JP3885693B2 - ガス遮断装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガス使用上の安全を図るガス遮断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のガス遮断装置は、図4に示すように流路内に設けられた遮断弁1と、制御電源であるリチウム電池2と、ガス使用時の安全性を監視し電圧検出信号aを出力するマイクロコンピューター3内の安全監視部4と、安全監視部4から送られる電圧検出信号aを受け取るとリチウム電池2の電圧を測定し電圧低下信号bを出力するトランジスタ5と遮断弁1と同抵抗値の擬似抵抗6と電圧検出IC7を用いた電圧検出回路8と、電圧低下信号bを受け取ると遮断信号cを出力する遮断命令部9と、遮断命令部9から送られる遮断信号cを受け取ると前記遮断弁1を駆動する遮断弁駆動回路10とで構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のガス遮断装置では、使用するリチウム電池は残存容量が減少すると電圧が低下するという特性を有し、併せて低温時は電圧が低くなり高温時は電圧が高くなるという特性も有している。したがって、気温変化によってはリチウム電池の残存容量を正確に測定できないため、リチウム電池の残存容量が十分あるにも拘わらず電池の残存容量が減少したと誤判定してしまう可能性があった。
【0004】
そこで、本発明の目的は、ダイオードの特性である低温時は逆方向電流が小さく、高温時は逆方向電流が大きくなることを利用し、また逆方向電流を測定することで、気温を測定し、正確なリチウム電池の残存容量を測定することができる機能を備えたガス遮断装置を提供することを目的としている。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明は、流路内に設けられた遮断弁と、制御電源である電池と、前記遮断弁を駆動する遮断弁駆動回路と、前記遮断弁駆動回路に遮断信号を出力するマイクロコンピュータと、前記マイクロコンピュータからの電圧検出信号により前記遮断弁と同程度の擬似負荷を接続したときの前記電池の電圧を測定する電圧検出回路と、前記電池と並列に接続したダイオードの逆方向電流を測定する電流検出回路と、前記電流検出回路からの電流信号に基づいて気温を判別し気温判別信号を出力する気温判別部と、前記電圧検出信号からの電圧低下信号に基づいて遮断信号を出力する遮断命令部とを備え、前記電流検出回路は前記電圧検出回路からの電圧低下信号が出力されたときに作動し、電流信号に基づく気温判別結果が所定気温以下の場合は前記電圧低下信号を無視し、気温判別結果が所定の気温内の場合は前記遮断命令部を介して遮断信号を出力するようにしたものである。
【0006】
上記発明によれば、ダイオードの逆方向電流を測定することで、気温を測定し正確なリチウム電池の残存容量を測定することができるため、電池の残存容量が十分あるにもかかわらず電池の残存容量が減少したと誤判定してしまう危険性をなくすことができる。
【0007】
また、電圧検出回路からの電圧低下信号で作動する電圧印加回路を有したものである。そして、ダイオードで構成する電流検出回路に印加する電圧を入り切りすることで、電池の消耗を削減することができる。
【0008】
さらに、逆方向電流特性の異なる複数のダイオードを有したものである。そして、逆方向電流特性の異なる複数のダイオードを使用することより、精度の高い気温測を行うことができる。
【0009】
【実施例】
以下本発明の実施例について図面を用いて説明する。
【0010】
(実施例1)
図1は本発明の実施例1のガス遮断装置の構成図である。図1に示すように、流路内に設けられた遮断弁1と、制御電源であるリチウム電池2と、遮断弁1を駆動する遮断弁駆動回路10と、ガス使用時の安全性を監視し電圧検出信号aを出力するマイクロコンピューター3内の安全監視部4と、安全監視部4から送られる電圧検出信号aを受け取ると前記リチウム電池2の電圧を測定し電圧低下信号bを出力するトランジスタ5と遮断弁1と同抵抗値の擬似抵抗6と電圧検出IC7を用いた電圧検出回路8と、リチウム電池2と並列に接続するダイオード11と、電圧検出回路8から送られる電圧低下信号bを受取るとダイオード11の逆方向電流を測定する負荷抵抗12とADコンバータ13を用いた電流検出回路14と、電流検出回路14から送られる逆方向電流信号dを受け取ると逆方向電流信号dに応じて気温を判別し気温判別信号eを出力する前記マイクロコンピューター3内の気温判別部15と、気温判別信号eを受け取ると遮断弁駆動回路10へ遮断信号c出力する前記マイクロコンピューター3内の遮断命令部9で構成されたガス遮断装置である。
【0011】
次に上記構成における作用を説明する。電圧検出回路8は安全監視部4から送られる電圧検出信号aを受け取るとリチウム電池2の電圧を測定し、所定値以下であれば電圧低下信号bを出力する。電流検出回路14は電圧低下信号bを受け取るとダイオード11の逆方向電流を負荷抵抗12に印加される電圧にてADコンバータ13で検出し気温判別部15に逆方向電流信号dを出力する。気温判別部15は所定のよりも低い気温と判定した場合は、電圧低下信号bを無視し、所定の気温内であればリチウム電池2の電池容量が減少したと判定し、気温判別信号eを遮断命令部9へ出力する。また、遮断命令部9は気温判別信号eを受け取ると遮断弁駆動回路10へ遮断信号cを出力し、遮断弁1を駆動することにより流路を閉栓する。
【0012】
本実施例によれば、ダイオード11の逆方向電流を測定することで気温を測定し、正確なリチウム電池2の残存容量を測定することができるため、リチウム電池2の残存容量が十分あるにもかかわらず電池の残存容量が減少したと誤判定してしまう危険性をなくすことができる。
【0013】
(実施例2)
図2は本発明の実施例2のガス遮断装置の構成図である。図2に示すように、実施例1と異なる点は、ダイオード11に印加する電圧を入り切りするトランジスタA16を用いた電圧印加回路17を追加したものである。
【0014】
次に上記構成における作用を説明する。
【0015】
電圧検出回路8は安全監視部4から送られる電圧検出信号aを受け取るとリチウム電池2の電圧を測定し、所定値以下であれば電圧低下信号bを出力する。電圧印加回路17は電圧低下信号bを受け取るとトランジスタA16を駆動させダイオード11に電圧を印加する。
【0016】
電流検出回路14はダイオード11の逆方向電流を負荷抵抗12に印加される電圧にてADコンバータ13で検出し気温判別部15に逆方向電流信号dを出力する。また、気温判別部15は所定のよりも低い気温と判定した場合は、電圧低下信号bを無視し、所定の気温内であればリチウム電池2の電池容量が減少したと判定し、気温判別信号eを遮断命令部9へ出力する。
【0017】
遮断命令部9は気温判別信号eを受け取ると遮断弁駆動回路10へ遮断信号cを出力し、遮断弁1を駆動することにより流路を閉栓する。
【0018】
本実施例によれば、ダイオードに印加する電圧を入り切りすることで電池の消耗を削減することができる。
【0019】
(実施例3)
図3は本発明の実施例3のガス遮断装置の構成図である。図3に示すように、実施例2と異なる点は、逆方向電流の大きなダイオードA18と、逆方向電流の小さなダイオードB19を並列に用いたものである。
【0020】
次に作用を図3を用いて説明する。電圧検出回路8は安全監視部4から送られる電圧検出信号aを受け取るとリチウム電池2の電圧を測定し、所定値以下であれば電圧低下信号bを出力する。電圧印加回路17は電圧低下信号bを受け取るとトランジスタA16を駆動させダイオード11に電圧を印加する。電流検出回路14は並列に設置した逆方向電流の大きなダイオードA18と、逆方向電流の小さなダイオードB19の逆方向電流を負荷抵抗19に印加される電圧にてADコンバータ13で検出し気温判別部15に逆方向電流信号dを出力する。また、気温判別部15は所定のよりも低い気温と判定した場合は、電圧低下信号bを無視し、所定の気温内であればリチウム電池2の電池容量が減少したと判定し、気温判別信号eを前記遮断命令部9へ出力する。
【0021】
遮断命令部9は気温判別信号eを受け取ると遮断弁駆動回路10へ遮断信号cを出力し、遮断弁1を駆動することにより流路を閉栓する。
【0022】
本実施例によれば、逆方向電流特性の異なる複数のダイオードを使用することより、精度の高い気温測定を行うことができる。
【0023】
【発明の効果】
以上の説明から明化のように本発明のガス遮断装置によれば次の効果が得られる。
【0024】
ダイオードの逆方向電流を測定することで気温を測定し、正確なリチウム電池の残存容量を測定することができるため、リチウム電池の残存容量が十分あるにもかかわらず電池の残存容量が減少したと誤判定してしまう可能性をなくすことができる。
【0025】
また、ダイオードに印加する電圧を入り切りすることで電池の消耗を削減することができる。
【0026】
さらに、逆方向電流特性の異なる複数のダイオードを使用することより、精度の高い気温測を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のガス遮断装置の回路図
【図2】本発明の実施例2のガス遮断装置の回路図
【図3】本発明の実施例3のガス遮断装置の回路図
【図4】従来のガス遮断装置の回路図
【符号の説明】
1 遮断弁
2 リチウム電池
8 電圧検出回路
10 遮断弁駆動回路
11 ダイオード
14 電流検出回路
15 気温判別部
17 電圧印加回路
18 ダイオードA
19 ダイオードB
Claims (3)
- 流路内に設けられた遮断弁と、制御電源である電池と、前記遮断弁を駆動する遮断弁駆動回路と、前記遮断弁駆動回路に遮断信号を出力するマイクロコンピュータと、前記マイクロコンピュータからの電圧検出信号により前記遮断弁と同程度の擬似負荷を接続したときの前記電池の電圧を測定する電圧検出回路と、前記電池と並列に接続したダイオードの逆方向電流を測定する電流検出回路と、前記電流検出回路からの電流信号に基づいて気温を判別し気温判別信号を出力する気温判別部と、前記電圧検出信号からの電圧低下信号に基づいて遮断信号を出力する遮断命令部とを備え、
前記電流検出回路は前記電圧検出回路からの電圧低下信号が出力されたときに作動し、電流信号に基づく気温判別結果が所定気温以下の場合は前記電圧低下信号を無視し、気温判別結果が所定の気温内の場合は前記遮断命令部を介して遮断信号を出力するようにしたガス遮断装置。 - 電圧検出回路からの電圧低下信号で作動する電圧印加回路を有した請求項1記載のガス遮断装置。
- 電流検出回路は逆方向電流特性の異なる複数のダイオードを有した請求項1または2記載のガス遮断装置。
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