化電源(定電圧電源)を介して駆動電圧を供給することが求められるが、安定化電源回路を追加すると装置が肥大化し、価格も高騰する。しかし、イオン検知電圧を参照電圧との比較結果として出力することにより、バッテリーの消耗により電源電圧ひいてはイオン検知電圧が下がっても、参照電圧も該イオン検知電圧に対し相対的に低下するので、イオン検知電圧と参照電圧との相対的な大小関係は補償され、バッテリーが多少消耗しても正確な測定が可能となる。
この場合、バッテリーが極度に消耗していると、上記の構成を採用しても正確なイオン測定はもはや不能となるが、電源電圧がある程度残っていれば、イオン検知電圧と参照電圧との比較出力自体は可能となる。しかし、基準値を下回ったバッテリー電圧による出力は信頼性に欠け、それを正常なイオン測定結果として誤認することは、測定自体が不能となることよりも却って不都合である。そこで、バッテリー電源の電圧が基準値以上に確保されているか否かをチェックするバッテリーチェック回路を設けておくと、所期のイオン測定が可能か否かを随時判断することができ、装置の利便性を改善することができる。本発明のイオン測定装置には、例えば、イオン測定回路と電源との接続をオン・オフする電源スイッチを設けることができるが、この場合、上記のバッテリーチェック回路を、該電源スイッチをオン状態とするに伴い動作するものとし、該チェック結果を表示するバッテリーチェック表示部を設けておくと、装置使用開始時に正確な測定が可能か否かを瞬時に判定でき、バッテリーが消耗しているのに誤って装置を使い続けてしまう不都合もない。
バッテリーチェック表示部はイオン検知インジケータと別に設けることも可能であるが、装置構成を可及的に簡略化(ひいては低コスト化)するためには、表示部の数はできるだけ少なくすることが望ましい。そこで、バッテリーチェック表示部をイオン検知インジケータと共用化し、電源スイッチをオン状態とするに伴い、イオン検知表示に先立って、これと識別可能なバッテリーチェック表示を行なうようにしておけば、表示部の数を減らすことができるばかりでなく、装置使用に先立って正常な測定が可能なバッテリー電圧が残っているかどうかも確実に把握することができる。
イオン検知表示に関しては、イオン検知電圧が参照電圧よりも大であることを示す第一表示状態と、同じく小であることを示す第二表示状態と識別が可能であればよく、例えばLEDなどの発光素子を表示部に用いる場合は、点灯と消灯のどちらかを第一表示状態とし、他方を第二表示状態とすればよい。しかし、近年脚光を浴びている負イオンは、森林や高山などへ赴くか、さもなければイオン発生装置により人工的に発生させるかのいずれかでなければ享受することができず、利用者の通常の生活環境では、負イオン量が基準値未満であることの方が普通である。従って、負イオン検知電圧が参照電圧未満となる状態(以下、イオン非検知状態という)では消灯にしたほうが、バッテリーや表示素子の寿命を延ばす上で好都合である。また、基準値以上に負イオンが発生している場合に表示部を点灯させたほうが、利用者にとり感覚的には自然である。
この場合、バッテリーチェック表示は、バッテリー電圧が基準値以下に下がっている場合の表示状態として、表示素子の点灯状態を対応させることも可能であるが、イオン検知状態を示す点灯状態との区別がつかなくなるし、バッテリー電圧が極端に下がっていると、表示素子の点灯駆動自体が不能となることもあるから、表示素子の消灯状態を対応させるほうが合理的である。
従って、バッテリーチェック表示は、バッテリー電源の電圧が基準値以上に確保されている場合に、電源スイッチをオン状態とするに伴い、バッテリーチェック表示として、イオン検知インジケータを一定期間だけ点灯状態とし、該期間が満了した後、イオン検知インジケータを、イオン検知表示のスタンバイを意味する消灯状態に移行させる一方、バッテリー電源の電圧が基準値未満の場合は、イオン検知インジケータを、点灯状態を経由せずに消灯状態とする構成が最も妥当である。つまり、バッテリー電圧が十分に高い場合には、電源スイッチオン時にイオン検知インジケータを点灯させることで、バッテリー電圧が正常であることを容易に確認でき、しかも一定期間だけ経過すれば、イオン検知表示のスタンバイを意味する消灯状態に移行するので、最初の点灯をイオン検知の点灯と見誤ることもない(なお、測定環境中に負イオンが当初から一定濃度以上に存在している場合は、上記一定期間を経過後もイオン検知インジケータは点灯し続けることになるが、いずれにしろ、スイッチオン時にイオン検知インジケータが点灯することで、バッテリー電圧が正常であることを確認できることに変わりはない)。他方、バッテリー電圧が基準値未満の場合は、イオン検知インジケータはスイッチオン時に消灯となることで、バッテリー電圧異常を確実に検知でき、表示素子の点灯駆動が不能なほどバッテリー電圧が下がっていても、表示素子は同様に消灯となるから、バッテリー電圧異常の把握には何ら支障をきたさない。
上記のようなバッテリーチェック機能は、バッテリー電源電圧により充電されるキャパシタと、該キャパシタに直列接続された定電圧素子(例えばツェナーダイオード)と、当該定電圧素子の出力と比較回路の出力とにより共駆動される、イオン検知インジケータの駆動スイッチとを備えるバッテリーチェック回路により、ハードウェア的に極めて簡単に実現でき、装置の小型化及び低コスト化に大きく寄与する。
発明の実施するための最良の形態
以下、本発明の実施例を、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明のイオン測定装置1の外観を示す図である。
イオン測定装置1は、ケース2の先端面に大気中の負イオンを吸着させる検知電極7が設けられている。また、ケース2の側面部にはボリュームつまみで構成された参照電圧設定操作部5と、LEDにて構成されたイオン検知インジケータ4とが設けられている。図2は、ケース2の内部に設けられたイオン測定回路の一例を示すものである。該回路は、検知電極7に正極性のイオン電流発生用電圧を印加するイオン電流発生用電源40を有する。これにより、検知電極7に負イオンが吸着するに伴いイオン電流が発生するが、該イオン電流は微弱なため、これを増幅するトランジスタ増幅回路12が設けられている。
増幅回路12のトランジスタ13a,13bの入力端子13cには、イオン電流の入力経路777が接続され、該入力経路777から分岐する形で検知電極7が開放形態で接続されている。また、増幅用バイアス電圧が、上記の入力経路777を経てトランジスタ13a,13bの入力端子13cに印加される。該増幅用バイアス電圧の発生電源は、前述のイオン電流発生用電源と共用化されたバッテリー電源40であり、図1のケース2内に該バッテリー電源40を内蔵することで、装置全体が可搬に構成されている。そして、バッテリー電源40から入力経路777を経てトランジスタ13a,13bの入力端子13cに、イオン電流発生用電圧を兼ねた増幅用バイアス電圧が印加され、トランジスタ13a,13bからイオン電流の増幅出力を得る。他方、入力されたイオン電流は、トランジスタ13a,13bを経てバッテリー電源40の負極に接地されている。
増幅回路12は、本実施形態ではバイポーラトランジスタ13a,13bを増幅素子として用いており、バイポーラトランジスタ13aのベースを入力端子13cとして入力経路777が接続されている。そして、バイポーラトランジスタ13a,13b(増幅素子)のエミッタが接地経路13dを経て接地され、同じくコレクタが電流・電圧変換抵抗14,17を介して、増幅駆動電源を兼ねるバッテリー電源40に接続されている。これにより、イオン電流は、電流・電圧変換抵抗14,17により、バイポーラトランジスタ13bのコレクタ電圧として電流電圧変換され、これがイオン検知電圧Vとして増幅出力されることとなる。
なお、増幅回路12を構成するバイポーラトランジスタ13a、13bはFETに置き換えることもできる。この場合、バイポーラトランジスタのベースをゲートに、コレクタをソースに、エミッタをドレインに、それぞれ置き換えた形で結線すればよい。
本実施形態においては、入力経路777上に、バイポーラトランジスタ13aの入力インピーダンスを高くするための入力調整抵抗11を設けている。また、入力経路777の末端と電源線との間には、増幅用バイアス電圧のレベルを調整するためのバイアス調整抵抗10が設けられている。なお、バイアス調整抵抗10の一部が可変抵抗10vとされ、接地側との分圧調整により、増幅用バイアス電圧レベル(ひいてはイオン検知電流レベル)を微調整可能としている。また、増幅用のバイポーラトランジスタ13a,13bは、増幅率拡大のため複数段(ここでは2段)にダーリントン接続されている。本実施形態では、複数のnpnトランジスタ13a,13bのコレクタ側を、各々電流電圧変換抵抗14,17(抵抗値は後段側ほど大きく設定してある)を介して電源線に共通結線しており、バッテリー電源40の電圧変動に基づくコレクタ出力電圧の変動抑制が図られている。
次に、上記増幅回路12からコレクタ電圧の形で増幅出力されるイオン検知電圧Vは、一定の参照イオン検知量に対応した参照電圧Vとともに比較回路(コンパレータ)18に入力される。該比較回路18は、イオン検知電圧Vと参照電圧Vとを比較し、その比較結果を二値出力する。本実施形態において増幅回路12はコレクタフォロワ回路であり、出力反転を生ずるので、比較回路18にてこれを再反転している。従って、イオン検知電圧Vが参照電圧Vよりも大きいとき比較回路18の出力はハイレベルとなり、逆の場合はローレベルとなる。なお、イオン検知電圧Vの入力経路と接地との間には、イオン検知電圧Vの入力をスムージングするためのキャパシタ19が設けられている。
比較回路18の出力により、イオン検知電圧Vと参照電圧Vとの大小関係を示す表示を行なうイオン検知インジケータ4が点灯駆動される。本実施形態では、イオン検知電圧Vが参照電圧Vよりも大のとき、イオン検知インジケータ4を点灯させるようにしている。イオン検知インジケータ4は前述のごとくLEDにより構成され、電源40からの引き込み電流により駆動される。具体的には、比較回路18の出力により第一のスイッチングトランジスタ20を駆動し、該第一のスイッチングトランジスタ20の出力をコンパレータ23により反転させ(符号21,22は入力調整用の分圧抵抗である)、その反転出力により第二のスイッチングトランジスタ33を駆動する。LED4はのカソード側が第二のスイッチングトランジスタ33のコレクタに接続され、アノード側が電源40に接続される。そして、V>Vのときコンパレータ23の出力はローレベルとなり、これに接続されたLED4に引き込み電流が流れてこれを点灯させる。
次に、図1において参照電圧設定操作部5は、比較回路18への参照電圧Vの入力値を、上限参照イオン検知量に対応した上限参照電圧Vmaxと、下限参照イオン検知量に対応した下限参照電圧値Vminとの間で可変入力設定するものとして機能する。具体的には、図2に示すように、バッテリー電源40の電圧を分圧する分圧抵抗群5a,5,5bにより参照電圧Vが作られるのであるが、参照電圧Vを出力すべき分圧点を可変抵抗5により変更可能に設定するようにしており、図1に示すように、該可変抵抗を操作するボリュームつまみが参照電圧設定操作部5をなす。
図1に示すように、参照電圧設定操作部5には目印5iが形成され、ケース2上には、該参照電圧設定操作部5を操作したときの目印5iの移動軌跡に沿う形で、参照イオン検知量(例えば1cm当たりのイオンカウント個数である)を刻んだ目盛り6が形成されている。図3に示すように、被測定雰囲気に検知電極7を暴露した状態で参照電圧設定操作部5を、上限参照電圧Vmax(目盛り6の最大参照イオン検知量(図では2000)に対応する)と、下限参照電圧値Vmin(目盛り6の最小参照イオン検知量(図では50)に対応する)との一方の側から他方の側に向けて、参照電圧Vが連続的又は段階的に変化するように操作する。現在のイオン量(イオン検知電圧V)が最大参照イオン検知量よりも小さければ、例えば、上限参照電圧Vmaxから下限参照電圧値Vminに向けて参照電圧設定操作部5を操作すると、最初はV<Vとなっているから、イオン検知インジケータ4は点灯しないが、操作に伴い参照電圧Vが小さくなり、V>Vになると、イオン検知インジケータ4は点灯する。この点灯を開始したときの参照電圧設定操作部5の操作位置にて目印5iが示す参照イオン検知量を、現在検知している負イオン量として読み取ることができる。
次に、図2に示すように、本実施形態においては、イオン検知電圧Vと、比較回路18への参照電圧Vの発生電源が、イオン検知電圧Vを発生する増幅駆動電源とともに、安定化回路を有さない共通のバッテリー電源40として構成されている。従って、参照電圧Vとイオン検知電圧Vとは、バッテリー電源40の電圧に応じて連動変化する。バッテリーの消耗により電源電圧ひいてはイオン検知電圧Vが下がっても、参照電圧Vも該イオン検知電圧Vに対し相対的に低下し、比較回路18による比較結果出力に及ぼすバッテリー電圧変動の影響が軽減されている。
また、図2の回路には、バッテリー電源40の電圧が基準値以上に確保されているか否かをチェックするバッテリーチェック回路24が設けられている。上記イオン測定回路と電源40との接続は、電源スイッチ2によりオン・オフされるが、バッテリーチェック回路24は該電源スイッチ2をオン状態とするに伴い動作し、その該チェック結果が、バッテリーチェック表示部を兼ねるイオン検知インジケータ4に表示されるようになっている。
イオン検知インジケータ4へのバッテリーチェック表示は、具体的には図4に示すように、バッテリー電源40の電圧が基準値以上に確保されている場合に、電源スイッチ2をオン状態とするに伴い、バッテリーチェック表示として、イオン検知インジケータ4を一定期間だけ点灯状態とし、該期間が満了した後、イオン検知インジケータ4を、イオン検知表示のスタンバイを意味する消灯状態に移行させる。他方、バッテリー電源40の電圧が基準値未満の場合(つまり、バッテリー消耗時)は、イオン検知インジケータ4を、点灯状態を経由せずに消灯状態となる(つまり、始めから点灯しない)。なお、このとき、参照電圧設定操作部5の操作位置は、上限参照電圧Vmax側一杯としておき、負イオンがなるべく発生していない環境下でバッテリーチェックを行なうことが望ましい。
このようなバッテリーチェック機能を、図2のバッテリーチェック回路24は、以下のような回路構成にて実現している。すなわち、電源線と接地線(分岐接地線34)との間に、バッテリー電源40電圧により充電されるキャパシタ26が設けられている。キャパシタ26と分岐接地線34との間には逆流防止用のダイオードが設けられている。そして、キャパシタ26の接地側から分岐して、該キャパシタ26にはツェナーダイオード(定電圧素子)27が接続されている、ツェナーダイオード27の出力は、比較回路18の出力ととともに、イオン検知インジケータ4の駆動スイッチをなす第二のスイッチングトランジスタ33のベースに共通結線されている。これにより、バッテリーチェック用のツェナーダイオード27の出力と、比較回路18の出力とによってスイッチングトランジスタ33はOR駆動される。
バッテリーチェック回路24の動作は以下の通りである。電源スイッチ3をオンにすると、電源電圧がツェナーダイオード27のブレークダウン電圧(基準電圧)よりも高ければ、キャパシタ26を充電しながらツェナー電流が第二のスイッチングトランジスタ33に供給され、比較回路18の出力がロー(つまり非イオン検知状態)であっても、第二のスイッチングトランジスタ33をオンとし、インジケータ4を点灯させる。しかし、この状態で通電が継続されるとキャパシタ26の充電が進み、ツェナーダイオード27への印加電圧が次第に低下する。そして、その電圧がブレークダウン電圧以下になればツェナーダイオード27は遮断状態となり、第二のスイッチングトランジスタ33がオフとなってインジケータ4は消灯する。従って、電源スイッチ3をオンにすれば、キャパシタ26の充電時定数に従いインジケータ4が一定時間点灯し、その後消灯することとなる。なお、キャパシタ26と並列に挿入されたキャパシタ25は、バッテリーチェック時のインジケータ4の点灯時間を調整する働きをなす。
なお、バッテリー電圧が低下していれば、ツェナーダイオード27は初めから遮断状態なので、インジケータ4も点灯しない。また、バッテリー電圧が正常のときは、キャパシタ26,27が一旦充電されてしまうとツェナーダイオード27は遮断状態を維持するので、第二のスイッチングトランジスタ33ひいてはインジケータ4は、比較回路18の出力すなわち負イオンの検知状態によってのみ駆動制御されることとなる。また、電源スイッチ3をオフにすると、キャパシタ26に蓄積されていた電荷は放電抵抗28を経て接地線34側に放電する。
本発明のイオン測定装置の一例を示す外観斜視図。 図1のイオン測定装置の内部構成の一例を示す回路図。 図1のイオン測定装置によるイオン測定方法の概略を示す説明図。 図1のイオン測定装置のバッテリーチェック回路の動作説明図。
符号の説明
1 イオン測定装置
2 電源スイッチ
4 イオン検知インジケータ
5 参照電圧設定操作部
7 検知電極
12 トランジスタ増幅回路
13a,13b バイポーラトランジスタ
13c 入力端子
14,17 電流・電圧変換抵抗
18 比較回路
24 バッテリーチェック回路
26 キャパシタ
27 ツェナーダイオード(定電圧素子)
33 第二のスイッチングトランジスタ(駆動スイッチ)
40 バッテリー電源
777 入力経路

Claims (10)

  1. 大気中の負イオンを吸着させる検知電極と、
    前記検知電極に正極性のイオン電流発生用電圧を印加するイオン電流発生用電源と、
    前記イオン電流発生用電圧が印加された検知電極に負イオンが吸着するに伴い発生するイオン電流を増幅するために、トランジスタを増幅素子として有するトランジスタ増幅回路とを備え、
    前記増幅回路の前記トランジスタの入力端子に前記イオン電流の入力経路が接続され、該入力経路から分岐する形で前記検知電極が開放形態で接続されてなり、増幅用バイアス電圧を、前記入力経路を経て前記トランジスタの入力端子に印加するとともに、該増幅用バイアス電圧の発生電源を前記イオン電流発生用電源に共用化されたバッテリー電源として装置全体を可搬に構成し、該バッテリー電源から前記入力経路を経て前記トランジスタの入力端子に、前記イオン電流発生用電圧を兼ねた増幅用バイアス電圧を印加し、前記トランジスタから前記イオン電流の増幅出力を得る一方、入力された前記イオン電流を、前記トランジスタを経て前記バッテリー電源の負極に接地したことを特徴とするイオン測定装置。
  2. 前記増幅回路はバイポーラトランジスタ又は電界効果トランジスタを増幅素子として用いるものであり、前記増幅素子のベース又はゲートを前記入力端子として前記入力経路が接続され、前記増幅素子のエミッタ又はドレインが前記接地経路を経て接地され、前記増幅素子のコレクタ又はソースが電流・電圧変換抵抗を介して、増幅駆動電源を兼ねる前記バッテリー電源に接続されてなり、前記イオン電流を前記電流・電圧変換抵抗により電圧変換しつつイオン検知電圧として増幅出力する請求項1記載のイオン測定装置。
  3. 前記イオン検知電圧と、一定の参照イオン検知量に対応した参照電圧との比較結果を出力する比較回路と、前記比較回路の出力に基づいて、前記イオン検知電圧と前記参照電圧との大小関係を示す表示を行なうイオン検知インジケータとを備える請求項1又は請求項2に記載のイオン測定装置。
  4. 前記比較回路への前記参照電圧の入力値を、上限参照イオン検知量に対応した上限参照電圧と、下限参照イオン検知量に対応した下限参照電圧値との間で可変入力設定する参照電圧設定操作部を備え、被測定雰囲気に前記検知電極を暴露した状態で前記参照電圧設定操作部を、前記上限参照電圧と前記下限参照電圧値との一方の側から他方の側に向けて、前記参照電圧が連続的又は段階的に変化するように操作したとき、前記イオン検知インジケータが、前記イオン検知電圧が前記参照電圧よりも大であることを示す第一表示状態と、同じく小であることを示す第二表示状態との間で切り替わる操作位置を、検知中のイオン量を反映した情報として読み取る請求項3記載のイオン測定装置。
  5. 前記イオン検知電圧と、一定の参照イオン検知量に対応した参照電圧との比較結果を出力する比較回路を備え、該参照電圧を発生するための電源が、前記イオン検知電圧を発生させるための増幅駆動電源とともに、安定化回路を有さない共通のバッテリー電源として構成され、前記参照電圧と前記イオン検知電圧とが、バッテリー電源の電圧に応じて連動変化するものとして供給される請求項3又は請求項4に記載のイオン測定装置。
  6. 前記バッテリー電源の電圧が基準値以上に確保されているか否かをチェックするバッテリーチェック回路が設けられている請求項5記載のイオン測定装置。
  7. 前記イオン測定回路と電源との接続をオン・オフする電源スイッチを備え、前記バッテリーチェック回路は該電源スイッチをオン状態とするに伴い動作するものとされ、該チェック結果を表示するバッテリーチェック表示部が設けられている請求項5記載のイオン測定装置。
  8. 前記バッテリーチェック表示部が前記イオン検知インジケータと共用化されており、前記電源スイッチをオン状態とするに伴い、イオン検知表示に先立って、これと識別可能なバッテリーチェック表示を行なう請求項7記載のイオン測定装置。
  9. 前記バッテリーチェック表示は、前記バッテリー電源の電圧が基準値以上に確保されている場合に、前記電源スイッチをオン状態とするに伴い、前記バッテリーチェック表示として、前記イオン検知インジケータを一定期間だけ点灯状態とし、該期間が満了した後、前記イオン検知インジケータを、前記イオン検知表示のスタンバイを意味する消灯状態に移行させる一方、前記バッテリー電源の電圧が基準値未満の場合は、前記イオン検知インジケータを、点灯状態を経由せずに消灯状態とする請求項8記載のイオン測定装置。
  10. 前記バッテリーチェック回路は、前記バッテリー電源電圧により充電されるキャパシタと、該キャパシタに直列接続された定電圧素子と、当該定電圧素子の出力と前記比較回路の出力とにより共駆動される、前記イオン検知インジケータの駆動スイッチとを備える請求項9記載のイオン測定装置。
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JP2007114177A (ja) * 2005-09-21 2007-05-10 Sharp Corp イオン検出装置及びイオン発生装置
JP2010027211A (ja) * 2008-07-15 2010-02-04 U-Tec Corp イオン発生装置及びこれを備えた除電装置

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